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「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」の版間の差分

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[[Category:東証一部上場企業]]
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===外部参照サイトー===
*[http://www.tsutaren.sakura.ne.jp/ ツタヤのレンタル料金]

2008年5月18日 (日) 08:41時点における版

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
Culture Convenience Club Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4756
2000年4月26日上場
略称 CCC
本社所在地 530-0001
大阪府大阪市北区梅田二丁目5番25号(※1)
設立 1980年(昭和55年)1月31日
(株式会社芙蓉経営科学研究所)(※2)
業種 サービス業
法人番号 2120001077107 ウィキデータを編集
事業内容 フランチャイズ事業、商品事業、直営事業、インターネット関連事業、カード関連事業を統括する純粋持株会社
代表者 増田宗昭(代表取締役社長)
資本金 123億3,200万円
2007年3月31日現在)
売上高 連結:2,106億1,500万円
単独:34億2,600万円
(2007年3月期)
総資産 連結:1,180億7,000万円
単独:562億0,000万円
(2007年3月期)
従業員数 連結:3,448名 単独:24名
(2007年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 増田宗昭 24.33%
マスダアンドパートナーズ(株) 16.40%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 8.70%
主要子会社 (株)TSUTAYA 100%
(株)ツタヤオンライン 100%
(株)レントラックジャパン 100%
関係する人物 三木谷浩史(社外取締役)
外部リンク www.ccc.co.jp
特記事項:※1 登記上の本店所在地。本社事務所は東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー21階にある。
※2 1998年4月1日に株式額面変更のため、それまでのカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は吸収合併されて解散している。解散した同社の設立日は1985年9月20日
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TSUTAYAの店舗例(甲府南店)

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社CCC、英文表記:Culture Convenience Club Co., Ltd.)は、日本の企業集団「CCCグループ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社グループ)」を統括する持株会社である。

連結事業として、

などを行う複合量販店チェーン「TSUTAYA」を運営している。

概説

かつてはCCCがTSUTAYAのフランチャイザー業務を行っていたが、2006年に設立した子会社「株式会社TSUTAYA」へ同業務を移し、CCCは純粋持株会社となった。

音楽・映像ソフトレンタル

TSUTAYAは音楽・映像ソフトのレンタル店として日本最大手のチェーン(部門売上高、2005年度)である。さまざまな形態での店舗開発を進めてきたほか、業界5位(1999年度)であったアコムから店舗網を譲受し、3位(2004年度)であったサンレジャーをフランチャイジーとするなど、他チェーンの取り込みも行って規模を拡大してきた。2006年2月時点でのレンタル取扱店舗数は1,251店となっている。

特に渋谷駅北西にあるTSUTAYA渋谷店は、品揃えでは日本一とも言われており、陳列商品のジャンル分けも例えば

に細分されているといった充実ぶりである。ソフト化はされたがマイナー作品である故地元で見つからなかった事を理由に、遠い距離からわざわざ渋谷店まで来るマニアもいる(mixiの映像作品別コミュニティでは、作品のソフト化や設置店状況について、TSUTAYA渋谷店の情報が時々出る事がある)。

一部の店舗を除いて会員カードが共通化されており、1店舗の会員となるだけで複数店舗でのレンタルを利用できる。一部店舗では、音楽・映像ソフト以外にコミックのレンタルも取り扱っている。

オンラインDVDレンタルの分野では、CCCグループの「株式会社ツタヤ・ディスカス」が日本最大を自称している。

音楽・映像ソフト販売

TSUTAYAは音楽・映像ソフトの販売店チェーンとしても日本最大手(部門売上高、2005年度)である。CCCグループは「ヴァージン・メガストアーズ・ジャパン」、「すみや」を傘下に収めており、売上高が業界2位(2005年度)の「新星堂」とも提携している。これらの店舗に、TSUTAYAの音楽・映像ソフト販売店舗を合わせると、1,100店を超える(2006年2月)販売店網となっている。

グループ外企業との提携

CCCグループでは共通ポイントサービス「Tポイント」を展開しており、グループ外の異業種企業と積極的に提携を行っている。詳しくはティーポイントを参照のこと。

ポイント提携サービスと景表法

外部企業とのポイントサービスを展開する上で、景品表示法の対策が必須となる。 提携先には、高額商品から小額商品を扱う会社までがある為、景品表示法的な問題とクーポン施策などの効果は比例する関係になるのが、ポイントサービスの特徴である。

沿革

  • 1982年 - 大阪府枚方市の枚方駅前百貨店5Fに、喫茶店兼レンタルレコード店の「LOFT」を開店。
  • 1983年3月 - 「LOFT」の姉妹店として、枚方市岡東町24-14大和ビル1F・2Fに1号店である「蔦屋書店 枚方駅前店」を開業(後に移転してTSUTAYA枚方駅前本店となる)。
  • 1985年9月 - 大阪府吹田市垂水町にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を設立。
  • 1986年6月 - 加盟店舗への商品供給のため、日本出版販売と業務提携。
  • 1988年1月 - 中古商品を取り扱うユー・ファクトリー株式会社(後のカルチュア・パブリッシャーズ株式会社)を大阪府吹田市に設立。
  • 1988年10月 - マーケティング部門として株式会社アダムス(後の株式会社Tカード&マーケティング)を大阪府吹田市に設立。
  • 1993年7月 - CD販売事業「TSUTAYA RECORDS」のフランチャイズ展開を開始。
  • 1994年7月 - 書籍販売事業「TSUTAYA BOOK NETWORK」のフランチャイズ展開を始める。
  • 1994年10月 - 『ないビデオはない』をコンセプトに掲げた都市型大型店「TSUTAYA恵比寿ガーデンプレイス店」オープン。『マルチ・パッケージ・ストア』の原型ともいえる店舗「TSUTAYA山内店」オープン。
  • 1995年9月 - タイ・バンコクに「TSUTAYAプレジデント・パーク店」オープン。
  • 1995年12月 - 大阪府枚方市にマルチ・パッケージ・ストアのモデル店「TSUTAYA東香里店」オープン。
  • 1996年9月 - 東京都世田谷区に加盟店および社員向け研修施設「蔦屋楽舎」を開校。
  • 1997年5月 - ゲームソフト販売事業「GAME TSUTAYA」のフランチャイズ展開を開始。
  • 1998年4月1日 - 50円額面株式へ変更のため、形式上の存続会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(旧・株式会社芙蓉経営科学研究所)と合併し、同日、実質の存続会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は解散。
  • 1998年7月 - 韓国・城南市に株式会社シーシーシーコリアとのライセンス契約による1号店「C3 CLUB盆唐本店」オープン。
  • 1998年10月 - プロサッカークラブ「FC東京」の運営会社「東京フットボールクラブ株式会社」設立に際し、東京ガス富士銀行テレビ東京などと共に出資者となる。
  • 1999年7月 - インターネットを利用したサービス「TSUTAYA online」開始。
  • 1999年12月 - 渋谷ハチ公交差点正面に商品位置検索システム、シネマコンシェルジュ、音楽ダウンロード端末など、新サービスを取り入れた未来型店舗「SHIBUYA TSUTAYA」オープン。
  • 2003年3月 - ローソン(現在はファミリーマートに異動)及び新日本石油との間でポイントに関する業務提携を締結(「ティーポイント」を参照のこと)。
  • 2003年4月 - 東京都港区に開設された商業施設「六本木ヒルズ」内に「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」をオープン。
  • 2004年3月 - レントラックジャパンへのTOBを実施し、子会社化する。
  • 2004年4月1日 - 会員証の全国共通化を開始する(一部店舗を除く)。
  • 2005年3月31日 - TSUTAYA STORES ホールディングスが、丸井からヴァージン・グループの日本法人「ヴァージン・メガストアーズ・ジャパン」の全株式を取得し子会社化する。
  • 2005年11月 - 株式会社アイ・エム・ジェイ、株式会社デジタルスケープ、株式会社デジタルハリウッドを子会社化する。
  • 2006年3月1日 - CCCがTSUTAYA事業を分割し株式会社TSUTAYAを新設、持株会社制へと移行。
  • 2006年6月 - 株式会社TSUTAYAが新星堂第三者割当増資を引き受け、新株予約権を取得する。
  • 2006年7月 - 株式会社TSUTAYAがすみやの第三者割当増資を引き受け子会社化する。
  • 2007年3月31日 - ローソンとのポイント提携が終了、東京ミッドタウンに本専門の「TSUTAYA BOOKS東京ミッドタウン店(KONAMI本社前店)」開業。
  • 2007年11月20日 - ファミリーマートとのポイント提携開始。

株主優待(2007年3月末時点の株主)

単元株数は100である。

株数 TSUTAYAポイント
300以上 2000
3000以上 5000
10000以上 10000

グループ企業

一部を列挙する。

主なフランチャイジー

TSUTAYAフランチャイジーのうち、多店舗展開する企業の一部を列挙する。

レオクラブインターナショナル
親会社であるスーパーマーケット 福島・新潟・栃木のリオン・ドールの店舗の一部に併設して展開(フランチャイズ展開初期~中期のころは「レオクラブ」と冠していた)。リオン・ドールコーポレーション系列。
ウイル
四国地方にて店舗を展開。サニーマートグループ。
オー・エンターテイメント
近畿地方、および三重県で「TSUTAYA WAY」を展開。オークワグループ。
ゴトー
静岡県を基盤とし、東京都、神奈川県、愛知県、京都府にも店舗を展開。
サンレジャー
業界3位(2004年度)のレンタル店チェーン「サンホームビデオ」を運営していたが、2005年にFC加盟した。小野グループ
すばる書店
千葉県、埼玉県にて店舗を展開。
ブックエース
茨城県を基盤とし、福島県、千葉県、埼玉県にも店舗を展開。関東地方を中心に展開を行う。
精文館書店
愛知県を基盤とし、静岡県、神奈川県、千葉県、埼玉県にも店舗を展開。
ダイレクトショップ
京滋地方を基盤とし、岐阜県、石川県、奈良県にも店舗を持つ。平和堂グループ。
フォージィ・グループ
新大阪店・東三国店・吹田店とTSUTAYA RECORDSを展開。
トップカルチャー
新潟県を中心に、信越地方、関東地方にて店舗を展開。
ニューコ・ワン
熊本県を基盤とし、福岡県、宮崎県にも「蔦屋書店」や「TSUTAYA AVクラブ」を展開。
ビコムキタムラ
レンタル店チェーン「BOM」を運営していたが、2005年にFC加盟し、主に九州地方にて店舗を展開する。キタムラグループ。
文苑堂書店
富山県、石川県にて店舗を展開。
明文堂書店
富山県、石川県などにて店舗を展開。
新星堂
大手CD販売店。2006年6月にフランチャイズ契約。
株式会社フジ
中四国地方で「メディアシティ バッハ」・「バッハ書店」を展開。2007年9月にフランチャイズ契約。
株式会社ミナトカルチャーコンビニエンス
株式会社デンコードー
宮城県名取市に本社(登記上は仙台市宮城野区)を置くケーズホールディングス傘下の家電量販店「TSUTAYA by Denkodo」「WonderGoo TSUTAYA」名で、東北各地に店舗を展開している。ただし、秋田県は、高桑書店が運営する「高桑書店TSUTAYA」と重複しない地域にのみ展開している。
エディオン
傘下のエイデンにより、愛知県、岐阜県にて店舗を展開。


その他

関連項目

  • CDレンタル
  • レンタルビデオ
  • 蔦屋重三郎 - 江戸時代浮世絵の版元。写楽歌麿を送り出した。TSUTAYAという名前は、蔦屋重三郎にあやかり「現代の蔦屋になる」という意志を込めたことと、かつてCCC創業者の祖父が「蔦屋」の屋号を使っていたことに由来する。
  • CCRE(旧:カルチュア・パブリッシャー→CCRエンタテインメント) - 元CCCの連結子会社。後にゲームソフト事業の譲渡、親会社(CCC)からのMBOによる資本独立等を経て、CCRエンタテインメント(現在のCCRE)となる。
    • ディースリー/D3パブリッシャー - 嘗てのカルチュア・パブリッシャー(後のCCRエンタテインメント)ゲームソフト部門。後に同部門スタッフが独立・転籍、ゲームソフト会社のディースリー・パブリッシャー(現:D3パブリッシャー)が設立された。現在は遊技機パチスロ)大手・フィールズの傘下である上場持株会社・ディースリーの事業子会社となっている。

外部リンク

グループ企業

フランチャイジー


外部参照サイトー