「門真市」の版間の差分
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[[ファイル:National-Panasonic.jpg|thumbnail|180px|[[パナソニック]]本社-西門真事業場]] |
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;先史[http://www.city.kadoma.osaka.jp/syokai/syokai30.html] |
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2011年4月10日 (日) 16:59時点における版
かどまし 門真市 | |||
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| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 近畿地方 | ||
都道府県 | 大阪府 | ||
市町村コード | 27223-0 | ||
法人番号 | 9000020272230 | ||
面積 |
12.30km2 | ||
総人口 |
115,430人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||
人口密度 | 9,385人/km2 | ||
隣接自治体 |
大阪市、守口市 寝屋川市、大東市 | ||
市の木 | クスノキ | ||
市の花 | サツキ | ||
門真市役所 | |||
市長 | 宮本一孝 | ||
所在地 |
〒571-8585 大阪府門真市中町1番1号 | ||
外部リンク | 門真市役所ホームページ | ||
ウィキプロジェクト |
地名の由来は「門間(低湿地などで生産性の低い荘園)」で領主から免田として認められたことからきた等諸説あり、室町時代初期までは「普賢寺荘」、室町時代末期には現在の名が使われ、戦国時代には「門真荘」と呼ばれた。
地理
- 大阪市のベッドタウンを形成する衛星都市の一つである。
- パナソニック、パナソニック電工、タイガー魔法瓶、海洋堂、東和薬品等の本社がある。
- 水郷農村として栄えたのを背景に農作物では蓮根が名産。
- 市域は約5~6km四方の正方形状で、東西に「京阪電気鉄道京阪本線」と「国道163号」、南北に「大阪府道2号大阪中央環状線」と「大阪モノレール線」が走る。
- 大阪府公安委員会の門真運転免許試験場が門真市一番町にある。京阪電車古川橋駅南方にあるので、俗に「古川橋試験場」とも呼ばれる。大阪府内では、古川橋か光明池試験場(和泉市)で運転免許試験が行われる。光明池試験場ができるまでは大阪府全域のドライバーにお馴染みの地だった。また現在でも北大阪在住のドライバーは門真で運転免許を取得するため、一度は訪れる場所である。
隣接している自治体・行政区
歴史
- 先史[1]
- 西山荘遺跡や大和田遺跡、三ツ島遺跡等から古くからこの地域一帯は発達していたという。
- 古代
- 古事記・日本書紀によると、仁徳天皇が淀川の氾濫からこの地方を守るために、渡来人達に茨田堤(まんだのつつみ)を築かせた。その結果、豊かな農耕文化が広がった。
- 中世
- 平安時代後期になると、河内に荘園が置かれ、大和田庄・馬伏庄・岸和田庄(現在、地名として残っている)などが寺社領として経営された。→河内十七箇所
- 鎌倉・室町時代の頃には集落としての環境が大分整い、現在に近い環境が形成された。
- 近世
- 京や大坂に近い事や立地の重要性により8割が江戸幕府の天領となり、幕府から直接支配を受けた。豊かな水郷農村として発達し、江戸時代後期には菜種や木綿の栽培、レンコン栽培が活発化した。また江戸末期には、当地きっての旧家茨田家の茨田郡士ほか、多くの「大塩平八郎の乱」参加者を出した。
- 近代
- 「加賀蓮」「備中蓮」の導入によりレンコン栽培が最高期に達し、「河内レンコン」の名が全国に広まった。明治38年の京阪電車の開通により、まちは変化し、工場誘致など産業都市としての発展にも力を入れるようになった。しかし京街道沿い北河内地域は大阪(大坂)の北東に位置する関係(関連:成田山大阪別院明王院)で企業進出が中々進まなかった。そんな中、松下電器産業株式会社(現・パナソニック)の創業者松下幸之助が「日本全体が北東に伸びており、日本全てが鬼門である」「新しい工場を生かすのは人である」と一喝し、工場を建設。こうして昭和8年、松下電気器具製作所の誘致に成功し、それ以後門真は企業城下町として発展した。
- 現代
- 企業城下町としての熟成にともない、昭和38年(1963年)、市制を施行。大阪市の衛星都市―ベッドタウンとして人が流入することによって、当初約6万人だった人口も1970年頃には約14万人にまで急増した。
- しかし人口が増え、都市として商業的充実等を得た一方で一部の地域(市北部)では都市計画がうまく追いつかず、水郷農村であった土地の事もあり、災害時の対応は困難な市街地形成となった。
- 上記の状況や長い市政の低迷等を受けて、市はそれらから脱するために、パナソニック本社跡地にある安藤忠雄設計のさくら広場にみられるような「自然との共生」や「地球環境の向上」をテーマに、また「通過都市の脱却」「活気あるまちなか創出都市」「人・まち“元気”体感都市」をテーマとして明確に掲げ、官民一体となってまちづくりに力を入れている(第五次総合計画)。計画は10年間(平成22年~平成31年)という長期的なもので、「幸福町・中町まちづくり」プロジェクトは特に大きなものである。
- 1886年(明治19年) 茨田郡門真一番上村、門真一番下村、門真二番村、門真三番村、門真四番村が合併して門真村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、茨田郡門真村、大和田村、四宮村、二島村が発足。
- 門真村 - 門真村、桑才村が合併。
- 大和田村 - 常称寺村、打越村、北島村、野口村、横地村が合併。
- 四宮村 - 上島頭村、下島頭村、上馬伏村、下馬伏村、巣本村、岸和田村が合併。
- 二島村 - 稗島村、三ツ島村が合併。
- 1896年(明治29年)4月1日 北河内郡が成立。
- 1939年(昭和14年)4月1日 門真村が町制施行。北河内郡門真町となる。
- 1956年(昭和31年)9月30日 大和田村、四宮村、二島村を門真町に編入。
- 1963年(昭和38年)8月1日 門真町が市制施行。大阪府下27番目の市、門真市となる。
- 2005年に隣接する守口市と合併することが協議され、新名称は「守口門真市」と決定した(その他「松下市」の候補もあった)が、2004年9月にその合併をめぐる住民投票で、合併相手側の守口市の結果(反対派が投票の87%を占めた)により合併協議会は解散した(門真市の投票は投票率不足で不成立、開票されなかった)。
行政
- 市長:園部一成(2005年より、2009年7月より2期目。1985年から2005年は東潤)
経済
門真市に本社を置く企業
姉妹都市・提携都市
国内
海外
国際機関
領事館
地域
人口
門真市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
小学校
- 門真市立門真小学校
- 門真市立大和田小学校
- 門真市立二島小学校
- 門真市立四宮小学校
- 門真市立北小学校
- 門真市立古川橋小学校
- 門真市立浜町中央小学校
- 門真市立沖小学校
- 門真市立上野口小学校
- 門真市立速見小学校
- 門真市立脇田小学校
- 門真市立北巣本小学校
- 門真市立五月田小学校
- 門真市立東小学校
- 門真市立砂子小学校
- (2005年度入学生から旧水島小学校と旧南小学校は旧水島小学校敷地の砂子小学校に統合された)
- (2007年度入学生から旧浜町小学校と旧中央小学校は旧浜町小学校敷地の浜町中央小学校に統合された)
中学校
高等学校
- (2001年度入学生から旧門真高等学校と旧門真南高等学校は旧門真高等学校敷地の門真なみはや高等学校に統合された)
特別支援学校
- 門真市立くすのき園
- さつき園
財政
平成18年度
- 財政力指数 0.75
- 標準財政規模 248億7974万円
- 普通会計歳入規模 439億4859万円
- うち市町村税(地方税) 187億4864万円
- 地方交付税 50億4019万円
- 地方債 23億2540万円
- 普通会計歳出規模 438億9955万円
- 人件費 104億1376万円
- 扶助費(生活保護費等) 135億1854万円
- 公債費(借金の返済) 47億9145万円
- 経常収支比率 103.1% きわめて硬直化している
- 実質公債費比率 13.0%
- 人口一人当たり地方債現在高 34万3481円 普通会計分の地方債のみ
- 人口1000人当たり職員数 6.97人 大阪府市町村平均 7.91
- 内訳 一般職員 880人(うち技能労務職 271人) 教育公務員 32人 (消防職は一部事務組合所属のため0名) 合計912名
- 市職員一人当たり平均給料月額 34万4200円 すべての職員手当てを含まない数字
- 職員給与費の状況 平均(普通会計分 年額) 給料 430万8825円 職員手当 119万8402円 期末・勤勉手当(民間のボーナス) 199万6317円
- 平均職員給与 750万3544円
- ラスパイレス指数 97.8
- 門真市職員一人当たりの平均期末・勤勉手当支給額 210万4371円 (平成18年度)
- 門真市職員 平均定年退職金 2757万1千円 (2007年4月1日現在、59.28月)
地方債等の残高
- 1普通会計分の地方債 449億3000万円
- 2特別会計分の地方債 444億9700万円
- 主な内訳 公共下水道事業特別会計分 392億7400万円
- 3関係する一部事務組合分の債務 1億1200万円
- 守口市門真市消防組合分 2億3700万円 (債務x負担割合)
- 4第三セクター等の債務保証等に係わる債務 47億1300万円
- 門真市土地開発公社
地方債等の合計 945億5200万円 (連結会計)
- 門真市民一人当たりの地方債等残高 72万0537円
交通
鉄道路線
バス
- 京阪バス:門真市駅、古川橋駅、大和田駅から門真団地や門真南駅方向などへの路線がある。市内に門真車庫がある。
- 近鉄バス:萱島駅から住道駅・荒本駅・近鉄八尾駅方面への路線がある。
- 大阪市営バス:門真南駅から大阪駅への路線がある。
道路
名所・旧跡・遺跡・施設
- 三ツ島の薫蓋クス(くすのき/国指定天然記念物/大阪みどりの百選第1位)
- 砂子水路の桜(三ツ島/大阪みどりの百選第2位)
- 稗島のクス(府指定天然記念物)
- 願得寺(御堂町/府指定有形文化財)
- 南野口のバッタリ
- 茨田堤(まんだのつつみ/宮野町/府指定史跡)
- 堤根神社
- 茨田邸跡(まんだていあと/堂山町)
- 黄梅寺(茨田家の菩提寺/堂山町)
- 寿命院(聖観音立像/幸福町)
- 宝蔵寺(阿弥陀如来像/城垣町)
- 一休母堂の墓(三ツ島)
- 幣原兄弟の碑(一番町)
- 赤穂義士・村松喜兵衛門の碑(下島町)
- 安井郁博士誕生の地(常称寺町)
- 森寿斎の墓(上島町)
- 旧海軍無線送信所跡(桑才新町)
- 喜左衛門の碑(桑才町)
- 弁天池公園
- 西三荘遺跡
- 橋波口遺跡(本町)
- 普賢寺遺跡(幸福町、垣内町)
- 古川遺跡(御堂町、古川町)
- 大和田遺跡(常称寺町、宮野町、野里町)
- 三ツ島遺跡(三ツ島)
- 巣本遺跡(北巣本町)
- 門真市歴史資料館(柳町)
- 門真市民文化会館(ルミエールホール) - (古川橋駅近くにあるコンサートホールを備えた施設。
- 門真市民プラザ - 閉校した大阪府立門真南高等学校跡を使用した社会教育施設。
- 大阪府立なみはやドーム - 門真市三ツ島にある国民体育大会ができるプールとして作られたドーム。
- 市中心部を古川という川が流れているが、この川のほぼ西側の地域が電話の市外局番「06」(門真電話局)でほぼ東側が「072」(大和田電話局:寝屋川MA)である。
- 海洋堂本社(模型/門真市柳町)
- パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館
- さくら広場(パナソニック旧本社跡地/安藤忠雄設計)
出身有名人
- 幣原喜重郎(第44代内閣総理大臣、第40代衆議院議長)
- 幣原坦(歴史家、教育行政官)
- 安井郁(大学教授)
- 筑波幸一郎(建築家)
- 俵万智(歌人)
- 笑福亭岐代松(落語家)
- 東野博昭(放送作家)
- 頭師佳孝(俳優)
- 蛍原徹(タレント:雨上がり決死隊)
- 山本シュウ(ラジオパーソナリティ)
- 川崎美千江(タレント・リポーター)
- 道越裕海(歌手)
- 松井成行(漫才師:シンデレラエキスプレス)
- 今中慎二(元プロ野球選手:元中日ドラゴンズ)
- 岩見優輝(プロ野球選手・広島東洋カープ)
- 植田龍仁朗(サッカー選手)
- 岡本依子(テコンドー選手)
- 李冽理(ボクシング元WBA世界Sバンタム級王者)
- 高智政光(プロレスラー)
- 山本喧一(総合格闘家)
門真市にゆかりのある人物
- 松下幸之助(パナソニック創業者、門真市名誉市民(本市では一人目)。和歌山市出身)
- 井植歳男(三洋電機株式会社の創業者)
- 井植敏(三洋電機元会長兼CEO)
- 久野古夫(テレビ技術者)
- 一休(一休宗純)の生母
- 村松喜兵衛門(赤穂義士)
- 江戸川乱歩(小説家。大正12年に一時期滞在)
- 村田英雄(演歌歌手。佐賀県出身。晩年を門真で過ごした)
- 桂小春團治(三代目・落語家。育ち)
- 錦戸亮(関ジャニ∞・NEWS。育ち)
- 浦野千賀子(漫画家)
- 甘福あまね(イラストレーター/漫画家)
- 淀川徳丸(カメラマン、シンガーソングライター、フリーライター)
- 山本容子(銅版画家。育ち)
- 奥野北雄(洋画家・現住)
- 長島義明(写真家・現住)