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スティーブンス・ジョンソン症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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スティーブンス・ジョンソン症候群(スティーブンス-ジョンソン-しょうこうぐん Stevens-Johnson syndrome; SJS)、別名皮膚粘膜眼症候群(ひふねんまくがんしょうこうぐん)は皮膚粘膜過敏症である多型紅斑の一種。生命に危険が及ぶ。

原因

原因はウイルスの感染、薬剤副作用悪性腫瘍、または原因不明な場合がある。

副作用の場合はペニシリン系・セフェム系の抗生物質セフジニルゾニサミドカルバマゼピンフェノバルビタールといった抗癲癇薬または非ステロイド抗炎症薬、その他原因となる薬物は1100種類以上あるという。

症状

紅斑水疱糜爛が皮膚や粘膜の大部分の部位に広く現われることに加え、高熱悪心を伴う。 また、皮膚や粘膜だけではなくにも症状が現れ、失明することもあり、治癒後も目に後遺症が残る。

致死率は患部が体表の10%未満の場合なら5%。

関連項目