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「讀賣テレビ放送」の版間の差分

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== 沿革 ==
== 沿革 ==
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[[画像:読売テレビ中継車.jpg|thumb|250px|「ytv」の新ロゴが大きく描かれた読売テレビのハイビジョン中継車([[日野自動車]]製)]]
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* [[1958年]]([[昭和]]33年)[[2月13日]] - 大阪読売新聞社(現・[[読売新聞大阪本社]])などの出資により、準教育専門局「新大阪テレビ放送」(NOTV)として設立。
* [[1958年]]([[昭和]]33年)[[2月13日]] - 大阪読売新聞社(現・[[読売新聞大阪本社]])などの出資により、準教育専門局「新大阪テレビ放送」(NOTV)として設立。

2008年10月9日 (木) 10:24時点における版


讀賣テレビ放送株式会社
YOMIURI TELECASTING CORPORATION
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 読売テレビ、ytv
本社所在地 540-8510
大阪府大阪市中央区城見二丁目2番33号
設立 1958年2月13日
業種 情報・通信業
法人番号 2120001091917 ウィキデータを編集
事業内容 放送法に基づくテレビジョン放送
代表者 代表取締役会長土井共成
代表取締役社長高田孝治
主要株主 日本テレビ放送網株式会社(11.59%)
株式会社読売新聞グループ本社(10.78%) 他
主要子会社 株式会社読売テレビエンタープライズ
株式会社映像企画
株式会社ワイズビジョン
関係する人物 正力松太郎
務臺光雄
八反田角一郎
外部リンク http://www.ytv.co.jp/
特記事項:設立当初の商号は「新大阪テレビ放送株式会社」。
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讀賣テレビ放送株式会社読売テレビ放送とも表記。よみうりテレビほうそう、英称:YOMIURI TELECASTING CORPORATION)は、大阪府大阪市に本社を置く民間テレビジョン放送局日本テレビ系列(NNNNNS)の準キー局放送対象地域近畿広域圏。通称は読売テレビ、略称はytvキャッチフレーズ「ウキウキわくわく ytv」

アナログ放送は大阪10ch(生駒山送信所、出力10kW)、コールサインはJOIX-TV、デジタル放送は14ch(リモコンキーIDは10)、コールサインはJOIX-DTV。またデジタル放送用の呼称は「よみうりデジタルテレビ」である。生駒山送信所の空中線電力は3kW、放送区域内世帯数は約580万世帯。なお、当局の生駒山送信所は毎日放送のデジタルテレビジョンとの共同使用となっている(生駒山送信所の中で他局との共同施設はここだけである)。

電波は四国地方徳島県にも届いているが、同県内でも視聴者は多い。因みに同県には同じ日本テレビ系列の四国放送があるため、同系列のテレビが2局視聴できる。また、福井県福井放送エリア)の若狭地方や三重県中京テレビエリア)の伊賀地方などでも電波が届き、視聴されている(ごく一部愛知県西部や岐阜県でも受信可能)。

会社の概要

讀賣テレビ放送
英名 YOMIURI TELECASTING
CORPORATION
放送対象地域

近畿広域圏
大阪府京都府兵庫県

滋賀県奈良県和歌山県
ニュース系列 NNN
番組供給系列 NNS
略称 ytv
愛称
  • ytv
    読売テレビ
    読テレ
  • 呼出符号 JOIX-(D)TV-DTV
    呼出名称
  • アナログ よみうりテレビ
    デジタル よみうりデジタルテレビ
  • 開局日 1958年8月28日
    本社 540-8510
    大阪府大阪府大阪市中央区城見二丁目2番33号
    演奏所 本社と同じ
    リモコンキーID 10
    デジタル親局 大阪 14ch
    アナログ親局 大阪 10ch
    ガイドチャンネル 10ch
    主なデジタル中継局 主な中継局参照
    主なアナログ中継局 主な中継局参照
    公式サイト http://www.ytv.co.jp/
    特記事項:
    設立当時の商号は「新大阪テレビ放送」と称していたが、

    開局直前に現商号に変更した。

    四国地方でも徳島県で視聴可能。
    テンプレートを表示

    本社などの所在地

    2005年3月末日現在の主な株主

    括弧内は、持株比率を示す。

    1. 日本テレビ放送網株式会社 (11.59%) ※1
    2. 株式会社読売新聞グループ本社 (10.78%)
    3. 讀賣ゴルフ株式会社 (10.23%) ※1
    4. 野村土地建物株式会社 (7.98%)
    5. 野村ホールディングス株式会社 (5.00%)
    6. 株式会社UFJ銀行 (4.00%) ※2
    7. 株式会社三井住友銀行 (3.60%)
    8. 株式会社りそな銀行 (2.70%)
    9. 株式会社みずほコーポレート銀行 (2.40%)
    10. 株式会社読売新聞大阪本社 (2.01%)

    沿革

    ロゴマーク変更前の現社屋
    旧社屋(1989年10月15日大阪市北区東天満)
    「ytv」の新ロゴが大きく描かれた読売テレビのハイビジョン中継車(日野自動車製)
    • 1958年昭和33年)2月13日 - 大阪読売新聞社(現・読売新聞大阪本社)などの出資により、準教育専門局「新大阪テレビ放送」(NOTV)として設立。
    • 1958年(昭和33年)8月1日 - 「讀賣テレビ放送」(YTV)に社名変更。
    • 1958年(昭和33年)8月28日 - 大阪市北区東天満1-8 から本放送開始。それまで大阪テレビ放送(OTV、現在の朝日放送(ABC))にネットされていた日本テレビ(NTV)の番組を移行させる形で開局した。日本テレビ系列局の第一号として「ステーション・ネット局」宣言を打ち出す。
    • 1960年(昭和35年)9月10日 - カラーテレビ本放送開始(大阪地区ではNHK大阪放送局、ABCと共に初。)。
    • 1978年(昭和53年)10月1日 - 音声多重放送開始(日本テレビに続いて2局目)。
    • 1988年(昭和63年)8月1日 - 本社社屋を大阪市北区東天満から同市中央区城見の大阪ビジネスパーク(OBP)内の現在地に移転する。
    • 2000年(平成12年)7月1日 - 開局以来初となるマスコットキャラクター「テレビヤン」がお目見え。
    • 2003年(平成15年)12月1日 - 地上デジタル放送「よみうりデジタルテレビ」放送開始 (JOIX-DTV) 。本放送開始と同時にアナログ・デジタル統合マスターの運用を開始(この時にマスターのシステム自体もこれまでのNEC製から東芝製のものに変わる)。
    • 2005年(平成17年)7月29日8月7日 - 天保山ハーバービレッジを会場とした大規模イベント「天保山10days わくわく宝島」を開催。
    • 2007年(平成19年)3月31日 - 初代マスコットキャラクター「テレビヤン」がこの日を以って卒業。
    • 2007年(平成19年)4月1日 - 開局50周年を前に「ウキウキわくわくキャンペーン」を展開。CIを導入し、ロゴマークを原則として「よみうりテレビ」から「ytv」(報道関連、NNNの発信元テロップなど漢字表記する場合は「読売テレビ」)に変更した。また、3代目マスコットキャラクター「ウキキ」がこの日に誕生した。

    ネットワークの移り変わり

    • 1958年8月28日 - 開局。日本テレビ系列の第一号局として「ステーション・ネット局」を宣言。以降一貫して番組全般は日本テレビとなる。
    • 1966年4月1日 - ニュースネットワークNNNが発足し加盟。
    • 1972年 - この年発足のNNSに加盟。

    略称とロゴマーク

    2007年4月から、小文字の略称新ロゴ「ytv」を導入し、NNS全国ネット向け・関西ローカルを問わずほぼすべての番組で表示することになった。なお、日本テレビから送出されるNNNの各種ニュース番組及びCS放送日テレNEWS24の取材クレジット表示は正式名称の「読売テレビ」と表示している(2007年3月31日までは「よみうりテレビ」)。

    ロゴマークは、黄色のytvの右上にチャンネル数10(テン)を表すオレンジ色の点(テンボール)をデザインしており、ytvとなる。なお、2008年は同年8月28日の開局満50年を記念して1年間限定でytv50thと表記する。

    • ローカル放送と一部全国ネット番組ではペットキャラクター(1998年頃~2000年はアイニー君、その後2007年3月までテレビヤン)をクレジットに併記していた。クレジット表示はアイニー君の場合は「制作・著作 (左にアイニー君のイラスト)よみうりテレビ」、テレビヤンの場合は「制作・著作 よみうりテレビ(その右にテレビヤンのイラスト)」だった。
    • 2007年4月からは、地上デジタル放送に於いて画面右上にウォーターマークとしてロゴ(ytv)表示を行う様になった(提供クレジット時は除く。ワンセグでは表示していない。)。なお、このことはキー局の日本テレビをはじめ、広島テレビ、福岡放送などでも実施している。

    よみうりテレビと読売テレビ

    2007年3月まで、自社制作番組のクレジットは関西ローカル・全国ネットを問わずにひらがな表記の愛称「よみうりテレビ」と表記していた(例としては、同局の看板番組でHPアクセス数常時最上位の名探偵コナンなどが挙げられるが、これは漢字の読めない視聴者層を意識したものと思われる)。

    ただし、番組以外の事業に関しては「読売テレビ」と表記されていた(被ネット局側がロゴ出しをした場合例外あり。実例として1990年代後半に広島テレビ(HTV)が阪神vs広島戦を実況を差し替えて中継した際に制作・著作ロゴをHTV側で送出したため、「制作著作 広島テレビ・読売テレビ」と漢字で表記された事があったが、平仮名で「広島テレビ・よみうりテレビ」と表記した場合もあり、一貫性がなかった。また、過去には山口放送(KRY)制作の『防府読売マラソン』でもネット局のロール表示の際に漢字ロゴが使われた事もあった)。青森放送(RAB)が制作・中継し、当局も制作協力する『青森県民駅伝競走大会』(毎年9月開催)のエンドロールでは「読売テレビ」或いは「讀賣テレビ」と表記している。
    以上は2007年3月31日までの例であり、同年4月1日以降は『ytv』『読売テレビ』に統一されている。

    番組表に於いては、読売新聞スポーツ報知に於いては「よみうりテレビ」と表記されるが、その他の新聞のテレビ番組表に於いては「読売テレビ」と表記される。また、デジタルテレビのEPGでは2007年3月31日までは"よみうりテレビ"と表記されていたが、同年4月1日からは"読売テレビ"に変更されている。

    テレビカメラなど、一部の放送機材や一部の送信所でも『読売テレビ』と表記している。

    当局の見解としては(2007年3月まで)「番組関連の表記は『よみうりテレビ』、事業関連や一般的な表記としては『読売テレビ』、そして事務的な場合など正式な企業名(登記社名)を表記する必要性がある場合に限り『読売テレビ放送』と使い分けている」ようである。 なお2008年4月以降、番組関連での「制作クレジット」「番組宣伝ポスター」「社名“マーク”」としては「ytv」を用い、「社名」を表示する時には「読売テレビ」もしくは「読売(讀賣)テレビ放送」を使用するよう改められた(これにより今後は平仮名表記の「よみうりテレビ」は使用しない)。

    放送番組の特色

    平日は以下のように、早朝から19時まで、生放送報道情報番組を中心にして放送されている。

    (不定期で『日テレNEWS24』→)『ズームイン!!SUPER』→『スッキリ!!』→『なるトモ!』→『NNNストレイトニュース』→『おもいッきりイイ!!テレビ』→『情報ライブ ミヤネ屋』→『NNN Newsリアルタイム』→『ニューススクランブル

    (ただし、『なるトモ!』は毎週水曜日と金曜日が録画放送)

    NNS全国ネット向け

    (番組は2024年11月現在)

    • 平日午後に生放送の情報番組である『情報ライブ ミヤネ屋』を制作している。同番組はもともと関西ローカルで夕方に放送されており(詳細は後述関西ローカル番組を参照の事)、同時間帯は2007年9月まではワイドショーザ・ワイド』を日本テレビと共同制作していた(番組初期は東京と大阪を結ぶ2元番組だったが、オウム事件などで大阪からの枠が休止に追い込まれたため後期はスタッフのみを東京に送り出す形となった。最末期には、読売テレビが筆頭キー局になっていた事もある)が、『ザ・ワイド』終了に伴い、同年10月以降その後継番組として放送時間を繰り上げたうえで、同時にNNS各局にもネットを開始するようになった。
    • ゴールデンタイムでは木曜日に2時間連続で番組を放送しており、21時の『秘密のケンミンSHOW』と22時の『ダウンタウンDX』を制作している。その他にも月曜日に19時台のアニメ(後述)などを制作している。
    • かつては自社制作の連続ドラマ2時間ドラマの枠もあったが、視聴率の不振が続いたため2004年3月で連続ドラマ枠は廃止された。この改編で日本テレビの『スーパーテレビ情報最前線』と制作枠を交換、月曜21時が読売テレビ、月曜22時が日本テレビの制作枠となっていたが、『情報ライブ ミヤネ屋』の日本テレビでの放送開始に先立ち、2008年2月4日を以て月曜21時枠から撤退し、同月2月25日より月曜21・22時共に日本テレビ制作枠になっている。
    • 深夜のバリューナイト枠において、木曜日分を当局が制作を担当している。なお2008年10月より同枠にて、4年半ぶりに連続ドラマをスタートする事になり、10月2日からは『夢をかなえるゾウ』(水川あさみ主演)が放送される。

    全国ネットに相当する番組

    完全な全国ネットではないが、『遠くへ行きたい』や一部の深夜番組が日本テレビを始めとした複数の系列局で放送されている。

    また、日曜昼の『たかじんのそこまで言って委員会』が関東などを除いた全国22局同時ネットで放送されている。同番組は在京キー局ではとても放送できないテーマを積極的に取り上げるなど、“討論バラエティ”のジャンルを開拓した番組として多くの層からの支持を集め、日曜昼の放送ながらも関西では20%超の高視聴率(占拠率は50%近く)[1]を叩き出す怪物番組とまでになった。現在は札幌テレビから鹿児島読売テレビまでの日本テレビ系列20局と系列外2局の大分放送宮崎放送(共にTBS系列)にネットされている。司会者であるやしきたかじんやレギュラー出演者らの「関東圏には流すな」と言う発言からキー局の日本テレビや宮城県(ミヤギテレビ)、秋田県(秋田放送)を除いた東北地区など一部の地方局にはネットされていないが、日本テレビ以外の系列局でのネットは容認されているため、要望があればネットは可能である事から、今後の動向が注目される。しかし、同じ準キー局である関西テレビの『たかじん胸いっぱい』が放送されている関東の独立UHF局については同時間帯に『中央競馬ワイド中継』を放送しているため、クロスネットの福井県や系列局のない沖縄県については編成上の都合があり難しいと思われる(当初は大分県や宮崎県の2県も厳しかったが、競合する系列外局が番販購入して放送する事で対応した。なお、ネットしたOBS・MRT両局共に読売テレビ制作番組のネット率は高い)。尚、2008年10月12日からは秋田放送静岡第一テレビでネット開始され、中部地方以西ではほぼ全域で視聴出来る様になる。

    同じやしきたかじんの番組で、関西で25%超の視聴率を叩き出し、読売テレビ史上深夜時間帯(午前0時以降)の視聴率の最高記録を更新した怪物番組『たかじんnoばぁ〜』はNTVや一部の地方局でも放送された。関西では伝説と化している。

    因みに、中京広域圏中京テレビでは、読売テレビ制作番組のうち『情報ライブ ミヤネ屋』『たかじんのそこまで言って委員会』『なるトモ!』が放送されており、ytvとCTVの間では親交が深い。また、CTVは『ミヤネ屋』がフルネットで放送されている上、東京制作部のスタッフ2名を派遣していて、ネット局の中では一番精力的に協力している。そして他のネット局より一足早い2007年9月24日からネットしている。

    関西ローカル番組

    • 日曜22:30からの『大阪ほんわかテレビ』や土曜16:55からの『土曜はダメよ!』などを制作しており、共に好視聴率番組として人気がある。
      • 1999年4月より『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』の放送を開始し、日曜の昼に関西ローカルで放送している。同番組はキー局や地方局のワイドショーでは話せない芸能界の裏情報が満載の番組としてエリア外でも異名を轟かせている。これに伴って1998年まで同時ネットされていた『防府読売マラソン』(KRY制作)の中継を深夜放送枠の時差ネットで録画放送している。
    • 関西ローカル向けのワイドショーを2001年10月から平日の10時台に編成しているが、長年裏番組の『痛快!エブリデイ』(関西テレビ)が好調なために苦しめられていた。しかし、2004年に若年層をターゲットにした陣内智則なるみ司会の『なるトモ!』が好調で、2005年初頭には1週間続けて『痛快!エブリデイ』に視聴率で勝り、さらに2008年6月に終了に追い込むという快挙を達成した。2005年10月から『なるトモ!』は日本テレビ中京テレビ広島テレビくまもと県民テレビでもネットされる事になり、念願の“東京進出”を果たす。関西発のワイドショーが関東でもネットされたのは『2時のワイドショー』→『Beアップル2時!』以来12年半振りであり、共同制作の『ザ・ワイド』で約1年間放送されていた大阪からのパートを含めると10年ぶりの事だった。しかし、日本テレビでの放送は僅か半年の2006年3月で終了し、番組出演者や構成・演出手法などが関東では馴染まなかったのか、視聴率は放送開始から低迷していた。但し、同年に入って以降漸く上昇の兆しが見えて来た時点で打ち切りが決まったために今でもネットを再開して欲しいといった関東の『なるトモ!』ファンの声が日本テレビや当局に寄せられている(元々、日本テレビのこの時間帯は視聴率的に苦戦していた時間帯ではあった)。また、『なるトモ!』を実際に関西で視聴した他地域のファンもいるらしく「私の地元でも流して欲しい」という要望が出て来ている(一般的に地方では自社制作番組を放送している局を除けば某他系列情報番組以外、再放送枠やテレショップ枠になっている)。2007年4月からは香川・岡山の西日本放送でネットが開始されている。
    • 近年、日本テレビ系列の平日夕方時間帯(午後4・5時台)はローカル情報番組(帯番組)を編成している局(札幌テレビ・福岡放送など)が多くなっているが、当局は長年夕方ローカル情報番組を編成する事なく2時間ドラマの再放送枠(サスペンス傑作劇場、但し月曜日はバラエティ枠の再放送の2本立て)となっていた。しかし、高視聴率ながらも裏番組である毎日放送の『ちちんぷいぷい』や朝日放送の『ムーブ!』などの攻勢に押され、2005年11月から毎週金曜日に元ABCアナウンサーの宮根誠司を司会に起用した情報番組『激テレ★金曜日』をスタートさせた。翌2006年7月31日からは再放送枠を廃止し、『激テレ★金曜日』を帯番組に発展させた『情報ライブ ミヤネ屋』を開始した。同番組は、2007年10月1日から同年9月28日に終了した『ザ・ワイド』の後継番組として放送時間を13:55からに移動、約3時間に拡大すると共に日本テレビ(関東)・テレビ信州(長野県)・テレビ大分(大分県)を除くNNS全国26局ネット(但しネット時間は各局によって異なる)となった(その後、2008年1月7日からはテレビ信州、同年3月31日からは日本テレビでもネットを開始し、現在では28局ネットとなっている)。
    • 他の在阪局と同様に全国ネットではプロ野球中継のうち読売ジャイアンツ戦を関西地区では阪神タイガース戦中継に差し替えるケースが見られる(二元中継の場合もあり。2007年5月28日にはオリックス・バファローズ戦を中継)。
      • かつては阪神応援番組の先駆者的番組『週刊トラトラタイガース』を放送していた。現在は前述の『情報ライブ ミヤネ屋』に於いてコンセプトを引き継いだコーナー「トラトラR」が毎週月曜日に放送されている他、後述の『ズームイン!!SUPER』のローカルコーナー内でも「ウル虎!Sports」を毎日放送している。
    • 毎年春と夏(『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の開催当日)には朝9時半から夕方にかけて長時間の生ワイドスペシャルを企画しており、当該時間枠の生放送番組の拡大版が放送されている(2005年夏は放送なし)。また、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の放送枠でも珍しく比較的自主制作枠が多い。
    • 以前は『おはようニュースマガジン』『元気モンTV』『あさイチ!』など平日早朝時間帯にローカル情報番組を放送していたが、2005年からスタートした『ゲツキン!』が視聴率で苦戦し、2006年6月30日で終了、翌7月3日からは日本テレビの『ズームイン!!SUPER』をフルネットしている。早朝時間帯のローカル情報番組は廃止されたものの、同番組内にもytvローカルコーナーを設定し、地域情報の充実を図っている。
    • かつて1970年から1975年には広島カープ主催の巨人戦のテレビ中継の制作を木曜日に限り担当していた。これは、当時広島テレビがNNN・NNSとFNN・FNSのクロスネット加盟で火曜日と木曜日のゴールデン枠はフジテレビの番組を配信していたためと広島ホームテレビ(HOME・当時UHT)がANN系列の単独加盟局でありながらも同じ曜日・時間帯でNNN・NNS系列の番組を同時配信していた事によるためのものである。しかしUHTはNNN・NNSに加盟していなかったのでその配慮としてYTV制作・UHT技術協力として放送も当局のアナウンサーと解説者を派遣して行っていた(UHTはFNN・FNS系列の同時配信枠もあったが、こちらも非加盟だった。日本テレビ系は土曜日にも広島vs巨人戦を全国中継したが、この時は広島テレビ制作での配信だった。またUHTは金曜日にもNET系列向けの中継を制作した。)。

    アニメ

    • 当局では1967年昭和42年)に放送が開始された『黄金バット』でアニメーション制作に参入した。在阪局のアニメ参入は毎日放送(MBS)に次いで2局目で、『黄金バット』の他、スポ根アニメの金字塔とも言われる『巨人の星』やプロレスアニメの決定版『タイガーマスク』、赤塚不二夫の人気を不動のものとした『天才バカボン』など1960年代1970年代は大ヒット作を連発した。現在でも人気が高い『ルパン三世』を初めてアニメ化したのも当局である。
    • 1990年代以降、諏訪道彦プロデューサーによるアニメ制作に力を入れており、MBSと並んで在阪局ではアニメ制作に力を入れていることで知られている。諏訪氏がプロデュースした代表的な作品としては『結界師』『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』『シティーハンター』『YAWARA!』など。キー局の日本テレビに比べると熱心であると同時に、NNS系列全国ネットのアニメを数多く制作している。現在、NNS全国ネットのゴールデンタイムのアニメはすべて当局の制作である。最近では『エンジェル・ハート』などの深夜アニメも手掛けている。
      • 当局発全国ネットのアニメ番組では、ポケモンショックを教訓とした視聴注意テロップ「○○からのお願い…テレビアニメを見るときは部屋を明るくして画面からはなれてくださいね(○○には“コナン”や“結界師”等のメインキャラクターの名前が入る)」という他局では見られない特徴的な視聴の注意文を使用している(因みにテレビ朝日の『クレヨンしんちゃん』でも同様の注意文が出るが、当局ではすべての作品でこの形に統一している。)。
      • 一部作品を除きオープニング・エンディングテーマの楽曲名の表示は、OP・ED冒頭で一回と途中スタッフのクレジットとともに一回出しているため、二回楽曲名が表示されるようなっている。
      • 1995年以来、月曜7時台は当局制作のアニメ2本立てという編成が続いているが、安定していた視聴率も2005年頃から、塾通いなどでこの時間帯にテレビアニメを見ることのできない子供の多い関東では裏番組の追い打ちもあって低迷している。その結果、19:00~19:30に放送されていた「結界師」が視聴率低下を理由に2007年10月改編で全国ネットから深夜枠へ"降格"(一部の局は打ち切り)となった。同年内いっぱいは「名探偵コナン」の1時間スペシャルや単発2時間特番で凌ぎ、2008年1月からはかつてフジテレビで放映された「ヤッターマン」のリメイク版を放送しているが、前作結界師がストーリー途中でも降板であったために、結界師公式ホームページ等でも第二期製作を求めるファンの声は多い。
      • 2008年8月現在、在阪局でゴールデンタイムにアニメ枠を持っているのは当局のみである(1996年までは朝日放送ABCテレビ)も持っていた。MBSも1994年に一度全廃したが2005年に1年間だけ復活)。
      • 当局の本社前には『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンのブロンズ像が建てられている。
    • 一方で1980年代後半から1990年代前半頃にかけて日本テレビ制作のアニメ作品のネットに消極的な時期があった。
    • 日本テレビ制作の深夜アニメは、現在では月曜深夜のMONDAY PARK枠(MBSの『アニメシャワー』と似た様なもの)の中で放送している(後述の『無敵看板娘』もこの枠で放送されていた)。
    • UHFアニメの参入は在阪局としては最後発で、2006年7月からの『無敵看板娘』で参入を果たし(この作品にも制作委員会に加わっている。しかし、関東のUHF局と比べると放映時期は3週間程遅れていた。)、これによりすべての在阪局及び近畿地方の民放テレビ局がUHFアニメを放送する事になった。但し、放映局が制作に関与しないUHFアニメを放送した実績は未だにない。因みに長らく放送実績がなかった日本テレビ系列の中京テレビは、2007年5月東海テレビ(フジテレビ系)での放送予定がキャンセルされた「アイドルマスター XENOGLOSSIA」(関西圏では関西テレビで放送)の代替ネット局となった事で、結果的に東海地方でもすべての民放テレビ局でUHFアニメの放映実績を持つ事になった。
      • 『無敵看板娘』以降は長らくUHFアニメの放映がなかったが、2008年7月より当局では2年ぶり、2本目となるUHFアニメ『乃木坂春香の秘密』(本作品も製作委員会に参加)を放映する。なお、本作品は中京テレビでも放映されるため、UHFアニメ史上初めて当局と中京テレビの組み合わせとなる(『無敵看板娘』は中京圏では未放映。中京テレビにて放映されたほかのUHFアニメは関西圏では関西テレビもしくはテレビ大阪にて放映)。
      • 16:9SDマスターで製作されたUHFアニメは、現在のところ『乃木坂春香 - 』のみではあるがMBSと同様に地上波デジタル放送ではフルサイズで放映されている。なお、在阪局でUHFアニメのフルサイズ放映を実施しているのは当局とMBS・テレビ大阪のみ。
    • 1987年から1995年にかけて、学校の休み期間に『アニメだいすき!』と称した枠でOVAを集中して放送していた事でも知られる。

    その他

    • 字幕放送テロップ(当初は「文字放送・字幕」)は日本テレビで表示しているものと同一デザインである。当初は全国放送でも関西ローカルのみの表示だったが、2003年8月頃からキー局の日本テレビに先駆けて日本テレビ系列各局向け(ネット回線)にも表示される様になった(関西ローカルでの表示も継続。因みに日本テレビはytvに1年遅れ、2004年8月頃から系列各局向けにも字幕放送テロップを表示する様になった。)。2003年12月の地上デジタル放送対応のマスター更新後、提供クレジット表示の書体は日本テレビと同じゴシック体(イワタ新ゴシック)が使われている。マスター送出のテロップ表示は提供スポンサー[2]のみカットイン~カットアウトで、それ以外の表示[3]はすべてフェードイン~フェードアウトとなっている(ロールスーパーで流す場合もある)。
    • 関西圏の広域局で唯一自社系のCS放送局を持っていない。
    • 地上デジタル放送の物理チャンネル14chはかつてNHK UHFテレビ実験局(大阪)が使用していた。
    • 社屋10階に社員食堂としてカフェテリアコーナーがあり東側が食堂生駒で西側が喫茶コーナー六甲である。
    • 女子アナウンサーの採用では全国から優れた人物を採用しており評価も高い。あの上沼恵美子ですら、当局のアナウンサーは綺麗な人が多いと認めた程だ。
    • 親局が10chである放送局の中で唯一デジタル放送でもリモコンキーIDに「10」を引き継ぐ放送局である。他の親局が10chの放送局6局は「10」を引き継がない。[4]

    日本テレビとの関係

    次節で詳述する通り、キー局の意向を受けて設立された放送局のため、日本テレビとの関係は非常に良好であり、かつては『11PM』の火・木曜放送分を放送開始から終了まで制作を担当し(後継番組の『EXテレビ』でも)、現在も朝の情報番組『ズームイン!!SUPER』に同局解説委員の辛坊治郎がレギュラー出演したり、2007年9月まで放送されていた『ザ・ワイド』では同局との共同制作を行い、前期は当局発の情報コーナーを設けたり、積極的に関西からリポーターの中継を入れたり、後期には同局解説委員の岩田公雄がレギュラー出演していた。また当局制作の全国ネット番組(『どっちの料理ショー』など)に日本テレビのアナウンサーが出演したり、同じく当局制作の全国ネット番組の『ウェークアップ!ぷらす』や『ミヤネ屋』には日本テレビも協力し、『ウェークアップ!ぷらす』においては、東京で出演するゲストを東京・汐留の日本テレビスタジオに招いてネットをつないだり、インタビュー映像に出演する識者のコメントを同局で収録するなど、積極的な交流がなされている(党首討論や立候補予定者の討論など企画によって汐留のスタジオから全編生放送する事もある)。

    系列会社と日本テレビとの関係も良好であり、小西美穂の様に報道などで評価、当局から日本テレビに移籍する社員もいる。自社制作の深夜番組の多くは日本テレビにもネットされ、中京広域圏の中京テレビとも番組制作など(特報!EXPOプレスなど)で積極的に協力がなされているなど、NNN系列の準キー局として非常に良好な関係を築いている(この点が他の在阪準キー局であるMBSやABCおよびKTVとは大きく異なる点である)。

    一方で日本テレビとは一線を画す番組編成を取る時間帯も少なくなく(先述のように読売グループの放送局でありながら『週刊トラトラタイガース』を関西ローカルで制作・放映など)、中には『たかじんのそこまで言って委員会』などの様に出演者の猛反対を受けたなどの理由で他の主要NNS系列局の多くにはネットされながらも日本テレビにはネットされない場合もあり、他の在阪局に比べて独立性が劣っていない一面も伺える(先述の解説委員の件も日本テレビに対しての発言力の度合いが伺えるとも解釈出来る)。

    開局までの経緯

    日本テレビ放送網(日テレ)は1953年、東京での開局に先立ち、大阪にも放送免許の申請を郵政省に提出した。しかし、当時の大阪地区の割り当て電波は2波しかなく、NHK大阪放送局大阪テレビ放送(OTV。現・朝日放送)の2局に免許が与えられ、"日本テレビ大阪放送局"の免許は却下された。却下の理由は「日本テレビは東京地区を代表するもので、これが大阪で電波を出すのは"越境"である」という。日本テレビを率いる正力松太郎は、大阪の他札幌名古屋福岡にも同局の地域放送局を設立する事を郵政省に申請したが、これも大阪と同じ理由で却下された。

    大阪では、その当時に読売新聞が大阪に進出したばかりで、朝日新聞毎日新聞などと販売競争で激しく競い合った。大阪テレビ放送は朝日新聞・毎日新聞と朝日放送新日本放送(現・毎日放送)によって設立されたテレビ局である事から、当時の大阪読売社長・務臺光雄は「両紙を相手に部数を伸ばすには、自社系列のテレビ局を持つ事が必要」と確信し、読売側も大阪読売を中心に関西の財界などの出資によるテレビ局を作ろうと決心。務臺が発起人代表となって、財界から発起人集めを行った。

    放送局の社名は「新大阪テレビ放送株式会社」(略称:NOTV=New Osaka Television『ノーテレ』と呼ばれた)とし、1957年2月に設立の発起人総会を実施。社屋は大阪市北区岩井町(現・東天満)の東本願寺天満別院跡地に建設された。1956年10月に放送免許の申請を郵政大臣に提出した。そして、1957年10月準教育局として新大阪テレビ放送に予備免許が交付(第10チャンネル、JOIX-TV)された。1958年2月12日に創立総会を行い、同年8月1日に社名を「新大阪テレビ放送」から「讀賣テレビ放送株式会社」(略称・YTV、愛称・よみうりテレビ)へ変更、同月28日にOTVにネットされていた日本テレビの番組を完全移行させる形で関西地区では2局目の民放テレビ局として開局した。そして、読売テレビの開局が読売新聞の西日本での部数増に大きく貢献した。

    オープニング・クロージング

    • 1988年8月の社屋移転まで、オープニングは壮大なオーケストラをバックに日の出を撮影した映像が、クロージングは1981年当時はビデオ撮影の切り絵(影絵)風のものだったが、その後ヨットコアラなどの映像と西部劇風な曲に変更された。
    • 1988年8月の移転後はオープニング・クロージング共通で讀賣テレビ局舎をベースにクレイアニメーションを取り入れて大阪の四季をイメージしたものや、1997年1998年頃になってからは絵画作品をストーリー風にアレンジしたものが放送された(音楽を手掛けていたのは西司)。
    • なお、放送終了と放送開始との時間が短い場合は終了時にID(静止画)を5秒間表示していた。
    • 1998年に深夜の休止時間帯のフィラー(1日の基点は当初5:00だったが、現在は平日5:20・土曜5:29〈第2土曜は5:14〉、日曜4:30)としてNNN24(現・日テレNEWS24)が放送を開始すると放送時間を大幅に縮小して(10秒程度)当時のペットキャラクターである『アイニー君』(当時はI Need 10=アイ・ニー・ジューというスローガンがあった)をモチーフにしたアニメ映像が採用された。これによって周波数のコメント表示が省略された。
    • しかし、2000年にペットキャラクターが『テレビヤン』(テレビのブラウン管をモチーフにしたキャラクター。後に少しデザインのマイナーチェンジがなされた。)が採用されるとかつて使用した絵画作品のダイジェスト版が放送された。
    • 2005年4月1日から2007年3月31日までは、絵本作家・永田萌のイラストを使用したオープニングとエンディングの映像が放送されていた。また、2005年7月29日8月7日の「天保山10デイズわくわく宝島」の開催期間限定でエンディングは振付師・真島茂樹がこのイベントのために新たにレコーディングしたイメージテーマソング「宝島伝説〜ワクワク愛の伝道師〜」の一部を抜粋したものが放送された。
    • 2007年4月1日から「ytvウキウキたいそう」が放送されている(オープニング・エンディング共通、15秒スポットIDと同じ)。
    • 2008年現在は以下のような形でクロージング、オープニングを放送している。

    最終番組→CM15秒→ytvウキウキたいそう→CM15秒→地上アナログ放送終了告知画面30秒→フィラー(日テレNEWS24または放送休止)→CM15秒→ytvウキウキたいそう→地上デジタル放送宣伝CM30秒→最初の番組

      • なお、これまで当局ではオープニングには今日の日付(○月○日○曜日)を、クロージングには「おやすみなさい」という文字を表示していたが、今回はそれが表示されていない。また今回はフィラー前に表示されていた「この後はNEWS24」というテロップは表示されていない。
    • 2007年3月31日までフィラー時間中にサイマル放送される日テレNEWS24がスタートする場合は「この後はNEWS24」のIDタイトルを被せていた(当初は「本日の番組を終了します。この後はNNN24」だった)。放送休止を行う場合は「本日の放送を終了します。おやすみなさい」となっている。また毎月1回行われる緊急警報放送試験が実施される場合、「EWSテスト終了次第NEWS24をお送りします」というクレジットを出していた。(2007年3月31日まで)。

    フィラー放送

    • 定時番組終了後(一部の日曜深夜~月曜未明を除く)は、日テレNEWS24がフィラーで放送されている。
    • 日テレNEWS24の放送は定時放送終了後からとなるため、番組の途中から放送される場合が多い。
    • 日曜深夜~月曜未明とメンテナンス日(平日に不定期)は原則として休止となっているため新聞発表がないものの放送開始(基点)時間の5:20直前の数十分間程度日テレNEWS24が放送される。なお、データ放送EPGでは放送開始時間の記載はされている。
    • CMについても日テレNEWS24と同じものを放送している。
    • 先述した緊急警報放送試験(基本毎月1日)を実施する場合、NEWS24の前に約15分間放送休止の時間を設けて、カラーバー緊急警報放送試験を実施し、試験終了の数分後(放送開始時間になっていなくても)に放送を再開する。
    • フィラー終了時には、平日は「『NEWS24』の放送はここで終了させていただきます。この後、詳しいニュースは『ズームイン!!SUPER』をご覧下さい。」と表示され、土曜・日曜は「番組の途中ですが、ご覧のチャンネルでの『NEWS24』の放送はここで終了させていただきます」とテロップで表示される。

    時刻出し

    時刻出しも参照。

    • アナログは「クロスカット」、デジタルは16:9表示で「横回転」となる。
    • フィラー中は『日テレNEWS24』の映像をそのまま使用している。一時期、月~木曜深夜=火~金曜未明(~4:30 祝日の深夜は除く)については天気情報とニュースをテロップなどで表記するカスタムバージョンとなっていた時代がある。
    平日
    • フィラー開始~5:19
    • 5:19:30~9:56
    • 17:50~18:55:10(CM中消去)
    • 『ズームイン!!SUPER』の時間帯はカスタム表示で時刻に緑色の縁取りを入れ、また天気テロップを表示している。
    • 2006年10月2日から『NNN Newsリアルタイム』『ニューススクランブル』の時間帯でも表示開始。但し、『Newsリアルタイム』の16:53~17:50までは時刻出しを行っていない。
    土曜
    • フイラー開始~5:28:15
    • 5:28:30~9:25
    日曜
    • フィラー開始~4:29:15
    • 4:29:30~9:25
    天気テロップ
    • ズームイン!!SUPER』『ズームイン!!サタデー』の時間帯(CM中を除く)に近畿2府4県(大阪府、兵庫県南部・北部、京都府南部・北部、滋賀県南部・北部、奈良県南部・北部、和歌山県南部・北部 [5])と札幌、東京、名古屋、福岡を表示している。警報発令時は福岡と大阪の間にすべり込ませて表示。カスタム開始当初は天気表示は平日のみだったが、現在は土曜も表示している。

    新聞などのテレビ欄

    • 新聞テレビ欄は、株主である読売新聞とその系列のスポーツ報知『よみうりテレビ』と表記しているが、その他の新聞やテレビ情報誌『読売テレビ』(又は単に『読売』)と表記している(新聞に限らずテレビカメラなど一部の放送機材や一部の送信所にも旧ロゴで『読売テレビ』と表記しているものがある)。これは略称が「ytv」或いは「読売テレビ」に変更された2007年現在でも続いており、まだ「ytv」の愛称が定着しているとは言い難い。
    • スポーツ報知(大阪本社版)のテレビ欄には、当局の番組欄の左端に長年に渡って縦長サイズ(テレビ番組表のサイズ)で「今夜の見もの」として連日一つの番組を紹介する広告を掲載している。また2007年4月から産経新聞夕刊(大阪本社版)のテレビ欄に「読売テレビの今夜の見もの」という広告を連日掲載していたが、2008年4月からは明朝の『ズームイン!!SUPER』の番組内容紹介(ytvローカルパート)に変わった。

    社旗

    当局の社旗は、読売新聞の社旗と同じデザインである。

    読売テレビ番組の分野別一覧

    詳細は読売テレビ番組の分野別一覧を参照。

    スタジオ

    現社屋は、当局の開局30周年記念事業の一つとして1988年4月に完成した。その後段階的に社内の引っ越しやスタジオ稼動を行い同年8月1日に主調整室(マスター)も移転して、完全に現社屋での放送となった。

    大阪本社

    旧本社は汎用スタジオが2つ(報道用を含めると3つ)だった事から、現本社移転に際してはスタジオを新たに1つ増設すると共に全体のスタジオ面積を拡大し大型化させた。なお、現本社移転時には1スタは旧本社1スタ、2スタは旧本社2スタからそれぞれ機材を移設して対応した。

    東京都内

    1993年、当局における「東京での番組制作の拠点」を目指し、東京都八王子市京王相模原線京王堀之内駅前に建設されたスタジオである。在阪局では関西テレビ東京メディアシティ内に設置したレモンスタジオに続いて2番目に開設した東京のテレビスタジオだった。
    スタジオは2つあり、オープン時は第1スタジオ及び第1副調整室(サブ)のみに機材を整備し、この機材を第2スタジオと分けて運用されていた。この他にVTR編集室やMA室なども整備され、当局だけではなく東京地区での他局の番組収録にも使ってもらえる様な設備を目指していた事もある。当時は自社制作番組「即席!明るい改造計画」などの番組収録に使用されていた。失楽園(ドラマ編)も同スタジオで一部収録された。
    しかし、都心部から距離が離れていた事や、タレントやスタッフの移動に時間的制約が掛かる事が一番のネックとなり、それによる稼働率の低さからスタジオ運営の採算が取れず、やむを得ず同所の売却を検討したが買い手がつかなかった。このため、2003年に建物を解体し更地状態にした上で売却した。現在は同所跡地にマンションが建設されている。
    このスタジオで制作されていた番組については都内の貸しスタジオに分散され、閉鎖当時にこのスタジオで収録されていた番組は渋谷ビデオスタジオ(2007年9月閉鎖)や東京タワースタジオ(旧・東京タワー芝公園スタジオ)、東京メディアシティなどでの収録に切り替えられた。
    なお、2008年3月現在の東京での収録番組については下記の様になっている。
    また、一部番組は日本テレビが運営する生田スタジオ(神奈川県川崎市多摩区)で収録されるケースもある。

    情報カメラ設置ポイント

    アナウンサー

    男性

    女性

    解説委員

    ※現在、当局は在阪局で唯一解説委員を置いている。

    • 岩田公雄(元報道記者。解説委員長)
    • 辛坊治郎(元アナウンサー。解説副委員長。報道局次長と兼任)
    • 春川正明(元報道記者。解説副委員長)
    • 坂泰知(元アナウンサー。報道局解説委員)

    元・アナウンサー

    主な中継局

    アナログ放送

    デジタル放送

    • 滋賀県
      • 大津 14ch
      • 彦根 14ch
      • 甲賀 14ch
      • 大津石山 19ch
    • 京都府
      • 福知山 14ch
      • 舞鶴 14ch
      • 宮津 14ch
      • 峰山 14ch
      • 亀岡 14ch
      • 中舞鶴 30ch(2008年11月5日開局予定)
      • 野田川 14ch(2008年11月5日開局予定)
    • 兵庫県
      • 神戸 14ch
      • 姫路 14ch
      • 北淡垂水 14ch
      • 三木 14ch
      • 神戸兵庫 14ch
      • 西宮山口 14ch
      • 香住 14ch
      • 城崎 14ch
      • 竜野 14ch
      • 福崎 14ch
      • 西脇 14ch
      • 猪名川 30ch
      • 市島 20ch
      • 姫路西 14ch
      • 篠山 14ch
      • 氷上 14ch
      • 和田山 14ch(2008年11月5日開局予定)
      • 八鹿 20ch(2008年11月5日開局予定)
      • 日高 20ch(2008年11月5日開局予定)
    • 奈良県
      • 栃原 14ch
    • 和歌山県
      • 和歌山 14ch
      • 紀ノ川 14ch
      • 海南 14ch
      • 御坊 14ch
      • 吉備 14ch
      • 有田 14ch
      • 橋本 34ch

    ケーブルテレビ再送信局

    以下のケーブルテレビではテレビ(アナログ放送)が再送信されている。

    デジタル放送は近畿2府4県以外へは再送信されておらず、徳島県内では既に毎日放送関西テレビ朝日放送サンテレビテレビ和歌山は一部のケーブルテレビ局で地上デジタル放送の再送信が行われているが、当局は唯一の県域局四国放送が同じ日本テレビ系列に加盟している事に考慮して、現在のところどのケーブルテレビ局も地上デジタル放送の再送信を行っていない。

    ただ、徳島県は民放テレビが1局しかないため特例地域として位置付けられている事から、将来的にはデジタル放送でも再送信が行われる可能性もある(徳島県の一部ケーブルテレビ局では既に当局の地上デジタル放送の再送信の申請が出されている)。

    関連会社


    事件・事故

    読売テレビの不祥事・トラブル

    64分にわたる放送中断

    • 1990年5月9日午後1時59分から午後3時3分頃まで、近畿圏(読売テレビの放送エリア)に於いて当局の放送が64分間も中断する放送事故があった。原因は奈良県生駒山にある送信所のトラブルと見られ、送信所に技術スタッフが急行するまでの間画面は砂嵐(ザラザラ画面)だった。そのため近畿圏のみ午後2時からの『2時のワイドショー』が見られず、午後3時からの日本テレビからのネット受けの『キャッチ』も冒頭の3分程削られる状態となった。これだけの放送中断は史上初であり、当局に約1,500件もの苦情が寄せられた。

    他の在阪テレビ局

    関連項目

    脚注

    1. ^ ネット局のうち北日本放送福岡放送くまもと県民テレビでも関西地区以上の高視聴率を取っている。
    2. ^ 一時期、一部番組では「CMのCM」でおなじみのキャラクター「コマーさるくん」も一緒に表示していた。
    3. ^ 画面右上の「アナログ」(アナログ放送のみ表示)、字幕放送、二ヶ国語放送など各種多重放送、前述にあったアニメ番組視聴の注意文、『遠くへ行きたい』の次回予告テロップその他各種断りテロップなど。2008年7月23日までは「HV ハイビジョン番組」のテロップもあった。
    4. ^
    5. ^ 兵庫県南部は「兵庫南」、兵庫県北部は「兵庫北」、京都府南部は「京都南」、京都府北部は「京都北」、滋賀県南部は「滋賀南」、滋賀県北部は「滋賀北」、奈良県南部は「奈良南」、奈良県北部は「奈良北」、和歌山県南部は「和歌山南」、和歌山県北部は「和歌山北」と省略して表示。

    外部リンク