岩田重則
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岩田 重則(いわた しげのり、1961年1月 - )は、民俗学者、東京学芸大学教授。静岡県生まれ。1984年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、1994年同大学院日本史専攻博士課程満期退学、2006年慶應義塾大学社会学博士。
『赤松啓介民俗学選集』(明石書店)の編纂を行ったが、赤松の夜這い論について理想化しすぎているとして修正を加え(『ムラの若者・くにの若者』)、性の解放を理想化する森栗茂一から激しい批判を浴びたが(『性と子育ての民俗学』)、小谷野敦が森栗に反論を加えた(『恋愛の超克』)。岩田は森栗を相手にせず、戦死、墓などについて地道な研究を行っている。
著書
- ムラの若者・くにの若者 民俗と国民統合 未来社 1996
- 戦死者霊魂のゆくえ 戦争と民俗 吉川弘文館 2003
- 墓の民俗学 吉川弘文館 2003
- 「お墓」の誕生 死者祭祀の民俗誌 岩波新書 2006