聖隷クリストファー大学
聖隷クリストファー大学 | |
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大学設置 | 1992年 |
創立 | 1969年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人聖隷学園 |
本部所在地 | 静岡県浜松市北区三方原町3453 |
キャンパス | 浜松(北区三方原町) |
学部 |
看護学部 リハビリテーション学部 社会福祉学部 |
研究科 |
看護学研究科 リハビリテーション科学研究科 社会福祉学研究科 |
ウェブサイト | http://www.seirei.ac.jp/ |
聖隷クリストファー大学(せいれいくりすとふぁーだいがく、英語: Seirei Christopher University)は、静岡県浜松市北区三方原町3453に本部を置く日本の私立大学。1969年創立、1992年大学設置。大学の略称は聖隷大。
概観
大学全体
沿革
校名の由来
ヨハネの福音書第13章に、最後の晩餐のとき主イエスは「夕食の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいととって腰に巻き、それから水をたらいにいれて弟子たちの足を洗い・・・」とあるが、当時他人の足を洗うのは奴隷の役割であった。キリストが弟子たちに行動をもって最後の教えを示した。これが聖なる神様の奴隷(しもべ)を意味する「聖隷」の語源となった。クリストファーとは、「キリストを背負う者」の意味。3号館1階エントランスにその様子を描いたタイル画が展示されている。聖隷の創立者・長谷川保は、クリストファーがキリストを背負ったように、病人や障害者、お年寄りの不安や苦痛、悲しみを理解し、大事にケアする人がこの大学から育ってほしいとの願いから「聖隷クリストファー」と命名。一説には、シシリー・ソンダースが開設した英国の聖クリストファー・ホスピスの名称から名付けたともいわれている。
略歴
大正15年、長谷川保をはじめとする約10名のキリスト教青年によって社会事業を目的とした『聖隷社』が結成される。
年表
- 1926年 『聖隷社』が結成される。
- 1930年 結核を患う桑原昇次郎青年を受け入れたことを契機に、無償で重症の結核患者たちの世話を始める。
- 1931年 ベテルホーム(主の家)と名付けた施設で、無償での重症の結核患者の世話を続ける。
- 1939年 昭和天皇より特別御下賜金を受ける。
- 1949年 各種学校遠州基督学園設立。今日の教育事業の出発点となる。
- 1952年 聖隷准看護婦養成所開設。
- 1959年 聖隷准看護学園に名称変更。各種学校として静岡県の認可を受ける。
- 1966年 学校法人聖隷学園設立。
- 1969年 聖隷学園浜松衛生短期大学開学。
- 1978年 福祉医療ヘルパー学園開学。これは、1987年に「社会福祉士及び介護福祉士法」が制定される呼び水になり、介護福祉士養成校のモデルとなる。
- 1988年 聖隷介護福祉専門学校開学。
- 1992年 聖隷クリストファー看護大学(看護学部看護学科)開学。学長に吉田時子が着任。
- 1998年 大学院看護学研究科看護学専攻(修士課程)設置。
- 2002年 社会福祉学部を設置、聖隷クリストファー大学に名称変更。聖隷学園浜松衛生短期大学を聖隷クリストファー大学看護短期大学部に名称変更。
- 2004年 リハビリテーション学部、大学院社会福祉学研究科設置。
- 2004年 中華人民共和国重慶市の第三軍医大学と姉妹提携。
- 2005年 シンガポール南洋理工学院(リハビリテーション学部)と交流を開始。
- 2006年 校内に売店を設置。
- 2007年 英文名をCollegeからUniversityに変更。
- 2007年 静岡県内の看護医療福祉系大学・養成校として初めて光トポグラフィー装置を導入。
- 2008年 社会福祉学部にこども教育福祉学科を新設。
- 2008年 大学院博士課程後期に保健科学研究科を新設。
- 2008年 リハビリテーション学部リハビリテーション学科作業療法学専攻が日本作業療法士協会およびWFOTの認定校として登録される。
基礎データ
所在地
象徴
教育および研究
組織
学部
- 看護学部
- 看護学科
- リハビリテーション学部
- 理学療法学専攻
- 作業療法学専攻
- 言語聴覚学専攻
- 社会福祉学部
- 社会福祉学科
- 社会福祉専攻
- 介護福祉専攻
- こども教育福祉学科
- 社会福祉学科
- 看護短期大学部(募集停止。看護学部に発展的解消)
- 専攻科
- 助産学特別専攻
- 専攻科
大学院
- 修士課程
- 看護学研究科
- 看護学専攻
- 社会福祉学研究科
- 社会福祉学専攻
- リハビリテーション科学研究科
- 理学療法科学系
- 作業療法科学系
- 言語聴覚療法科学系
- 看護学研究科
- 博士後期課程
- 保健科学研究科
研究
- 2007年に全学共有の研究機材として、日立メディコ社製の光トポグラフィー装置を導入した。単科大学クラスでの導入は珍しい。静岡県内の看護医療福祉系大学・養成校では初めて。現在は主に、大学院での研究に使用されているが、学部生も体験利用や被験者となっている。エビデンスの確立が難しい分野での効果の測定に役立つとされ、近隣施設と連携しての研究調査も行う予定がある。
教育
- 聖隷ホスピスに隣接していることから、がん専門看護師の養成を行うCNS コース(がん看護)が大学院に開設された。がんを抱える患者・家族のさまざまな問題、また、治療に伴う問題などを多面的に追究するとともに、がん看護介入に関する諸理論を基盤として看護介入モデルを検討し、さらに、実習を通して質の高いがん看護ケアを提供するための高度専門的および倫理的な看護実践能力を養うことを目指している。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
施設
キャンパス 浜松キャンパス
- 使用学部:全学部共通
- 使用研究科:全研究科共通
- 使用付属施設:聖隷歴史資料館、大学付属図書館
- 交通アクセス
- 2号館2階に聖隷の歴史、聖隷グループを紹介する「聖隷歴史資料館」がある。
社会との関わり
マナの会
日本で唯一のホスピスボランティアを専門に行う学生サークルがあり、看護学生が中心となり聖隷三方原病院にて週末に活動を行っている。
2008年度浜松市「青少年の表彰」善行賞を受賞
保健福祉実践開発研究センター
大学の蓄積してきた知的・人的・物的資源を地域に還元することを目的に2005年、地域支援研究所を設置。地域に開かれた大学として保健・医療機関、社会福祉施設、行政、企業ならびに地域等との連携・協働を推し進めるため、地域支援研究所を「保健福祉実践開発研究センター」と改めた。
小松啓教授が初代センター長として着任。
関連学校
関連項目
公式サイト
設置校 |
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聖隷クリストファー大学|聖隷クリストファー中・高等学校 |
過去にあった学校 |
聖隷クリストファー大学看護短期大学部 |