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ゼンリン

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株式会社ゼンリン
Zenrin Company, Limited
種類 株式会社
市場情報
福証 9474
1994年9月21日上場
略称 ZENRIN
本社所在地 803-8630
福岡県北九州市小倉北区室町一丁目1番1号 リバーウォーク北九州
設立 1961年4月19日（創業 1948年）
業種 情報・通信業
法人番号 5290801002046 ウィキデータを編集
事業内容 住宅地図・電子地図
代表者 代表取締役社長 高山善司
資本金 65億5764万円
売上高 連結517億円、単体381億円
（2010年3月期）
純資産 連結341億円、単体297億円
（2010年3月31日現在）
総資産 連結505億円、単体411億円
（2010年3月31日現在）
従業員数 連結3,017名、単独2,051名
（2009年12月31日現在）
決算期 3月31日
主要株主 有限会社サンワ 9.19%
トヨタ自動車株式会社 7.45%
株式会社西日本シティ銀行 4.71%
（2010年3月31日現在）
関係する人物 大迫忍
外部リンク zenrin.co.jp
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ゼンリン本社、リバーウォーク北九州内

株式会社ゼンリンは、福岡県北九州市に本社を置く最大手の住宅地図メーカー。本社である、リバーウォーク北九州には、ゼンリン地図の資料館が併設されている（同ビル14階）。

概要

住宅地図で抜群の強みを持ち、住宅地図情報を基盤とした各種地図の企画、出版及び各種電子地図データベースの企画・制作及びこれに付帯または関連するソフトウェア開発・情報サービスを提供する。Googleやgoo、楽天などのほか、トヨタ自動車や日産自動車などのカーナビゲーションメーカーなどにも電子地図を提供し、国内カーナビゲーション地図市場7割を占有する。近年では、欧米・アジアでも事業を行う。

住宅地図

ゼンリンの住宅地図には、一軒一軒の表札が載っている。年間延べ28万人の調査員が、一軒一軒の表札を直接踏査確認しながら作成する。ゼンリンの方針は「『表札』は、外部に公開している情報なのだから、地図に載せている」であるが、住人等の要望により掲載しないこともある。

ゼンリンの住宅地図の歴史は、観光ガイド（1949年）より始まる。観光ガイドの「年刊別府」（1949年）、「観光別府」（1950年）を発行したところ、案内図が好評であったため、別府市を詳細に記載した地図の出版を思いつく。そこで1軒1軒の住宅を歩いて調べ、1952年、住宅地図の第1号として別府市の住宅地図を刊行する。そして九州から自社による拡大、同業他社の事業継承や合併などをして、北方領土と小笠原諸島以外の全国に広がる。住宅地図の最大の難関は秋葉原の電気街の小口商店だったという。

沿革

終戦後、大迫正冨（1921-1980）ら引揚者有志で大分県別府市に観光文化宣伝社を設立。大迫正冨が出版部門を華通観光協会として継承後、善隣出版社と改称した[1]。

事業所

  • 本社 - 福岡県北九州市小倉北区室町一丁目1番1号 リバーウォーク北九州
  • 事業開発本部、GIS事業本部、コンテンツ・サーベイ本部など - 東京都千代田区西神田一丁目1番1号　オフィス21ビル
  • 広告・出版事業本部、ITS事業本部、コンテンツ・ソリューション事業本部など - 東京都千代田区西神田三丁目2番1号　住友不動産千代田ファーストビル南館8・9F
  • テクノセンター - 福岡県北九州市戸畑区中原新町3番1号

なお、営業などに関する本社機能は東京都に移っており、北九州市内に残っている部門は地図作りに関係するものが中心である。

ゲーム機用ソフト

ニンテンドーDS
プレイステーション・ポータブル

脚注

  1. ^ 名称の由来は「善隣協和の大義を宣揚すべし」から

参考文献

  • ゼンリン50年史（ゼンリン刊）

関連項目

関連会社

外部リンク

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