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|師団長||山之上哲郎||[[陸将]]||2014年8月5日||防大27期||陸上幕僚監部教育訓練部長 |
|師団長||山之上哲郎||[[陸将]]||2014年8月5日||防大27期||陸上幕僚監部教育訓練部長 |
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|副師団長(兼北熊本[[駐屯地司令]])|| |
|副師団長(兼北熊本[[駐屯地司令]])||九鬼東一||[[陸将補]]||2014年12月19日||防大30期||防衛大学校統率・戦史教育室長兼教授 |
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|幕僚長||谷村博志||1等陸佐||2014年8月1日|| ||陸上幕僚監部防衛部防衛課 |
|幕僚長||谷村博志||1等陸佐||2014年8月1日|| ||陸上幕僚監部防衛部防衛課 |
2014年12月13日 (土) 09:26時点における版
第8師団 | |
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創設 | 1962年(昭和37年)1月18日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 自動車化歩兵 |
人員 | 約9,000名 |
所在地 | 熊本県 熊本市 |
編成地 | 北熊本 |
愛称 | 鎮西師団 |
上級単位 | 西部方面隊 |
担当地域 | 南九州 |
第8師団(だいはちしだん、JGSDF 8th Division)は、陸上自衛隊の師団のひとつ。西部方面隊隷下で、司令部を熊本県熊本市の北熊本駐屯地に置く。タイプは即応近代化型とされている。
九州南部(熊本県、宮崎県、鹿児島県)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。冷戦終結後は台湾問題、南西諸島有事が懸念され、担任区域に約960個の離島を抱える地域的特性がある本師団の重要性が増している。そのため、米国にて米海兵隊との島嶼防衛に関する共同訓練を行なうなど地域特性に応じた能力の向上に努めている。 出身者は熊本県出身(約2600名)・鹿児島県出身(約1700名)・宮崎県出身(約1500名)の順に、地元出身者が80パーセントを超える構成となっている。
沿革
第8混成団
- 1955年(昭和30年)12月1日:陸上自衛隊第4管区隊を再編し、第8混成団を新編。福岡駐屯地を本部に発足。鹿児島県霧島市国分駐屯の第12普通科連隊(普通科4個大隊)のほか、特科3個大隊、施設2個中隊、戦車1個中隊を基幹とする。
- 1956年(昭和31年)12月:北熊本駐屯地が創設され、混成団の一部が移駐。
- 1957年(昭和32年)3月:混成団主力が北熊本駐屯地に移駐。
- 1960年頃の主要編成
- 第12普通科連隊、第8特科連隊
第8師団
- 1962年(昭和37年)1月18日:第8混成団を母体に、第8師団へと改編(乙師団、第12、第42、第43普通科連隊基幹)。
- 1965年頃の主要編成
- 第12・第42・第43普通科連隊、第8特科連隊、第8戦車大隊
- 1981年(昭和56年)3月25日:第8師団改編(甲師団化・4個普通科連隊基幹)。第24普通科連隊が第7師団隷下より第8師団隷下へ異動、新設のえびの駐屯地へ移駐。
- 1990年(平成2年)3月26日:第8特科連隊第6大隊を第8高射特科大隊へと改編、師団直隷となる。第8後方支援連隊新編
- 1990年頃の主要編成
- 第12・第24・第42・第43普通科連隊、第8特科連隊、第8高射特科大隊、第8戦車大隊
- 2001年(平成13年)3月:第8化学防護隊新編。
- 2003年(平成15年):第4次東ティモール派遣施設群(UNMISET)として派遣される。
- 2005年(平成17年)3月28日:即応近代化師団に改編
- 2010年(平成22年)5月1日:九州南部で発生した口蹄疫感染で第43普通科連隊が災害派遣要請を受け、川南町に出動[1]。その後、対応規模を拡大し全被害地域で活動、同年7月27日に完全撤収する。
- (時期未定):即応予備自衛官訓練を終了(3個普通科連隊基幹に改編)
編制・駐屯地
本師団は4個普通科連隊を基幹とし、6個駐屯地と1個分屯地に配置され、15個の部隊からなる。本師団の普通科連隊はいずれも甲編制とされている。
- 編制
- 駐屯地
司令部
→詳細は「司令部 § 陸上自衛隊の師団の司令部等の構成」を参照
主要幹部
職名 | 氏名 | 階級 | 就任日 | 出身校・期 | 前職 |
---|---|---|---|---|---|
師団長 | 山之上哲郎 | 陸将 | 2014年8月5日 | 防大27期 | 陸上幕僚監部教育訓練部長 |
副師団長(兼北熊本駐屯地司令) | 九鬼東一 | 陸将補 | 2014年12月19日 | 防大30期 | 防衛大学校統率・戦史教育室長兼教授 |
幕僚長 | 谷村博志 | 1等陸佐 | 2014年8月1日 | 陸上幕僚監部防衛部防衛課 |
代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 |
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第8混成団長(陸将補) | |||||
1 | 宮崎舜市 | 1955.12.1 - 1959.3.16 | 陸士40期・ 陸大51期 |
第3管区副総監兼 伊丹駐とん地部隊長 →1955.11.16第4管区総監部付 |
陸上自衛隊富士学校長 |
2 | 平井重文 | 1959.3.17 - 1961.7.31 | 陸士40期・ 陸大51期 |
幹部候補生学校長 →1961.7.1陸将昇任 |
北部方面総監部付 →1962.1.18第11師団長 |
3 | 塚本政登士 | 1961.8.1 - 1962.8.14 | 陸士42期・ 陸大53期 |
第1特科団長 →1962.7.1陸将昇任 |
第8師団長 |
第8師団長(陸将) | |||||
1 | 塚本政登士 | 1962.8.15 - 1964.3.15 | 第8混成団長 | 富士学校長 | |
2 | 碇井準三 | 1964.3.16 - 1966.3.15 | 陸士44期・ 陸大54期 |
陸上幕僚監部幕僚幹事 →在任中陸将昇任 |
富士学校長 |
3 | 荒武太刀夫 | 1966.3.16 - 1968.6.30 | 関西地区補給処長 | 西部方面総監 | |
4 | 谷村弘 | 1968.7.1 - 1969.6.30 | 陸士49期・ 陸大59期 |
陸上幕僚監部幕僚幹事 | 統合幕僚会議事務局長 兼統合幕僚学校長 |
5 | 大槻光武 | 1969.7.1 - 1971.6.30 | 京都帝国大学 | 幹部候補生学校長 | 陸上幕僚監部付 →1972.1.1退職 |
6 | 田中登一 | 1971.7.1 - 1973.6.30 | 陸士51期・ 陸大59期 |
東部方面総監部幕僚長 | 東北方面総監 |
7 | 田中象二 | 1973.7.1 - 1974.6.30 | 陸士54期 | 陸上幕僚監部第1部長 | 幹部学校長 |
8 | 味岡義一 | 1974.7.1 - 1976.6.30 | 陸士54期・ 陸大60期 |
防衛研修所副所長 | 第1師団長 |
9 | 飯山茂 | 1976.7.1 - 1978.7.27 | 陸士57期 | 陸上幕僚監部第2部長 | 東部方面総監 |
10 | 山之内種章 | 1978.7.28 - 1980.3.17 | 陸士57期 | 九州地区補給処長 | 退職 |
11 | 上原博 | 1980.3.17 - 1982.7.1 | 陸士59期 | 調査学校長 | 退職 |
12 | 五十嵐晃 | 1982.7.1 - 1984.6.30 | 統合幕僚会議事務局第2幕僚室長 | 北部方面総監 | |
13 | 鈴木英樹 | 1984.7.1 - 1986.3.16 | 統合幕僚会議事務局第1幕僚室長 | 統合幕僚会議事務局長 | |
14 | 矢野龍男 | 1986.3.17 - 1987.7.7 | 第1特科団長 | 退職 | |
15 | 森野安弘 | 1987.7.7 - 1989.6.29 | 防大1期 | 東部方面総監部幕僚長 | 東北方面総監 |
16 | 久保正佳 | 1989.6.30 - 1991.3.15 | 防大3期 | 東部方面総監部幕僚長 | 富士学校長 |
17 | 松島悠佐 | 1991.3.16 - 1993.6.30 | 防大5期 | 陸上幕僚監部防衛部長 | 中部方面総監 |
18 | 白石一郎 | 1993.7.1 - 1995.3.23 | 防大5期 | 東部方面総監部幕僚長 | 退職 |
19 | 古川浩 | 1995.3.23 - 1997.3.25 | 防大8期 | 東部方面総監部幕僚長 | 富士学校長 |
20 | 備後嘉雄 | 1997.3.26 - 1999.3.28 | 防大10期 | 西部方面総監部幕僚長 | 補給統制本部長 |
21 | 田原克芳 | 1999.3.29 - 2000.4.27 | 防大12期 | 富士学校副校長 | 防大幹事 |
22 | 宮武良光 | 2000.4.28 - 2002.3.22 | 防大11期 | 中部方面総監部幕僚長 | 退職 |
23 | 得田憲司 | 2002.3.22 - 2003.3.26 | 防大15期 | 陸上幕僚監部教育訓練部長 | 統合幕僚会議事務局長 |
24 | 佐伯義則 | 2003.3.27 - 2005.7.28 | 防大15期 | 東北方面総監部幕僚長 | 退職 |
25 | 泉一成 | 2005.7.28 - 2006.8.3 | 防大18期 | 統合幕僚会議事務局第3幕僚室長 | 統合幕僚副長 |
26 | 酒井健 | 2006.8.4 - 2007.7.2 | 防大19期 | 陸上幕僚監部教育訓練部長 | 陸上幕僚副長 |
27 | 君塚栄治 | 2007.7.3 - 2008.3.23 | 防大20期 | 中部方面総監部幕僚長 | 防大幹事 |
28 | 木﨑俊造 | 2008.3.24 - 2010.3.28 | 陸上幕僚監部装備部長 | 西部方面総監 | |
29 | 寺崎芳治 | 2010.3.29 - 2011.4.27 | 関東補給処長 | 退職 | |
30 | 堀口英利 | 2011.4.27 - 2012.3.29 | 防大23期 | 第12旅団長 | 補給統制本部長 |
34 | 松尾幸弘 | 2012.3.30 - 2013.8.21 | 防大24期 | 西部方面総監部幕僚長 | 研究本部長 |
35 | 森山尚直 | 2013.8.22 - 2014.8.4 | 防大26期 | 陸上幕僚監部防衛部長 | 防大幹事 |
脚注
- ^ 朝雲新聞口蹄疫感染で災派 出動1000人を超す 43普連中心に消毒、埋却場所など掘削2010年5月13日