スティーブンス・ジョンソン症候群
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スティーブンス・ジョンソン症候群(スティーブンス-ジョンソン-しょうこうぐん Stevens-Johnson syndrome; SJS)、別名皮膚粘膜眼症候群(ひふねんまくがんしょうこうぐん)は皮膚や粘膜の過敏症である多型紅斑の一種。生命に危険が及ぶ。
原因
原因はウイルスの感染、薬剤の副作用、悪性腫瘍、または原因不明な場合がある。
副作用の場合はペニシリン系・セフェム系の抗生物質セフジニルやゾニサミド、カルバマゼピン、フェノバルビタールといった抗癲癇薬または非ステロイド性抗炎症薬、その他原因となる薬物は1100種類以上あるという。
症状
紅斑、水疱、糜爛が皮膚や粘膜の大部分の部位に広く現われることに加え、高熱や悪心を伴う。 また、皮膚や粘膜だけではなく目にも症状が現れ、失明することもあり、治癒後も目に後遺症が残る。
致死率は患部が体表の10%未満の場合なら5%。