「リトルバスターズ!」の版間の差分
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:作中で朱鷺戸沙耶が使用している拳銃について、[[グラフィック]]上のディティールなどからコルト社製M1911([[ガバメント]])だとする説が一般的だが、実銃と比べると細かな部分で明らかにおかしなところがあり、はっきりとした機種はわらない。 |
:作中で朱鷺戸沙耶が使用している拳銃について、[[グラフィック]]上のディティールなどからコルト社製M1911([[ガバメント]])だとする説が一般的だが、実銃と比べると細かな部分で明らかにおかしなところがあり、はっきりとした機種はわらない。 |
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:おそらくは、このM1911を基にしたKeyの創作だと思われる。 |
:おそらくは、このM1911を基にしたKeyの創作だと思われる。 |
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:コンプティーク2008年7月号においてCOLTCOMBAT COMMANDERという銃がモデルになっているということが発覚した。 |
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== 主題歌・音楽 == |
== 主題歌・音楽 == |
2008年8月17日 (日) 13:21時点における版
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
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対応機種 | Windows 2000/XP/Vista |
発売元 | Key |
発売日 |
初回版:2007年7月27日 通常版:2007年9月28日 18禁版:2008年7月25日 18禁通常版:2008年9月26日 |
価格 | 9,240円(税込) |
レイティング |
全年齢対象(ソフ倫 一般作品) ソフ倫 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 7 |
セーブファイル数 | 100 |
画面サイズ | 800×600 |
BGMフォーマット | PCM |
キャラクターボイス | あり |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり(エクスタシーのみ) |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
備考 |
『リトルバスターズ!』はゲームブランド・Keyが制作した第6作目の恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされているコミックなどの作品群のことをいう。
作品概要
Windows用ゲームとして開発されており発表時のレイティングは未定のままであったが、全年齢対象(一般ソフト作品)として2007年7月27日に発売された。初回限定版にはKey作品恒例のアレンジアルバムと、ビジュアルブックレット『棗恭介風来記』が同梱されている。通常版は2007年9月28日に発売された。 また、18禁版は『リトルバスターズ! エクスタシー』というタイトルで2008年7月25日に初回限定版が発売された。また、追加要素としてサブキャラだった二木佳奈多と笹瀬川佐々美が攻略可能なヒロインに変更されており、追加ヒロインとして朱鷺戸沙耶が新たに登場している。最初に全年齢対象としてリリースし、後に18禁版が発売されるのはビジュアルアーツでは本作が最初である。また、18禁通常版の発売日が2008年9月26日になることが公式サイトで発表されている。
一般には「リトバス」の略称で呼ばれることが多く、またKeyのHP内でも随所に「リトバス」と記載されたこともある。 また、Keyの数多くの作品のシナリオや音楽を担当していた麻枝准の、シナリオライターとしての引退作でもある。
ネットラジオ音泉にて、webラジオ「ナツメブラザーズ!」が放送されている。 パーソナリティは棗恭介役の緑川光と棗鈴役の民安ともえで、番組内のコーナーはゲーム内の小ネタにからんだものとなっている。 エクスタシーの初回版には、18禁でしかできないような内容とされる特別版「ナツメブラザーズ!エクスタシー」を収録したCDが付属した。
ゲーム内容
従来のKey作品と同じく、オーソドックスなテキスト選択型アドベンチャーゲームの形式を採る。それに加えて今作は数々のミニゲームが本編の至る所に盛り込まれており、特に大掛かりな物として、簡易的な野球ゲームとバトルランキングと呼ばれる登場人物同士のランキングを巡っての激しいバトルがシナリオ中盤に掛けて大きくクローズアップされている。また、この他エクスタシーでは射撃ゲーム及び地下迷宮の探索といった新要素も加えられた。
野球ゲームは、登場人物たちでチームを結成し、各部活動のキャプテンたちで構成されるキャプテンチームとの試合に備えてメンバーを鍛え上げるべく練習に励むミニゲームである。主人公の理樹を操作し、ピッチャーである鈴の投げるボールを打ち返していくシンプルなスタイルを採っている。他のメンバーの守備範囲に理樹がボールを打ち返せれば、メンバーから返ってきたボールを理樹が再び打ち返して「コンボ」を繋げることが出来る。この要領で何回もコンボを繋げることによってメンバーは成長し、キャプテンチームに勝つまでになってくれる。またフィールド上のあちこちで遊び回っている猫たちに理樹がボールを当てることを繰り返すと、鈴が怒りで様々な新球種を習得する。これも試合での強力な武器となってくれる。
なお、野球ゲームをこなすことで成長したメンバーの各種パラメータは、後述するバトルランキングの結果にも影響を及ぼす。ちなみに野球ゲームを行わなくてもある程度は成長する。
バトルランキングは、一対一で行われるコンピュータRPG風の対戦ゲーム。オートバトルでありバトル中は一切操作することができない。メインの登場人物たちがランキングトップの座を懸けて様々な武器で戦うバトルを描いたものだが、使用する武器は安全と身体能力差諸々を考慮して「野次馬から投げ込まれたものを無作為に引き当てる」ことをルールとする。故に珍妙な武器が投げ込まれることもザラであり、普通に戦えばどう見ても勝てそうにない相手にも武器次第で勝利することが出来るため、だいたいにおいて笑いを伴った熱戦が繰り広げられる。また、バトル勝者は敗者に恥ずかしい称号を命名することが出来る。
プレーヤーはバトル中には武器をルーレットの目押し要領で選択する以外にアクティヴな行動を取ることが出来ないため、事前のアイテム交換と野球ゲームでのパラメータの成長が重要となる。一定条件下で参戦する隠しキャラも強力なライバルとして理樹たちの前に立ちはだかる。
また、理樹以外のキャラにはそれぞれ、オリジナルのアイテムがあり、女性キャラには専用の武器がある。
射撃ゲームは、エクスタシーの沙耶ルートにおいてのみ発生するガンシューティング風ゲーム。画面に時計の文字盤が表れ、一定時間以内に沙耶の指示する方向の数字にマウスカーソルを合わせて左クリックすることで敵を撃つのが基本スタイルになるが、シナリオが進むと、沙耶視点での通常のガンシューティングと同じようなプレイすることも出来る。
以上に挙げた様々なミニゲームはいずれも全くプレイしないでクリアすることも可能で、その事がメインシナリオに影響を及ぼすこともないが、「リトルバスターズ!」の表現する世界を味わうためにはある種必要不可欠なものとなっている。
地下迷宮の探索は、射撃ゲームと共にエクスタシーの沙耶ルートのみで発生する探索ゲーム。MOON.の施設内移動を彷彿とさせる。トラップや別れ道などに気を付けながら更秘宝の眠る地下深くを目指すが、階ごとに謎解きのような仕掛けが用意されており、それを解かないと次の階へは行けない。ただし、シナリオの後半では構成上、必然的に何回もリプレイし直さなければならない羽目になる。この探索のみシナリオと密接にからんでおり、他のミニゲームと異なりオフにすることができない。また、罠にはまっていなければ解けない謎や、一定の条件で罠にはまると発生するイベントも存在する。
これまでのkey作品同様、泣きゲーとしての要素が強いが、その泣き要素はこれまでのkey作品と比べても異質であり、また上記のようなミニゲームの存在からこれまでのkey作品とは一味違う作品といえる。そのため、良作という評価は揺るぎないもののこれまでのkey作品の中でどの位置に置くか、という評価方法になると意見が大きく分かれる節がある。
シナリオは女性キャラ6人分の個別シナリオをクリアした後に、ラストシナリオである「Refrain」がプレイできる仕組みになっている。Key作品恒例となりつつあるラストシナリオであるが、今作品はこの「Refrain」が非常に重要な存在といわれ、それまでの個別シナリオでさえ「Refrain」のための布石と言われるほどである。そのため、発売当初は全クリ後に作品を評価する者と個別シナリオのみで評価する者とで評価が大きく分かれ、ネット上で多少の混乱を生む事態となった。
エクスタシーでの追加シナリオは、上述の「Refrain」をクリアしないとプレイできない。その性質上、シナリオ自体が「世界の秘密」や6人のシナリオに関する伏線やネタバレを多用されている。ただし、全年齢版をクリアしているプレイヤーへの配慮として、初回起動時に「『世界の秘密』を知っていますか?」という旨の質問が表示され、知っていると答えれば新シナリオや一部のイベントをすぐにプレイすることもできる。また、エクスタシーから18禁化するにあたって、ギャラリーにシーン(回想)モードが追加されている。
また、エクスタシーにおいて、追加音声がくもって聞こえるキャラクターが数人いる。これは音声収録の際に前回のスタジオとは別のスタジオで収録した事による仕様で、ソフトのバグではない。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
主人公直枝理樹は、幼馴染である棗恭介、その妹である鈴、同じく幼馴染の井ノ原真人、宮沢謙吾と共に全寮制の学校に通っていた。彼等は昔、何かを悪者に見立ててそれを成敗する正義の味方「リトルバスターズ」を結成し、色々な事をしてきた。両親と死別し塞ぎこんでいた理樹にとって、自らを外に連れ出し広い世界を教えてくれたその存在は大きかった。時に無茶苦茶で考えられない行動をする彼等に巻き込まれながらもそのことを楽しく感じて彼らと一緒にいた理樹は、「ずっとこの時が続いたらいいのに」と考えていた。
ある日、3年生である恭介が就職活動から帰って来た。理樹は「リトルバスターズ」の4人に、「昔みたいに何かしよう」と持ちかける。それを聞いた恭介は近くに置いてあったボールを拾い上げて「野球チームを作ろう」と言い出し、理樹達はチームのメンバーを集めるため奔走する。その中で理樹はヒロイン達と出会い、野球チーム「リトルバスターズ」を創り上げていくのであった。
登場キャラクター
声優名に関しては、特に明記されていない限り、全年齢版 / エクスタシーの順
リトルバスターズ初期メンバー
- 直枝 理樹(なおえ りき)- 声:田宮トモエ / 民安ともえ
- 初期称号:異様に賑やかな青春を送る普通の少年 (作中では「普通の少年」と明記)
- 主人公。少し気弱な「リトルバスターズ」唯一の常識人であり、ツッコミ役。ナルコレプシーに罹患している。幼い頃に両親と死別し、それがきっかけで塞ぎこんでいた時期に恭介達に救われた過去を持ち、その時から「リトルバスターズ」のメンバーとなり、恭介に強い憧れを持つようになる。美魚からはケダモノとして誤認されている節があり何気ない行動をセクハラだと勘違いされる事もある。口癖は「いやいやいや」。学業は普段から真面目に努力しているため、突飛した科目こそないが、不得意な科目もない。また、外見からひ弱に見られがちだが、小学生の頃から恭介の考えた遊びやイベントで鍛えられている為、身体能力もそれ程劣っている訳ではない。美魚に恭介とカップリングされたり、中性的な顔立ちから来々谷に女装させられたりといじられキャラでもある。キャラクターボイスはバッティング練習、バトルと一部シナリオでのみ発声される。
- 棗 鈴(なつめ りん) - 声:田宮トモエ / 民安ともえ
- 身長:153cm 体重:43Kg 3サイズ:77/54/80
- テーマ曲:RING RING RING!
- 初期称号:なかなか人に懐かない気高き仔猫
- 初期「リトルバスターズ」の紅一点であり、恭介の妹。猫の尻尾を思わせるポニーテールに端正な容姿から異性の人気は高いが、人見知りで口下手なため同性からはあまり好かれていない。その為、友人と呼べる人間が理樹達だけとなっており、小毬達に話しかけられてもすぐに逃げ出してしまう。(ただし、小毬の場合その性格の為かすぐに打ち解け、鈴にとっては最も仲のいい、最初の同性友達となった。)口調はかなりぶっきらぼう。人付き合いが少ないのと恭介や真人の影響か性格もかなり天然で、たまに突飛なことを言ったり行動してしまい理樹を閉口させている。口癖は「無茶苦茶」を通り越したすごいもの(こと)に対して言う「くちゃくちゃ」や自分の変な行動で微妙な反応を示されたときの「それとも具合が悪いのか?」。興奮すると猫のような鳴き声を出す。理樹に頼り気味で、真人に対しては容赦がない。口より先に足が出るタイプで、真人へのツッコミにはハイキックやローキックを使う。
- 人付き合いが苦手な代わりに本人は否定しているが大の猫好き。恭介にプレゼントとしてしょっちゅう猫を貰っているが、実に根気よく面倒を見ている(ただし名付けは面倒らしく、恭介共々有名人の名前から適当に拝借して名付けている)。そのためか、怒った時や威嚇する時などは猫のようになる。またカップゼリーも好き。苦手なものにお化けもある。運動神経もそこそこで、野球の時は彼女がエースピッチャーとなっている。但し当初は恭介に「神なるノーコン」と言われるほどのノーコンだった。
- 棗 恭介(なつめ きょうすけ) - 声:緑川光 / 氷河流 少年時代の恭介:鴨ノ宮ゆう / 江田あかね
- テーマ曲:BOYS DON'T CRY
- 初期称号:あらゆる日常をミッションにするリーダー
- 「リトルバスターズ」のリーダーで、メンバー唯一の高学年。その容姿から女子のファンも多いが、基本的にはバカなことを考え皆を困らせる一番の常識ハズレ。少年漫画が好きという子供っぽい一面もあり、お気に入りは「学園革命スクレボ」。鈴の兄であるが、妹からの扱いは散々。だが年長者らしく理樹たちの相談に乗ったりと、他のメンバーからは慕われていると同時に、その万能ぶりから一目置かれている。特に理樹からの信頼と尊敬は強くヒーローのように思われている。バッティング練習では広い守備でコンボを繋ぎ、バトルでは種類豊富なアイテムで能力アップを図ったりとミニゲームでは万能な実力者。就職活動中なのだが、そこから帰ってきてすぐに野球チームを作るほどアクティヴな遊び好き。
- Keyのオフィシャルサイトでおこなわれた「棗恭介の一問一答」では数々の超人伝説を披露している。このコーナーは非常に人気があり、「棗恭介風来記」にも収録されたほか、WEBラジオ内にもこのコーナーが存在する。ただし、これらの伝説は「内容の真偽すら問わずに回答」したものなので真相は不明である。
- なお男性キャラでは彼のみにテーマ曲が付与されている。
- 井ノ原 真人(いのはら まさと) - 声:神奈延年 / 水無月了
- 初期称号:憎めない筋肉馬鹿一直線
- 「リトルバスターズ」の一員で理樹のルームメイト。己の体を鍛え上げることに命を懸ける筋肉バカで学園で彼と喧嘩ができるのは謙吾くらいと言われており、バトルでも腕力と体力を武器に活躍する。何故か妙な称号を付けられやすく、さらに様々な迷言を残しているためリトルバスターズ内ではボケ担当。しかし、ツッコミを担当することもある。謙吾とはライバル同士ですぐに喧嘩を始める。すこぶるバカで宿題も理樹のをほとんど写している。たまに理樹や謙吾に嘘を教えられ、それを信じることも多い。ただし思考が突飛かつ単純なだけで本当に頭が悪いわけではなく、進学校である学園の入試にはちゃんと合格しており、ときに鋭い面も見せる。筋肉関係については、トレーニング方法から体中の筋肉の種類まで完璧な知識を誇る。クジ運が非常に悪い。また、つまらないことで言いがかりをつけることが非常にうまい(理樹曰く「お金を払って聞きたくなる」ほど)。好物はカツで野菜嫌いだが普段の筋トレのおかげでかなり引き締まった肉体のため、美魚から不服だと言われている。なぜか彼の学ランだけ他の登場人物の制服とデザインが異なる。
- クドリャフカのルートに進む際に条件を満たすと、真人をメインにした特殊エンドを見ることができる。
- 真人のイベントには、専用テーマが複数用意されている。(フリー素材)
- 宮沢 謙吾(みやざわ けんご) - 声:織田優成 / 長月優 少年時代の謙吾:鴨ノ宮ゆう / 江田あかね
- 初期称号:最強の男児にして真人のライバル
- 「リトルバスターズ」の一員。実家が剣道の道場を開設している故に、幼い頃から剣道にすべてを懸けて毎日のように練習をしており、剣道部内でもエースとして期待を掛けられている。日々の鍛錬の成果からか、片手でホームランを打つなど、異常と言っていいほど身体能力も高くバトルでもトップクラスの強さを誇る。学業も優秀だが草野球に参加した後は学力が下がった事を示唆する様子が見られる。いつも剣道着を着ており、制服を着る事を嫌がっている(理由として、制服を着るとその手の人と勘違いされると本人は説明している)。普段はクールでシニカルな風情を装うもその本質は直情的であり、子供心は忘れていない。真人とは違うベクトルのバカであり、メンバーの中ではボケでもありツッコミでもある。
- 剣道の大会を控えるため草野球には参加しないが、リトルバスターズでのイベントを行う時だけは参加している。なお、条件を満たすと草野球に参加するようになり、それ以降は真人や葉留佳を上回る珍妙な言動を取るようになっていく(本人にもその自覚はあるらしい)。
リトルバスターズ新メンバー
- 神北 小毬(かみきた こまり) - 声:柳瀬なつみ / まきいづみ
- 身長:159cm 体重:45Kg 3サイズ:83/57/84
- テーマ曲:魔法のアンサンブル
- 初期称号:ほんわりきゅーとなメルヘン少女
- 絵本、ボランティア活動、お菓子が好きな少女(毎日学校にホットケーキを焼いて持って来ているほど)。ショートボブの髪型に、制服のブレザーは着用せずだぶっとしたセーターを着用している(ただし、雑誌やテレカなどではブレザーを着用した書き下ろしCGも存在する)。のんびりとした口調で喋り本人の性格ものんびり屋である。しかしその姿から受ける印象とは裏腹に英語が得意で成績は学年上位という顔も持っている。童話も自作していたりする才能の持ち主。運動神経もイマイチに見えるが、スポーツのルールや体の動かし方を知らないだけで本当は良い。また物事に対する学習能力は非常に高い。苦手なものとしてお化け、運動、雨の日がある。
- 頑張り屋で心優しい性格で、他人を幸せにすると自分も幸せになれるという理念を持つ。休日によく、募金活動や老人介護などのボランティアを行っている。相手を和ませるニコニコした笑顔と天然っぽさからクラスの内外に友達は多い。しかし、お節介で人が良すぎる性格が災いして、他人のトラブルに巻き込まれる損な役回りをすることが多かったり、自らの気合が空回りして全編に渡ってドジをやらかす。学校の屋上が好きで、昼休みになると本来は進入禁止である屋上へとドライバーで窓を外してまで入り込んで食事をとっている。誕生日は4月5日。
- 三枝 葉留佳(さいぐさ はるか) - 声:すずきけいこ / 涼森ちさと
- 身長:163cm 体重:49Kg 3サイズ:81/59/82
- テーマ曲:騒がし乙女の憂愁
- 初期称号:お気楽 極楽 騒がし乙女
- 理樹とは違うクラスの女の子。休み時間になると理樹の教室に入り浸っている。とにかくマイペースで騒がし好き。会話や行動に脈絡がなく何を考えているかわからず、メンバーの中では真人に匹敵するボケ役。いつも騒ぎを起こしては楽しむ問題児のため風紀委員から目の敵にされており、毎日のように追われている。勉強は全科目苦手で真人と同程度。バトルではあまり目立たないものの野球では恭介についで守備範囲が広く活発なプレーを見せる。スカートのポケットにはビー玉などさまざまな物を入れている。整備委員に所属。マフィンとスコーン作りが得意で、練習のために食堂のオーブンを借りている。口癖は「やはは。」好きな味は柑橘系で嫌い味は薄荷系だが、その他嫌いな食べ物はたくさんあるらしい。左利きである。誕生日は10月13日。
- 能美 クドリャフカ(のうみ くどりゃふか/Кудрявкд Анатолиевна Стругацкая) - 声:金子明美 / 鈴田美夜子
- 身長:145cm 体重:37Kg 3サイズ:69/51/72
- テーマ曲:えきぞちっく・といぼっくす
- 初期称号:えきぞちっく(自称)なマスコット
- 祖父はロシア出身で祖母が日本人のクォーター。愛称は「クド」、真人や葉留佳には「クー公」、「クド公」などと呼ばれる。出生国での名は「クドリャフカ=アナトリエヴナ=ストルガツカヤ」。南方の生まれ故か寒いのが苦手で帽子とマントをいつも羽織っている。日本贔屓の祖父の影響を多分に受けており、日本発祥の物に物凄く詳しく行動も誰よりも日本人的。しかし英語は大の苦手で、英語で話そうとしても間違った発音になってしまう。その容姿と中身とのギャップに少々悩み気味(彼女自身は「外国っぽく」なりたいと思っている)。試験は苦手だがレポート形式でじっくり考える勉強は得意らしく、通信教育で単位を取りすぎたため一学年飛び級している。真人とは気が合うらしく筋肉関係の話でよく意気投合する。
- 風紀委員が世話している犬(ストレルカ・ヴェルカ)と仲がよく、休み時間になるとその犬たちと遊んでいる。また彼女もどことなく犬に似たような行動をとっている。口癖は「わふー」。廃部寸前の家庭科部に所属し、パッチワークが得意。好きな食べ物は海藻系。
- 普段から折り目正しい丁寧語で喋っているが、語末の動詞を「連用形+ます」ではなく「終止形+です」と話す点が特徴である(例:買います⇒買うです)。
- 憎めない性格故か人気が高く、「電撃G's magazine読者が選ぶ人気ランキング」で初登場以来、常にベスト5にランクインしている。
- 彼女の名前である『クドリャフカ』はスプートニク2号、飼い犬の名前である『ストレルカ』と『ヴェルカ』はスプートニク5号に搭乗した犬と同じである、女子寮の玄関を「2003 UB313(エリス)」と呼ぶなど、天体(宇宙)ネタが多い。
- 来ヶ谷 唯湖(くるがや ゆいこ) - 声:田中涼子 / 一色ヒカル
- 身長:170cm 体重:55Kg 3サイズ:90/60/89
- テーマ曲:心色綺想曲
- 初期称号:ちょっぴりお茶目な姉御肌
- 海外生まれの純日本人。通称「姉御」。海外ではミドルネームのエリザベスを略した「リズベス」が愛称。名前で呼ばれるのを嫌っているのでほとんどの相手には名字で呼ばせるが、小毬のみ彼女を「ゆいちゃん」と呼ぶので調子を狂わされている。尊大な物腰と先読みの鋭さからよく周囲に頼られ、外見や男っぽい口調などから年上に見られがちだが理樹の同級生。神出鬼没でどこからとも無く理樹やヒロインの前に現れる。成績はどの科目も優秀、中でも数学が大の得意科目だが、ある事情から数学の授業時間はいつも裏庭でサボっている。恭介と同様に場を掌握するのに秀でており、バトルではあおひげ危機一髪を引いてしまった真人を翻弄した。また戦闘能力も高く、本気を出したときの破壊力は教室の扉を一撃で破壊してしまうなど謙吾や真人に準ずる実力者でバトルでも女性陣の中では最も手強い相手と言える。
- 可愛い女の子が好きで、外見の幼い女生徒に対する同性愛をほのめかすような言動が多い。中性的な顔立ちである理樹もその対象に入るらしい。普段見せる鋭さとは裏腹に、自分自身の恋愛面に関してはかなり鈍い。常に(精神的に)攻める側に立つ姉御気質故か、攻められると弱い。
- 放送委員長で昼の校内放送は彼女が担当しているが、これは委員会の仕事ではなく趣味で行っている。好きなものはお茶やコーヒー、そしてキムチともずくである。誕生日は3月13日。
- 西園 美魚(にしぞの みお) - 声:荒井悠美 / 柚木かなめ
- 身長:153cm 体重:41Kg 3サイズ:75/55/79
- テーマ曲:光に寄せて
- 初期称号:日傘を差した物静かな天然素材
- 部屋に溢れんばかりの本を所蔵する読書家の女の子。そのためいつも「彼女そのもの」が書かれているという若山牧水の歌集を持ち歩き、愛読している。真面目で物静かだが少々天然が入っている。ボキャブラリーも多くツッコミはとても鋭い。体が弱いためか外出時はいつも日傘をさしており、体育の時間も見学をしている(体操着には着替えている)。そのため「リトルバスターズ」にはマネージャーと言う形で入っている。運動こそ出来ないが、学業に関しては普段の授業から予習、復習まで真面目に取り組んでいるため、全教科無難にこなせている。葉留佳に対しては妙に強気で手厳しく彼女に対しては普段にも増して毒舌になる。
- その性格ゆえ存在感が無くあまり親しい友人も居らず、クラスメイトからいてもいなくても同じ「カゲナシ」と揶揄されている。時として意外な才能を見せることがあり、人形劇においては、普段とのギャップに周囲の人間が絶句するほどの演技力を披露していた。
BL愛好者であり「棗(恭介)×直枝」を勝手に想像している。「井ノ原×直枝」は美しくないらしいが、「井ノ原×宮沢」はアリらしい。ただし、後に「井ノ原(攻め)×直枝(受け)」やそれの逆もアリとしている。バトルでも男子に勝つとこれにからんだ称号を与えるが、彼女も徐々に周りから感ずかれると腐女子系統の称号ばかりつけられるようになる。
- バトルは非常に弱いが、NYP(なんだかよくわからないパワー)と呼ばれる特殊能力を持ち、条件を満たすとバトルランキングでその力が使用できるようになり、彼女専用の科学武器を使用すれば、真人、謙吾、来ヶ谷といった強豪相手にも立ち回れるようになる。
エクスタシー昇格ヒロイン
- 二木 佳奈多(ふたき かなた)- 声:すずきけいこ / 涼森ちさと
- 身長:163cm 体重:47Kg 3サイズ:80/57/82
- テーマ曲:Will&Wish
- 初期称号:素っ気無し 愛想無し 配慮無しの風紀委員(バトルには参加しない)
- 風紀が乱れることを嫌う風紀委員長。色々と騒ぎを起こす「リトルバスターズ」を快く思っておらず、特に葉留佳を目の敵にしている。来ヶ谷に対しては一目置いており、リトルバスターズと行動していることを残念に思っている。普段は融通がきかず素っ気ない態度をとるが、クドが困っていたりすると助けたりと優しい一面も持ち合わせている。口癖は「最低ね。…最低」。剣道部に籍があり副主将になっているが、最近は寮会で忙しいため幽霊部員状態である。柑橘系に対してアレルギーを持つ。ピクルスが嫌いで、トマトも嫌いだがトマトケチャップなどの加工品が好きだったりと味覚は意外に子供っぽい。世間知らずで外食をほとんどとったことがない。皮肉屋。文武両道だが、一人で予習復習を繰り返したりと努力家でもある。右利きである。
- 笹瀬川 佐々美(ささせがわ ささみ)- 声:田宮トモエ / 民安ともえ
- 身長:154cm 体重:43Kg 3サイズ:78/54/81
- テーマ曲:猫と硝子と円い月
- 初期称号:唯我独尊の女王猫(鈴とのイベントでのみバトル)
- ソフトボール部のエースにして4番バッターの少女。一方的に鈴をライバル視しているが、鈴からは「どうでもいい」と言われている。早口言葉のような名前のため、鈴によく名前を間違えられている(佐々美自身も言い間違うことがある)。気位が高く、「~ですわ」「ごきげんよう」などといったお嬢様口調が特徴。いつも取り巻きを連れて行動している。謙吾にアプローチ中だが、当人には苦手にされている。小毬とは前年度のクラスが同じであり、ルームメイト。周りにはあまり知られないようにしているが、小動物をかわいがっている。何故か猫は嫌いらしい。鈴の髪型が猫の尾をイメージしてデザインされていることの対比で、彼女の髪型とリボンは長毛種の猫の耳をイメージしている。がっかりおっぱいの持ち主だが、かろうじて鈴には勝っている。
- 通常のバトルなどには参加しないが、イベントにより鈴とのみバトルが発生する。このバトルでは武器が使用されない素手の勝負になる。
エクスタシー追加ヒロイン
- 朱鷺戸 沙耶(ときど さや)- 声:風音
- 身長:156cm 体重:44Kg 3サイズ:83/55/82[1]
- テーマ曲:駆ける
- 初期称号:ボケまくりの完全無敵少女(バトルには参加しない)
- 夜な夜な校舎を徘徊している謎の少女。日常では容姿端麗のクラスの人気者だが、実際はこの学園に隠されている『秘宝』を狙い、それを守る闇の執行部と戦っている。理樹が彼女と知り合うと、理樹をパートナーとして共に行動するようになる。
- スパイとしては優秀で、他のスパイからも名前を知られるほどの有名人。だが、理樹の前では度々失敗している姿を見せている。失敗はスパイとしてあるまじき行為と極端に思い込んでおり、失敗した面を理樹に見られると物凄い自虐を早口でしゃべった後高笑いをし、最終的には一人で落ち込んでいる(理樹からは自虐モードと言われている)。その際、「うがー」「ふんがー」といった奇声をあげることが多い。恥ずかしがった時などには、「げげごぼうぉえ」と更なる奇声を発する。
- ちなみに普段は可憐な女子生徒を装っているが、スパイとしての経歴が長いためか、テンションが上がったときの地はヤンキー顔負けに荒くなる。また、UFOキャッチャーをするときは異常にテンションが上がる。
- また、ある条件を満たすとMに覚醒する。
サブキャラクター
- 古式 みゆき(こしき みゆき)- 声:鴨ノ宮ゆう / 江田あかね
- 弓道の名門に生まれた少女。才能にも恵まれ弓道に力を入れていたが、病気で右目を失明したことで弓の道を絶たれ、塞ぎこんでいる。自身と似たような境遇であったため、謙吾は片目の視力を失った後の彼女を気にかけている。なお、彼女のデザインはクドの没案に近い。
- 時風 瞬(ときかぜ しゅん)- 声:氷河流[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
- エクスタシーのみに登場。闇の執行部部長。本来の制服にはない黒のネクタイと制帽を身に着け、仮面で素顔を隠している。地下迷宮に様々を仕掛けを施し、沙耶の行く手を妨害する。
- あーちゃん先輩 - 声:理多
- 女子寮の寮長。風紀委員の他、寮会の仕事もこなしている佳奈多と仲がよく、「あーちゃん先輩」と愛称で呼ばれている。クドの家庭科部は、元は彼女一人だけが属していた。同じ猫好き仲間として鈴との仲も良く、モンペチの特売日を教え合うような仲。
- マスク・ザ・斉藤(ますくざさいとう) - 声:緑川光 / 氷河流
- バトルランキングにおいて、理樹が最下位にされた後、トップまで登りつめると突如現れる謎の仮面剣士。他のキャラクターに比べ、攻撃力がずば抜けて高く、彼を弱体化させるためだけのアイテムまで存在する。さらに、武器は全て攻撃回数MAXになっている。
- 3年生の制服に謎としかいいようがない仮面を身につけて登場し、「はりゃほれうまうー!」などの奇声を発する。クリティカルヒットなどで驚かせると、素の口調に戻ることがある。
- 理樹に勝利するといなくなる。また、理樹が勝利すると仮面をはずして正体を明かし、理樹が仮面を受け継いで2代目マスク・ザ・斉藤に選ばれる。
- ちなみに葉留佳が8位もしくは7位の時にマスク・ザ・斉藤にいきなり勝つと仮面を剥がそうとする(剥がされる前に逃走するが)
- 相川(あいかわ) - 声:なし
- 佐々美に憧れを抱く男子生徒。
- 川越 令(かわごえ れい)
- 佐々美の取り巻きの一人であるソフトボール部の一年生。鈴と佐々美の対決「佐々美バトル」において佐々美の前座として立ち塞がる三人組の一人。中央にいる赤い髪をしたサイドポニーの娘。
- 全年齢版発売時点では設定がなかったものの、エクスタシー発売の調整の段階で決定し、Keyのスタッフブログにて名前が公開された。[2]
- 渡辺 咲子(わたなべ さきこ)
- 佐々美の取り巻きの一人であるソフトボール部の一年生。鈴と佐々美の対決「佐々美バトル」において佐々美の前座として立ち塞がる三人組の一人。左にいるベージュ色の髪をした娘。
- 同じく全年齢版発売時点では設定がなかったものの、エクスタシー発売の調整の段階で決定し、Keyのスタッフブログにて名前が公開された。[2]
- 中村 由香里(なかむら ゆかり)
- 佐々美の取り巻きの一人であるソフトボール部の一年生。鈴と佐々美の対決「佐々美バトル」において佐々美の前座として立ち塞がる三人組の一人。右にいる緑色の髪をしたツインテールの娘。
- 同じく全年齢版発売時点では設定がなかったものの、エクスタシー発売の調整の段階で決定し、Keyのスタッフブログにて名前が公開された。[2]
多くの猫の名は恭介の気まぐれで付けられた。歴史上の人物や有名人などの名を使っている。恭介曰く、名前が大事なのではなく、名前を付けることが大事らしい。 バトルランキングにおいて、鈴の武器として闘うことがある。
- ヒトラー(五十六)
- 虎猫。鈴は"ヒットラー"と呼ぶ。名は、ドイツの独裁者"アドルフ・ヒトラー"から。猫じゃらしを捕まえ、常猫より優れているとして"五十六"という名を鈴からもらった。こちらは、旧日本海軍の連合艦隊司令長官を勤めた"山本五十六"大将から。
- テヅカ
- 虎猫。テヅカという名は鈴が付けた。おそらく漫画家の"手塚治虫"から。猫じゃらしではなく、鈴の指をかんだが、それが気持ちよかったらしく、鈴は指圧師と称賛。
- ドルジ- 声:Lia (友情出演)
- 初めは、Key公式4コマ漫画である「リトルバスターズ! The4コマ」(画/笹桐ゆうや)に登場したオリジナルキャラクターであったが、読者並びにKeyスタッフに大きな衝撃を与え、ついにはリトルバスターズ!エクスタシーからゲーム本編に登場。
- 名はモンゴル出身の力士で第68代横綱"朝青龍明徳"の本名である"ドルゴルスレン・ダグワドルジ"からとった愛称「ドルジ」から。(外見が似ているため付けられたと考える)
- おそらく虎猫であるが、その体格から一部では謎の生物、アザラシなどと揶揄される。大きすぎるために「にゃー」と鳴けず、「ぬお~」「ぬおっ」「ぬ~」などの独特な鳴き声を発する。猫の中では一番の巨体の持ち主で、自重で動きが遅いため、たいてい転がりながら移動する(その際、いろいろな人、物がひきつぶされている)。子供好き。
- エクスタシーでのみ野球の場面に登場し、ドルジだけは打球が当たっても気絶することなくボールがそのまま跳ね返される。
- エクスタシーの公式通販特典としてぬいぐるみが付属した。
- マイルス
- 黒い老いた猫。鈴の固有ルートで出る。名前はアメリカのジャズトランペット演奏者、マイルス・デイビスから。
- 老弱しており、鈴に世話をされる。鈴とは昔からの友達。ストーリーにおいて、かなり重要な猫である。
その他に、
- ・アインシュタイン(特殊相対性理論を発表したドイツの物理学者、アルベルト・アインシュタインから)、
- ・ゲイツ(マイクロソフト社の創業者で会長のビル・ゲイツから)、
- ・ファーブル(昆虫記で知られるフランスの生物学者、ジャン・アンリ・ファーブルから)、
- ・オードリー(アメリカの映画女優、オードリー・ヘプバーンから)、
- ・コバーン(アメリカのロックシンガー、カート・コバーンから)、
- ・ヒョードル(ロシアの総合格闘家、エメリヤーエンコ・ヒョードルから)
- ・アリストテレス(古代ギリシアの古典哲学者、アリストテレスから)
- ・ジャッキー(中国人映画俳優のジャッキー・チェンから)
- ・ホクサイ(日本の化政文化を代表する浮世絵師、葛飾北斎から)
- ・ユウサク(TVドラマ『太陽にほえろ!』にジーパン刑事として登場し、アドリブで「なんじゃ、こりゃあ!」という名言を残した日本の俳優、松田優作から)「なんじゃ、こりゃあ!」は真人も使用。
- ・シューマッハ(ドイツのF1ドライバー、ミハエル・シューマッハから)
- ・アクタガワ(『羅生門』等で知られる文豪、芥川龍之介から)
- ・ガッツ(元プロボクサーでタレント、ガッツ石松(本名:鈴木有二)から)
- ・メンデルスゾーン(ドイツのユダヤ系ドイツ人作曲家、フェリックス・メンデルスゾーンから。最期の言葉「疲れたよ、ひどく疲れた」が有名。)
- ・イルファン(トルコのサッカー選手、イルハン・マンスズから)
などの猫がいる。
- ストレルカとヴェルカ
- 風紀委員会に所属する犬で、賢い。校内の風紀を乱す者を取り締まったり、校内の警備をすることを任務とし、校内の巡回をしている。クドリャフカと仲が良い。
- 両犬の名は、ソ連の宇宙開発の実験のため、1960年8月19日に宇宙船スプートニク5号で打ち上げられ、地球の軌道を回って無事帰還したソ連の宇宙犬、ヴェルカとストレルカから。
- バトルではクドリャフカの武器として登場することがある。
作中に登場するアイテムなど
- 学園革命スクレボ
- 恭介の愛読書。DVD-BOXも出ている。
沙耶の使用する拳銃について
- コルトM1911[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
- 作中で朱鷺戸沙耶が使用している拳銃について、グラフィック上のディティールなどからコルト社製M1911(ガバメント)だとする説が一般的だが、実銃と比べると細かな部分で明らかにおかしなところがあり、はっきりとした機種はわらない。
- おそらくは、このM1911を基にしたKeyの創作だと思われる。
- コンプティーク2008年7月号においてCOLTCOMBAT COMMANDERという銃がモデルになっているということが発覚した。
主題歌・音楽
- エンディングテーマ曲はそれぞれのシナリオによって違う為、複数存在する。
- オープニングテーマ 『Little Busters!』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:中沢伴行・尾崎武士(I've) 歌:Rita
- オーラスエンディングテーマ『Little Busters!』 -Little Jumper Ver.-
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:中沢伴行・尾崎武士(I've) Mix:高瀬一矢(I've) 歌:Rita
- エンディングテーマ『Song for friends』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:MintJam 歌:Rita
- エンディングテーマ『Alicemagic』
- 作詞:都乃河勇人 作曲:折戸伸治 編曲:MintJam 歌:Rita
- エンディングテーマ『雨のち晴れ』
- 作詞:樫田レオ 作曲 / 編曲:PMMK 歌:Rita
- 挿入歌『遥か彼方』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:Manack 歌:Rita
- リトルバスターズ!エクスタシー
- オープニングテーマ 『Little Busters!-ecstasy ver.-』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:中沢伴行・尾崎武士(I've) Remix:MintJam 歌:Rita
- エンディングテーマ 『Saya's Song』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:ANANT-GARDE EYES 歌:Lia
- エンディングテーマ『Alicemagic-Rockstar Ver.-』
- 作詞:都乃河勇人 作曲:折戸伸治 編曲:MintJam 歌:Rita
- 追加シナリオとオープニングテーマ以外は前作と同様。
製作スタッフ
関連商品
- リトルバスターズ! MaxiSingle (PC流通盤:発売元 / Key Sounds Label 一般流通盤:発売元 / ポニーキャニオン 共に2007年5月25日発売)
- ゲームに先駆けて発売された、OPテーマ『Little Busters!』を初めとする3曲とそれらのOff-Vocalバージョンを収録した全6トラックのマキシシングル。それまでPCソフト扱いで発売されて来たKey Sounds Labelの作品としては初めて、一般流通ルートにも参入した作品。
- リトルバスターズ! Original SoundTrack (発売元 / Key Sounds Label 2007年9月28日発売)
- ゲーム使用楽曲50曲に、未使用の3曲をプラスした3枚組・全53曲収録のサウンドトラック。コミックマーケット72で先行頒布された後、PCソフト扱いでの通常盤が2007年9月28日に発売された。
- リトルバスターズ! Arrange Album "semicrystalline"
- ゲームの初回限定版に付属している、いくつかのゲーム使用楽曲にアレンジを加えコンセプトアルバム的に再構成したアレンジアルバム。現在の所、これ単体での発売はされていない。
- リトルバスターズ! Arrange Album "Rockstar Busters!"
- コミックマーケット73でビジュアルアーツブースにて頒布されたアルバム。編曲にMintJam氏が加わり、op曲のエクスタシーバージョンと同一の曲や氏自身がヴォーカルを務めるカバー曲などが収録されている。2008年8月15日に一般販売が開始された。
- リトルバスターズ!エクスタシー Arrange Album "ontology"
- semicrystallineと同じく、いくつかのゲーム使用楽曲にアレンジを加えコンセプトアルバム的に再構成したアレンジアルバムだが、こちらはエクスタシーの初回限定版付属となる。また、こちらも現在これ単体での発売はされていない。
- リトルバスターズ! キャラクターソング~鈴~ "鈴の秘かな恋の唄/Mission:Love sniper"
- Rockstar Busters!と共にコミックマーケット73にて頒布されたキャラクターソングのマキシシングル。ヴォーカルを鈴のCVである田宮トモエ(民安ともえ)が務めている。2008年8月15日一般販売開始。ちなみに、"Mission:Love sniper"は鈴のテーマ曲である、RING RING RING!のメロディーが流用されている。
- リトルバスターズ!エクスタシートラックス(発売元 / Key Sounds Label 2008年8月15日発売)
- リトルバスターズ! The 4コマ (作 / 笹桐ゆうや 原作 / Key 発行元 / メディアワークス ISBN 978-4840240192)
- 電撃G's magazine(メディアワークス)2006年3月号より連載されている、本作品を題材にした4コマ漫画。既刊2巻。一部ネタは本作のシナリオライター、麻枝准によるもの。ゲーム発売より1年以上前から連載されているため、登場人物のディテールの相違を窺う事が出来る。
- リトルバスターズ! パーフェクトビジュアルブック (発行元 / メディアワークス ISBN 978-4-8402-4156-4)
- ゲームに使用された全CG、攻略情報、各種版権イラストや設定画、スタッフへのインタビューからゲームエンディング後のひとコマを描いたショートストーリーなど、「リトルバスターズ!」の世界を余すところなく詰め込んだファンブック。
脚注
- ^ AIRのメインヒロイン神尾観鈴とスリーサイズが全く同じであるがスタッフによると、全くの偶然らしい。
- ^ a b c http://key.visualarts.gr.jp/diary/2008/03/post_5.html