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岸井成格

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岸井 成格(きしい しげただ、1944年8月22日 - )は、毎日新聞東京本社特別編集委員。21世紀臨調運営委員。早稲田大学客員教授。日本ニュース時事能力検定協会理事長。

来歴・人物

東京都出身。慶應義塾高等学校慶應義塾大学法学部を卒業後、毎日新聞社記者として入社。熊本支局を経て、政治部に勤務。ワシントン特派員、政治部副部長、論説委員、社長室委員、政治部部長を歴任。その後、編集局次長、論説委員長などを経て、現在に至る。主にTBS系列の番組に政治問題の解説者として登場している。白髪、口髭がトレードマーク。著書に『永田町の通信簿』などがある。

慶應義塾大時代に相撲部に所属していた(本人が『サンデーモーニング』で明かした)ことから相撲に対して造詣があるようで、『サンデーモーニング』の名物コーナー「週刊御意見番」で相撲に関する話題の時や『みのもんたの朝ズバッ!』の「朝ズバッ!大相撲」では、司会者からコメントを求められることが多い。

エピソード

  • Mixiにコミュが存在する。
  • 政治部記者時代首相勇退表明記者会見の冒頭「テレビはどこだ。新聞記者は帰れ。」の伝説の珍言を吐いた佐藤栄作に抗議している。その後佐藤が「かまわない。やりましょう。新聞は嫌いだ!」とやり返すと「ふざけるな!帰るぞ!!」と激昂して結果新聞記者のいない記者会見となったのは有名。これは最近になって本人が明かしている。
  • 熊本支局赴任後、水俣市で水俣病が発覚。一年生記者ながら多くの罹患者の家庭を回り、苦しみながら記事を書くことで記者としての土台が出来たという。今日では当たり前のように使われている「環境」という言葉も、自分が使うよう推したと本人は語っている。
  • 毎日新聞の看板記者と言える立場だが、競争相手である朝日や産経の重役陣とは記者時代以降、現在も深い付き合いがあるという。このことについて、ある講演では「社は違えど同じものを追いかける、同志ですから」というニュアンスのことを述べた。
  • 佐高信とは大学のゼミの同期で親しく、共著もある。しかし佐高が「政治家にモラルを求めるのはゴキブリにモラルを求めるに等しい」と発言すると、あわてて席を離したという。佐高は、政治記者として自分と同類と見られたらまずいと思ったからではないか、と推測している。
  • 2006年4月19日放送の『朝ズバッ!』で、自身の死刑擁護論を披瀝した。その中で光市母子殺害事件担当の安田好弘弁護士らを「死刑廃止論とは単なる建前で、本当は日本の司法制度を崩壊させるための政治闘争を目的としている」と痛烈に批判した(死刑存廃問題参照)。
  • 憲法問題では「論憲」の立場をとる。自らが論説委員長の時代、毎日新聞の論調を護憲から論憲に変えさせた、と2007年4月29日放送の「サンデーモーニング」で言明した。
  • 「朝ズバッ!大相撲」では、みのもんたと共に“Mr.SUMO LOVE”小笠原亘アナ着用のTシャツの題材にされた。

出演番組

テレビ

過去の出演番組

テレビ

ラジオ

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