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2023年2月24日 (金) 12:26時点における版

アイラヴミー
ジャンル ニュー・ロック[1]ポップ・ロック[1]
活動期間 2016年 -
レーベル OMAMORI RECORDS
公式サイト https://iluvme.bitfan.id/
メンバー さとう みほの(ボーカルギター
野中 大司(ギター)
旧メンバー 井嶋 素充(ベーシスト
アイラヴミー
YouTube
チャンネル
活動期間 2016年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約3700人
総再生回数 約70万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年6月30日時点。
テンプレートを表示

アイラヴミーは、さとう みほの野中 大司(のなか ひろし)の2人から成る、日本ロックバンド。所属レーベルテイチクエンタテインメントの「BOGUS RECORDS」。その後メジャーレーベルを離れ、自主レーベル「OMAMORI RECORDS」を立ち上げ。

来歴

2016年平成28年)に結成。当初は現メンバーに井嶋 素充(いじま もとみつ)を加えた3人組体制のバンドだった[2]。10月に渋谷 GUILTYで初企画「アンコールまで、泣くんじゃない。」を開催し、会場限定のDemo Album「アイラヴミー!」をリリースした[3]

2018年(平成30年)4月に、初の流通盤Mini Album「セーブミー」を発売。大阪のCDショップ「HOOK UP RECORDS」の6・7月の販売ランキングでTOP3入りを果した[2]

同年10月3日、渋谷TSUTAYA O-Crestで初のワンマンライブを開催。この日を選んだ理由について、さとうは「今日は10月3日で、1が『アイ』で、0がテニスでいう『ラヴ』、そして3が『ミー』だから今日にしました!」と述べている[4]。12月、「セーブミー」がbayfm「NEXT POWER ON!」のレコメンド曲に選出された[3]

2019年令和元年)9月4日、1st mini Album「でも生きている」でテイチクエンタテインメントのレーベル「BOGUS RECORDS」からメジャーデビュー。先行して、既に配信されていた「負け犬戦士」「社会の歯車」に続く『ダメンタル三部作』の3曲目「でも生きている」が、7月24日に配信リリースされた[5]

2020年(令和2年)2月には、NHKの「みんなのうた」のために「答えを出すのだ」を書き下ろした。2・3月の新曲として放送された本楽曲は[6]、10代のリスナーを中心にSNSで大きな話題を呼んだ[7]。さとうは、番組の趣旨を踏まえ「みんなのために書いた曲」であるとし[8]、「自分の人生は自分に問題を出して自分で答えを出していかなければいけない。怖いけど不安だけど、一歩踏み出す勇気が欲しくて書いた」としている。本楽曲は同月5日より配信リリースされた[6]

2021年(令和3年)3月を以て、体調不良のため活動を休止していた井嶋が脱退した[9]

2022年(令和4年)メジャーレーベルを離れ、自主レーベル「OMAMORI RECORDS」を立ち上げました。その第1弾デジタルシングル「にんげんのかたち」が[10]12月14日(水)にリリース。

メンバー

  • さとう みほの (ボーカル、ギター) - 自身を「ダメンタル女子」としており[11]、メジャーデビューの際には「わたしみたいな“家から出るのもちょっと怖いな”って子とか、閉じこもっちゃうタイプの方々に曲が届いてくれたら嬉しい」と述べている。曲を書く際にも「部屋に閉じこもってカーテンの裾をガッと持って引っ張ってみたり、床をガリガリ爪で引っ掻いてみたり。壁に噛み付いてみたり、冷蔵庫蹴ったり……」といった「ギリギリな状態」から詞が生れるという。影響を受けたアーティストとしてビリー・アイリッシュを挙げている[1]。また、「自分の心を書くと、どうしても詞はちょっと暗くなっちゃうので楽曲自体はのれるような、横にスウィングしてしまうようなポップでクールなサウンドになるように作ってます」としている[11]。相模原出身で地元愛溢れる歌「淵野辺モスキート」をライブで発表するが、横浜は詳しくないとつぶやく。
  • 野中 大司 (ギター) - 洋楽を常に聴いており、影響を受けたアーティストとしてThe 1975を挙げている。「音楽に素直でいることがステージ上で大事だなって思っています」と述べている[1]

旧メンバー

  • 井嶋 素充(ベーシスト) - 2021年3月を以て脱退。影響を受けたアーティストとして、野中同様にThe 1975を挙げている。アイラヴミーでは、音源としての楽曲はポップスであることを意識しつつ、ライブではロックバンドでありたいと述べている[1]

評価

音楽ライターのふくりゅうは、「楽曲力、人間を描いた歌詞の魅力、ライブパフォーマンスのオリジナリティの高さがずば抜けていると思った」とし、「セーヴミー」を例として「ボーカル・さとうみほのによる、米津玄師BUMP OF CHICKENを彷彿とさせる“心の痛み”に寄り添う歌詞のチカラ。いや、より日常に近いというか、自分を責めがちな、そして怒られることが苦手な若い世代ならではの葛藤を見事に描ききっている言葉が凄い」と評価している[12]

同じく音楽ライターの森朋之は、「気持ちよく踊れるサウンド、胸の奥底を揺さぶり、グッと来る歌」と評価し、「アイラヴミーの音楽には現実のシーンに対応し、多くのリスナーを魅了する条件が内包されている。2019年後半にかけて、もっとも注目すべきニューカマーだと思う」としている[3]

ディスコグラフィ

シングル

発売日 タイトル レーベル
2019年3月27日 負け犬戦士 テイチクエンタテインメント
2019年5月22日 社会の歯車
2020年2月5日 答えを出すのだ
2020年5月27日 答えを出すのだ -KUVIZM remix
2020年6月17日 でも生きている -Kotaro Saito remix
2020年7月8日 セーブミー -Moe Shop remix
2020年7月22日 ナイフ
2020年8月19日 ケンカしようぜ!
2021年2月17日 やすめ acoustic guitae ver.
2021年5月5日 社会の歯車 -Avec Avec Remix
2021年6月16日 負け犬戦士 -ANIMAL HACK Remix
2021年10月27日 弱虫のラブソング BOGUS RECORDS
2021年11月24日 話をしようよ
2022年2月23日 やすめ
2022年6月15日 しあわせはイテテ
2022年7月6日 三日月ロンリネス
2022年12月14日 にんげんのかたち OMAMORI RECORDS

アルバム

発売日 タイトル 収録曲 備考
2017年10月19日 アイラヴミー!
  1. セーブミー
  2. うるさいな、わかってる
  3. 悪循環
  4. ちゃんと好き
  5. もやもや
ライブ会場限定。完売
2019年9月4日 でも生きている
  1. でも生きている
  2. 負け犬戦士
  3. 社会の歯車
  4. 朝焼け
  5. さよならドライブ
  6. 鎌倉サイクリング
2018年4月4日 セーブミー
  1. うるさいな、わかってる
  2. 悪循環
  3. セーブミー
  4. 明日から他人
  5. ちゃんと好き
  6. もやもや
  7. 逃げるが勝ち宣言
ライブ会場・通販限定
2020年9月30日 そのまんま勇者
  1. ナイフ
  2. ケンカしようぜ!
  3. そのまんま勇者
  4. らぶ・ゆー・べいべー
  5. はずかしい
  6. 答えを出すのだ
2022年7月27日 I LUV ME 1. 17

2.しあわせはイテテ

3. やすめ

4. 三日月ロンリネス

5. 弱虫のラブソング

6. 話をしようよ

7. セーブミー

8. でも生きている

9. 負け犬戦士

10. 社会の歯車

11. そのまんま勇者

12. 答えをだすのだ

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

開催日 タイトル 備考
2016年10月19日 アイラヴミー1st mini albumリリースパーティー ~アンコールまで、泣くんじゃない~ 渋谷GUILTY w/しなまゆ, イエスマン, Lighter190E
2018年2月9日 アイラヴミー1年連続主催イベント 『I love me!まで、泣くんじゃない。』3マンライブ!!! 下北沢MOSAiC w/しなまゆ, No.528
2020年2月23日 アイラヴミー presents『ケンカしようぜ!』 渋谷Star lounge w/みるきーうぇい, okkaaa
2022年11月23日 1st full album -I LUV ME- release party「 Late Night Chntting」 イケシブ
2022年12月24日 X'masスペシャルワンマンライヴ「おまもりあげるね」 下北沢 mona records

出演イベント


脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e ふくりゅう「アイラヴミー、“世界って輝いてたんだ”という境地。新しい才能が生み出すサウンドたち。|FanplusMusic(2019年9月19日) 2021年5月29日閲覧。
  2. ^ a b アイラヴミー|BIOGRAPHY 2021年5月28日閲覧。
  3. ^ a b c 森朋之「アイラヴミー 気持ちよく踊れるサウンド、胸の奥底を揺さぶり、グッと来る歌。注目すべきニューカマー|WHAT's IN?」(2019年5月24日) 2021年5月28日閲覧。
  4. ^ 株式会社テイチクエンタテインメント「アイラヴミー、初ワンマン大盛況!結成3周年記念ライブ&クラウドファンディング企画を発表!|PR TIMES」(2018年10月4日) 2021年5月28日閲覧。
  5. ^ 株式会社テイチクエンタテインメントねぇ無理して笑うのは、、もうやめにしない?、、幸せになるために生まれてきたんだから。9月4日メジャーデビュー『アイラヴミ―』”ダメンタル三部作"第三弾「でも生きている」配信スタート!|PR TIMES」(2019年7月23日) 2021年5月28日閲覧。
  6. ^ a b 株式会社テイチクエンタテインメント「アイラヴミー、NHK「みんなのうた」に書き下ろし!「答えを出すのだ」配信スタート!|PR TIMES」(2020年2月4日) 2021年5月28日閲覧。
  7. ^ 平吉賢治「アイラヴミー「自分を責めすぎる人に届いてほしい」音楽を通して発する想い|Music Voice」(2020年10月19日) 2021年5月29日閲覧。
  8. ^ 平吉賢治「アイラヴミー「向き合って答えを出していきたい」葛藤の中で見出した個性|MusicVoice」(2020年3月24日) 2021年5月29日閲覧。
  9. ^ B.井嶋素充についてのお知らせ|アイラヴミー(2021年3月31日) 2021年5月28日閲覧。
  10. ^ 自主レーベル第1弾デジタルシングル「にんげんのかたち」12月14日(水)リリース”. アイラヴミーファン部活動「ラ部」. 2023年2月24日閲覧。
  11. ^ a b DAILY HOWL「メジャー1st mini Album『でも生きている』を2019年9月4日(水)にリリースしたアイラヴミーにメールインタビュー!是非チェックしてください♪|MUSIC LOUNGE」(2019年9月27日) 2021年5月29日閲覧。
  12. ^ ふくりゅう「洋楽的構造×フォーキーな歌詞が魅力、アイラヴミーという新たな才能との出会い」(Real Sound、2018年12月10日) 2021年5月28日閲覧。

外部リンク

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