「山口組」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
{{半保護}} |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{半保護}} |
{{半保護}} |
||
六代目'''山ロ組'''(やまぐちぐみ)は、[[兵庫県]][[神戸市]][[灘区]]篠原本町に本拠を置く[[日本]]最大の[[指定暴力団]]。 |
六代目'''山ロ組'''(やまぐちぐみ)は、[[兵庫県]][[神戸市]][[灘区]]篠原本町に本拠を置く[[日本]]最大の[[指定暴力団]]。[[1915年]]に「運河の親分」[[大嶋秀吉]]の[[大嶋組]]に属していた[[山口春吉]]によって結成された。 |
||
組員は[[2006年]]10月現在、組長と[[弟|舎弟]]15人、[[子供|若中]]84人の計100人である。 組長を除き、これら約100人の舎弟・若中は それぞれが数十~数千人の構成員を傘下に抱える組織のトップのため、その総構成員は[[2005年]]末現在で約2万1700人と言われ、全暴力団構成員の50.1%を占めるとされる。 |
組員は[[2006年]]10月現在、組長と[[弟|舎弟]]15人、[[子供|若中]]84人の計100人である。 組長を除き、これら約100人の舎弟・若中は それぞれが数十~数千人の構成員を傘下に抱える組織のトップのため、その総構成員は[[2005年]]末現在で約2万1700人と言われ、全暴力団構成員の50.1%を占めるとされる。 |
||
7行目: | 7行目: | ||
__TOC__ |
__TOC__ |
||
「運河の親分」と呼ばれた[[大嶋秀吉]]の[[大嶋組]]に属して活動していた[[山口春吉]]が[[1915年]]に結成した。 |
|||
弱者を支援。[[阪神大震災]]では率先して[[被災者]]に[[炊き出し]]支援を行った。 |
|||
==歴代組長== |
==歴代組長== |
2006年10月30日 (月) 09:31時点における版
六代目山ロ組(やまぐちぐみ)は、兵庫県神戸市灘区篠原本町に本拠を置く日本最大の指定暴力団。1915年に「運河の親分」大嶋秀吉の大嶋組に属していた山口春吉によって結成された。
組員は2006年10月現在、組長と舎弟15人、若中84人の計100人である。 組長を除き、これら約100人の舎弟・若中は それぞれが数十~数千人の構成員を傘下に抱える組織のトップのため、その総構成員は2005年末現在で約2万1700人と言われ、全暴力団構成員の50.1%を占めるとされる。
「山ロ」の2文字を鋭角な菱形にデザインした「山菱」と呼ばれる代紋を用いている。
歴代組長
- 初代(1915年~1925年):山口春吉
- 2代目(1925年~1942年):山口 登(春吉の長男)
- 3代目(1946年~1981年):田岡一雄
- 4代目(1984年~1985年):竹中正久(竹中組組長)
- 5代目(1989年~2005年):渡辺芳則(二代目山健組組長)
- 6代目(2005年~):司 忍(弘田組組長、二代目弘道会総裁)
六代目山口組
最高幹部
- 組長・司 忍
- 若頭・髙山清司(二代目弘道会会長、二代目髙山組総裁) - 名古屋
- 最高顧問・岸本才三(舎弟、岸本組組長) - 神戸
- 最高顧問・工藤和義(舎弟、國粹会4代目会長) - 東京 台東区
- 舎弟頭・野上哲男(二代目吉川組組長) - 大阪
- 顧問・石田章六(舎弟、章友会会長) - 大阪 北区
- 顧問・大石誉夫(舎弟、大石組組長) - 岡山市
- 顧問・西脇和美(舎弟、西脇組組長) - 神戸
- 顧問・尾崎彰春(舎弟、心腹会会長) - 徳島市
- 総本部長・入江 禎(大阪中ブロック長、二代目宅見組組長) - 大阪 中央区
- 若頭補佐・瀧澤 孝(舎弟、関東・北海道ブロック長、芳菱会総長) - 静岡
- 若頭補佐・橋本弘文(大阪南ブロック長、極心連合会会長) - 大阪
- 若頭補佐・寺岡 修(大阪北ブロック長、侠友会会長) - 淡路 洲本
- 若頭補佐・青山千尋(九州ブロック長、二代目伊豆組組長) - 福岡
- 若頭補佐・鈴木一彦(旭導会会長) - 北海道 旭川
- 若頭補佐・井上邦雄(阪神ブロック長、四代目山健組組長) - 神戸 中央区
舎弟
- 英 五郎(英組組長) - 大阪
- 後藤忠政(後藤組組長) - 静岡
- 石川 尚(名神会会長) - 名古屋
- 玉地健治(玉地組組長) - 大阪
- 堀内伊佐美(堀内組組長) - 大阪
- 川合康允(川合組組長) - 岐阜
- 勝野重信(勝野組組長) - 大阪
幹部
- 大原宏延(大原組組長) - 大阪
- 正木年男(中部ブロック長代理、正木組組長) - 福井
- 福島末博(勝龍会組長) - 大阪
- 組長付・岸上剛史(平井一家十代目総裁) - 愛知 豊橋
- 副本部長・池田孝志(池田組組長) - 岡山
- 副本部長・毛利善長(毛利組組長) - 大阪 吹田
- 組長付・光安克明(光生会(旧「二代目伊豆一家」)会長) - 福岡
若中(兵庫)
- 山田輝雄(山田組組長) - 兵庫 伊丹
- 中村天地朗(二代目大平組組長) - 兵庫 尼崎
- 細川幹雄(細川組組長)
- 柴田健吾(柴田会会長)
- 井奥文夫(井奥会会長)
- 大西康雄(大西組組長)
- 細見孝夫(二代目佐藤組組長)
- 岡本久男(二代目松下組組長)
- 落合勇治(二代目小西一家総長) - 神戸
- 古川恵一(二代目古川組組長) - 兵庫 尼崎
- 管 和巳(三代目真鍋組組長) - 兵庫 尼崎
若中(大阪)
- 森田昌夫(森田組組長)
- 小林 治(二代目難波安組組長)
- 中野雅己(中野組組長) - 大阪 堺
- 川下 弘(川下組組長) - 大阪 東大阪
- 盛力健児(盛力会会長)
- 堀 義春(堀組組長) - 大阪 西区
- 奥浦清司(奥浦組組長)
- 浅川桂次(浅川会会長) - 大阪 吹田
- 平山桂次(三代目南一家会長) - 大阪 中央区
- 浅井昌弘(浅井組組長) - 大阪 北区
- 剣 政和(二代目黒誠会会長)
- 亀井惟茂(二代目松山組組長) - 大阪 東大阪
- 川﨑昌彦(二代目一心会会長) - 大阪 中央区
- 川口和慶(三代目小車誠会会長) - 大阪 西成区
- 天野洋志穂(天野組組長)
- 小條鎮生(倉心会会長)
- 野村 孝(三代目一会会長) - 大阪 北区
- 高木廣美(五代目早野会会長) - 大阪 浪速区
- 布川皓二(二代目中西組組長)
- 佐達秀正(三代目大野一家総長) - 大阪 港区
- 太田守正(太田会会長)
- 江口健治(二代目健心会会長)
- 里 照仁(二代目中島組組長)
若中(その他)
- 地蔵吉一(地蔵組組長) - 京都市
- 青野哲也(七代目一力一家総長) - 静岡 浜松
- 白川孝郎(二代目熊本組組長) - 岡山 玉野
- 尾崎勝彦(尾崎組組長。心腹会会長・尾崎彰春の実子) - 徳島市
- 野崎 圓(野崎組組長) - 三重 伊勢
- 浜尾将史(浜尾組組長) - 横浜
- 山田忠利(二代目矢嶋組組長) - 愛媛 今治
- 根本辰男(二代目川内組組長) - 福井 芦原町
- 渡辺啓一郎(瀬戸一家九代目総裁) - 愛知 瀬戸
- 江口 亨(三代目石井一家総長) -大分
- 島村國光(二代目稲葉一家総長) - 熊本市
- 小野守利(六代目奥州会津角定一家総長) - 福島 会津若松
- 西畑晴夫(六代目佐々木組組長) - 和歌山市
- 北島 虎(二代目杉組組長) - 名古屋
- 三谷省一(伊勢志摩連合会会長) - 三重 阿児町
- 金光哲男(金光会会長) - 福岡市
- 水田元久(水心会会長) - 長崎市
- 奈須幸則(三代目大門会会長) - 熊本 八代
- 正田 悟(二代目松山会会長) - 愛媛 松山
- 玉井武雄(三代目小山組組長) - 和歌山市
- 島田俊正(二代目益田組組長) - 横浜
- 浅川睦男(二代目浅川一家総長) - 福岡市
- 津田功一(二代目倉本組(旧「貴広会」)組長) - 奈良市
- 貝本 健(貝本会会長) - 名古屋
- 船木一治(三代目誠友会会長) - 札幌
- 篠原重則(二代目若林組組長) - 香川 高松
- 高木康男(二代目美尾組(旧「五菱会」)組長) - 静岡
- 原口武己(三代目北岡会会長) - 熊本市
- 菱田達之(二代目愛桜会会長) - 三重
- 山本克博(五代目豪友会会長) - 高知市
- 田保伸一(二代目昭成会会長) - 石川 金沢
- 掛野一彦(二代目近藤組組長) - 岐阜市
- 茶谷政雄(茶谷政一家総長) - 札幌
- 木村阪喜(木村會会長) - 愛媛 松山
- 森尾卯太男(大同会会長) - 鳥取 米子
去った人々
五代目
六代目
- 若中・仲里正秋(二代目真鍋組組長) - 兵庫 尼崎。 2005年10月 死去
- 舎弟・古川雅章(古川組組長) - 兵庫 尼崎。2005年10月 引退、06年1月 死去
- 若中・中村伍男(中村組組長) - 岐阜。 2005年12月 破門
- 若中・中島利一(中島組組長) - 大阪 淀川区。2006年5月 引退
- 幹部兼慶弔委員長・松岡義雄(松岡組組長) - 大阪。2006年9月 引退
- 若中・須藤 潤(須藤組組長) - 大阪。2006年10月 引退
綱領と組指針
三代目時代に制定された5条からなる「綱領」が、定例会など行事の際には唱和される。また、年ごとの「組指針」も定められている。