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「若隆元渡」の版間の差分

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== エピソード ==
== エピソード ==
* 兄弟子の蒼国来の引退相撲で、自身は幕下ではあったが部屋関係者の行事ということで3兄弟揃って化粧廻しを付けて土俵入りを行った<ref>[https://www.msn.com/ja-jp/sports/npb/%E5%A4%A7%E6%B3%A2%EF%BC%93%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%81%9D%E3%82%8D%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%9C%9F%E4%BF%B5%E5%85%A5%E3%82%8A-%E5%9B%BD%E6%8A%80%E9%A4%A8-%E8%8D%92%E6%B1%90%E8%A6%AA%E6%96%B9%E5%BC%95%E9%80%80%E7%9B%B8%E6%92%B2%E3%81%AB%E8%8A%B1%E6%B7%BB%E3%81%88%E3%82%8B/ar-AA12yzKO?ocid=EMMX 大波3兄弟そろって土俵入り 国技館、荒汐親方引退相撲に花添える] 福島民友新聞社 2022/10/04 08:15 (2022年10月5日閲覧)</ref>。
* 兄弟子の[[蒼国来栄吉|蒼国来]]の引退相撲で、自身は幕下ではあったが部屋関係者の行事ということで3兄弟揃って化粧廻しを付けて土俵入りを行った<ref>[https://www.msn.com/ja-jp/sports/npb/%E5%A4%A7%E6%B3%A2%EF%BC%93%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%81%9D%E3%82%8D%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%9C%9F%E4%BF%B5%E5%85%A5%E3%82%8A-%E5%9B%BD%E6%8A%80%E9%A4%A8-%E8%8D%92%E6%B1%90%E8%A6%AA%E6%96%B9%E5%BC%95%E9%80%80%E7%9B%B8%E6%92%B2%E3%81%AB%E8%8A%B1%E6%B7%BB%E3%81%88%E3%82%8B/ar-AA12yzKO?ocid=EMMX 大波3兄弟そろって土俵入り 国技館、荒汐親方引退相撲に花添える] 福島民友新聞社 2022/10/04 08:15 (2022年10月5日閲覧)</ref>。


== 主な成績 ==
== 主な成績 ==

2023年5月16日 (火) 05:06時点における版

若隆元 渡
基礎情報
四股名 大波 → 若隆元
本名 大波 渡
生年月日 (1991-12-29) 1991年12月29日(32歳)
出身 福島県福島市
身長 183.0cm
体重 122.9kg
BMI 36.7
所属部屋 荒汐部屋
成績
現在の番付 西幕下29枚目
最高位 東幕下7枚目
生涯戦歴 286勝237敗23休(79場所)
データ
初土俵 2009年11月場所
備考
2023年5月1日現在

若隆元 渡(わかたかもと わたる、本名:大波 渡(おおなみ わたる)、1991年12月29日 - )は、福島県福島市出身(出生地は愛知県名古屋市[1])で荒汐部屋所属の現役大相撲力士身長183.0cm、体重122.9kg、血液型はO型[2]。最高位は東幕下7枚目(2018年9月場所)。

来歴

祖父は小結・若葉山時津風部屋・12代錣山)、父は幕下・若信夫(立田川部屋)、弟は小結・若元春と関脇・若隆景(ともに荒汐部屋)という力士一家[3]

学法福島高校在学中は福島県大会優勝の実績を残し[4]、在学中の2009年11月場所で初土俵を踏んだ。2010年1月場所で序ノ口に昇進して1場所で通過、翌3月場所から序二段に上がって2場所で通過し、同年7月場所からは三段目に昇進。2年後の2012年7月場所で幕下に昇進した。2016年9月場所は西幕下11枚目まで番付を上げたが3番目の相撲で左肩を負傷して途中休場し、場所後には手術を受けた[5]。翌11月場所も怪我の治療のため全休し、翌2017年1月場所で復帰。

2017年5月場所、末弟の入門に合わせて四股名を本名の「大波」から「若隆元」改名。由来は三子教訓状で知られる戦国武将・毛利元就の3人の息子たち。その中の長男、毛利隆元で、弟二人も吉川元春小早川隆景(毛利隆元の弟)から名前を取り、それぞれ「若元春」「若隆景」と名乗った。なお、「若」の字は、祖父の葉山と父の信夫から来ている[6]。改名後は、2018年7月場所で2016年9月場所以来となる自己最高位の更新となり、4勝3敗と勝ち越して翌9月場所では幕下1桁台の番付まで上がった。

師匠の8代荒汐の停年直前の場所である2020年3月場所は負け越し、勝ち越しを捧げることができなかった。

人物

入門時の師匠である8代荒汐によると2人の弟のまとめ役で、若手時代は良く殴り合いのけんかをしていた弟2人も若隆元の言うことはちゃんと聞いていたという[7]

エピソード

  • 兄弟子の蒼国来の引退相撲で、自身は幕下ではあったが部屋関係者の行事ということで3兄弟揃って化粧廻しを付けて土俵入りを行った[8]

主な成績

2022年3月場所終了現在

  • 通算成績:286勝237敗23休(79場所)

場所別成績

若隆元 渡
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2009年
(平成21年)
x x x x x (前相撲)
2010年
(平成22年)
東序ノ口25枚目
6–1 
西序二段56枚目
5–2 
西序二段17枚目
5–2 
西三段目80枚目
5–2 
東三段目48枚目
3–4 
東三段目64枚目
3–4 
2011年
(平成23年)
西三段目82枚目
4–3 
八百長問題
により中止
東三段目65枚目
2–5 
西三段目81枚目
4–3 
東三段目64枚目
3–4 
西三段目81枚目
5–2 
2012年
(平成24年)
東三段目51枚目
5–2 
西三段目25枚目
4–3 
西三段目11枚目
5–2 
東幕下51枚目
3–4 
西三段目5枚目
6–1 
東幕下31枚目
2–5 
2013年
(平成25年)
東三段目52枚目
2–5 
東三段目9枚目
4–3 
西幕下59枚目
2–5 
東三段目18枚目
5–2 
東幕下57枚目
5–2 
西幕下36枚目
4–3 
2014年
(平成26年)
東幕下28枚目
3–4 
西幕下37枚目
5–2 
西幕下23枚目
4–3 
東幕下20枚目
3–4 
西幕下27枚目
3–4 
東幕下37枚目
5–2 
2015年
(平成27年)
西幕下22枚目
3–4 
西幕下28枚目
3–4 
西幕下37枚目
3–4 
東幕下48枚目
6–1 
東幕下21枚目
3–4 
東幕下30枚目
4–3 
2016年
(平成28年)
西幕下24枚目
3–4 
東幕下32枚目
5–2 
東幕下20枚目
4–3 
西幕下14枚目
4–3 
西幕下11枚目
1–2–4 
西幕下30枚目
休場
0–0–7
2017年
(平成29年)
西三段目10枚目
5–2 
東幕下48枚目
4–3 
東幕下39枚目
3–4 
東幕下49枚目
4–3 
西幕下40枚目
1–1–5 
西三段目10枚目
6–1 
2018年
(平成30年)
東幕下34枚目
5–2 
西幕下22枚目
5–2 
西幕下13枚目
4–3 
西幕下10枚目
4–3 
東幕下7枚目
2–5 
東幕下22枚目
2–5 
2019年
(平成31年
/令和元年)
東幕下40枚目
5–2 
西幕下24枚目
5–2 
東幕下12枚目
2–5 
東幕下26枚目
4–3 
東幕下22枚目
5–2 
東幕下13枚目
3–4 
2020年
(令和2年)
西幕下17枚目
4–3 
東幕下13枚目
3–4 
感染症拡大
により中止
東幕下16枚目
3–4 
東幕下22枚目
3–4 
西幕下28枚目
4–3 
2021年
(令和3年)
西幕下21枚目
休場[9]
0–0–7
西幕下21枚目
2–5 
西幕下38枚目
5–2 
西幕下22枚目
5–2 
東幕下12枚目
2–5 
東幕下28枚目
5–2 
2022年
(令和4年)
東幕下17枚目
4–3 
西幕下13枚目
3–4 
西幕下15枚目
3–4 
西幕下21枚目
2–5 
西幕下40枚目
4–3 
西幕下33枚目
4–3 
2023年
(令和5年)
西幕下26枚目
4–3 
西幕下20枚目
3–4 
西幕下29枚目
 
x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

  • 大波 渡(おおなみ わたる)2009年11月場所 - 2017年3月場所
  • 若隆元 渡(わかたかもと -)2017年5月場所 -

脚注

  1. ^ <取材ノート> 若隆景、名古屋で幼少期 力士と交流」『中日新聞』2022年3月29日。2022年7月11日閲覧。
  2. ^ ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2018年5月号(夏場所展望号)別冊付録 平成30年度版 最新部屋別 全相撲人写真名鑑 7頁
  3. ^ “親子3代力士の「大波3兄弟」長男・若隆元敗れ、幕下での兄弟優勝決定戦はならず”. AbemaTIMES. (2018年1月24日). https://times.abema.tv/articles/-/3589753 2018年8月28日閲覧。 
  4. ^ “大波故郷のため「成績残す」/被災地へ届け”. 日刊スポーツ. (2011年5月23日). https://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-20110523-779952.html 2018年8月28日閲覧。 
  5. ^ ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2016年10月号(秋場所総決算号)94頁
  6. ^ 【鼎談】大波三兄弟,三人三役そろい踏みを目指して[後編] 荒汐部屋公式サイト
  7. ^ 若隆景への指導の中身、昨今の大相撲への提言…気鋭の力士を育てた親方が語り尽くした (1/2ページ) 日刊ゲンダイDIGITAL 2022/07/04 06:00 (2022年7月8日閲覧)
  8. ^ 大波3兄弟そろって土俵入り 国技館、荒汐親方引退相撲に花添える 福島民友新聞社 2022/10/04 08:15 (2022年10月5日閲覧)
  9. ^ 2019新型コロナウイルス感染のため初日から休場

関連項目

外部リンク