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[[北海道]]の[[常呂町]]に生まれる。161cm、56kgと小柄。体脂肪率は5.8%。[[自衛隊]]に入り、高校時代から始めた[[レスリング]]で[[オリンピック]]出場する夢も、父の後を継いだ毛ガニ[[漁師]]の夢も、先天性の弱視が原因で諦め、今は指圧師として働いている。毎回1stステージのスタート地点で、守護神とも呼ばれる、[[毛ガニ]]を抱えている。そのためあだ名は、毛ガニの秋山である。秋山はサスケに挑戦する人物達を、「メジャー世界で活躍する人がトップアスリートだったら、僕達みたいなのは雑草アスリートですから」と語っている。[[ホタテ]]漁師の弟、秋山公宏が第11回大会に一度だけ出場している。1stステージのバランスブリッジでリタイアした。 |
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第16回は1stステージはクリアするも、2ndステージの終盤、メタルスピンで落下。さらに翌第17回は1stステージの新エリア、サークルスライダーでリタイア。かつて天敵だったジャンプハングは攻略したものの、やはり弱視のためか、ジャンプしてロープなどの障害物に掴まるエリアを苦手としている模様。 |
第16回は1stステージはクリアするも、2ndステージの終盤、メタルスピンで落下。さらに翌第17回は1stステージの新エリア、サークルスライダーでリタイア。かつて天敵だったジャンプハングは攻略したものの、やはり弱視のためか、ジャンプしてロープなどの障害物に掴まるエリアを苦手としている模様。 |
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今回のSASUKEで引退を考え |
今回のSASUKEで引退を考えた。理由は、[[長野誠]]が二人目の完全制覇を成し遂げたためである。「もうサスケのチャンピオンは、僕じゃなくて長野誠ですよ」、「自分がした完全制覇は、完全に過去のものだと思ってる」とも語っている。秋山は過去に、第12回大会では事前特集番組で「2度目の完全制覇を果たし、誰にも抜かれない記録を作り、終わりにしたい」とも語っていた。完全に引退と決めたわけではなく、気が向いたらまた挑戦したいという。今後はその情熱を、仕事と家族に向けたいと語っている。前方の障害物が、ほとんど見えていない状態でサスケに挑む秋山。いつ失明するか分からない恐怖と共に、彼は戦い続けている。 |
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==SASUKEで出場した大会の結果== |
==SASUKEで出場した大会の結果== |
2007年2月3日 (土) 11:44時点における版
秋山 和彦(あきやま かずひこ、 1973年1月3日 - )は、TBS『SASUKE』のSASUKEオールスターズの1人。SASUKEの完全制覇者。クイックマッスル(3分間腕立て伏せ)世界記録保持者(307回)。逢和治療院 院長。
人物
北海道の常呂町に生まれる。161cm、56kgと小柄。体脂肪率は5.8%。自衛隊に入り、高校時代から始めたレスリングでオリンピック出場する夢も、父の後を継いだ毛ガニ漁師の夢も、先天性の弱視が原因で諦め、今は指圧師として働いている。毎回1stステージのスタート地点で、守護神とも呼ばれる、毛ガニを抱えている。そのためあだ名は、毛ガニの秋山である。秋山はサスケに挑戦する人物達を、「メジャー世界で活躍する人がトップアスリートだったら、僕達みたいなのは雑草アスリートですから」と語っている。ホタテ漁師の弟、秋山公宏が第11回大会に一度だけ出場している。1stステージのバランスブリッジでリタイアした。
SASUKEでの戦歴
第2回に初出場。クイックマッスルでの活躍が評価されたのか、いきなりのゼッケン100番だった。しかし弱視の影響で、暗闇の2ndステージ攻略に時間がかかり、タイムアップとなってしまう。第3回でも2ndステージタイムアップ。しかし第4回は、1stステージで残りタイム20秒を残す余裕を見せつけ、2ndステージも残り10秒でバク転を披露。この大会新設されたクリフハンガー、ゴールまでの距離が長くなり難易度の上がったパイプスライダーに次々と飲み込まれていく挑戦者達。その中でただ1人3rdステージをクリア。その勢いのまま、ファイナルステージを驚異的速さで登りきり、初の完全制覇を達成した。(なんと6秒残しである。)第5回は治療院設立のため欠場。
完全制覇者として2大会ぶりに登場した第6回は、新設されたジャンプハングでまさかのリタイア。弱視のためにエリアが見えにくいことが災いした。涙を流し、戦友の山田勝己が歩み寄る場面もあった。第7回もここでリタイア。第8回は、17万円のトランポリンで何度も練習を積んだが報われず、またしてもジャンプハングリタイア。(なおこのジャンプハングは秋山が完全制覇した第4回には存在していないエリアだった。) 引退も決意していた第9回は、まさかのスタートエリア五段跳びでの着水となってしまう。翌第10回はゼッケンを81番(正確には、10回記念大会のため981番)まで下げられてしまう。肌を焼き、ヒゲも生やし、心機一転で挑んだこの大会、苦手のジャンプハングを攻略するも、そり立つ壁でタイムアップ。これで完全制覇後、なんと5大会連続1stリタイアとなってしまう。 第11回は大会前に膝の手術を行ったため、自宅のそり立つ壁さえ一度もクリアできずに本大会に挑むこととなったが、なんとかそり立つ壁をクリア。そしてタイムアップとほぼ同時にボタンを押し、残り0,03秒で3年半ぶりの1stステージクリアを果たした。クリア後のインタビューでは涙を流した。この大会は3rdステージまで進出した。翌第12回でも3rdステージに進出。持ち前の腕力で次々と難関エリアを攻略し、パイプスライダーまで到達。第4回の再現かと思われたが、惜しくもここで脱落。しかし、秋山完全復活を印象付けた。
第13回は日没後の挑戦となったこともあり、障害物のロープの位置の確認に気を取られ、踏み切りを失敗しねじれた壁で脱落。 第14回、第15回は反り立つ壁でタイムアップ。 第16回は1stステージはクリアするも、2ndステージの終盤、メタルスピンで落下。さらに翌第17回は1stステージの新エリア、サークルスライダーでリタイア。かつて天敵だったジャンプハングは攻略したものの、やはり弱視のためか、ジャンプしてロープなどの障害物に掴まるエリアを苦手としている模様。
今回のSASUKEで引退を考えた。理由は、長野誠が二人目の完全制覇を成し遂げたためである。「もうサスケのチャンピオンは、僕じゃなくて長野誠ですよ」、「自分がした完全制覇は、完全に過去のものだと思ってる」とも語っている。秋山は過去に、第12回大会では事前特集番組で「2度目の完全制覇を果たし、誰にも抜かれない記録を作り、終わりにしたい」とも語っていた。完全に引退と決めたわけではなく、気が向いたらまた挑戦したいという。今後はその情熱を、仕事と家族に向けたいと語っている。前方の障害物が、ほとんど見えていない状態でサスケに挑む秋山。いつ失明するか分からない恐怖と共に、彼は戦い続けている。
SASUKEで出場した大会の結果
()の中はその時のゼッケン ★は今大会最優秀成績、もしくはファイナリスト 第5回大会は欠場
- 第2回大会 (100) 2nd、ウォールリフティング
- 第3回大会 (99) 2nd、ウォールリフティング
- 第4回大会 (86) 完全制覇 ★
- 第6回大会 (100) 1st、ジャンプハング
- 第7回大会 (99) 1st、ジャンプハング
- 第8回大会 (99) 1st、ジャンプハング
- 第9回大会 (100) 1st、五段跳び
- 第10回大会 (981) 1st、そり立つ壁
- 第11回大会 (99) 3rd、ボディプロップ
- 第12回大会 (97) 3rd、パイプスライダー
- 第13回大会 (91) 1st、ねじれた壁
- 第14回大会 (71) 1st、そり立つ壁
- 第15回大会 (81) 1st、そり立つ壁
- 第16回大会 (71) 2nd、メタルスピン
- 第17回大会 (71) 1st、サークルスライダー
本大会以外での出来事
- クイックマッスル(3分間腕立て伏せ)307回世界記録保持者。詳しくは山田勝己「本大会以外での出来事」の欄へ。東京湾アクアラインで行われた、9ミニッツ(9分間腕立て伏せ)で3位の実績も持つ。鼻血を出しながらも腕立てを続けるその姿は、まさに圧巻である。
- 2001年、筋肉番付内の1コーナー、筋肉行脚にて山田勝己と三色筋肉(1分毎に腹筋、背筋、腕立て伏せをする)対決を行った。結果は山田202回。秋山200回で山田の勝利となった。両者200回越えというのは、相当なハイレベルである。後ろでNo.1決定戦の垂れ幕が下がっていたため、収録されたのはスポーツマンNo.1決定戦時だと思われる。
- SASUKEとの2冠を目指して、海筋肉王にも出場。1stステージスイングマストでリタイア。 また、その予選会の1分間腕立て伏せで164回という記録も作っている。
- 2006年12月13日。お台場のマッスルパーク報道イベントに、山田勝己、長野誠と共に参加。