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「ヘタリア」の版間の差分

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蘭秋 (会話 | 投稿記録)
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:[[トマト]]作りが得意。[[フラメンコ]]と[[闘牛]]の他印象が薄いことを非常に嘆いていた。大きな黒牛を飼っているが、闘牛用では無い模様。
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;ポーランド
;ポーランド
:過去はリトアニアと連合を組んだ大国。楽天家で自己中心的だが、人見知りで敬虔な一面がある。語尾が「~なんよ」という[[名古屋]]の若者のような喋り方をする(作者の趣味らしい)。肩辺りまで伸びた真っ直ぐな金髪でやや小柄。女性として登場する予定だったせいなのか、時折女装している。
:過去はリトアニアと連合を組んだ大国。楽天家で自己中心的だが、人見知りで敬虔な一面がある。語尾が「~なんよ」「~やし」という[[名古屋]]の若者のような喋り方をする(作者の趣味らしい)。肩辺りまで伸びた真っ直ぐな金髪でやや小柄。女性として登場する予定だったせいなのか、時折女装している。
:ロシアに敗れた際リトアニアを奪われたが、現在はソビエトからの独立を果たしたリトアニアを経済・技術的に支援し、ロシア支配払拭の手助けをしている。リトアニアには一方的にわがままを押し付けているようで、彼と喧嘩した際の発言からもポーランドなりの友情がある事が伺える。{{要出典|引用には出典が必要です}}他にイタリア=ヴェネチアーノと友好関係がみられる。ロシアは天敵。自国で暴れる酒乱のイギリスに辟易してギリシャと共同戦線を張るが、いまだ解決していない。
:ロシアに敗れた際リトアニアを奪われたが、現在はソビエトからの独立を果たしたリトアニアを経済・技術的に支援し、ロシア支配払拭の手助けをしている。リトアニアには一方的にわがままを押し付けているようで、彼と喧嘩した際の発言からもポーランドなりの友情がある事が伺える。{{要出典|引用には出典が必要です}}他にイタリア=ヴェネチアーノと友好関係がみられる。ロシアは天敵。自国で暴れる酒乱のイギリスに辟易してギリシャと共同戦線を張るが、いまだ解決していない。
:自国の菓子が好きで、[[ポニー]]を可愛がったり家をピンクに塗り替える計画について考えたりしている。
:自国の菓子が好きで、[[ポニー]]を可愛がったり家をピンクに塗り替える計画について考えたりしている。

2008年5月26日 (月) 11:59時点における版

Template:継続中の作品 Axis powers ヘタリア(ヘタリア)とは「キタユメ。」で連載中の日丸屋秀和(元:日丸屋和良)のウェブコミック作品、またはそれをもとに幻冬舎コミックスより発売された書籍のことである。

概要

第一次世界大戦から第二次世界大戦の世界史をモチーフの主軸としたパロディ作品。

登場人物の殆どが「国」であり、その国の人柄や風土を人格として模したキャラクターたちの織り成す、国擬人化歴史コメディ漫画である。古代や中世、現代などのストーリーも外伝的に発表されている。

ただし各キャラクターは「国」の擬人化と言う体裁を取るが、戯画におけるジョン・ブルやアンクル・サムのような国家そのものを戯画化した物と言うよりは国民性のステレオタイプを1人(ないし2人)の人物に仮託したものである。キャラクターの扱いはどちらかといえば、エスニックジョークにおけるステレオタイプ化した「イタリア人」「ドイツ人」に近い。

作品名の由来は第二次世界大戦中やその前の戦争でイタリア軍がへたれとも言えるエピソードを残していることから一部の軍事・歴史マニアの間で「ヘタリア」と呼称されていたものと、枢軸国の英語表記である「Axis Powers」を組み合わせたもの。

占領・統治は「同居」[1]、条約締結は「友達になる」、王・皇帝・首相など国家を代表する人物は「上司」、その他の実在した人物には「あの子」などの親しげな表現がとられる。実在する国名を使用しているが、時代によってはあいまいな部分もある。政治的・差別的意図はない。

個人サイトで連載されている作品にも関わらずオンリーイベントが開かれたりOekakiBBSの版権お題板で取り扱われたりするなど、高い人気を得ている。

登場キャラクター


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


主要国

イタリア=ヴェネチアーノ
この作品の主人公。北イタリアを象徴する[2]
作中では「イタリア」と言えば彼を指し、「ヴェネチアーノ」の方で表記されることは少ない。茶色の髪をマカロニ(イタリアの伊達男)風に左右に流している。白人としては平均的な身長。くるんと丸まった毛が生えており、「イタリア人の性的な何か」らしい。
絵画、料理などの技能に優れるが、楽観的で抜けた性格が災いしてか軍事面での能力が極端に低い。
性格は陽気で社交的な典型的ラテン気質とはいえ、臆病な面が強く泣き虫。食(主にパスタ)と女性を愛する。
寝るときは全裸。しかし、起きても上着しか着ないで外出することが多い。
幼少期に祖父(古代ローマ帝国)と暮らすも彼と死別したのちはイタリア継承戦争の戦勝国であるオーストリアに占領され、長い間下働きの生活を送る。その際、ハンガリーの古着を着ていた所為で支配する側として同居していた神聖ローマ帝国に女性と勘違いされて思慕を寄せられていた[3]。このころの身長はリンゴ7個分を縦に並べたくらい。
「ヴェ~」という謎の感嘆詞[4]をよく口にする。
ドイツ
生真面目で融通が利かない、苦労性のゲルマン人。現在のドイツ連邦共和国内に本拠地があるプロイセンとは別人。後ろに撫でつけた金髪と長身が特徴。メインの3人の中では設定年齢が最も若い。
勤勉実直な性格で昔から上司にも周りの国にも恵まれない。第二次世界大戦前は合併したオーストリアと同居しているが、どちらかと言えば振り回されている。
枢軸国のリーダー的存在で特にイタリアの保護者的立場にいるが、イタリアの兄・ロマーノには煙たがられている。弱いなりに自分を慕うイタリアを大切にしているが、それをだしにしてロシアと半強制的に友好関係を結ばされたり使用人の立場であるはずのオーストリアに逆に使われたりしているシーンもある。
国民的代表食のじゃがいもソーセージをこよなく愛することから「じゃがいも野郎」と罵倒されることがある。ビールが好き。趣味は菓子作りや犬の散歩、貯蓄など。マニュアル人間で機械を過信する。
日本
200年間引きこもっていたために他人との接触を苦手とする節があり、礼儀正しく温厚ではあるが無気力な態度をとることが多い。黒髪でメイン3人では最も背が低いが、最年長。
口調は丁寧だが流されやすく周りに影響されやすいところがあり、自分の意見をはっきりと言わない。ただし、思いつめると突拍子の無い行動に出る。イタリア旅行に行って性格がイタリア化したり、スイスに軍事訓練を受けてスイス化したりと何かと染まりやすい。
いわゆるオタク。現在確認出来る限りゲーム、漫画、写真など守備範囲は広い様子。年末は自分で忍者や武士を題材とした同人誌を執筆していた。

連合国

アメリカ
元・英領であったが独立後急激に成長した若い国。外見のモデルとなったのはカナダ人。
明朗快活で正義感は強いが思考が単純で言外の意を汲み取る能力に著しく欠けている[5]。金髪長身のアングロサクソン的な容姿。眼鏡は独立後にかけ始めたもので、テキサス州にあたるもの。
旧宗主国であるイギリスとは最初友好的であったが、独立戦争を境として急激に関係悪化。独立後は一応友好的に接してはいるが、たまに扱いが冷たい。
好物はハンバーガーアイスクリーム、チョコレートなど菓子類やジャンクフードが中心。味覚が発達しているとは言えない。ゲーム、映画、考古学が趣味。
クジラや宇宙人[6]と友達付き合いをしている。出稼ぎとしてやってきたリトアニアを家政夫として雇っていた時期がある。
車を引きずってイギリス探しまわるほど腕力が強く筋肉質な体つきだが、最近太った(痩せる為に運動ばかりし、筋肉がついただけ)のを気にしている。だが食事制限をする気は無いらしい。
クジラを求め、日本に開国を求めた。ロシアとは犬猿の仲であるが、他の国とは比較的良好な関係を結んでいる。[7]
イギリス
妖精や霊を信じる料理好きの味オンチ国家。お菓子を作ればテロと言われ、マクドナルドを三ツ星シェフが絶賛する国である。金髪で身長はやや低く特徴的な太い眉毛。この眉毛はイギリスの紳士的な何かを表している。好意が友好的な言動に繋がりにくい、いわゆるツンデレ
大国であったスペインを手下の海賊をけしかけて破った事もある。私掠行為などを繰り返したため、元ヤン呼ばわりされる。酒癖はすこぶる悪い。友達が少なく、幼いアメリカに癒しを求めたが、あっさりと独立される。その後は長く「栄光ある孤立」が続くが、日英同盟を締結することで日本と友達になった。
フランスとは喧嘩友達で腐れ縁、ロマーノには激しく脅えられており、中国・ロシアには敵意を持たれている。アメリカ、シーランドに対しては保護者のような振る舞いを見せる。
妖精達と暮らしておりユニコーンをこよなく愛するが、ほとんどの国は彼らを視認できないため幻覚扱いされている[8]。しかし、アメリカの友人の宇宙人はバカにしていて幽霊は怖い。
趣味は刺繍や料理など。紅茶をこよなく愛している。
フランス
外見は首の付け根辺りまで伸ばした金髪に薄い髭の美丈夫だが、それを補って余りあるセクハラ発言を頻発する。被害者は男女を問わないが、本人なりに基準はある様子。天敵の筈であるオーストリアには「顔と振る舞いが好み」と発言しており、ちょくちょくちょっかいを出している。
芸術に優れるが第一次世界大戦時の軍服があまりに華美だったため、絶好の狙撃の的にされていた。一度はヨーロッパ全土を手にしたこともある大国だが、あのお方がいなくなってから軍事はあまり得意でない。現在は農業と料理が得意。経済難に陥ることが多く、国としての存命が危うくなった際に宿敵であるイギリスに連合国化を迫ったことがある。
過去数度の大戦を繰り返ししょっちゅう小競り合いを起こしているイギリスとは犬猿の仲だが、利害の一致を見れば手を組むことも多々ある腐れ縁である。ロシア、イタリア、日本、スペイン、ギリシャとは仲が良い様子。
過去2度のサイトジャックを果たし、殆んど全裸で暴れ回ったこともある。前貼りの薔薇は携帯電話を兼ねる。
中国
パンダと暮らし、韓国を除いたあらゆる国に別荘を持つ。外見は若いが恐らく最年長で、韓国や日本を始めとするアジア諸国の兄貴分を自認する。小柄で長い黒髪を後ろで括っている。上司はの姿をしている。
過去のイザコザから日本に裏切られたと思っているが、現在は比較的仲が良い様子。ロシアは天敵、イギリスは腹の立つ相手、弟扱いしてきた韓国の言動に現在頭を痛めている。
「~ある」「~よろし」とエセ中国語を喋り、時折「好」などの中国語の発言も見られる。イギリスと話すときは嫌味なのか語尾が「~あへん」になったこともある。
言葉だけを見ると鷹揚で思慮深く、連合国でのいざこざの際に傍観者的立場で使われることが多い。一方その行動には、年のわりに落ち着いた所はあまり見られない。
ディズニーサンリオなどのかわいらしいキャラクターが好き。キティちゃんの人形を大切にしているが、勢いあまってコピー商品を作り、問題を巻き起こすことも多々ある。料理は上手だが、彼の持ちこむ既製品の菓子は誰も口に入れようとはしなかった。
ロシア[9]
非常に大柄で、言動は純粋で幼いが、時折腹黒い表情を見せる事も。
ウォトカが好きでいつも持ち歩いている。寒い地方で孤独に過ごしたため冬が嫌いで、温かいところや騒がしいところが好き。将来的にはひまわりに囲まれた暖かな家に住みたいという夢を見ている。
基本的には純粋な青年だが、怒ったときは「コルコルコルコル」と呟き人を脅すなど不穏な言動が多く見られる。
リトアニア・エストニア・ラトビアのバルト三国と暮らしている時期が長い。ポーランド分割が趣味で、リトアニアはポーランド・リトアニア連合国を倒した際に連れてきた。上司には恵まれていない。
アメリカ・イギリスとは敵対することが多くフランスとは比較的友好的、中国は気に入っている様子。そのうちどの国も全部ロシアにしてやろうと思っている。

関連国

イタリア=ロマーノ
イタリア=ヴェネチアーノの兄で、南イタリアを象徴する。枢軸国だが、本編中で日独北伊の3国と共に描写されることはあまりない。傲岸で威圧的な態度を取りがちだが弟同様軍事的には滅法弱く、長らく他国(主にスペイン)の支配下にあった。「ちくしょー」「このやろー」が口癖で、弟より目つきがきつく髪はやや横に分けている。
弟のヴェネチアーノに対し、劣等感を感じていた。弟ともどもオーストリアに制圧された後、スペインに譲渡されたが、掃除や家事も苦手なロマーノは使用人としての役目はあまり果たしていない。何か困ったことがある度に「助けろ!」と兄貴分兼育て親のスペインを呼び出している。得意なことはナンパとスリ。
旧宗主国であったが愛情深いスペインをそれなりに慕っている。弟と仲がよいドイツを嫌っている。男嫌いだが女には優しい。フランスやイギリスを見ると脅えるなど強いものにはとことん弱い。
オーストリア(ハプスブルク)
元は異民族に対抗するため成立した国で短気だったが、今はおっとりした貴族青年。「お忘れなさい」「この御馬鹿さんが」等と特徴的な敬語で話す。几帳面な性格だが、要領が悪い。後ろに撫でつけた濃い茶色の髪と縁の細いメガネ(「オーストリアにおける音楽的な何か」)、口元のほくろが特徴。目はそれほど悪くないが、メガネを外すと地味な顔なのでかけっぱなしにしている。
過去に神聖ローマ帝国[10]と共にイタリア=ヴェネチアーノを支配した。
主従関係のなくなった今でもハンガリーとは親しく交際している。同居中のドイツともそれなりに仲がよい。その他ではスペインと仲が良く、フランスやプロイセンは天敵。幼馴染のスイスとは関係がこじれたまま。スイスやプロイセンと対照的に腕っ節は弱い。
「お下品」なことが嫌いで、怒りでさえピアノ演奏で訴えるほど。一方で、他人からの干渉に際して妙な反骨精神のようなものを垣間見せる。まだ着られる洋服を粗末にすると怒る。
ピアノをはじめ音楽全般が得意。菓子作りにも過剰な情熱と才能を発揮するが、製作中に何故か爆発音が鳴り響く。極度の方向音痴。
ハンガリー
元々遊牧民族だったが、定住してから他国に侵略され最終的にオーストリアと支配に近い共存関係に落ち着いた。数少ない女性として描写されている国。ゆるく波打つ腰まで伸びた髪と幼い顔立ちに豊かな胸の持ち主。オーストリアから贈られた花のモチーフのついたヘアピンを愛用しており、これはバラトン湖を象徴したもの。腐女子[11]
オーストリアを慕い、ドイツがオーストリアを占領しようとした際にイタリアと一緒に最後まで引き留めた。オーストリアの召使いになった幼いイタリアを可愛がり、自分の服を着せていた[12]
普段は幼いイタリアの面倒を見、家事に精を出すしとやかな女性。しかしながら自ら軍を率いて戦場に立ち、オーストリア継承戦争で攻め込んできたプロイセンをほぼ撤退させたり、フランスをフライパンで撃退するなど、時折非常に行動的な一面を見せる。
スイス
軍事的永世中立国で、自治を守るために引きこもりがち。目つきが鋭く、前髪を短く切ったショートボブで小柄。性格は排他的で血気盛ん。一人称は「吾輩」。形式ばった文語調で話す。苦労してきたせいか倹約家。なんだかんだで面倒見はいい。
自国及び自分の心の平安を乱す人間には一切の容赦はない。リヒテンシュタインを溺愛しており、髪を切っただけで大ショックを受けていた。オーストリアとは幼馴染だが、関係をこじらせたままである。
外人嫌いだが金銭的な勘に優れ、世界の財政を握っている。更に、重火器に代表される兵器の生産に優れ永世中立国ながら軍事力にも優れており、スイス人傭兵の質の高さは世界に知れたところである。常にライフルを携行している。
スペイン
かつての大国である情熱の国。短い髪と浅黒い肌の長身の青年。性格は快活でやや能天気だが、植民支配を広げていた時代には血生臭い武勇伝も多く存在する様子。広域的な関西弁で喋る。対人関係においては非常に鈍感。
幼いイタリア=ロマーノの統治権をオーストリアに与えられ、召使いとして同居したが逆に振り回される場面が多い。それでもロマーノを可愛がり、そのため度々危機に瀕した。現在でもロマーノとは非常に仲がよい。イタリアを非常に可愛がっており、イタリアからも慕われている。オーストリアは親友でフランスは悪友。アメリカとイギリスを嫌っている様子。
トマト作りが得意。フラメンコ闘牛の他印象が薄いことを非常に嘆いていた。大きな黒牛を飼っているが、闘牛用では無い模様。
ポーランド
過去はリトアニアと連合を組んだ大国。楽天家で自己中心的だが、人見知りで敬虔な一面がある。語尾が「~なんよ」「~やし」という名古屋の若者のような喋り方をする(作者の趣味らしい)。肩辺りまで伸びた真っ直ぐな金髪でやや小柄。女性として登場する予定だったせいなのか、時折女装している。
ロシアに敗れた際リトアニアを奪われたが、現在はソビエトからの独立を果たしたリトアニアを経済・技術的に支援し、ロシア支配払拭の手助けをしている。リトアニアには一方的にわがままを押し付けているようで、彼と喧嘩した際の発言からもポーランドなりの友情がある事が伺える。引用には出典が必要です[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。他にイタリア=ヴェネチアーノと友好関係がみられる。ロシアは天敵。自国で暴れる酒乱のイギリスに辟易してギリシャと共同戦線を張るが、いまだ解決していない。
自国の菓子が好きで、ポニーを可愛がったり家をピンクに塗り替える計画について考えたりしている。
リトアニア
旧ソ連諸国。誰にでも人当たりよく穏やかで実直な青年。そこそこ長身の平均的で中性的な容姿で、首の中ほどまで伸ばした茶色の髪。バルト三国の中では年長で兄のような立場。背中に大きな傷がある。非常識な人間に振り回され続けた経験からか、常識人ながら柔軟な状況適応能力を見せる。
ポーランドに命を救われて以来、親友として面倒を見たり守る事も多かった。敵対関係になってからも彼を非常に心配している。
アメリカに出稼ぎに出ていたこともある[13]世界恐慌後不景気になったアメリカよりロシアの元へ強制送還されることになった。この時、クジラや宇宙人と仲良くなっている。
ポーランドとは親友。エストニア、ラトビアに慕われている。小さい頃から一緒に居たベラルーシに好意を寄せていた[14]。ロシアに気に入られており、ロシア好みにされた事がある。アメリカとも仲が良い。
趣味は料理と格闘技の観戦。
エストニア
旧ソ連諸国。バルト三国の優等生と呼ばれ、理知的だが打算的な一面も見せる。切り揃えた前髪と伊達メガネが特徴。初期は臆病だったが、経済発展に伴って自信が出てきた様子。出番は多くなく、初期のセリフの殆どは「ラトビアァぁぁぁぁ!!!」であった。
フィンランドとは親友で、リトアニアとは友人。ラトビアとは昔は仲が良かったものの、現在は悪化している。ロシアとは反目しあっている。
パフォーマンスが得意で、フィンランドの家で開かれる祭り(フィンランド項の奇妙な世界大会参照)では常に上位を取っていく。
ラトビア
旧ソ連諸国。いつもびくびくした態度で非常に幼い外見。小柄でふわふわとした色の薄い巻き毛が特徴。粗忽なのか不用意な発言でロシアの機嫌を損ねたり、不慮の事故に遭う率が高い。たまに恐ろしい行動を取る。
協力関係にある国が少なかったために、今もロシアの支配から逃れられず友達を欲しがっている。ロシアに脅える一方でリトアニアを慕っており、エストニアとは最近関係が悪化ぎみ。最近知り合ったシーランドには兄ぶった態度で接するが、逆に心配されている。
読書や詩などが好き。
韓国
非常に明るく元気のいい若者。筋肉質でアジアの中では長身、無造作に後ろに撫でつけた黒髪で額からひょろんと毛が立っている。この毛は「韓国民の何かそういった気持ち」を象徴しており、稀に顔が描かれることもある。中国やアメリカに対しては敬語だが、そうでない時は語尾に「~だぜ」と付く。
隣国である中国と日本によく遊びに行っては傍若無人に振るまい迷惑がられている。一方でアメリカは苦手な様子。
自国とキムチと自国の自動車メーカーをこよなく愛する。
トルコ
ヨーロッパとアジアに跨るかつての強国。仮面と帽子を常に身に着けているが、素顔は刈り込んだ黒髪に髭と男らしい顔立ちである。軽快な江戸弁(山の手のお屋敷言葉)で喋る。
日本とは友好関係にあるが、同じく日本と友好関係にある隣国・ギリシャと非常に仲が悪い。ギリシャが幼い頃は支配関係にあり共同生活をしていた。フランスが脅える大国であったがかつて海戦でちびたりあ(幼少期のイタリア=ヴェネチアーノ)に惨敗したこともある。
ギリシャ
体格のいい長身の青年で、黒い巻き毛と長く形のいい眉が特徴。マイペースで忘れっぽく常にのんびりとしている。
オリンピック発祥の地である古代ギリシャを母に持つ。古代ギリシャ時代の競技会であるオリンピュアの存在をフランスに伝え、乗り気になったフランスが現代のオリンピックとして復古させた。
観光ついでに酒を飲んで暴れるイギリスを撃退しようとしたが失敗。
オリーブオイルと猫が好きで、トルコとは極端に仲が悪い。基本的に無表情で、時折支離滅裂な事を口にする。日本とは仲が良く、日本語の勉強をしている。おっとり、ぼんやりとした話し方をする。現在設定年齢の判明しているキャラクター中では中国を除けば最年長であり、潔く自身を「おっさん」と認識している。遺跡発掘がライフワーク。
スウェーデン
無口で無表情な青年。長身で凛々しい顔立ち、眼鏡を掛けていて顔をしかめることが多い。議論好きであり、シュールストレミングの原産国。
北欧の訥訥とした喋り方を再現するためか東北訛り[15]
北欧の獅子と呼ばれた元ヴァイキング。無口で無愛想な強面のため初対面の人間を不必要に怯えさせているが、本人はいたってマイペース。フィンランドを長年支配下に置き、友達であり自分が面倒を見てやったと自負している。
デンマークから独立したのちにフィンランドを従え、リトアニア・ポーランド連合国からエストニアとラトビア(の半分)を引き抜いてスウェーデン・バルト帝国を築く。フィンランドに対しての親愛の情は厚く、周りに彼を「女房」と紹介して一緒に暮らしている。
フィンランド
北欧の一国。温和で明るい性格、基本的に敬語。金髪でやや幼い顔立ち。
ロシアの脅威から逃れるために、デンマークからの独立後自らスウェーデンの配下に入った。スウェーデンを「スーさん」と呼んで慕う反面、有難迷惑に近い感情も持つ。
サンタクロース発祥の地であり『ムーミン』を生んだ国。自身もクリスマスにはサンタとしてそりに乗り世界を回る。すさまじいネーミングセンスと世界一まずい飴「サルミアッキ」をおいしくいただける味覚の持ち主でもある。エストニアとは昔から仲が良い。ロシアを苦手に思っている。
奇抜なイベントを企画しては自ら参加している。飼い犬に「血まみれ花たまご」と名づけようとしたが、スウェーデンから無言で窘められ「花たまご」で妥協した。
神聖ローマ帝国
イタリアの幼児時代にのみ登場する国。外見はほぼイタリアと同じくらいの年。身長はリンゴ7個分とみかん1個分を縦に並べたくらい。性格は少年らしくやや不器用で、自分の高圧的な物言いにしばしば落ち込む。イタリアを追い回すのに夢中で自国の内乱に手が回らず、戦時に後手に回ってしまった。
ローマ帝国に憧れ、第二のローマ帝国足らんとローマと名乗ってはいるが関係は薄い[16]。オーストリアらと同居しており、かつてのローマ帝国の血を引くイタリアを欲した。何度もイタリアを「一緒にローマ帝国になろう」と強引に勧誘して失敗してきた。オーストリアが召使いとして屋敷にイタリアを連れてきた事を知って部屋でこっそり大喜びするなど可愛らしい面もある。
ハンガリーの服を着ていた幼いイタリアを女だと勘違いし恋心を抱いていたが、オーストリアと敵対する道を選んだときにイタリアとも別れ、その後長い戦争に巻き込まれていった。
古代ローマ帝国
ヴェネチアーノとロマーノの祖父と表現されるかつての強国。浅黒い肌と黒い巻き毛を持つ。広くヨーロッパを支配したが、イタリアによると、国家として肥大しすぎたために衰弱し、最後はヴェネチアーノを連れて隠棲した後に息を引き取ったらしい。
若いころはテンションの高い女好きの自信家。凄まじいまでの孫馬鹿。
プロイセン
中世末期以降の話に登場する、神聖ローマ帝国内の1国。何かとずるがしこく、高笑いが特徴の高圧的なキャラクターだが、どこか三枚目。淡い色の短髪と鋭い目つきが特徴。作者によると瞳は赤っぽい紫であるが、時々青に描くこともあるかもしれないということ。
神聖ローマ帝国の当主とも言えるオーストリアの戴いた王マリア・テレジアが女性であったことにかこつけて侵略戦争を仕掛ける。フランス・スペインと組んだオーストリア継承戦争ではシュレジェン他を奪いながら協約を結び、更にオーストリアに対して攻めの姿勢を見せる。
かつてのドイツ騎士団で、のちにゲルマン系諸国を纏め上げる国に成長する。かつてのドイツの諸邦からの信頼も厚い。幸運な人物として設定されたが、どんどん三枚目的になっている。近現代では東ドイツとは彼を指しているようで、ドイツの事をヴェスト(ドイツ語で西の意味)と呼んでいる。
フリードリヒ2世が大好きで、彼亡きあとも何かとフリードリヒ2世の武勇伝を持ち出してくる。ドイツとは親戚との描写があるが、オーストリアとは仲が悪い。フランスをやや苦手に思っている節がある。ハンガリーに想いを寄せているようだがまったく相手にされていない。イタリアは好き。
第二次世界大戦後はロシアの支配下に置かれて日々イタリアの暖かい日差しを夢見ながら、儲からない仕事に精を出す羽目になった。
初期段階では髪型が決まっておらず、初登場の際には帽子を被り、髪型を隠していた。没になったキャラクターデザインはロン毛でポーランドに近い顔だった。
シーランド
正確には正式な国家で無く、イギリス領海に放置された建造物。楽天家で前向きな性格で正式な国家を目指し爵位を売り歩いている。イギリスに似た個性的な眉と幼い顔立ち、セーラー服が特徴。
ややぞんざいな口調で語尾は「~ですよ」。
イギリスの事を「イギリスの野郎」と呼び、なかなか独立を認めないイギリスに反発している。しかし、困った時はイギリスに頼る。
初対面でスズランで刺されると言う衝撃的な出会いを果たしたラトビアと仲がよい様子。現在はスウェーデン、フィンランドと同居しており、特にスウェーデンには実の親子のように懐いている。
カナダ
アメリカのせいで目立たなくなってしまった国。髪型以外の容姿はアメリカとよく似ている。口調もアメリカに似ているが、一人称は「僕」で敬語も使える。やや気弱で極端に影が薄く、非常に動作が遅い。
れっきとしたG8の一員だが、会議(サミットと思われる)に遅刻しても誰からも気付いてもらえなかった(イギリスは「G8」なのに7人しかいないことに違和感を覚えていたが)。
アメリカが世界中で威張っているためによく被害を被っており、アメリカと仲の悪いキューバからは「アメリカの子分」と認識されボコボコにされたことがある。国に活気が出ることを期待して移民の制限を緩和するが、結果的に中国と韓国に居座られる羽目になった。クマ二郎という名の熊を飼っているが、お互いに相手の名前を正確に覚えていた事は無い。
キューバ
中米の社会主義国家の島国。
社会主義化以来アメリカとは国交断絶するくらい仲が悪い。
アメリカと仲が悪いせいかカナダのことを「アメリカの子分」と勘違いしたことがあるが、当のカナダとの関係は良好。
根は陽気で男気あふれるいい兄ちゃんだが、最近体がメタボ気味。アイスクリームが好き。
ベラルーシ
旧ソ連諸国。前髪を中央で分けたロングへアとリボンカチューシャが特徴の冷たい印象の女性。
他の旧ソ連諸国とはそこまで親しくは無い様子。ロシアには忠実なようで、ロシアと一緒にラトビアを脅すこともあった。
リヒテンシュタイン侯国
オーストリアとスイスの間に存在する小さな永世中立国。お嬢さま然とした少女で、幼児体型。髪型は耳の横の髪を長めにしたボブヘアー。
元はオーストリアの貴族で、長らくドイツの家にいたがドイツ連邦解体時に独立し、今は外交・軍事・郵便などをスイスに委任している。スイスからは溺愛されている様子が伺えるが、本人もスイスを「兄さま」と呼ぶなど、スイスを慕っている[17]
スイスに似せた髪型・衣装を気に入っているようだが、そのせいで男の子に見間違えられたことがある。

ゲーム展開

学園ヘタリア

通称「学ヘタ」。ヘタリア本編の時間軸を基本に、世界諸国の通学する学校「WW学園」を舞台にしたパラレルワールド。ライブメーカーを用いて作られたシミュレーションゲームであり、現在は体験版のみダウンロードすることが出来る。

学園の主軸は当時の国際連盟に基づいており、生徒会長にイギリス、副会長にフランスを置いて展開する。プレイヤーの操作する主人公は南洋の島国「セーシェル」であり、選択肢によってヘタリアキャラクターとセーシェルの交流を深めていくことが出来る。

セーシェル
アフリカにある旧英領の島国。ぱっちりした目と浅黒い肌と2つに分けて耳の下辺りでリボンで結んだ長い黒髪が特徴的。
フランスに誘われて学校に入学することを決めるが登校初日にイギリスに捕まり、手下にされる。
他にも漫画研究会所属の日本・イタリア・ドイツの3人組や中国、アメリカ、ロシア、風紀委員のオーストリアとハンガリーなどの国々と出会う。本人はいたって平均的な性格だと思っているようだが、どこかしら常識離れした言動を垣間見せる。
エキセントリックなデザインの国旗とマグロと亀をモチーフにした国章に若干のコンプレックスがある。

のと様ゲー

ヘタリアの掲載サイトである「キタユメ。」の別連載作品『すすめ!北工放送部』およびフリーゲーム『バルヨナボンバーズ』の登場キャラクターである金沢のと(通称のと様)が手下を従え、ターゲットキャラクターに羞恥の限りを尽くすミニゲームシリーズ。

4作目までのターゲットは全て『バルヨナボンバーズ』のキャラクターであったが、5作目ではハンガリー、プロイセン、スペインらがターゲットに抜擢されている。ヘタリアキャラクターたちは上の学ヘタの項にあるWW学園に通う生徒という設定で話が作られている。なお、プロイセンに限ってはヘタリア本編よりもこちらのゲームのほうが台詞が多い。

各国のプロフィールについて

一部のキャラクターには、「もし人間の名前をつけるとしたらどんな名前か」という質問が寄せられたのに対して作者が日記内で回答した名前と同様の質問の回答である外見年齢が存在する。年齢は建国を基準にしているのか、国力的な成長をしていても各国同士の設定年齢の逆転はないように見られる。たとえば、急成長したアメリカは見た目的にも急激に成長したが、育ての親であるイギリスより設定年齢が低い。人物としての名前は、作中には一切(番外編の一部を除く)登場しない架空のものである。

外見年齢の具体的数値はあくまで作者が描く目安にしている漠然としたもの。また、各国の名前は歴史上の偉人や作者の友人の名前などから取られている事が多いようである。

以下、キャラクターごとの人間名と年齢を列挙する。

イタリア=ヴェネチアーノ
フェリシアーノ・ヴァルガス、20歳、172cm
イタリア=ロマーノ
ロヴィーノ・ヴァルガス、22~23歳
ドイツ
ルートヴィッヒ(苗字不詳)、20歳、180cm
日本
本田菊、年齢はひみつとのこと、165cm
アメリカ
アルフレッド・F・ジョーンズ、19歳、177cm
イギリス
アーサー・カークランド、23歳、175cm
フランス
フランシス・ボヌフォワ、26歳、175cm
以前「ジャンとかアルセーヌとか」と書かれていたこともある
中国
王耀、4000歳(仙人という設定らしい)、169cm
ロシア
イヴァン・ブラギンスキ、年齢は不詳、182cm
オーストリア
ローデリヒ・エーデルシュタイン
ハンガリー
エリザベータ・ヘーデルヴァーリ
スペイン
アントーニョ・フェルナンデス・カリエド、25歳
スイス
バッシュ・ツヴィンクリ、18歳
ポーランド
フェリクス・ウカシェヴィチ、19歳
リトアニア
トーリス・ロリナイティス、19歳
ラトビア
ライヴィス・ガランテ、15歳
エストニア
エドァルド・フォンヴォック、17歳
韓国
任勇洙(イ・ヨンスもしくはイム・ヨンス)、15~16歳
トルコ
サディク・アドナン、年齢は素顔公開の暁に明らかになるようである
ギリシャ
ヘラクレス・カルプシ、27歳
スウェーデン
ベールヴァルド・オキセンスシェルナ、21歳
フィンランド
ティノ・ヴァイナマイネン、20歳
プロイセン
ギルベルト・バイルシュミット
カナダ
マシュー・ウィリアムズ
シーランド
ピーター・カークランド、12歳くらい
ベラルーシ
ナターリヤ(ナターシャ)・アルロフスカヤ

書籍

ヘタリア Axis powers ISBN 9784344812758
2008年3月17日、幻冬舎コミックスから発売。

脚注

  1. ^ 吸収合併らしきものが「結婚」とされる事もある
  2. ^ 本来は1国ごとに1人の擬人化キャラクターが存在するが、イタリアは北と南がそれぞれ別の国に支配されていた期間が長いために国民の性格などが若干異なることを考慮したもの。また第二次世界大戦時に北イタリアのみが最後まで枢軸国として戦ったため、混乱を避けて南北で兄弟という風に表現されている
  3. ^ その後オーストリアが神聖ローマ帝国と袂を分かったため生き別れている
  4. ^ 扇風機に声をあてた時のような音
  5. ^ ■どうでもいい設定集■によると、空気を読めていないのではなく、わざと読んでいない
  6. ^ 本人は宇宙人とは思っていない
  7. ^ ただし、その多くが知り合いの域を超えないらしく、友人と言えるのが現在はイギリスと日本ぐらいとも言われている。引用には出典が必要です[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
  8. ^ イギリスに行くと妖精を見えない人でさえ見えてしまう。しかし、アメリカなどには効かない。
  9. ^ 本編では本来ソ連と呼ばれるべき立場の国だがそちらのほうが可愛いからという理由であえて全編共通で「ロシア」と表記され、「ソビエト」は旧ソ連諸国を加えた連合体の名称として扱われている。
  10. ^ 神聖ローマ帝国内に組み込まれた1国であったが、神聖ローマがグループ名でなく1人として登場したため共同生活という扱い
  11. ^ ゲイを題材にしたAVの製作が多い国のため、この設定が追加された。
  12. ^ イタリアが男だと言うことには気付いていた模様。
  13. ^ これは国としてではなく、貧困時に人口の3分の1がアメリカに出稼ぎに行っていたことを象徴
  14. ^ ウェブコミック版本編4話でベラルーシとデート予定がある旨の台詞があるが、この設定が現在も有効かは不明。
  15. ^ 訛り方から、おそらく作者の郷里である福島郡山市あたりだろうと思われる
  16. ^ そもそも神聖ローマ帝国内にローマはない。
  17. ^ 尚、「兄さま」とスイスを呼んでいるが、スイスと実の血縁関係であるかは現在明言されていない。(イタリア兄弟等の設定を見ると、実の兄妹でない可能性がある。) 

外部リンク