コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「かばん (短歌誌)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Fucrow (会話 | 投稿記録)
Nullbot (会話 | 投稿記録)
m Bot: {{改名提案}}の修正
1行目: 1行目:
{{改名提案|かばん短歌誌|date={{#time:2013年5月}}}}
{{改名提案|かばん (短歌誌)|date=2013年5月}}


「'''かばん'''」は、「歌人集団かばん」あるいは「かばんの会」の略称。
「'''かばん'''」は、「歌人集団かばん」あるいは「かばんの会」の略称。
また「かばんの会」が月刊で発行している短歌同人誌のことを指す。
また「かばんの会」が月刊で発行している短歌同人誌のことを指す。

2013年5月29日 (水) 13:35時点における版

かばん」は、「歌人集団かばん」あるいは「かばんの会」の略称。 また「かばんの会」が月刊で発行している短歌同人誌のことを指す。

概要

1984年創刊時の会員数は、中山明、小森須美、井辻朱美黒崎政男、渋谷祐子、林あまりの6名。[1]中山明が代表者(歌人集団「ペンギン村」村長)として創刊した。2013年4月現在の発行人は井辻朱美、会員数は約120名。主な活動は『かばん』の発行、歌会の運営。

選者欄、添削制度をもたず、また主宰者もいないため、正確には短歌結社ではない。また退会後も再入会可能であり、会員の自由意思に基づいて相互の批評などを行なっている。編集作業には電子メールが活用されている。[2]

「かばん」という誌名は会員・鈴木照子の発案で、「何でも入る」かばんのイメージから命名されている。

ゆかりのある歌人

「かばん」に在籍中、または在籍した会員の歌集を以下に記す。(50音順)

  • あまねそう 『2月31日の空』
  • 飯田有子 『林檎貫通式』
  • イソカツミ 『カツミズリズム』
  • 井辻朱美 『水晶散歩―井辻朱美歌集』等
  • 入谷いずみ 『海の人形』
  • 植松大雄 『鳥のない鳥籠』
  • 榎田純子 『リズムみそひと』
  • 北川草子 『シチュー鍋の天使』
  • 鯨井可菜子 『タンジブル』
  • 久保芳美 『金襴緞子』
  • 佐藤弓生 『薄い街』等
  • 柴田瞳 『月は燃え出しそうなオレンジ』
  • 白糸雅樹 『ゆらぎ』
  • 杉崎恒夫 『パン屋のパンセ』等
  • 鈴木照子 『えんさいくろぺでぃあ '86』
  • 高柳蕗子 『潮汐性母斑通信』等
  • 千葉聡 『飛び跳ねる教室』等
  • 辻井竜一 『ゆっくり、ゆっくり、歩いてきたはずだったのにね』
  • 中沢直人 『極圏の光』
  • 中山明 『愛の挨拶』等
  • 野間亜太子 『五十音図の男』等
  • 林あまり 『LOVE & SWEETS』等
  • 原田洋子 『風』
  • 伴風花 『ずっとあなたが好き』等
  • 東直子 『十階』等
  • 穂村弘 『ラインマーカーズ』等
  • 本多忠義 『禁忌色』
  • 本田瑞穂 『すばらしい日々』
  • 柳谷あゆみ 『ダマスカスへ行く 前・後・途中』
  • 山田航 『さよならバグ・チルドレン』
  • 雪舟えま 『たんぽるぽる』

関連年譜

  • 2013年

 5月 - かばん30周年記念イベント開催[3]

脚注

  1. ^ かばん創刊号
  2. ^ 『短歌という爆弾』p.69
  3. ^ 「朝日新聞」2013年5月21日夕刊(文芸・批評欄)「若い感覚 軽やかに発信 -- 短歌同人誌「かばん」創刊30年」

外部リンク