「仮面ライダーゴースト」の版間の差分
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: 大天空寺の[[住職]]代理。一人称は「拙僧」、二人称は「〜殿」で、語尾に「〜ですぞ」「〜なり」とつけるなど、やや古風な口調で話す。26歳{{Sfn|キャラクターブック零|2015|p=10}}。 |
: 大天空寺の[[住職]]代理。一人称は「拙僧」、二人称は「〜殿」で、語尾に「〜ですぞ」「〜なり」とつけるなど、やや古風な口調で話す。26歳{{Sfn|キャラクターブック零|2015|p=10}}。 |
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: 先代住職の龍を尊敬しており、その息子・タケルにも敬意をもって接している。タケル曰く「面倒くさい」というほどテンションが高く、眼魔に関わる怪現象を認めようとしないアカリとはいつも騒々しく喧嘩しているが、一方でタケルを心配している。27話では苦しんで |
: 先代住職の龍を尊敬しており、その息子・タケルにも敬意をもって接している。タケル曰く「面倒くさい」というほどテンションが高く、眼魔に関わる怪現象を認めようとしないアカリとはいつも騒々しく喧嘩しているが、一方でタケルを心配している。本人曰く「昔は色々あった」らしく、第27話では自らに襲いかかりながらも苦しんでいたジャベルに中和剤とおむすびを与える慈悲深い一面を見せ、同時に人の優しさに触れて変わることもあるという教えをジャベルに説く。 |
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: [[修行]]に励んでいるにも関わらず眼魔が見えないが、タケルがゴーストとして甦ったことや眼魔の存在をすんなりと受け入れており、タケルのゴーストハンターとしての活動のサポートにも意欲を示している。 |
: [[修行]]に励んでいるにも関わらず眼魔が見えないが、タケルがゴーストとして甦ったことや眼魔の存在をすんなりと受け入れており、タケルのゴーストハンターとしての活動のサポートにも意欲を示している。 |
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: 日々の鍛錬が功を奏し、眼魔コマンド程度なら怪人相手でも充分渡り合える腕っ節の持ち主<ref group="注">第7話「早撃!伝説のガンマン!」や『超MOVIE大戦ジェネシス』より。</ref>で、第17話では一撃とは言え眼魔相手に生身で攻撃が出来た。 |
: 日々の鍛錬が功を奏し、眼魔コマンド程度なら怪人相手でも充分渡り合える腕っ節の持ち主<ref group="注">第7話「早撃!伝説のガンマン!」や『超MOVIE大戦ジェネシス』より。</ref>で、第17話では一撃とは言え眼魔相手に生身で攻撃が出来た。 |
2016年4月28日 (木) 08:40時点における版
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平成仮面ライダーシリーズ | ||
第16作 | 仮面ライダードライブ | 2014年10月 - 2015年9月 |
第17作 | 仮面ライダーゴースト | 2015年10月 - |
仮面ライダーゴースト | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 石ノ森章太郎 |
脚本 | 福田卓郎 他 |
監督 | 諸田敏 他 |
出演者 |
西銘駿 大沢ひかる 山本涼介 柳喬之 磯村勇斗 竹中直人 |
オープニング |
「我ら思う、故に我ら在り」 歌:氣志團 |
製作 | |
プロデュース |
佐々木基(テレビ朝日) 高橋一浩(東映) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2015年10月4日 - |
放送時間 | 日曜 8:00 - 8:30(30分) |
『仮面ライダーゴースト』(かめんライダーゴースト、欧文表記:KAMEN RIDER GHOST)は、2015年10月4日からテレビ朝日系列で、毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に放送されている特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
キャッチコピーは、「命、燃やすぜ!」「ヒーローは、一度死んで甦る。」「ゴーストアイコン争奪戦!!」。
概要
平成仮面ライダーシリーズ第17作目[1]。
本作品では「幽霊」をモチーフに採用[2]し、主人公も初回で殺されて幽霊として蘇ると設定した。このモチーフはメカニカルな要素が強い前作『仮面ライダードライブ』と差別化するとともに「怪奇アクション」が注目されたシリーズ初期への原点回帰を目指したものである[3][4]。目玉という要素も仮面ライダー1号・2号の変身ベルト・タイフーンの形状が目玉に似ていたことに由来している[3][4]。また、キーアイテムとなる「ゴースト眼魂」やサポートキャラクター・ユルセンや敵・眼魔のデザインモチーフに「目玉」が使われている[2]。
本作品における仮面ライダーのデザインやギミックはシンプルを追求している一方、パーカーによるフォームチェンジの要素も取り入れている[3][4][5]。後付けの外装でフォームチェンジを表現するのは前々作『仮面ライダー鎧武/ガイム』を踏襲しており[3]、着用前のパーカーゴーストの状態は西洋の布をまとった幽霊をイメージしている[6]。さらにフォームの特色には宮本武蔵、アイザック・ニュートン、トーマス・エジソンといった著名な英雄・偉人モチーフが導入され、ストーリー面も英雄・偉人に重点に置いたものとなっている。モチーフとなる英雄にはロビン・フッドのように実在が証明されていないものも含まれているが、本作品の世界観ではこれらも実在したものとして扱われている[5]。
2号ライダーである仮面ライダースペクターは従来の2号ライダーよりも早く登場し、敵幹部に代わる第1部のライバルキャラクターとして位置づけられている[4]。
チーフプロデューサーの高橋一浩は、本作品を少年と青年の中間にいる主人公の成長を描く物語とし、主人公が1度死を経験していることで命の大切さを説くことに説得力を持たせ、「生きることの素晴らしさ」を感じることのできる作品にしたいと述べている[5]。脚本を担当した福田卓郎は、シリアスさだけでなくコミカルさを盛り込むことを意識している[7]。
第1話から第6話までは1話完結形式で[8]、番組冒頭では天空寺タケルが前回までの出来事を説明する。
前作に引き続き、全体のストーリーを複数部構成で分けている。第12話までが第1シーズン(タケルの99日までの1回目のリミット)、第13話からが第2シーズン(タケルの99日までの2回目のリミット)、第25話からが第3シーズン。
本作品の放送開始と同時期にサービスを開始したスマートフォン向けのアプリ「東映特撮ファンクラブ」では、番組終了直後の8時30分からその週の放送分の見逃し配信を実施している。
あらすじ
第1シーズン(1話~12話)
- 何処からか地上に姿を現した謎の幽霊型怪人・眼魔が英雄の魂を宿したゴースト眼魂を求めて活動を開始した。幽霊退治を担うゴーストハンター・天空寺龍は偶然現れた眼魔と戦うが敗れ、息子・天空寺タケルに宮本武蔵が持っていた刀の鍔を託し息絶えてしまう。
- それから10年が経った2015年。大天空寺の跡取りとなったタケルは龍と同じゴーストハンターを目指そうとするもゴースト=幽霊が見えないことに悩んでいたが18歳を迎えた日、大天空寺に指定郵便の小包が届く。その中には龍の遺品である眼魂(アイコン)が入っており、触れたタケルは幽霊の姿が見えるようになった。その直後、刀眼魔と槍眼魔が大天空寺を襲撃し、タケルは幼馴染・月村アカリと住職代理・山ノ内御成を守るために眼魂を狙う2体の眼魔と戦うが、命を落としてしまう。
- 死後の世界でタケルは仙人と名乗る謎の老人と出会う。眼魂を見た仙人はタケルが戦いの運命に足を踏み入れていると悟り、彼を仮面ライダーとして蘇らせようと考える。それを受け入れたタケルはゴーストとして現世に戻ると龍から授かった眼魂と仙人から与えられたゴーストドライバーで仮面ライダーゴーストに変身。仙人の分身・ユルセンの指導を受けながら戦い、槍眼魔と刀眼魔を撃破する。しかし、ゴーストとして留まれるのは99日間でそれまでに英雄の魂が封じられた15個の眼魂を集め生者として蘇らなければならない。タケルは眼魂を集めるため、そして自分の運命に向き合うためにアカリや御成たちと共に眼魔が起こす怪事件に挑む。
- 眼魂を集めていく中、タケルは仮面ライダースペクターに変身する謎の青年と衝突を繰り返す。そのうち、タケルは青年が自分とアカリの幼馴染・深海マコトであることに気付く。マコトは10年前、眼魔を研究していた龍が同僚のゴーストハンター・西園寺主税たちと行った実験によって、妹の深海カノンと共に眼魔の世界に閉じ込められ行方不明になっていた。しかし、10年の間に地獄の様な日々を過ごしてきたマコトはタケルたちを冷たく突き放すまでに正反対の人格となり、西園寺に協力する謎の青年・アランと接触を繰り返しながら、命を落とし魂だけになったカノンを救うために眼魂を集めていた。
- 真実を知ったタケルはマコトとの和解と協力要請を試みるも、失敗。そんな中、アランの部下・ジャベルが現れ、3人は眼魂を巡って激突。その混乱に乗じて西園寺は眼魂を15個揃えてしまう。大天空寺の地下にあるモノリスに向かった西園寺は全てを支配する力を欲するが、願いは叶わず粒子となって消滅してしまう。その直後、15個の眼魂はグレートアイを形作り、大天空寺の空に浮上。近くに来たタケルはグレートアイの内部空間に吸い込まれ、そこで願いを告げる。その願いは、カノンを蘇らせたいというマコトの願いを実現することだった。カノンとの再会を果たしたマコトはタケルたちに再び心を開くが、グレートアイは消滅し、眼魂は散り散りになってしまう。今度こそ生き返るためにタケルたちは再び眼魂を探し始めるが、どんなに手を尽くしても手がかりすら見つかず、その間にも日が過ぎていった。
- そして運命の99日目になり、タケルは龍の待つ死後の世界へ戻されてしまう。皆を守れなかったと後悔するタケルに龍は「英雄の心を繋げ」という望みを託し、自らタケルに吸収される。龍の力で現世へ戻ったタケルは龍の魂が宿った眼魂の力を使いジャベルを撃破。再び与えられた99日という期限の中で再度眼魂を15個揃えようと決意を新たにするのだった。
第2シーズン(13話~28話)
- 英雄の心を繋ぐという龍の望みについて悩んでいたタケルは一般人に憑依したリョウマ眼魂と話したことをきっかけに、次々と眼魂に宿る英雄の魂と会話を重ねていく。
- そんな中、親友だったマコトと決別したアランはその原因であるとしてタケルに憎悪の念を抱き、眼魔側が開発したシステムを用いて仮面ライダーネクロムに変身。友としてのマコトを取り戻すため、彼を洗脳してしまう。さらに裏ではアランの兄・アデルの命令を受けた眼魔の科学者・イゴールも現世に現れ、独自に行動する。
- そんな中、純粋に絵を描く事を望む画材眼魔と出会い、タケルは友達になろうと歩み寄る。更に、タケルとカノン、ゴースト眼魂らの力により、マコトはアランによる洗脳から解放される。マコトが正気を取り戻した事を喜ぶタケルとカノンだったが、これに激怒したアランはタケルとマコトに強力な攻撃を仕掛けようとするも、「眼魔の世界」からの緊急の召集がかかり、やむを得ず撤退する。一安心するタケルだったが、マコトから、彼の実際の肉体が「眼魔の世界」にあると知り、愕然とする。
- 一方、「眼魔の世界」の大帝である父・アドニスからの召集に応じたアランとアデル、姉・アリアの前に、仙人と瓜二つの顔をした「眼魔の世界」の長官・イーディスが姿を現す。アドニスはアラン達に「『完璧なる世界』の為に、『怒りも憎しみも、誰も死ぬことが無い世界』という理想を広げる」という自らの決意を伝える。アドニスからマコトのことを尋ねられたアランは「マコトはもう『友』ではない」と答えるが、アドニスから「迷った時は自分の心に従え」と、かつての理想とは正反対の言葉を告げられ動揺する。
- 自身の過去の「けじめ」をつける為に「眼魔の世界」へと向かったマコトを手助けしようと、「眼魔の世界」に行く方法を模索していたタケルは、イゴールの卑怯な策略により、ムサシからヒミコまでの英雄の眼魂を奪われてしまうが、エジソンゴーストのアドバイスとアカリと御成、画材眼魔・キュビ協力により、「眼魔の世界」へ辿り着く。
- その頃、祈りを捧げていたアドニスを、アデルは「貴方は最早『完璧』では無くなった」として殺害し、アリアに「私が大帝の後継者になる」と告げ、新たな大帝に即位すると共に「父はアランに暗殺された」という嘘の情報を流す。自身らを育ててくれたアリアに礼を言いに来たマコトは、アデルの策略によってアランがアドニス殺害の濡れ衣を着せられていることを知る。一方タケルは、謎の白いカプセルが数多く置かれた場所に辿り着き、その箱の中に入っていた人間の一人が突然、灰のようになって消滅する瞬間を目の当たりにし「誰も死ぬことがない『完璧な世界』」とは名ばかりの現状に憤りと恐怖を募らせる。アデルとの交戦の中途で合流したタケルとマコトは、眼魔の世界の深淵で、イゴールに奪われた眼魂と、正体不明の眼魂を発見。その後、眼魔体を破壊され生身の身体となった傷だらけのアランを見つけ、追ってきた眼魔たちから逃れる形で三人揃って人間世界へと帰還する。
- アデルの刺客としてウルティマとなったジャベルに追われるアラン。生身の身体の不便さと恐怖に苛まれるアランに対し、マコトは親友として手を差し伸べ必死に守ろうとする。一方タケルは眼魔の世界で見た魂の扱いへの恐れから、「眼魔の世界」と人間界の繋がりを一刻も早く絶たなければと焦りを募らせ、アカリら周囲に対して八つ当たりし始める。グレートアイの力で「眼魔の世界」と人間界の繋がりを完全に絶とうと考えたタケルは、マコトとアランにも眼魂を渡すよう詰め寄り、特にアランに対しては不信感を露わにし、さらにジャベルに命を狙われる彼を「眼魔を助ける必要は無い」と見捨てたため、自分の持つ全ての英雄眼魂に見放されますます自暴自棄に陥る。その後ユルセンにも愛想を尽かされた挙句、眼魔に対して諦めたような態度を取ったことからマコトに殴り飛ばされ「見損なった」と非難される。
- その後、ジャベルに追い詰められたアランが絶体絶命の危機に陥るも、マコトは命懸けで彼のことを庇う。致命傷を負ったマコトは、涙を流すアランに対し「想いは繋がるんだ」と言い残して、眼魂となり消滅してしまう。そんなマコトの姿を見て、タケルは皆の想いを未来に繋ぐ決意を固め、英雄たちの心を動かす。そして15の英雄たちは一つの大きな英雄眼魂になり、タケルは仮面ライダーゴースト グレイトフル魂に変身。強化されたウルティマをも撃破する。そしてタケルはマコトの身体を眼魔の世界から取り戻そうと尽力する中、御成に憑依したゴエモンと風切大和との出会いを通じて「出自や考え方が違っても目的のために協力する、協力できる」ということを知り、アランと協力する決意を固めるのだった。
- 「マコトの肉体を『眼魔の世界』から取り戻す為に力を貸して欲しい」というタケルの頼みを承諾するアラン。それを知った御成とカノンは大喜びするが、アカリは「アランの本心が分からないままでは、タケルを同行させられない」と猛反対。アカリの想いを汲んだタケルは素直に聞き入れるが、アランは自分に対する警戒心を露にするアカリに苛立ちを募らせる。その頃、眼魔眼魂を用いて操ったネットワーク関連企業「ディープコネクト」社長のスティーブ・ビルズやアデルと共謀して「デミアプロジェクト」を推し進めていたイゴールは、プロジェクトを次の段階へと進めるべく、手下の眼魔を使って空中に謎の赤い粉を散布させる。やがて赤いオーロラが発生し、その影響を受けたカノンが突然、体調を崩してしまう。グレートアイに「叶えられる願いを増やしてほしい」とお願いすることで、「自分を現世に生き返らせること」と「カノンを快復させること」という二つの願いを一度に叶えようとするタケルだが、「眼魔の世界」の「祈りの間」にあるモノリスの干渉により、失敗してしまう。そこでタケル達は、謎のオーロラを発生させた赤い粉の成分の分析と、散布する眼魔の討伐のために行動を開始。ユルセンに赤い粉のサンプルを集めてもらったタケルは、サンプルをアカリに託し、英雄のゴースト達の協力を得て眼魔を倒すが、オーロラは依然として上空に漂っていた。
- 一方、傷だらけになりながらもアランの前に姿を現したジャベルは、アデルから課せられた使命を果たすべく、眼魔スペリオルに変身する。アランもネクロムに変身して応戦するが、赤いオーロラの影響は、生身の肉体で復活したアラン達にも及んでいた。
- タケル達が、神出鬼没な「赤い空」の謎に悩まされている頃、赤い粉の分析を続けていたアカリは、「何かヒントを得られるかもしれない」と、アランに「眼魔の世界」について尋ねる。アカリから「『眼魔の世界』を疑い始めているのでは?」と指摘されたアランは、怒ってその場を立ち去る。その後、カノンを快復させようと、アランはネクロムに変身してイゴールと飛行機眼魔・兄に戦いを挑むが、「赤い空」の影響で弱体化したアランは不利な状況に立たされ、グリムゴースト眼魂と駆けつけたタケルに窮地を救われるも、イゴール達を取り逃がしてしまう。
- アカリは試行錯誤の末に「赤い空」の中和剤を完成させ、カノンの快復に成功する。カノンから、アランが自分の体力が低下している事を隠していると聞いたアカリは、アランにも中和剤を使うため、彼の目的と元へ向かう。その頃、アランはタケル達が幼い頃からの知り合いであるたこ焼屋の店主・福嶋フミに、初めて人間界を訪れた時の気持ちや、自分が抱えている悩みを打ち明ける。フミはアランの話を素直に聞き入れ、、「自分の心に聴いてみればいい」と、アランがアドニスから掛けられたのと同じ言葉で励ます。その様子を物陰から見ていたアカリは、衰弱していたアランを中和剤で快復させる。
- その後、アカリは中和剤と同じ成分を含む薬品の入ったポットを取り付けた不知火で、「赤い空」を空気中の大気ごと浄化させようと試みる。アカリから中央ビルに来るよう連絡を受けたタケルはゴーストに変身し、急いで現場に向かう。ビルの屋上にいるアカリを狙う飛行機眼魔・兄を目撃したタケルはフーディーニゴースト眼魂の力を使い、アカリのピンチを救う。不知火で「赤い空」を浄化させることに成功したアカリだが、その直後、復活した飛行機眼魔・弟の襲撃を受け、再びピンチに陥る。ビルの屋上から落下したアカリを救ったのは、ネクロムに変身したアランだった。そしてアランはタケルと協力し、飛行機眼魔兄弟を撃退する。
- 「眼魔の世界」で父・アドニスの行方を探していたアリアは、「祈り」を捧げる謎の声を辿り、幽閉されていたアドニスを見つけるが、アデルが張った結界により救出の断念を余儀なくされ、アドニスからアデルのことを託される。
- その頃、アランは「眼魔の世界」について「迷い」を抱いていたこと、その「答え」を見つける為にタケルの力を必要としていた事をアカリに打ち明ける。アカリもアランに、「タケルにも、あなたの力が必要になる」と伝え、タケルとマコトの事を託す。そして、アカリや御成達に見送られながら、タケルはアランと共に「眼魔の世界」へと旅立つ。
登場人物
仮面ライダーの変身者
- 天空寺 タケル(てんくうじ タケル) / 仮面ライダーゴースト
- 本作品の主人公。10月4日生まれの18歳[9]。一人称は「俺[注 1]」。
- 大天空寺の跡取りで10年前に死亡する間際の父・龍から受け取った「宮本武蔵の刀の鍔[注 2]」を常に身につけている。宮本武蔵などの偉人に強い関心を持っており、彼等の伝説などについて書かれた「世界偉人録」を愛読書として読んでいる。
- 父と同じゴーストハンターになることを夢見ていたが、幽霊が見えない上に修行も中途半端だった。18歳の誕生日に龍が送った眼魂を受け取ったことを機に眼魔が見えるようになるが、その直後に眼魂を狙う刀眼魔と槍眼魔との戦いに敗れて死亡する。
- しかし、仙人によって肉体の消滅と引き換えにゴーストとして復活。その後は生き返るためにゴーストハンターとなり、仮面ライダーの力で眼魔による怪奇事件をアカリたちと共に調査して眼魂を集めている。眼魔の行動を知ってからは人命を犠牲にせず眼魂を手に入れることを信条としている。
- ゴーストとして甦ってからはタケル自身の精神状態によって他人からの視認や接触が不可能となる場合がある。またタケルが身に着けているものは幽体化し、離れると実体化する。その一方で、ゴーストとなった後の自分の能力や、英雄にまつわる事柄を時々忘れる[注 3]など、ウッカリしがちなところがある。
- マコトから、自分だけでなく周りの人々の命も救おうとする考え方や「戦いに対する覚悟」を「甘い」と非難され、さらにはマコト / スペクターとの戦いで2連敗を喫したことで自信を無くし、実体を保てなくなるほど強い恐怖・不安に囚われてしまうが、アカリの励ましを受けて「自分を信じる」気持ちを取り戻す。後にスペクターの正体が10年前に「神隠し」に遭い行方不明になっていた幼馴染のマコトであること、彼の妹・カノンの魂が眼魂に封印されていることを知り、自分だけでなくカノンのことも救おうと模索した。また心を持つ眼魔にも寄り添い友達となったり、意思を尊重する等心優しい性格の持ち主。
- 第11話でカノンを蘇らせた後、再びアカリたちと共に散らばった眼魂探しを始めるも、全ての眼魂を揃えることができないまま、第12話で現世に留まることができる期限の99日目(2016年1月10日)を迎え、ジャベルとの戦闘中に消滅するが、死後の世界で邂逅した父・龍によって期限をリセットされて、再び99日間だけ現世に留まることとなった。
- 仲間達の協力を得て「眼魔の世界」に来たときは、完璧な世界とは名ばかりの世界観に激しい怒りと動揺を見せる。
- 「眼魔の世界」で見たものに対する恐怖に苛まれたことで、自暴自棄の状態に陥る。アランが眼魔に襲われていた際も眼魔の世界の住人だったからという理由で助けずに見捨ててしまうなど、自分を見失ってしまったことから英雄の眼魂にも見放されてしまう。その後、ウルティマからアランを命懸けで庇い「想いは繋がる」と言って消滅したマコトの言葉を聞いたことで、皆の想いを繋げる決意を固める。そしてその決意に呼応して戻ってきた15の英雄眼魂の力を一つにし、グレイトフル魂へと変身。ウルティマを撃破する。
- カノンにマコトを眼魔の世界から助け出すためにアランと協力しようと提案されるが、アランの事が信用できず、拒否する。しかし、御成に憑依したゴエモンゴーストの助言やショッカー残党のヤマアラシロイドを出会って間もないジュウオウイーグルとの共闘で撃破したことから考えに変化が生じ、眼魔に襲われていたアランを間一髪で助けた。アランと協力することを決意するも、アカリの反対を受けてアランの本心が分かるまで協力はしないと決める。その後自分の心に従う事を決めたアランと協力して飛行機眼魔兄弟を倒した後、共に眼魔の世界へと旅立つ。眼魔の世界でマコトを探す中で、幽閉されているアドニスを発見。アドニスを救出しアランと再会させるが、アデルにアドニスを殺害されてしまう。
- 西銘駿が現役高校生であることからタケルも高校3年生と設定されている[10]。衣裳も当初は赤や銀を中心としたシックな色合いの予定であったが、西銘の顔立ちに合わせてピンクの花柄という派手なものとなった[11]。
- 「自分を信じる」という言葉は、脚本の福田卓郎が仕事に詰まった時に自身で口にしていたものであるという[7]。
- 深海マコト(ふかみ マコト) / 仮面ライダースペクター
- 仮面ライダースペクターに変身するレザージャケットを着た青年。一人称は「俺」。
- タケルとアカリの兄貴分にあたる幼馴染で幼少の頃からたまに大天空寺へ遊びに来ていたが、10年前、龍と西園寺の実験が原因でモノリスに出来た穴に妹・カノン共々吸い込まれ、眼魔の世界に閉じ込められる。その後、アランたちによって肉体から魂を抜かれて眼魔となってしまい、人間界で仮面ライダーとして活動を始める。10年後になってタケルたちと再会するが、第8話までマコト本人であることに気づかれていなかった。
- 10年前はタケルから「マコト兄ちゃん」と慕われるほどの明るい性格だったが、現在では相手に対して辛辣な物言いをすることが多く、自分を「親友」と呼ぶアランに対しても同様で、幼馴染であるタケルに対しても「俺に友などいない」と冷たい態度を示していた。「英雄のゴースト」の力を使って戦うことについては、「英雄の力を借りる」タケルに対し、「英雄を支配して自分の力にする」という考えを持っていた。自分の邪魔をする者に対しては、例えそれが眼魔であろうと一切容赦せず、また、眼魂の入手についても、タケルが眼魔と戦闘中にも関わらず乱入して力ずくで奪い取ろうとするなど、強引な方法を用いていた。カノンからは、幼馴染であるタケルと戦うことを止めて欲しいと懇願されているが、マコトはそれを無視してでも、タケルから眼魂を奪おうと執拗に狙っていた。
- 第11話にてタケルがカノンを復活させたことで再会を果たしたのを機に認め合い和解し、自分の命を顧みずマコトの願いを叶えたタケルを「お前は甘い」と言いながらも友として認める。現在は「けじめをつけなければならないことがある」と述べ、タケルたちからは距離を置いているが、たびたび救援に来る。
- アランとは「親友」と称され協力関係を築いてきたが、人間として生きる決意を固めたことで、彼とは決別の道を歩むこととなる。その後、ネクロムに変身したアランに圧倒され、自身のゴーストドライバーにネクロムゴースト眼魂を装填されたことにより、仮面ライダーネクロムスペクターに強制変身させられてしまい、アランに操られてしまう。
- 第20話で、タケル・カノン・ノブナガゴースト・ツタンカーメンゴースト・フーディーニゴースト眼魂の連携によりドライバーからネクロムゴースト眼魂が外され、アランの洗脳から解放される。キュビと心を通わせたタケルのように、アランに対しては今度こそ良い関係を築けると考えている。
- 自身の身体を取り戻すこと、自分たちを育ててくれたアリアに礼を言うこと、自身を戦士に取り立ててくれたアデルと決別することをけじめとして掲げ、眼魔の世界へ向かう。アリアとアデルとは対面し目的を果たすことはできたものの、アドニス暗殺の罪を擦りつけられ傷だらけのアランを前にして敵に包囲されたことで、身体を取り戻すことは二の次にしてアランの力で急遽人間世界へと戻ることとなる。
- 生身となり追われる身にもなったアランに対し、食事を与えるなどして面倒を見て、刺客であるジャベルからも身を呈して守る。そんなマコトを受け入れようとしないアランに対しては「例えおまえが何も信じられなくても俺がおまえを信じる」と言い、アランがジャベルに抹殺されそうになったところを命懸けで庇ったことにより致命傷を負ってしまう。そして涙に暮れるアランに「想いは繋がるんだ」と言い残して消滅、スペクターゴースト眼魂も砕け散った[注 4]。
- 結果的に自分の身体を取り戻し、役割を果たさなかった事でイーディスに失望されつつも、凄まじい力があるとされるディープスペクターゴースト眼魔を使いこなす事を決意しこれを手に取る。その後タケルやアランと合流。茫然自失となったアランに喝を入れて立ち直らせ、人間世界へ戻った直後にディープスペクターに変身。人間世界まで追って来たガンマイザー・ファイヤーを撃破した。
- アラン / 仮面ライダーネクロム
- 仮面ライダーネクロムに変身する青年の姿[注 5]をした眼魔の世界の住人。一人称は「私」。第1話~第15話はラフな格好だったが、ネクロムに変身するようになった第16話からは本気を出す表れとして眼魔の世界の軍服を纏っている。
- 西園寺とは「眼魂を手に入れる」という共通の目的を持っていたが、眼魂によって願いを叶えたいという西園寺とは別に、眼魔眼魂を使って操った人間達にモノリスを造らせるなど謎めいた行動を取っている。しかし彼の方もまた、大帝や兄からは「眼魂の秘密」を教えられていない様子。第13話で刀眼魔を、第15話でジャベルを復活させた。
- ネクロムに変身しタケルらと対峙した際に、互いにいがみ合い命を奪い合う人間世界に意味を見出せず、曰く「争いがない」眼魔の世界のように人間の世界を変え、自らがその支配者となることを目的としている旨を打ち明ける。
- 上記のように、命を重んじるタケルらとは対照的に、「その人間同士が命を奪い合っている」と認識しているため、命や身体の意味を理解しかねている様子で、マコトに対しても倒して命を奪うことで眼魔の世界に連れて帰ろうとしたりと、人間との価値観の相違が見られる。
- しかし一方で、空や風など人間界の自然を愛でたり、たこ焼きなど人間界の食べ物に興味を示す一面を持つ。
- 目的はあくまで争い合う人間世界を変えることであるためか、人間を兵器として扱う兄のアデルや、魂を奪う兄の部下・イゴールに対して強い不快感を抱いている。
- 「眼魔の世界」ではマコトとは親密な間柄であったようで、「親友」と称するほどであった。カノン曰く、兄妹の面倒はアランが見ていた様子。しかしタケルによってカノンの復活が果たされた頃合いに、マコトは人間の世界で生きるとして、自身との決別を宣言することとなる。
- その後もマコトに対して強い執着心を抱き続けており、「私がその気になれば、君は妹と一緒に生活できなくなる」と警告するなどして、何度も元に戻るよう忠告するも失敗する。そしてマコトが自分に背いたのはタケルのせいであると考えるようになり、執拗に彼の排除を狙うようになる。カノンからは「アラン様」と呼ばれ慕われており、アランの方もマコトとの対立の際に席を外すよう促すなど、敵愾心は見られなかったが、自分とカノンが一緒にいるところに度々タケルが現れることに対して「カノンがタケルに居場所を教えているのではないか?」と疑問を抱くようになり、第20話では誤解を解こうとするカノンに「やはり貴様も『人間』だ」と突き放す態度を取っていた。
- ナイフ眼魔と交戦しているマコトの前に現れ、ナイフ眼魔にはスペクターは自分の手で葬ると制しながらも、自らはスペクターのベルトに無理矢理ネクロムゴースト眼魂を装填し、仮面ライダーネクロムスペクターに変身させた。そして「本当の友になった」と微笑みを浮かべ、マコトを自らの手中へ引き戻し意のままに操ることに成功する。その後はゴーストとネクロムスペクターを幾度となく戦い合わせていたが、タケルやカノンにゴースト眼魂らの連携により、マコトの洗脳が解除されてしまう。その際は激怒してネクロムに変身、ゴーストと正気に戻ったスペクターに強力な攻撃を仕掛けようとしたものの、「眼魔の世界」からの召集が掛かった為、やむなく戦闘を中止し「眼魔の世界」に戻る。
- 眼魔世界へと戻り父であるアドニスにマコトについて問われた際、奴はもう友ではないと言い放つも、心の存在を否定していたはずのアドニスに「迷ったときは、自分の心に従え」と告げられ、動揺を見せる。
- そして侵入者であるタケルと戦闘をしていた最中、アデルにアドニス殺害の容疑をかけられ、アデルの攻撃で眼魂を破壊されてしまう。その魂は元の肉体に戻され、生身の身体を持つようになる。そして満身創痍になっているところをマコトらに発見され、自身を包囲した眼魔たちを振り切る形でマコトやタケル共々人間世界へと移動する。
- 生身の身体を持つようになり不便さに苦戦している中、アデルの刺客となったジャベルに命を狙われる。マコトには親友として守られ信じていると伝えられるも、素直にそれを受け入れられずにいた。そして幾度もジャベルに追い詰められた[注 6]後、自身を庇って消滅したマコトを見て、思わず涙を流す。
- アデルがアドニスを殺害したとは微塵も思っておらず、自身に懸けられたアドニス殺害の誤解を解くために眼魔の世界に戻ろうと考えるが、追手の眼魔達に命を狙われ、生身の肉体であるため初めて死の恐怖を感じる。
- カノンに「タケルと共にマコトを助けてほしい」と懇願されるが、生身の肉体を持つようになり、死の恐怖を感じたことと、憎んでいたタケルと協力することを拒んでいた為、拒否する。しかし、眼魔に襲われていた所をタケルに助けられてからは、考えに変化[注 7]が生じ、タケルと協力して、眼魔の世界へ向かうことを決意するが、密かに何かを企んでいるような様子からアカリに怪しまれる羽目になり、自身も彼女を「厄介で油断ならない女だ」と警戒すると同時にアカリに苛立ちを募らせる。その後アカリに自分の信念が揺らいでいる事を指摘されて動揺を見せるが、フミの「心の声を聞け」という言葉を聞いて吹っ切れる。その中でカノンと同様赤いオーロラの特殊な大気の影響で体力を失いつつあったが、アカリの作った中和剤で治療される。その後飛行機眼魔に襲われビルから転落したアカリを間一髪で助けた。そしてタケルと共に飛行機眼魔兄弟を倒し、眼魔の世界へ旅立つ。アドニスに会う為、タケルと一時的に別行動する[注 8]が、アドニスに再会したことで、タケルと再び合流する。しかし、眼魔スペリオルの攻撃から自らを庇ったアドニスがアデルの手で殺害されてしまい、絶望してしまう。
- アドニスが殺害されたことで茫然自失になり、合流したマコトからの呼び掛けにも「私にはもう、父上も『理想の世界』も、タケル達のような『心』も無い」と自暴自棄になっていたが、マコトから喝を入れられ、タケルから「心」について教えられたことで、自身の「心」と向き合い始める。そこへ現れたアデルが、父・アドニスだけでなく、弟である自分さえも「不要な存在」と断じた事に対し、「眼魔世界が『完璧な世界』ではない」事をはっきり認識すると同時に、父・アドニスを殺害したアデルへの怒りを露にした。その後タケルやマコトと共に人間世界へ移動した後、マコトを名前で呼ぶようになった。
仮面ライダーの関係者
- 月村 アカリ(つきむら アカリ)
- 本作品のヒロインでタケルの幼馴染。19歳[15]。大学で物理学を専攻している理系少女。
- 世の中の全ての出来事には「必ず説明できる法則がある」と考えており、(眼魔を含む)ゴーストや怪奇現象等の「非科学的なもの」には否定的で実際に怪現象を見ても頑なに認めようとしない。
- 現在は不本意ながらもタケルのゴーストハンターとしての活動をサポートしているが、「(タケルのゴースト化や眼魔による怪現象を含めた)あらゆる現象を自らの手で解明する」という目標を抱くようになる。
- 第17話では拾った眼魔眼魂の破片から、対眼魔兵器「不知火・改」を開発し、第18話でイゴール相手に一発攻撃を浴びせた。
- 第25話では、タケルに協力しようとするアランが、何かを企んでいるような表情をした際には、アランの本心が見えないと彼を拒絶する。
- 続く第26話では、赤いオーロラから発生する特殊な大気の影響で容態が悪化するカノンを治療するための中和剤を作るさなか、アランの信念が揺らいでいる事を指摘。その後カノンを中和剤で救い、カノンと同じく特殊な大気の影響で体力を失いつつあったアランにも中和剤を与え、特殊な大気自体を中和した際に飛行機眼魔に襲われてビルから転落したところをアランに助けられ彼から「無茶な女」と評された。
- キャラクター設定は仏教的世界観との対比として理系女子となった[7]。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[14]。
- 山ノ内 御成(やまのうち おなり)[注 9]
- 大天空寺の住職代理。一人称は「拙僧」、二人称は「〜殿」で、語尾に「〜ですぞ」「〜なり」とつけるなど、やや古風な口調で話す。26歳[16]。
- 先代住職の龍を尊敬しており、その息子・タケルにも敬意をもって接している。タケル曰く「面倒くさい」というほどテンションが高く、眼魔に関わる怪現象を認めようとしないアカリとはいつも騒々しく喧嘩しているが、一方でタケルを心配している。本人曰く「昔は色々あった」らしく、第27話では自らに襲いかかりながらも苦しんでいたジャベルに中和剤とおむすびを与える慈悲深い一面を見せ、同時に人の優しさに触れて変わることもあるという教えをジャベルに説く。
- 修行に励んでいるにも関わらず眼魔が見えないが、タケルがゴーストとして甦ったことや眼魔の存在をすんなりと受け入れており、タケルのゴーストハンターとしての活動のサポートにも意欲を示している。
- 日々の鍛錬が功を奏し、眼魔コマンド程度なら怪人相手でも充分渡り合える腕っ節の持ち主[注 10]で、第17話では一撃とは言え眼魔相手に生身で攻撃が出来た。
- 柳喬之はこの役を演じるにあたりスキンヘッドにした[17]。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[14]。
- 深海 カノン(ふかみ カノン)
- マコトの妹でタケルとアカリの幼馴染。マコトのことを「お兄ちゃん」、タケルを「タケル君」、アカリを「アカリさん」、アランのことを「アラン様」と呼んでいる。
- 10年前、西園寺たちが行った実験による事故で兄であるマコト共々眼魔の世界に閉じ込められ、魂を眼魔眼魂に封印されてしまった。そのためにマコトは妹を復活させる力となる眼魂を集めていた。
- 自身の復活よりも、兄・マコトの幸せを願っており、自分を生き返らせるためとはいえ、マコトが幼馴染であるタケルと争うことを悲痛に感じている[注 11]。
- 第11話にてタケルがグレートアイに願ったことで肉体が再生され、マコトと本当の再会を果たした。第12話で安静のために一時病院に入院していた。
- 第15話でジャベルに連れ去られ人質にされたが、タケルとマコトに救出される。
- 以降は大天空寺に居候しているが、過去に自分とマコトが「眼魔の世界」に閉じ込められる発端となったモノリスがある地下研究室にはなるべく近づかないようにしている。
- 画材眼魔 / キュビとは、一緒に絵を描くことから、仲の良い関係になる。
- 第25話で、空が眼魔の世界と同じ赤色の空に染まり始め、その空を赤く染める特殊な大気の影響で倒れる。
- 第26話で容態が悪化するも、アカリが作った中和剤で症状は回復した。
- 妹眼魂
- カノンの魂が封印された眼魔眼魂。喋ると前面がピンク色に光る。第11話でカノンが復活したことにより消滅した。
- シブヤ
- 大天空寺の修行僧。眼鏡がチャームポイントで、誰にでも敬語で話す。一人称は「僕」。
- ナリタ
- 大天空寺の修行僧。クールな青年だが、シブヤに比べてやんちゃな面がある。一人称は「俺」。
- 天空寺 龍(てんくうじ りゅう)
- タケルの父。大天空寺の先代住職でゴーストハンターを務めていた。2005年に眼魔との戦いに敗れ、タケルに「宮本武蔵の刀の鍔」を手渡し、「英雄の心を学べ」という遺言を残して息絶えた。その後、期限の99日目(2016年1月10日)を迎えジャベルとの戦闘中に消滅したタケルと死後の世界で邂逅し、自らの力で期限をリセットさせて現世に戻した。
- 経緯は不明だが生前に眼魂を入手しており、それを指定郵便で18歳になったタケルに届くように仕掛けていた。
- 10年前に西園寺や物理学者・五十嵐健次郎と共にモノリスの研究を行ったが、それが原因で深海兄妹が眼魔の世界に閉じ込められてしまった。
- 小野寺 靖(おのでら やすし)
- 大天空寺に荷物などを届けている町の郵便局員。龍が指定郵便で送っていたゴースト眼魂をタケルに届けたのも彼である。
- 第18・20話では、カノンがアランと一緒にいるところを見かけては、その事をタケルに知らせていたが、カノンが自分の意思でアランと行動を共にしている事を知らないタケルは「アランがカノンに危害を加えようとしている」と思い込み、更には「カノンがタケルに居場所を知らせているのではないか?」と誤解したアランとカノンの関係を悪化させてしまうこととなった。
- 福嶋 フミ(ふくしま フミ)
- たこ焼き屋台「フーミン」を営む75歳の老人女性。タケル・アカリ・マコト・カノンの4人は幼い頃からの常連客である。
- 小野寺同様、眼魔などのことは全く知らない一般人で、アランのことを「カノンの面白い彼氏」と勘違いしている。
- 仙人
- あの世へ行きかけていたタケルを甦らせ、彼にゴーストドライバーを授けた謎の老人。自身を「誰でもあって、誰でもない」と称し、時には厳かに、時には軽い口調でタケルに様々なアドバイスを与えながら今後のことを見守っている。タケルに神様かと問われた際に「そこまで偉くはない」と返しつつ、それ以上のことは教えてくれず、以降もタケルが重要な質問をしようとしてもはぐらかしたり、ギャグで誤魔化すなど、いろいろと秘密を隠している様子。さまざまなコスプレ姿で大天空寺の地下研究室に現れるが、タケルとの電話を一方的に切ったり、タケルの話を最後まで聞かずに姿をくらますなど、奔放な態度をとることが多い。
- ジャベルとの戦闘中に一度消滅したタケルが死後の世界で邂逅した父・龍の力で現世に帰還した時の台詞や、タケルから「眼魔の世界」について尋ねられた際に「あの場所は『地獄』だ」と話している事などから、龍や「眼魔の世界」とは少なからず関わりがある模様。
- 不可思議現象研究所のメンバーからは「おっちゃん」(御成からは「おっちゃん殿」)と呼ばれている。ただし、当人はそう呼ばれることは不本意であり、タケルに続いてアカリにもそう呼ばれた際には落胆していた。「せめて仙人と呼んでくれ」と言うものの、誰もそう呼んではくれない。
- 名称は打ち合わせ段階での仮称がそのまま採用された[10]。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[14]。
- ユルセン
- 仙人の使い魔。オレンジと白のオバケの姿をしており、大きな目玉型の頭が特徴。一人称は「俺様」、ごくまれに「俺」。戦い方を指導する役目を持つが、口が悪い毒舌家でタケルを小馬鹿にしたり呆れたりしている。
- 眼魔が引き起こす怪事件の解決や人命救助よりも、眼魂の入手を優先する傾向があり、死傷者が出る可能性が生じても平然としている冷淡な一方で、意外と短気でもあり、うっかりの多いタケルに対して普通に怒ったりと、性格その物はある意味で人間臭くもある。
- 次回予告ではタイトルコールを担当している。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[14]。
英雄のパーカーゴースト
英雄のゴースト眼魂の中にいて、仮面ライダーに力を貸している。黒一色の人間がパーカーを着た姿に変化することも可能で、アイコンドライバーGがあれば眼魂の外に出てゴーストと共に戦える。
- ムサシゴースト
- タケルが所有していた「刀の鍔」が変化したゴースト。最初にタケルに話し掛けたゴーストでもある。
- 眼魂の中は道場となっており、自身はそこに座っている。
- タケルを最初に眼魂の中に入れ、タケルに「全ての英雄のゴーストがタケル達に協力的とは限らない」と語り、「決して折れない心を持て」と伝える。
- 第23話では他の英雄ゴーストを統率してアイコンドライバーGを起動させている。
- 戦闘ではガンガンセイバー(二刀流モード)を装備する。
- リョウマゴースト
- 田村長正に憑依したゴースト。大きな夢を好む。また人の夢や想いは繋がっていくと信じている。
- 憑依した時に見えた田村長正が持つ父親の薩之進との確執を、タケルに「薩長同盟を結べ」と言って解消させる課題を与える。
- タケルが持つ大きな夢に共感し、タケル達に力を貸す。
- 戦闘ではサングラスラッシャーを装備し、ソードモードとブラスターモードを使い分けて戦う。
- ロビンゴースト
- 白瀬マリが豪邸から盗み出した「弓矢」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は鬱蒼と茂った森林となっている。
- アランの言葉に迷いを抱いていたタケルを眼魂の中に入れ、マコトとアランの関係について「二人が親友なら、きっと分かり合えるはずだ」と一方的な正義感を語るタケルに「正義は一つとは限らない」と諌める。
- 戦闘ではガンガンセイバー(アローモード)を装備する。
- ヒミコゴースト
- 日野美和子に憑依したゴースト。人の力を信じている。
- 眼魂の中は弥生時代の村となっており、自身はその中の竪穴住居内にいる。
- 予知能力を持っており、美和子を介してタケルたちに予知を伝えていた。タケルに人の心を集める力があると見極めたあとは、眼魂としてタケルに力を貸す。
- 人の内なる力・神秘を信じる自身と科学を信じるニュートンゴーストとは相性が悪いと自覚しており「水と油」と表している。
- 戦闘ではガンガンセイバー(ナギナタモード)を装備する。
- ニュートンゴースト
- ニュートンゴースト眼魂に宿るゴースト。
- 非科学的で人の内なる力・神秘を信じるヒミコゴーストが苦手で、ヒミコゴーストがタケルに近づく度にタケルから離れ逃げていたが、御成とアカリの関係を見て考えを改め、アカリの提案を受け入れヒミコゴーストと協力している。
- ベンケイゴースト
- 五十嵐健次郎が所有していた「扇子」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は太鼓橋となっている。
- タケルを眼魂の中に入れ、信念を貫くことの尊さと周囲の人の意見を聞くことの大切さを説く。
- 戦闘ではガンガンセイバー(ハンマーモード)を装備する。
- ノブナガゴースト
- 羽柴信良が所有していた「書状」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は城の大広間となっている。
- マコトを救おうとするタケルに力を貸すと宣言する。その後、タケルとカノンがネクロムスペクターを押さえているうちにツタンカーメンゴーストやフーディーニゴースト眼魂との連携によりドライバーからネクロムゴースト眼魂を取り外し、アランに投げ返した。
- 戦闘ではガンガンハンド(銃モード)を装備する。
- エジソンゴースト
- 園田義則が所有していた「電球」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は研究室となっている。
- 眼魔の世界に行く方法を模索するタケルの心意気に共感し、眼魂の中にタケルを呼び寄せる。タケルに「1%の閃きが無ければ、99%の努力が無駄になる」、「閃きとは心の中にある答えを感じ取る力」と眼魔の世界へ行くヒントを与える。
- 研究室のシーンは栃木県にあるエジソンミュージアムで撮影された[18]。第2話に登場したエジソンコレクションも同施設の所蔵品を借用したものである[18]。
- ゴエモンゴースト
- 御成に憑依したゴースト。御成が眼魂を拾ったことで一番思い入れを持っている。言葉の端々をいちいち大袈裟に見得を切って言う。
- ネズミ怪人(ショッカー残党のヤマアラシロイド)の騒動を「鼠小僧の仕業」と勘違いしたことがキッカケで御成に憑依する。
- タケルがアランと協力するかどうか迷っている時に自身と鼠小僧は犬猿の仲だったが一度だけ手を組んだと言う話をするが、タケルに生きていた時代が合わないことを指摘されると嘘であることを認めつつ「どデカイ事をするときに細かいことは気にしてはいられない」ということを伝える。
- 戦闘ではサングラスラッシャー(ソードモード)を装備する。
- ツタンカーメンゴースト
- ツタンカーメンゴースト眼魂に宿るゴースト。
- 戦闘ではガンガンハンド(鎌モード)を装備する。
眼魔
アランの一家
- アラン
- 仮面ライダーの変身者を参照。
- アドニス
- アランたちの父であり眼魔の世界の大帝。白の軍服を纏った壮年の男性。アランから「全てを兼ね備えた完璧な存在」と尊敬されている。
- 15の石版が祀られている「祈りの間」で呪文を詠唱しており、アデルによって幽閉されてなおその習慣は続けている。
- かつては「『完璧なる世界』には、『心』も『個人』も不要」という理想を掲げていたが、マコトの事で悩むアランに「迷ったときは自分の心に従え」という言葉をかけた。
- 祈りをする曰く神聖な場所に足を運んだアデルに対しては叱責するも、アランには自らその場所に呼び出すなど、兄弟への扱いの違いが見られる。
- 祈りの最中、不満を爆発させたアデルの反逆に遭い、眼魂を破壊される。その後、生身の肉体で蘇るも結界に閉じ込められ、自身を探していたアリアにアデルの事を頼んだ。眼魔の世界に侵入したタケルが結界を破壊したことでアランと再会できたが、眼魔スペリオルの攻撃からアランを庇って致命傷を負ってしまう。最後はアランに「愛している」と伝え、アデルの攻撃によって完全に消滅した。
- アデル / 眼魔ウルティマ
- アランの兄でアリアの弟。軍服を纏った男性。手からエネルギー波を発することができ、後述のアドニスとアランの眼魔眼魂を破壊している。眼魔の世界の玉座に座り、アランの動向を監視している。父・アドニスからはアランとの対応の違いなど、厳格に扱われている節がある。
- そして心を説き自らを蔑ろにするアドニスに不満を抱いたのか「完璧な世界を守るため」という名目のもと、アド二スの眼魂を破壊して肉体を幽閉する。その罪をアランに着せた上に自ら次代の大帝となると宣言する。その後、ガンマイザーという戦力を手に入れたことで生身のアドニスを用済みとして殺害した。
- 眼魔ウルティマ
- アデルが変身用の白い眼魔眼魂を使用して変身した眼魔。眼魔の世界に潜り込んだスペクターとの戦いで使用した。
- 闘魂ブースト魂に変身したゴーストとスペクターを同時に相手にしても圧倒することができるほどの高い戦闘能力を有しており、ツタンカーメン魂のオメガファングによって生成されるピラミッド型の異空間を打ち消すことができる。また、手から火球やエネルギー波を放つことができ、ガンガンハンドから発射された弾丸を銃口に押し戻す芸当を見せた。
- ジャベルを生身の肉体で目覚めさせた後はジャベルに譲渡したためその後も変身できるかは不明。
- アリア
- アランとアデルの姉。眼魔の世界にやって来たばかりのマコトとカノンをアランに引き合わせた。
- 深海兄妹の事を今でも気にかけており、「マコト達とまた一緒に過ごしたい」と願っている一方で、マコト達と人間世界で暮らす事については、「自分には『眼魔の世界』で果たさなければならない責任がある」として拒否している。
- アデルがアドニスを襲って罪をアランに着せたことをいち早く察し、マコトにそのことを伝えた。
- その後アドニスを発見するも、アデルが張っていた結界に阻まれ救出は叶わなかった。
- 眼魔スペリオル達に追われるタケルとアランの手助けをする際に、タケルから、父・アドニスがアデルに殺された事を知りショックを受けながらも、タケル達が追っ手から逃げるための時間稼ぎを引き受ける。
人間体を持つ眼魔
眼魔の世界の幹部たち。
- イーディス
- 仙人と瓜二つの顔立ちをした眼魔の世界の長官。
- アランの父・アドニスからは「我が友」と呼ばれていたが、クーデターを起こし新たな大帝となったアデルにもそのまま仕えている。
- 何らかの目的のためにマコトにゴーストドライバーとスペクターゴースト眼魂を渡した人物であり、復活したマコトをそそのかし、新たにディープスペクターゴースト眼魂を渡す。
- ジャベル / 眼魔スペリオル / 眼魔ウルティマ
- 大帝であるアドニスからアランの補佐を命じられてやってきた眼魔の男。一人称は「私」。
- 普段は人間に擬態しているが専用の眼魔眼魂を使って眼魔スペリオルに変身し、ゴーストとスペクターを圧倒するほどの強力な力[注 12]を発揮する。その実力は生身の肉体の状態で変身した眼魔スペリオルでイゴールが変身した眼魔スペリオル・ナイフを変身解除に追い込むほど。
- アランの忠実な部下として活動し、彼の意に沿わない言動を取る者やアランの障害となり得る者に対しては容赦がない。だが、アデルからの命令で「眼魂の秘密」をアランに隠している。また強い者と渡り合うことを喜びとする好戦的な一面も持つ。
- 大天空寺の上空にグレートアイが出現した際、独断で4体のグンダリを使役し、そのグンダリがゴーストとスペクターに倒されたことでアランから叱責され、さらに眼魂に関する「隠し事」についても疑いの目を向けられる。その失態を隠蔽するためにゴーストとスペクターを抹殺しようと、アランが眼魔の世界に一時的に戻った隙にゴーストを強襲。後に駆け付けたスペクターも圧倒するが、闘魂ブースト魂となったゴーストに敗れ、眼魂を破壊された。
- 第15話でアランによって復活。カノンを人質として連れ去り、グンダリと融合してゴーストたちを追い詰めるがフーディーニ魂に変身したスペクターに敗れる。
- 第22話では生身の肉体で復活。アデルから授かったウルティマ用の眼魔眼魂で眼魔ウルティマに変身し、アランを抹殺しようとする。しかし、グレイトフル魂となったゴーストとの戦いで祈りの間から現れたモノリスに力を注がれて眼魔ウルティマ・ファイヤーに変貌。人格まで乗っ取られた状態で戦うも敗北し、元のジャベルに戻った。
- 第25話では大帝であるアデルの命令を実行するため、負傷した状態でアランに戦いを挑むが相打ちとなって互いに変身が解けてしまい、満足できる戦いができない生身の肉体である自身とアランの事を「惨め」と言い残して立ち去る。
- 第27話では赤いオーロラの特殊な大気の影響で体力を失い、イゴールからも「廃棄処分」と言われ、満身創痍の状態で大天空寺に辿り着き、御成に出会い襲いかかるが寸前で力尽きてしまう。そこで自分の死を悟るが、慈悲の心を持つ御成によって特効薬の中和剤とおむすびを与えられ、体調が回復する。
- 続く第28話では御成に一宿一飯の恩義を返すため御成たちを襲っていたイゴールが変身した眼魔スペリオル・ナイフを退け立ち去る。
- 眼魔スペリオル
- ジャベルが変身用眼魔眼魂を使い変身した幹部クラスの眼魔。変身用の眼魔眼魂は幹部クラスの力を持つ者のみが持つことを許されており、眼魔の世界ではジャベル以外にも複数存在している。
- 戦闘では初期のゴーストとスペクターを圧倒するほどの戦闘能力を有しており、高速移動や手からエネルギー波を放つことも可能。
- グンダリ ジャベル融合態
- ジャベルが変身した眼魔スペリオルがグンダリと融合した姿。通常のグンダリよりも高い防御力を有しており、ゴースト闘魂ブースト魂を追い込むほどの力を持っていたが、フーディーニ魂に変身したスペクターのオメガドライブを喰らい敗れた。
- 眼魔ウルティマ
- ジャベルが変身用の白い眼魔眼魂を使用して変身した眼魔。
- アデルが変身した眼魔ウルティマの能力に加えて、車やゴーストとスペクターの武器を腐蝕して破壊したり、ネクロムのエネルギーを奪って変身を強制的に解除するといった力を発揮した。
- 眼魔ウルティマ・ファイヤー
- ジャベルが変身した眼魔ウルティマがグレイトフル魂出現と時を同じくして現れたモノリスから放たれたエネルギーによって変貌した姿。この姿になっているときのジャベルに意識がなく、ガンマイザーによって操られていた。
- グレイトフル魂に火球を放つなど攻撃を加えるもののオメガドライブを喰らい敗れた。
- イゴール / 眼魔スペリオル・パーフェクト
- 眼魔の世界の冥術学者(現実における科学者)。武闘派のジャベルとは正反対で、自身を唯一無二の頭脳と豪語する男性。慇懃無礼な丁寧口調が特徴で一人称は「私」。
- 完璧な世界を望んでおり、統合と調和のためには不確定な要素を一切排除するべしと考えるマッドサイエンティスト。人間は不完全と見ており、アカリからは「KMS(完璧なるマッドサイエンティスト)」と呼ばれ敵視されている。また、目的のためなら手段を選ばない卑劣漢にして冷血漢で、画材眼魔が自身の目的に反対した際は容赦なく抹殺しようとしたり、騎士道精神を持つ甲冑眼魔の「騎士の名に恥じぬ」という言葉に対して、不合理だと切り捨て甲冑眼魔の心を支配して、御成やシブヤ、ナリタの魂を盾にしてタケルの持つ眼魂を狙わせた。目的通りにタケルから英雄の眼魂を渡されるが、眼魂と引き換えに御成達の魂を返却する約束を反故にした。さらにはアデルからの連絡を受けたのか、眼魔をけしかけてアランを抹殺しようと企み、生身となった影響で力が衰えたジャベルをも廃棄処分だとして見下す。
- その後、第28話で「裏切り者」の画材眼魔とスランプに陥り逃げ出した音符眼魔を「不良品」として始末しようとするも、御成への恩を返そうとするジャベルに妨害される。それでも懲りもせずにジャベル達を「不良品」呼ばわりした事でアカリの怒りを買い、強烈な平手打ちをお見舞いされた。
- 眼魔眼魂(変身用)を使い眼魔スペリオル・パーフェクトに変身する。
- 眼魔スペリオル・パーフェクト
- イゴールが変身用眼魔眼魂を使い変身した眼魔スペリオル。通常の眼魔スペリオルと違い、変身と同時に銀色のパーカーを装備している。
- 左腕に装着したプロトメガウルオウダーに眼魔眼魂を装填することで、過去に登場した眼魔と同じパーカーと装飾を装備する「眼魔チェンジ」なる力を持つ。
- 戦闘力そのものは高くないが、上述の眼魔チェンジを使用していればパーカーが先に破壊されるため、必殺技を一度受けただけでは倒れないしぶとさを持つ。
- 眼魔スペリオル・ナイフ
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがナイフ眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 両腕に装備した大型の刃による斬撃で人間の肉体から魂を切り離すことができる。背部のタンクから携帯電話の電波を遮断したり不知火・改の弾道を曲げる効力を持つ強力な特殊な磁場を生成する霧を噴射する。
- ゴーストによって変身用の眼魔眼魂を破壊されたが、第28話で新たな変身用の眼魔眼魂を使用して変身している。
- 眼魔スペリオル・マシンガン
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがマシンガン眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 右腕に装備したマシンガンから高速連射する。
- 眼魔スペリオル・青竜刀
- 眼魔スペリオル・パーフェクトが青竜刀眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 魔偃月という薙刀使用した斬撃や刺突攻撃を得意とする。
- 眼魔スペリオル・ブック
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがブック眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 分身能力を有する。
その他の眼魔
- 画材眼魔 / キュビちゃん
- 画材と融合して誕生した眼魔。様々な色や顔が不規則に混ざり合ったような姿をしており、眼魔の中で唯一両目が揃っておらず左目が上側にあるのが特徴。一人称は「我が輩」で「~なんだな」が口癖。他の眼魔とは異なりあまり悪意は無く、戦闘よりも絵を描くことを好む温厚な性格。
- 専用の画板を使って絵を描くことで、モデルとした建造物や物体を様々な色が混じり合った抽象画のように変化させる能力を持つ。描いたものが描かれた紙を破くとモデルとなった物は元に戻る。
- 人を恐怖に陥れるより、眼魔の世界には無かった絵を描くことを楽しみに覚え、ただ純粋に絵を描くことを楽しんでいる。丸い物を描くことを特に美しいと思っており、描く対象に御成の頭も入っている。
- タケルからは上記の性格により「友達になろうよ」と何度も誘われ説得されている。反対にイゴールからは初めは彼が絵を描くことに対して計画を進めるために良く思われていたものの徐々に苛立たせる存在となり、しまいには排除の対象とされてしまう。
- イゴールの攻撃から守ってくれたタケルの姿を見て心を動かされ、ネクロムスペクターの必殺技をタケルの身代わりとなって受け、倒れてしまう。その際タケルからは死んだと思われていたが、本人は気絶していただけであり、目覚めた後はタケルと本当の意味で友達となった。
- その後は大天空寺の居候となり、アカリが「キュビ[19]」と命名し、以後「キュビちゃん」と呼ばれる。現在は、ひたすら大好きな絵を描いており、カノンとも仲の良い関係になる。また、第25話でカノンが倒れた際には、すごく心配していた。
- 第27話ではスランプに陥ることで写実的な絵しか描けなくなり、自身として満足する絵(抽象画)が描けなくなってしまう。
- 第28話では、同じくスランプに陥った音符眼魔と意気投合し、スランプを脱出すべく見分を広げるため音符眼魔とともに諸国を巡る旅に出た[注 13]。
- 音符眼魔
- スカーフと融合して誕生した眼魔。第6話に登場した個体とは別個体。キュビ(画材眼魔)と同様に戦闘を好まず、美しい音楽を作曲したいと考えている。
- 自身の周囲から音を消す能力を持っているが戦闘向きではない。第6話に登場した個体はこの他にも不協和音と共にエネルギー波を放つことができた。
- イゴールからデミアプロジェクトのオープニングを飾る音楽の作曲を命じられるが、「私を讃える完璧な曲でなければならない」とするイゴールの度重なるダメ出しによりスランプに陥りイゴールのもとから逃げ出す。その後キュビとカノンに偶然出会い、自分と同じくスランプに陥ったキュビと意気投合するも、イゴールに「不良品」として消去されかけるが、御成に恩を返しに現れたジャベルによってことなきを得る。その後、キュビとともに諸国を巡る旅に出る。
眼魔に関わった人物
- 西園寺 主税(さいおんじ ちから)[注 14]
- 黒ずくめの服に身を包んだ、陰気な顔つきの中年男。アランの協力者。一人称は「私」で丁寧な口調で喋る。
- 眼魔の紋章が描かれた魔法陣らしき紙にスポイトから液体を垂らすことで眼魔を召喚する。世間では「願いを叶えてくれる謎の人物」として噂が広がっており、英雄への思い(「憧れ」や「尊敬」など)を持つ人物に接触し眼魔を呼び寄せてその能力で願いを叶えさせようとしているが、ゴーストにより何度も阻止されているため、アランから非難[注 15]されることもある。
- 眼魔たちとは違い、思いを抱く人間を死に至らしめることなくパーカーゴーストを生み出し、鞄に仕込んだゴーストドライバーのバックルに似た装置で眼魂に封印することもできる。
- 10年前は、ゴーストハンターとして龍や五十嵐博士と共に眼魔の研究を行っていたが、その過程の実験で二人を裏切る。マコトとカノンが眼魔の世界に閉じ込められる原因を作るも、その原因は龍にあると偽る。『アラン英雄伝』では、ゴーストアイコンを3つ所有した頃にアランと接触している。たこ焼きが好き。
- 第11話で全ての英雄の眼魂を揃えると大天空寺の地下研究室でグレートアイに「全てのものを支配する力が欲しい」と願うが、ゴーストドライバーを持っていなかったことで願いは叶わず、自身が粒子化してモノリスに吸い込まれるという敢え無い最期を遂げた。
- スティーブ・ビルズ
- ネットワーク関連企業「ディープコネクト」社長。
- イゴールの策略によって会社が乗っ取られ、自身も眼魔眼魂を埋め込まれ体を乗っ取られてしまう。
- 体を乗っ取られたあとは、イゴールが計画するデミアプロジェクトを推し進める。
『伝説!ライダーの魂!』の登場キャラクター
- フレイ
- 金色の紋章を通じて現れた謎の少年。ゴーストとスペクターの持つオレやスペクターを除く英雄の眼魂を奪取し、ハートロイミュード超進化態(初出は『ドライブ』)やテラー・ドーパント(初出は『W』)など、平成仮面ライダーシリーズ第2期のボスクラスの怪人を次々と呼び出す。
- あと1つで仮面ライダーの眼魂が揃うという時に現れたシバルバに取り込まれてしまったが、第6章で仮面ライダーの眼魂を揃えたゴーストとスペクターにより救出される。最後は奪取していた眼魂をタケルたちに返却し、フレイヤと一体化した。
- フレイヤ
- タケルたちの前に現れた謎の少女。長髪でフレイと瓜二つの顔をしている。
- フレイを止めるためにやって来たと言い、タケルたちに仮面ライダーの眼魂を集めるように助言をする。実はフレイと示し合わせて仮面ライダーの眼魂を集めようとしていた。
- 更に平成仮面ライダーシリーズ第1期の仮面ライダーの眼魂10個を所持していることが第3章で判明する。
- あと1つで仮面ライダーの眼魂が揃うという時に現れたシバルバに取り込まれてしまったが、第6章で仮面ライダーの眼魂を揃えたゴーストとスペクターにより救出される。最後はフレイと一体化し、フレイが奪取した英雄の眼魂を返却すると同時に、仮面ライダーの眼魂16個を一つにした仮面ライダー45眼魂をタケルに授けた後「本当の危機はこれから訪れる」と言い、金色の紋章を通じて去っていった。
- シバルバ
- 金色の紋章を通じて現れた白い怪人。本編に登場する眼魔ウルティマに酷似しているが、その正体と目的は不明。
- 第5章でフレイとフレイヤを取り込み、眼魔ウルティマ・ファイヤーと同様の姿に変化したが、仮面ライダーの眼魂を揃えたゴーストとスペクターのゴーストチェンジしながらの攻撃でフレイヤ(とフレイ)が分離されて元の姿に戻り、最期はオレ魂とスペクターのオメガドライブを受けて爆散した。
仮面ライダー
ゴーストドライバー及びメガウルオウダー、そして本作品のキーアイテム・ゴースト眼魂を使用して変身する戦士。トランジェント[6]と呼ばれる素体の状態から、ゴースト眼魂で召喚したパーカーゴーストを纏うことで従来のフォームチェンジに相当するゴーストチェンジを行う。この際パーカーゴーストを纏うと額に角(ゴーストとネクロムは1本、スペクターは2本[注 16])が現れる。
- 共通ツール
-
- ゴーストドライバー
- ゴーストやスペクターへの変身に使用される変身ベルト。変身者の意思に応じて腰部に装着される。
- ドライバーの前面にあるカバーを開き、起動状態の眼魂を装填してカバーを閉じると「アーイ!」という音声に続き、「バッチリミナー!」(ゴースト)または「バッチリミロー!」(スペクター)という音声が流れ待機状態に移行。その状態で右側にあるレバーを引いてから押し込むと「カイガン!○○(装填した眼魂の名称)!」の音声が鳴り、対応する眼魂の変身音声が流れて仮面ライダーへと変身する。また英雄と心がシンクロした際に現れたパーカーゴーストを内部に取り込み、生成した眼魂に封印することもできる。変身を解除する際は「オヤスミー」の音声が流れる。
- アップ用プロップは開閉ギミックが再現されており、眼魂を磁石で保持している[6]。
- ゴースト眼魂(アイコン)
- 魂を封印した目玉型のユニット。
- 右側面のボタンを押して起動状態にし、ゴーストドライバーに装填してレバーを引いてから押し込む、またはメガウルオウダーに装填して滴下ユニットのスイッチを押すことで眼魂に封印されたパーカーゴーストを召喚し、それを纏うことでそのパーカーゴーストに対応した形態に変身する。眼魂を所持すると眼魔を視認することができる。ナンバリングが08(ゴエモン眼魂)・09(リョウマ眼魂)・10(ヒミコ眼魂)・14(グリム眼魂)・15(サンゾウ眼魂)の眼魂は西園寺が第8話時点で入手していた。
- 第11話で西園寺がどさくさに紛れて15個揃えるも願いはかなわず、タケルが願い(カノンの復活)を叶えたのち飛散。現在は二度目の「99日」までに15個揃えるためタケル・マコトとアランが戦いを繰り広げている。
- 通常モードでの瞳の色は、ゴーストや西園寺が封印したもの(14・15を除く01〜10・オレゴースト眼魂)は黒、スペクターが所有および封印したもの(11〜13・スペクターゴースト眼魂)は青、西園寺が封印したもののうちネクロムが所有するもの(14・15・ネクロムゴースト眼魂)は緑となっている。
- 撮影用プロップは劇中同様スイッチで絵が切り替わるものと中身を換装するものを併用している[6]。
- レジェンドライダーアイコン
- かつて世界を守るために戦った歴代平成仮面ライダーの魂が宿る特殊な眼魂。
ナンバリング 名称(カッコ内は眼魂上部の表記) カラー 最初の所有者 封印された魂 関係者 英雄の遺品 備考 G オレ
(GHOST)黒 ゴースト
(タケル)天空寺タケル なし B 闘魂ブースト
(TOUCONBOOST)黒/赤 天空寺龍 なし S スペクター
(SPECTER)黒 スペクター
(マコト)不明 なし D ディープスペクター
(DEEP SPECTER)青紫 不明 なし N ネクロム
(NECROM)緑 ネクロム
(アラン)不明 なし 一時期、アランがマコトを操るためスペクター(ネクロムスペクター)に使用していた。 01 ムサシ
(MUSASHI)赤 ゴースト
(タケル)宮本武蔵 天空寺タケル 刀の鍔 02 エジソン
(EDISON)黄 トーマス・エジソン 園田義則 電球 一時期、スペクターやアランが所持していた。 03 ロビン
(ROBIN HOOD)[注 17]緑 ロビン・フッド 白瀬マリ 弓矢 04 ニュートン
(NEWTON)青 岡村敬助 アイザック・ニュートン 不明[注 18] 『ドライブ』48話で入手。 05 ビリー・ザ・キッド
(BILLY THE KID)赤茶 西園寺 ビリー・ザ・キッド ウエスタンショップ店長 帽子 西園寺に封印されるが、御成たちが奪取しゴーストに譲渡された。 06 ベートーベン
(BEETHOVEN)銀 ゴースト
(タケル)ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 君島康介 楽譜 07 ベンケイ
(BENKEI)白 武蔵坊弁慶 五十嵐健次郎 扇子 08 ゴエモン
(GOEMON)黄緑 西園寺 石川五右衛門 不明[注 18] 飛散後、回収した御成がしばらく所持していたがゴーストに譲渡された。 09 リョウマ
(RYOMA)群青 坂本龍馬 不明[注 18] 飛散後、一時的に田村長正に憑依していた。 10 ヒミコ
(HIMIKO)桃 卑弥呼 不明[注 18] 飛散後、一時的に日野美和子に憑依していた。 11 ツタンカーメン
(TUTAN KHAMUN)ターコイズ スペクター
(マコト)ツタンカーメン 不明[注 18] 第23話でマコトが消滅した後はタケルが所有している。 12 ノブナガ
(NOBUNAGA)紫 織田信長 羽柴信良 書状 ゴーストが呼び出したがスペクターに封印される。第23話でマコトが消滅した後はタケルが所有している。 13 フーディーニ
(HOUDINI)紺 ハリー・フーディーニ 不明[注 18] 当初からマコトが所持していたがマコトに反抗して起動しておらず、第15話から使用可能となった。第23話でマコトが消滅した後はタケルが所有している。 14 グリム
(GRIMM)深緑 西園寺 グリム兄弟
(ヤーコプ・グリム、ヴィルヘルム・グリム)不明[注 18] 飛散後、ジャベルによって回収され第12話からアランが所有し、第16話からネクロムが使用。 15 サンゾウ
(SANZO)パールホワイト 玄奘三蔵(三蔵法師) 不明[注 18] 飛散後、ジャベルによって回収され第12話からアランが所有し、第18話からネクロムが使用。 なし ブランク 白 天空寺龍 なし なし タケルの18歳の誕生日に合わせた龍からの指定郵便に入っていた。後にオレゴースト眼魂に変化している。 テレビシリーズ以外の作品に登場 一 一休
(IKKYU)水色 ゴースト
(タケル)一休宗純 天空寺タケル 虎の屏風の写真 てれびくん2016年2月号付録 P ピタゴラス
(PYTHAGORAS)金色 スペクター
(マコト)ピタゴラス 不明[注 18] 幼稚園2016年3月号付録 氣 スペシャルオレ
(KISHIDAN)橙 ゴースト
(タケル)氣志團 なし 主題歌CD限定
ガンバライジングのみ登場K カメハメハ
(KAMEHAMEHA)山吹 カメハメハ1世 なし 東映ヒーローワールド限定
ガンバライジングのみ登場X サンタ
(Santa Claus)赤橙 サンタクロース なし キャラデコクリスマス限定
ガンバライジングのみ登場GG ガリレオ
(GALILEO)臙脂 ガリレオ・ガリレイ なし 「ガンバライジング」店頭プレゼントキャンペーン景品
ガンバライジングのみ登場石ノ森 石ノ森
(ISHINOMORI)エメラルド なし 石ノ森章太郎 なし KAMEN RIDER 45th EXHIBITION SHOP限定
専用フォームなしWS シェイクスピア レモン ゴースト
(タケル)ウィリアム・シェイクスピア なし ユニクロキッズ限定
ガンバライジングのみ登場レジェンドライダー眼魂 R01 クウガ
(KUUGA)不明 仮面ライダークウガ 不明 不明 R02 アギト
(AGITO)仮面ライダーアギト R03 龍騎
(RYUKI)仮面ライダー龍騎 R04 ファイズ
(FAIZ)仮面ライダーファイズ R05 ブレイド
(BLADE)仮面ライダーブレイド R06 響鬼
(HIBIKI)仮面ライダー響鬼 R07 カブト
(KABUTO)仮面ライダーカブト R08 電王
(DEN-O)仮面ライダー電王 R09 キバ
(KIVA)仮面ライダーキバ R10 ディケイド
(DECADE)仮面ライダーディケイド R11 ダブル
(DOUBLE)緑/黒 スペクター
(マコト)仮面ライダーW ジョーカーメモリ R12 オーズ
(OOO)赤/黒 仮面ライダーオーズ タカ・コアメダル(3枚) R13 フォーゼ
(FOURZE)黒/白 仮面ライダーフォーゼ ロケットスイッチ R14 ウィザード
(WIZARD)銀/黒 ゴースト
(タケル)仮面ライダーウィザード フレイムウィザードリング R15 鎧武
(GAIM)銀/群青 仮面ライダー鎧武 オレンジロックシード R16 ドライブ
(DRIVE)赤/黒 仮面ライダードライブ シフトスピード 45/Sh 仮面ライダー45 銀/赤 16人の歴代平成ライダー
仮面ライダー1号(本郷猛)なし 16個のレジェンドライダーゴースト眼魂が融合した眼魂
仮面ライダーゴースト
天空寺タケルが変身する仮面ライダー(タケルのアバンナレーション以外に本編内で、アカリが「仮面ライダーゴースト」と呼称している)。ユルセン曰く「死んでるからもう死なない」が、ダメージを負うと「死ぬほど痛い」模様。名前の通り「ゴースト」ゆえに常人には見えず、物体をすり抜けることができる。
撮影用スーツは各形態で共通のボディを用いており、パーカー・マスクの前面・ベルトの眼魂を換装してフォームチェンジを再現している[6]。デザインはシンプルさが追求されているが、一方で有機ELワイヤーによる発光ギミックが仕込まれており、従来よりも大柄なスーツとなっている[20]。そのため、ボディは胸部のみ硬質なポリパーツを用いているが、その他の装甲部分はウレタン注型により造形され、パーカー着用時には肩や背中のパーツを外すなどして軽量化を図っている[6]。オレ魂をはじめとしてパーカーはラバーコーティングされた生地を用いているものが多い[6]。また、幽霊の浮遊感を表現するためにワイヤーアクションを使用する[21]ことから、各スーツの背面には操演用ワイヤーを固定するためのスリットが設けられている[6]。マスクは光の加減でスーツアクターの顔が映り込む可能性があるため、スーツアクターの高岩成二は撮影途中から花粉用の黒いマスクを着用して映り込みを防いでいる[22]。
変身ポーズは陰陽師の指さばきが参考にされており[21]、アクションには詠春拳の要素が取り入れられている[21]。
- フォーム
-
- オレ魂
- オレゴースト眼魂を装填して変身するオレゴーストを纏った基本形態。オレゴーストの色は黒とオレンジ。マスクや眼魂の図柄は複眼[23]。
- 変身音声は「レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!」。
- 主にガンガンセイバー(ブレードモード)を用いるほか、幽霊のように浮遊して敵を翻弄する戦法を得意とする。
- ムサシ魂
- ムサシゴースト眼魂を装填して変身するムサシゴーストを纏った派生形態。ムサシゴーストの色は赤と黒。マスクや眼魂の図柄は二刀流を表現する交差した2本の刀[6]。
- 変身音声は「決闘!ズバッと!超剣豪!」。
- ガンガンセイバー(二刀流モード)を用いた二刀流戦法を得意とし、両肩から垂れ下がる二本の刀によって死角からの攻撃にも対応できる[24]。ただし、二刀流という特性ゆえに電撃を受けやすいという弱点もある。
- エジソン魂
- エジソンゴースト眼魂を装填して変身するエジソンゴーストを纏った派生形態。エジソンゴーストの色は黄と銀。マスクや眼魂の図柄は電球[6]。
- 変身音声は「エレキ!ヒラメキ!発明王!」。
- ガンガンセイバー(ガンモード)を用いた射撃戦を得意とし、敵の攻撃や落雷による電気エネルギーを吸収する能力を持つ。また、頭部に電気刺激を受けることで思考力が活性化し、さまざまな閃きを生み出せる[25]。
- ロビン魂
- ロビンゴースト眼魂を装填して変身するロビンゴーストを纏った派生形態。ロビンゴーストの色は緑[注 19]と黄。マスクや眼魂の図柄は弓矢[6]。
- 変身音声は「ハロー!アロー!森で会おう!」。
- ガンガンセイバー(アローモード)を用いた射撃戦を得意とする。分身して多方面から攻撃したり[26]、ステルス状態となって気づかれずに行動することも可能[27]。
- 撮影用スーツのパーカーは薄手のビニル生地を用いている[6]。
- ニュートン魂
- ニュートンゴースト眼魂を装填して変身するニュートンゴーストを纏った派生形態。ニュートンゴーストの色は青と銀。マスクや眼魂の図柄はリンゴと万有引力を現した矢印[6]。
- 変身音声は「リンゴが落下!引き寄せまっか!」。
- 両手に球体状のグローブを装備しており、右手で斥力、左手で引力を操ることができる。形態特有の装備で両手が塞がっているためにガンガンセイバーは使用できず、さらに戦闘中はドライバーを操作せずとも自動的にオメガドライブが発動する。
- パーカーの形状はダウンジャケット風[6]。両手は天球儀をモチーフとしている[6]。
- ベートーベン魂
- ベートーベンゴースト眼魂を装填して変身するベートーベンゴーストを纏った派生形態。ベートーベンゴーストの色は白と黒と銀。マスクや眼魂の図柄は音符と五線譜。
- 変身音声は「曲名!運命!ジャジャジャジャーン!」[注 20]。
- 鍵盤のようになった胸部を弾いたり、指揮者のように指を振ることで特殊な振動波を発生させ、それを音楽に乗せて放つことができる。
- ビリー・ザ・キッド魂
- ビリー・ザ・キッド眼魂を装填して変身するビリー・ザ・キッドゴーストを纏った派生形態。ビリー・ザ・キッドゴーストの色は茶と白と黒。マスクや眼魂の図柄は正面から見たリボルバー銃。
- 変身音声は「百発!百中!ズキューン!バキューン!」。
- ガンガンセイバー(ガンモード)とバットクロックの2丁拳銃や、ガンガンセイバー(ライフルモード)を用いた射撃戦を得意とする。
- パーカーの形状はレザー風。
- ベンケイ魂
- ベンケイゴースト眼魂を装填して変身するベンケイゴーストを纏った派生形態。ベンケイゴーストの色は白。マスクや眼魂の図柄は弁慶の七つ道具。
- 変身音声は「アニキ!ムキムキ!仁王立ち!」。
- ガンガンセイバー(ハンマーモード)を用いた力押しの戦法を得意とする。
- 闘魂ブースト魂
- 闘魂ブーストゴースト眼魂を装填して変身する闘魂ブーストゴーストを纏った強化形態。闘魂ブーストゴーストの色は黒と赤。マスクや眼魂の図柄は炎。変身時、闘魂ブーストゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際は「一発闘魂!」の音声が流れ、レバー操作時の音声は「闘魂カイガン!ブースト!」となる。
- 変身音声は「俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!」
- 強化変身に伴いトランジェントや角が炎を基調とした外見に変化し、炎エネルギーを纏っての強力な攻撃を繰り出す。
- 中間形態であるが、スーツはアップ用とアクション用の2種類が用意された[28]。
- 闘魂ベンケイ魂
- 闘魂ブースト魂の状態でベンケイゴーストを纏ったベンケイ魂の強化形態。トランジェントが闘魂ブースト魂と同じものに変化し、パワーを中心として各スペックが強化される。
- 通常のベンケイ魂と同じく、ガンガンセイバー(ハンマーモード)を用いた力押しの戦法を得意とする。
- 闘魂ムサシ魂
- 闘魂ブースト魂の状態でムサシゴーストを纏ったムサシ魂の強化形態。トランジェントが闘魂ブースト魂と同じものに変化し、各スペックが強化される。
- 通常のムサシ魂とは異なり、サングラスラッシャー(ソードモード)とガンガンセイバー(ブレードモード)による二刀流で戦う。
- 闘魂ロビン魂
- 映画『仮面ライダー1号』に登場。闘魂ブースト魂の状態でロビンゴーストを纏ったロビン魂の強化形態。トランジェントが闘魂ブースト魂と同じものに変化し、各スペックが強化される。
- 通常のロビン魂と同じく、ガンガンセイバー(アローモード)を用いた射撃戦を得意とする。
- 闘魂フーディーニ魂
- 闘魂ブースト魂の状態でフーディーニゴーストを纏った形態。トランジェントは闘魂ブースト魂と同じものだが、頭部の角はスペクターと同じ二本となっている。
- 闘魂ベートーベン魂
- 闘魂ブースト魂の状態でベートーベンゴーストを纏った形態。
- 闘魂ビリー・ザ・キッド魂
- 闘魂ブースト魂の状態でビリー・ザ・キッドゴーストを纏った形態。
- ゴエモン魂
- ゴエモンゴースト眼魂を装填して変身するゴエモンゴーストを纏った派生形態。ゴエモンゴーストの色は黄緑と黒。マスクや眼魂の図柄は歌舞伎の隈取[28]。頭部は大百鬘、襷は仁王襷を模している[28][注 21]。
- 変身音声は「歌舞伎!ウキウキ!乱れ咲き!」。
- サングラスラッシャー(ソードモード)を逆手で持ち、軽い身のこなしで敵を斬りつける戦法を得意とする[注 22]。攻撃時や敵の攻撃をかわした際には見得を切る。
- トランジェントと角は闘魂ブースト魂と同じものに変化している。
- リョウマ魂
- リョウマゴースト眼魂を装填して変身するリョウマゴーストを纏った派生形態。リョウマゴーストの色は青と白と黒。マスクや眼魂の図柄は東洋龍の頭部。パーカーは海援隊の前身である亀山社中の袴、両肩は黒船をモチーフとしている[28]。パーカーの紋章は坂本家の家紋とゴーストの紋章を組み合わせたもの[28]。
- 変身音声は「目覚めよ!日本!夜明けゼヨ!」。
- サングラスラッシャーのソードモードとブラスターモードを使い分けて戦う。サングラスラッシャー(ソードモード)は順手持ちである。
- トランジェントと角は闘魂ブースト魂と同じものに変化している。
- 撮影用スーツのパーカーは、折り目やシルエットの型崩れを防ぐためにエクセーヌを用いている[28]。坂本龍馬の特徴である「右手を衿に入れる」というポーズを再現するため、採寸し直された[28]。
- ヒミコ魂
- ヒミコゴースト眼魂を装填して変身するヒミコゴーストを纏った派生形態。ヒミコゴーストの色は桃と金。マスクや眼魂の図柄は勾玉[22]。フードの両脇は角髪をモチーフとしている[22]。
- 変身音声は「未来を予告!邪馬台国!」。
- 敵の挙動などから攻撃を予知できるほか、浄化の炎によって操られた人々を元に戻すことも可能。サングラスラッシャー(ソードモード)は順手持ちである。
- トランジェントと角は闘魂ブースト魂と同じものに変化している。
- 撮影用スーツのパーカーは、表地はビニールレザー、裏地はサテン状の素材で造られている[22]。
- グレイトフル魂
- アイコンドライバーGを装着して変身する超強化形態。全形態で唯一、パーカーではなく鎧を纏っている。
- 全身の色は黒と金。マスクの図柄は複眼。変身時、ドライバーから召喚されたパーカーゴーストが全身の装甲に宿り[注 23]、マスクの図柄が表示される。また、頭部の装飾はパーカーゴーストのフード部分に付いた装飾が融合したような形状をしている。
- 変身音声は「ケンゴウ ハッケン キョショウニ オウサマ サムライ ボウズニ スナイパー!大変化!」。
- 全てのパーカーゴーストと融合したことで、ゴーストチェンジせずとも英雄が持つ能力を自由に引き出せるようになっており、更にパーカーゴーストを召喚しての連携戦を可能としている。
- アップ用スーツではFRP製のプロテクターが干渉するため、アクションを行うことは難しくなっている[22]。
- テレビシリーズ以外での派生形態
-
- 一休魂
- 『てれびくん超バトルDVD』に登場。一休ゴースト眼魂を装填して変身する一休ゴーストを纏った派生形態。マスクと眼魂の図柄は「?」マーク。
- 変身音声は「迫るピンチ!冴えるトンチ!」。
- ※ 以下はすべて『伝説!ライダーの魂!』に登場する派生形態。タケルがレジェンドライダー眼魂を使って変身する。
- ドライブ魂
- 第1章に登場。ドライブゴースト眼魂を装填し、ドライブゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダードライブのタイプスピードをイメージした姿になり、マスクはドライブの顔に変化する。変身が完了すると、ドライブの決め台詞「ひとっ走り付き合えよ!」を発する[注 24]。
- 変身音声は「警官!正義感!タイヤコウカン!」[30]。
- ドライブのようにスピーディな戦い方を得意としており、ゴーストの浮遊能力と掛け合わせることができる。武装はハンドル剣とドア銃。
- 鎧武魂
- 第3章に登場。鎧武ゴースト眼魂を装填し、鎧武ゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダー鎧武のオレンジアームズをイメージした姿になり、マスクは鎧武の顔に変化し、ゴーストの一本角と共に鎧武のフロントブレードが追加される。変身が完了すると、鎧武の決め台詞「ここからは俺のステージだ!」を発する。
- 変身音声は「オレンジ!バナナ!そんな馬鹿な!」[30]。
- 専用武器として大橙丸や無双セイバーを装備し、鎧武のように果敢に斬りかかる格闘戦を得意とする。
- 映画『仮面ライダー1号』では、武器を地面に叩きつけることで敵をオレンジ型のエネルギーで包み込んで拘束した。
- ウィザード魂
- 第6章に登場。ウィザードゴースト眼魂を装填し、ウィザードゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダーウィザードのフレイムスタイルをイメージした姿になり、マスクはウィザードの顔に変化し、ゴーストの一本角と共にウィザードの触角が追加される。変身が完了するとウィザードの決め台詞である「さあ、ショータイムだ!」を発する。
- 変身音声は「指輪の魔法!最後の希望!」[30]。
- ウィザードのように魔法を用いた戦い方を得意としており、炎を纏った蹴り技の他に専用武器としてウィザーソードガンを装備する場合もある。
- 映画『仮面ライダー1号』では、「バインド」(光の鎖で相手を拘束する)や「ビッグ」(自分の手を巨大化する)を駆使した。
- 平成魂
- 最終章に登場。45と表記された面を表示させた仮面ライダー45ゴースト眼魂を装填し、変身した姿。仮面ライダー45ゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際は「平成ライダー!」の音声が流れる。
- 変身音声は「新たな個性!コレが平成!」[30]。
- クウガからゴーストまでの平成ライダー16人分の力を引き出して戦う。外見はグレイトフル魂に似ているが、全身は赤が基調で全身に平成ライダー16人の紋章が描かれている。頭部には角に加えて「平」を象ったフロントブレードが装着される。
- 1号魂
- 最終章に登場。Shと表記された面を表示させた仮面ライダー45ゴースト眼魂を装填し、1号ゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダー45ゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際は「仮面ライダー!」の音声が流れる。
- 変身音声は「相棒はバイク!必殺はキック!」[30]。
- トランジェントがフードとマフラーのみを身に着けた特異的な形態。マスクは1号の顔に変化し、ゴーストの一本角と共に1号の触角が追加される。1号の技を駆使する。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)走力
(100m)初登場 オレ魂 204cm 96kg 5.5t 10t 42m 5.8秒 劇場版ドライブ 第1話
ムサシ魂 209cm 98kg 5.9t 10.8t 41m 5.7秒 第1話 エジソン魂 207cm 100kg 5t 9.7t 40m 6.6秒 第2話 ロビン魂 207.5cm 97kg 5.7t 10.5t 44m 4.6秒 第3話 ニュートン魂 204cm 110kg 6.3t 11t 37m 7.1秒 劇場版ドライブ 第4話
ベートーベン魂 98.5kg 4.9t 9.9t 41m 6.8秒 第6話 ビリー・ザ・キッド魂 97.5kg 5.8t 10.4t 45m 4.7秒 第7話 ベンケイ魂 120kg 9.99t 11.1t 39m 6.4秒 第9話 闘魂ブースト魂 111kg 8.8t 13t 43m 5.4秒 第12話 ゴエモン魂 114kg 11.9t 15.1t 43.5m 4秒 第13話 リョウマ魂 107kg 9t 13.4t 44m 5.2秒 第14話 ヒミコ魂 206cm 104.5kg 7.6t 13.5t 46m 5.9秒 第17話 闘魂ベンケイ魂 204cm 130kg 16t 14.4t 39.9m 6秒 第19話 闘魂ムサシ魂 209cm 108kg 9.4t 14t 42m 5.7秒 第20話 グレイトフル魂 211cm 124kg 21.2t 24.7t 42.2m 5.1秒 第23話 闘魂フーディーニ魂 205cm 322kg 10.8t 14.4t 43.1m 5.4秒 第26話 闘魂ベートーベン魂 204cm 108.5kg 7.8t 12.9t 42m 6.3秒 第28話 闘魂ビリー・ザ・キッド魂 107.5kg 9.3t 13.5t 46.1m 4.4秒 第28話
- ツール
-
- ガンガンセイバー
- ゴーストの基本武器でパーツの組み換えでブレード・二刀流・ガン・ナギナタの4形態へ変形するほか、支援ユニットと合体することで様々な派生形態に変化する。使用する際にはドライバーから出現する。変身前でも召喚や使用が可能。鍔に描かれた目玉の模様をゴーストドライバーにスキャン(アイコンタクト)させることで「ガンガンミナー!ガンガンミナー!」という音声が流れ、トリガーを押すことで必殺技を発動する。
- アップ用プロップはブレードモードから二刀流モードやナギナタモードへの変形が可能だが、ガンモードやアローモードは別造形である[6]。
- ブレードモード
- 両刃の剣形態。ガンガンセイバーの基本形態でもある。
- 二刀流モード
- ブレードモードから小太刀を分離させた双剣形態。
- ガンモード
- ブレードモードの小太刀部分を反転させ柄を折り曲げた銃形態。
- ナギナタモード
- ブレードモードから小太刀を分離させ、そのまま柄に合体させた薙刀形態。
- アローモード
- ブレードモードの柄を折り曲げ、刀身先端にコンドルデンワーを合体させた弓形態。
- ライフルモード
- ガンモードの先端に、バットクロックを合体させた猟銃形態。
- ハンマーモード
- ナギナタモードの先端に、クモランタンを合体させた鎚形態。
- サングラスラッシャー
- 闘魂ブースト魂の専用武器で、ソード・ブラスターの2形態へ変形する。サングラス部分を開け、オレゴースト眼魂と闘魂ブーストゴースト眼魂をセットすることで「メガマブシー!メガマブシー!」という音声が流れ、サングラス部分を閉じると「闘魂ダイカイガン!」の音声が鳴る」[注 25]。その後、トリガーを押すことで必殺技を発動する。
- アイコンドライバーG
- グレイトフル魂への変身に使用されるゴースト眼魂型の変身ベルト。眼魔の世界でイーディスがアドニスのために製作し用意していたものだがタケルに持ち出され、英雄のゴースト眼魂15個が内部に宿ることで覚醒した。
- 左側面のトリガーを押して上部の窓に表示されるマークをグレイトフルの図柄に切り替え、右側面のボタンを押すと「ガッチリミーナ!コッチニキナー!」の音声が流れ、待機状態に移行。その状態で再びボタンを押すことにより、「ゼンカイガン!ケンゴウ ハッケン キョショウニ オウサマ サムライ ボウズニ スナイパー!大変化!」の音声と共に変身が完了する。変身後、グレイトフルの図柄が表示された状態で再びボタンを押すとオメガドライブを発動する。
- 窓のマークを英雄の図柄に切り替えてボタンを押すことで図柄に応じた英雄のパーカーゴーストを召喚でき、再びボタンを押すと召喚されたパーカーゴーストに応じてオメガフォーメーションを発動する。
- 変身を解除する際は「カイサン!」の音声が流れ、ドライバーからゴースト眼魂が排出される。
- 必殺技(括弧内は使用フォーム)
-
- オメガドライブ(全形態共通)
- ドライバーのレバーを1回引いてから押し込み、「ダイカイガン(闘魂ブースト魂は闘魂ダイカイガン)!○○(フォーム名)!オメガドライブ!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- オレ・エジソン・ブースト
- 背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを右脚に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。
- 強化オメガドライブ(オレ魂)
- パーカーゴーストとなって現れたムサシ、エジソン、ロビン、ニュートン、ベートーベン、ビリー・ザ・キッド、ベンケイの力を次々に取り込み、それぞれの紋章のエネルギーを右脚に纏い、最後にオレ魂へとチェンジして強力な跳び蹴りを放つ。
- ムサシ・闘魂ムサシ
- 作中ではオメガスラッシュと組み合わせ、赤いオーラを全身に纏って威力を高めた。さらに斬撃のヒット後、2つの刀を模したエネルギーが発生して眼魔アサルトと分離したパーカーを同時に切り刻んでいる。
- 闘魂ムサシ魂では単独発動し、背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを刀身に纏わせたが、攻撃直前でイゴールが撤退したために不発。
- ロビン
- 作中ではオメガストライクと組み合わせ、分身を生成して一斉に光矢を放った。
- ニュートン
- 落下する巨大な地盤を押し留めるほどの強烈な斥力を発生させる。
- ベンケイ
- 作中ではオメガボンバーと組み合わせ、巨大な棍棒のようなエネルギーを纏ったガンガンセイバーを頭上から叩き付ける技を使用した。
- ブースト
- サングラスラッシャーで発動する技を強化する。またはゴースト眼魂をセットせず、炎を纏ったサングラスラッシャーで敵を切り裂く。
- ヒミコ
- 胸部から放つ特殊なフィールドで敵を包み込み、浄化の炎を纏ったサングラスラッシャーで連続斬りを放つ。
- グレイトフル
- 変身後にボタンを押すことで「ゼンダイカイガン!グレイトフル!オメガドライブ!」の音声と共に発動。グレートアイを模した紋章が出現し、15人全てのパーカーゴーストが融合・変化した金色のエネルギー球をゴーストが跳び蹴りで叩き込む。
- パーカーゴーストを召喚しない場合は右脚に金色のエネルギーを纏い、直接跳び蹴りを放つ。
- ガンガンセイバーとサングラスラッシャー使用時は背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを両方の刀身に纏わせ、敵を連続で切り裂く。
- ドライブ
- ドライブ タイプスピードの必殺技「スピードロップ」を繰り出す。
- 鎧武
- 鎧武 オレンジアームズの必殺技「無頼キック」を繰り出す。
- ウィザード
- ウィザード フレイムスタイルの必殺技「ストライクウィザード」を繰り出す。
- オオメダマ(オレ魂)
- ドライバーのレバーを4回連続で作動させ、「ダイカイガン!オレ!オオメダマ!」の音声と共に発動する。ゴースト眼魂に似た大型のエネルギーを生成し、それを敵に蹴り飛ばす。
- オメガブレイク(オレ魂、リョウマ魂)
- ガンガンセイバー(ブレードモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガブレイク!」の音声と共に発動する。ガンガンセイバーから赤い斬撃を放ち、敵を切り裂く。
- 作中ではリョウマ魂でメガオメガフラッシュと同時使用し、ネクロムの攻撃を相殺した。
- オメガストリーム(オレ魂、ムサシ魂)
- ガンガンセイバー(ナギナタモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガストリーム!」の音声と共に発動する。背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを刀身に纏わせ、敵を連続で切り裂く。
- オメガスラッシュ(ムサシ魂)
- ガンガンセイバー(二刀流モード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガスラッシュ!」の音声と共に発動する。背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを両方の刀身に纏わせ、敵を連続で切り裂く。
- オメガシュート(エジソン魂)
- ガンガンセイバー(ガンモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガシュート!」の音声と共に発動する。銃口に浮かび上がった紋章のエネルギーと吸収した電気エネルギーを収束し、強烈な弾丸として放つ。
- オメガストライク(ロビン魂)
- ガンガンセイバー(アローモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガストライク!」の音声と共に発動する。威力を強化した光矢を放ち、敵を射抜く。
- オメガインパクト(ビリー・ザ・キッド魂)
- ガンガンセイバー(ライフルモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガインパクト!」の音声と共に発動する。紋章で敵に狙いをつけ、威力を強化した弾丸を放つ。
- オメガボンバー(ベンケイ魂、闘魂ベンケイ魂)
- ガンガンセイバー(ハンマーモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガボンバー!」の音声と共に発動する。ガンガンセイバーを地面に叩き付けて紋章を発生させ、そこから弁慶の七つ道具を模したエネルギー弾を飛ばして攻撃する。
- 闘魂ベンケイ魂では、発射される各エネルギー弾に炎が付加される。
- オメガシャイン(闘魂ブースト魂)
- サングラスラッシャー(ソードモード)のサングラス部分に2つのゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「オメガシャイン!」の音声と共に発動する。
- オレ+ロビン
- オメガストライクのように強烈な炎エネルギーの弾丸を放ち、敵を射抜く。
- ニュートン+ヒミコ
- 刀身に纏った浄化の炎をニュートンの重力操作能力で強化し、周囲の霧や磁場を払う。また、オメガドライブと組み合わせることで強力な斬撃を飛ばす。
- メガオメガシャイン(ゴエモン魂)
- サングラスラッシャー(ソードモード)のサングラス部分にオレゴースト眼魂と闘魂ブーストゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「メガオメガシャイン!」の音声と共に発動する。空高く跳躍し、すれ違いざまに敵を斬りつける。
- メガオメガフラッシュ(リョウマ魂)
- サングラスラッシャー(ブラスターモード)のサングラス部分にオレゴースト眼魂と闘魂ブーストゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「メガオメガフラッシュ!」の音声と共に発動する。銃口に紋章を浮かび上がらせ、強烈な炎エネルギーの弾丸を放つ。
- オメガフォーメーション(グレイトフル魂)
- パーカーゴーストの召喚後、ドライバーのボタンを押すことで「レッツゴー!○○(召喚した各パーカーゴーストに対応した音声[注 26])!オメガフォーメーション!」の音声と共に発動。
- ロビン
- 召喚されたロビンゴーストと共にガンガンセイバー(アローモード)からエネルギー矢を放つ。
- ゴエモン
- 召喚されたゴエモンゴーストと共にサングラスラッシャー(ソードモード)から斬撃を飛ばす。
- ゴーストガジェット
- 日用品を模した「アイテムモード」と動物を模した「アニマルモード」に変形するアイテム。どれも小型で携帯性が高い。
- また、ガンガンセイバーと合体することで、派生形態の専用武器に変形させることができる。
- コンドルデンワー
- 大天空寺の地下にある研究室に置かれている電話型のアイテム。普段はタケルが御成や仙人などと通話する電話として使用され、コブラケータイとであれば時空を越えた通話も可能。
- アニマルモードではコンドルに変形し、直前に着信した電話の逆探知と同時に発信地へのナビゲートを行う。ガンガンセイバーと合体することでアローモードに変形させる。
- バットクロック
- 大天空寺の地下にある研究室に置かれている時計型のアイテム。時計の針を巻き戻すことにより、その戻した時刻の時点で記録された映像を見ることができる。
- アニマルモードではコウモリに変形し、眼魔たちの嫌がる超音波を放つ。また、ガンモードにも変形し、ガンガンセイバーと合体することでライフルモードに変形させる。
- クモランタン
- 大天空寺の地下にある研究室に置かれているランタン型のアイテム。ランタンから発生する青白い光は、不知火と同等の効果を持つ。
- アニマルモードではクモに変形し、ネットを張ることで眼魔の動きを封じる。ガンガンセイバーと合体することでハンマーモードに変形させる。
- マシン
-
- マシンゴーストライカー
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- 全長:2.200m
- 乾燥重量:150kg
- 馬力:140ps(130kw)
- 最高時速:270km/h
- ゴーストの専用バイク。タケルのホンダCRF250Lがゴーストへの変身と同時に変化する。
- 主人公のバイクが変身後にも変化するのは『仮面ライダーアギト』のマシントルネイダー以来である[31]。
- 支援ユニット
仮面ライダースペクター
深海マコトが変身する仮面ライダー。第4話から登場。トランジェントの形状はゴーストと似ているが、体中のラインが青く頭部のブレードおよび胸部の紋章の角が2本になっているなどの相違点がある。
ゴーストを上回る戦闘力を持ち、同じゴースト眼魂を使っても基本スペックを上回る。
- フォーム
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- 通常形態
- スペクターゴースト眼魂を装填して変身するスペクターゴーストを纏った基本形態。スペクターゴーストの色は青と黒。マスクや眼魂の図柄は鬼の形相。この形態では特に「○○魂」とは付かない[注 28]。
- 変身音声は「レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!」。
- 専用武器であるガンガンハンドを用いて容赦なく敵を攻撃する戦法を得意とする。
- ノブナガ魂
- ノブナガゴースト眼魂を装填して変身するノブナガゴーストを纏った派生形態。ノブナガゴーストの色は紫と金。マスクや眼魂の図柄は交差した2本の火縄銃[28]。髷も火縄銃を模っている[28]。
- 変身音声は「我の生き様!桶狭間!」。
- 銃モードに変形させたガンガンハンドを用いた射撃戦を得意とする。
- ツタンカーメン魂
- ツタンカーメンゴースト眼魂を装填して変身するツタンカーメンゴーストを纏った派生形態。ツタンカーメンゴーストの色は水色と金色。マスクや眼魂の図柄は2本の鎌の刃[28]。パーカーの形状はネメスを模している。[28]。
- 変身音声は「ピラミッドは三角!王家の資格!」。
- 鎌モードに変形させたガンガンハンドを用いて接近戦を仕掛ける。
- エジソン魂
- エジソンゴースト眼魂を装填して変身するエジソンゴーストを纏った派生形態。
- 変身音声はゴーストと同じく「エレキ!ヒラメキ!発明王!」。
- ロッドモード時のガンガンハンドを用いて接近戦を仕掛けるほか、銃モードに変形させて敵を拘束した後トリガーを押して感電させることも可能。
- フーディーニ魂
- フーディーニゴースト眼魂を装填してマシンフーディーが変形するフーディーニゴーストを纏った強化形態。マスクや眼魂の図柄は鎖と錠前。頭部の角はマシンフーディーのものと同一。
- 変身音声は「マジイイジャン!すげぇマジシャン!」。
- 背面に装着された飛行ユニット形態のマシンフーディーによって飛行能力を有している。また、脱出マジックを活かした回避が可能。
- ネクロムスペクター[注 29]
- ネクロムゴースト眼魂を装填して変身させられ、ネクロムゴーストを纏った特殊形態。ネクロムゴースト眼魂を装填した際、待機音声が「バッチリミイヤー!」に変化する。
- 変身音声は「ヒウィゴー!覚悟!乗っ取りゴースト!」。
- 変身中はネクロムゴースト眼魂に支配され、アランの意のままに従う操り人形となる。しかしマコトの意識も抵抗しているらしくカノンの前だと攻撃を躊躇する一面が見られる。
- ディープスペクター
- ディープスペクターゴースト眼魂を装填してディープスペクターゴーストを纏った超強化形態。スペクターゴーストの色は青紫と銀。マスクの図柄は通常形態のものと酷似している。
- 変身時、ディープスペクターゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際は「ダイブ・トゥ・ディープ!」の音声が流れ、待機音声が「ギロットミロー!」、レバー操作時の音声は「ゲンカイガン!ディープスペクター!」となる。
- 変身音声は「ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ・ゴースト!」。
- トランジェントは銀を基調したものに変化し、パーカーを含めて全身が鋭い刃を纏ったような外見となる。また頭部の角も大型化している。
- 深淵の力により、ガンマイザーと互角以上の戦闘力を引き出せる。
- 撮影用スーツはほぼ新規造形でアップ用とアクション用が用意された[22]。足裏パーツは通常形態と共用である[22]。角の形状は実際の造形ではデザイン画よりも大きいものとなっている[22]。
- テレビシリーズ以外での派生形態
- ※ 以下はすべて『伝説!ライダーの魂!』に登場する派生形態。マコトがレジェンドライダー眼魂を使って変身する。
- ダブル魂
- 第2章に登場。ダブルゴースト眼魂を装填し、ダブルゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダーWのサイクロンジョーカーをイメージした姿になり、マスクはWの顔に変化し、スペクターの二本角と共にWの触角も追加される。変身が完了するとWの決め台詞である「さぁ、お前の罪を数えろ!」を発する。
- 変身音声は「二人で一人!ガイアメモリ!」[30]。
- スタイルはWのようにスピーディーな格闘戦。
- 「仮面ライダー1号」ではメタルシャフトを使用している。
- フォーゼ魂
- 第4章に登場。フォーゼゴースト眼魂を装填し、フォーゼゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダーフォーゼのベースステイツをイメージした姿になり、マスクはフォーゼの顔に変化し、スペクターの二本角と共にフォーゼの触角も追加される。変身が完了するとフォーゼの決め台詞である「宇宙キター!」を発する。
- 変身音声は「スイッチ押した!宇宙キター!」[30]。
- フォーゼのような喧嘩殺法の格闘戦を得意とし、ロケットモジュールを装備することで飛行も可能。
- 「仮面ライダー1号」では大気圏外にまで飛び出した。
- オーズ魂
- 第5章に登場。オーズゴースト眼魂を装填し、オーズゴーストを纏い変身した姿。仮面ライダーオーズのタトバコンボをイメージした姿になり、マスクはオーズの顔に変化する。変身が完了しても特に決め台詞は発しないが、必殺技を発動する際に「セイヤーッ!」の掛け声を発する。
- 変身音声は「メダル奪った!タカ・トラ・バッタ!」[30]。
- オーズのように動物的な格闘戦を得意をしている。専用武器としてメダジャリバーを装備する場合もある。
- 「仮面ライダー1号」ではトラクローを使用している。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)走力
(100m)初登場 通常形態 202.5cm 96.5kg 6t 10.5t 43m 5.6秒 第4話 ノブナガ魂 214cm 99.5kg 6.1t 10.8t 42.5m 5.8秒 第5話 ツタンカーメン魂 202.5cm 97.5kg 5.9t 10.6t 43.5m 4.4秒 エジソン魂 207cm 100.5kg 5.7t 10.3t 42m 6秒 第6話 フーディーニ魂 205cm 312.5kg 8.7t 12.8t 43.2m 5.5秒 第15話 仮面ライダーネクロムスペクター 204cm 98.5kg 8.7t 12.9t 44m 5秒 第18話 仮面ライダーディープスペクター 208.5cm 129kg 23.5t 26.5t 41.9m 5.2秒 第28話
- ツール
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- ガンガンハンド
- スペクターの基本武器で右腕を模している。ポンプアップしたり支援ユニットと合体することで様々な形態に変化する。使用する際には、ドライバーから出現する。変身前でも召喚や使用が可能。
- トリガーの付近に描かれた目玉の模様をゴーストドライバーにスキャン(アイコンタクト)させることで「ガンガンミロー!ガンガンミロー!」という音声が流れ、トリガーを押すことで必殺技を発動する。
- ロッドモード
- ガンガンハンドの基本形態でもある棍棒形態。砲身は自在に伸縮できる。
- 銃モード
- ロッドモードをポンプアップし銃口を露出させた火縄銃形態。
- 鎌モード
- ロッドモードにコブラケータイを取り付けポンプアップし握らせた鎌形態。
- ディープスラッシャー
- ディープスペクター専用武器。ソード・ブラスターの2形態に変形する。色と一部の形状を除きサングラスラッシャーと同型である[22]。
- 必殺技(括弧内は使用フォーム)
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- オメガドライブ(全形態共通)
- ドライバーのレバーを1回引いてから押し込み、「ダイカイガン!○○(フォーム名)!オメガドライブ!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- スペクター・ノブナガ・ネクロム
- 背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを脚部に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。
- フーディーニ
- 4本の鎖で敵を拘束し、飛行ユニットから分離してドリルキックを決める。
- ネクロム
- ガンガンハンド(銃モード)から黄緑色のエネルギー弾を発射する。
- ダブル
- 緑色の旋風を纏いながら高速回転し、加速して跳び蹴りを放つ。
- 『仮面ライダー1号』では、W サイクロンジョーカーの必殺技「ジョーカーエクストリーム」を繰り出す。
- フォーゼ
- フォーゼ ベースステイツの必殺技「ライダーロケットドリルキック」を繰り出す。
- オーズ
- オーズ タトバコンボの必殺技「タトバキック」を繰り出す。
- オメガスマッシュ(通常形態)
- ガンガンハンド(ロッドモード)をドライバーにかざしアイコンタクトさせて発動する技だが、劇中未使用。
- オメガスパーク(ノブナガ魂、ネクロム)
- ガンガンハンド(銃モード)をドライバーにかざしアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガスパーク!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- オメガファング(ツタンカーメン魂、通常形態)
- ガンガンハンド(鎌モード)をドライバーにかざしアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガファング!」の音声と共に発動する。ピラミッド型のエネルギーに敵を閉じ込めた後に消滅させる。またはピラミッド型のエネルギーを発射せず、そのまま鎌モードの刀身で敵を切り裂く。
- ゴーストガジェット
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- コブラケータイ
- スペクターの所持する携帯電話型のアイテムで、コンドルデンワーとであれば時空を越えた通話も可能。アニマルモードではコブラに変形し、ガンガンハンドと合体することで鎌モードに変形させる。
- マシン
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- マシンフーディー
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- 全長:2.200m
- 乾燥重量:220kg
- 馬力:195ps(143.4kw)
- 最高時速:324km/h
- スペクターの専用バイク。フーディーニの魂の分身といえる存在でスペクターがフーディーニ魂に変身する際にはパーカーゴーストに変形する。
- パーカーゴーストに変形すると、バイクの車体が左右に展開して飛行ユニットに変形する。飛行ユニットはフーディーニ魂に変身すると背面に装着され、装着された状態若しくは分離してサーフボードに乗るような形で搭乗することで飛行することが可能。
- マコトの不在中、タケルが借用したこともある。
仮面ライダーネクロム
アランが変身する仮面ライダー。第16話から登場。眼魔の世界で開発され、変身の際にはメガウルオウダーを用いる。ゴースト、スペクターとは異なる白色のトランジェントを持ち、頭部は1本角でレンズのような単眼を持つ。目をモチーフとしたゴーストやスペクターに対し、カメラのレンズや潜水服を模したメカニカルな形状となっている[28]。
ネクロムの名前の由来は死者を操る「ネクロマンサー」から[34]。
当初は英雄の眼魂を強制的に従わせて変身していたが、生身の身体になって以降は使用できなくなる。しかし飛行機眼魔の一件でグリムゴーストに認められ、グリム魂に変身することが可能になった。
映像での初登場は『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』だが、この時点では名称は明かされずパンフレットでは「謎の仮面ライダー」と紹介していた[35]。その後、2015年12月末発売の雑誌媒体で名称や変身アイテムなどが発表されたが変身者は明らかにされず[36]、2016年1月20日開催のイベント『超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2016』にてアランが変身することが発表された[37]。
- フォーム
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- 通常形態
- ネクロムゴースト眼魂を装填して変身するネクロムゴーストを纏った基本形態。ネクロムゴーストの色は黒と黄緑。レンズの縁は円形。スペクターと同様、この形態では「○○魂」とは付かない[注 30]。
- 変身音声は「クラッシュザインベーダー!」。
- 武器は使用しないが格闘戦で戦う。また肉体の液状化で攻撃を無効にすることができ、眼魔コマンドやパーカーゴーストを操る能力を持つ。
- その反面、エネルギーの消費が大きく、エネルギーが減ると全身が黒く変色し、エネルギーが切れると強制的に変身解除されてしまう。そのため、眼魔コマンドを吸収してエネルギーを補給し、変身を維持させる必要がある。アドニス殺害容疑を懸けられ生身になってからはエネルギー補給ができず、パーカーゴーストを無理矢理従わせる能力さえ失っている。ただし英雄の眼魂を使えば、エネルギー残量を気にせず戦闘を続けることができる。
- グリム魂
- グリムゴースト眼魂を装填して変身するグリムゴーストを纏った派生形態。グリムゴーストの色は白と深緑。レンズの縁は本の形をしている。
- 変身音声は「ファイティングペン!」。
- パーカー肩部にあるペン先型の鋭利な金属体を伸縮自在に延びるエネルギーチューブを使って操り、刺突や拘束など攻撃に使用する。また落下した人物を救助するような使い方もできる。
- サンゾウ魂
- サンゾウゴースト眼魂を装填して変身するサンゾウゴーストを纏った派生形態。サンゾウゴーストの色は白と金。レンズの縁は光輪の形をしている。
- 変身音声は「サイユウロード!」。
- パーカー背面に装備されたリング・ゴコウリンは取り外して投擲武器として使用できる。また、ゴコウリンは投擲時に高速回転して自動追尾する機能を持っており、自動可動しているゴコウリンと連携した肉弾戦を得意とする。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) 初登場 通常形態 204cm 99kg 15.1t 17.4t 47.8m 3.7秒 第16話 グリム魂 100.5kg 15.4t 17.2t 45.7m 3.9秒 サンゾウ魂 115kg 15.7t 17.8t 45.2m 4.1秒 第18話
- ツール
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- メガウルオウダー
- ネクロムへの変身に使用される目薬がモチーフのブレスレット型変身アイテム。普段はアランが携帯しており、左腕に当てることで装着される。
- 眼魂のスイッチを押しブレスが横向きの状態で起動状態の眼魂を装填すると、「イエッサー!」という合図に続きブレスを垂直に起動させる。そして左側面のスイッチを押して待機状態へ移行させ、その状態で上部にある目薬を模した滴下ユニットのスイッチを押すと「テンガン!○○(装填した眼魂の名称)! メガウルオウド!」の音声が鳴り、対応する眼魂の変身音声が流れて仮面ライダーネクロムへと変身する[注 31]。
- 眼の紋章を描くことで人間界と眼魔の世界を行き来することができる機能が存在し、生身の身体となり、行き来できなくなったアランが眼魔の世界を脱出する際や、タケルと共に眼魔の世界にマコトを救出に赴く際に使用している。
- 必殺技(括弧内は使用フォーム)
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- ネクロム デストロイ(全形態共通)
- 左側面のスイッチを押して待機状態へ移行させ、滴下ユニットのスイッチを押して「ダイテンガン!○○(フォーム名)!オメガウルオウド!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
用語
- 大天空寺(だいてんくうじ)
- タケルの家を兼ねた仏教の寺[注 32]。御成たちが修行する場でもある。
- 敷地には本堂の他に寺務所兼居住スペースがあり、地下には研究室が存在する[38]。研究室は亡き先代住職・天空寺龍が密かに行っていた「ゴーストハンター」の拠点にしていた名残りで幽霊に関する資料などが多く保管し、巨大な紙テープ読取装置を用いるコンピューターなど科学的な機材も置いている。
- また、壁側にはゴーストへの変身時などに現出する「目玉」型の紋章が刻まれた巨大なモノリス[38]が置かれている。
- 住所は東京都陸堂市瞳ヶ丘五丁目三番地十号[38]。
- 不可思議現象研究所(ふかしぎげんしょうけんきゅうじょ)
- タケルがゴーストになったことを機に御成が設立した私設組織。実態は御成がタケルの眼魂集めを手伝うための大義名分で正式な研究所ではない。研究所という名称にしたのは、「(眼魔がらみの)不可思議な事件を解決して欲しい」という依頼が寺に舞い込みやすくする効果を目論んでのものである。
- タケルがゴーストハンターとして活動する際には御成が作った「不可思議現象研究所」という肩書の入った名刺を使うことがある。またアカリもタケルのゴースト化を治す(普通の人間に戻す)研究をするには寺の地下室にある資料を解読する必要があったこともあり、事実上のメンバーになっている(メンバー入りの後、寺の地下室には彼女の私物と思われる科学・化学関連の機材も多く設置されるようになった)。
- 眼魂(アイコン)
- 本作品のキーアイテム。魂が封じられた目玉型ユニット。
- 仮面ライダーに変身するための眼魂や派生形態に変身できる「英雄の眼魂」、眼魔眼魂などがある。
- 英雄の眼魂
- 15個揃えるごとに願いを一つ叶えることができる。
- 「英雄に関する遺品」と「英雄に対して強い思いを持つ人間の心」が共鳴することで遺品が発光し、発光した遺品の前で目の紋章を描くことで遺品がパーカーゴーストに変化する。誕生したパーカーゴーストがゴーストドライバーに取り込まれ、封印されることで初めて眼魂となる。眼魔の場合は人間を唆して思いを暴走させ、その人間の死と引き換えにパーカーゴーストを強制的に生み出す。
- 会話による意志疎通も可能で、ムサシゴーストのようにパーカーゴーストの状態で話す(第11話より)眼魂もいれば、リョウマゴーストやヒミコゴーストのように人間の体内に宿ったり(憑依された人物は眼魂に身体を支配されている間は瞳の色が変化する)、眼魂状態のままで話す(第13・14・17話より)眼魂もいる。また、眼魂内にタケルを取り込むことで実体化したパーカーゴーストが直接タケルと会話することもできる。
- 第15話でタケルと会話したムサシゴーストによると、「全ての英雄のゴーストが、タケルたちに協力的とは限らない」とのことである[注 33][注 34]。
- アイコンドライバーG
- 眼魔の世界でイーディスが用意した通常よりも大型の眼魂。第22話でタケルによって現実世界に持ち出された。詳細は#仮面ライダーゴーストを参照。
- グレートアイ
- 英雄の眼魂が15個揃うことで現れる紋章。眼魂を揃えたゴーストドライバー所持者は紋章に吸い込まれ裏側の異空間で自身の願いを叶えてもらうことができる。
- ただし眼魂を揃えた者がゴーストドライバーを所持していなければ、粒子化してモノリスに吸い込まれる。その場合、最も近くにいるゴーストドライバー所持者の願いが叶えられる。
- 2度目の願いの際にはガンマイザーの介入で発動が阻害された。
- 不知火(しらぬい)
- アカリが仙人の助力を得て開発した薬品。
- あかり砲と書かれた送風機に薬品の入ったポットを取り付け、トリガーを引くことで金色の液体を散布[注 35]する。これが付着したタケルや眼魔などのゴーストは眼魂を持たない普通の人間でも視認することができるようになる[注 36]。ただし効果は一時的である上に、液体を浴びる対象が不安と恐怖を抱えている場合は効果が数秒しか持たない。クモランタンが支給されてからは使う機会はなかったが、『MOVIE大戦ジェネシス』で久々に使用された。
- 不知火・改(しらぬい・かい) / 不知火・改マークII
- 眼魔への攻撃目的に改良された不知火。アカリが眼魔眼魂の破片を用いた実験結果を基に不知火・改を完成したが、ナイフ眼魔の霧に含まれる磁場により攻撃が効かなかったため、磁場の影響を考慮した不知火・改マークIIを完成させ眼魔スペリオル・ナイフに一矢報いている。
- 眼魔の世界
- 眼魔が住んでいる世界。薄暗いオレンジ色の空が広がっており、タケルたちの住む世界のビル群のような建物が建てられた荒廃した世界。
- 10年前の事故によって幼い頃のマコトとカノンが迷い込んでしまった世界でもある。仙人は「地獄」とする一方で、アランは「争いや、誰も死ぬことがない『完璧な世界』」と称しているが、第22話でアランの言葉とは全く異なる実態を目の当たりにしたタケルは、強い憤りと不安を感じていた。
- 幹部クラス以上の眼魔は眼の紋章を描くことによって眼魔の世界と人間界を行き来することができ、アランやジャベル、マコトがこの能力を使用しており、眼の紋章を潜る際は眼魔眼魂に戻っている。この能力は生身の身体では使用できないらしく、後期からのアランはネクロムに変身することでこの能力を発揮している。また、一般の眼魔では画材眼魔がこの能力を使用している。
- 眼魔世界の住人
- 眼魔眼魂に魂を宿しており肉体はカプセルに保存されているが、アラン達のような特権階級の場合、保存されている肉体と同等の容姿をとる人物もいる。眼魂を破壊されると魂は元の肉体に戻り、生身の身体として甦る。
- ただし、カプセルに保存されている肉体は何らかの事象により砂と化してしまうこともある。
- 祈りの間
- アドニスが常時祈りをささげていた場所。空中には15のモノリス化したガンマイザーが浮かぶ。
- イーディスによれば、通常の者には見えないが世界創生に関わる「何か」が存在し、アドニスと対話が出来ていたが、遥か昔の或る時を境にアドニスの問いかけに応えなくなってしまったという。
- ガンマイザー
- 「眼魔世界を護る存在」を自称する、祈りの間に置かれた15のモノリスの真の姿。全個体が機械的な発言・対応をし、世界を脅かす脅威と認識した対象を戦闘により排除することを行動原理とする。15の英雄の眼魂に干渉する機能を持ち、グレートアイ発動やゴースト グレイトフル魂の活動を阻害してしまう。
- アデルの前に実体化し、普段は白いスーツを着用したアデルの姿を模した人間態をとるが、戦闘時には怪人態となり絶大なパワーを発揮する。また倒されてもモノリスに戻って祈りの間へ回帰してしまう。
- 眼魔(ガンマ)
- 本作品における敵。眼魔世界の人間から分離された魂が、それぞれ専用の眼魔眼魂によって怪人としての肉体を得た存在[注 37]。人間が視認できないよう姿を消すことが可能だが、ゴースト眼魂・不知火・クモランタンといったツールを用いて視認・接触を可能とできる。
- 割り当てられた眼魂によって、以下の眼魔コマンド〜眼魔ウルティマまでのそれぞれ異なる素体を獲得し、戦闘を行う。また一部の素体(本編では主に眼魔アサルト)は人間界の器物やガンマイザーといった別のものと融合することで、パーカーと装飾を付ける形で取り込んだものに応じた外見と能力を得る[注 38][注 39]ことが可能。なおパーカーを得た眼魔の外見は、取り込んだ器物に関する偉人をモチーフとした姿になる。
- 眼魔眼魂の状態では人間に憑依することで、人格を封印し操ることが可能。憑依された人間は一切抵抗できず操り人形となるとともに、憑依されている間の記憶も残らないが、憑依されてから99日以内に仮面ライダーなどが目の紋章を描く手順を踏むことで、憑依している眼魂を追い出すことが可能(99日を過ぎてしまうとライダーでも元に戻せない)。また人格を封印する関係上、任務によっては支障が出る[注 40]場合もあり、必ずしも万能ではない。
- 眼魔コマンド
- 眼魔眼魂自体がエネルギーを解放して変化する下級の眼魔。のっぺらぼうのような頭部をしており、黒いパーカーを着用している。
- 格闘術をメインとし、短剣を装備して戦う。しかし単体での戦闘力と知能は低く、強化した眼魔の指揮下で集団で行動する。
- 眼魔アサルト
- 眼魔眼魂自体がエネルギーを解放して変化する通常クラスの眼魔。真っ黒な外見をしている。もっとも容易に物質との融合→強化を果たすことができ、この眼魔アサルトと物質を融合した眼魔が作中ではもっとも一般的に登場する。
- パーカーゴーストや別の器物を取り込むことで巨大形態へ変身することも可能。大きなダメージを受けると眼魔アサルトに戻り、分離したパーカー・装飾ともども爆発・消滅する。更に融合していた器物は元に戻り、眼魂の方は自壊する。
- 眼魔スペリオル
- 眼魔世界の幹部級戦士が、専用の眼魔眼魂を起動して変身する眼魔。単眼・緑色の体色といった外見が特徴。
- 眼魔アサルトや眼魔コマンドよりも強い力を持つ。通常は素体のみで活動するが、プロトメガウルオウダーや変身用眼魂といった補助ツールを駆使することで、物質との融合→強化が可能となる。
- 眼魔ウルティマ
- 眼魔世界の特権階級が、専用の眼魔眼魂を起動して変身する眼魔。若干マッシブかつ白色の外見が特徴。
- 眼魔スペリオルよりも強い力を持つ上、変身者によって異なる特殊能力を獲得するという特性がある。またガンマイザーが強制融合することにより、意識をガンマイザーに乗っ取られる代わりに、融合したガンマイザーに応じた能力を獲得しさらに強化される。
- 眼魔眼魂(ガンマアイコン)
- ゴースト眼魂に似た目玉型のアイテム。エネルギーを解放することで眼魔アサルトや眼魔コマンドに変化する。
- プロトメガウルオウダー
- イゴールが所有するメガウルオウダーの試作品。器物の力が込められた特殊な眼魔眼魂をセットすることでその器物の力を取り込んだ形態に変身できる「眼魔チェンジ」を発動する。
- グンダリ
- 眼魔の世界に生息する巨大な怪物。強靭な鱗に覆われた蛇のような姿で頭部には無数の赤い目と長い髭が備わる。巨体を活かした体当たりや口から放つ炎を武器とし、人間の手を模した尻尾の先端で敵を掴み取ったり鋭い爪で切り裂く。
- アランたちにとっては「貴重な戦力」であり、第11話で大天空寺の上空にグレートアイが出現した際、ジャベルは独断でグンダリを使役した挙げ句にゴーストとスペクターに倒された事をアランから叱責されていた。
- デミアプロジェクト
- アデルとイゴールが推し進める謎の計画。ディープコネクトの技術も利用している。
キャスト
主演の西銘駿は本作品が俳優デビューとなる[39]。
仙人役の竹中直人は企画初期段階からイメージキャストとして名前が挙がっており、スタッフ側は無理を承知で連絡をとったところ竹中側から快諾されたという[8][5]。
レギュラー・準レギュラー
- 天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト(声) - 西銘駿[40] / 山田日向(幼少期)
- 月村アカリ - 大沢ひかる[40] / 吉岡千波(幼少期)
- 御成 - 柳喬之[40]
- 深海マコト / 仮面ライダースペクター(声) - 山本涼介[40] / 多賀蓮真(幼少期) (4 - )
- アラン / 仮面ライダーネクロム(声) - 磯村勇斗[40]
- シブヤ - 溝口琢矢[41]
- ナリタ - 勧修寺玲旺[41]
- 妹眼魂(声) → 深海カノン - 工藤美桜[42](6 - )
- スティーブ・ビルズ - セイン・カミュ[43](19 - )
- アデル / 眼魔ウルティマ(声)、ガンマイザー(人間態、全個体共通) - 真山明大[44](14 - )
- ジャベル / 眼魔スペリオル(声) / 眼魔ウルティマ(声) - 聡太郎[45][42](9 - 12, 15, 22 - )
- イゴール / 眼魔スペリオル・パーフェクト(声、派生形態含む) - 山本浩司[46](17 - )
- アリア - かでなれおん[46](18 - )
- アドニス - 勝野洋[47](19 - 27)
- 西園寺主税[注 14] - 森下能幸[40](1 - 11)
- 小野寺靖 - 佐野泰臣[41]
- 福嶋フミ - 大方斐紗子(15 - )
- 天空寺龍 - 西村和彦[41]
- 仙人、イーディス - 竹中直人[40]
声の出演
- ゴーストドライバー関連アイテム音声[48]、アイコンドライバーG音声 - m.c.A・T
- ユルセン - 悠木碧[41]
- 画材眼魔 - 松野太紀(19 - 28)
- 各種英雄パーカーゴースト、プロトメガウルオウダー音声[43]、変身用眼魔眼魂(ウルティマ)音声 - 関智一(11 - )
- ガンマイザー - 大原さやか(23 - )
- グレートアイ - 藤巻勇威[49](11)
ゲスト
- 園田義則 - 南部虎弾(2)
- 片桐教授 - 中脇樹人(2)
- 白瀬マリ / 怪盗リトルジョン - 滝裕可里(3)
- 蔵谷晃三 - 斎藤克博(3)
- 羽柴信良 - 湯江健幸(4)
- 佐久間理沙 - 渡辺舞(4)
- 黒田秀夫 - 須藤公一(4)
- 毛利真一郎 - 矢嶋俊作(4)
- 篠崎幹太 - 南出凌嘉(5)
- 白石 - 赤山健太(5)
- 職員 - 加藤衛(5)
- 幹太の母 - 平木ひとみ(5)
- 君島陽子 - 小林里乃(6)
- 君島康介 - 中山龍也(6)
- 田中恒男 - 黒木辰哉(7, 8)
- 木村智則 - 福山翔大(7, 8)
- 深海カノン(幼少期) - 堰沢結衣(7, 15)
- ウエスタンショップ店長 - 越康広(7)
- 五十嵐健次郎 - モロ師岡(9)
- 横溝登一 - 白石タダシ(9)
- 田村薩之進- 清水章吾(13, 14)
- 田村長正 / 坂本龍馬 - 二宮康(13, 14)
- サラリーマン[注 41] - 宮本和明(13)
- 田村祥之 - 神谷未来紘(14)
- 日野美和子 / 卑弥呼 - 恒吉梨絵(17)
- 会社員[注 41] - 野口雅弘、杉渕敦、信夫大育(21)
- 風切大和 / ジュウオウイーグル(声) - 中尾暢樹(24)『動物戦隊ジュウオウジャー』
- 仮面ライダー1号(声) - 稲田徹(24)
- 少年[注 41] - 新田海統(24)
- 少女[注 41] - 日達舞(24)
スーツアクター
スタッフ
メインスタッフは本作品でチーフプロデューサーを初めて担当する高橋一浩を初め、仮面ライダーシリーズへ初参加や初の役職を担当する者が多い[2]。
メイン監督の諸田敏は本作品で仮面ライダーシリーズでのパイロットを初めて担当[2][10][51]。アクション監督には『仮面ライダーフォーゼ』の宮崎剛が再起用された[3]。脚本は『TRICK2』、『警部補 矢部謙三』シリーズ、『その男、副署長』などを担当した福田卓郎が担当[52][2][5][注 42]。サブライターの毛利亘宏は前作『仮面ライダードライブ』の最終話(特別編)を担当した流れで参加し、スピンオフ作品も担当したが、2クール目頃に舞台のため一時離脱した[53]。劇中音楽には『烈車戦隊トッキュウジャー』の主題歌を手掛けた坂部剛が務める。眼魔のデザインには過去に『仮面ライダーBlack PART X イミテーション7』や『仮面ライダーZO』のコミカライズ版を執筆した漫画家の島本和彦が「島本和彦とビッグバンプロジェクト」名義で担当する[54][55]。
- 原作 - 石ノ森章太郎
- プロデューサー- 佐々木基(テレビ朝日)、高橋一浩(東映)
- 脚本 - 福田卓郎、毛利亘宏、長谷川圭一
- 監督 - 諸田敏、山口恭平、柴﨑貴行、鈴村展弘、渡辺勝也、坂本浩一
- 音楽 - 坂部剛
- 音楽プロデュース - 中谷学路(avex music creative Inc.)
- 撮影 - 倉田幸治、植竹篤史
- 美術 - 大嶋修一
- 照明 - 佐々木康雄、斗沢秀、西田文彦、水本富男、五十嵐武志
- 録音 - 堀江二郎、遠藤和生、村上洋祐、畑幸太郎、平直樹
- 編集 - 須永弘志(cool cut)、金田昌吉
- 助監督 - 上堀内佳寿也、大峯靖弘、亀原宏誠、浦弘之、齋藤崇浩、塩川純平、原澤那由多、茶谷和行、石黒裕章
- ラインプロデューサー - 道木広志、下前明弘
- ラインプロデューサー補 - 下前明弘
- プロデューサー補 - 菅野あゆみ(テレビ朝日)、小髙史織・安東健太(東映)
- EED - 高橋和寛
- 選曲 - 金成謙二(ドンカンパニー)
- 音響効果 - 大野義彦
- MA - 曽我薫
- キャラクターデザイン - 田嶋秀樹(石森プロ)、PLEX
- 衣裳デザイン - 伊津野妙子(石森プロ)
- 怪人デザイン - 島本和彦とビッグバンプロジェクト[41]
- 造型 - ブレンドマスター
- 操演 - 高木友善(ライズ)
- カースタントコーディネーター - 西村信宏(武士レーシング)
- CG制作 - 特撮研究所
- 特撮コーディネーター - 中根伸治
- 特撮スーパーバイザー - 足立享、捻橋尚文
- 視覚効果 - 日本映像クリエイティブ
- 絵コンテ - なかの★陽
- 特撮監督 - 佛田洋
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)[3]
- 制作[40] - テレビ朝日、東映、ADK
音楽
- 主題歌
-
- 「我ら思う、故に我ら在り」
- 作詞・作曲 - 綾小路翔 / 編曲 - 木内健 / 歌 - 氣志團
- 『仮面ライダー龍騎』(2002年)以来の藤林聖子が手掛けない作詞による13年ぶりのオープニング主題歌となる[注 43]。また日本語タイトルなのは『仮面ライダー響鬼』(2005年)以来10年ぶりとなる。
- 氣志團のボーカルである綾小路が主題歌を担当するのは『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』(2011年)以来となる(テレビシリーズおよび氣志團としては初)。
- 『仮面ライダーディケイド』(2009年)以降、主題歌MVに主役のライダーが出演するのが恒例となっていたが、この曲のMVにはゴーストは出演していない。
- 第1話ではオープニングとしては使用されず、挿入歌として使用された。
- 第5話では劇中歌として「我ら思う、故に我ら在り(ピアノバージョン)」(編曲・演奏 - 新垣隆)が使用された。
- 2016年1月29日には、同局の『ミュージックステーション』に氣志團が出演し、この歌を披露。番組にはゴーストとスペクターも出演した。
放送日程
- サブタイトルは全て『○○(漢字2文字)!○○!』に統一されている。
- 各話終了時には、ゴースト、スペクター(第4話から第22話まで、第27話から再開)、ネクロム(第16話から)が所持しているゴースト眼魂(基本形態用は画面の四隅)が表示される。
- 特番などによる放送休止・放送日時変更・放送時間変更は以下の通り。
- 2015年11月1日…第47回全日本大学駅伝放送のため
- 2016年1月3日…『新春!ロンドンハーツ傑作選』放送のため
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場眼魔 | 残り日数 (各話終了時点・第13話以降は各話開始時点) |
脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015年10月 | 4日1 | 開眼!俺! | 98日 | 福田卓郎 | 諸田敏 | |
10月11日 | 2 | 電撃!発明王! | 94日 | |||
10月18日 | 3 | 必中!正義の弓矢! | 89日 | 山口恭平 | ||
10月25日 | 4 | 驚愕!空の城! | 87日 | |||
11月 | 8日5 | 衝撃!謎の仮面ライダー! | 57日 | 諸田敏 | ||
11月15日 | 6 | 運命!再起のメロディ! | 44日 | 毛利亘宏 | ||
11月22日 | 7 | 早撃!伝説のガンマン! | 30日 | 福田卓郎 | 柴崎貴行 | |
11月29日 | 8 | 発動!もう一つのモノリス! | 27日 | |||
12月 | 6日9 | 堂堂!忠義の男! | 26日 | 毛利亘宏 | 山口恭平 | |
12月13日 | 10 | 集結!15の眼魂! | 22日 | |||
12月20日 | 11 | 荘厳!神秘の目! |
|
福田卓郎 | 諸田敏 | |
12月27日 | 12 | 壮絶!男の覚悟! |
|
99日 (龍によるリセット) | ||
2016年1月10日 | 13 | 豪快!自由な男! | 98日 | 毛利亘宏 | 鈴村展弘 | |
1月17日 | 14 | 絶景!地球の夜明け! | 94日 | |||
1月24日 | 15 | 苦悩!頑固な脱出王! |
|
86日 | 福田卓郎 | 山口恭平 |
1月31日 | 16 | 完璧!白い仮面ライダー! | - | 80日 | ||
2月 | 7日17 | 絢爛!幻の女王! | 73日 | 長谷川圭一 | 諸田敏 | |
2月14日 | 18 | 逆転!神秘な科学! |
|
72日 | ||
2月21日 | 19 | 爆発!絵を描く心! |
|
70日 | 福田卓郎 | 渡辺勝也 |
2月28日 | 20 | 炸裂!炎の友情! |
|
69日 | ||
3月 | 6日21 | 驚異!眼魔の世界! | 長谷川圭一 | 山口恭平 | ||
3月13日 | 22 | 謀略!アデルの罠! | ||||
3月20日 | 23 | 入魂!デッカい眼魂! |
|
65日 | 福田卓郎 | 諸田敏 |
3月27日 | 24 | 出現!謎の戦士! | 63日 | 毛利亘宏 | ||
4月 | 3日25 | 異変!赤い空! | 長谷川圭一 | 渡辺勝也 | ||
4月10日 | 26 | 葛藤!決断の条件! | 61日 | |||
4月17日 | 27 | 決死!覚悟の潜入! |
|
福田卓郎 | 山口恭平 | |
4月24日 | 28 | 爆現!深淵の力! | 60日 |
他媒体展開
特別先行動画
本編放送前の2015年8月31日にYouTube『東映特撮YouTube Official』で配信された先行PV。
ゴースト眼魂が乗る宇宙船がライブ会場に不時着し、そこに現れたタケルが仮面ライダーゴーストに変身してダンスを披露する。その最中に会場を襲撃してきた眼魔たちを、フォームチェンジや必殺技を駆使して撃破するが、実際にはタケルの見ていた夢だった、という内容である。
演出は上堀内佳寿也が担当した[58]。
仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!
仮面ライダー生誕45周年記念作品。全7話。
ゴーストとスペクターが平成仮面ライダーシリーズ第2期の仮面ライダーの魂が宿った特殊なゴースト眼魂(レジェンドライダー眼魂)を用いてゴーストチェンジし、歴代仮面ライダーに因縁を持つ怪人と戦うレジェンドライダー眼魂を用いての各派生形態は後者にも登場する。
2016年1月から3月にかけて6話をYouTube『東映特撮YouTube Official』[59]で2016年1月より配信の短編[60]にて配信。第7話(完結編)は2016年4月29日発売予定の『DX仮面ライダー45ゴーストアイコン&伝説!ライダーの魂!DVDセット』に付属のDVDに収録される[30]。
マスコミへの第一報は2015年12月28日に発表された[60]。
脚本を担当した毛利亘宏は、人気のあるキャラクターを短い尺の中で印象付けられるようセリフを厳選したと述べている[53]。
- キャスト
- 配信リスト[61]
配信日 配信章 サブタイトル 登場怪人 2016年 1月15日第1章 ドライブ編 - ハートロイミュード超進化態(声 - 蕨野友也)
1月29日 第2章 ダブル編 2月12日 第3章 鎧武編 - ロード・バロン(声 - 小林豊)
- サジタリウス・ノヴァ(声 - 鶴見辰吾)
2月26日 第4章 フォーゼ編 - サジタリウス・ノヴァ
3月11日 第5章 オーズ編 3月25日 第6章 ウィザード編 - 白い魔法使い
なし[注 45] 最終章 1号&平成編 - 眼魔ウルティマアレクサンダー / 闇の意志
仮面ライダーゴースト アラン英雄伝
アランの視点で描かれるスピンオフドラマ。2016年4月13日より発売のBlu-ray COLLECTION(全4巻)に収録予定。
助監督を長きにわたって務めている上堀内は本作品が監督としてのデビュー作品となる。またアラン役の磯村勇斗は本作品が初主演作となる[62]。
ストーリーは各巻の収録話と連動している[63]。脚本は2015年10月から11月にかけて全話が執筆されており、脚本を担当した毛利亘宏は大まかなシリーズ構成案のみを頼りに書かざるをえず、結果的にテレビシリーズの後半は『アラン英雄伝』の内容に合わせることとなった[53]。
- スタッフ
-
- 脚本 - 毛利亘宏
- 監督 - 上堀内佳寿也
- 製作 - 東映ビデオ、東映
- 第一章 Blu‐ray 2016年4月13日発売COLLECTION 1収録
- 第二章 Blu‐ray 2016年7月13日発売COLLECTION 2収録
テレビシリーズ
- 『仮面ライダードライブ』
- 第47話に仮面ライダーゴーストが、第48話(最終話)にゴーストとユルセンがゲストとして登場[64][65]。
- 第48話では、ニュートンゴースト眼魂を入手しており、仮面ライダーゴースト第4話でもその際の回想が流れている。
- 『動物戦隊ジュウオウジャー』
- 「春休み合体ヒーロー祭り」と称して、2016年3月24日放送(本放送局)の第7話にタケル / ゴーストとユルセンがゲスト出演[66]。なお、同日放送の『ゴースト』第24話にはジュウオウジャーから風切大和 / ジュウオウイーグルがゲスト出演[67]。
映画作品
- 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(2015年8月8日公開)
- 『仮面ライダードライブ』の映画作品。仮面ライダーゴーストがテレビシリーズに先行して初登場した[1]。
- ゴーストの声は西銘が担当したが[39]、公開当時キャストは未発表であり、クレジットでは「???」となっている。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』(2015年12月12日公開)
- 本作品と『仮面ライダードライブ』のクロスオーバー作品。
- 公開時期にあたる第7話から第13話まで同作品の映像がOPに使用された。
- 『仮面ライダー1号』(2016年3月26日公開)
- 本郷猛 / 仮面ライダー1号を主人公とする映画作品。本作品のキャラクターも登場し、テレビシリーズに先駆けて仮面ライダーゴースト 闘魂ロビン魂の活躍が描かれる[68]。
- 公開時期にあたる第20話から第27話まで同作品の映像がOPに使用された他、公開翌日に当たる本作品第24話にも仮面ライダー1号がゲスト出演した。
その他映像作品
- 『仮面ライダーゴースト 一休眼魂争奪!とんち勝負(バトル)!!』
- てれびくん2016年1月号(2015年11月28日発売)に同梱されるDVD。
- 一休ゴースト眼魂をめぐって同作品オリジナルの眼魔ととんち対決を繰り広げる。
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 一休入魂!めざめよ!オレのとんち力!!』
- てれびくん2016年2月号(2015年12月26日発売)の応募者プレゼントDVD
- 『一休眼魂争奪!とんち勝負(バトル)!!』の直接的な続編。本作オリジナルの仮面ライダーゴースト 一休魂や仮面ライダースペクター ピタゴラス魂などが登場する。
- 脚本 - 毛利亘宏
- 監督 - 石田秀範
ゲーム
- 『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』(PS4、PS3、PS Vita)
- 2016年2月25日発売。メインライダーとして登場。
- 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』(アーケード)
- バッチリカイガン1弾よりゴーストアイコン連動。
- 『仮面ライダー ライダバウト!』(スマートフォンアプリ)
- 2015年5月20日のアップデートよりゴーストアイコン連動。
- 『仮面ライダーゴースト ゲームでカイガン!!』(ニンテンドー3DS)
- ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフト。2015年12月2日発売。アクションゲーム。ゴーストアイコン連動。
- 『ナレルンダー! 仮面ライダーゴースト』(アーケード)
- 2015年10月より『ナレルンダー! 仮面ライダードライブ』のアップデート版が稼働。ドライブキャラも引き続き使用可能。
脚注
注釈
- ^ たまに「僕」と言う場合もある。
- ^ 後に刀眼魔との戦いでムサシゴーストを経てムサシゴースト眼魂に変化した。
- ^ ブック眼魔の一件では、自分が壁などをすり抜ける能力を持っていることや、ニュートンが「引力」で有名な人物であることを、ユルセンから指摘されるまで忘れていた。
- ^ 消滅直前、英雄(ノブナガ・ツタンカーメン・フーディーニ)の眼魂はマコトから離れ、戦闘後にタケルが持つこととなった。
- ^ 若い青年の外見をしているが、本人曰く「少なくとも、フミの倍は生きている」とのことで、第18話でフミから「子ども」呼ばわりされた時には、「私を子供扱いするな」と不快感を露にしていた。
- ^ 戦闘中、英雄(グリム・サンゾウ)の眼魂もアランを見放し離れていったが、何故か戦闘後に自らアランの所に戻っていった。
- ^ 第25話でタケルが15個の眼魂を使ってカノンを救おうとした際には、妨害しようとしたが眼魂での願いが叶えられなかったことを機に、やはりタケルの力を借りようと決意する。
- ^ その際にタケル同様、カプセルの中の人間が消滅するのを目撃する。
- ^ 番組内では御成とクレジット。
- ^ 第7話「早撃!伝説のガンマン!」や『超MOVIE大戦ジェネシス』より。
- ^ 第10話ではタケルとアカリに対して攻撃を仕掛けたマコト=スペクターを止めるために、幻影として現れた。
- ^ ユルセン曰く「いつもの眼魔とは違う」強さ。
- ^ アカリ達と別れる際に、自分やタケル達を描いた絵をタケルに渡すよう、カノンに頼んでいた。
- ^ a b 第6話までは謎の男とクレジット。
- ^ 「あんなのがいるなんて聞いてない」や「あんたのお膳立ても無駄になったな」、「言い訳は聞かん」と咎められた。
- ^ それぞれの角の本数はゴーストチェンジしても変わらず、同じエジソンゴースト眼魂を使ってゴーストチェンジした場合でも、ゴーストのエジソン魂の角は1本、スペクターのエジソン魂の角は2本となる。
- ^ 劇中での表記。ただし玩具ではDX版のみ「ROBIN」と表記され、食玩版やガシャポン版では劇中同様「ROBIN HOOD」と表記されている。
- ^ a b c d e f g h i 初登場時点で既に眼魂になっているため、何が誰と共鳴したかは不明。
- ^ ロビン・フッドのイメージカラーである[6]。
- ^ 第6話では変身音の第5番「運命」に続き、戦闘中は交響曲第9番「合唱付き」が流れた。
- ^ 実際の仁王襷は歌舞伎での石川五右衛門ではつけず、鎌倉権五郎などのヒーローに用いられるものである[28]。
- ^ 石川五右衛門が忍者だったという説に基づく[29]。
- ^ テレビ朝日公式サイトによれば、胸にムサシ、右肩にエジソン、右腕(肘)にノブナガ、右腕(手首)にツタンカーメン、右腰にフーディーニ、右膝にゴエモン、右下腿(脛横)にサンゾウ、右脛にロビン、左肩にニュートン、左腕(肘)にビリー・ザ・キッド、左腕(手首)にベートーベン、左腰にベンケイ、左膝にヒミコ、左下腿(脛横)にグリム、左脛にリョウマの各ゴーストが宿っている。
- ^ タケルの発言から、自分の意思ではなく無意識で決め台詞を言っている模様。
- ^ 闘魂ブーストゴースト眼魂以外の眼魂2個をセットした場合は「マブシー!マブシー!」という音声が流れ、サングラス部分を閉じると「ダイカイガン!」の音声が鳴る。
- ^ 各パーカーゴーストに応じて、剣豪(ムサシ)・電動(エジソン)・アロー(ロビン)・リンゴ(ニュートン)・カウボーイ(ビリー・ザ・キッド)・巨匠(ベートーベン)・無双(ベンケイ)・怪盗(ゴエモン)・ダゼヨ(リョウマ)・女王(ヒミコ)・大王(ツタンカーメン)・武将(ノブナガ)・脱走(フーディーニ)・読書(グリム)・僧侶(サンゾウ)の音声が流れる。
- ^ ゴーストは霊的存在なので、人間が呼吸できない宇宙でも活動できる。
- ^ 「スペクター魂」としている場合もある[32]。
- ^ 「仮面ライダースペクター ネクロム魂」としている場合もある[33]。
- ^ 「ネクロム魂」としている場合もある[32]。
- ^ ネクロムゴースト眼魂の場合、眼魂のスイッチを押すと「スタンバイ!」の音声が鳴り、ブレスを垂直にしてから左側面のスイッチを押すと「ローディング!」という合図の後で待機状態へ移行する。また、必殺技発動時には「デストロイ!」という音声が鳴る。
- ^ 門の内部には毘沙門天の仏像が置かれている。
- ^ 第15話では、マコトがジャベルに人質として捕らわれたカノンを救うために、フーディーニ眼魂を使いこなせるようになろうとして無理矢理フーディーニ眼魂を従わせようとしたのに対し、フーディーニ眼魂は鎖でマコトを拘束したり、マシンフーディーを操ってマコトを襲ったりする等の抵抗を見せていた。
- ^ アランがグリムやサンゾウの眼魂を使用した際に眼魂は協力を拒み抵抗したが、ネクロムの力によって強制的に使役された。その際、パーカーゴーストの眼の色は紫色になり、目つきが鋭くなった。
- ^ 本編では放射状に散布していたが、『超MOVIE大戦ジェネシス』では光弾の様に発射した。
- ^ 薬品を完成させた直後のアカリはあかり砲を使わずに、完成の際の爆発により飛び散った液体を浴びた仙人の姿を見ることができている。
- ^ イゴールは「人間の魂は『貴重な資源』」と語っており、吸魂器という装置を使って人間の魂を奪い取る作戦を実行している。
- ^ 第1話と第13話に登場した刀眼魔のように外見や名前が同じでも、素体となる眼魔アサルトによって能力や性格が異なる場合がある。
- ^ なお人間界の物質との融合は、西園寺由来の技術であることがアランの口から示唆されており、序盤では彼の干渉抜きにこれは行えなかった。
- ^ 英雄の眼魂を発生させたい場合、眼魂を生み出させる本人の人格を乗っ取ってしまうと、英雄に対しての強い思いが失われ眼魂が発生しなくなるので、ターゲットに近しい人物に憑依して間接的に眼魂を生み出すよう仕向けなければならない。
- ^ a b c d オープニングテロップでは役名未表記。
- ^ 福田は、テレビ朝日制作で自身が脚本を務めた映画『Mr.マックスマン』からの繋がりで呼ばれたものと推測している[7]。
- ^ さらに、男性が平成仮面ライダーシリーズの主題歌の作詞を担当、並びに作詞・作曲者が同一人物であるのはこれが初めてとなる。
- ^ 第1章・第2章のエンディングクレジットでは、「上師孝也」と誤表記されている。
- ^ DVDのみ収録。
- ^ 『仮面ライダーW』ではLabor Dayのボーカルとして挿入歌を担当していた。
出典
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- ^ キャラクターブック零 2015, pp. 50–51, 飯嶋玲子(文)「CAST INTERVIEW 01 西銘駿 as 天空寺タケル」.
- ^ 映画『仮面ライダー1号』本郷 猛役は藤岡 弘、!パワーアップした愛車ネオサイクロンもお披露目! | 東映
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- ^ Twitter(2015年9月5日) - 白倉伸一郎
- ^ 東映特撮YouTube Official
- ^ a b ゴースト&スペクターが“歴代ライダーの力”をまとい戦う特別映像、YouTubeで公開 - 映画ナタリー
- ^ “歴代豪華キャストも参戦!仮面ライダー生誕45周年記念「仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!」東映特撮YouTube Officialにて予告編解禁!”. 東映 (2016年1月8日). 2016年1月20日閲覧。
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- ^ 東映公式サイト, 仮面ライダードライブ 最終話(特別編) ゴーストの事件 2015年9月30日閲覧.
- ^ 動物戦隊ジュウオウジャー 第7話 ゴゴゴゴーストが出た | 東映[テレビ]
- ^ 仮面ライダーゴースト 第24話 出現!謎の戦士! | 東映[テレビ]
- ^ 東映HM53 2016, pp. 23–24.
参考文献
- 関連書籍
-
- 『『仮面ライダーゴースト』キャラクターブック 零 〜開眼〜』東京ニュース通信社〈TOKYO NEWS MOOK〉、2015年10月3日。ISBN 978-4-86336-498-1。
- 雑誌
-
- 東映ヒーローMAX(辰巳出版)
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 52(2015 autumn)、辰巳出版、2015年9月1日、ISBN 978-47778-1533-1{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』Vol.150(AUTUMN 2015.秋)、ホビージャパン、2015年10月1日、ISBN 978-4-7986-1099-3。
- 『宇宙船』vol.151(WINTER 2016.冬)、ホビージャパン、2015年12月29日、ISBN 978-4-7986-1147-1。
- 『宇宙船』vol.152(SPRING 2016.春)、ホビージャパン、2016年4月1日、ISBN 978-4-7986-1218-8。
- 東映ヒーローMAX(辰巳出版)
外部リンク
- “テレビ朝日公式サイト”. テレビ朝日. 2015年9月30日閲覧。
- “東映公式サイト”. 東映. 2015年9月30日閲覧。
- 仮面ライダーゴースト(バンダイ公式サイト)
- 仮面ライダー avex SOUND WEB
- 仮面ライダーゴースト (@kamenghost_toei) - X(旧Twitter)
テレビ朝日系列 日曜8時台前半 (スーパーヒーロータイム第2枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダードライブ
(2014年10月5日 - 2015年9月27日) |
仮面ライダーゴースト
(2015年10月4日 - ) |
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