さむらい探偵事件簿
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ドラマ |
『さむらい探偵事件簿』(さむらいたんていじけんぼ)は、日本テレビ系にて1996年10月29日から1997年3月4日まで放送された時代劇。全14話。2007年6月から時代劇専門チャンネルで放送された。
概要
時代劇版『探偵物語』というコンセプトで製作された本作は、時代考証を一切無視し現代ドラマ的な感覚を持った意欲作であった。
- 主人公である元・同心、本間五月の職業は江戸時代の日本には存在しなかった私立探偵である(目明かしではない)。
- 小物やメイクは現代のものが出てくる。
- 「チョームカつく」や「マジ」、「~じゃねえよ」や「オッス!!」、「すげー」や「~しようぜ」「チョベリバ」などの、現代の台詞が飛び交う。
- ナレーターは小林克也が務めたが、ナレーションはDJ口調で、毎回「Check it now!」で締めていた。
- 最終回では高橋が現代の衣装で登場するシーンがあったり、クライマックスで敵と斬りあうシーンの時に高橋英樹人気作だった桃太郎侍のクライマックスパターンを使用している。ただし当然名前のとこだけは変えている。その内容は、「ひとつ、人の世の生き血を啜り」「ふたつ、不埒な悪行三昧」「みっつ、醜い浮き世の鬼を退治てくれよう、桃太郎・・・じゃねぇ本間五月と新城半兵衛!」
- しかしこの作品を最後に、間発を入れ、視聴率も悪くなかったのだが、長年続いてきた日テレ火曜夜8時の時代劇枠は終焉を迎えることになる。以降日テレの新作時代劇の放送は全く行われていない。
スタッフ
- 制作:長富忠裕、高橋靖二
- プロデューサー:内堀雄三、広松肇、今井正夫
- 脚本:柏原寛司、扇澤延男、いずみ玲、奥村俊雄、田部俊行、金子裕、酒井直行
- 音楽:宇崎竜童、井上堯之
- 演奏:RU CONNECTION
- 予告ナレーター:小林克也
- 監督:村川透、齋藤光正、長谷部安春、井上泰治
- 制作協力:東映太秦映像
- 制作:日本テレビ
- 制作著作:ユニオン映画
テーマソング
- 主題歌:「好きにしな」
- 挿入歌:「洒落にならない」
- 宇崎竜童&RU CONNECTION with 井上堯之(東芝EMI)
登場レギュラー
- 本間五月:高橋英樹
- かつては町奉行所同心だったが堅い武士の生活に嫌気がさし、よろず請け負い屋=探偵を始める。いたっておっちょこちょいな性格でドジも多いが、やる時はやるタイプ。剣の腕はあるが、貧乏のため剣を質屋に入れており、有事の際には質屋から強引に剣を持ち出そうとする。
- 新城半兵衛:石橋蓮司
- 奉行所同心、オネエ言葉で五月に迫り丁々発止のやり取りを展開する。
- 文六:有薗芳記
- おかっ引。ことある度に半兵衛に十手でどつかれている。
- 又造:梅津栄
- 質屋主人。五月の剣を預かっている。
- 山風堂涼花:萬田久子
- 浮世絵師で五月の依頼者だったが、意気投合して五月に屋形船をあげて五月のサポートする。最初は五月をどうでも良いと思っていたが、最終回では五月に愛に目覚めてしまう。
放映リスト(サブタイトルリスト)
日本テレビ系 火曜20時台 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
さむらい探偵事件簿
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火曜デラックス'97
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