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マクドネル・ミラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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マクドネル・ミラー(McDonell Miller)、通称マスター・ミラー(Master Miller)は、アクションゲーム『メタルギア』シリーズに登場する架空の人物。身長179cm、体重85kg。声優は銀河万丈


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


経歴

日系三世。SAS(英国陸軍特殊部隊)、グリーンベレー、海兵隊のブーツ・キャンプを経て、FOXHOUNDのサバイバル教官(マクドネル)を努め、年に2回MERC SCHOOL(傭兵学校)のコーチをしていた。FOXHOUND時代は鬼教官といわれ、隊員達から敬意を込めて「マスター」の愛称で呼ばれていた。既婚であるが妻とは同居しておらず、一人娘のキャサリーと2人暮らし。アイデアマンでありサバイバル技術や、科学的な知識にも長けている。

ザンジバーランド蜂起では心理的な助言からサバイバルの知識までソリッド・スネークをサポートしていた。また、彼の科学的な知識による助言のおかげで、スネークは硫酸のトラップを回避できたと言える。

その後は、スネークと同じくアラスカで隠居生活を送っていたが、『メタルギアソリッド』におけるシャドー・モセス事件の3日前に、リキッド達によって密かに殺害されてしまう。作中では序盤から無線で登場し、ソリッド・スネークのサポートをしていたと思われていたが、実は通信を行っていた人物の正体は事件の首謀者リキッド・スネークであった。

小説版では襲撃時の描写が追加されており、リキッド一味の襲撃を受けたときは自宅のトレーニングルームで汗を流している最中だったとされる。そのため非常に軽装だったことと、家の外が極寒の大地だったことが災いし、戦うことも逃げることも適わず、催眠ガスによる攻撃で力尽きしてしまった。作中ではリキッドが変装したマスターが登場することは少なく、マスターの助言は主にスネークの回想の中でのみ行われる。

2010年発売の最新作メタルギアソリッド ピースウォーカーではカズヒラ・ミラーなる人物が登場しているが、マクドネルとの関係は不明[1]

関連項目

脚注

  1. ^ 東京ゲームショウ2009のメタルギアソリッド ピースウォーカーステージにて小島監督が「カズヒラは(MGS)1のマスターと同一人物です」と発言。時代からすると同一人物の可能性が高いが、カズヒラ・ミラーは日系二世であることから齟齬がある。
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