トランスフォーマー アニメイテッド
トランスフォーマー アニメイテッド | |
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ジャンル | ロボットアニメ、SFアニメ |
アニメ | |
監督 | 岩浪美和(日本語版演出) |
シリーズ構成 | マーティ・アイゼンバーグ |
キャラクターデザイン | デリック・J・ワイアット、イリネオ・マランバ ブライアン・ドルーハード |
音楽 | セバスチャン・エヴァンス二世 |
アニメーション制作 | スタジオ4℃、ムークDLE アンサー・スタジオ、亜細亜堂 |
製作 | テレビ愛知、電通 タカラトミーエンタメディア |
放送局 | テレビ東京系 |
放送期間 | 2010年4月3日 - 放送中 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『トランスフォーマー アニメイテッド』(米題TRANSFORMERS ANIMATED)は、アメリカで放映されたカートゥーンテレビアニメ作品。全42話。トランスフォーマーシリーズのアニメ作品の一作である。2007年12月26日よりカートゥーン ネットワーク系列にて放映。第1シーズンは全16話、第2シーズンは全13話が放送され、2009年3月14日より第3シーズン全13話が放送された。
日本では2010年4月3日から毎週土曜朝8時にテレビ愛知・テレビ東京系ネットをメインとして全国各地で放送開始。日本でテレビアニメのトランスフォーマーシリーズを放送するのはトランスフォーマー ギャラクシーフォースから4年3ヶ月ぶりである。
概要
トランスフォーマーのTVシリーズとしては『TRANSFORMERS CYBERTRON』の次に、アメリカで放映していたTVアニメシリーズ。アニメ製作は日本のアニメスタジオが担当。新たにデザインされたカートゥーンを意識した独特のフォルムが特徴であり、トランスフォーマー達の戦いよりも人間の少女サリとの交流に物語の主軸が置かれている。また、アメコミに登場する悪役のようなゲストキャラクターたちが多く登場することも特徴といえる。
日本での展開
2010年より日本での放送においては、映画『トランスフォーマー』からの新規の視聴者や低年齢層への配慮がなされ、タイトルを映画風にしたりアイアンハイドなどの映画寄りの改変が行われている。また日本放送に際し、単なる吹き替え放送に留まらず新規映像シーンが数多く挿入され海外版のシナリオや設定も一部変更され、放映順も再構成されている。画面サイズにおいてはアニメ本編はハイビジョンではないが、日本で独自に挿入されたパートについてはハイビジョン制作が行われている。
この作品から観始める新規ファン向けに日本版独自の情報コーナーとして本編終了後に実写コーナーも設けられている一方、以前からのファンにも配慮が見られ、日本語版のキャスティングは過去作のトランスフォーマー出演者をかなり起用していおり、演出にビーストウォーズの岩浪美和を起用したこともあり、コメディタッチな脚色もされている。
原語版でトランスフォーマーの声に掛けられていたエフェクトが外れて人間と同じ声質になっている代わりに、場面転換時に『エンブレムターン』が追加されている。
玩具展開においてはデラックスクラスを主力アイテムとして、メタリックカラーにリペイントされ発売。またカードゲーム展開を視野に入れカードも同梱されている。
旧作との関係
設定は一新され、1作目以降の設定は無かったこととされたりあえてぼかされたりしており、グレートウォーがセイバートロン戦争、あるいはユニクロン戦争であるのかははっきりと言明されていない。ただし、G1を髣髴とさせるシーンが随所に見られ、G1の登場人物に酷似したモブキャラクターが登場したり、G1から引用した台詞があったりする。
例としては以下がある。
- 1話でオートボットの乗った船が地球に墜落する。
- ダニエルを筆頭にG1に登場したウィトウィッキー一家がモブキャラとして登場する。
特に第3シーズンはゲストのTFが数多く登場するようになり超神マスターフォースのキャンサーがモブキャラとして登場するなどのファンサービスがより充実するようになった。
日本版予告
本編でのコメディタッチな脚色に追随して各話の次回予告でも本筋とは関係ないトークを展開している(トークは提供クレジットやエンドカードまでまたいでおり、前番組までの提供アナウンスといわゆる「また見てね」コールが行えなくなった)。また、地上波放映後の予告とテレビ愛知公式サイトでの予告では内容が異なる。
- 地上波の第2話予告ではオプティマスがバンブルビーに名前をいじられるが、「コンボイ(と呼ばれること)はダメ」と発言する。
あらすじ
辺境で巨大なパワーを持つオールスパークを発見してしまったオプティマスプライムとその部隊はディセプティコンと遭遇、遠く離れた地球へと不時着してしまう。
そして50年後、目覚めた彼らは地球人のサリと友人になり地球人と共存をすることを選ぶ。しかし、それはオートボットとディセプティコンとの新たなる戦いの始まりでもあった。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
キャラクター
トランスフォーマーシリーズは日本語版と海外版でキャラクター名が異なっている場合が多いが、本作では実写版とのコラボレーションを行っているため、一部のキャラクターを除いて海外版での名称が使われている。
オートボット / Autobots(サイバトロン)
サイバトロン星を母星に持つトランスフォーマーの一勢力。グレートウォーの勝利によりサイバトロン星を掌握している。地球では廃工場を基地としてオプティマスプライムの元、地球人と友好的な関係を結ぶ。
オプティマス部隊
- 部隊司令官 オプティマスプライム / Optimus Prime
- 声 - デビッド・ケイ(日本語版:高橋広樹)
- 辺境のスペースブリッジ修復任務を受け持つオプティマス部隊の若きリーダーであり、地球に住むオートボットの代表的な立場にある。消防車に変形するが後部の放水ユニットが無い状態で変形することが多くトレーラーコンテナやダンプカーの荷台を牽引したこともある。日本版においてはトレーラーに変形することに変更されている。
- 武器は柄が伸縮自在のバーニア付きの戦斧・ウルトラアックス(Ultra-Axe)と、両腕から発射するワイヤー・ウルトラアンカー(grapple)に泡状消火剤、捕獲用投擲ボーラ(bolo cannon)。ワイヤーは相手を絡め取る以外にもロープアクションも可能。日本版では腕からウルトラネットも出している。また、蜘蛛が苦手で我を忘れる程のトラウマがある。戦闘の際には口元にマスクを装着する。途中からマスクを装着しない状態で戦うことも多くなる。
- 未熟ではあるがリーダーの資質は十分にあり、素早い行動力と決断力により数々の困難を乗り越えていくが、その反面、責任感が強すぎるためにかえって部下を蔑ろにしてしまうこともある。
- 高速戦闘員 バンブルビー / Bumblebee
- 声 - バンパー・ロビンソン(日本語版:岸尾だいすけ)
- オプティマス部隊のメンバーの中で最年少。黄色いコンパクトカー(ハッチバック型)の覆面パトカーに変形する。武器は両腕のエナジースティンガー(stingers)で、リミッター解除後は出力が上がった。専用ブースター(turbo booster)も作られて短時間の飛行も可能になっている。
- チームのメンバーの中でスピードが速いことを自慢しており、ロボットモードでも足の車輪によるローラーダッシュで高速移動が可能。地球の子供の感覚に近い自信過剰な性格で真っ先に地球の文化に馴染み、人間のサリとも親友となる。また、小さいことに対して誇りを持っていた初代とは逆に身長の低さに関してコンプレックスを抱いている。
- 救急医療員 ラチェット / Ratchet
- 声 - コーリー・バートン (日本語版:大川透)
- オプティマス部隊のメンバーで主に治療や修理を担当。地球では救急車に変形ながら、サイバトロンモードでは四足が生えたような自動車に変形する。チームでは一番経歴が長くサブリーダー的な存在でもある。人間に対する態度も辛辣でしばしば軋轢の元となることも。武器は両腕に装備されたマグネティックマニピュレーター(magnets)で、自分自身も含めた物体の移動や磁力場に封じ込たりバリアを張るなど応用が利く。また、バンブルビーと協力して強力な電磁パルスを発生させることが可能。
- グレートウォーでは衛生班として参加していたが、ロックダウンに捕まり医療麻酔用のEMPジェネレーターを奪われてしまったが後に地球で奪回している。
- 日本版では鹿児島の方言で話す。
- 警備員 アイアンハイド / Bulkhead
- 声 - ビル・ファッガーバッケ(日本語版:三宅健太)
- オプティマス部隊のメンバーでチーム1の怪力を誇る。緑色の装甲車(SWAT戦闘トラック)に変形、サイバトロンモードではブルドーザーに変形する。武器はその怪力と、両腕より発射するワイヤー付き鉄球・レッキングボール(wrecking ball)。背中のアーマーは自分専用の椅子にも変形、腹部には収納用のポケットもある。
- 大柄な外見に反して性格は気が優しく繊細。また、かなりの不器用で周囲のものを必要以上によく壊してしまう反面、仲間を傷付けるものは決して許さない。バンブルビーとは訓練生時代からの友人である。スペースブリッジの補修任務に就くのが長年の夢であり、実はこの分野において銀河で右に出るものが無いほどの知識と才能を持っている。
- 日本版では何かあると父と母の事を叫ぶ。
- 機密偵察員 プロール / Prowl
- 声 - ジェフ・ベネット (日本語版:遊佐浩二)
- オプティマス部隊の非正規隊員で孤高を好む忍者スタイルの戦士。黒色の警察用バイクに変形。胸のエンブレムより立体ホログラフを投影することが出来、ダミーの警察官を搭乗させたり自分の分身を投影させることが出来る。武器は師匠のヨケトロンから授かった、脚部に内蔵された手裏剣・ソーサエッジ(shuriken hubcaps)で、両足のタイヤを回転させて武器として使用することもある。また、肩に装備されているジェットで飛行可能。正式な戦闘訓練は学んでいないものの、過去にサイバーニンジャを修練。しかし、師匠の死により修行半ばで頓挫している。ある小惑星にて隠遁していたところをオプティマスに出会ったことをきっかけに彼のチームに加わった。
- 地球の自然に感銘を受け純和風(のようなもの)を好む。当初は集団行動を好まず静かに一人でいることを好んでいたが、仲間と接しているうちに徐々に仲間との距離を縮めていく。
- 日本版では語尾が「である」とついた口調になっている。
エリートガード
- ウルトラマグナス / Ultra Magnus
- 声 - ジェフ・ベネット(日本語版:銀河万丈)
- エリートガードを率いて地球に来たオートボットの最高司令官。ミサイルコンテナ付きM983 HEMTT(Heavy Expanded Mobility Tactical Truck=重高機動戦術トラック)に変形する。武器は大型ハンマー(the Magnus Hammer)で、雷雲を呼び雷を落とすことができる。
- センチネル / Sentinel Prime
- 声 - タウンゼンド・コールマン (日本語版:諏訪部順一)
- 地球に来たエリートガードのプライム。雪かき用ブレードを装備したモンスタートラックに変形、サイバトロンモードでは六輪車に変形する。戦闘においては顔面にフェイスプレートを装着し、エナジーランス(battle lance)とブーメランのように投げて攻撃したりエネルギーシールドを張るなど攻守可能な円形シールド(Skyboom shield)で武装する。
- 短気でうぬぼれやすく、他人の忠告を全く耳にしない。以前はオプティマスの親友だったが、未知の惑星での探査での一件を経たのち彼との間にはわだかまりのようなものが生まれ、その関係は微妙なものになってしまった。また、その件も絡んでか有機生命体(特に虫)を蔑視している。
- センチネル・マイナー(Sentinel Minor)として訓練生だったバンブルビーやアイアンハイドの教官を務めたこともあるが地球で再会した際、二人のことを全く覚えていなかった。
- ロングアーム / Longarm Prime
- 声 - コーリー・バートン
- サイバトロン星のスペースブリッジを管理するエリートガード情報部の長官。クレーンが付いた戦車に変形し、手足を伸ばす能力を持つ。
- 訓練生時代はバンブルビーと同期であり、彼のスパイ捜索に協力した。
- 左右合体戦士 セーフガード / Safeguard
- ジェットファイアーとジェットストームが合体したコンビネーションフォーム。ボディの右側がジェットファイアー、左側がジェットストーム。ジェット機形態でも合体が可能で、マグネット付きワイヤーで物を牽引することも可能。
- ジェットファイアー / Jetfire(スカイファイアー)
- 声 - トム・ケニー
- オートボットに捕われたスタースクリームのデータを解析したことにより誕生した兄弟オートボットであり最年少のエリートガード。ボディカラーはオレンジで、ジェット機に変形。更にジェットストームと合体することでセーフガードとなる。武器は腕より放つ火炎弾。非常に身軽で壁走りも難無くできるほど。
- なお、発音はロシア語訛りに聞こえる。
- ジェットストーム / Jetstorm
- 声 - フィル・ラマール
- ジェットファイアーとは双子の兄弟であるオートボット。ボディカラーは青で、SFジェット機に変形。ジェットファイアーと合体することでセーフガードとなる。腕から発生させる強風を起こし、更にジェット形態で高速回転することにより竜巻を起こすことが出来る。またオプティマスを翻弄する程の素早い動きをする。
その他のオートボット
- 情報補佐員 クリフジャンパー / Cliffjumper
- 声 - デビッド・ケイ
- センチネルの教官時代の同僚であり、現在はロングアームの部下である赤いボディのオートボット。作中では変形していないが、玩具は頭部以外バンブルビーの流用であるためバンブルビーと同型の自動車に変形する。
- ヨケトロン / Yoketron
- 声 - ジョージ・タケイ
- サイバーニンジャの開祖であるオールドトランスフォーマーの一人で、プロール達の師匠。名前はタカラトミーのトランスフォーマーシリーズの玩具の開発責任者の餘家英昭に由来している。
ダイノボット / Dinobots(ダイノボット部隊)
地球製の恐竜型トランスフォーマー達。元はテーマパーク「ダイノドライブ」で展示されていた機械仕掛けの恐竜模型で、メガトロンがオートボットと戦わせるためにロボットへと改造、その後オールスパークの鍵によりトランスフォーマーへと進化した。当初は恐竜の死骸などから作られる化石燃料である石油を使う自動車を憎んでいたが、プロールに助けられエリー湖に浮かぶ孤島で隠れ暮らすようになる。オートボットのエンブレムをつけているものの正式なメンバーとは認められていない。
- ダイノボット指揮官 グリムロック / Grimlock
- 声 - デビッド・ケイ
- ダイノボットのリーダー。ティラノサウルスに変形する。恐竜形態では口から炎を吐き、ロボットモードでは炎に包まれた黒い剣(thermal sword)を使い、剣から炎を放つことも可能。
- 砲撃戦士 スナール / Snarl
- ダイノボットの一員。トリケラトプスに変形する。恐竜形態では口から炎を吐き、ロボットモードでは炎に包まれた棍棒(thermal club)を使う。一時期、スクラッパーに餌付けされ手懐けられていた。
- 爆撃戦士 スワープ / Swoop
- ダイノボットの一員。プテラノドンに変形し空を飛べる。翼竜形態では口から超音波を出すことができ、ロボットモードでは炎に包まれたモーニングスター(thermal mace)を使う。
ディセプティコン / Decepticons(デストロン)
メガトロンをリーダーとするトランスフォーマーの一勢力。全宇宙のエネルギー資源独占を目論む。グレートウォーで敗北し、オプティマス部隊がメガトロンと遭遇するまでは壊滅したと思われていた。メガトロンが復活するまではメンバーがそれぞれ好き勝手に行動していた。しかし、メガトロンが復活した後は特殊な鉱石で守られた秘密基地で地球に潜伏し、各地に散らばる同胞に蜂起を促す。
- 破壊大帝 メガトロン / Megatron
- 声 - コーリー・バートン(日本語版:若本規夫)
- ディセプティコンの冷徹なリーダー。サイバトロンモードではエイリアンジェット、復活後はティルトローター型ガンシップに変形する。武器は腕に取り付けられた融合カノン砲(fusion cannon)とプロペラが変形した二振りの剣(trionium sword)。
- 前大戦よりリーダーとして君臨しており、その姿を見て生きて帰った者はいないと言われていた程。前大戦が終結してからはその行方は把握されていなかったがオプティマス部隊と遭遇した際、その存在が公になり、スタースクリームの謀略により破壊され地球に落下、死亡したものとされていた。しかし、頭部と右腕がサムダックに発見され50年もの間研究材料とされる。
- オプティマス達が復活したのと同時期に覚醒、サムダックを説得し彼の研究所に潜伏して復活の機会を伺い、サルベージされたボディとオールスパークの鍵の力により新たな体を手に入れる。
- なお、サイバトロンモードの彼の頭は、形状が実写版メガトロンのものによく似ている。
- 航空参謀 スタースクリーム / Starscream
- 声 - トム・ケニー(日本語版:山野井仁)
- ディセプティコンのナンバー2。前進翼ジェット戦闘機に変形する。武器は両腕のデュアルソニックブラスター(dual sonic blaster)、首だけになってからは口からビームを放てるようになる。
- 性格は陰険で卑屈で自尊心の塊。オプティマス部隊と初めて遭遇した際にメガトロンを罠に嵌めて破壊し、その罪をオプティマスに擦り付け自称「ニューリーダー」を名乗った。だが、人望の無さから誰も彼の部下にはならなかった。
- 空陸参謀 ブリッツウィング / Blitzwing
- 声 - バンパー・ロビンソン(日本語版:チョー)
- メガトロンの部下の一人。その性格から2種のマシンをスキャンしたため、戦車とジェット戦闘機に変形する。武器は2連装砲・デュアルエナジーキャノンとミサイルであるが、人格によって火炎系(superheater cannon)もしくは冷凍系(hyperfrost emitter & ice missile)の武器に変化する。
- 多重人格者で顔が変わるたびに、有能かつ冷静な人格(単眼鏡のようなものを着けている水色の顔)、柄が悪く激しやすい性格(歯が欠けている赤い顔)、ハイテンションでおどけているが凶暴(赤い目と口がある黒い顔)な人格とその性格と言動が変わる。攻撃方法は人格やビークルモードに反映されるが、凶暴な性格になっている状態ではランダムで火炎系もしくは冷凍系の武器を使用できる。
- ラグナッツとよく行動を共にしているが仲はそれほど良くはない。なぜかドイツ訛りを使う。
- 尚、日本語版で声を担当しているチョーは、トランスフォーマー スーパーリンクでも三つの顔と三つの人格を持つキャラクター、アルファQを演じていた。
- 破壊兵 ラグナッツ / Lugnut
- 声 - デビッド・ケイ(日本語版:伊藤健太郎)
- メガトロンの忠実な部下の一人。B-29風の大型爆撃機に変形する。武器は全身に内蔵されたミサイル群と爆発的な破壊力を持つ信管付きロケットパンチ(P.O.K.E.)に巨大鈍器・アトミックメイス(atomic mace)。爆撃機モードではマシンガンや爆雷も使用している。また、アイアンハイドを遥かに上回る怪力を誇る。
- 妄信的にメガトロンに従っていて(その為か、後に同じくメガトロンに忠実なショックウェーブが戻ってきた際に、拳を震わせ嫉妬しているような場面が見られ、果てにはどちらがメガトロンの一番の部下であるか言い争い、喧嘩までしている)、ことあるごとに「Glorious Megatron!」などと言う。
- 劇中ではかなり大柄だが、玩具は変形機構の影響でかなり小柄。
- 日本版では片言混じりな日本語を話す。
- 諜報工作兵 ブラックアラクニア / Blackarachnia
- 声 - クリー・サマー(日本語版:柚木涼香)
- メガトロンの部下の一人。巨大なスパイダーに変形する。巨大蜘蛛型生命体をコピーしてしまったため半有機ロボット生命体となってしまった。相手を絡める蜘蛛の糸・スパイダーフックと、コピー能力を駆使して戦う。また、コピーする際に蜘蛛の足に触れた相手に毒液によるショックを与え、強力なものは解毒薬を使わないと死に至らしめる。さらに生体部分がTF特有のエネルギー反応を阻害するためかTF達のセンサー類では感知されない。
- 醜い姿になったために仮面を被りオートボットを去りディセプティコンのメンバーになるが、元の姿に戻りたいがためメガトロンが復活した後も一人で行動している。
- 日本版では『ビーストウォーズ』で彼女のモデルとなったブラックウィドーの声を担当した柚木が声を担当しており同様に「-ッシャ」といった同じ口調で話す。
- 賞金稼ぎ ロックダウン / Lockdown
- 声 - ランス・ヘンリクセン
- ディセプティコンに改造手術を報酬として雇われる賞金稼ぎ。黒いヘビメタカー(コルベットとスーパーチャージャー付きマッスルカーを合わせたようなデザイン)に変形する。普段は外套(space poncho)を着込み、右腕にカギ爪(nova spray)、左腕にチェーンソー(chainsaw)を内蔵しており、捕縛用ワイヤー(sleep net gun)、槍(sonic javelin)なども装備している。胸にはオートボットのエンブレムを塗りつぶしたような跡が見られる。
- 相手の武器を戦利品として奪い自分を強化するのが趣味で、かつてラチェットのEMPジェネレーターも奪い武器として使っていた。また、ラチェットの頭の右の角をへし折った張本人でもある。
- 音響工作兵 サウンドウェーブ / Soundwave
- 声 - ジェフ・ベネット(日本語版:飛田展男)
- 地球製トランスフォーマー。サイオン・xB(自動車)に変形する。武器は体の各部のスピーカーから発する音波攻撃で、音波によりロボットを操作することも可能。声はG1のサウンドウェーブ同様、エフェクトがかけられている。
- 元々はサリの誕生日に送られた演奏ロボットの玩具で、己の体のスペアにしようとしたメガトロンの策略によってオールスパークの鍵の力によりトランスフォーマーに進化した。数々のロボットを吸収し新たな身体を構成させており、G1のサウンドウェーブに似たラジカセ型のコアさえ無事であれば再構成が可能。
- 機械こそ有機生命体より論理的に優れていると考えておりディセプティコンを名乗り人類の打倒を画策。
- レーザービーク / Laserbeak(コンドル)
- サウンドウェーブの部下で偵察やスパイ活動を行う。コンドル形態からギブソン・フライングV(エレキギター)形態に変形、楽器形態で弾くことにより音波攻撃を起こすことが出来る。
- 潜入諜報兵 ショックウェーブ / Shockwave
- 声 - コーリー・バートン
- 今シリーズ最多の四段変形(ショックウェーブ、ロングアーム、戦車、建機に変形)が可能。
- ダージ / Dirge
- 玩具オリジナル。スタースクリームと同型のディセプティコン。
- スカイワープ / Skywarp
- 声 - トム・ケニー
- ボディカラーは黒と紫。劇中で名前は語られていないが、玩具ではG1と同名の名前がつけられている。
- サンダークラッカー / Thundercracker
- 声 - トム・ケニー
- ボディカラーは青。スカイワープと同様玩具ではG1と同名の名前がつけられている。
地球人
- サリ=サムダック / Sari Sumdac
- 声 - タラ・ストロング(日本語版:明坂聡美)
- サムダック博士の一人娘。8歳。オートボット達と出会い友人となり、また、オールスパークによってオールスパークの鍵を託される。
- 明るく悪戯好きだがその行動力と機転はしばしばオートボットを窮地から救っている。トランスフォーマー達が現れるまではその独創的な性格ゆえか友達が出来ず、ロボットの家庭教師から個人教育を受けていた。
- 成長したサリが使う専用ジェットパックはクリスマスにサムダック博士から贈られた物で、スクーターから変形する。プロモーションPVでは、子供時代のサリが使う三輪バイクが変形するジェットパックが登場しているが本編では未使用。
- アイザック=サムダック博士 / Isaac Sumdac
- 声 - トム・ケニー(日本語版:長嶝高士)
- サリの父親でロボット工学の権威。50年前に発見したメガトロンの頭部を研究して得た技術を元にロボット産業に革命を起こし、サムダック・システムズを興した。
- 普段はサムダックタワーの最上階にある研究室で研究をしており、覚醒したメガトロンの説得で騙されているとは気付かずその存在を秘密にしていた。
- メガトロンが復活した際、彼の捕虜となりスペースブリッジの研究を強要させられてしまうが後に救出されている。
- ファンゾーン警部 / Captain Fanzone
- 声 - ジェフ・ベネット(日本語版:飛田展男)
- デトロイト警察の警部。
- 格闘術は心得ているが機械が大の苦手であり車の運転以外、携帯電話やボタンを押すだけの機械でも故障させてしまう。また、妻にまつわる過去の出来ことからかロボットに不信感を抱いており、オートボット達はおろか警察が導入した無人ロボ部隊のことも快く思っていない。ちなみに子供と弁護士も嫌い。だが、決して悪い人間ではない。なお、彼の乗るパトカーはバンブルビーにスキャンされた。
用語
- デトロイト / Detroit
- 本作のメインの舞台となる都市。サムダック博士によってもたらされた技術によりロボットが広く普及した都市となる。トランスフォーマー達以外にも、高い科学力やオールスパークの欠片の力による不思議な能力を持つ人たちが存在し、その力を悪用する犯罪者たちへの治安も地球に来たオートボット達の使命と考えている。
- ダイノボットアイランド / Dinobot Island
- エリー湖に浮かぶダイノボットが生息する孤島。島の中央の山岳地帯がカルデラになっており、プロールにより山頂部をホログラフで覆いダイノボットの存在を隠している。地下には放棄された研究施設があり、また、山の麓にはディセプティコンとの戦闘で墜落した宇宙船アークが一時期突き刺さっていた。
- サムダック・システムズ / Sumdac Systems
- サムダック博士が創設した産業ロボットを生産している企業。デトロイトのサムダックタワーを本社とし、ごみ収集から警備まで幅広い分野を扱っている。
- オールスパーク / Allspark
- サイバトロンに命を与えたと言われる宇宙一のエネルギー。大いなる力を秘めている物体だがその正体は不明。グレートウォーの際にディセプティコンから遠ざけるために宇宙へ放流されたうちの一つをオプティマス達が発見することとなる。
- 地球人のサリにオールスパークの鍵を託し、その鍵の力だけでもトランスフォーマーを修復する、機械に力を与える、ロボットを機械生命体(トランスフォーマー)に進化させるなどの不思議な力を発揮し、また、独自の意思があるかのような動作もする。。オールスパークの本体は、オプティマスプライムを蘇生させるために彼の胸に一時的に収納しその後宇宙船アーク内で保管されていた。
- 宇宙船アーク / The Ark
- オプティマス達が使う中型宇宙船。船内のメインコンピュータはテレトラン1。探査ポッドと小型脱出艇を搭載。武器として大型キャノン砲があるが全く使用されていなかった。地球へ不時着した際にエリー湖の底に沈没した。一旦は修理されたものの撃墜の憂き目に遭いダイノボットアイランドの崖に刺さった状態になる。その後、スペースブリッジとともに彼方へと飛ばされてしまう。
- 日本版設定では「オートボット宇宙船」と個別名所では呼ばれていない。
- テレトラン1(-ワン) / Teletraan I
- 声 - タラ・ストロング(日本語版:高垣彩陽)
- 宇宙船アークの船内のメインコンピュータ。女性の人格が組み込まれている。
- 日本版では色気のある声である。
- スティールヘイヴン / The Steelhaven
- ウルトラマグナスらが乗るエリートガード用大型戦艦。センチネルが再度地球に訪れた際にも使用している。
- 戦艦ネメシス / The Nemesis
- メガトロン達が乗る大型宇宙戦闘艦。オプティマス部隊との初戦闘時にスペースブリッジの破壊に巻き込まれて大破する。それから50年間、スタースクリームの操舵で銀河中を彷徨い、オールスパークの反応を辿って地球付近まで接近し、月に墜落した。その後エリートガードの元から脱走したスタースクリームの隠れ家となり、彼のクローン軍団を内包している。
- デスヘッド / The Death's Head
- ロックダウンが乗る宇宙船。ホログラフにより周囲の建物に偽装することができる。
- グレートウォー / Great War
- オートボットとディセプティコンによる全面戦争。G1におけるユニクロン戦争とは同一のものであるとはされていない。オートボットの勝利という形で終戦を迎えた。また、ウルトラマグナスは大戦での功績によりオートボット最高司令官に就いたようである。
- 戦時中の明確なシーンは少なく、会話などで触れられることが多い。なお、第1話の冒頭でオプティマスが観ていた記録映像では、初代トランスフォーマーでの900万年前の開戦時を舞台とした「ひきおこされた戦争」のカットが流用されているが、エピソードの内容そのものが繋がっているかは不明である。
- スペースブリッジ / Space Bridge
- オートボットが開発したトランスワープを用いた亜空間跳躍システム。
- エリートガード / Cybertron Elite Guard
- オートボットの精鋭部隊。エリートガードのオートボットのエンブレムには翼のような印が付く。
- ステイシスカフス / Stasis Cuffs
- エリートガードが所有するトランスフォーマー用の手錠型の拘束具。手錠をかけることによって会話などを除いた殆どの能力を無力化する。オプティマス部隊にも渡されており、また外された手錠のいくつかはメガトロン達が手に入れている。
- スパークプラグ(ロボット) / Sparkplug
- サリの誕生日に送られたロボット犬。
- サイバーニンジャ / Cyber-Ninja
- サイバトロン武術である「サーキットスー(Circuit-Su)」や「メタリカトー(Metallikato)」を駆使する、忍者を彷彿とさせるスタイルの格闘技の流派。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
スタッフ
- 製作総指揮:サム・レジスター、ブライアン・A・ミラー
- プロデューサー:スティーブ・ドラッカー、ジョシュア・イッツォ
- スーパーバイジング・プロデューサー:ジェニファー・ペルフリー
- スーパーバイジング・ディレクター:マット・ヤングバーグ
- アート・ディレクター:デリック・J・ワイアット
- キャラクターデザイン:デリック・J・ワイアット、イリネオ・マランバ、ブライアン・ドルーハード
- ストーリー・エディター:マーティ・アイゼンバーグ
- キャスティング/録音演出:スー・ブルー
- 音楽:セバスチャン・エヴァンス二世
- アニメーション制作:スタジオ4℃、ムークDLE、アンサー・スタジオ、亜細亜堂
- 製作:カートゥーン・ネットワーク・スタジオ
- 製作著作:ハズブロ、パラマウント・ホーム・エンターテイメント
日本語版スタッフ
- 企画:平雄一郎、久保弥
- チーフプロデューサー:阿部祥三、小掛慎太郎、鈴木祐治
- プロデューサー:前田典秋、竹川洋志
- 翻訳:辺見真起子
- 演出:岩浪美和
- 録音・調整:菊池悟史、金秀賢
- 音楽プロデューサー:井上俊次
- 製作:テレビ愛知、電通、タカラトミーエンタメディア
- OPアニメーション
- コンテ:中澤勇一
- 演出:吉田徹
- 作画監督:阿部宗孝
- 原画:吉田徹・中澤勇一・阿部宗孝・荒木俊彦
- 第二原画:藤原巧和・式地幸喜・柴田篤史・伊藤康裕
- 動画・仕上げ:寿門堂・KOEI
- 色設定・検査:海鋒重信
- 美術監督:中山益男
- 美術:スタジオパレット
- 撮影監督:濱雄紀
- 撮影:濱雄紀・羽田巧(旭プロダクション)
- 編集:坪根健太郎(REAL-T)
主題歌
- オープニングテーマ
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- 『TRANSFORMERS EVO.』
- 作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 菊田大介 / 歌 - JAM Project
2組とも前番組でも同じポジションで主題歌を歌っていた。また、これまでの海外制作のトランスフォーマーシリーズのOP・EDの映像はタイトルバックなどを除けば本編の映像を編集したものだったが、今回は初めて日本版オリジナルのOP・ED映像が制作されている。
放映リスト
第1シーズン
()は日本での放送順
話数 | サブタイトル | 日本語タイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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1 | Transform and Roll Out Part 1-3 | 新章!トランスフォーマー | マーティ・アイゼンバーグ | 茶谷与志雄 清水健一 |
マット・ヤングバーグ 香川豊 山岡実 渕上真 |
ノンクレジット |
2 | 英雄、その名はオートボット | |||||
3 | オールスパークの秘密 | |||||
4 | Home Is Where the Spark Is | マイケル・ライアン | 西村貴世 | マット・ヤングバーグ 大賀俊二 |
鹿島功光 | |
5 | Total Meltdown | リッチ・フォーゲル | 古瀬登 | マット・ヤングバーグ 橋本直人 |
長坂寛治 | |
6 | Blast From the Past | ケビン・ホップス | 茶谷与志雄 | イリネオ・マランバ ベン・ジョーンズ 水野健太郎 |
ジョン・ウヨン 小佐古吉重 | |
7 | The Thrill of the Hunt | アンドリュー・R・ロビンソン | 前園文夫 | ベン・ジョーンズ 大賀俊二 |
西城隆詞 | |
8 | Nanosec | マーティ・アイゼンバーグ | 池添隆博 | マット・ヤングバーグ 大賀俊二 |
永作友克 | |
9 | Along Came a Spider | 清水健一 | イリネオ・マランバ マット・ヤングバーグ 香川豊 |
中村清 | ||
10(4) | Sound and Fury | 音波大作戦 | ヘンリー・ギルロイ | 寺田和男 | ベン・ジョーンズ ブアカオ・トンカム 大賀俊二 |
松田芳明 |
11 | Lost and Found | リッチ・フォーゲル | 中村憲由 | イリネオ・マランバ 香川豊 山岡実 |
諸貫哲朗 長坂寛治 | |
12 | Survival of the Fittest | スティーブ・グラナット | 茶谷与志雄 | イリネオ・マランバ 渕上真 |
小佐古吉重 | |
13 | Headmaster | マイケル・ライアン | 池添隆博 | ベン・ジョーンズ 大賀俊二 |
永作友克 | |
14 | Nature Calls | トッド・ケーシー | 三浦陽 | 加藤剣 | ||
15 | Megatron Rising - Part 1 | マーシャ・グリフィン | 鶴山修 | イリネオ・マランバ チロ・ニーリ 水野健太郎 |
リー・シャオレイ 小佐古吉重 | |
16 | Megatron Rising - Part 2 | マーティ・アイゼンバーグ | 大久保政雄 | ベン・ジョーンズ チロ・ニーリ 大賀俊二 山口高志 |
ノンクレジット |
- 第1 - 3話は特番で連続放映。
- 第5話は初回ではアメリカ国内において放映されず(カナダでは放映)、第4話の次に第6話が放映された後、第7話の次に改めて第5話から放映された。
第2シーズン
話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
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17 | The Elite Guard | リッチ・フォーゲル | マット・ヤングバーグ イリネオ・マランバ 香川豊 |
18 | Return of the Headmaster | マイケル・ライアン | ベン・ジョーンズ ブアカオ・トンカム 大賀俊二 津田義三 |
19 | Mission Accomplished | マーシャ・グリフィン | イリネオ・マランバ 茶谷与志雄 |
20 | Garbage In, Garbage Out | ベン・ジョーンズ 大賀俊二 | |
21 | Velocity | レン・アーレイ | イリネオ・マランバ クリストファー・バークレー 糸曽賢志 |
22 | Rise of the Constructicons | スタン・バーコウィッツ | ベン・ジョーンズ イリネオ・マランバ 大賀俊二 |
23 | A Fistful of Energon | アンドリュー・R・ロビンソン | マット・ヤングバーグ イリネオ・マランバ 渕上真 |
24 | SUV: Society of Ultimate Villainy | ディーン・ステファン | マイリネオ・マランバ チロ・ニーリ 大賀俊二 |
25 | Autoboot Camp | マイケル・ライアン | イリネオ・マランバ マット・ヤングバーグ 大賀俊二 |
26 | Black Friday | ヘンリー・ギルロイ | ベン・ジョーンズ クリストファー・バークレー 大賀俊二 |
27 | Sari, No One's Home | トッド・ケイシー | イリネオ・マランバ 香川豊 |
28 | A Bridge Too Close, Part I | マーシャ・グリフィン | ベン・ジョーンズ クリストファー・バークレー 大賀俊二 |
29 | A Bridge Too Close, Part II | マーティ・アイゼンバーグ | イリネオ・マランバ クリストファー・バークレー 古瀬登 |
- 第28 - 29話は特番で連続放映。
第3シーズン
話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
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30-32 | TransWarped | ||
33 | Three's a Crowd | ||
34 | Where Is Thy Sting? | ||
35 | Five Servos of Doom | ||
36 | Predacons Rising | ||
37 | Human Error, Part I | ||
38 | Human Error, Part II | ||
39 | Decepticon Air | ||
40 | This is Why I Hate Machines | ||
41 | Endgame, Part I | ||
42 | Endgame, Part II |
- 第30 - 32話は特番で連続放映。
ミニコーナー
『音仏一家のトランスフォーマー生活』(おとぼといっか-)は、日本版番組最後に挿入される実写ミニコーナー。家庭ドラマ仕立てで簡単なトランスフォーマーの解説をする。
出演
- 音仏たつや
- 演 - 長部竜也
- アニメが大好きな小学4年生。トランスフォーマー玩具の変形させる速さは他の追従を許さないレベル。
- 音仏ひろゆき
- 演 - 天野ひろゆき
- たつやの父親。昔からトランスフォーマーが好きだった。
- 音仏めぐみ
- 演 - 押田恵
- たつやの母親。夫婦仲はよい。
- 音仏ゆうか
- 演 - 新井優歌
- たつやの姉。中学2年生。一見ドライだが面白いもの好き。
スタッフ(ミニコーナー)
- プロデューサー - 岩切敏明、三浦雅登
- アシスタントプロデューサー - 福田貴紀
- ディレクター - 若林公
映像特典
- DVDに収録の特典短編アニメ。オプティマスプライム編とプロール編は1~3話収録のDVD「Transform and Roll Out」に収録(日本未発売)、バンブルビー編とメガトロン編、ラグナッツ編はDVDシーズン2に収録。グリムロック編とラチェット編はWeb上で先行公開されている。
- Career Day
- Evel Knievel Jump
- Sideshow Stars
- Starscream Heckles Megatron
- Explosive Punch
- Bulkhead Plays with Grimlock
- Ratchet Performs Surgery on Bulkhead
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 |
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愛知県 | テレビ愛知 | 2010年4月3日 - | 土曜 8時00分 - 8時30分 | テレビ東京系列 |
北海道 | テレビ北海道 | |||
関東広域圏 | テレビ東京 | |||
大阪府 | テレビ大阪 | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | |||
福岡県 | TVQ九州放送 | |||
広島県 | 広島ホームテレビ | 2010年4月11日 - | 日曜 6時30分 - 7時00分 | テレビ朝日系列 |
奈良県 | 奈良テレビ | 2010年4月13日 - | 火曜 7時30分 - 7時59分 | 独立UHF局 |
静岡県 | テレビ静岡 | 2010年4月14日 - | 水曜 16時53分 - 17時24分 | フジテレビ系列 |
岐阜県 | 岐阜放送 | 水曜 17時30分 - 18時00分 | 独立UHF局 | |
青森県 | 青森朝日放送 | 2010年4月17日 - | 土曜 6時00分 - 6時30分 | テレビ朝日系列 |
福島県 | 福島中央テレビ | 土曜 10時00分 - 10時30分 | 日本テレビ系列 | |
宮城県 | 東日本放送 | 2010年4月19日 - | 月曜 16時31分 - 17時00分 | テレビ朝日系列 |
他媒体展開
ゲーム版
- Transformers: Animated THE GAME
- 2008年10月21日発売の海外版ニンテンドーDSソフト。ジャンルはアクションゲーム。日本未発売。日本版DSでも使用は可能。
- キッズカードゲーム機
- 日本ではセガが2010年に日本版の放送が開始することを受け、男児キッズ向けのアーケード用カードゲームを開発、同年夏より稼働を開始すると発表している[1]。ハンドル型筐体の未来警察パトチェイサーを流用した『トランスフォーマー アニメイテッド ザ・チェイス』と、ガンコントローラー型筐体の未来警察パトポリースを流用した『トランスフォーマー アニメイテッド ザ・シューティング』の2タイプの稼動が予定されており、トイ同梱のカードを使って遊ぶことができる。
漫画版
- 『TRANSFORMERS ANIMATED COMIC』
- IDWより発売されたアニメを意識したセル風彩色のフルカラーコミック。
脚注
外部リンク
参考
- ウィキペディア英語版Transformers: Animated(サブタイトル引用)
- Jim Sorenson『TRANSFORMERS: THE ALLSPARK ALMANAC』 - ISBN 978-1-60010-487-9
テレビ東京系列・テレビ愛知制作 土曜8時台前半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
トミカヒーロー レスキューファイアー
(2009.4.4 - 2010.3.27) |
トランスフォーマー アニメイテッド
(2010.4.3 - ) |
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