「仮面ライダードライブ」の版間の差分
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チェイス(プロトゼロ)が自身専用の'''マッハドライバー炎'''に'''シグナルチェイサー'''を装填して変身する仮面ライダー。基本カラーは[[銀]] |
チェイス(プロトゼロ)が自身専用の'''マッハドライバー炎'''に'''シグナルチェイサー'''を装填して変身する仮面ライダー。基本カラーは[[銀]]と[[紫]]。初変身時は魔進チェイサーへの変身を経て、装甲が砕け散ってこの姿となった。 |
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超重加速も起こせる新型の超駆動機関・'''コア・ドライビア-ONE'''が搭載されており、上半身のパワーと防御力に特化したスペックを誇る。魔進チェイサーから引き続き使用するブレイクガンナーによる銃撃・打撃戦のほか、専用武器であるシンゴウアックスを駆使した豪快かつ威力の高い攻撃を得意とする。 |
超重加速も起こせる新型の超駆動機関・'''コア・ドライビア-ONE'''が搭載されており、上半身のパワーと防御力に特化したスペックを誇る。魔進チェイサーから引き続き使用するブレイクガンナーによる銃撃・打撃戦のほか、専用武器であるシンゴウアックスを駆使した豪快かつ威力の高い攻撃を得意とする。 |
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:: 詳細は仮面ライダードライブ(ライドブースター)の項を参照。 |
:: 詳細は仮面ライダードライブ(ライドブースター)の項を参照。 |
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==== 仮面ライダーゴルドドライブ ==== |
==== 仮面ライダーゴルドドライブ ==== |
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: 「悪のドライブドライバー」となった蛮野がロイミュードに寄生し変身する仮面ライダー。 |
: 「悪のドライブドライバー」となった蛮野がロイミュードに寄生し変身する仮面ライダー。基本カラーは[[金]]。当初蛮野はメディックのボディを奪うつもりだったが、その後自身を倒す為に待ち伏せしていた006のボディを奪って変身した。ロイミュードの超進化態と同等の力を得ており、正確にはロイミュードではないが、グローバルフリーズに必要な超進化態の1体としてカウントされる。 |
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超進化態として圧倒的な戦闘力を持ち、数分でデッドヒートマッハを変身解除に追い込む程の強さを見せた。また一時的に相手の武器をデータ化して奪う能力を使用し、通常時以上の性能を引き出す事が可能。 |
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=== その他の戦士 === |
=== その他の戦士 === |
2015年8月9日 (日) 09:57時点における版
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
平成仮面ライダーシリーズ | ||
第15作 | 仮面ライダー鎧武/ガイム | 2013年10月 - 2014年9月 |
第16作 | 仮面ライダードライブ | 2014年10月 - |
第17作 | 仮面ライダーゴースト | 2015年10月 - |
仮面ライダードライブ | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 石ノ森章太郎 |
脚本 | 三条陸 他 |
監督 | 田﨑竜太 他 |
出演者 | キャストを参照 |
オープニング |
「SURPRISE-DRIVE」 歌:Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE |
製作 | |
プロデュース |
佐々木基(テレビ朝日) 大森敬仁・望月卓(東映) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2014年10月5日 - |
放送時間 | 日曜 8:00 - 8:30(30分) |
『仮面ライダードライブ』(かめんライダードライブ、欧文表記:KAMEN RIDER DRIVE[注 1])は、2014年10月5日からテレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に放送されている特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
キャッチコピーは、『この男、刑事で仮面ライダー!!』。
概要
平成仮面ライダーシリーズ第16作目。
主役となる仮面ライダードライブは自動車がモチーフとして設定され、シリーズとしては初めてバイクではなく自動車を運転するライダーとなっている[注 2][3]。ストーリー面では王道の刑事ドラマの要素が取り入れられており、味方側の登場人物の大半は警視庁所属の人物で固められている[3][4]。警察に所属する、もしくは警察官が変身する仮面ライダーは過去にも存在したが、警察官が物語の主人公となったのは初めてである[5]。
前作『仮面ライダー鎧武/ガイム』と同様に、放送中に3度CMを挿む4部構成だが、初回を除きアバンがなく、OPから始まりCMを挿まずAパートが始まる放送形態となっている。また本編終了後はCMを挿まず、そのまま次回予告となる。
OPにおけるスタッフロールでは、平成ライダーシリーズでは珍しく点滅式での表示ではなく、テロップがフェードイン・フェードアウトする形式となっている。
各話放映開始前のクロスプログラムではこれまでの平成ライダーシリーズでは第1話でのみ使用されることが多かった「このあとスタート」のテロップが毎回使用されている。
ストーリー形式は過去の作品と同じく基本的に前編と後編の2話完結で1つの事件を描いているが、エピソードによっては1話で完結するように見せ次の2話に繋がる事実上の3話構成(第9〜11話、20〜22話)になったり、1話完結の事件2つで1つのエピソード(第12・13話)になることもある。一部の回において、前回の出来事の大まかな説明を進ノ介役の竹内涼真が担当している。全体のストーリーは、第24話までが第1部、第36話までが第2部、第37話以降が最終シリーズとなっている[6]。
制作
本作品の企画立案にあたっては、主人公に単独ヒーローとしての「強さ」を持たせることや、前作『鎧武』との差別化となる「メカニカル感」といった要素が重視され、「自動車」や「刑事」といったモチーフが選ばれた[7]。
メインライターの三条陸は車を魅力的に見せるために、仮面ライダーと対等以上の存在として描くことが必要であると考え、第1作『仮面ライダー』初期の仮面ライダー1号とサイクロン号のようにマシンがなければ変身できないなど、自動車を仮面ライダーの重要なバディとして位置づけている[8]。また企画段階から、アメリカのカーアクションドラマ『ナイトライダー』が意識されている[8][9]。三条やプロデューサーの大森敬仁は、マシンに乗るヒーローは王道であると考えているため、周囲から「車にしか乗らない仮面ライダー」が斬新であるという声が多く驚いたという[8]。
主人公を刑事とする案はモチーフが自動車に決定した段階から挙がっており、警察の要素を取り入れたデザイン案も出ていたが、既視感や予定調和感が強かったため刑事とする案は一度取下げられた[8][10]。しかしテレビ局側から刑事もののようなエピソードの魅力を立てた作品がよいという要望が出され、三条も自動車に乗るヒーローが活躍できるシチュエーションは事件ものしかないという考えに至り、警察を舞台とした物語となった[8]。ドライブやトライドロンなどのデザインは企画から警察要素が外されていた時期に決定したため、デザインには警察要素が取り入れられていない[8]。
ライバルキャラクターとなるチェイス / 魔進チェイサーは、悪側キャラクターの商品展開に挑戦したいというバンダイの要望により商品化が行われることとなった[9][11]。
メイン監督を務める田﨑竜太は、視聴者や作り手の中に出来上がってきた平成仮面ライダーに対する既成概念を壊すことを目指し、自身たちが手掛けてきた作品のコピーにはしないことを意識している[12][注 3]。
ストーリー
西暦2014年。雨が降りしきるとある日、人類の滅亡を目論む謎の人工生命体「ロイミュード」が世界各地を襲撃した。ロイミュードの力によって周囲のあらゆるものが動きを鈍くされ、多くの人々が犠牲となった。後に周囲の動きが遅くなる現象は「重加速」や「どんより」、ロイミュード襲撃の出来事は「グローバルフリーズ」と呼ばれるようになった。その同時期、警視庁の刑事・泊進ノ介は同僚の早瀬明と共に爆破テロの犯人と交戦していたが、発生した重加速の影響で拳銃を誤射してしまい、その二次災害によって早瀬に重傷を負わせてしまう。同じ夜、巡査の詩島霧子は1体のロイミュードと遭遇して命の危機に陥るが、意志を持つミニカー「シフトカー」を使役して戦う仮面の戦士「仮面ライダープロトドライブ」に命を救われた。
それから半年後。怪奇事件担当の部署「特状課」に左遷された進ノ介は早瀬に重傷を負わせたという失態から無気力になり、サボっては同僚となった霧子によって部署に連れ戻される毎日を続けていた。そんなある日、人間が全身真っ赤になって意識を失うという殺人未遂事件が起こり、特状課は捜査に乗り出す。その捜査で進ノ介は人工知能を持ったベルト「ドライブドライバー(ベルトさん)」と、ベルトさんが使役するシフトカーに出会う。やがて人間を襲うロイミュードを発見した進ノ介は腰に着けていたベルトさんに変身を促され、シフトカーの力で戦う戦士・ドライブに変身し、ロイミュードを撃退した。その後、プロトドライブのことを知っていた霧子は進ノ介を秘密基地「ドライブピット」に案内し、ドライブのことは特状課にも漏らさないようにと告げる。やがて、プロトドライブが「仮面ライダー」と呼ばれていたことを知った進ノ介は、秘密の戦士「仮面ライダードライブ」として、ロイミュードとの戦いに身を投じる。一方でロイミュードも指導者であるハートと参謀格のブレンが動き出し、仮面ライダーと同等の力を持つ戦士「魔進チェイサー」を繰り出す。彼は敵でありながら、無関係の人間を決して襲わず、仮面ライダーとの一騎打ちを望むという高潔な一面を持つ戦士だった。戦いが激化する中、「仮面ライダーマッハ」の資格者として訓練を積んでいた霧子の弟・詩島剛がアメリカから帰国して仲間に加わり、ドライブピットは二人体制でロイミュードに立ち向かう。
そんなある時、ロイミュードの幹部・ロイミュード001(フリーズ)により、人間と融合する新たなタイプのロイミュードが生み出され、人間を殺害するわけにはいかない仮面ライダー側は苦戦を強いられる。現れた融合進化態ロイミュードは早瀬の入院している病院を襲撃し、多くの市民が危機に陥った。進ノ介は早瀬の危機を目の当たりにし、ベルトさんの「仮面ライダーの正体は秘密でなければいけない」という反対を押し切り、ついに一般市民の目の前でドライブに変身する。こうして「警察官が仮面ライダーだった」ということが世間に知れ渡ることとなった。一方、魔進チェイサーことチェイスは、自身がかつてプロトドライブであったことを思い出すが、ハートたちと友情を誓い合ったこともあり、人間のためにもう一度戦うべきか否かについて思い悩んでいた。ハートはチェイス自身にその決断を委ねるが、かつて自身が救った霧子が危機に陥る様を見て、人間を救うことは自分の本能なのだと理解し、第3の戦士・仮面ライダーチェイサーに変身、ロイミュードに反旗を翻す。
登場キャラクター
仮面ライダーの変身者
- 泊 進ノ介(とまり しんのすけ) / 仮面ライダードライブ
- 本作品の主人公。特状課巡査。23歳→24歳[注 4]。誕生日は12月24日。血液型はO型。一人称は「俺」。
- 警察官の父親・泊 英介(とまり えいすけ)に影響され、殉職した彼の後を継いで警察官になった。かつては特殊班のエリート刑事だったが、事件の捜査中に重加速の影響による誤射により同僚の刑事で相棒だった早瀬を再起不能にしてしまい、島流しの形で特状課に転属された。以後はその事件のトラウマもあいまって仕事への情熱を失い、隙あらばひなたぼっこなどに興じてサボりを決め込む問題刑事になっていたが、一旦「エンジンがかかれば」熱血漢としての一面を見せる。
- 配属までの間にトライドロンとドライブドライバー(ベルトさん)を何らかの理由[注 5]で与えられ、配属後に起きた殺人未遂事件で犯人と目されるロイミュードに遭遇したことを機に、初めてドライブへと変身する。
- 「考えるのはやめた」というセリフが口癖だが、サボっている時とエンジンがかかっている時では意味合いが異なり、サボっている時は単なる面倒臭さから、ロイミュードに立ち向かう際は自らを奮い立たせるために発する。やる気を出したときや本気になったときは緩んだネクタイを締め直し、捜査の末に事件の真相に辿り着いた際には「脳細胞がトップギアだぜ!」という決め台詞と共に事態収束に向けて動き出す。事件の整理や推理を行う際には、彼の周囲を事件に関する複数のビジョンが浮かんで公転し、整理・推理が完了すると「繋がった」と呟く。
- 総じて熱しやすく冷めやすい性格の持ち主であると言え、その点に関してベルトさんは「エンジンが切れるのが早すぎる」と評している[注 6]。
- ドライブの武器を外見だけで「ハンドル剣」「ドア銃」など(両者とも後述を参照)と名づけるほどネーミングセンスが悪く、ベルトさんからは呆れられている。
- 大の自動車マニアでオフィスの机の上を自動車の置物で飾り、多くの決め台詞にも自動車に関する単語を織りまぜている。特状課の面々によると飴が好物であるらしい。
- 誕生日は上記の通り12月24日なのだが、そのせいでクリスマスと誕生日のプレゼントを一つに纏められてしまうので本人としては不満である。今年のクリスマス・イヴ[注 7]は霧子に誘われたため彼女と2人きりで過ごすものと期待していたが、実際には特状課の忘年会も一緒に纏められてしまった。
- 自分を「仮面ライダー」として敵視し攻撃を仕掛けてくるチェイスに対しては、決して無関係の人間を襲わないことや真っ直ぐ自分に挑んでくる姿勢から「嫌いになれない」と評し、戦うたびに妙な感覚を覚えていた。チェイスがかつてのプロトドライブであることを知り、戦闘のたびに懸命に目を覚ますよう訴えかけていた。またその影響で、善の心を持つロイミュードもいるかもしれないという考えを持つようになる。そのため究と心を通わせたロイミュード072をコアごと抹殺したメディックに対しては「悪魔」と称して激昂している。
- 霧子の弟でありもう一人の仮面ライダーである剛に対しては、当初はそのトラブルメーカーな性格に振り回されていたが、自ら無茶をしがちな彼の「ブレーキ」になることを宣言し、良い兄貴分となっている。剛からは霧子との関係の邪推を含めて「進兄さん」と呼ばれている。
- かつての相棒であり親友の早瀬が、過去に彼に逮捕された凶悪犯でありロイミュード007と融合したソードロイミュードに多くの人が集まる病院の前で襲われてしまい、公衆の前でドライブに変身することに難色を示すベルトさんに対し「市民を守ることが仮面ライダーの使命」であり「早瀬を二度も自分の目の前で倒れさせるわけにはいかない」と宣言、早瀬や特状課の面々を始め多くの市民の前で変身し、ソードロイミュードを倒す。このことや以前から彼の正体を知っていた本願寺のリークにより、彼が仮面ライダードライブであることが世間に知れ渡ることとなった。
- 父・ 英介の死については、「市民を守っての名誉の殉職」と聞かされていたが、本願寺や自分がドライブであることを知った仁良の発言から、「英介の死が、ロイミュードと関わりがあるのではないか」と考えるようになり、そのことを仄めかすような発言をされたりすると、冷静さを失いがちになる。
- 仁良や、特殊化学分野研究所所属でありロイミュード事件の専門家の「能見」として捜査に関わったブレンの妨害に遭いながらも父の死に関わる事件の真相究明に尽力し、かつて「12年前の強盗事件で父・英介を射殺した犯人」として逮捕された根岸逸郎=オープンロイミュードによる事件においては、真相を知ろうとしてオープンロイミュードを倒すことを焦るあまり、オープンロイミュードが標的としていた人物の警護を疎かにしてしまい、チェイスから「人間を守るのが、仮面ライダーの使命ではないのか?」と一喝され、冷静さを取り戻す。事件解決後、12年前の強盗事件の現場に居合わせ、001(フリーズ)による記憶操作を免れていた少女の証言や、シフトスピードプロトタイプに保存されていたチェイスの記憶の映像から、12年前の強盗事件の現場にロイミュード001(フリーズ)がいたこと、001(フリーズ)の正体が真影であることを知る。
- フリーズロイミュードに記憶改竄の氷の針を打ち込まれるものの、父親同様に強い意志によって洗脳を免れ克服している。そしてりんなに、打ち込まれた記憶改竄の針を自分から取り出すことを頼み、マッドドクターの治療の激痛に耐えて改竄された人の記憶を元通りにする解毒剤の開発を成功させる。
- 激闘の末、フリーズロイミュードを撃破したかに思えたが、逆に進ノ介と英介に受けた屈辱で超進化態に生まれ変わったフリーズロイミュードの放った光弾を受け、殉職してしまう。しかしベルトさんが生命維持装置のような役割になっていたため細胞の死を免れており、りんなが開発したシフトトライドロンを使い全てのシフトカーのエネルギーを集めたトライドロンを霧子が時速200kmに超加速させたことにより発生したエネルギーによって心をベルトさんと融合させた状態で蘇生する。そして新たに手に入れたタイプトライドロンの力によって、超進化を遂げたフリーズロイミュードを撃破し、完全に消滅させた。
- 第39話にて、マッハと共にハートと交戦中に蛮野の攻撃に遭い崖から転落し、その際に残る上級ロイミュードである004によってドライブドライバーを奪われてしまった。
- 名前は最初は立ち止まっているがエンジンが掛かると走り出すことから「STOP(泊)&GO(進)」に由来する[9]。
- 性格などの設定は、重複する要素が多い『仮面ライダーW』の照井竜 / 仮面ライダーアクセルとの差別化が意識されている[8][9]。
- 詩島 剛(しじま ごう) / 仮面ライダーマッハ
- アメリカから帰国した、カメラマンを生業とする青年で詩島霧子の弟。19歳。一人称は「俺」。
- アメリカ在住時に、マッハの開発者であるハーレー・ヘンドリクソン博士に適格者として選ばれ、彼の下で訓練を受けていたが、何らかの理由で訓練を途中放棄して無断で日本に帰国、ドライブと共にロイミュードと戦うこととなる。
- 派手なパフォーマンスを披露しながらその場に登場するなど自意識過剰な面が目立つが、バク転や逆立ちなど生身での高い身体能力と、警察官顔負けの捜査能力や推理力を併せ持つ。特状課の管轄にも、一般人としてのフットワークの軽さを生かし、別の観点から事件解決に協力することも多い。
- やたらとテンションが高く、他人に対しては人を食ったような態度で接するが、姉の霧子には「たった一人の大切な家族だから」と真摯に親愛の情を見せる。その態度とは裏腹に、仮面ライダーの能力や、警察に属するドライブの立ち位置に的確な指摘をしており、進ノ介から「何か深い物を抱えている」と見られている。
- 初対面時は進ノ介のことを「エンジンがかかるのが遅すぎる」と見下したような態度をとっていたが、後に彼の洞察力や行動力に感慨を抱き和解、兄貴分として慕うようになる。また、本気か冗談かは不明だが、姉の霧子と男女の仲的な意味でいい関係だと評して「進兄さん(または進兄ちゃん)」と呼んでいる。
- ロイミュードを強く敵対視しており、人間の敵であるロイミュードは全て倒すべきだという持論を持ち[注 8]、過去にプロトドライブとして霧子の命を救ったチェイスに対しても持論を曲げていない[注 9]。その目的のためには手段を選ばない一面も持つが、その理由は自身の父親がロイミュードの開発者である蛮野天十郎博士であり、その彼が産み出したロイミュードがグローバルフリーズを引き起こし多くの人の命を奪ったことにある。その事実を霧子が知る前に(チェイスを含めた)全てのロイミュードを倒そうと焦っている節がある[注 10]。
- それ故善の心を持ったロイミュードもいるという認識を持つ進ノ介とは、そのロイミュードに対する認識の違いを持っており対立することもある。ただし人の心を理解したロイミュードやチェイスの処遇を進ノ介に任せるなど、彼との考えの違いには一定の理解を示している節も見せる。自身の考えや立ち位置を自虐的に捉えた上で「ドライブは人を助けるライダー」であり、「マッハは敵をぶっ潰すライダー」であると語っている。
- タイプフォーミュラへとパワーアップしたドライブと魔進チェイサーの戦い以降、自分とドライブの力の差が開き始めたことへの焦りから、筋力トレーニングをより激しく積み始める。しかし、より強くなっていくロイミュードに対抗するための強化用ツールの開発が、ドライブの方を優先する形で行われていることに密かに劣等感を抱くようになる。シュートロイミュードとの戦いに敗れた上にマッハドライバー炎を破損させられ、さらに音速爆弾を回収・処理しロイミュードを撃破したドライブの力を目の当たりにしたことで、自身への苛立ちを募らせる。その後、りんなにマッハドライバー炎を修理してもらうも更なるパワーアップやマッハの強化ツールの開発を望むが、ベルトさんからは「焦りが成長を妨げている」と指摘され、もっと自分を信じるよう助言される。また剛の様子がおかしいことに気づいた霧子に、幼少期と変わらず「剛のことを誰よりも信じている」との言葉をかけられ、再び己を取り戻す。そして強くなろうと焦っていた自身を戒め「自分は既に強い」と自信を持つことにより、デッドヒートのデッドゾーンを完全制御しシュートロイミュードを撃破する。
- 進ノ介が市民の眼前でドライブに変身した戦闘の終了後、自身も変身を解くことでマッハとしての正体を明らかにしている。
- チェイスの生存を知った際や特状課がチェイスに対して好意的な態度をとった際には非常に不機嫌な様子を見せており、特に「チェイスはきっと『仮面ライダー』に戻ってくれる」と信じ度々チェイスと接触している霧子の行動については、「機械人形(チェイス)とのラブロマンス」と皮肉を込めて茶化している。チェイスが仮面ライダーになった後も仮面ライダーとしては認めようとしなかった。その後、西堀令子=シーカーロイミュードとの戦いで、自身の心の闇を増幅されられて、我を忘れ、中身の人間も関係無くロイミュードを倒そうとする。更に止めに来たチェイスにも容赦無く襲い掛かり、生身の彼に止めを刺そうとするも、進ノ介に止められ、半ば正気に戻る。
- そんな中、「仮面ライダーを倒す最強の戦士」として仲間に取り入れようとするブレンと戦うも、彼の持つタブレットに蛮野博士の意識が記録されていることを教えられた際に、それを奪えばロイミュードを倒すヒントが得られると考え仲間に加わる。その後、真影に「他の仮面ライダーを憎んでいる」という記憶を植えつけられ、進ノ介やチェイスと敵対してしまうが、実は進ノ介同様に記憶操作を受け付けない特異体質であり、操られた振りをしつつブレンらの隙をうかがっていた。またその際には「ミスターX」として密かに特状課に情報を送ったりもしている。その後、フリーズとチェイスが戦った際に、隙を見てブレンからタブレットを奪い取りチェイスとともにその場を離脱。しかしタブレットを奪うことに主眼を置いていたため、目の前にいて進ノ介の死を防げなかったことに責任を感じており、そのタブレットを海に投げ捨てようとするもチェイスに止められる。そしてその際のチェイスの言葉からタブレット内の蛮野にコンタクトを取り、進ノ介の蘇生方法を教わる。その後、霧子に今まで操られたふりをして騙していたことと進ノ介を見殺しにしたことを謝罪し、進ノ介の蘇生方法を伝えている。
- その後は暫くの間、進ノ介らを騙していた事に対する罪悪感と、タブレットを奪い返されないようにするために居場所を転々としていたため、特状課には顔を出さずにいた。後にロイミュード006ら新しい幹部の登場と前後して再び特状課を訪れるようになり、蛮野がタブレットに宿って生きていたことを皆に明かす。
- しかし、ロイミュード008ことトルネードの事件で、ドライブと共にハートと交戦する中、蛮野が操るライドブースターレッドの襲撃を受ける。崖下に転落した進ノ介と合流した後、ハートから父・蛮野の過去と本性を聞かされ、自身も蛮野にとっては道具でしかなかったと気づき愕然とするも、「人間に害をもたらす悪は、例えそれが父親であっても倒す」と決意を改め、ドライブ・チェイサーと協力してトルネードを撃破する。
- 第39話の時点までは普通二輪の免許しか持っていなかったが、チェイスが普通自動車免許取得のため教習中であることを知り、彼への対抗意識から自らも教習を受け、第40話で普通自動車免許を取得した。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では、進ノ介達と合流し正義のライダーとして戦う。しかし最終決戦で、ショッカー怪人達の一斉攻撃を浴びて戦死しており、歴史修正後も剛の死のみ修正されていなかったが、そのスピンオフ作品となる『仮面ライダー4号』でその部分の歴史も修正された。
- 名前は『仮面ライダー』で一文字隼人 / 仮面ライダー2号を演じた佐々木剛や『マッハGoGoGo』の三船剛に由来する。また進ノ介と同様に「静寂(しじま)」から「GO」という静から動への変化といった意味もかけている[13]。性格も一文字隼人のような陽気で頼もしいイメージが取り入れられている[11]。
- チェイス / プロトゼロ(ロイミュード000) / 仮面ライダープロトドライブ→魔進チェイサー→仮面ライダーチェイサー
- 本作中最初に「仮面ライダー」の名を冠した戦士にして、『000』のナンバーを持つロイミュード。一人称は「俺」。普段は「チェイス」を名乗り、紫と黒のライダースーツ風のジャケットを身に纏う青年を模した人間態をとっている。
- ロイミュードの中で唯一「人間を守れ」という基幹プログラム[注 11]を組み込まれた、他のロイミュードとは一線を画す存在であり、グローバルフリーズ時は試作型ドライブシステムを装着して多くのロイミュードを交戦の末にコアへと還元した仮面ライダープロトドライブとしてロイミュードの畏怖の対象となった。しかし当時のプロトドライブシステムにロイミュードのコアを破壊する機能がなかったこともあり、ハートロイミュードに敗北したことで機能停止に追い込まれる。その後、ハートに同じロイミュードである「友」として迎えられ、ブレンによる記憶消去や真影(フリーズ)・ハート・ブレンの3人による改造をうけ、ロイミュードの開発した戦士魔進チェイサーとして生まれ変わらされていた。
- クールかつ寡黙で秩序を重んじる性格。メディック曰く、幹部らが集めている「約束の数」に入るロイミュードではないとのこと。
- 不適切な行動を取るロイミュードの粛清を主な任務とし、ロイミュードたち仲間からも「死神」と称され恐れられている。しかし、粛清対象となったロイミュードのコアまでは破壊せず「やり直し」の機会を与えている。そのため、完全にロイミュードを消滅させるドライブに対しては「本当の死神」として抹殺に固執するなど、仲間意識は有している。また、人間は「殺す価値もない」ため殺さないと公言しており、相手が進ノ介であってもドライブに変身するまで決して戦闘を仕掛けない。そのような姿勢から進ノ介には「嫌いになれない」と評されていた。また、霧子が身を挺して進ノ介を庇ったのを目の当たりにして以来、言動や行動に変化[注 12]が発生し、「(自分が)甘すぎる」として動揺や苛立ちを見せるようになる。それでもハートを信じて戦い続ける道を選ぶも、さらに記憶の奥底から響く「人間を守れ」という声に悩まされ、霧子の顔を見ると頭痛に苛まれるようになってしまう。後にブレンによって自分の正体を明かされたことで錯乱状態に陥り、ブレンから不良品として処分されそうになるが、ハートによって慰留されメディックによって「人間を守れ」という基幹プログラムを「ロイミュードを守れ」へと改竄する形で再洗脳を受ける。
- 再洗脳後は人間である霧子にも躊躇なく銃を向ける殺し屋と化し、プロトドライブとしての意識を取り戻させようとする進ノ介の訴えにも耳を貸すことなく躊躇なく襲い掛かるようになる。しかし、メディックによるプログラムの改竄のためロイミュードを処刑することができなくなり、本来の「死神」としての任を果たすことはできなくなった。
- 5カ所同時殺人事件ではメディックの強化改造により「超重加速」を引き起こす能力を得て、ドライブ抹殺に乗り出す。その中途でメディックの悪行を知ったブレンのプログラム書き換えにより、一時的にプロテクトが解け本来の使命を思い出しかけるが、それを知ったメディックによって再度洗脳を受け、再び残忍な性格に変貌してしまう。ドライブをおびき寄せるためだけに無関係な人々を襲うが、その姿を見て迷いを振り切ったドライブとの決戦で敗れ去った。
- そのままコアも消滅したと思われていたが、雨の降る夜に深手を負って倒れているところを霧子に発見され、とあるビルで霧子によりマッドドクターを使った治療を受け意識を取り戻す。この時点でメディックによる破壊衝動を伴った洗脳は解けており、霧子が自身を救ってくれたことや彼女が今でもプロトドライブであった頃の自分に戻ってくれると信じていることなどを知り動揺。霧子がその部屋に飾っていた花を手に行方をくらました。
- その後、人間と融合する新たなロイミュードを目撃するも、現場でその姿に気づいた霧子にハンターを用いて追跡され再び彼女と再会する。自分はロイミュードであると言いながらプロトゼロの姿を露わにしてもチェイスを信じる考えを曲げない霧子や、憎めないロイミュードもいるといった考えを示す究らの態度に狼狽。強化ロイミュードの組織サンプルを必要としていた霧子に魔進チェイサーの装甲の一部を組織細胞として提供するものの、人間とロイミュードの狭間で自身の行くべき道を定められないことで迷い苦しんでいた。そしてソードロイミュードに襲われた霧子を救出し「人間を救うのは自分の本能なのかもしれない」と自問自答し、もう一度やり直すことを決意。りんなが開発したマッハドライバー炎とシグナルチェイサーを用いて仮面ライダーチェイサーに変身し、ソードロイミュードを撃破する。
- 仮面ライダーチェイサーに変身して以降は、特状課に顔を出したり、単独で事件関係者との接触を図るなど、進ノ介らの調査に積極的に協力しているが、その一方で「誰にも聞かれなかったから」という理由で、001(フリーズ)の能力の詳細を話さなかったりするなど、やや不器用な一面がある。しかし、シーカーロイミュード及びオープンロイミュードの事件における進ノ介・剛・霧子の言動から「家族」は「心を乱すもの」と認識していたが、冷静さを取り戻した進ノ介に「家族」について尋ねた際に「『家族』は大切なものだから、それが関わると、心が乱れてしまう」ということを聞かされる。後にブレンに仲間に取り入られる形となった剛と対峙した際には、彼が001(フリーズ)によって記憶を操作されたことを知るが、「剛が記憶を操作されたことを霧子が知ってしまうと、彼女が心を乱してしまう[注 13]」という思いから霧子を気遣いその事実を伏せるなど徐々に人間を理解しつつある。
- 修復が終わったシフトスピードプロトタイプをブレイクガンナーにセットしたことでハートらに改造される前の記憶を取り戻し、それによって進ノ介たちは真影が001(フリーズ)である事実を知った。また、取り戻した記憶とハートとの戦闘を通し、ロイミュードの最終目的が超進化態へと進化を遂げることであると知る。
- 超進化態へと進化したフリーズロイミュードの攻撃で進ノ介が殉職した際には、剛の記憶改竄についての事実を霧子に伏せていたことの責任を感じ、進ノ介の死のショックから立ち直れずにいる霧子を少しでも元気付けようと、単身ブレンらの隠れ家に乗り込み、りんなから渡された解毒剤で剛の改竄された記憶を解こうとする。しかし、それを見抜いた真影に妨害され、超進化態のフリーズロイミュードに追い詰められるが、記憶を改竄されたふりをしていた剛の機転により救われる。剛から事情を聞かされた後、タブレットの入手と引き換えに進ノ介を死なせ、霧子をひどく悲しませてしまったことへの罪悪感から自暴自棄になりつつあった剛を諌め、「『人々を守る為に命を懸けて戦う仮面ライダー』として、己の信じる道を貫け」と叱咤激励をし、剛と霧子が立ち直るきっかけを作った。
- 因みに、3人の仮面ライダーで普通自動車免許を所持しているのは進ノ介のみだが、第39話でチェイスが普通自動車免許取得のため教習中であることが明らかになり、続く第40話で無事に免許を取得した。
- 三条はチェイスの立ち位置を沖田総司または斎藤一に例えている[9]。
警視庁
特状課については#設定・用語も参照。
- 詩島 霧子(しじま きりこ)
- 特状課巡査で進ノ介の相棒。剛の実姉。一人称は「私」。
- サボり魔の進ノ介のお目付け役に任じられており、進ノ介がサボりに使う場所や行動のクセをノートに記して把握している。
- 美人で多くの者に対してですます口調で話すが、ロボットの如く仕事に励んでいる。格闘戦も射撃の腕も一流で、自ら所持するシフトカーを使い進ノ介の戦闘のサポートも行う。後にりんなから強化弾丸や重力発生機が仕込まれた靴を授けられ、それらを用いたキックや銃撃により、不意打ちとはいえ上級ロイミュードを人間態に戻すほどの戦闘力を得る。
- ただし弟の剛が突然帰国すると知り、大急ぎで散らかった部屋の片付けをしたり手慣れない様子で料理を作るなど、生活能力は少々欠けている模様。
- グローバルフリーズの日にペイントロイミュードになる前のスパイダー型ロイミュード010の襲撃に遭い、その時の恐怖から笑顔を一切見せることができなくなっていた。稀に笑顔を見せても、進ノ介に指摘されると即座に仏頂面に戻って「笑ってません」と否定する[注 14]。その際、プロトドライブに助けられたことをきっかけにドライブの協力者となった。過去にドライブへの変身を試みたこともあったが、タイヤ装着の衝撃に耐えられなかったためか完全な変身ができなかった[注 15]。
- 進ノ介の現在の相棒であり、前述のように共に行動することが多いためか、その性格や行動を良く理解している。彼の相棒であることを誇りに思っているようで、以前の相棒である早瀬との関係に一時期は嫉妬心を抱いていた。
- ガンマンロイミュードの事件で剛と再会するまで彼がマッハの資格者となったことを知らされておらず、進ノ介やベルトさんに対して八つ当たりしていた。両親と死別しているため、唯一の家族である剛のことは何かと気にかけており非常に大切に思っている。
- チェイスが自分の命を救ったプロトドライブであることを知り動揺するものの、彼がいつか本当の自分に戻ることを信じ続けており、チェイスがまだ仮面ライダーであるという認識から「仮面ライダーは(ドライブとマッハの)二人だけではない」と断言していたり、チェイスが仮面ライダーとして戦うためのドライバーなどの開発をりんなに依頼していた。またボイスロイミュードに見せられた幻覚では「好みの男」としてチェイスの姿が現れた。
- タイプフォーミュラにパワーアップしたドライブとの戦いに敗れ、深手を負いながらも生存していたチェイスを発見してからは、進ノ介らには内緒で彼をとあるビルに匿い、マッドドクターを用いて治療していた。
- ロイミュード007が護送中の多賀と融合してソードロイミュードになった際、現場でチェイスの姿に気づきハンターを用いて追跡し再会する。自分はロイミュードであると言いながらプロトゼロの姿を露わにしたチェイスを見ても彼を信じる考えを曲げなかったため、彼から必要としていた強化ロイミュードの組織サンプルとして魔進チェイサーの装甲の一部を提供された。その後再びロイミュード007が多賀と融合した際、駆けつけた進ノ介が自分のせいで右手を負傷していたためドライブに変身できなかったことや、デッドヒートマッハが全く歯が立たなかったことに責任を感じ、ソードロイミュードに挑み危うく串刺しにされそうになったところをチェイスに助けられる。
- 仮面ライダーでありながらロイミュードであるチェイスを巡り、ロイミュードは全て倒すべきだと主張する剛とは険悪な雰囲気になってしまう。また、自身と剛の父親である蛮野天十郎博士がロイミュードの開発者であること、彼の行いが、自身が笑顔を一切見せることができなくなった原因でもあるグローバルフリーズを引き起こし多くの人の命を奪ったきっかけを作った張本人であることは知らないため、自身にその事実を隠そうとする剛とはすれ違いが生じる。しかし、それでもなお剛のことを気にかけているが、チェイスのこととなると冷静さを失ってしまうことも少なからずあり、「チェイスは敵」であるとする剛に平手打ちを見舞ってしまったこともあった。
- 超進化態にパワーアップしたフリーズロイミュードの攻撃で進ノ介が殉職した際にはショックのあまり家に閉じこもっていたが、剛がブレンから奪取したタブレットを通じて進ノ介の蘇生方法を入手したことを機に復帰し、進ノ介の蘇生とタイプトライドロンへの進化に協力した。
- 名前は静けさを醸し出す「静寂(しじま)」とミステリアスさがあることから「霧」に由来する[9]。
- 沢神 りんな(さわがみ りんな)
- 特状課客員電子物理学者。一人称は「私」。重加速現象を「どんより」と名付けたのは彼女である。
- 明るい性格で特状課のムードメーカーだが、独身であることを内心焦っており、時に合コンを開きたびたび婚活パーティーにも参加している。大学時代にボイスロイミュードに協力していた笹本喜三郎と交際していた。笹本の逮捕以降は過去の想いを吹っ切り、追田と夫婦役で囮を演じた際には追田を「ゲンパチ」と呼んで共に捜査にあたり、それ以降は親しげな様子が見受けられる。特状課のオフィスでは4人分のロッカーを1人で占領している。
- クリム・スタインベルトとは生前から知り合い[注 15]であり、ドライブの協力者としてサポートを行っている。捜査活動で使う重加速粒子測定器と重加速軽減機のほか、ハンドル剣やドア銃などのドライブ専用武器およびチェイサー専用武器であるシンゴウアックスなども全て彼女の発明品である。また、ネクストシステムであるマッハドライバー炎の調整や複製品を製作することもでき、開発から完成に至るまでの速さは極めて迅速である。
- フリーズロイミュードに打ち込まれた記憶改竄の針を取り出して欲しいと頼んできた進ノ介の協力で人の記憶を元通りにする解毒剤の開発に成功する。
- 名前は霧子の「静寂」に対して「騒がしい」に由来する[9]。
- 西城 究(さいじょう きゅう)
- 特状課客員ネットワーク研究家。一人称は「僕」。「西城 究」はハンドルネームで、本名は「今井 健太(いまい けんた)」[注 16]。進ノ介からは「究ちゃん」の愛称で、現八郎からは「究太郎」と呼ばれている。「なんて〜な○○だ」が口癖。兄弟はいない。
- 「オタク」らしい容姿と強烈な個性から、周囲の婦人警官達からは煙たがられている。しかし、情報収集および処理能力はクリムが「天才児」と認めるほどの紛れもない本物であり、幾度も事件解決のための糸口を紡ぎだすだけでなく、ロイミュードのコアが普段はネットワークに潜みコピーする人間を物色する事実、及びその痕跡を解明したほどの実績を誇る。本業の「ネットワーク研究家」としての活動詳細は不明だが、ヲタク界では「閣下」の敬称でカリスマ的知名度を誇り、書籍を出版することもある。
- 自身に擬態したバット型ロイミュード072とは、アニメ「マーマーマンション」がきっかけで意気投合し、密かに共同生活を送っていた。また、072が引き起こしたアイドル声優襲撃事件の件でロイミュードが擬態した究ともども進ノ介らの取調べを受けた際には、072を庇っていた。事件が解決した後、進ノ介から「072は最後に大暴れして、仮面ライダーに倒された[注 17]」と聞かされた際にはショックを受けていたが、本願寺らの励ましにより立ち直った。
- 霧子にハンターを用いて追跡され自分はロイミュードであると言いながらプロトゼロの姿を露わにしたチェイスに対し、憎めないロイミュードもいるといった考えを示す。
- 名前は情報技術力が「最上級」であることに由来し[9]、作中でも第20話で触れられている。
- 本願寺 純(ほんがんじ じゅん)
- 特状課課長。階級は警視。血液型はA型。一人称は「私」[注 18]。
- トラブル嫌いの穏健派で大きな変化を好ましく思わず、普段は部下たちの行動をただ見守っているだけで自分からは何も行動しないが、進ノ介が服役中の囚人と面会できるように交渉したり、迷う部下たちにアドバイスを行うなど要所においては適切なバックアップを行っており、底知れない実力で究を驚愕させたこともある。妻と娘の三人家族だが、最近は娘との関係がギクシャクしているらしい。
- 趣味はゴルフ。ガラケーの占いにこだわっており、ネクタイの色はその日のラッキーカラーによって合わせている。占いはわりと的中しているらしい。
- 実はドライブドライバーであるクリムの最大の支援者であり、仮面ライダードライブが警察組織の内部で活動し易い隠れ蓑として特状課を設立。大勢の人前で進ノ介が変身した件を受けたことで隠していた素性を明かし、ロイミュードの注意を警察側に惹きつける意味合いをこめて、ドライブの正体を世間に公表した[注 19]。フリーズロイミュードに立ち向かうことを拒むベルトさんに励ましの言葉を送り、彼の迷いと恐怖を振りきらせた。
- 進ノ介が殉職してしまった際には特状課の解散まで考え、別の人物を仮面ライダーにと言ってきた仁良に対しても「泊進ノ介は私とクリムが選びに選び抜いた人材だ、代わりはいない」と激昂していた。
- 名前は自分では行動しないことから「他力本願」に由来する[9]。初期案では女性管理職という設定であった[10]。
- 追田 現八郎(おった げんぱちろう)
- 警視庁捜査一課警部補。一人称は「俺」。愛称は「現さん」。子煩悩であることを隠しているが、分かりやすい性格故にそれが表に出てしまうことも多い。
- 特状課との連絡要員。物語序盤は階級が上である本願寺も含めた特状課を厄介者扱いしており、特に究とは大人げなく揉めることが多かったが、元同僚であった進ノ介には一目置いており、りんなのことを「先生」と呼び気に入っている。また、クリスマス・イヴの忘年会にも参加し盛り上げるなど、特状課を極端に毛嫌いしている訳ではない。現実主義者かつかなりの頑固者で、当初は重加速現象の存在を「単なる都市伝説」と否定しており、自らが身を持って体験をしても頑なに認めようとしなかった。特状課と行動するうちにロイミュードや仮面ライダードライブ[注 20][注 21]の存在を含めた数々の怪現象を次第に認めるようになり、今や体を張って重加速現象がらみの事件の捜査に取り組んでいるが、かつての自分のように怪現象に理解を示さない上層部には憤慨している[注 22]。
- ロイミュードの名前については「ロリショージョ」「モエニュウドウ」「ホイコーロー」「コイニョウボウ(恋女房)」「ロイムーチョ」「ロイモーチョー」とイントネーションが似た言葉で呼び間違えていたが実はわざとでは無く、後に真影の影響でロイミュードに関する記憶を改竄され、「ロイミュード」という単語を言えなくなっていたことが発覚。りんなが開発した解毒剤の最初の被験者となり、ようやく「ロイミュード」と正しく言えるようになった。
- 名前は「(犯人を)追う現場主義者」であることに由来し[9]、時代劇『影同心II』の堀田源八郎のもじりでもある。
- 仁良 光秀(にら みつひで)
- 警視庁捜査一課長で追田の上司。一人称は「私」又は「俺」[注 23]。本願寺の話では4月から新しく着任したらしい。真影壮一の指示で特状課の監視を行っており、真影の正体が『機械生命体(ロイミュード)』であることを突き止めた進ノ介からその事を聞かされても、まともに取り合おうとしなかった。
- 典型的な嫌味な管理職で、蛇のようにいやらしい性格。見た目通り陰険で島流しされた人員のみで構成された特状課を見下しており、隙あらば存在すら消し去ろうと目論んでいる。進ノ介がドライブであることを知り驚愕するも、それを逆手に取って進ノ介の失敗を嫌味な態度でからかい、事件の真実を知ろうとする進ノ介の妨害をしたり、父を侮辱するような言動をして進ノ介に苛立ちを募らさせ、終いには屈服させようと企む[注 24]。
- 幾度無く特状課の捜査を妨害しているが、逆に彼らの策略[注 25]に出し抜かれてしまうことも多く、その都度腰を抜かしている。
- 実際にロイミュードに遭遇すると部下を置いて自分だけ逃げだしたり、激怒した本願寺の気迫に圧倒され怯えるなど、根は小心者で臆病なナルシスト。また自分にとって利益を得ることができる側につく腰巾着であり、真影に見捨てられた際には、自分を切り捨てた真影に激怒し、意趣返しとして今まで敵対していた特状課に今までの振る舞いを謝罪し、真影に関する情報をあっさりリークしている。以降は多少軽薄だったり利己的な性格や言動は変わらずとも、とりあえず大人しく特状課に協力する姿勢を見せ、気さくな良い人間であるかのように暫く見せかけていたが、これらの態度は残虐・狡猾な野心家の本性を隠す演技にすぎなかった。
- その正体は進ノ介の父を殺した12年前の事件の真犯人であり、プライドが異常に肥大したエゴイストでブレンからも最低最悪の人間と評されている。自己保身の為には手段を選ばない冷酷にして残忍な冷血漢のため、進ノ介の父・英介とは同期の仲間であったが警察内で注目を集める存在であった英介に強い「嫉妬」を抱いており、権力に走り癒着を繰り返していた自分に情けをかける彼の言葉をも「見下されている」と思い込み、より一層「嫉妬」を強めていた。そして12年前の銀行強盗事件で、真影によっておびき寄せられた英介の、咄嗟に少女を身を挺して守る「真の警察官」としての姿を目の当たりにしたことで、彼に対する「嫉妬」が爆発し、「英介がいなくなればいい」という考えから、混乱に乗じる形で強盗犯が持っていた拳銃で英介を射殺し、その一部始終を見ていた001(フリーズこと真影)に「ロイミュードの進化にいずれ役立つ」として気に入られ、事件においての自身の存在を隠蔽するのと引き換えに、真影に隷属化されずっと屈辱感を抱きつつ従っていた。ドライブの正体が世間に公表された後には、001である真影(フリーズ)らロイミュード側における特状課の監視役として動向を探り、001(フリーズ)が倒された後もハートやブレンと接触していた。
- 001(フリーズ)が倒されたことで彼の能力で記憶を改竄された人々の記憶が元に戻り始めたことに気付き、銀行強盗事件と自身の関係が露呈してしまうことを恐れ、融合進化体であるシーフロイミュードとして、事件の証拠である自分の指紋が付いた拳銃が保管されている科学捜査研究所(科捜研)を襲撃し証拠隠滅を図るが、発信機付きの解毒剤によって正体が暴かれ、ブレンにより辛うじて逮捕を免れるも融合相手である106は倒されてしまう。その後、自身が持つ深い「嫉妬」の感情に目を付けたブレンによって、新たなシーフロイミュードになると言う名目で彼と融合し失敗する形で彼に「嫉妬」の感情を与え超進化態をもたらすこととなった。その後、能見ことブレンと共に狡猾な作戦[注 26]を実行。追跡してきた進ノ介を犯人に仕立て上げ、英介を射殺する際に使用した拳銃を手に特状課を占拠する。そしてベルトさんとシフトカーを没収した上で挑発を繰り返す事で進ノ介に拳銃を抜かせる様に仕向け、「正当防衛」と称して進ノ介を射殺したかに思えたが、こっそり抜け出していたディメンションキャブによって着弾を阻止されてしまう。それに気づかぬまま記者会見を開くが、そこへ現れた進ノ介たちに英介射殺事件の証拠をバラされて計画は失敗。再びシーフロイミュードとなって戦うも分離させられて敗北し、ブレンに見捨てられてしまう。ブレンがドライブ達に敗れて逃げ去った後、進ノ介の手で逮捕され、「ロイミュードと仮面ライダーどっちが勝つか最後まで見届けてやる」という捨て台詞を残しながら連行されていった。
- なお、仁良が失脚した後の捜査一課課長には前任者が復帰する形で着任している。
- シーフロイミュード
-
- 身長:210cm
- 体重:117kg
- 仁良がバット型ロイミュード106と融合進化した姿。
- 盗んだ物を体内の異空間に隠す能力を持ち、戦闘では伸縮自在の触手を鞭のように操り、相手の武器を強奪する。
- ロイミュード106がドライブに撃破された後、超進化したブレンと融合。これによりブレンが使用する毒を操ることが可能となった。
ロイミュード
世界の崩壊を企む人工生命体。#設定・用語も参照。
- チェイス / 魔進チェイサー
- 仮面ライダーの変身者を参照。
- ハート
- ロイミュードの指導者的存在。細かいことを気にしない豪放磊落な性格。一人称は「俺」。人間体は革の赤いロングコートに身を包んだ青年の姿を取る。ロイミュードとしてのナンバーは002のスパイダー型。
- 秩序を重んじるチェイスやブレンとは対照的な放任主義者であり、ロイミュードが自分勝手な行動を取っても彼らを許容することが多い。
- ロイミュードに対しては『この世に108体しかいない俺の“友達”』として友情や親愛に値する感情を抱いており、覚醒した彼らに自ら出向いて会いに行こうと試みたり、消滅した際はひどく悲しむ様子を見せるなど仲間思いな性格。故に必要とあらば仲間の弔い合戦に立つことや、部下の作戦のために囮役を引き受けることも厭わない。自分がロイミュードであることを誇り、自分たちは機械ではなく新たな種であると考えている。
- 最初期に作られた3体のロイミュードのうちの1体。初めて人間をコピーさせられたロイミュードであり、コピー元は生前の蛮野による融資の申し込みを断った青年実業家。蛮野からは、その実業家への恨みを晴らす為の道具として、苦痛や刺激を与える実験という名の凄惨な拷問を繰り返されていた。
- その後、15年前に他2体のロイミュードとともにクリム・スタインベルト宅を襲撃している。グローバルフリーズの際はまだ下級ロイミュード態であったため、プロトドライブに倒されたものの、進化態としてハートロイミュードの姿と能力を得てプロトドライブを撃破している。その後、ブレンと001(フリーズ)に、プロトドライブであったチェイスを「『超進化態』になる可能性がある」として改造・洗脳してロイミュード側に引き入れることを提案し、「魔進チェイサー」となったチェイスに『友』として共に闘うことを誓った。
- 上記のような性格のためか幹部らからの信頼は厚く、ブレンからは好意を寄せられ、メディックからも幹部の中で唯一「様」付けをされて慕われている。過去の記憶がなく自分が何者なのかわからないチェイスでさえも、ハートに対して「お前を信じる」と告げていた。ロイミュード001(フリーズ)こと真影からは「王」の器であると称され、表方のリーダー格とされている。
- 普段は笑みを絶やさず穏やかな態度で他者に接するが、一度怒りに火が付くと自身を制御できず『デッドゾーン』という暴走状態に突入する。このことは本人も危惧しており、チェイスと「いざとなったら自分を止める」という約束を交わしている。人間を支配するために、人間を学び日々進化を続けており、後に『デッドゾーン』についても力の反動が減ってきている。
- 自身を犠牲に相討ちに持ち込もうとした進ノ介の行動に対しては『凄まじい男』と賞賛し、自らも自身の命を賭けて勝負に乗るなど、その人格と信念に一定の評価を下している。再び対面した際には『面白い男』と評し、変身前である人間の状態で彼を倒すつもりはないと公言しており、変身を解除された状態の進ノ介に対しても、止めをさすようなことはしないと話している。ドライブがデッドヒートに変身し、自分と同様のデッドゾーンに入ったと悟った際は嬉しそうに笑みを浮かべていた。
- 自らの目的については、あくまでも自身に酷い拷問を行った蛮野を始めとした「人間を支配する」ことであり「人間を滅ぼす」ことではないと話している。人間を滅ぼさないのは「人間を滅ぼしてしまうと、自分の力を見せつけられなくなる」という理由によるもの。進ノ介も以前からハートに対し「根っからの悪人ではない」という印象を持っており、ハート自身もそれを認識している。
- チェイスの生存を知り、彼を再びロイミュード側に連れ戻そうとしたものの、自分の行き先を迷い苦悩するチェイスを見て「自分の道を決められない奴に何を言っても意味がない」と敢えて突き放し、彼にシフトスピードプロトタイプを渡し決断を委ねる。その後、仮面ライダーとなったチェイスの決断を受け入れ、ひとりの「友」としての彼に別れを告げた。
- ブレンがロイミュード001(フリーズ)こと真影の側近として働いていたことを知り、成果を尋ねつつ自身の方へと戻るよう促すも、自身を巡ってメディックに嫉妬心を抱く彼に拒絶されたことで、彼の嫉妬という感情を理解できていないためか「(同じロイミュードなのに)どうして仲良くできないんだ」と困惑を露わにする。
- 剛=マッハが自分達ロイミュードを生み出した蛮野天十郎博士の息子であることを知っている。
- 001(フリーズ)=真影からは、超進化態になるための鍵として「喜び」という感情を手に入れたと語られている。その進化の鍵を進ノ介と定めているらしく、真影によって進ノ介が死を迎えたことを知った時には静かながらも怒りを露にしていた。また復活した進ノ介が変身したタイプトライドロンに001(フリーズ)が倒された際には、001(フリーズ)が倒された悲しみよりも進ノ介が生き返ったことに対して強く喜びを感じていた。
- ブレンが奪われたタブレットを取り戻すべく剛に襲い掛かるが、タブレット内に意識を保存していた蛮野の反撃に遭い失敗する。
- 超進化態となったブレンが一度敗れた後、海外に潜伏していた上級ロイミュード達に招集をかけ、「3人の仮面ライダーと、彼らを援護する警察組織の打倒」、「蛮野(の意識が保存されているタブレット)の奪還・始末」、そして自分達ロイミュードにとっての最終目的である「『約束の数』を揃えること」を達成する為の行動を開始する。
- ロイミュードの発火事件をうけ、メディックによるロイミュードの人体実験やそれに伴う発火と暴走、秘密裏でのロイミュードの処刑を知り、彼女に対して激しい怒りを示す。しかし、彼女の行動が自分への愛情によるものであることを知り、自らに止めをさすよう懇願された際には、彼女の想いを理解し「貴重な仲間を犠牲にするようなことはして欲しくない」というハート自身の想いを伝えた上でそれを拒否した。そして、メディックの想いを汲み、正々堂々戦うべきだと論じて彼女をマッハの攻撃から守った進ノ介に礼を述べ、そして彼こそが自分にとっての「最高の相手」であることを改めて認識し、そのことに対する強い「喜び」から、超進化態への進化を遂げる。その後は、超進化態の「最有力候補」である008(トルネード)及び006の警護を自ら務めている。
- ロイミュード008ことトルネードの事件において、蛮野が操るライドブースターレッドの襲撃を受けた進ノ介と剛に対し、生前の蛮野から受けていた仕打ちと、クリムに去られた後の蛮野の過去を明かし、蛮野を「ロイミュード以下の最低な人間」と酷評した。蛮野の息子である剛に対しては「生みの親に失望する気持ち」に共感する様子も見せた。
- 三条はハートの立ち位置を近藤勇に例えている[9]。
- ハートロイミュード
-
- 身長:222cm
- 体重:123kg
- スパイダー型ロイミュード002が進化した心臓を髣髴とさせる姿をしたハートの本来の姿。グローバルフリーズの日に進化態へと進化を遂げた。
- 内燃機関のパワーを限界値以上に引き出す能力を有しており、極めて高い戦闘能力を誇る。
- 怒りが頂点に達するとデッドゾーンという暴走状態に到達しさらに凄まじいパワーを発揮するが、自身へのキックバックも大きく(これに関してはメディックの調整により改善しつつある)、下手すると自爆してしまう諸刃の剣でもある。また、後にメディックの強化改造により超重加速の能力も得る。
- 相手の強さを受けすぐにそれを上回るという能力を持ち、ドライブのタイプトライドロンとすら互角以上に渡りあう。
- ブレン / 能見 創[注 27](のうみ そう)
- 最初期に作られた3体のロイミュードのうちの1体であり、参謀を務めるロイミュード。主にロイミュードの監視や管理、ハートの補佐を担う。一人称は「私」。人間体は深緑のジャケットを着用し銀縁の眼鏡をかけた青年の姿を取る。ロイミュードとしてのナンバーは003のバット型。人間社会では特殊事件・機械生命体の専門の研究主任である「能見創」として活動している。
- やや大きめのタブレット型端末[注 28]を持ち歩いており、主に情報収集や粛清したロイミュードのコアを吸収することに用いている。タブレット端末の内部には蛮野天十郎博士の意識が内蔵されており、蛮野とはタブレット越しに対話を行っていた模様[注 15]。
- 基本的にはどんな相手にも敬語を使い、知的に構えているが神経質かつ慎重な性格。「○○で××で△△だ」と異なる単語を三つ並べ、相手の行動や性質などを端的に表現する癖がある。
- 時に強引に事を推し進め大胆な行動を起こすハートに苦言を呈すことも多い。一方でそんなハートに好意を寄せており、彼の役に立つことや彼に気に入られるためであれば、自身のプライドや労力を一切顧みない献身的な一面も持つ。その行動原理や超進化態への到達についても「全てはハートの理想を実現するため」としている。それ故にハートに重用されるチェイスやメディックを疎ましく感じており、特にメディックに対してはハートと彼女が仲睦まじい様子を見せる度に激しい嫉妬心を顕わにしている。一方でロイミュード001(フリーズ)こと真影からは、それをきっかけに「嫉妬」という感情を手に入れたとされ、その心こそが超進化態にも遂げうる絶大な力となるとして評価されていた。
- 本人は計画的に物事を進めることを好むが、進化して上級ロイミュードに達する個体のほとんどが曰く「無秩序で遠慮知らず」な傾向にある事実に頭を痛めている。そのため、表立って犯罪行為を犯すロイミュードに苦言を呈し、尚早にリセットを命じるなど、規律に厳しい性分であった。しかし、ハートを巡ってメディックと争うようになってからは、ハートの気を惹くためか、彼の友達に対する理屈ではない感情にも表面上は理解を示すようになる。また、ロイミュードを友とし大切に扱うハートの意思を尊重する側面もあり、部下であるロイミュードにはバイラルコアを用いてやり直しのチャンスを与えたり、仮面ライダーに倒された後も自ら強化を仕込んで復活させたりしていた。メディックによる下級ロイミュードへの人体実験についても「ハートは承知の上なのか」と咎めている。一方で敵である進ノ介らに関しては、変身前での生身の状態でも容赦なく攻撃を加えるなど、ハートの傍らから離脱した後は彼との考えの違いも示すこともあった。
- 人間を「醜く愚かしく愛おしい存在」と形容し、その複雑な感情構造に関心を抱いている。彼らの負の感情を利用した計画を遂行することも多く、場合によっては人間と手を組むことすらある。また、悪人とロイミュードを組み合させる「融合進化態」の開発を001(フリーズ)に依頼した張本人でもある。
- 自身の命令に背きロイミュードの番人としての機能を失いつつあるチェイスに反感を強め、メディックから「チェイスに真実を伝えたらどうなるのか」と唆されたこともあり、チェイスがプロト0(ゼロ)でありプロトドライブであること、自身が彼を「仮面ライダー」と名付けたことを明らかにする。さらにプロトドライブとしての記憶を消去した張本人であることも判明した[注 29]。
- メディックの強化改造を目の当たりにしたことで、彼女がチェイスを何か強化改造を施したと分析する。その後、メディックの失脚を狙ってか、彼女によるチェイスのプログラム改竄のプロテクトを弱め、元の「人間を守る」というプログラムへと戻りやすくしていた。しかしメディックの洗脳によるチェイスの霧子誘拐が失敗したことにより、メディックにプログラムを書き換えたことが露見し、チェイスを用いて彼女に脅迫された。
- その後、ロイミュード001(フリーズ)こと真影の側近として暗躍していたことが判明。ハートの役に立ちたい一心で真影に融合進化態の開発を依頼し、彼と共に悪人を利用した融合進化態ロイミュードを主導する。真影の指摘により自身が抱く嫉妬心への自覚を強めたことで、暗躍の成果を尋ねてきたハートに対しては、彼に寄り添うメディックの存在を理由に共に行動することを拒絶している。
- 仮面ライダーの正体が世間に公表されたことに伴い、特殊化学分野研究所所属の「能見創」と名乗り、特状課のアドバイザーとして警視庁に潜入する。そして進ノ介に対し001(フリーズ)が進ノ介の父親の死に関わっていることを仄めかし、彼を逆上させてわざと攻撃され「いきなり仮面ライダーに襲われた」と装うことで、ドライブの謹慎処分を下させる。その後もロイミュード事件の捜査会議には、一課や特状課と共に参加している。
- シーカーロイミュードの事件後、町を彷徨い歩いていた剛に接触し「居場所」をやろうと自身や001(フリーズ)と手を組まないかと交渉を試みる。一度拒否しマッハに変身した剛と交戦するものの、自身の持つタブレット端末に蛮野博士の意識が記録されていることを教えて攻撃を中断させる。その後、剛と行動を共にするようになり、彼に再三に渡ってドライブとチェイサーを倒すよう命じている。実際は剛は001(フリーズ)の記憶改竄能力が効かない特殊体質であったため、洗脳されているふりをしていた剛に不意をつかれてタブレット端末を奪われてしまい、自らの失態に方を付けようと尽力する。
- 001(フリーズ)が倒された後も超進化態への進化を目論んでおり、自身と同様に他者への激しい「嫉妬」を抱く仁良と融合を試み、その融合の際に彼の感情に触れたことでその目的を達成。シーフロイミュードとなって英介が12年前に助けた唐沢ゆかりに強力な毒を注入した後、嫉妬の対象であるメディックに対し、超進化態としての力を見せつける形で圧倒した。その後、能見として仁良と共に記者会見を開き、特状課がロイミュードの協力者であると見せかけ、仮面ライダーが機械生命体の頂点に立とうとしていると公表し特状課を窮地に陥れる。しかし剛やチェイスの協力もあってゆかりの毒殺及び仁良の進ノ介殺害計画が失敗し、その正体や策謀が世間に露呈。自身を超進化態に進化させる為の道具でしかなかった仁良を見限り、3人のライダーと対峙するもトリプルライダーキックを受けて肉体を破壊される。辛うじてコア状態で逃走したが、メディックからは治療完了後も仕返しとして肉体を再生させられていなかったが、第40話で008(トルネード)が倒されたことで危機感を募らせたメディックにより肉体を与えられ、ようやく復活を果たす。しかしその後も、メディックの意志で強制的にコアの姿に変えられるように改造されている為、彼女に逆らえずにいる。
- 三条はブレンの立ち位置を土方歳三に例えている[9]。名前は「脳(ブレイン)」から。
- ブレンロイミュード
-
- 身長:200cm
- 体重:120kg
- バット型ロイミュード003が進化した脳を髣髴とさせる姿をしたブレンの本来の姿。
- 対象の記憶消去や常人はおろか仮面ライダーでもやがて死に至らしめる程の猛毒など、神経に関連する能力を持つ。ドライブのジャスティスケージを殴り壊すほどのパワーも有しており、手からは非常に強力なビーム砲を発射できる。
- ネオバットバイアルコアで仁良との融合する過程で彼の「嫉妬」の感情を学習し超進化を達成。それによって猛毒もマッドドクターさえも通用しないほどに強化され、時限式や遠隔操作を行うことも可能となる。また、重力操作によって遠隔攻撃を与えることもできる。手からはバリアを張りめぐらせることができ、至近距離の攻撃をも無効化する。
- メディック
- 黒いナースキャップを付け、ゴスロリ風の衣装に身を包んだ女性型上級ロイミュード。一人称は「私」。ロイミュードとしてのナンバーは009[14]のコブラ型。
- ボルトロイミュードの遺した装置により集められた電気を与えられて「目覚め」復活、以降幹部メンバーとして行動。「衛生兵」「医師」を意味するその名の通り、ロイミュードの修復・改造を得意分野としている。会話や移動の際はアラベスクのようなバレエ[注 30]のポーズを取ることが多い。
- コピー元は、バレリーナである「羽鳥美鈴(はとり みすず)」。彼女のことを殺すことはせず、自身の超進化態のために監視を続けていた。
- 他者に対しては物腰柔らかな口調で接するが、その本性はロイミュードでもとりわけ狡猾・傲慢・冷酷で、仲間のロイミュードを利用した挙句犠牲にする行為も平然と行う。ハートを「様」付けで呼び強い忠誠心を示すが、ハート以外にはブレン、チェイスを含めてぞんざいに扱うなど二面性のある態度を見せる。特に同じくハートへの忠誠心を示すブレンとは犬猿の仲であり、たびたび彼のことを貶している。ロイミュード001(フリーズ)に対しては当初ブレンと同様に不遜な態度をとるが、彼のことは「頼もしいけど、不気味な男」と捉え、自身の死神部隊の貸し出しの要求に素直に応じたりその目的を窺うなどする等やや恐れを抱いている様子も見せる。
- 自身の正体を知り錯乱状態に陥ったチェイスに対して「人間を守れ」という基幹プログラムを「ロイミュードを守れ」へと改竄する形で再洗脳を施し、彼の強化改造を担当。同時にこのプログラム改竄で死神としての機能を失ったチェイスに替わり、下級ロイミュードを強化改造した死神部隊を結成。『新しい死神の長』としてロイミュードの粛清人としての役割を引き継ぐ。「不良品ロイミュードはリセットしようと同じ結果に終わる」という認識を持ち、粛清対象となったロイミュードは魂であるコアごと消滅させる形で秘密裏に処刑を遂行、ハートに対しては消滅させたロイミュードが「仮面ライダーに倒された」と虚偽の報告をしている。
- 任務中にドライブとの戦闘でかすり傷を負わされたことで復讐心を燃え上がらせ進化態へと覚醒、チェイスの新機能『超重加速』完成に伴いドライブ抹殺作戦を決行。卑劣ながらも周到な策を巡らせあと一歩のところまで追い詰めるも、彼女を疎んじるブレンの干渉によるチェイスの基幹プログラム回復とタイプフォーミュラの力の前に失敗に終わる。
- 001(フリーズ)=真影からは超進化態になるための鍵として「愛欲」という感情を手に入れたと語られている。
- 超進化したブレンが一度敗れた後、ロイミュードに超進化を促す為にロイミュードが経営するレストランを利用して、ロイミュードへの人体実験を内密に決行。「全ては人類に早く滅んでいただくため」とし、レストランの店員が作ったソースで実験対象であるロイミュードに次々と発火と暴走を引き起こさせていた。しかし、クックロイミュードに、ドライブを死神部隊もろとも抹殺させようとしたところをハートに目撃され、これまでのロイミュードの人体実験も今までの秘密裏での処刑も明るみになり、ハートの怒りを買ってしまう。
- その後もハートを超進化させ、再び彼の信頼を取り戻したいがためにクックロイミュードにソース作りを続行・完成させるが、ドライブ達との戦闘でソースが入った瓶が割れてしまい、失敗に終わる。ショックのあまり身動きが取れなくなったところをマッハに攻撃されそうになるが、これまでの彼女の行動がハートに対する想いによるものであったこと、彼女を含めたロイミュードにも「誰かを愛する気持ち」があることを知った進ノ介により救われる。そこへ現れたハートに、今までの自分の身勝手な行動を謝罪した上で、「せめて仮面ライダーではなく、ハート様の手で自分を葬って欲しい」と懇願する。しかし彼女の想いを理解したハートに、仲間を犠牲にすることのないよう諭された後に不問とされ、二度と彼の意志に反する行動を取らないことを誓う。
- 008(トルネード)が倒された後、やむなくブレンに肉体を与えるが、同時に自らも超進化を遂げようと焦りを見せ始め、自身のコピー元である美鈴の「愛」が超進化の鍵となると考え、彼女を監視する。
- メディックロイミュード
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- 身長:205cm
- 体重:107kg
- コブラ型ロイミュード009が進化したメディックの本来の姿。人間態とは違い白を基調とした体色を備える。背中から伸ばす触手に仕込まれた多機能ブレードを用いてのロイミュードの瞬間修復・改造や、高熱光線をレーザーメスのように用いての対象の切断、意のままに動く死体の模造など医療行為を想起させる能力を備える。また特殊なコーティングを施すことでシフトカーのプログラムを改竄することも可能。また黒薔薇のようなエネルギーを発生させ、目眩ましや防御に利用する。
- フリーズ / 真影 壮一(まかげ そういち)
- 最初期に作られた3体のロイミュードのうちの1体であり、ロイミュードの裏方的存在。真影 壮一と名乗る壮年男性の姿で国家防衛局長官兼参議院議員として活動している。一人称は「私」。仁良からは「先生」と呼ばれている。ロイミュードとしてのナンバーは001のコブラ型。フリーズは進化態になった時の名前であり、下級ロイミュードとしての呼称は「001」。
- 12年前に進ノ介の父・英介が殉職した銀行強盗事件にも関与しており、タレコミを使って英介を現場におびき寄せ、自分より真っ先に英介を射殺した仁良を「ロイミュードの進化に役立つ存在」として目をつけ、当時の事件現場に居合わせた関係者の記憶を自身の能力で改竄し事件における彼の存在を隠蔽するのと引き換えに、自身に対する忠誠を約束させ、隷属化した。後にブレンとオープンロイミュードに、その人物達の「口封じ」を命じている。
- カリスマ性に長けたハートをロイミュードの「王」として同胞の指導を任せ、自らは人間社会に潜伏している。その実態はメディックをして「不気味な男」と言わしめるほど謎に包まれており、ハートでさえ幻の存在と称している。
- ブレンの依頼により、ロイミュードを人間との融合進化態にするネオバイラルコアを開発。その完成とドライブの正体が世間に公表されたことに伴い、仁良を特状課の監視にあて、裏ではブレンと共に融合進化態ロイミュードの指揮を行う。
- 剛=マッハが、自分達ロイミュードを生み出した蛮野天十郎博士の息子であることを知っており、本願寺が打った「先手」に対する「最も効果的で残酷な『お返し』」として剛を「仮面ライダーを倒す最強の戦士」として、自らの能力で記憶を改竄した上で利用しようと目論んでいたが、剛の特異体質に気づけず失敗していた。
- 進ノ介からは「父・英介の仇」として目をつけられている一方で、真影自身も進ノ介を「自分が『最終進化』を果たすための鍵」と着目している。
- かつて自分の記憶改竄能力を克服した英介に対して感じた「屈辱」の原因を突き止める為、偽のウイルス感染騒動を利用した集団検診で自分の記憶改竄能力が通用しない特異体質を持つ人間を割り出した上で「実験台」として誘拐し、誘拐した人間の関係者の記憶を改竄した。
- フリーズロイミュードとして進ノ介に姿を現した後は、仁良を用済みと切り捨て、ドライブと一進一退の激闘を繰り広げる。タイプフォーミュラの一撃を浴びたことにより、進ノ介父子に受けた屈辱で超進化態に生まれ変わり、進ノ介を葬った。その後、特状課が行う進ノ介の蘇生実験の場に現れ、進ノ介を霧子やトライドロンもろとも完全に消し去ろうとするが失敗。蘇生された進ノ介が変身するタイプトライドロンとの戦いに敗れて肉体を破壊されるも、今際に「これで父の仇を討てたと思っていることが滑稽に見える」と自身が英介を殺害した張本人ではないことを仄めかし、コアも消滅した。
- フリーズロイミュード
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- 身長:212cm
- 体重:118kg
- コブラ型ロイミュード001が進化したフリーズこと真影の本来の姿。相手の耳の裏の部分に小さな氷の針を打ち込むことで記憶を操作する能力を持ち[注 31]、その能力を部下に用いることでロイミュードが起こした事件をなかったことにするなど、警視庁内部から情報操作を行っていた。但しこの攻撃は泊英介のように強い意志があれば克服することも可能なようである。戦闘力も別段で相手を冷気で凍らせる能力を持ちその力はタイプフォーミュラを変身解除に追い込むほど。
- 12年前に「屈辱」という感情を学習したことで進化したと語っているが、任意で下級の姿に退化することができ、初登場した当初は長きにわたって下級ロイミュードの姿のままでいたが、進ノ介に黒幕として突き止められたことで進化態としての姿を現す。さらにタイプフォーミュラの一撃を浴びたことにより、泊父子に受けた屈辱で超進化態となる。
- トルネード
- ハートの要請を受け海外から帰国した上級ロイミュード。ロイミュードとしてのナンバーは008のスパイダー型で、登場した当初の人間態も単に「008」と呼ばれていた。
- 人間態としての姿はワイルドな服装に身を包んだ男性。人間態のモデルとなったのは、ファッションデザイナー「ジョージ白鐘」で、重度のナルシストという事で、その記憶と性格をコピーした事から、口癖として「オレすげえ」「オレ最高」と自身を褒め称える。
- 自ら超進化態目前である事を明かし、「首元が美しい女性に、自分の作ったネックレスを着せる」ことが、コピーしたジョージ白鐘の目標であり、それをかなえる事で自分が超進化態になれるとして、次々と女性を誘拐していた。ただしその中には当たりを見つけられなかったが、ようやく当たりの女性として霧子を見つけ誘拐。強引にネックレスを着させようとするが、究が得た情報を元に居場所を突き止めた進ノ介にネックレスを破壊された。二度目のドライブとの戦いでは、自身の風を操る能力でドライブを追い詰めるが、マッハの加勢を受けたドライブに徐々に追い詰められ、最期はチェイサーが操縦するブースタートライドロンが発生させる竜巻を利用したドライブ・マッハのダブルライダーキックにより撃破された。
- トルネードロイミュード
- スパイダー型ロイミュード008が進化したトルネードの本来の姿。帰国した時にはこの進化態に進化しているが、フリーズやハート同様任意で下級の姿に退化することができるため、トルネードとして初めて姿をあらわすときは一度下級の姿になってから進化するという演出がなされた。ベルトさん曰く「超進化態になったら、ハートに匹敵するほど恐ろしい相手」で、疾風の名の通り、竜巻を発生させる能力と素早い動きで敵を翻弄しその速度は、タイプフォーミュラをも寄せ付けないほど。
- ロイミュード006
- ハートの要請を受け海外から帰国した上級ロイミュード。人間態は白いスーツに白のハットを被った男性で、二人の黒服の部下を従えたギャング団のボスのような風貌で登場し、常に配下を従えている。一人称は「私」。ハートに対しては自分の足下には気をつけた方が良いなどと忠告し、あわよくばハートをも出し抜くという雰囲気さえ醸し出している。さらにハートに対しては呼び捨てで、ブレンや008(トルネード)に対してもお前と呼んでいる。人間態の状態でマッハとチェイサーの2人を相手にしても優位に立つなど、かなりの実力を持つ。部下と共に蛮野を襲撃するが返り討ちに遭い、コアを肉体と分離させられたのち破壊され、残った肉体は蛮野に奪われた。進化態になっていたが、姿を晒す前に倒されてしまったためその名称や進化態の姿は不明。
- スパイダー型ロイミュード004
- 現時点で名称・進化態の姿は不明。蛮野と結託しており、ハートも知らない所で独自の行動を取る。
その他
- ベルトさん(ドライブドライバー)
- トライドロンに搭載されているナビゲーションシステムであり、進ノ介をドライブに変身させるベルト状の装置「ドライブドライバー」の通称(ベルト自体の機能については#仮面ライダードライブの節を参照)。一人称は「私」。機械でありながら人間と同等の知能を持ち、常に冷静沈着かつ穏やかな紳士然とした口調で人語を話す。そのため、進ノ介が自身を「ベルト」と呼び捨てにした時に不満を漏らしたり、稀に皮肉を言うなど、進ノ介と円滑なコミュニケーションが取れる(「ベルトさん」は前述したやりとりの際、進ノ介が「さん」付けで言い直した呼称)。内蔵のメモリーには科学者「クリム・スタインベルト」の全意識と記憶が保存されている(後述)。
- 本願寺に特状課を設立させ、進ノ介が特状課に配属されるように仕向けたのも彼であり、進ノ介には「ドライブ」の正体を霧子以外に明かさないようにと念を押していた(この時点で経緯は不明だが、りんなには秘密を明かしてドライブの技術を教え、新装備の開発を替わりにさせていた)が物語の中盤、市民の注視する中で変身しなければ早瀬を救えない状況になった進ノ介の叫びに応え、以後その制約は無しにした(この段階で西城や追田にも自身の存在を明かした)。それまでは秘密主義的な一面から、それを嫌う進ノ介の機嫌を損ねることもあった。
- ロイミュード001(フリーズ)こと真影に関しては、かつて目の前でプロトドライブがハートに倒されたことのトラウマから、「進ノ介まで失いたくない」という不安に駆られている節があり、真影に真っ向から挑もうとする進ノ介に対し、非協力的な態度を取っていた。本願寺とチェイスの言葉で自分を取り戻して進ノ介に謝罪し、彼と共にフリーズロイミュードに立ち向かうも、超進化態になったフリーズロイミュードの放った光弾を浴びた進ノ介は殉職し、自身も機能を停止してしまう。その際に進ノ介の身体の死を防ぐため、彼の心と自身のデータを融合させており、ドライバーの再起動と同時に進ノ介を蘇生させた。その影響で進ノ介と一身同体となり、必要ならばベルトさんの意志で進ノ介の体を操れるようになった[注 32]。
- ハートが超進化態に進化した際の出来事から、剛が蛮野の記憶・意識が保存された端末(タブレット)を所持していることに気づき、蛮野から共闘を持ちかけられた際には、普段の冷静さを欠くほどに断固として拒否し、蛮野を「悪魔」と称している。また、蛮野と004に連れ去られた際には何かを仕込まれたような描写が見られる。
- タイプトライドロンでの戦闘時に“運転を代わった(進ノ介の身体を使っている)”際には、咳払いをする癖がある。
- キャラクター描写は『ナイトライダー』に登場するナイト2000の人工知能K.I.T.T.が意識されているが、仮面ライダーが車を使役する関係は避けたいという三条の意向により、主人公より目上の立場の指令者として位置づけられた[9][8][注 33]。
- クリム・スタインベルト
- さる学会では高名だった科学者の男性。ドライブシステム並びに超駆動機関『コア・ドライビア』を開発した人物。一人称は「私」。仮面ライダーマッハの開発者であるハーレー博士の弟子であり、博士とはドライブドライバーになった今でも交流がある。
- 親友の蛮野博士の頼みで彼が生み出したロイミュードにコア・ドライビアを搭載したが、15年前にハートを始めとする初期型ロイミュード達の反逆に遭い死亡し、記憶と意識のみをドライブドライバーの内蔵メモリにインストール・保存することで擬似的に命を繋いでいる。そのためか待機中に時折ロイミュードに襲撃された夜の記憶を”悪夢”としてフラッシュバックすることがあり、その際は「うなされる」ような想定外の動作を起こす(このことについては「面倒な性質が残っている」と独白している)。そして自分を殺害した初期型ロイミュード001-003(特にフリーズとハート)には心底恐怖しており、ドライブがハートと初めて対面した際は進ノ介に即撤退するよう促している。
- 進ノ介の蘇生以降は進ノ介の心と融合した為、その身体を借りての会話も可能となった。
- 蛮野と共にロイミュードの開発に携わっていたが、15年前に、002(ハート)に対する蛮野の非人道的な「実験」を目の当たりにしたことで蛮野と絶縁していた為、進ノ介達には蛮野を簡単に信用しないよう何度も忠告していた。
- 早瀬 明(はやせ あきら)
- 元刑事。特状課の前の部署にいた進ノ介の元相棒で親友。一人称は「俺」。
- グローバルフリーズの日に進ノ介の失態が起こした事故で重傷を負い、警察から退いた。その後は半年以上のリハビリに取り組み、梓弓病院で車椅子頼りの生活を送っていた。
- 自分に怪我を負わせた進ノ介を恨んでおらず、自責の念にとらわれる彼に「俺の代わりにお前が走れ」と励ましの言葉を送った。
- しばらくして松葉杖とサポーターのみで歩けるまでに回復したが、過去に自分が逮捕した囚人が融合進化によってソードロイミュードに変身し、彼に命を狙われる。自分だけでも逃げろといった進ノ介の警告を振り切り、病院を襲うソードロイミュードの前に他の人を庇うために単身で立ち向かう勇敢さも見せた。その後、駆け付けた進ノ介が自分を守るためにドライブに変身したため、結果的に仮面ライダーの正体を世間に露見させるきっかけとなった。
- 名前は進ノ介とは相対的に「早く」「頭脳明晰」であることに由来する[9]。
- 蛮野 天十郎(ばんの てんじゅうろう)
- 詩島姉弟の父親にして、クリム・スタインベルトの親友であった科学者。一人称は「私」。
- ロイミュードを生前のクリム・スタインベルトと共同で開発した張本人でありソレにふさわしい高度な科学知識を持つが、クリムには一歩及ばなかったようで、後述する「ある出来事」のあとクリムが彼と絶縁しロイミュード開発計画は頓挫してしまった。だがクリムにしつこくコア・ドライビアをロイミュードに内蔵するよう懇願。クリムは情にほだされ技術を提供してしまいロイミュードは遂に完成したが反逆を起こされ、「処刑」と称して殺害されてしまう。(反逆されたのは、直前に「ある出来事」があったためでもあるが、それについては後述)
- 死後、その意識と生前の記憶はタブレット端末に保存されていた[注 34]。この「意識」はベルトさん(クリム)のように自身の行いに対する罪悪感・責任感は全く持っておらず、クリムを含めた周囲の人間を「自分の才能の価値を理解していないバカども」と見下し「この世のすべては私のもの」だとする歪んだ考えの元、その頭脳と知識を自分の才能を認めない世界への復讐と自身の欲望を満たすためだけに使い続けている。また、家族である剛や霧子に対しても「愛情」といった感情は一切持ち合わせておらず、剛や霧子を含めた周囲の人間や彼らの「感情」も、単なる「研究材料」としか考えていない。
- タブレットはロイミュード決起後、幹部の手に渡り、長らくブレンが保管・管理。時おり密かに会話していた。これはロイミュードが世界を征服した後、個体数を自分たちでは108体以上増やせないという限界を解除させるためであった。この頃からクリムのように他者に「寄生」する身体を得る機会を伺っていた。その後、タブレットの存在を知った息子・剛が一芝居打って奪取。ここから除々に「復活」へ向けての策略が始まる。
- まずは剛に事件解決のヒントを与え(この時点ではチェイス以外の周囲には「ロイミュードの全てが分かる究極の頭脳」としか認識されていない)、ブレンが仁良と組んだドライブ抹殺計画では患者をタブレット内に一度取り込むことで超進化したブレンの毒までも完全に消し去り進ノ介に間接的な協力をした事で改心したと信用させた。
- やがて超進化したハートの猛攻を(画面から触手のようなものを出し電撃で)密かに防いだ時点でクリムが自分の存在を察知したのを見計らい、クリムに姿を見せ、共闘の意思を示す。(なおベルトさん/クリムは敵意をむき出しにし、以後も終始一貫して全く信用しなかった)
- 第39話では自らドライブピットに侵入、そこで特状課の面々と初対面し霧子にも自分の出自を明かす。「捜査への協力」と称してトルネードのアジトを進ノ介らに伝え信用させたが、ライダーたちがピットを留守にした時点で「特状課は、自分にふさわしい場所ではない」と判断、遂に本性を表す。ライドブースターレッドを鹵獲し戦闘中のドライブとマッハを襲撃、手下的存在のロイミュード004を通して気絶していた進ノ介の腰からドライブドライバーを強奪させ構造を解析し、ドライブドライバーのコピーを製作。タブレットから意識を移し替え「悪のドライブドライバー」となった。その後、メディックを自分の新たな「肉体」として寄生しようと目論んでいたが、部下と共に襲撃を仕掛けてきた006に急遽標的を変更し、コアを破壊され肉体のみとなった006に「寄生」し、超進化態のロイミュードと同等の力を持つ悪の戦士「ゴルドドライブ」へと変身を遂げる。
- 元々性格的には常軌を逸したところがあり、ある青年実業家に研究資金の出資を断られると、当時開発中だったロイミュード002(ハート)の人間体コピー元としてその青年実業家の姿を選び、「余興」と称してハートに拷問に近い実験を繰り返すというやり口で嬲り者にしている。この行為は生前のクリムが蛮野と絶縁する切っ掛けに、ハートは人間への復讐、手始めに蛮野殺害を決意させる事となった。妻も蛮野に失望して息子(剛)と娘(霧子)と共に同時期に彼の元を去っている。なお殺害される前、蛮野は更に性格が歪み悪の心をロイミュードに入れているが、それが皮肉にもロイミュードの進化を促す結果となっている。
- ハーレー・ヘンドリクソン
- アメリカ在住の科学者。クリム・スタインベルトの恩師でいわば仮面ライダーの礎といえる人物。豪快な性格の老人であり、現在は愛車のサイドカーに乗って世界を巡る旅行を楽しんでいる。
- クリムの関係者だがロイミュードの抹殺対象にはなっておらず、「ネクストシステム(=仮面ライダーマッハ)」を開発したが資格者の剛が訓練半ばで無断帰国したため、システムは未完成のままである。ボイスロイミュードの事件の直前にこちらも未完成状態のシフトデッドヒートを進ノ介たちの元に届け、それと前後して自らも世界旅行の途中で来日し最終調整を行った。その際にドライブピットに手作りのパイを残していったが、このパイのパッケージ裏にはトレーラー砲の完成に繋がる方程式やピットクルーとされるマンターン・ジャッキー・スパーナの設計図が書かれていた。
- 泊 英介(とまり えいすけ)
- 進ノ介の父で元警部補。進ノ介が中学1年の頃に殉職した。非常に優秀な警察官であった模様で、本願寺にも「本庁の人間で泊英介を知らない者はいない」と賞賛されている。彼の死が進ノ介を刑事の道に歩ませるキッカケとなっている。
- 12年前、ロイミュード001(フリーズ)からの情報で同僚の仁良と共に銀行強盗事件に乗り込むが、自分に強い嫉妬を持っていた仁良に裏切られて射殺された。表向きには強盗に銃を向けられた少女を庇って射殺されたと認識されているが、不審な点からフリーズに疑いが向けられていた。
- 経緯は不明だが何者かが警察の情報を都合よく操作していることに気付き、張本人の真影(フリーズ)に接近。彼が放つ氷の針を受けても記憶が改竄されず、フリーズは「この能力が初めて効かなかった相手」と言わしめている。
戦士
仮面ライダー
前述の通り、本作品における「仮面ライダー」の名称は敵勢力であるロイミュードによって名付けられた通称である。変身中は装着者の声が拡声器を通したような音声になる。
仮面ライダードライブ
泊進ノ介が左腕に装着したシフトブレスにシフトカーを装填し、ドライブドライバーとトライドロンに信号を伝達することで変身する仮面ライダー。シフトブレスに装填したシフトカーを交換して「タイヤ交換」を発動することで対応するタイヤがドライブの身体に装着され、さまざまな能力を発揮可能。システムに内蔵されたコア・ドライビア-Nの力で重加速現象の影響を受けない性質からロイミュードに直接対抗可能な存在である。決め台詞は戦闘開始時に発声する「ひとっ走り付き合えよ!」。
物語中盤より現れるようになった融合進化態のロイミュードに対しては、チェイス(プロトゼロ)より提供された細胞組織から得たデータを元に各ドライバーがチューニングを施されたことで、人との分離を可能とする能力を追加されている。
スーツアクターの高岩成二は進ノ介が警察官であることから発想して警察官が使用する躰道や関節技をアクションに取り入れている[15]。
撮影用のスーツは主役仮面ライダーとしては『仮面ライダーフォーゼ』以来に電飾を仕込むことが可能となっている[16]。マスクは従来の眼の電飾を換装可能なアップ用・眼が固定されたアクション用の他に、眼・額中央にLEDを配置した「超アップ面」と呼ばれる総FRP製の物も製作された[16]。電飾の点灯は従来のスーツではスタッフが外部から操作することが多かったが、ドライブのスーツでは着用したスーツアクターが直接できるようになっている[16]。
- タイプ(フォーム)
名称 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) タイプスピード 102kg 6t 10.4t 32m 5.7秒(加速時の走力:1.8秒) タイプスピード フレア 103.8kg 6.1t 10.6t 31.9m 5.8秒 タイプスピード スパイク 105kg 6.2t 10.7t 31.8m 5.9秒 タイプスピード シャドー 103.0kg 6t 10.4t 33m 5.6秒 タイプスピード ハンター 110kg 6.5t 11.2t 31.4m 6.2秒 タイプスピード ミキサー 109kg 6.3t 11t 30.8m 6.3秒 タイプスピード モンスター 107kg 6.6t 11.2t 31.5m 6.1秒 タイプスピード ベガス 108kg 6.4t 10.8t 31.5m 6秒 タイプスピード キャブ 103kg 6t 10.4t 31.9m 5.8秒 タイプスピード ダンプ - - - - - タイプスピード ドクター 106.5kg 5.6t 9.8t 31.1m 6.3秒
名称 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) タイプワイルド 123kg 8.1t 14.1t 21m 7.2秒 タイプワイルド ダンプ 146.1kg 10.9t 19.4t 13.1m 10.6秒 タイプワイルド レッカー 139.4kg 10.1t 18.6t 13.7m 9.9秒 タイプワイルド ドクター 122.5kg 7.6t 14.3t 20.4m 8秒
- タイプテクニック
-
- 身長:203cm
- シフトブレスにシフトテクニックを装填して変身するドライブの派生形態。変身にはクールな心が必要とされる。
- スーツは黒、各部の装甲は黄緑を基調としている。変身後は胸部に各種タイヤが横向きに装着される。
- 正確に攻撃を叩き込む高精度戦闘や、前方を向いた状態で背後の敵を認識・射撃して命中させるトリッキーな戦法などを得意とする。また頭部に装備された分析装置捉えた対象を解析し、危険物の解体などの精密作業を的確に行える。
- 戦闘スペック
名称 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) タイプテクニック 110kg 7.2t 11.2t 26.1m 7.4秒 タイプテクニック ブレイバー 140.7kg 9.2t 14.8t 16.6m 10.6秒 タイプテクニック グラビティ 153kg 9.5t 15.5t 15.3m 11.2秒 タイプテクニック ウィンター 146.9kg 9.1t 15.3t 15.6m 11秒
- タイプデッドヒート
-
- 身長:200cm
- シフトブレスにシフトデッドヒートを装填して変身するドライブの強化形態。ハートの「デッドゾーン」の能力に対抗するためにハーレー博士が開発した。
- シフトデッドヒートは仮面ライダーマッハと共用する特殊なシフトカーであり、変身するとマッハと同じ意匠のスーツを纏い、右肩には稼働状況を示すメーターが付いた小型のタイヤが出現する。変身後はタイプスピード同様、胸部に各種タイヤが斜め向きに装着される。
- 全身に莫大な熱エネルギーを纏って爆発的に攻撃力を高められる反面、右肩のメーターがレッドゾーンに達するとタイヤがバーストして制御が困難になり、進ノ介の意志に逆らって敵味方関係なく暴走する危険な状態に陥ってしまう。マッハが必殺技を当てる、霧子の重力発生機付きの靴で蹴りを入れるなど、一定の衝撃を与えれば機能を停止する。
- 上記の通りハートの「デッドゾーン」の能力に対抗するために作られたが、それ以上のスペックを誇るタイプフォーミュラ、タイプトライドロンの登場以降は1回しか使っておらず、主にマッハが使用している。
- スーツはマスク・両肩の装甲・ベルトの表示・シフトカーが新規に造られた[18]。
- 戦闘スペック
名称 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) タイプデッドヒート 107.1kg 15.2t 23.7t 36.5m 3.2秒 タイプデッドヒート フレア 108.9kg 15.6t 24.2t 36.4m 3.3秒
- タイプフォーミュラ
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- 身長:202cm
- シフトブレスにシフトフォーミュラを装填して変身するドライブの超強化形態。
- 全身に装着者の身体能力を極限まで引き出す黒いスーツが装着され、各部の装甲は青を基調としている。変身後は両肘に各種タイヤが装着される。また、装甲部分にはF1マシンに書かれたスポンサー名のようにタイヤ交換用シフトカーを表すロゴが描かれている[19]。
- タイプスピード以上の爆発的な加速力によって超高速戦闘が可能で超重加速をもものともせずに動くことができる反面、身体を鍛えた装着者でなければあまりの速度に首や身体にも相当の負荷が掛かる上、エネルギーの消耗やパーツの損耗も激しいので長時間の運用は難しい。後に後者を克服するために特殊な3台のシフトカー「ピットクルー」が開発された。
- 戦闘スペック
名称 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) タイプフォーミュラ 111.1kg 16.0t 28.6t 47.1m 0.2秒(加速時の走力:0.12秒) タイプフォーミュラ マンターン 113.4kg 15.9t 28.9t 46.6m 0.240秒 タイプフォーミュラ ジャッキー 114.9kg 16.4t 29.2t 44.3m 0.288秒 タイプフォーミュラ スパーナ 113.6kg 17.1t 29.0t 45.2m 0.250秒
- タイプトライドロン
-
- 身長:198.5cm
- シフトブレスにシフトトライドロンを装填して変身するドライブの最強形態。
- 仮死状態となった進ノ介がベルトさんと共に再起動したことで変身が可能となった。変身時、分解したトライドロンがアーマーとして装着され、全てのシフトカーがシフトトライドロンに吸収される。
- 全身を覆うスーツと各部の装甲は赤を基調としている。変身後は胸部の左側に各種タイヤが縦向きに装着される。胸部にはドライブとトライドロンのコア・ドライビアが融合した高性能エンジン・コア・ドライビア-TNが搭載されている。
- 全タイプの中で最高のスペックを誇り、状況に応じてベルトさんの意思でボディをコントロールすることも可能。ベルトさんがコントロールしている際は複眼が黄色からドライブドライバーのディスプレイに似た縞状の赤色に変わり、戦闘スタイルもより落ち着いたものに変化する。
- 左腕には超高速マテリアル生成装置を組み込んだ装甲ユニットが備わり、内蔵したタイヤ合体システム「タイヤカキマゼール」を用いて相性が良いシフトカーに応じたタイヤ3輪を融合させ、強化タイヤを形成できる。この強化タイヤを装着することで、より多次元的な戦法を繰り出せる。
- 戦闘スペック
名称 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) タイプトライドロン 108.0kg 18.0t 31.0t 45.0m 0.643秒 タイプトライドロン アタック1.2.3 108.0kg 18.0t 31.0t 45.0m 0.643秒 タイプトライドロン ピーポーセイバー 108.0kg 18.0t 31.0t 45.0m 0.643秒 タイプトライドロン コウジゲンバー 108.0kg 18.0t 31.0t 45.0m 0.643秒
- タイプフルーツ
- シフトブレスにシフトフルーツを装填して変身するドライブの特殊形態。詳細はこちらを参照。
- タイプハイスピード
- シフトブレスにシフトハイスピードを装填して変身するドライブの上級(ハイクラス)形態。『シークレット・ミッション type HIGH-SPEED!』のみ登場。
- ツール
-
- ドライブドライバー
- ドライブの変身ベルトで通称「ベルトさん」。
- 独自の意思を持っており、他者やシフトカーとの自由な会話のほか、中央部のディスプレイに表情を表示することで流暢なコミュニケーションが可能。半径10km以内で発生した重加速現象の中心地を測定する機能も有する。痛覚もあるようで、衝撃が加わると苦しみの声をあげる。
- セントラルフェイスの右隣にあるイグニッションキーを捻ってエンジンを始動させ、レバーモードに変形した変身用シフトカーを操作することで発せられたシフトブレスからの信号を受信。エネルギー体として現れた装甲が変身者への装着と同時に実体化し、スーツが瞬時に実体化することで変身が完了する。同時にシフトブレスからの信号を受け取ったトライドロンからシフトカーに対応するタイヤが生成・射出されてドライブのボディに装着され、「ドライブ!タイプ○○(対応する変身用シフトカーの名称)!!」のコールと共に変身完了する。
- ドライバーのエンジンを再びかけた後、レバーモードに変形したタイヤ交換用シフトカーをブレスに装填して倒すことで「タイヤコウカーン!○○(タイヤ名)!!」のコールと共にタイヤ交換が発動する。またシフトブレスに装填されているシフトカーのレバーを倒す(基本的に3回)ことで発せられた信号を読み取り、個別の能力を発揮(シフトアップ)する機能も有する。
- ベルト部は自動車のシートベルトをモチーフにしており、撮影用プロップもクロス生地が貼り込まれている[16]。
- シフトブレス
- ドライブが左腕に装備しているブレスレット型のデバイス。レバーモードに変形したシフトカーを中央部のパネルに装填して倒すことで、ドライブドライバーやトライドロンにシフトカーの情報・信号を送信する機能を持つ。ただし変身時に特殊な心が必要なシフトワイルド・シフトテクニックの場合は必要な心の状態になっていないとレバーが動かなくなる。
- ドライバーのエンジンを再びかけた後、シフトランディングパネルの右隣にあるボタンを押し、「ヒッサーツ!」のコールと共に装填したシフトカーのレバーを1回倒すことで、「フルスロットル!○○(タイヤ名[注 35])!!」のコールと共に装填したシフトカーの能力に対応した必殺技を発動する。シフトカーが装填されていない状態でイグナイターを押す、またはイグナイターを押してからシフトカーを外すと「ナイスドライブ」のコールと共に変身が解除される。
- また劇中でのりんなの発言から、ドライブピットなどとの通信も可能である模様で、りんながシフトブレスに位置情報を転送したこともある。
- シフトカー
- ドライブが変身(タイプチェンジを含む)やタイヤ交換の際に使用するミニカー型のアイテム[注 36]。個別に意思を持ち、独自に事件を追っている者やシフトカー同士で深い友情を育んでいる者も存在する。
- 単体でもロイミュードと戦闘できる耐久性を備えており、自力での空中移動も可能。特に変身用のシフトカーはベルトさんの声を進ノ介たちや他のシフトカーにリアルタイムで伝達したり、単独行動で得た映像や音声をドライブドライバー(ベルトさん)に送信する役割を持つ。
- 車体の半分を回転してレバーモードに変形し、シフトブレスに装填することでドライブへの変身やタイヤ交換を発動する。また変形無しならブレイクガンナー、マッハドライバー炎、トレーラー砲にも装填可能。
- ドライブの秘密を知らなかった頃の特状課の一部からは「進ノ介のミニカー」として認識されていた。
名称 カラー 種類 タイヤ 単体での能力 ブレイクガンナー使用時の効果 マッハドライバー炎使用時の効果 シフトスピード 赤 変身 タイプスピードタイヤ ドライブドライバーの端末として情報を集める。 - - シフトワイルド 黒 タイプワイルドタイヤ - - シフトテクニック 緑 タイプテクニックタイヤ - - シフトデッドヒート 赤・白 タイプデッドヒートタイヤ - デッドヒートマッハに強化変身する。 シフトフォーミュラ 青 タイプフォーミュラタイヤ - - シフトトライドロン 赤 タイプトライドロンタイヤ - - - マックスフレア オレンジ色 タイヤ交換 マックスフレアタイヤ 炎を纏って体当たりする。 炎のエネルギー弾を発射する。 コウリンシグナル モエールが発現し、火炎を操る。 ファンキースパイク 緑 ファンキースパイクタイヤ 車体から無数の棘を生やす。 無数の棘を発射する。 - ミッドナイトシャドー 紫 ミッドナイトシャドータイヤ 分身してエネルギー手裏剣を飛ばす。 - - ジャスティスハンター 白・黒ツートン ジャスティスハンタータイヤ 鉄柵を瞬時に生成して敵を足止めする。 - - スピンミキサー オレンジ色・黒 スピンミキサータイヤ コンクリートを噴出する。 - コウリンシグナル マゼールが発現し、
ゼンリンシューターからコンクリート弾を発射する。マッシブモンスター 紫 マッシブモンスタータイヤ 敵に向かって噛み付く。 - - ドリームベガス 白 ドリームベガスタイヤ トランプ型エネルギー弾・花火で攻撃する。 - - ディメンションキャブ 黄色 ディメンションキャブタイヤ 空間を繋げるタイヤ型ゲートを形成し、自身や銃撃などを別の場所に移動させる。 - - ランブルダンプ 黄色 ランブルダンプタイヤ - - コウリンシグナル アラブールが発現し、
ランブルスマッシャーを装備する。マッドドクター 白 マッドドクタータイヤ - 銃口を押し当てることでエネルギーを注いで治療する。 コウリンシグナル ナオールが発現し、キュアクイッカーでマッハ自身も治療できる。 フッキングレッカー 緑 フッキングレッカータイヤ クレーンによる運搬や敵の妨害。 - - バーニングソーラー 赤 - 貯めた太陽光を利用した目眩まし・攻撃を行う。 太陽光エネルギーを放つ。 - ファイヤーブレイバー 赤 ファイヤーブレイバータイヤ 消火剤を噴射して消火する。 - - ローリングラビディ 黒 ローリングラビディタイヤ 空中にシフトカー用の走路[注 37]を形成する。
照らした範囲内の重力を操作する。- - デコトラベラー 紫 - 光のチェーンを操る。 演歌と映像を流して幻惑する。 - ロードウィンター 白 ロードウィンタータイヤ 冷気を噴射する。 - - カラフルコマーシャル 赤 - 3D映像をその場に投影する。録画・再生機能も有する。[注 38] - - アメイジングサーカス 白 - 車体の口部分からサーカスで使用される演出用の道具を射出する。 - - マンターンF01 橙 マンターンF01タイヤ - - - ジャッキーF02 青緑 ジャッキーF02タイヤ タイプフォーミュラのメンテナンス作業を行う作業台型エネルギー体を設置する。 - - スパーナF03 黄色 スパーナF03タイヤ スパナ型エネルギー体でタイプフォーミュラの破損箇所を修理する。 - -
- シフトデッドヒート
- ハーレー・ヘンドリクソン博士がハートロイミュードのデッドゾーンに対抗するために開発したサイドカー型シフトカー。
- レバーモードに変形しない特殊仕様で、バイク部分をサイド部分に収納しシフトブレスに装填するのみでタイプデッドヒートへの変身を行う。マッハドライバー炎に装填すれば、デッドヒートマッハに強化変身できる。
- 当初はりんなによる調整が済んでおらずオープンカーのようなサイド部分のみとなっていた。後にハーレー博士によりシグナルバイク部分が取り付けられ完成形となった。
- ピットクルー
- タイプフォーミュラ用としてハーレー・ヘンドリクソン博士が設計図を用意し、りんなが開発したシフトカー。マンターン・ジャッキー・スパーナの3台で構成され、タイプフォーミュラの簡易メンテナンスを担う。
- シフトトライドロン
- タイプトライドロンへの変身に用いるトライドロン型シフトカー。本来はトレーラー砲にトライドロンと全シフトカーのエネルギーを充填するために開発されたものである。他のシフトカーと違って液晶画面を備えている。
- 後部左側面のボタンを押すと「ファイヤー! オールエンジン!」のコールとともに変身モードが起動し、シフトブレスに装填して倒すことでタイプトライドロンへの変身を行う。後部右側面のボタンでシフトカーの組み合わせを選択し、倒すことで「タイヤカキマゼール」を発動する。
- シフトカーホルダー
- 進ノ介・霧子が腰の右側に携行しているシフトカー携帯用のホルダー。シフトカーを3台まで装填でき、シフトカーを装填していれば重加速の影響を防ぐことが可能。
- タイヤ
- シフトカーを装填することでトライドロンが生成する特殊タイヤ。タイヤごとに異なる能力を発動し、タイヤによっては固有武器を装備する。
- タイヤ交換の際にドライブから外れたタイヤは敵にぶつけることで遠距離武器としても使用可能。
名称
(タイヤ側面の表記)対応シフトカー 専用必殺技 効果 タイプスピードタイヤ
(TYPE SPEED)シフトスピード スピードロップ タイプスピード専用。高速回転して反重加速フィールドを作り出し、一定時間の高速移動が可能。 タイプワイルドタイヤ
(TYPE WILD)シフトワイルド ワイルドロップ タイプワイルド専用。高速回転してエネルギーフィールドを展開し、格闘時の攻撃力を一時的に増大させる。 タイプテクニックタイヤ
(TYPE TECHNIC)シフトテクニック テクニドロップ タイプテクニック専用。機械を正確に分析・操作可能な能力とシフトカーの装備する機材をより正確に扱う能力を与える。 タイプデッドヒートタイヤ
(DEAD HEAT)シフトデッドヒート デッドヒートドロップ タイプデッドヒート専用。全身を高速循環するエネルギーを整理し、各部機能の強化を均一にする。
活動限界を超えるとタイヤが破裂、絵柄が変化し、デッドゾーン(暴走状態)に突入する。タイプフォーミュラタイヤ
(TYPE FORMULA)シフトフォーミュラ フォーミュラドロップ タイプフォーミュラ専用。高速回転して周囲に乱流を発生させ、運動機能の超高速化を可能にする。
他のタイヤと違って右肘・左肘用に1対存在し、通常のタイヤよりもサイズが一回り小さい[19][注 39]。タイプトライドロンタイヤ
(TYPE TRIDORON)シフトトライドロン トライドロップ
(正式名称不明)タイプトライドロン専用。高速回転して瞬間移動を可能とさせる。 マックスフレアタイヤ
(MAX FLARE)マックスフレア フレアストリーム 超高熱火炎を操る。 ファンキースパイクタイヤ
(FUNKY SPIKE)ファンキースパイク スパイクトルネード タイヤに生えた16本の棘で攻撃する。
棘を射出して遠距離攻撃も可能。ミッドナイトシャドータイヤ
(MIDNIGHT SHADOW)ミッドナイトシャドー シャドーシュリケーン タイヤ型のエネルギー手裏剣を飛ばす。
分身体を生成することも可能。ジャスティスハンタータイヤ
(JUSTICE HUNTER)ジャスティスハンター ジャスティスマッシュ ジャスティスケージを装備する。ジャスティスケージを基点として敵を閉じ込める檻を生成可能。 ドリームベガスタイヤ
(DREAM VEGAS)ドリームベガス ミリオンアタック ドラムシールドを装備する。
ドラムシールドはタイヤと合体してスロットとしても使用可能。スピンミキサータイヤ
(SPIN MIXER)スピンミキサー キャノンクリート タイヤに施された12門の射出口から特殊な生コンクリートの弾を飛ばす。 マッシブモンスタータイヤ
(MASSIVE MONSTER)マッシブモンスター モンスクランチ モンスターを装備する。
タイヤに存在する顔から伸ばした舌で敵を捕縛可能。ディメンションキャブタイヤ
(DIMENSION CAB)ディメンションキャブ ディメンションブランチ タイプスピードの場合はタイヤを境に体を分離させ、上半身(頭部・右腕のみ)を別行動させることが可能(下半身も動かせる)。 ランブルダンプタイヤ
(RUMBLE DUMP)ランブルダンプ ドリランブル ランブルスマッシャーを装備する。ランブルスマッシャーの性質上、タイプワイルド専用タイヤ。 マッドドクタータイヤ
(MAD DOCTOR)マッドドクター 治療(正式名称不明) キュアクイッカーを装備する。 フッキングレッカータイヤ
(HOOKING WRECKER)フッキングレッカー レッカーワインド タイヤに備わった強化ワイヤーフックを操る。 ファイヤーブレイバータイヤ
(FIRE BRAVER)ファイヤーブレイバー レスキューダウン タイヤに備わったはしご型マニピュレーター・ラダーエキスパンダーを操る。 ローリングラビティタイヤ
(ROLLING GRAVITY)ローリングラビティ インパクト10(テン) 10tオモーリを装備する。重力操作の能力を有する。 ロードウィンタータイヤ
(ROAD WINTER)ロードウィンター 不明 冷気を放出し、対象を瞬間的に凍結させる。 マンターンF01タイヤ
(MANTARN F01)マンターンF01 不明 タイプフォーミュラ専用。ドライブにエネルギーを充填して爆発的な加速を与える。
他のタイヤと違って右肘・左肘用に1対存在し、通常のタイヤよりもサイズが一回り小さい。ジャッキーF02タイヤ
(JACKY F02)ジャッキーF02 不明 タイプフォーミュラ専用。タイヤに備わったジャッキアップを操る。
他のタイヤと違って通常のタイヤよりもサイズが一回り小さい。スパーナF03タイヤ
(SPARNER F03)スパーナF03 不明 タイプフォーミュラ専用。タイヤに施された2本のスパナ状の爪を回転させる。
他のタイヤと違って通常のタイヤよりもサイズが一回り小さい。アタック1.2.3タイヤ
(ATTACK 1・2・3)シフトトライドロン
マックスフレア
ファンキースパイク
ミッドナイトシャドー不明 タイプトライドロン専用。超高速火炎・遠距離からの棘の射出・エネルギー型の手裏剣や分身能力など攻撃に特化している。 ピーポーセーバータイヤ
(PEOPLE SAVER)シフトトライドロン
ジャスティスハンター
マッドドクター
ファイヤーブレイバー不明 タイプトライドロン専用。ジャスティスケージとキュアクイッカーを装備し、ラダーエキスパンダーを操る。
ロイミュードの拘束およびロイミュードの攻撃によって生じた人命救助や負傷者の治療など緊急を要するときに使用される。コウジゲンバータイヤ
(KOUJI GENBAR)シフトトライドロン
ランブルダンプ
スピンミキサー
ローリングラビティ不明 タイプトライドロン専用。ランブルスマッシャーと10tオモーリを装備する。
コンクリート弾の射出・ドリルによるパンチ力強化・重力操作などを行う。工事関係車両型のシフトカーで統一されている。
- タイヤ固有アイテム
- 特定のタイヤに付属する武器。タイヤと一体化した状態で形成されるため、いずれも円形に近い形になっている。使用の際にはタイヤから分離させて使用する。
- ジャスティスケージ(ジャスティスハンタータイヤ)
- 強化合金でできた鉄格子型の盾。格子部が高速振動することで敵の攻撃を分散・無効化し、敵に叩き付けての攻撃も可能。また、シフトアップで敵を閉じ込める檻になる。
- モンスター(マッシブモンスタータイヤ)
- モンスターの頭部(上あご・下あご)を模した2枚組の武器。超硬質の牙は激しく叩き付けることで敵の装甲を砕くほどの破壊力を誇り、敵を挟み込むように攻撃する。
- ドラムシールド(ドリームベガスタイヤ)
- スロットマシンのドラムとカジノのチップを模した2枚組の盾。特殊コーティングされた金属板は実弾攻撃を跳ね返し、エネルギー系攻撃を吸収する。必殺技発動時はドリームベガスタイヤを挟み込む形でドライブの胸に装着される。
- ランブルスマッシャー(ランブルダンプタイヤ)
- 手持ちタイプのドリル。特殊コーティングされた超硬化金属製のドリルを高速回転させ、固い岩盤をも砕く。出力が強すぎるため、パワーに長けるタイプでなければ振り回されて使いこなせない。
- キュアクイッカー(マッドドクタータイヤ)
- 診断・治療装置。トリートエナジーと呼ばれるエネルギーを注入し、怪我人や病人の治療・ドライブのシステム修復を行う。後者の際には装着者である進ノ介自身も同時に高速治療可能だが、ベルトさん曰く「高速治療は『死ぬほど痛い』のが難点」であり、自己治療は激痛を伴う。
- 10tオモーリ(ローリングラビティタイヤ)
- バケツ大の錘。10tの重量を活かして強力な打撃・押し潰し攻撃を繰り出し、これを中心とした重力操作も可能。ただし、その重量のためかなり扱いにくい。
- ハンドル剣
- りんなが開発した、ハンドルが付属した加速剣。名付け親は進ノ介。普段はトライドロンに収納されているが、ドライブの意思に応えて射出され、基本的にタイプワイルド時に使用される[注 40]。
- 刀身は新開発の圧縮SO-1合金で構成され、超高速振動してあらゆる物を斬り裂く。グリップガード部に搭載されたハンドルを回すことで、「ターン!」や「Uターン!」のコールと共に斬撃の切れ味を高めることができ、ハンドルを回した後にクラクションを押すことで、「ドリフトカイテーン!」のコールと共に後述の必殺技を発動する。
- また、鍔のスロットにシフトカーを装填し、ドライブドライバーと通信することでシフトカーに対応した必殺技を発動する。
- ドア銃
- りんなが開発した、ドアをあしらった銃。名付け親は進ノ介。ドライブの意思に応えて出現し、基本的にタイプテクニック時に使用される[注 41]。進ノ介はまだ装備を実視していない段階において、ハンドル型の新装備「ハンドル銃」だと思い込んでいた。
- 側面にあるSO-1合金製のドア型シールド装置を開閉することで空気中のエネルギーを吸収し、強力なエネルギー弾に変換して発射する。ただしエネルギーの流出防止のため、ドア部分が完全に閉まっていない状態でトリガーを引いた場合は補充ができずに「半ドア!」の警告コールが鳴る。ドアパネルは敵からの攻撃を受け止める盾としても機能し、ドア型の小型エネルギーシールドを展開可能。
- 後部のスロットにシフトカーを装填し、ドライブドライバーと通信することでシフトカーに対応した必殺技を発動する。
- トレーラー砲
- ハーレーが残していったヒントを基にりんなが開発した、トレーラーを模したバズーカ砲。名付け親は進ノ介。運転席のライト部分に搭載されている索敵センサーによってドライブの元に駆けつける。
- 砲身上部のスロットに各種シフトカーを装填するすることで「○○砲!(○○はセットされたシフトカーの名称の後半部分)」の音声とともにシフトカーの情報が読み取られ、シフトカーの特性を利用した強力なエネルギー弾を発射する。砲身は非常に強固な造りとなっており、戦闘時には相手の攻撃を受け止める盾としても機能する。
- 砲身後部からコンテナの内部に2台のシフトカーを装填することで側面のゲージに「FULL」のグラフィックが表示され、必殺技を発動する。
- 必殺技
- 括弧内は使用タイプ。
- スピードロップ(タイプスピード)
- タイヤ型のエネルギーを発生させて敵を包囲・弾き飛ばし、周囲を高速旋回するトライドロンと敵を交互に蹴り付けて反射・加速しながら連続蹴りを叩き込む。
- トライドロンを使用しない場合は、従来のシリーズと同様に飛び蹴りを叩き込む。
- オールタイヤアタック(タイプスピード)
- ドライブドライバーの指令によって発動する。ドライブが装着しているものを除き、一度の戦闘で召喚した全てのタイヤを再召喚、敵に向けて飛ばす。
- ターンスラッシュ(タイプスピード)
- ハンドル剣にシフトスピードを装填し、地面を滑走してすれ違い様に敵を両断する。
- ミッドナイトシャドーを装填した場合はハンドル剣からエネルギー手裏剣を飛ばし、ドリームベガスを装填した場合は777の軌跡を描きながら連続で斬りつける。
- フレアストリーム(タイプスピード フレア)
- マックスフレアタイヤを高速回転させ、無数の火炎弾を飛ばす。
- ジャスティスマッシュ(タイプスピード ハンター)
- ジャスティスケージで形成した檻に敵を閉じ込め、自身の周囲に複数発生させたタイヤ型のエネルギーに弾かれる形で加速し、勢いのまま渾身のパンチを叩き込む。
- キャノンクリート(タイプスピード ミキサー)
- スピンミキサータイヤのコンクリシューターから特殊な生コンクリート弾を発射する。生コンクリート弾は着弾と同時に硬化し、敵を固めて動きを封じる。
- モンスクランチ(タイプスピード モンスター)
- マッシブモンスタータイヤの舌で敵を拘束し、エネルギー体のモンスターで挟み砕く。
- ミリオンアタック(タイプスピード ベガス)
- ドリームベガスタイヤとドラムシールドがスロットのように回転し、揃った絵柄に応じた数のコインを飛ばして攻撃する。777が揃うと大量のコインを排出するが、絵柄によってはコインが少なく攻撃として成り立たない場合もある[注 42]。劇中でのベルトさんと進ノ介の会話から、スロットは通常時はベガスによって止められるが、進ノ介の自由意思で止めることも可能。
- ドリフトスラッシュ(タイプワイルド)
- ハンドル剣にシフトワイルドを装填し、高速回転しながら旋回して敵を切り刻む。
- ドリランブル(タイプワイルド ダンプ)
- ランブルスマッシャーを左手に装備し、敵を射抜くように突きを繰り出す。
- パーフェクショット(タイプテクニック)
- ファイヤーブレイバーを装填した場合ははしご型のエネルギーで対象を捕らえ、安全圏に運んでからエネルギー弾を撃ち込む。
- ローリングラビティを装填した場合は上空にタイヤ型のエネルギーを発射し、無数のエネルギー弾を降らせて敵を撃ち抜く。
- レスキューダウン(タイプテクニック ブレイバー)
- ラダーエキスパンダーで敵を捕らえた後、自身の手元に引き寄せて中段蹴りを放つ。
- デッドヒートドロップ(タイプデッドヒート)
- 全身に熱エネルギーを纏って空中に飛び上がり、急降下して飛び蹴りを放つ。
- フォーミュラドロップ(タイプフォーミュラ)
- 超高速移動を利用して、飛び蹴りを叩き込む。
- トレーラーインパクト(タイプフォーミュラ)
- トレーラー砲のシフトランディングスロットにシフトフォーミュラを装填して発動。シフトコンテナバレルに格納したシフトカー2台のエネルギーを増幅させ、「フルフルフォーミュラ大砲!」の音声とともに強力な砲撃を放つ。
- トライドロップ(正式名称不明 / タイプトライドロン)
- 敵に飛び蹴りを叩き込む。
- トレーラービッグインパクト(タイプトライドロン)
- トレーラー砲のシフトランディングスロットにシフトスピード・シフトワイルド・シフトテクニックのいずれかを装填し、シフトコンテナバレルにシフトトライドロンを格納して発動。「フルフル○○ビッグ大砲!」の音声とともにドライブから分離したトライドロンを発射する。発射直後のドライブはトライドロンが分離されるため、シフトランディングスロットに装填したシフトカーのタイプへ変身する。
- マシン
-
- トライドロン(形式型番:TRIDORON-3000)
-
- 全長:4.9m
- 乾燥重量:1,450kg
- 馬力:3,000ps(2,206kw)
- ドライブが運転する2人乗りの自動車型マシン。グローバルフリーズ事件から物語開始までの間の特状課配属時にベルトさんから進ノ介に与えられている。単なる移動マシンに留まらず、前述の通りドライブの攻撃スタイルを変化させるタイヤの生成・射出、一部必殺技の発動、状況に応じて車体自体を別形態にチェンジして対応するなど、ドライブの戦闘になくてはならないマシンである。
- ベルトさんの話ではプロトドライブがハートロイミュードに倒された後、ベルトさん自身が「戦士を守れる強さがほしい」と願い開発したマシンとのこと。
- ベルトさんの指示によって無人走行でき、ドライブのタイヤコウカンを発動する際には生成したタイヤを左前輪から射出する。シフトカーをリアハッチ内に収納することで、ドライブドライバーの「タイヤフエール!」のコールと共に各部のタイヤに収納したシフトカーに応じたタイヤが出現してその能力を発動する。ドライブのタイプとトライドロンのタイプは連動していないため、タイプを問わずに状況に応じて使い分けが可能。キャビン内部のコンソール中央にはドライブドライバーを装着するクレードル、助手席側にはシフトカーを装填するスロットがそれぞれ設けられている。
- タイプスピードの(撮影用)車両はホンダ・NSXをカスタマイズした物で[20]、ナンバープレートが取得できなかったため、撮影は公道に見える私有地で行われており[注 43]、撮影現場への移動もトラックによる輸送である[12]。車内シーンの撮影には走行用車両とは別に内装を外した物が使用されている[15]。また法令上シートベルトも着用しなければならないため、仮面ライダーが着用しても様になる物としてラリー用の五点式シートベルトが採用された[12]。
- トライドロン タイプスピード
-
- 最高時速:560km/h
- トライドロンの基本形態。基本カラーは赤・黒。進ノ介は捜査時にも特に外観を変えずに特状課の「覆面パトカー」的に使用している。
- 走行に使用する4輪のほか、リアハッチにさらに2つのタイヤを背負う形で装備している。「トライドロン・シュート!」のコールと共に前方に圧縮エネルギー弾を発射する。
- 進ノ介がドライブに変身すると特状課のステッカーが付いたボンネットの左側が格納され、左前輪のみタイヤがむき出しとなる。
- トライドロン タイプワイルド
-
- 最高時速:239km/h
- 「ドロン・トライドロン!」のコールと共にトライドロンが変形したオフロードカー形態。基本カラーは黒。運転席を含んだキャビン部が一旦外れ、残った車体部が裏表逆転し、タイプスピード時の前輪が反転した後にキャビン部が前後逆に再度装着されて変形完了となる。
- 車高がアップし、タイプスピード時にリアハッチ上部に搭載されているタイヤが前輪となる。このタイヤで障害物を破砕し、悪路や障害物をものともせずに走行可能。「トライドロン・ボンバー!」のコールと共に体当たり攻撃も可能。
- トライドロン タイプテクニック
-
- 最高時速:219km/h
- 「ドロン・トライドロン!」のコールと共にトライドロンが変形した特殊車両形態。基本カラーは灰色。キャビン部が一旦外れた後に車体の前後が分割され、リアハッチ部を含めた全てのタイヤが地面に全て接地するように結合部の位置を変えて再結合される。その後キャビン部の側面から作業用アームが展開し車体の上に搭載されて変形完了となる。
- 乗用車程度なら軽く投げ飛ばせるほどのパワーを誇るアームと、その先端に装備されたクローによって、障害物の除去などの作業からロイミュードとの格闘戦まで幅広く活躍可能な形態である。「トライドロン・スマッシュ!」のコールと共に威力を強化した打撃も可能。
- ブースタートライドロン
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- 全長:4.9m
- 乾燥重量:1,800kg
- 馬力:3,600ps(2,648kw)
- 最高時速:410km/h(最高飛行速度650km/h)
- トライドロン タイプスピードの両側面に2台のライドブースター(後述)が合体した飛行マシン。
- 武装はそれぞれのマシンのものを継続して使用でき、ライドブースターの改良型複合センサーで上空から微細な重加速粒子を検知可能。
- 各マシンのコックピットはそのままのため、ドライブ・マッハ・チェイサーが同時に搭乗してその優れた飛行能力で現場への急行、巨大ロイミュードとの飛行戦などを行うことができる。
- ライドブースターは操縦者の任意で分離できるが、飛行中に片方が分離してしまうとバランスを崩して操縦不能となる。
- テレビ版での登場に先行して劇場版『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に登場している。
- 第40話では仮面ライダーチェイサーの操縦するトライドロン タイプワイルドにライドブースターが合体したバージョンが登場している。
- ライドブースター
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- 全長:2.8m
- 乾燥重量:175kg
- 馬力:250ps(283.9kw)
- 最高時速:370kw/h
- トライドロンの強化を目的に開発されたレーシングカート型のマシン。
- マッハ用のライドブースターレッドとチェイサー用のライドブースターブルーの2台が開発され、それぞれがトライドロンの左右に合体することで飛行形態「ブースタートライドロン」となる。
- 単体でも飛行でき、ライダーを乗せての空中戦も可能。シートに座って操縦するのみならず立ち乗りで操ることもできるほか、無人走行も可能。
- 前部からはニードル状の光弾を発射でき、上空からでも重加速粒子を検知可能な改良型複合センサーを搭載している。
仮面ライダープロトドライブ
- 身長:194cm
- 体重:114kg
- パンチ力:4.1t
- キック力:5.9t
- ジャンプ力:ひと跳び28m
- 走力:100mを6.1秒(加速時:100mを2.1秒)
プロトゼロが左腕に装着したシフトブレスにシフトスピードプロトタイプを装填し、ドライブドライバーに信号を伝達することで変身する仮面ライダー。ブレンによって「仮面ライダー」という肩書きを付けられた最初の戦士。
ドライブの原型であり、グローバルフリーズ発生前にはすでに試作されていた。外見はドライブ タイプスピードとほぼ共通しているが、頭部の形状は微妙に異なる。また、装甲も含めて全身が黒く染められている。タイヤ交換やロイミュードのコアを破壊する機能がなく、当時はボディのみを破壊したロイミュードからバイラルコアを回収し、シフトブレスでコアに蓄積された記憶を復元することでグローバルフリーズの情報を得ていた。
グローバルフリーズでは世界各地のロイミュードを制圧しコアへと還元する成果をあげたが、ハートロイミュードの戦闘力の前に敗北。プロトゼロはハート・ブレン・真影の手でチェイスに改造された。
- シフトスピード プロトタイプ
- シフトスピードの原型とも言える黒いシフトカー。
- ハートがプロトゼロを倒した際に機能停止し、ハートに回収された。後に不完全ながらも再起動し、人間とロイミュードの狭間で悩むチェイスの居場所をハートに教えることとなった。その際、悩み続けるチェイスを敢えて冷たく突き放すハートによってチェイスに手渡され、本来の持ち主の元に戻った。
- 返還当初は内部メモリに保存されているチェイスの失われた記憶(プロトゼロだった頃のもの)が読み取れなかったため、チェイスが霧子に修復を依頼。29話の時点で修復が完了しており、その後りんなから霧子を経由して再びチェイスの元に戻った。
- チェイスが仮面ライダーチェイサーになってからも、偵察などの用途で使用されている。また、チェイサー用のマッハドライバー炎に装填することで加速状態に入ることが出来る。
- 必殺技
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- ライダーキック(正式呼称不明)
- 上空に飛翔した後、相手に目がけて飛び蹴りを叩き込み、ボディを破壊する。
- 前述の通り、ロイミュードのコアは破壊できない。
仮面ライダーマッハ
詩島剛がマッハドライバー炎にシグナルバイクを装填して変身する仮面ライダー。新型エンジン・NEX-コア・ドライビアを中心としたネクストシステムを搭載しており、右肩の小型タイヤにグラフィック表示されたシグナルバイクの能力を駆使して戦う。また、NEX-コア・ドライビアはリミッターを解除すれば重加速を引き起こせる。基本スペックでドライブの能力を大きく上回る反面、変身者の剛への負担も大きいことから変身時間に制限が設けられている[注 44]。戦闘後に頭部のバイザーを展開することで全身内部の余剰エネルギーを排出する。決め台詞は「追跡、撲滅、いずれもマッハ!」。
撮影用スーツはベースに伸縮性のある素材が使われ、小手や脛のパーツもウレタン製のためアップ用でもポーズの制限が少なくなっている[21]。眼の部分はアップ用ではミラーグラス、アクション用ではメッシュ状の金属シートをそれぞれ使用しており、フードを通しても良好な視界が得られている[21]。マスクはアップ用・アクション用共にバイザーの開閉が可能だが、アクション用は口元にスーツアクターの呼吸用の穴が開けられているため開閉シーンの撮影には使用されない[21]。
- フォーム
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- 通常形態
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- 身長:205.5cm
- 体重:96.6kg
- パンチ力:9.7t
- キック力:16.7t
- ジャンプ力:ひと跳び40.3m
- 走力:100mを2.4秒
- マッハドライバー炎にシグナルマッハを装填して変身するマッハの基本形態。
- 全身を覆うスーツや各部装甲の色は白を基調とし、一部に黒や赤のラインが走る。また、複眼の色は青。
- ゼンリンシューターを用い、スピーディーでアクロバティックなアクションを駆使する銃撃戦・接近戦を得意とする。
- デッドヒートマッハ
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- 身長:205.5cm
- 体重:107.1kg
- パンチ力:15.3t
- キック力:23.7t
- ジャンプ力:ひと跳び36.5m
- 走力:100mを3.2秒
- マッハドライバー炎にシフトデッドヒートを装填して変身するマッハの強化形態。
- シフトデッドヒートがシフトカーとシグナルバイク両方の性質を持つため、マッハドライバー炎からは「シグナルバイクシフトカー!」の音声が流れる。
- 頭部形状以外のスタイルや性能はドライブのタイプデッドヒートと共通。シグナル交換の際には右肩に能力を表す道路標識が一瞬だけ表示された後、メーターの表示に戻る。シフトカーを使用した場合はドライブと同様にタイヤ交換が可能。
- こちらも暴走すると剛の意志と関係なく暴れだしてしまうため、ドライブか霧子に止めてもらう必要がある。しかし強い自信や気合いがあれば制御ができ、さらにパワーアップした状態で戦い続けられる。
- ツール
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- マッハドライバー炎(マッハドライバーほのお)
- マッハの変身ベルト。普段はバックルの状態で携帯され、腹部に当てることでベルト部が出現して装着される。
- バックル右のパネルを上げてシグナルマッハを装填し、パネルを下げることで「ライダー!マッハ!」の音声が流れ変身完了する。
- 能力発動時はシグナル交換用のシグナルバイクを装填し、パネルを下げることで「シグナルコウカン!○○(シグナルバイク名)!」の音声が流れ、右肩のタイヤに能力を表す道路標識が表示される。シフトカーを装填することもでき、その際には「タイヤコウカン!○○(シフトカーの特徴を表す言葉)!」の音声と共に右肩のタイヤにドライブドライバーに表示される物と同じマークが表示される。
- バックル上部のスイッチを押すことで、装填したシグナルバイクの能力を発動可能。再度パネルを上げ、スイッチを押した後にパネルを下げることで「ヒッサツ!フルスロットル!○○(シグナルバイク名)!」の音声が流れ必殺技を発動する。
- シグナルバイクを外してパネルを下げることで、「オツカーレ」の音声が流れ変身解除される。
- シュートロイミュードによる爆撃事件にてマッハのパワーアップを懇願されたりんなが「研究用」としてもう一台を製作して準備していたが、剛がデッドヒートマッハのバーストモードを使いこなして依頼を取り下げたため不要となった。その後霧子からの要請でチェイスが使用することを前提に調整を施し、シグナルチェイサーと共に提供された。
- ゼンリンシューター
- マッハ専用のエネルギー銃。マッハの意思に応えて手元に出現して装備するが、変身前でも使用可能。圧縮エネルギー弾を発射しての射撃のほか、銃口下部に備わった強化タイヤでの打撃攻撃も可能。
- シグナルバイク
- マッハが変身やシグナル交換の際に使用する、バイクの模型のようなアイテム。シフトカーと同様に個別に意思を持っている。
名称 カラー 種類 フォーム 付与能力 シグナルマッハ 白 変身 マッハ 移動・攻撃速度を倍増させる。 シグナルマガール 緑 シグナル交換 マッハ マガール
(デッドヒートマッハ マガール)ゼンリンシューターの弾丸の軌道を歪曲させる。 シグナルキケーン 赤 シグナル交換 マッハ キケーン 鮫と弾丸を融合させた形状の魔獣を召喚し、噛み付きで攻撃させる。 シグナルトマーレ 黄 シグナル交換 マッハ トマーレ 標識型のエネルギー障壁を発生させて攻撃を防ぐ。この壁に触れた相手の行動は一時的に停止させられる。 シグナルカクサーン 青 シグナル交換 マッハ カクサーン
(デッドヒートマッハ カクサーン)ゼンリンシューターの弾丸を分裂させる。
- 必殺技
- 括弧内は使用フォーム。
- キックマッハー(通常形態)
- 前方宙返りを繰り返してで勢いを付け、急降下して跳び蹴りを叩き込む。
- アラブルキックマッハー(アラブール)
- ランブルスマッシャーを右足に装着して跳び蹴りを叩き込む。
- ヒートキックマッハー(デッドヒート)
- 全身に熱エネルギーを纏って加速しながら宙返りし、急降下して跳び蹴りを叩き込む。
- ヒットマッハー
- ゼンリンシューターにシグナルマッハを装填して発動する。発動後にマッハドライバーのスイッチを押すことで形態に応じた効果が付与される。
- カクサーンの状態では発射したエネルギー弾を拡散させてあらゆる方向から敵を撃ち抜き、キケーンの状態でスイッチを連打した場合は巨大な魔獣を複数召喚して攻撃させる。
- ビートマッハー
- ゼンリンシューターにシグナルバイクを装填し、タイヤ部分を回転させることで発動する。
- シグナルトマーレを装填した場合は打撃を打ち込んだ敵の行動を停止させ、シグナルカクサーンを装填した場合は無数に拡散する打撃を叩き込む。
- マシン
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- ライドマッハー
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- 全長:3.110m
- 乾燥重量:275kg
- 馬力:300ps(220.6kw)
- 最高時速:350km/h
- マッハの専用バイク。基本カラーは白。変身前の剛も愛車として使用する。正面から連射で一定時間物体が消滅するビームを発射し、後部からは攻撃を完全に防ぐシールドエネルギーを展開する。重加速現象にも対応している。
- ライドクロッサー
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- 全長:2.6m
- 乾燥重量:540kg
- 馬力:2,000ps(1,471kw)
- 最高時速:537km/h
- ライドマッハーがライドチェイサーのコントロールを奪って合体する四輪車両(逆のケースもあり)。ハーレー博士が研究していたシステムだが剛には知らされておらず、第14話でライドマッハーとライドチェイサーが並走した際に偶然判明した。魔進チェイサーによる操縦も可能。2台が横並びに連結された後に前後が反転し、ライドマッハーのリアに搭載された装甲がキャノピーとなって覆いかぶさり完成する。フロント部のガトリング砲やリアタイヤ付近に設けられた機関砲とレーザー砲で砲撃戦を行うほか、付近の建物などにアンカーを打ち込むことで大ジャンプができ、空中の敵にも対抗可能。なお合体後はバイク時と前後が逆になる。
- ただし、一方のバイクがある程度以上遠く離れていると合体できない。
- ライドブースターレッド
- マッハ用のライドブースター。その名の通り赤のカラーリングが特徴で、ブースタートライドロン時にはトライドロンの右側に合体する。
- 詳細は仮面ライダードライブ(ライドブースター)の項を参照。
仮面ライダーチェイサー
- 身長:199.5cm
- 体重:114.0kg
- パンチ力:19.7t
- キック力:25.8t
- ジャンプ力:ひと跳び43.1m
- 走力:100mを3.0秒
チェイス(プロトゼロ)が自身専用のマッハドライバー炎にシグナルチェイサーを装填して変身する仮面ライダー。基本カラーは銀と紫。初変身時は魔進チェイサーへの変身を経て、装甲が砕け散ってこの姿となった。 超重加速も起こせる新型の超駆動機関・コア・ドライビア-ONEが搭載されており、上半身のパワーと防御力に特化したスペックを誇る。魔進チェイサーから引き続き使用するブレイクガンナーによる銃撃・打撃戦のほか、専用武器であるシンゴウアックスを駆使した豪快かつ威力の高い攻撃を得意とする。
デザインは魔進チェイサーの左右非対称というコンセプトを引き継いでおり、顎のラインを繋げないことでデザイン上の違和感を表現している[22]。スーツは2ピース構造のアップ用と一体型のアクション用が存在する[22]。当初、二の腕部分のパーツは肩パーツと繋がっていたが、スーツアクターの今井靖彦からの意見により肩パーツと分割してスーツ側に取り付けられ、可動範囲が向上した[22]。
- ツール
-
- マッハドライバー炎(ほのお)
- チェイサーの変身ベルト。りんなが剛の依頼から研究開発用スペアとして開発していたマッハドライバーを、霧子からの要請でチェイス(プロトゼロ)専用の調整や機能拡張を施したもの。パネルを上げてシグナルチェイサーを装填し、パネルを下げることで「ライダー! チェイサー!」音声が流れ仮面ライダーチェイサーへと変身する。
- シグナルチェイサー
- チェイサーへの変身に用いる専用のシグナルバイク。魔進チェイサーの装甲から得たデータを元に開発された。ライドマッハー型のシグナルマッハに対して、こちらはライドチェイサーを象ったデザインとなっている。
- ブレイクガンナー
- 詳しくは#魔進チェイサーを参照。魔進チェイサー時から引き続き、遠近距離用の武器として使用される。
- シンゴウアックス
- りんなが開発した、歩行者用信号機がモデルのチェイサー専用大型戦斧。普段はライドチェイサーに収納されており、チェイサーの意識に応えて自動的に召喚される。刃先にエネルギーを充填させることで威力の高い斬撃を繰り出す。
- 必殺技発動時には、頭部分のスロットにシグナルバイクを装填した後にグリップ下部のボタンを押すことでエネルギーチャージが開始され、チャージ中は「マッテローヨ!」の音声と共に信号機を模したレッドランプが発光する。チャージが完了すると「イッテイーヨ!」の音声と共にグリーンランプが発光し、グリップ下部のトリガーを引いて必殺技を発動する。
- シフトスピードプロトタイプ
- プロトドライブ時代に使用していたものだが、仮面ライダーチェイサーになってからは加速能力を得るために使用する。マッハドライバー炎に装填すると「シフトカー! ハヤーイ!」のコールとともに加速状態に入り、高速で行動できる。
- 必殺技
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- チェイサーエンド
- キックマッハーと同様の手順で発動する。右足に紫色のエネルギーを纏って飛び蹴りを放つ。
- アクロスブレイカー
- シンゴウアックスにシグナルチェイサーを装填して発動する。横断歩道のような幻影と共に敵を切り裂く。
- マシン
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- ライドチェイサー
- 専用バイク。ブレイクガンナー同様に魔進チェイサー時から引き続き使用。詳しくは#魔進チェイサーを参照。
- 魔進チェイサー敗北後回収されドライブピットに保管されていたが、シンゴウアックスを収納するスペースを新設された上で変身ツールとともにチェイスに返還された。
- ライドブースターブルー
- チェイサー用のライドブースター。その名の通り青のカラーリングが特徴で、ブースタートライドロン時にはトライドロンの左側に合体する。
- 詳細は仮面ライダードライブ(ライドブースター)の項を参照。
仮面ライダーゴルドドライブ
- 「悪のドライブドライバー」となった蛮野がロイミュードに寄生し変身する仮面ライダー。基本カラーは金。当初蛮野はメディックのボディを奪うつもりだったが、その後自身を倒す為に待ち伏せしていた006のボディを奪って変身した。ロイミュードの超進化態と同等の力を得ており、正確にはロイミュードではないが、グローバルフリーズに必要な超進化態の1体としてカウントされる。
超進化態として圧倒的な戦闘力を持ち、数分でデッドヒートマッハを変身解除に追い込む程の強さを見せた。また一時的に相手の武器をデータ化して奪う能力を使用し、通常時以上の性能を引き出す事が可能。
その他の戦士
魔進チェイサー
- 身長:202.5cm
- ジャンプ力:ひと跳び24.0m
チェイスがブレイクガンナーで変身した戦士。基本カラーは紫。バイクを意匠化した装甲で全身を包んでおり、頭部にはオレンジ色の複眼を備える。また、右側が若干隠れる構造になっている。ベルトさん曰く何者かがプロトドライブを基に開発したらしく、シフトカーの使用も可能。ドライブと互角以上に渡り合えるほどの高い戦闘能力を発揮する。チェイスが正義の仮面ライダーに戻ってからはこの形態に変身していない。
メインライターの三条陸は、従来の作品での「悪の仮面ライダー」ではなく『人造人間キカイダー』のハカイダーのようなライバルキャラクターと位置づけている[11]。 撮影用スーツは怪人と同タイプのワンピース型となっている[23]。
- 形態
-
- 通常形態
-
- 体重:112kg
- パンチ力:7.3t
- キック力:12.2t
- 走力:100mを6.9秒
- 基本形態。ブレイクガンナーによる銃撃・打撃戦法をとる。
- 武装チェイサー
-
- 体重:127.0kg
- キック力:12.5t
- 走力:100mを7.1秒
- 魔進チェイサーがブレイクガンナーにチェイサーバイラルコアを装填することで右腕に大型武器を装備した強化形態。背部には大型武器と接続し、エネルギーを注入するコネクターが装着される。
- 武装チェイサースパイダー
-
- パンチ力:8.6t
- チェイサースパイダーバイラルコアの力でファングスパイディーを右腕に装備した形態。ファングスパイディーによる強力な斬撃や刺突攻撃を放つ。
- 武装チェイサーコブラ
-
- パンチ力:8.1t
- チェイサーコブラバイラルコアの力でテイルウィッパーを右腕に装備した形態。テイルウィッパーを振るって相手に伸縮自在の激しい打撃を浴びせる。
- 武装チェイサーバット
-
- パンチ力:7.3t
- チェイサーバットバイラルコアの力でウィングスナイパーを右腕に装備した形態。ウィングスナイパーで標的を狙い撃つ。また、翼型に変化したウィングスナイパーを背部に装備して空中を飛行する。
- ツール
-
- ブレイクガンナー
- 魔進チェイサーへの変身に用いる拳銃型のツール。銃身部分が極端に短く、バイクのハンドルグリップのような形状をしている。銃口型スイッチに掌を押し当てることで「ブレイク・アップ」の音声が流れ、圧縮収納されていた装甲が解放され変身が完了する。形状は変化しないが、ガンモードとブレイクモードの2モードを持ち、変身中にマズルを押すことでモードを切り替える。
- 上部のスロットにはバイラルコアを装填でき、チェイサーバイラルコア装填時には「チューン・チェイサー○○(チェイサーバイラルコアのモチーフ)」のコールが発せられる。シフトカーの装填もでき、装填時にはクラクションと「○○(シフトカーの名称)」の電子音声が発せられる。シフトカーを装填できることは一見して長所に見えるが、シフトカーが自らの意志でブレイクガンナーに収まって魔進チェイサーを妨害しようとすることもあるので、単純に長所とは言い切れない[注 45]。仮面ライダー時の武器としての使用も可能であり、シンゴウアックスの待機状態が解除されるまでの時間稼ぎに用いることもある。また、変身前でもロイミュードを足止めするのに用いる。
- ガンモード
- 「ガン」のコールで起動する銃撃モード。変身前後共に使用でき、吸収したチェイサー自身のエネルギーをエネルギー弾に変換して発射する。
- ブレイクモード
- 「ブレイク」のコールで起動する打撃モード。マズル下部に備わる打撃用のメリケンサックをヒットさせて攻撃する。
- チェイサーバイラルコア
- チェイスにハートから「プレゼント」された銀彩色のチェイス専用バイラルコア。ブレイクガンナーに装填することで、魔進チェイサーを武装チェイサーに強化させる。
名称 形態 武装 チェイサースパイダーバイラルコア 武装チェイサースパイダー ファングスパイディー チェイサーコブラバイラルコア 武装チェイサーコブラ テイルウィッパー チェイサーバットバイラルコア 武装チェイサーバット ウィングスナイパー
- 大型武器
- チェイサーバイラルコアの力で右腕に装備される銀彩色で機械的なオプションパーツ。使用するチェイサーバイラルコアによって3形態に変形する。
- ファングスパイディー
- 武装チェイサースパイダーが使用する超硬化金属製の巨大なクロー形態。武装チェイサースパイダーの剛腕によって、戦車の複合重装甲をも貫く威力を発揮し、先端からスパークさせたエネルギーで刺した相手を内部から破壊する。
- テイルウィッパー
- 武装チェイサーコブラが使用する特殊な液体金属でできた鞭形態。表面硬度を自由に変化させ、敵をアーマーごと砕く高速の連続打撃や締め付け攻撃を繰り出す。
- ウィングスナイパー
- 武装チェイサーバットが使用する巨大な弓形態。高密度のエネルギーニードルを発射する。高速射出や連射も可能。更に背部に装着して翼となり、武装チェイサーバットに飛行能力を与える。
- トリプルチューン(正式名称不明)
- 全てのチェイサーバイラルコアを連続使用して変形する形態。
- 必殺技
- 括弧内は使用した形態。
- エグゼキューションスパイダー(武装チェイサースパイダー)
- ファングスパイディーの先端でエネルギーをスパークさせ、クモを模したエネルギー弾を形成して投げ飛ばす。
- エグゼキューションコブラ(武装チェイサーコブラ)
- 基部ごと射出されたテイルウィッパーが、基部を頭部とした蛇となって敵に襲いかかる。
- エグゼキューションバット(武装チェイサーバット)
- ウィングスナイパーを背部に装着して飛行し、上空から飛び蹴りを放つ。
- マシン
-
- ライドチェイサー
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- 全長:2.380m
- 乾燥重量:265kg
- 馬力:300ps(220.6kw)
- 最高時速:470km/h
- 専用バイク。変身前のチェイス及び仮面ライダーチェイサーも愛車として使用する。基本カラーは黒・紫で、フェアリングには髑髏のモジュールが浮かび、黒をベースに紫の炎が燃え上がる毒々しいデザインとなっている。フロントカウルから発生するシールドエネルギーによって、ステルス状態を造り出す。
- ライドクロッサーへの合体指令が出された場合はコントロールがライドマッハー側に移行され、チェイスのコントロールを受け付けなくなる。なお、その合体指令はチェイサー側からでも送ることができ、この場合は前述とは逆にコントロールがチェイサー側に移行されマッハのコントロールを受け付けなくなる。
- ライドクロッサーへの合体機能を考慮されてか、魔進チェイサーがドライブに敗北したことで特状課に鹵獲されるも、チェイスが仮面ライダーチェイサーとして復帰することを願う霧子とりんなによって返却された。
本編以外の戦士
ここでは本編に登場しないが本編の戦士に近い存在を記述する。
- 仮面ライダールパン
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』に登場。
- 仮面ライダーダークドライブ
- 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』に登場。
設定・用語
- 特殊状況下事件捜査課
- 進ノ介たち仮面ライダードライブの関係者が所属している部署で略称「特状課」。グローバルフリーズ発生後にクリムに協力する本願寺の尽力によって、ドライブが警察組織内部で活動しやすい隠れ蓑として設立された。メンバーは西城究を除く全員がクリムの関係者で占められており、オフィスは警視庁のビルではなく、地下にドライブピットを設ける久留間運転免許試験場[注 46]にある。
- ドライブの存在を秘匿していた本編開始当初は、本庁警察官からは「怪奇事件対策」を目的とした曖昧な認識を余儀なくされたため、「島流し」と見下されたり、予算が減額されたりと成果が公認されておらず、本庁とのコネクションも一課から派遣された追田のみとなっていたが、ロイミュード事件の解決や本願寺による水面下での工作によって存続していた。
- 本願寺が仮面ライダーの存在を世間に公表して以降は正式に仮面ライダーを擁する怪奇事件専門部署として認知され、マスコミからの取材や被害者からの直接情報提供、また捜査一課にメンバーを招いての合同捜査なども行われるようになったが、真影(フリーズこと001)やブレン(能見)と仁良の謀略により、度々解体の危機に晒されるようにもなった。仁良の逮捕後は数々の功績が認められ、刑事部内の正式な課に昇格したが、ドライブピットが地下に設けられている関係上、警視庁のビルに移動出来ないとの事。
- 重加速粒子測定器
- りんなが開発した特殊探知機。動作中の音からピコピコとも呼ばれる。特状課が事件にロイミュードが関与しているか調べるために使用する。
- 背中に背負う本体とチューブで繋がるガングリップ型のパラボラセンサー・さまざまなパーツの付いた特殊ヘルメットで構成され、外観は非常に奇抜。ロイミュードなどが重加速を起こした際にその場に残留する粒子をパラボラセンサーによって検知する。
- ライドブースターには特状課用の測定器をベースに精度を50倍に上げた改良型が装備されている。
- 重加速軽減機
- りんなが開発したバックパック型の特殊装置。背中に背負うことで重加速の影響を受けなくなる(コア・ドライビアが搭載されているかは不明)。動作中は重加速粒子測定器のような音が鳴るためピコピコ2号とも呼ばれる。第18話にて、ロイミュードの電気ショック攻撃を無効化し、ある程度の打撃にも耐えるボディアーマーを追加した改良型(ピコピコ3号)が開発された。
- 初出は『ドライブ&鎧武』。
- ドライブピット
- 久留間運転免許試験場の地下に造られたトライドロンの整備場。ドライブとその協力者の活動拠点であり、当初は特状課でも一部の者にしか知られていなかった。
- コア・ドライビア
- クリム・スタインベルトが開発した超駆動機関。ロイミュードのボディや仮面ライダーのシステムに搭載されており、起動することで重加速を発生させる。重加速を無効化する波動を発生させることも可能でコア・ドライビアを所持していれば、重加速の中でも普通に行動できる。
- 重加速
- コア・ドライビアによって引き起こされる、周囲の人間や物体の動きが遅くなる現象[注 47]。発生している間、有効範囲にいる生物は意識は明瞭なまま体だけが鈍重になるような感覚に陥るがコア・ドライビアを持つ者なら影響を受けない[注 48]。
- 一般市民には「どんより」という名称で知られ、重加速の発生状況を通知するアプリケーションも配信されている。
- 超重加速
- メディックの強化改造によって魔進チェイサーやハートが得た能力。通常よりも強力な重加速現象をもたらすフィールドを発生させ、、仮面ライダーや通常のロイミュードでさえも完全に動きを停止させる。デッドヒートならある程度は緩和可能(それでも動くのがやっと)で発生させた本人やドライブ タイプフォーミュラは影響なく自由に動ける。設定上では仮面ライダーチェイサーも発動可能である模様。
- ロイミュード
- 英文表記はRoidmude。「機械生命体」とも呼ばれている。総数108体におよぶ増殖強化型アンドロイドで全てに個別ナンバーが与えられている[注 49]。ある程度のダメージを受けると肉体の消滅で魂に相当するコアと呼ばれるナンバリングされた数字型のエネルギー体に変化する。コアのみとなったロイミュードは爆発して消滅しない限り、バイラルコアで肉体を復元できる。コアはネットワーク中を徘徊しており、誰かのパソコンから現実世界へ移動できる。重加速現象を発生させる力や人間の姿と記憶、さらには心臓の鼓動などのデータをコピーしてその人物になりきる擬態能力を有している。人間の欲望をエネルギーとして吸収して行くことで進化態に覚醒する。ハートによれば、たとえ人間を支配してコアを再生産できるようになったとしても、108体以上増やすことはできないとの事。
- クリム・スタインベルトの親友である蛮野博士が開発を進めていたが頓挫した際、彼に懇願されたクリムが危険だと知りながらもコア・ドライビアを搭載したことで重加速を発生させる能力を得た。15年前に001〜003が反逆を起こし、蛮野博士とクリムを殺害、物語の半年前にグローバルフリーズを引き起こすがプロトドライブとシフトカー達によって撃退された。
- ある時までに超進化態を4体集めることを目的としており、ブレンはこれを「約束の数」と呼んでいる。進化態に覚醒するためなら人間の社会で暴れることも容認されているが、これもブレン曰く「影の存在」であるため、不必要に目立つ行動、或いは人間に感化されたり、彼らの為になるような行動を取ってると判断されれば幹部会で糾弾され、度が過ぎれば魔進チェイサーによって粛清され、コアを回収される。魔進チェイサー=チェイスがメディックによるプログラム改竄を受けたことで「死神」としての機能を失ってからは、『新しい死神の長』となったメディックが下級ロイミュードを強化改造した死神部隊と共に彼女の独自の認識・基準に基づいて粛清を行っている。
- 名前は「アンドロイド」と「ミュータント」の合成[9]。前作『仮面ライダー鎧武』の敵キャラクターであるインベスが有機的な存在であったことから、差別化としてロボットのような存在として設定された[9][注 50]。108体という数字は物語の終着点を明確にするために設定された[9]。
- シングルナンバー
- 001から009のナンバーを持つ幹部クラスのロイミュードたち。鎖骨部分のマフラーが金色でうなじ部分にエリマキ状の装飾がされているなど一般の素体ロイミュードとの違いがある。グローバルフリーズの中核メンバーで、主に自分たち生誕の地である日本を活動拠点とし各国の主要都市に潜伏しているメンバーたちと計画遂行の為に暗躍していた。グローバルフリーズ以降は、各々離散し001(フリーズこと真影)を中心とした裏方に回るもの、002(ハート)と003(ブレン)を中心とした指導にあたるもの、どちらにも属さず個人主義で行動するものなどに分かれている。
- 下級ロイミュード
- 素体ロイミュード。ロイミュードの初期形態。コブラ型・バット型・スパイダー型の3種類がおり、自身の序列を表す数字が胸の鉄板にナンバリングされている。
- 基本的にコブラ型・バット型・スパイダー型がそれぞれ1体ずつの3体1組でグループ行動し、3種類とも共通技として圧縮エネルギー弾を放つ。
- ナンバリングの設定は同じスーツを用いて別人に見せることを意図しており、それぞれに性格や台詞を持たせることで従来の戦闘員との差別化が図られている[8]。東映公式サイトでは、個別ナンバーが判明しているロイミュードを素体の種類により金(バット型)・銀(スパイダー型)・銅(コブラ型)に色分けして表示している。
- コブラ型
-
- 身長:200cm
- 体重:97kg
- パワー、俊敏性が共に高く純粋な攻撃力と優れた格闘力を持つ。グループのリーダー格となることが多い。
- バット型
-
- 身長:210cm
- 体重:97kg
- パワーは低いがスピードが高い。首巻きを翼に変形させて飛行する空中戦をとる等機動力が高い。
- スパイダー型
-
- 身長:200cm
- 体重:97kg
- 口から粘着性が高いネット状の糸を吐き、身軽さを活かしたアクロバティックな戦術をとる。ある程度成長すると進化態の能力を発現するようになる。
- 巨大ロイミュード
- ロイミュードが複数のバイラルコアを取り込んで変異した形態。その形状はバイラルコアが変形しているといえる。
- コブラ型
- 複数のコブラバイラルコアを取り込んで変異した形態。ボディは巨大かつ複数のコブラバイラルコアが縦に繋がる形で構成されている。
- スパイダー型
- 複数のスパイダーバイラルコアを取り込んで変異した形態。巨大化したスパイダーバイラルコアから8本の脚が伸びたような外見をしている。
- バット型
- 複数のバットバイラルコアを取り込んで変異した形態。巨大化したバットバイラルコアから翼や脚を生やしたような外見をしている。
- 上級ロイミュード
- 下級ロイミュードが人間の欲望を吸収することで覚醒に至る強化形態。進化態とも呼ばれている。下級ロイミュードより広範囲に重加速を引き起こせる上、個体ごとに特殊な能力を有している物が多い。
- 見定めた人間に擬態し、そのオリジナルたる者が持つ欲望に基づいた行動を繰り返すことで覚醒するが、これについてはロイミュード間でも度が過ぎる行動に走る傾向がある[注 51]。
- 異なる進化パターンとして、擬態しないまま対象となる人間の欲望を煽り、その欲望を傍らで吸収していくことで覚醒する例も確認されているが、この場合は吸収量が不安定だと下級ロイミュードに戻ってしまう可能性もある。とはいえ、進化態にはすぐ戻ることができるうえ、十分な量の欲望を吸収して完全に覚醒することで克服されるので、さほど問題にはならない。
- この形態に覚醒した個体には胸にナンバリングプレートがなく、代わりに幹部達からは得た能力に基づく名称の頭部分で呼ばれるようになる[注 52]。
- デザインや能力は各ロイミュードの願望を形にした職業や能力をモチーフとしている[8][9]。
- 融合進化態
- ネオバイラルコアによってロイミュードと人間が融合した形態。主に下級体が融合するが、上級以上のロイミュードも融合可能で、その場合は融合進化態の能力とは別に、融合した上級ロイミュードの能力が付加される。
- 通常の進化とは異なり、人間と一体化することでより強力な欲望を吸収できるため、そのスペックは従来を超える。外見や特徴は従来の進化態に比べて全身が赤色で胸部にナンバリングを表すモニターが付いている。既に上級以上に進化してる個体ならともかく、人間と分離させられると、ロイミュードも下級の姿に戻ってしまう為、戦闘力が大きく減少するデメリットもある。
- 人間と一体化している為、通常通りに倒すと融合した人間が死亡してしまう危険性が生じている。しかし、りんなが魔進チェイサーの装甲の一部を解析し、そのデータを各ドライバーにインプットすることで倒す前にロイミュードを人間と分離させることが可能となった。
- 超進化態
- ロイミュードの進化の最終段階にあたる形態。進化態(上級ロイミュード)と形状的な違いは無いが、全身が金色に変化している。
- 001(フリーズ)やハートによるとロイミュードが人間から学びとった感情[注 53]を極限まで高めることによって進化が可能となる模様。
- この超進化態を4体揃えることがロイミュード最大の目的である。
- バイラルコア
- 下級ロイミュードの肉体の素となるシフトカーとは似て非なる黒いミニカー。
- 普段はハートやブレンなどの幹部ロイミュードによって保管・管理されており、必要に応じて他のロイミュードに支給される[注 54]。
- コブラ型、バット型、スパイダー型の3種類が存在しており、肉体を持ったままのロイミュードが複数取り込むと巨大形態に変異する。
- ネオバイラルコア
- ブレンの依頼によりロイミュード001(フリーズ)こと真影の手によって開発された赤いバイラルコア。下級ロイミュードがこれを手にした人間と融合することで融合進化態へ変化する。通常同様にコブラ型、バット型、スパイダー型の3種類が存在し、シフトカー同様、所有者は重加速の中で影響なく行動できる。
- 適合条件は元々大きな負の感情を抱く、いわば根っからの極悪人に限られており、負の感情が一定値に満たない場合、融合させられた人間はネオバイラルコアの力に耐えられず仮死状態に陥る。
- グローバルフリーズ
- 物語の半年前に起こった大規模な重加速現象とロイミュードによる破壊活動。プロトドライブとシフトカーたちの活躍により、ロイミュードは退けられた。
- ひとやすみるく
- 倉地製菓の製品であるミルクキャンディ。進ノ介の嗜好品。究によると、これを食べ続けているときの進ノ介は、捜査が行き詰まりモヤモヤしていることが多いという。
- マーマーマンション
- 進ノ介たちの世界で2014年のクリスマス頃に最終回を迎えた人気アニメ。マンションの住人たちに起こる日常が描かれ、進ノ介曰く「セリフが全部字幕なところがいい」らしい。[注 55]。
- 究はこのアニメのグッズ(ぬいぐるみやTシャツなど)を普段から持ち歩いている。
- また、究とロイミュード072を意気投合させるきっかけを作り、最終的に「人間の味方であるロイミュード」の存在を証明することとなった重要な作品でもある。
- ネオシェード
- 『シークレット・ミッション type ZERO』に登場した日本の国家転覆を目論むテロリスト勢力。グローバルフリーズ当日、アジトを突き止めた進ノ介と早瀬により追い詰められたが、重加速現象の余波による進ノ介の失態で早瀬が大怪我を負ってしまう。その後の動向は不明。
キャスト
ベルトさん役のクリス・ペプラーはこれまでにもベルトの声の候補に挙がっていたが、メインライターの三条陸が自動車内でJ-WAVEのペプラーの番組を聴くことが多くペプラーに車で聴こえる声という印象を抱いていたため起用された[11]。
レギュラー・準レギュラー
- 泊進ノ介 / 仮面ライダードライブ(声) - 竹内涼真 / 青木綾平(幼少期)
- 詩島霧子 - 内田理央 / 加藤結(幼少期)[24]
- チェイス / プロトゼロ(声) / 魔進チェイサー→仮面ライダーチェイサー(声) - 上遠野太洸(2 - )
- 詩島剛 / 仮面ライダーマッハ(声) - 稲葉友(12 - ) / 橋爪龍(幼少期)
- 沢神りんな - 吉井怜
- 西城究(今井健太)、バット型ロイミュード072(人間態 / 声)(二役) - 浜野謙太
- 追田現八郎 - 井俣太良
- 早瀬明 - 滝口幸広
- ハート / ハートロイミュード(声) / スパイダー型ロイミュード002(声)、青年実業家(二役) - 蕨野友也
- ブレン(能見創) / ブレンロイミュード(声) / バット型ロイミュード003(声) / シーフロイミュードの胸部コア(003Ver, 声) - 松島庄汰(2 - )[注 56]
- メディック / メディックロイミュード(声)、羽鳥美鈴(二役) - 馬場ふみか(11 - )
- クリム・スタインベルト - クリス・ペプラー
- ハーレー・ヘンドリクソン - 大月ウルフ (13[注 57],17 - )
- 泊英介 - たれやなぎ (25 - 27,29 - 31,34,36)
- 仁良光秀 / シーフロイミュード(声) - 飯田基祐(25 - 36)
- フリーズ(真影壮一) / フリーズロイミュード(声) / コブラ型ロイミュード001(声) - 堀内正美(26 - 33, 34[注 58])
- トルネード / トルネードロイミュード(声)/ スパイダー型ロイミュード008(声)、ジョージ白鐘(二役) - 日向丈(37 - 40)
- コブラ型ロイミュード006(人間態 / 声)[25] - 松浦新(37 - 41)
- 本願寺純 - 片岡鶴太郎
声の出演
- ベルトさん / 仮面ライダードライブ タイプトライドロン (意識代替時)、ナレーション - クリス・ペプラー
- 蛮野天十郎 / ゴルドドライブベルト - 森田成一(33 - )
声の出演ゲスト
- バット型ロイミュード033/スクーパーロイミュード - 中博史(7, 8)
- コブラ型ロイミュード065/ジャッジロイミュード - 田久保修平(18, 19)
- バット型ロイミュード007/ソードロイミュードの胸部コア - 大原崇(25, 26)
- スパイダー型ロイミュード050/シーカーロイミュードの胸部コア - 吉開清人(27, 28)
- コブラ型ロイミュード067/オープンロイミュードの胸部コア - 河田吉正(29, 30)
- バット型ロイミュード106 / シーフロイミュードの胸部コア (106Ver) - 勝杏里(34)
ゲスト
- コブラ型ロイミュード029(人間態 / 声)/ アイアンロイミュード(声)、益田信夫[注 59](二役) - 横山真史 (1,2)
- コブラ型ロイミュード029(人間態)、澤井伊代[注 60](二役) - 麻亜里 (1,2)
- 高須和彦[注 60] - 西原信裕 (1)
- コブラ型ロイミュード029に襲われた男子[注 60] - 中村哲也 (1)
- ネオシェード成員[注 60] - 大藤直樹、白井雅士 (1)
- 警官[注 60] - 斎藤直紀 (1)
- 鑑識官[注 60] - 衛藤将展 (1)
- コック[注 60] - 成島有騎 (1)
- ウェイトレス[注 60] - 小泉みゆき (1)
- 如月仁奈 - 井坂仁美(仮面ライダーGIRLS)(2,13,14)
- 山吹沙月 - 遠藤三貴(仮面ライダーGIRLS)(2,13,14)
- 主婦[注 60] - しのへけい子 (2)
- 水沢芽瑠、伊達剛 (2)
- ペイント / ペイントロイミュード(人間態 / 声) / スパイダー型ロイミュード010(声)、浅矢一広(二役) - ルー大柴 (3,4)
- 富士宮肇 / スパイダー型ロイミュード084(声) - 村上雄太 (3)
- 警官[注 60] - 浅川聡 (3)
- 生徒[注 60] - 江口祐貴、小松直樹 (3)
- 強盗犯[注 60] / バット型ロイミュード051(声) - 大賀太郎 (3)
- クラッシュ / クラッシュロイミュード(声) - HIRO(安田大サーカス)(4 - 6)
- クラッシュの子分 / スパイダー型ロイミュード060(声) - 団長安田(安田大サーカス)(5)
- クラッシュの子分 / コブラ型ロイミュード074(声) - クロちゃん(安田大サーカス)(5,6)
- 桐原英治 - 小林高鹿 (5,6)
- 倉持満 - 水野智則 (5,6)
- 市川勇蔵 - 山本康平 (5,6)
- 高杉憲太 - 内野謙太 (6 - 8)
- 久坂俊介 - 永岡卓也 (6 - 8)
- 吉田裕之 - 国枝量平 (7)
- ボルト(発明おじさん) / スパイダー型ロイミュード024(声) / ボルトロイミュード(声)、美波護郎(写真のみ)、ボルト似の男 / ボルトゴースト(声)(三役) - あご勇 (9 - 11)
- 野崎輝彦 - 細川晴太 (9)
- 輝彦の母 - 今渕仁音 (9)
- ボルトの部下 / コブラ型ロイミュード037(声) - 新田健太 (9)
- ボルトの部下 / バット型ロイミュード103(声) - 辻本一樹 (9)
- 西堀光也 - 野間口徹 (11)
- ガンマン / ガンマンロイミュード(声) - ベルナール・アッカ (12,13)
- 戸田川直樹 - 加藤パーチク (12,13)
- 元締め / スパイダー型ロイミュード018(声) - マービンJr. (12,13)
- 赤城稔次 - 鳥木元博 (12)
- 花村金蔵 - 中村直太郎 (12)
- 警官[注 60] - 井上智之、勝光徳 (12, 25, 26)
- 九路田工業の管理人[注 60] - 金井節 (12)
- どんより強盗団[注 60] - 佐藤太輔、藤田慧、神前元 (13)
- 七尾リラ、バット型ロイミュード096(人間態 / 声)(二役) - 末永遥 (14,15)
- 村正守 - 近江谷太朗 (14,15)
- 坂木光一、バット型ロイミュード069(人間態 / 声)(二役) - 三浦俊輔 (14,15)
- 砂原忠 - 金谷マサヨシ (14)
- 二階堂弘樹 - 三上真史 (15)
- 管理人 - 松本じゅん (15)
- 甘城秀、ボイスロイミュード(人間態 / 声)(二役) - 松永博史 (16,17)
- 岬順子 - 建みさと (16,17)
- 笹本喜三郎、ボイスロイミュード(人間態 / 声)(二役) - 成松慶彦 (16,17)
- スタッフ(スパイダー型ロイミュード046の人間態)[注 60] - 石井靖見 (16)
- スタッフ(コブラ型ロイミュード085の人間態)[注 60] - 村井亮 (16)
- 橘真伍、ジャッジロイミュード(人間態)(二役) - 中沢青六 (18,19)
- 宇津木壮(偽名) - 青柳尊哉 (18,19)
- 岡島冬馬 - 吉田悟郎 (18,19)
- 岡島秋絵 - 東亜優 (18,19)
- 記者[注 60] - 関直人 (18,19)
- ブラックキャンドルのリーダー / 不良[注 60] - 村上耕平 (18,19)
- ブラックキャンドル成員[注 60] - 日向滉一 (18)
- ミユ[注 60] - 辻美優 (20)
- サイン会場の客[注 60] - 新野アコヤ (20)
- 目撃者[注 60] - 丸山拓真 (21)
- 警官[注 60] - 田中宏幸 (21)
- 死体[注 60] - 新田健太 (21,22)
- 死体[注 60] - 藤田洋平、隈本秋生、松本直也(22)
- 松本義一、浅木信幸 (22)
- 茂木拓郎、シュートロイミュード(人間態 / 声)(二役) - 武子直輝 (23,24)
- 爆発物処理班隊長[注 60] - 白井雅士 (23)
- 警官[注 60] - 岩永智 (23)
- 野村憲仁、犬竹一雄 (23)
- 生徒[注 60] - 亀井有馬、吉田秀太朗 (24)
- 爆弾処理班[注 60] - 内川仁朗、岡田和也、寺本翔梧、田中慶 (24)
- 多賀始 / ソードロイミュード(声) - 谷充義 (25,26)
- 刑事[注 60] - 高田将司 (25)
- 記者[注 60] - 神永舞花 (26)
- 警官[注 60] - 北村海、勝呂学、田中慶 (26)
- 相馬頼子(西堀令子) / シーカーロイミュード(声) - はねゆり (27,28)
- 相馬良[注 60] - 後藤崇太 (27, 28)
- 住民[注 60] - 小美野来希、足立りょう太、田中あい (27,28)
- 警官[注 60] - 鮎河圭吾、大林勝 (27)
- 松井警視監[注 60] - 窪園純一 (27)
- 根岸逸郎 / オープンロイミュード(声) - 福井博章 (29,30,34)
- 丸谷慎吾 - 中谷竜 (29,30,34)
- 唐沢ゆかり - 小泉ここ (29,30,35,36)
- 唐沢ゆかり (12年前) - 内藤咲愛 (29,30)
- ゆかりの母[注 60] - 渡辺杉枝 (29,30)
- 山王丸智子[注 60] - 高橋絵吏 (29)
- 真影の部下(スパイダー型ロイミュード028の人間態)[注 60] - 石井淳 (29,31)
- 藤木徹 - 澤村大輔 (31,32)
- 藤木巌 - 平尾仁 (31,32)
- 藤木春子[注 60] - 阿部朋子 (31)
- SP(バット型ロイミュード092の人間態) - 富永研司[注 61] (31)
- 法医[注 60] - 三上哲 (33)
- TVアナウンサー[注 60] - 船越理恵 (33)
- 三ノ輪麻里子 - 野口聖古 (34)
- 重田静夫 - 五王四郎 (34)
- 記者[注 60] - 大河原生純 (35,36)
- TVアナウンサー[注 60] - 若林秀俊 (35)
- 警官(バット型ロイミュード048の人間態)[注 60] - 尾花かんじ (35,36)
- SAT部隊長(コブラ型ロイミュード049の人間態)[注 60] - 豬爪尚紀 (35[注 61],36)
- 東都タイムスの記者[注 60] - 宇山けん (35[注 61],36)
- 奥村松太郎 / クックロイミュード(声) - 吉岡そんれい (37,38)
- 増川美穂 / コブラ型ロイミュード090(声) / クックロイミュードの胸部コア(声) - 鮎川桃果 (37,38)
- 板垣祐 - 永嶋柊吾 (37,38)
- ロイミュード006の部下(スパイダー型ロイミュード036の人間態)[注 60] - 神前元 (37)
- ロイミュード006の部下(コブラ型ロイミュード062の人間態)[注 60] - 縄田雄哉 (37)
- サラリーマン風の男 / バット型ロイミュード068(声)[注 60] - 内川仁朗 (37)
- 免許試験官[注 60] - ト字たかお (39)
- 水浦音々[注 60] - 松岡音々 (39)
- ドライバー[注 60] - 萩原宏樹 (39)
- 五十嵐一也 - 八神蓮 (41)
- 看護師[注 60] - 和田麻菜、七海エリー (41)
スーツアクター
- 仮面ライダードライブ - 高岩成二[2]
- 仮面ライダーマッハ - 渡辺淳[26]
- 魔進チェイサー[27] / 仮面ライダーチェイサー[28] - 今井靖彦
- ハートロイミュード - 藤田洋平[27]
- ブレンロイミュード - 佐藤太輔[27]
スタッフ
チーフプロデューサーには『獣電戦隊キョウリュウジャー』を担当した大森敬仁が仮面ライダーシリーズに初抜擢され、サブプロデューサーは前作『仮面ライダー鎧武/ガイム』より望月卓が続投している。脚本陣にはメインライターに三条陸、サブライターを長谷川圭一が務め、『仮面ライダーウィザード』で脚本を担当した香村純子も参加した。大森は『キョウリュウジャー』で三条と組んでおり間を置かずに三条を再度起用することへの葛藤もあったが、大森が仮面ライダーシリーズに参加するのは『仮面ライダーキバ』以来であるため、その後の『仮面ライダーW』や『仮面ライダーフォーゼ』など平成第2期を経験している三条の助力が必要と考え再度手を組むに至った[11]。
パイロット演出は『鎧武/ガイム』から引き続き田﨑竜太が受け持つ。その他の演出陣には柴﨑貴行、諸田敏、金田治、石田秀範といったシリーズ常連の監督のほか、『仮面ライダーカブト』以来9年ぶりの本編登板となる鈴村展弘が参加。そして『フォーゼ』から幾度か本編演出を行ってきた山口恭平は、今作では本格的にローテーション監督入りを果たしている。劇伴は『W』以来に鳴瀬シュウヘイと中川幸太郎が連名で担当。ロイミュードのデザイナーには『仮面ライダーJ』以来の竹谷隆之が参加する。
- 原作 - 石ノ森章太郎
- プロデュース - 佐々木基(テレビ朝日)、大森敬仁・望月卓(東映)
- スーパーバイザー - 小野寺章
- 脚本 - 三条陸、長谷川圭一、香村純子
- 監督 - 田﨑竜太、柴﨑貴行、諸田敏、山口恭平、金田治(JAE)、石田秀範、鈴村展弘、舞原賢三
- 音楽 - 鳴瀬シュウヘイ、中川幸太郎
- 音楽プロデュース - 河野裕介
- 撮影 - 松村文雄、倉田幸治、植竹篤史
- 美術 - 大嶋修一
- 照明 - 斗沢秀、水本富男
- 録音 - 南徳昭、遠藤和生、堀江二郎
- 編集 - 佐藤連
- 助監督 - 塩川純平、上堀内佳寿也、茶谷和行、清水賢一、永井大裕、荒川史絵、大峯靖弘、谷口昌史、石井千晶、小野峻昌
- 助監督応援 - 山口恭平(第1話-第4話)
- アクション監督補 - おぐらとしひろ
- ラインプロデューサー - 道木広志
- プロデューサー補 - 菅野あゆみ、小髙史織
- EEDスーパーバイザー - 緩鹿秀隆(東映デジタルラボ)
- EED - 高橋和寛
- 選曲 - 金成謙二(ドンカンパニー)
- 音響効果 - 大野義彦
- MA - 曽我薫
- キャラクターデザイン - 田嶋秀樹(石森プロ)、PLEX
- 衣裳デザイン - 伊津野妙子(石森プロ)
- クリーチャーデザイン - 竹谷隆之
- 造型 - ブレンドマスター
- 操演 - 高木友善(ライズ)
- カースタントコーディネーター - 西村信宏(武士レーシング)
- CG制作 - 特撮研究所
- 特撮コーディネーター - 中根伸治
- 特撮スーパーバイザー - 足立享、捻橋尚文
- 視覚効果 - 日本映像クリエイティブ
- 絵コンテ - なかの★陽
- 特撮監督 - 佛田洋
- アクション監督 - 石垣広文(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 制作 - テレビ朝日、東映、ADK
音楽
主題歌は『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』に出演した松岡充を筆頭とした新ユニット・Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVEが担当する。松岡が仮面ライダーシリーズでの主題歌のボーカルを務めるのは前述の2作に次ぎ3度目となる(テレビシリーズでの主題歌は初)。
- 主題歌
-
- 「SURPRISE-DRIVE」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
- 第1 - 4、6、8、9話では挿入歌としても使用される。また第3話からはタイトル表示と同時に、ベルトさん(ドライブドライバー)役のクリス・ペプラーによる『Start your engine』のコールが挿入される。
- 挿入歌
-
- 「Full Throttle」 (第12話 - )[注 62]
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - S.S.P.D.〜Steel Sound Police Dept〜
- 仮面ライダーマッハのテーマソング
- 「Don't lose your mind」 (第15話 - )
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - S.S.P.D.〜Steel Sound Police Dept〜
- 仮面ライダードライブのテーマソング
- 「UNLIMITED DRIVE」 (第33話 - )
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - DJHurryKenn / 編曲 - RYO / 歌 - 仮面ライダーGIRLS
- 仮面ライダードライブ タイプトライドロンのテーマソング
- 「Spinning Wheel」 (第36話 - )
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 泊進ノ介・詩島剛・チェイス(C.V.竹内涼真・稲葉友・上遠野太洸)
放送日程
- サブタイトルは原則として疑問形で統一。「なぜ」「なに」などといった疑問詞はひらがなかつ赤文字(リスト内の太文字部分)で表記されている。
- 各話終了時にはドライブやマッハが所持するシフトカー又はシグナルバイク(その回で使用したもの優先)が4つ表示される(32話、33話は表示無し)。
- 特番などによる放送休止・放送日時変更・放送時間変更は以下の通り。
- 2014年11月2日…第46回全日本大学駅伝放送のため
- 2014年11月9日…九州朝日放送では福岡マラソン2014放送のため同日の13:55 - 14:25に変更
- 2015年1月4日…『石ちゃん&振分親方のご当地グルメとりわけ旅 新春SP』放送のため
- 2015年3月29日…特番『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』放送のため
- 2015年6月21日…第115回全米オープン選手権放送のため
- 2015年8月9日、8月16日…朝日放送では第97回全国高校野球選手権大会放送のため後日振替放送
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 事件 | 登場ロイミュード | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2014年10月 | 5日1 | 俺の時間はなぜ止まったのか | 連続赤色化殺人未遂事件 (実際は誘拐事件) |
|
三条陸 | 田﨑竜太 |
10月12日 | 2 | 仮面ライダーとはなにか | ||||
10月19日 | 3 | だれが彼女の笑顔を奪ったのか | 幽霊アトリエ事件 (内容は女性監禁事件) |
|
柴﨑貴行 | |
10月26日 | 4 | 誇り高き追跡者はなにを思うのか | ||||
11月 | 9日5 | 鋼の強盗団はなにを狙うのか | 輸送車連続襲撃事件 (裏に爆弾密輸事件) |
|
諸田敏 | |
11月16日 | 6 | 戦士はだれのために戦うのか | ||||
11月23日 | 7 | 決定的瞬間はいかに撮影されたのか | 連続ビル崩壊事件 |
|
長谷川圭一 | 山口恭平 |
11月30日 | 8 | その胸に宿る秘密とはなにか | ||||
12月 | 7日9 | どうすればクールボディになれるのか | 連続放火事件 (実際は空中放電発火事件) |
|
三条陸 | 金田治 |
12月14日 | 10 | ベルトの過去になにがあったのか | 暗黒の聖夜事件 (内容は大規模停電未遂事件) |
― | ||
12月21日 | 11 | 暗黒の聖夜を防ぐのはだれか |
| |||
12月28日 | 12 | 白い仮面ライダーはどこから来たのか | 地上げ屋襲撃事件 |
|
石田秀範 | |
2015年 | 1月11日13 | 私の弟にはなぜブレーキがないのか | 強盗団襲撃未遂事件 | |||
1月18日 | 14 | 彼女を狙う黒い影はだれか | 人気女優ストーカー事件 (後に女優関係者襲撃事件が発生) |
|
長谷川圭一 | 諸田敏 |
1月25日 | 15 | その想いが届くのはいつか | ||||
2月 | 1日16 | 沢神りんなはなぜソワソワしていたのか | 大規模結婚詐欺事件 |
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三条陸 | 山口恭平 |
2月 | 8日17 | デッドヒートを制するのはだれか | ||||
2月15日 | 18 | なぜ追田警部補はそいつを追ったのか | 復讐代理人事件 (内容は悪人襲撃事件) |
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長谷川圭一 | 石田秀範 |
2月22日 | 19 | なにが刑事を裁くのか | ||||
3月 | 1日20 | 西城究はいつからロイミュードだったのか | アイドル声優襲撃事件 |
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三条陸 | 金田治 |
3月 | 8日21 | 不揃いの死者たちはなにを語るのか | 5カ所同時殺人事件 (実際はロイミュードの策略、後に特状課死体襲撃事件が発生) |
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3月15日 | 22 | F1ボディでどうやって戦えばいいのか | ||||
3月22日 | 23 | 悪戯な笑みを止めるのはだれか | 連続予告爆破事件 (実際は爆撃事件) |
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香村純子 | 鈴村展弘 |
4月 | 5日24 | なにがマッハを走らせるのか | ||||
4月12日 | 25 | 新たなる闘いはなぜ始まったのか | 運囚車襲撃事件 (後に病院襲撃事件が発生) |
|
三条陸 | 諸田敏 |
4月19日 | 26 | チェイサーはどこへ向かうのか | ||||
4月26日 | 27 | 詩島剛が戦う理由はなにか | 住宅街昏睡事件 (実際は暴動事件) |
|
長谷川圭一 | 石田秀範 |
5月 | 3日28 | なぜ家族は狙われたのか | ||||
5月10日 | 29 | 強盗事件で本当はなにがあったのか | 連続銀行強盗殺人事件 |
|
香村純子 | 田崎竜太 |
5月17日 | 30 | 真犯人を語るのはだれか | ||||
5月24日 | 31 | 大切な記憶はどうして消されたのか | 失踪事件 (実際は連続誘拐事件、後に泊進ノ介殺害事件が発生) |
|
長谷川圭一 | 山口恭平 |
5月31日 | 32 | 進化の果てに待つものはなにか |
| |||
6月 | 7日33 | だれが泊進ノ介の命を奪ったのか | 三条陸 | 諸田敏 | ||
6月14日 | 34 | だれが泊英介の命を奪ったのか | 科捜研証拠品盗難事件 |
| ||
6月28日 | 35 | ろう城事件はなぜ起きたのか | 泊進ノ介特状課篭城事件 (実際は仁良光秀特状課篭城事件) |
長谷川圭一 | 山口恭平 | |
7月 | 5日36 | 銃弾はどこに正義を導くのか | ||||
7月12日 | 37 | 究極の味覚を狙うのはだれか | 連続ロイミュード発火事件 |
|
三条陸 | 舞原賢三 |
7月19日 | 38 | 悪魔はなぜ進化を求め続けるのか | ||||
7月26日 | 39 | 旋風の誘拐犯はいつ襲って来るのか | 連続女性誘拐事件 |
|
柴﨑貴行 | |
8月2日 | 40 | 2人の天才科学者はなぜ衝突したのか |
他媒体展開
映画・TVスペシャル作品・家庭用テレビゲームソフトの詳細については、それぞれの項目先を参照のこと。
映画作品
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』
- 2014年12月13日公開[29]。本作品と『仮面ライダー鎧武/ガイム』のクロスオーバー作品。
- TVシリーズ第5話から第12話まで同作品の映像がOPで使用される。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- 2015年3月21日公開。
- TVシリーズ第21話から第26話まで同作品の映像がOPで使用される。
- 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
- 2015年8月8日公開。
- TVシリーズ第38話から同作品の映像がOPで使用されるほか、テレビ本編38話~41話では、その週のストーリーと若干のつながりをもたせた新撮ショートドラマ「映画公開記念!1分間ストーリー」が全4話で放送。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ MOVIE大戦2016(仮)』
- 2015年冬公開予定。次作『仮面ライダーゴースト』と共演するクロスオーバー作品。
TVスペシャル
- 『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』
- 2015年3月29日放送。本作品と同時期放送の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のクロスオーバー作品。
シークレット・ミッションシリーズ
様々な媒体で展開される『ドライブ』短編ドラマ作品群の総称。テレビシリーズでは語られない様々なエピソードが明かされる。
テレビシリーズでは実現不可能な内容を行うことをテーマとしており、自由度の高い番外編となっている[6]。
- 『シークレット・ミッション type TV-KUN(タイプ・てれびくん) ハンター&モンスター! 超怪盗の謎を追え!』
- 制作・発行 - 小学館
- 児童向け娯楽雑誌『てれびくん』2015年1月号(2014年11月26日ごろ発売)の付録として同梱されるスペシャルDVD収録ドラマ。映画『MOVIE大戦フルスロットル』や後述する『type ZERO』にもつながる秘話が明かされる。
- 脚本 - 長谷川圭一
- 監督 - 鈴村展弘
- 撮影 - 松村文雄
- 助監督 - 山口恭平
- ゲスト出演
-
- バット型ロイミュード005(人間態 / 声) - 野間口徹
- 社長令嬢 - 滝口ひかり
- 『シークレット・ミッション type ZERO(タイプ・ゼロ) 第0話 カウントダウン to グローバルフリーズ』(16分)
- 映画『MOVIE大戦フルスロットル』の初公開時、入場者プレゼントとして先着100万名に配布されたDVD収録ドラマ。テレビシリーズ冒頭で語られた「グローバルフリーズ」の際に起こった、プロトドライブとロイミュードの戦いの真実が明かされる。
- プロトドライブの声は上遠野太洸が演じており、テレビシリーズでチェイスとプロトドライブの関係性が明かされる前にその正体を示唆している[6]。アフレコの時点では上遠野自身も詳細を知らされずに演じていた[30]。
- 脚本 - 長谷川圭一
- 監督 - 鈴村展弘
- 撮影 - 松村文雄
- 助監督 - 山口恭平
- ゲスト出演
-
- 西堀光也、バット型ロイミュード005(人間態 / 声) - 野間口徹
- 女性アナウンサー - 田野アサミ
- 『シークレット・ミッション type TOKUJO(タイプ・特状)』
- 2015年4月より順次発売される『ドライブ』Blu-ray COLLECTIONに収録予定。特状課の各メンバーが配属されるに至った裏話が明かされる。この作品のみ全4話で構成され、第3話ラストでは事件の真相を当てるクイズも行われる予定。
- テレビシリーズではロイミュードとのアクションを盛り込まねばならないため作り辛かったミステリー風の推理ドラマとなっており、脚本は『金田一少年の事件簿N』などを手掛けミステリーを得意とする高橋悠也が担当した[6]。
- 各話タイトル
- 第1話「特状課はどうやって集められたのか」
- 第2話「アニマシステムとは一体なにか」
- 第3話「だれが小田桐教授を殺したのか」
- 第4話「なぜ蛮野博士はグローバルフリーズを狙ったのか」
- 脚本 - 高橋悠也
- 監督 - 鈴村展弘
- 撮影 - 倉田幸治
- 助監督 - 上堀内佳寿也、大峯靖弘、浦弘之
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダードライブ シークレット・ミッション type HIGH-SPEED!(タイプ・ハイスピード) ホンモノの力! タイプハイスピード誕生!』
- 制作・発行 - 小学館
- 『てれびくん』2015年3月号(2015年2月28日ごろ発売)から全員プレゼント(有料)として応募開始のDVD収録ドラマ(例年のライダー作品でも制作されている『超バトルDVD』に相当するモノ)。突如現れた「にせドライブ」に対抗するため、ドライブの「ホンモノの力」が解き放たれる。本作限定形態「ドライブ タイプハイスピード」や限定シフトカー「シフトハイスピード」「メガマックスフレア」が登場。
- 脚本 - 香村純子
- 監督 - 鈴村展弘
- 撮影 - 倉田幸治
- 助監督 - 上堀内佳寿也
- ゲスト出演
-
- スパイダー型ロイミュード027(人間態 / 声) / にせドライブ(声) - 関智一
- バイオリニスト - 石井有里絵
Web動画
- 『Let's! タイヤコウカーン フェスティバル』
- 鎧武から引き続き製作された『東映特撮YouTube Official』で2014年11月16日(PART1)および12月25日(PART2)より配信のWEB動画。タイヤコウカーンを紹介する再編集動画。
- 『仮面ライダードライブVS恐怖のズンボガンボロイミュード』
- 『東映特撮YouTube Official』で2015年3月24日より配信のWEB動画。正体不明のズンボガンボロイミュードを追いつつドライブの戦いを再編集したショートドラマ形式のオリジナル動画。
- 『仮面ライダードライブ&仮面ライダーマッハ レッツ変身講座』
- Youtube『バンダイ公式チャンネル』で2015年3月26日より公開のWEB動画。2人の変身ポーズを解説する。
- 『仮面ライダードライブ チェイススペシャルムービー』
- Youtube『バンダイ公式チャンネル』で2015年4月19日より公開のWEB動画。仮面ライダーチェイサーとなったチェイスが独白する。
ゲーム
- 『仮面ライダー サモンライド!』
- 2014年12月4日に発売されたPlayStation 3・Wii U用ゲームソフト。ドライブを主演格に置いた仮面ライダーのテレビゲームと、同梱されるライダーフィギュア(ライドフィギュア)及び特殊効果のあるアイテムチップ(ライドチップ)を連動させて遊ぶ「フィギュア召喚アクション」ゲーム。なお、ライドフィギュアとライドチップは別売りもされる。
- 『チャリ走 DX3 タイムライダー』
- 2014年12月17日に発売されたニンテンドー3DS専用のダウンロード専用ゲームソフト。ドライブコラボステージが追加(有料)できる。
- 『ナレルンダー! 仮面ライダードライブ』
- 2015年3月より稼働のアーケードゲーム。Kinect搭載の体感型ゲームでプレイヤーの動きに合わせて仮面ライダードライブも動く。プレイ中の姿が記念として写真プリントされる。2014年9月のロケテスト版では『ナレルンダー! 仮面ライダー鎧武』がテスト稼働していた。
映像ソフト
- テレビシリーズ『仮面ライダードライブ』
- 本作品では単巻(4話収録)での発売はDVDのみとなり、単巻3本分(12話)を収録したBlu-ray COLLECTIONとDVD COLLECTIONが発売された。なお、映像特典はBlu-ray COLLECTION版とDVD COLLECTION版のみの収録。通常のセルDVD及びレンタルDVDへの収録はない[注 63]。また、第32話については本放送時の音楽が諸事情により異なる。
通常版DVD 巻 発売日 収録話 規格品番 1 2015年 2月13日第1話 - 第4話 DSTD08961 2 2014年 3月19日第5話 - 第8話 DSTD08962 3 2015年 4月 8日第9話 - 第12話 DSTD08963 4 2015年 5月13日第13話 - 第16話 DSTD08964 5 2015年 6月10日第17話 - 第20話 DSTD08965 6 2015年 7月 8日第21話 - 第24話 DSTD08966 7 2015年 8月 5日第25話 - 第28話 DSTD08967 8 2015年 9月 9日第29話 - 第32話 DSTD08968 9 2015年10月 7日第33話 - 第36話 DSTD08969 Blu-ray COLLECTION / DVD COLLECTION 巻 発売日 収録話 規格品番 Blu-ray DVD 1 2015年 4月 8日第1話 - 第12話 BSTD08981 DSTD08981 2 2015年 7月 8日第13話 - 第24話 BSTD08982 DSTD08982 3 2015年10月 7日第25話 - 第36話 BSTD08983 DSTD08983
- ヒーロークラブ
- テレビシリーズの再編集DVD。全2巻。
巻 発売日 サブタイトル 使用話数 規格品番 1 2014年12月 5日トップギアでエンジン全開!仮面ライダードライブ登場!! 第1話-第2話 DSTD03776 2 2015年 1月 9日相棒(バディ)の笑顔を取り戻せ!仮面ライダードライブ!! 第3話-第4話 DSTD03777
脚注
注釈
- ^ タイトルロゴに併記されている。
- ^ 自動車型のマシンを操縦する他の主役ライダーには仮面ライダーBLACK RX(自動車型のマシンはライドロン)がいたが、「自動車だけに乗る」という設定であれば本作品が初[1][2]。
- ^ 一例として、重加速の演出は『仮面ライダーカブト』のクロックアップとの違いを見せることを意識している[12]。
- ^ 第11話にて誕生日を迎える。
- ^ ベルトさん自身は進ノ介について超人という表現をしている。
- ^ その一方で進ノ介自身の「常に縮みっぱなしのバネはいざという時に伸びない」といった旨の言葉には理解を示している。
- ^ 第11話にて、進ノ介と面会した西堀光也が、「ルパン(怪盗アルティメット・ルパン)とやり合ったって本当か?」と口にしていたことから、作中でのクリスマス・イヴは、『MOVIE大戦フルスロットル』より後の時期であることが示唆されている。
- ^ 13話ではロイミュードの手口を探るために自ら重加速を起こし、進ノ介と衝突した。
- ^ その一方で、メディックによる洗脳が解けたことで自身の卑劣な行いに驚愕したチェイスを眼前にした際には若干の動揺を見せ、彼との決着を因縁のあるドライブに譲ったり、彼の遺したライドチェイサーを「俺が乗れる雰囲気じゃない」として搭乗を躊躇うといった部分も持ち合わせている。
- ^ シーカーロイミュードの事件においては、シーカーロイミュードの能力により自身の「心の闇(ロイミュードに対する憎しみ)」を増長されて暴走し、シーカーロイミュードの正体である相馬頼子(西堀令子)やチェイスを殺そうとした。
- ^ このプログラムは如何なる手段を用いても消去することは不可能な、謂わばチェイスの本能かつ存在意義そのものであり、ブレンの記憶消去でも影響を受けず、メディックでさえ遠回りな改竄を余儀なくされた上にブレンのプロテクト解除によって無効化されてしまった。
- ^ ドライブとの戦いの場を人気のない場所を選ぶ、ロイミュードに対する粛清許容範囲が拡大する、そしてボルトロイミュードが引き起こした事件でのドライブとの戦闘の際は、自分との戦闘よりも人命を優先するドライブに対し何もせず見逃すなど。
- ^ 自分を「ロイミュード」として敵視する剛に対しても、「お前が死ぬと、霧子の心が乱れる」として、止めをさすことはしないと公言している。
- ^ ただし、6話では笑顔を見せても進ノ介にスルーされたことに抗議したり、11話では意識を取り戻した進ノ介にそのことを指摘されても「笑ってなにが悪いんですか」と笑顔を見せたことを否定しなかったりしている。
- ^ a b c 『シークレット・ミッション type TOKUJO』より。
- ^ 本人は本名に良いイメージを持っておらず、ヲタク界はおろか職場での呼称すら「西城」で通すほど徹底している。
- ^ 実際の072は、「『人間』として生きること」「人間と和解・共存すること」を選んだことでメディックから粛清をうけたが、進ノ介に究には「仮面ライダーに倒された」と伝えるように頼んでいた。
- ^ 第24話では「俺」を用いている。
- ^ 世界規模で起きた「グローバルフリーズ」を含めた一連のロイミュード絡みの事件について、警察内でまとめられているデータが少なすぎることにかねてから疑問を抱いており、それらの事件に警察関係者が関わっているのではないかと真影ズ/001の正体発覚以前より疑っていた。
- ^ ただし、毎回重加速状況下であるため一部分しか目視できていない上、タイプチェンジも認識していないので絵に描き起こした容姿が赤い手(スピード)・黒い脚(ワイルド)・緑の顔(テクニック)と3タイプごちゃ混ぜになっていた。
- ^ 5カ所同時殺人事件においては、(重加速現象下に置かれてはいたが)仮面ライダードライブ(スピード)及び仮面ライダーマッハの全体像を初めて目の当たりにし、後に特状課に訪れた際には「やっと仮面ライダー(の全体像)を見ることができた」と大喜びしていたが、依然としてドライブの「タイプチェンジ」については知らないため、「黒い仮面ライダー(ワイルド)と緑の仮面ライダー(テクニック)は『仮面ライダードライブ(スピード)』及び『仮面ライダーマッハ』とは別の2人の仮面ライダーで『仮面ライダー』は全部で4人いる」と勘違いしていた。その後、ソードロイミュードの事件ではタイプフォーミュラへのタイプチェンジを視認している。
- ^ ソードロイミュードの事件中、ロイミュードと仮面ライダーの存在を知った警視庁捜査一課の同僚数人が特状課に出向き、追田に謝罪した。
- ^ ただし俺を一人称に用いていたのは第32話で真影に用済みと切り捨てられた際と、第34話で進ノ介に正体を見破られて以降に使用。
- ^ これらの言動は、進ノ介の父・英介に対して抱いていた「嫉妬」を、英介の息子である進ノ介にぶつけていたことによるものであった。
- ^ 謹慎した進ノ介を監視に来た際、彼の作戦に協力したチェイスがプロトゼロの姿で自身に襲ってきて、進ノ介たちに詰め寄られた結果、進ノ介の謹慎を解除することを余儀無くされたり、カラフルコマーシャルが作った無数の被害者の立体映像に困惑するなど
- ^ この「作戦」の過程で超進化したブレンと再び融合してシーフロイミュードに変身しており、ブレンと融合したことで毒の霧を発生させる能力を得た。
- ^ 第35話より。
- ^ 第2話で一般人から奪ったもの。
- ^ ただし、ハートからプロトドライブであった頃のチェイスを改造・洗脳してロイミュード側に引き入れることを提案された際には、少なからず疑問を抱いていた。
- ^ メディックを演じる馬場ふみかの特技でもある。
- ^ チェイスによると氷の針を打ち込まれた相手は特定のキーワード(警察関係者は「ロイミュード」)に触れると、偽造された記憶に支配されるとのこと。また、針を打ち込まれた場所には氷の結晶の形をした傷跡が残る。これとは別に、自身の力を他のロイミュードに分け与えることで、そのロイミュードの能力を成長・発展させることも可能。
- ^ ベルトさんの意思で進ノ介の体を使う際には、声もベルトさんのものに変化する。
- ^ 三条は、K.I.T.T.の丁寧で運転手より目下の立場となる口調は現代ではカーナビゲーションと変わらないとも述べている[8][10][11]。
- ^ ベルトさんによると、「蛮野がタブレットの中で生存していること自体が、(クリムが開発した)ドライブドライバーの技術を盗んだ証拠」とのこと。
- ^ 実際に鳴るのはタイヤ名の後半の部分である(例:タイプスピード→スピード)。
- ^ 公式HPでの解説では“小型の車”と表記。
- ^ 走路は道路照明灯が備わったハイウェイ型で必要な場合は電光掲示板・看板が形成されたり、走路が拡幅する場合がある。走路3本が横並びすると人間が滑れるサイズになるがそれぞれに街灯などがあるため滑っている最中は相当な痛みを伴う。
- ^ 映し出した3D映像にスピンミキサーから発射されたコンクリートを纏わせることで、精巧なレプリカを作成することも可能。
- ^ F1のグルーブドタイヤをモチーフとしている[19]。
- ^ ドア銃と併用する形でタイプスピードに使用される場合もあり、タイプテクニック時には逆手持ちで使用される。
- ^ ハンドル剣と併用する形でタイプスピードに使用される場合もある。
- ^ タイヤの絵柄→コイン1枚など。
- ^ 次回予告の際に「トライドロンの運転シーンは許可を得た私有地内で行っています」というテロップが表示されている。第4話で高速道路に侵入したシーンではCG処理がなされている。
- ^ 変身者の鍛錬次第では制限時間の延長が可能であり、実際に剛自身が鍛錬によって戦闘継続時間が延びていることに言及している。その証拠として、ドライブピット内で変身した状態で普通に活動していることなどが挙げられる。
- ^ 第16話でデコトラベラーがブレイクガンナーに収まり、演歌と映像でチェイスを翻弄している。
- ^ 設定上は台東区にあるとされている。第35話では劇中のテレビニュースで「台東区の久留間運転免許試験場」と報道された。
- ^ 第12・13話では、ガンマンロイミュードの事件とほぼ同時期に、ガンマンの弟・元締めが売りさばいていた腕輪『どんよりバンド』を使い、一般市民が重加速を発生させて強盗などの悪事を働く事件も発生していた。
- ^ ロイミュード、仮面ライダーおよび魔進チェイサーなどが該当する。
- ^ ナンバーの読みは日本語読み。(「001」なら「ゼロ・ゼロ・イチ」)
- ^ 三条はイメージソースとして『イナズマン』や『ロボット刑事』の敵怪人[8][9]、あるいはアニメ『新造人間キャシャーン』のブライキング・ボスを挙げている[11]。
- ^ しかしこれは裏を返せば「より覚醒確率が高まる」ことを意味し、幹部であるブレンも「無秩序で無遠慮な者ばかりが覚醒する傾向にある」と独白している。但しあまりに目に余るようであれば魔進チェイサーによる粛清の対象となる。
- ^ 「アイアン」「ペイント」「スクーパー」など。幹部である「ハート」や「ブレン」の名前もこれに由来。
- ^ 001(フリーズ)は「屈辱」、ハートは「喜び」、ブレンは「嫉妬」、メディックは「愛欲」の感情が「鍵」となっている。
- ^ ドライブの攻撃などで肉体を失った個体に対する再支給が主。
- ^ 映画化発表の際には、アイドル声優をキャストとしてつけられたことがロイミュード072の暴走の原因となったこともある(20話)。その後、『仮面ライダー4号』内では映画が原作同様の無声作品として公開されていた。
- ^ 37話 - 39話は声のみの出演。
- ^ 声のみの出演。
- ^ 声のみの出演。
- ^ オープニングテロップでは「謎の男」と表記。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc オープニングテロップでは役名未表記。
- ^ a b c ノンクレジット。
- ^ 第12話のOPでは、ノンクレジット。
- ^ レンタルDVDで映像特典が収録されていないのは『獣電戦隊キョウリュウジャー』も同様であり、平成仮面ライダーシリーズとしては『仮面ライダークウガ』Vol.9以来。
出典
- ^ 東映HM50 2014, p. 2.
- ^ a b 宇宙船146 2014, p. 24
- ^ a b “最新作『仮面ライダードライブ』は史上初・バイクに乗らず車に乗る刑事ライダー”. マイナビニュース (マイナビ). (2014年8月28日) 2014年8月28日閲覧。
- ^ 東映HM50 2014, p. 70, 「仮面ライダードライブ制作発表記者会見」.
- ^ 東映HM50 2014, p. 3.
- ^ a b c d 宇宙船148 2015, pp. 38–39, 「[インタビュー] 鈴村展弘」
- ^ 「仮面ライダードライブとはいかなる作品なのか 大森敬仁」『仮面ライダー Official Mook 仮面ライダー 平成 Vol.0 31大仮面ライダー集結』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2014年9月25日、3頁。ISBN 978-4-06-353550-1。
- ^ a b c d e f g h i j k l 東映HM50 2014, pp. 8–11, 「KAMEN RIDER DRIVE STAFF CROSS TALK 大森敬仁×三条陸」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s キャラクターブックZERO 2014, p. 63, 「Staff Interview 02 脚本 三条陸」
- ^ a b c キャラクターブックZERO 2014, p. 64, 「Staff Interview 03 プロデューサー 大森敬仁」
- ^ a b c d e f g 宇宙船147 2014, pp. 38–39, 「[対談] 三条陸×大森敬仁」
- ^ a b c d 宇宙船146 2014, pp. 32–33, [インタビュー]田﨑竜太
- ^ 東映HM51 2015, p. 86, 「仮面ライダードライブ 脚本家対談 三条陸×長谷川圭一」
- ^ テレビ朝日公式サイト CASTより。
- ^ a b キャラクターブックZERO 2014, p. 60, 「Solo Interview10 高岩成二」
- ^ a b c d 宇宙船146 2014, pp. 12–21, 「ディテール・オブ・ヒーローズ特別編 第27回 仮面ライダードライブ タイプスピード」
- ^ 宇宙船148 2015, p. 39.
- ^ 宇宙船148 2015, p. 24, 「ディテール・オブ・ヒーローズ 特別編 第29回 仮面ライダードライブ タイプデッドヒート」.
- ^ a b c 宇宙船148 2015, pp. 18–23, 「ディテール・オブ・ヒーローズ 特別編 第29回 仮面ライダードライブ タイプフォーミュラ」
- ^ 宇宙船146 2014, p. 23.
- ^ a b c 宇宙船147 2014, pp. 12–19, 「ディテール・オブ・ヒーローズ 特別編 第28回 仮面ライダーマッハ」
- ^ a b c 宇宙船148 2015, pp. 12–15, 「ディテール・オブ・ヒーローズ 特別編 第29回 仮面ライダーチェイサー」
- ^ 宇宙船147 2014, pp. 20–25, 「ディテール・オブ・ヒーローズ 特別編 第28回 魔進チェイサー」
- ^ 加藤結 (2015年3月30日). “加藤結”. AMUSE KIDS BLOG. 2015年3月30日閲覧。
- ^ 東映公式37話 裏話
- ^ 宇宙船147 2014, p. 26.
- ^ a b c 宇宙船146 2014, p. 26
- ^ 宇宙船148 2015, p. 27.
- ^ 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦2015』(仮) - 公式サイト
- ^ 宇宙船148 2015, 「[対談] 内田理央×上遠野太洸」.
- ^ “東映ビデオ:仮面ライダードライブ 特集”. 2015年5月5日閲覧。
参考文献
- 関連書籍
-
- 『『仮面ライダードライブ』キャラクターブック VOL.ZERO 〜AcceleratioN〜』東京ニュース通信社〈TOKYO NEWS MOOK〉、2014年10月11日。ISBN 978-4-86336-428-8。
- 雑誌
-
- 東映ヒーローMAX
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 50(2014 AUTUMN)、辰巳出版、2014年10月15日、ISBN 978-4-7778-1336-0。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 51(2015 WINTER)、辰巳出版、2015年2月2日、ISBN 978-47778-1433-6。
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』Vol.146(2014年秋号)、ホビージャパン、2014年10月1日、ISBN 978-4-7986-0899-0。
- 『宇宙船』Vol.147(2015年冬号)、ホビージャパン、2014年12月29日、ISBN 978-4-7986-0942-3。
- 『宇宙船』Vol.148(2015年春号)、ホビージャパン、2015年4月1日、ISBN 978-4-7986-1002-3。
- 東映ヒーローMAX
外部リンク
本作品では仮面ライダーシリーズでは初となるTwitterアカウントも取得。従来通りの各社各局公式webサイトと合わせ、最新情報を発信している。
- 仮面ライダードライブ(テレビ朝日公式サイト)
- 仮面ライダードライブ(東映公式サイト)
- 仮面ライダードライブ(バンダイ公式サイト)
- DOGATCH仮面ライダードライブ特集
- KamenRiderDrive (@kamen_drive) - X(旧Twitter)
- 仮面ライダードライブ 『シークレット・ミッション』シリーズ公式サイト
テレビ朝日系列 日曜8時台前半 (スーパーヒーロータイム第2枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダー鎧武/ガイム
(2013年10月6日 - 2014年9月28日) |
仮面ライダードライブ
(2014年10月5日 - ) |
仮面ライダーゴースト
(2015年10月 - ) |