コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

TiMidity++

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yuukie (会話 | 投稿記録) による 2007年9月17日 (月) 18:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ちょっと手直しさせていただきました)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Timidity++は、MIDIファイルをPCM音声(WAVファイル等)に変換し、ファイルに保存したり、リアルタイムに出力するためのソフトウェアである。 一般的にはTimidityと呼ばれている。

ライセンス形態はGPLで、主にGNU/Linuxで動作し、Microsoft WindowsMac OS Xなど、ほとんどのOSで動作する。 Timidity++は変換にGravis Ultrasoundパッチ、またはsf2サウンドフォントが必要である。Timidity++はGravis Ultrasoundパッチの使用を推奨しているが、実際のところフリーで配布されているsf2サウンドフォントなどを使用した方が音質面などで有利な場合が多い。

概要

Timidity++はMIDIファイルの他に、.karファイル(MIDIファイルに歌詞情報を付加させたもの)や、Recomposerファイル、またはAmiga MODファイルも読み込むことができる。 読み込み方法として、直接記述する・各種ファイル(圧縮された状態でも可)・HTTPFTP経由でファイルを読み込む、という方法が用意されている。

このプログラムには様々なインターフェイスがありGTK+などのGUIツールキットを使うことにより各ノート(音符)を再生しているところをリアルタイム表示することができる。

元のバージョンは1995年にTuukka Toivonenによって制作され、その後は制作を一時停止したが、出雲正尚やその他の人々により制作が再開され、Timidity++に名称変更された。 ただし、2004年以降はTimidity++のプロジェクトもメンテナンスが停止した状態となっている。

関連項目

');