町田市
まちだし 町田市 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 東京都 |
市町村コード | 13209-8 |
法人番号 | 6000020132098 |
面積 |
71.55km2 |
総人口 |
432,376人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) |
人口密度 | 6,043人/km2 |
隣接自治体 |
東京都:八王子市、多摩市 神奈川県:横浜市、川崎市、相模原市、大和市 |
市の木 | ケヤキ |
市の花 | サルビア |
市の鳥 | カワセミ |
町田市役所 | |
市長 | 石阪丈一 |
所在地 |
〒194-8520 東京都町田市中町一丁目20番23号 |
外部リンク | 町田市役所 |
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ウィキプロジェクト |
町田市(まちだし)は、東京都の多摩地域に位置する市で、多摩南部に区分される。
郵便番号(上3桁)194・195
概要
多摩川以南に位置する商業都市で、東京地方最南部に位置する。国道246号(東急田園都市線・小田急線)と国道16号(横浜線)が交差する地域。
1960年代(昭和40年)以降ベッドタウンとして発達したが、依然市内各所で農業が行われている。バブル経済期以後には、東京都区部からの私立大学の転入が進み、郊外には現在も私立大学が点在するなど、「青年の街」の色も見られる。
日本で唯一3つの政令指定都市(横浜市・川崎市・相模原市)に接している自治体でもある。
地理
地形
市域の大部分が多摩丘陵に属し、地形的には同丘陵の北部、相模原台地の北東の縁であり、ほとんどが丘陵地帯である。最高地点は西端にある草戸山(標高364m)。平地は町田駅付近や西および南を流れる境川・ほぼ中央を流れる鶴見川とその支流恩田川近辺など少ない。
商業地
- 東京都区部の南西30~40km圏に位置し、1960年代初頭より東京都区部郊外のベッドタウンとして開発され発展。町田駅を中心とした原町田地区は、小田急線沿線および横浜線沿線を代表する繁華街で、百貨店や専門店等が多く林立する一大商業ゾーンとして著しく発展しており、商業都市の一面も持つ。国道16号・246号線や鎌倉街道などにより東西方向・南北方向との道路交通の便もよく、神奈川県北部も含んだ多摩地域南部(南多摩地域)の商業の中心地である。飲食産業はここ数年で立川市と共に成長している。南多摩地域・相模原市・横浜市北部・川崎市西部・座間市・大和市などを含む商圏人口200万人とも言われる相武経済圏の中心的な役割を、共に業務核都市として指定を受けている相模原市の相模大野などと共に負っている。
- 市内や近辺には大学や短大、高校が多く、町田駅付近の繁華街は学生を中心とした若者の街に変わりつつある。前述したように南多摩地域や相模原市など周辺地域にとって中心商業地としても発展しており、地元にいながら渋谷や原宿、秋葉原などの文化を感じ、楽しむことができる場所として、「西の渋谷」、「西の秋葉原」(この場合の西とは東京西部と言う意味)などと呼ばれることも多く、実際に109など若者向けの衣料品店や飲食店、ゲームセンター、アニメ・漫画・ゲーム専門店などが多く、近隣では少ないメイド喫茶も出店されている。また、それら商業施設は駅周辺のビルのテナントとしてだけでなく、周辺の各商店街にも多く存在し、乾物屋などを中心とした町田街道絹の道以前からの活気あふれる商店街に溶け込み、独特の雰囲気を持つ繁華街を作り上げている。
- 東部の玉川学園前駅周辺は、幼稚園から大学まで一貫教育の玉川学園を中心に住宅地が広がっており、学園都市とされている。
- この他、南部(町田市鶴間)の南町田駅前にはアウトレットモールのグランベリーモールが、また北西部の多摩境駅付近には多数の大規模なロードサイド店舗が立ち並んでおり、休日等に賑わう。
- 立川を中心とする北多摩地域や都心部とは多摩丘陵や多摩川で隔てられていることや、明治時代以来絹の道の中継点であった関係で、古くから北・西多摩地域や都心部よりも八王子市や横浜市・相模原市との結びつきが強い。特に、相模原市の市街地は近接していることから、町田・相模原両市を併せて国の業務核都市に指定されており、業務など諸機能の立地促進が図られている。(同様に、相模原市は神奈川県内他地域よりも、町田市・八王子市をはじめとした南多摩地域との結びつきが強い)
住宅・道路開発
旧鎌倉街道沿いの旧宿場町(本町田の宿・一色地区や小野路宿など)や近代以降の原町田近辺など一部地域を除き、開発の歴史が昭和40年代の旧公団・公社等による団地開発以来と浅く、現在では未開発の丘陵や斜面を宅地造成した一戸立て住宅の建売(駅至近では中高層マンション)が盛んである。しかし、無計画に宅地造成がされた地区も多く、そういった場所では旧来からの狭い道路や行き止まりなどがあり、自動車がこれを避けて鎌倉街道や町田街道等の幹線道路へ集中するが、拡幅工事が未完了で未拡幅区間がボトルネックとなり、幹線道路への流入車が毎日のように渋滞を引き起こす。特に県境部分では整備が遅れているほか、山や丘の両面から開発された場所の道路未接続も多い。
市内には、都市再生機構(旧公団)の町田山崎・藤の台・鶴川・小山田桜台団地、東京都住宅供給公社の木曽・境川・高ヶ坂・本町田住宅などの大規模団地を初めとした、大小様々な団地や集合住宅が点在する。団地住民の定住化と共に少子化が進み、それら団地を中心とした学区域の小学校では合併や廃校が行われると同時に、新興住宅地では新設も行われている。同時に、政策として「車椅子で歩ける街づくり」を進めるなど社会福祉が充実し、各地から視察団が訪れる。
1980年代からは、薬師台などに見られるように、土地区画整理事業により大手デベロッパーを中心とする景観を重視した計画的な宅地開発が行われ、21世紀に入り、景観法と町田市景観条例に基づき、市民、事業者、行政の協力による景観づくり[1]が重視されてきた。
治安
ここ数年、新宿付近地区の風俗規制強化により、この地区で営業していた業者が町田駅前繁華街へ移転する動きがあり、西の歌舞伎町とも呼ばれるようになった。これは周辺に風俗業が多い繁華街が無く、新宿から直通電車で30~40分程度という好立地による。しかし繁華街はこれらを含めた風俗店と他の店舗が混在しており、手当たり次第な客引き等の迷惑行為が社会問題化し、条例による客引き行為の部分規制や住民による自主的なパトロール、さらには民間交番の設置[1]等が行われている。
町田市の急速な人口増加にも関わらずこれまで警察署の増設は行われず、警察官1人当たりの市民数は都内平均の2倍であった。町田駅前繁華街の発展や渋谷・歌舞伎町化に伴う犯罪率の上昇も加わり治安が悪化し、警察官不足は深刻である。これに対応し、市北西部の管轄を新設の南大沢警察署(八王子市南大沢)に移管、町田警察署の負担軽減を図ることになった。
田園都市的側面
中心地の町田駅から1~2kmで農地が見られ、北西部や西部の小山田・小野路地区・相原・大戸地区は里山の面影が色濃く残る農業地域で、田畑が随所に有り、畜産業も営まれる。また。七国山等の野山も点在し、近隣の都市と比べ、土地の自然利用率が高くタヌキ等の野生動物もいる。
しかし町田の東京へのアクセスが注目されると、不動産・住宅開発の進出も激しく、旧来の地形を省みない開発や建設がかえって町並みの調和を破壊している。水害時に備える洪水調整池を無理に埋め立てる手法には地元の反発も大きい。
隣接している自治体・行政区
- 多摩地域
- 神奈川県
歴史
江戸時代まで
- 武蔵国多摩郡の南端に位置するが、北西部の相原村や小山村は16世紀末に境川が武蔵国・相模国の境界として確定するまで相模国高座郡に属した。このことと関連して、境川をはさんで武蔵側(町田市)と相模側(相模原市・大和市)とで共通する地名が分布する(相原、小山、矢部、鶴間など)。
- 1335年、北条時行ら北条氏の残党が中先代の乱を起し、町田村井出の沢で足利直義を撃破し更に鎌倉へ向けて進攻する。
- 16世紀末の天正年間に町田村の村民が農地拡大のため近隣の原野を開拓し、その地を原町田村として分村した。後に「本村」である町田村は本町田村と村名を変更した。
- 江戸時代初期、市域内の村の多くは幕府直轄領(天領)であった。しかし数度の地方直しを経て、江戸時代中期までに旗本知行地となり、その多くが旗本数家あるいは幕府等との相給となった。幕末期、幕府直轄領の村は韮山代官の支配下にあった。
明治維新から第二次大戦まで
- 1868年 - 市域内全村が明治政府直轄地となり、武蔵知県事の管轄(一部の村は武蔵知県事と韮山県に分属)とされたが、同年末までに全域が神奈川県に移管される。
- 1871年 - 廃藩置県後の府県再編後も引き続き神奈川県の管内とされる。
- 1878年7月22日 - 郡区町村編制法により、南多摩郡に属する。
- 1889年4月1日 - 町村制施行により多く存在した村々が以下のように合併した。
- 1893年4月1日 - 町田市を含む多摩郡域(南多摩郡、北多摩郡、西多摩郡)が、神奈川県から東京府に移管される。
- 1908年9月23日 - 横浜鉄道東神奈川駅~八王子駅が開業。現在の町田市域には原町田駅(現町田駅)と相原駅が開業する。
- 1913年4月1日 - 町田村が、町田町になる。(町制施行)
- 1927年4月1日 - 小田急線開業。現在の町田市域には新原町田駅(現町田駅)、玉川学園前駅と鶴川駅が開業する。
第二次大戦後
- 1954年4月1日 - 町田町と南村が合併し、改めて町田町を新設。
- 1958年2月1日 - 町田町、鶴川村、忠生村、堺村の1町3村が対等合併、市制施行し、町田市となる。
- 合併当時の人口は61,105人。
- 1964年4月5日 - 町田米軍機墜落事故が発生する。
- 1968年4月1日 - 東急田園都市線つくし野駅が開業。
- 1970年 - 人口が20万人を超える。
- 1972年4月1日 - 東急田園都市線すずかけ台駅が開業。
- 1976年4月11日 - 小田急線新原町田駅が町田駅に改称。
- 1976年10月15日 - 東急田園都市線南町田駅が開業。
- 1979年4月1日 - 横浜線成瀬駅が開業。
- 1980年4月1日 - 国鉄原町田駅が小田急線町田駅側に移転、町田駅に改称。
- 1991年4月6日 - 京王相模原線多摩境駅が開業。
- 2005年 - 人口が40万人を超える。
- 2008年 - 市制施行50周年。
市域の変遷
町田市は市制施行以後、隣接自治体との境界変更を数度実施している。特に相模原市とは境川の河川改修によって生じた「川向こうの飛地」解消のため、これまで3度の境界変更を行った。
- 1973年12月1日 - 多摩市と多摩ニュータウン区域界を境に境界変更。
- 1985年2月1日 - 神奈川県大和市と境界の一部を変更。
- 町田市金森、鶴間のそれぞれ一部が大和市に、大和市下鶴間の一部が町田市に編入される。
- 1999年12月1日 - 神奈川県相模原市、大和市と境界の一部を変更。
- 町田市金森の一部が相模原市と大和市に、相模原市上鶴間の一部が町田市に編入される。
- 2004年3月1日 - 八王子市と境界の一部を変更。
- 町田市相原町、小山町のそれぞれ一部が八王子市に、八王子市鑓水、南大沢のそれぞれ一部が町田市に編入される。
- 2004年12月1日 - 相模原市と境界の一部を変更。
- 町田市原町田、森野、金森のそれぞれ一部が相模原市に、相模原市上鶴間、鵜野森、古淵のそれぞれ一部が町田市に編入される。
- 2007年12月1日 - 相模原市と境界の一部を変更。
- 町田市森野、木曽町のそれぞれ一部が相模原市に、相模原市上鶴間本町の一部が町田市に編入される。
人口
東京都25市の中で2番目の人口である。
町田市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
地域
- 相原町[あいはらまち]
- 旭町[あさひまち]一〜三丁目
- 大蔵町[おおくらまち]
- 小川[おがわ]
- 小川[おがわ]一〜四丁目
- 小野路町[おのじまち]
- 小山ヶ丘[おやまがおか]一〜六丁目
- 小山田桜台[おやまださくらだい]一〜二丁目
- 小山町[おやままち]
- 金井町[かないまち]
- 金井[かない]一〜八丁目
- 金森[かなもり]
- 金森[かなもり]一丁目
- 上小山田町[かみおやまだまち]
- 木曽西[きそにし]一、四〜五丁目
- 木曽東[きそひがし]一〜四丁目
- 木曽町[きそまち]
- 高ヶ坂[こうがさか]
- 下小山田町[しもおやまだまち]
- 真光寺町[しんこうじまち]
- 真光寺[しんこうじ]一〜三丁目
- 図師町[ずしまち]
- 忠生[ただお]一〜四丁目
- 玉川学園[たまがわがくえん]一〜八丁目
- つくし野[つくしの]一〜四丁目
- 鶴川[つるかわ]一〜六丁目
- 鶴間[つるま]
- 鶴間[つるま]一〜三丁目
- 常盤町[ときわまち]
- 中町[なかまち]一〜四丁目
- 成瀬[なるせ]
- 成瀬[なるせ]一〜三丁目
- 成瀬が丘[なるせがおか]一〜三丁目
- 成瀬台[なるせだい]一〜四丁目
- 根岸町[ねぎしまち]
- 能ヶ谷町[のうがやまち]
- 野津田町[のづたまち]
- 原町田[はらまちだ]一〜六丁目
- 東玉川学園[ひがしたまがわがくえん]一〜四丁目
- 広袴町[ひろはかままち]
- 広袴[ひろはかま]一〜四丁目
- 本町田[ほんまちだ]
- 南大谷[みなみおおや]
- 南つくし野[みなみつくしの]一〜四丁目
- 南成瀬[みなみなるせ]一〜八丁目
- 三輪町[みわまち]
- 三輪緑山[みわみどりやま]一〜四丁目
- 森野[もりの]一〜六丁目
- 薬師台[やくしだい]一〜三丁目
- 矢部町[やべまち]
- 山崎町[やまざきまち]
- 山崎[やまざき]一丁目
市政
市長
- 初代:青山藤吉郎 (任期:1958年 - 1970年、3期)
- 第2代:大下勝正 (任期:1970年 - 1990年、5期)
- 第3代:寺田和雄 (任期:1990年3月9日 - 2006年3月8日、4期)
- 第4代:石阪丈一 (任期:2006年3月9日~2014年3月8日、現職)
市議会
定数は36人。任期は市長と同じく2006年3月9日~2014年3月8日である。
構成
党派 | 議席数 |
---|---|
自由民主党 | 7 |
公明党 | 6 |
民主党 | 5 |
日本共産党 | 5 |
社会民主党 | 1 |
町田・生活者ネットワーク | 1 |
無所属 | 9 |
欠員 | 2 |
財政
- 一般会計は1176億7519万8千円、特別会計は1206億9242万5千円、合計2383億6762万3千円となっている(2007年度当初予算)。
- 一般予算のうち約37%(約433億円)が民生費である。
- 経常収支比率は近年80%台後半で推移している。
- 実質公債費比率は6.7%(平成17年度)である。
広域行政
- 東京市町村総合事務組合 - 東京都の全市町村で、東京自治会館を運営する。
- 東京たま広域資源循環組合 - 多摩地域のあきる野市、奥多摩町、日の出町、檜原村を除く25市1町で、日の出町にある「二ツ塚廃棄物広域処分場」を運営している。
- 多摩ニュータウン環境組合 - 八王子、多摩、および本市の3市で、「多摩清掃工場」を運営している。
- 東京都十一市競輪事業組合 - 八王子、武蔵野、青梅、昭島、調布、小金井、小平、日野、東村山、国分寺および本市の11市で、京王閣競輪を開催している。
- 東京都六市競艇事業組合 - 八王子、昭島、武蔵野、小金井、調布、および本市の6市で、江戸川競艇を開催している。
国政・都政
国政
衆議院小選挙区選挙では、多摩市とともに東京23区に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2003年11月(第43回衆議院議員総選挙)
- 2005年9月(第44回衆議院議員総選挙)
- 伊藤公介(自民)
- 2009年8月(第45回衆議院議員総選挙)
- 櫛渕万里 (民主)
都政
本市で1つの選挙区を形成する。定数は3人。
- 2009年7月
- 今村路加(民主)
- 吉原修(自民)
- 小磯善彦(公明)
公共機関
警察
司法
消防
医療
文化施設
公園
- 町田中央公園(市立公園)
- 野津田公園(市立公園)
- 陸上競技場は野津田公園内の施設である
- 小山田緑地(都立公園)
- 小山内裏公園(都立公園)
- 小野路公園
- 芹ヶ谷公園(町田駅から徒歩10分程度)
- 薬師池公園(市立公園、新東京百景)
- 町田リス園(薬師池公園となり)
- 町田えびね苑、町田牡丹園、町田ダリア園 (いずれも薬師池公園・七国山周辺)
- 忠生公園
- こどもの国(大半が横浜市)
図書館
- 町田市立中央図書館
- ホテルと同居するユニークさで知られる。貸出管理の電算化により閲覧者による検索貸出予約が可能である。盗難防止装置を導入し話題となった。
- 町田市立さるびあ図書館 (中町)
- 現中央図書館が開館するまでの本館。
- 町田市立木曽山崎図書館 (山崎町・山崎団地内)
- 町田市立堺図書館
- 町田市立金森図書館
- 町田市立鶴川図書館
- 財団法人無窮會 無窮會専門図書館
移動図書館
- 「そよかぜ号」
- さるびあ・堺の両図書館を拠点とし、市南部から市北部の市内広域を巡回し、図書館空白地帯の補完を行っている。
かつて存在した図書館
- 農村図書館(私立鶴川図書館)
- 1939年から1989年まで大蔵町に存在した私立図書館。中央図書館の開館に伴い閉館。
美術館・博物館
スポーツ施設
- 市内唯一の硬式野球場
- 三輪みどり山球場
- 忠生公園ソフトボール場
- 町田中央公園テニスコート(旭町・町田中央公園内)
- 成瀬クリーンセンターテニスコート
- 野津田公園テニスコート
- 鶴間公園テニスコート
- 鶴川中央公園テニスコート
- 鶴川第2テニスコート
- 相原中央テニスコート
- 町田市立室内プール(図師町)
スポーツチーム
教育
大学
町田市内には多くの大学が点在しているが、町田駅を利用する大学は無い。
短期大学
高等専門学校
専門学校
- 学校法人 東京町田学園 町田・デザイン専門学校
- 大原簿記法律専門学校町田校
- 学校法人榎本学園
- 町田調理師専門学校
- 町田福祉専門学校
- 町田美容専門学校
- 町田製菓専門学校
高等学校
- 都立
- 野津田高等学校
- 町田養護学校(町田の丘学園)
忠生高等学校は、町田地区総合高等学校設置のため平成21年3月に閉校した。
- 私立
- 和光高等学校
- 日本大学第三高等学校
- 町田調理師専門学校(高等課程)
- 町田家政福祉高等専修学校(閉課予定)
- 国本学園女子高等学校(町田キャンパス)
中学校
- 都立
- 町田養護学校(町田の丘学園)
- 市立
- 町田第一中学校
- 町田第二中学校
- 町田第三中学校
- 南大谷中学校
- 本町田中学校
- 山崎中学校
- 木曽中学校
- 小山田中学校
- 鶴川中学校
- 鶴川第二中学校
- 金井中学校
- 薬師中学校
- 真光寺中学校
- 堺中学校
- 武蔵岡中学校
本町田中学校は平成23年3月閉校予定。また、武蔵岡中学校は平成24年度を目処に大戸小学校と同一校舎化し、小中一貫教育を実施する予定。
- 私立
- 日本聾話学校(日本唯一の私立聾学校)
小学校
- 都立
- 町田養護学校(町田の丘学園)
- 市立
- 町田第一小学校
- 町田第二小学校
- 町田第三小学校
- 町田第四小学校
- 町田第五小学校
- 町田第六小学校
- 南大谷小学校
- 本町田東小学校
- 本町田小学校
- 藤の台小学校
- 南第一小学校
- 南第二小学校
- 南第三小学校
- 南第四小学校
- つくし野小学校
- 小川小学校
- 成瀬台小学校
- 鶴間小学校
- 高ケ坂小学校
- 成瀬中央小学校
- 南成瀬小学校
- 南つくし野小学校
- 鶴川第一小学校
- 鶴川第二小学校
- 鶴川第三小学校
- 鶴川第四小学校
- 金井小学校
- 大蔵小学校
- 三輪小学校
- 忠生第一小学校
- 小山田小学校
- 忠生第三小学校
- 木曽境川小学校
- 小山田南小学校
- 山崎小学校
- 七国山小学校
- 図師小学校
- 小山小学校
- 小山ヶ丘小学校
- 小山中央小学校
- 相原小学校
- 大戸小学校
- 市立小学校統廃合について
1968年の相原小学校大戸分校の閉校(後に大戸小学校が開校)以来、長年に亘って統廃合は行われたかったが、2001年以降統廃合が行われている。近年行われた小学校の統廃合および新設の状況は以下の通り。
- 2001年 - 忠生第四小学校 + 木曽小学校 →木曽境川小学校
- 2002年 - 本町田西小学校 + 原小学校 + 緑ヶ丘小学校 →本町田小学校
- 2003年 - 忠生第五小学校 + 忠生第六小学校 + 忠生第七小学校→七国山小学校
- 2005年 - 小山ヶ丘小学校開校
- 2009年 - 図師小学校開校
- 2010年 - 小山中央小学校開校
小山田小学校は忠生第二小学校より改称している。 過去の統廃合等については、廃校一覧も参照。
- 私立
その他
- 西東京朝鮮第二初中級学校(小・中学校に相当)
交通
東京都区部までは電車利用で50分程度(市の中心駅である町田から新宿へは小田急小田原線の快速急行利用で約30分)。中東部を小田急線が、南部を東急田園都市線が、南西部と西部をJR横浜線が、北西部を京王相模原線が、いずれも市域の外縁部を通っている。
良好な鉄道アクセスは市域の外縁部に集中しており、市域の中央部に鉄道空白地帯を多く抱えている。そのためバスが主要な交通手段として発達しており、運行本数が多い。特に山崎団地・藤の台団地から町田駅方面へは昼間でも頻繁に運行がなされており鉄道の空白を埋める役割を果たしている。
市南部・北西部の主要幹線道路については、幅員の狭いものが多く、路線バスも十分な運行本数が確保されていないこともあり、慢性的な渋滞が発生している。また、都心部への鉄道交通や市内のバス路線網が発達している一方で、同じ多摩地域の近隣都市へと移動する手段は整備が遅れている。そのため、多摩都市モノレールや小田急多摩線の市内延伸が構想されているが、実現の目途は立っていない。
バブル期には鉄輪式リニアモーターカーによる(都営地下鉄大江戸線と同じ方式)ミニ地下鉄建設が検討されたことがある[3]。
鉄道
市内の路線・駅
鉄道網の状況については、前述の「交通」を参考の事。
- 横浜線
括弧内は神奈川県相模原市だが、概ね町田市との都県境(境川)に沿っており、最寄駅が相模原市内の駅となる市民も多い。
- - 多摩境駅 -
主要部へのアクセス
日中の東京・横浜方面への所要時間は以下のとおりである。なお、朝夕の通勤時間帯には5~15分程度所要時間が余計にかかる。
- 東京方面
- 横浜方面
バス
詳細は町田バスセンター参照 市内の路線バスは、神奈川中央交通が全域にわたって運行しており、他社の乗り入れは少ない。
- 町田営業所
- 大和営業所
- 市南部の金森、成瀬、鶴間地区が主要地。金森地区コミュニティバスも担当している。
- 相模原営業所
- 相模原市方面の路線を主に所管。
- 多摩営業所
- 市西部の常盤、多摩境周辺と、古淵駅発着路線、鶴川駅からの多摩市方面の路線を主に所管。
- 三ヶ木・城山操車所
- 市西部の相原周辺の路線を主に所管。
- その他
- 小田急バス 町田営業所
- 鶴川駅、鶴川団地が主要地。また、玉川学園コミュニティバスも担当している。
- 京王バス南南大沢営業所・京王電鉄バス多摩営業所
- 多摩市・八王子市との境界付近を数路線がわずかに乗り入れている。
※2006年まで鶴川駅に京王バスが発着していたが廃止された。
空港へのアクセス・高速バス
町田バスセンターから、羽田空港(神奈川中央交通・京浜急行バス)および成田空港(神奈川中央交通・京成バス)へ、それぞれ空港連絡バスが頻発して運行されている。
また、都市間高速バスとして、大阪駅行きの昼行高速バスが運行されており、夜行高速バスも 京都駅・大阪駅・USJ行、広島駅行、盛岡駅行が運行されている。
以前は奈良駅行も運行されていたが、奈良交通の路線再編により経由しなくなった。
主要道路
- 東名高速道路
- 国道16号
- 首都圏外縁を結ぶ環状路線。町田市では南端部と北端部をわずかに通る。
- 国道246号
- 町田街道
- 都市計画道路 町田3・3・36号線
- 町田街道のバイパス路線。多摩都市モノレール導入用の空間が用意されている。2009年7月時点で一部区間が供用されており、「多摩地域における都市計画道路の整備方針」に基づき市域中部をはじめとして相原駅付近、南町田駅付近の整備が予定されている。
- 鎌倉街道
- 鶴川街道
- 芝溝街道
- 淵野辺駅前から、根岸・図師・野津田・大蔵等市内北部を結び、鶴川駅へ至る。
- 成瀬街道
- 町田市と川崎市を結ぶ路線の一部。町田駅から横浜市北西部を結ぶ。
- 団地いちょう通り
- 鶴川街道から、藤の台・山崎・境川の各団地を結ぶイチョウ並木の通り。広幅員のため、バス路線の重要な経路となっている。また、鶴川街道・鎌倉街道から町田街道・相模原市方面への短絡ルートとしても利用される。
- 町田駅前通り
- 神奈川県との都県境付近を走り、市内中西部と町田駅とを結ぶ道路。この路線を経由して町田から淵野辺方面へバスが運行されている。
- 原町田大通り
- JR町田駅前から町田街道までの連絡路線。将来は都市計画道路3・3・36号線と一体になるだけでなく、多摩都市モノレールの町田延伸の際には導入空間となる予定
観光
自然
特産品・名産品
市内の薬師池公園及び円林寺に、大賀ハスの蓮田があることから、蓮や薬師池にちなんだ商品が多い。
- 豚肉、及び豚肉等を加工した食品
- 果実(イチゴ、禅寺丸柿)
- 酒類(柿ワイン、日本酒、焼酎等)
- 主に酒造に使用される米、醤油等の調味料
- 絹糸(江戸時代以前から、市内を「絹の道」が通っていた名残り)
- やくし団子
- シクラメン
- 薬師池の大賀ハスを使用したもの(最中、饅頭、酒その他)
- 牛乳(明治時代、横浜居住の外国人向けの牛乳生産を行ったことが由来。戦後、東京への牛乳供給地として立地する。現在、相原・小山地区の酪農家による農事組合法人「東京みるく工房ピュア」が乳製品、イタリアンジェラートの販売を行っている。また、東京発地産地消牛乳「東京牛乳」の原乳生産も行っている。)
- 小山田三ツ葉(丘陵地の斜面に掘った横穴を使った三ツ葉の促成栽培)
など
なお、これら名産品の一部は、町田バスセンターにある市関連名産品店「名産品の店まちだ」で購入することができる。
祭事・催事
- まちださくらまつり(3月下旬から4月上旬) - 「尾根緑道さくら祭り」をメインイベントに、市内各地で様々な催しが行われる。
- フェスタまちだ(9月) - 町田駅周辺各所(原町田)にて開催。エイサーを中心とした祭りである。
- 町田ごみフェスタ(10月) - 町田リサイクル文化センターにて開催。
- まちだカーニバル「町田大道芸」(10月) - 町田駅周辺各所(ぽっぽ町田他)にて開催。
- 町田市産業祭(10月) - まちだターミナルパーキング屋上、小田急百貨店町田店屋上をメイン会場として開催される。
- 町田市こどもマラソン大会(11月) - 町田市立陸上競技場(野津田競技場)にて開催。
- 町田市農業祭「太陽と緑のまつり」(11月) - 野津田公園にて開催。
電話
- 三輪町及び三輪緑山以外の町田市内は相模原MA(市外局番:042-7)に属するため、神奈川県相模原市の大半のエリア(旧津久井町地区等を含む)や、遠く山梨県道志村月夜野地区まで市内通話扱いとなる。
- このうち町田市に割り当てられているのは042-706~710, 042-720~729, 042-732, 042-734~739, 042-770~775(堺地区、相模原市でも割り当てられている)、042-782~783(堺地区、相模原市でも割り当てられている)、042-788~799。
- 三輪町及び三輪緑山は川崎MA(市外局番:044)に属するため、神奈川県川崎市と市内通話扱い。相模原MAに属する町田市内への通話は県内市外通話となる。
- このため、電気通信上では、町田市は神奈川県に属する。そのため、町田市から東京都内の区市町村への通話は県間通話となる。(ただしNTTの管轄は東京支店である)
出身有名人
文化・芸能
- 大貫亜美:PUFFY ミュージシャン、タレント
- 諏訪内晶子:ヴァイオリニスト(成瀬台小学校から成瀬台中学校を卒業)
- 大久保宙:ドラマー、パーカッショニスト
- 大久保光(Hova)(2way1soul、Human Beat Boxer)
- 八木重吉:詩人
- 渡辺潤:漫画家
- 片岡飛鳥:フジテレビディレクター
- t-kimura (木村貴志):音楽プロデューサー
- 高橋雄一:日本テレビアナウンサー
- 右松健太:日本テレビアナウンサー
- 久保田直子:テレビ朝日アナウンサー
- 山内あゆ:TBSアナウンサー
- 木内なな:テレビ新潟アナウンサー
- 中島裕翔:Hey! Say! JUMP
- 日向秀和:ベーシスト
- LAST ALLIANCE:ロックバンド
- 豊口めぐみ:声優
- 中村修:将棋棋士、第35・36期王将
- 春畑道哉:ロックバンドTUBEのギター担当で、日本の男性ギタリスト。
- マキシマムザ亮君:ロックバンドマキシマムザホルモンの作詞作曲、ヴォーカル、ギター担当。
- 久保翔:俳優
- 薄井清:作家
- 藤岡正明:歌手、俳優
- Shoko:ジャズシンガー
スポーツ選手
- 福王昭仁:元巨人内野手、現二軍打撃コーチ
- 荻野忠寛:千葉ロッテマリーンズ投手
- KAZMA:プロレスラー(KAIENTAI-DOJO所属)
- 北太樹明義:大相撲力士
サッカー選手
- 北澤豪:元東京ヴェルディ1969、現在は解説者
- 坪井慶介:浦和レッズ
- 戸田和幸:ザスパ草津
- 山口貴之:元FC町田ゼルビア
- 山田卓也:FCタンパ・ベイ・ラウディーズ
- 林健太郎:元ヴァンフォーレ甲府
- 高橋泰:アビスパ福岡
- 鈴木健仁:元ベガルタ仙台
- 木村直樹:元ザスパ草津
- 熱田眞:元京都パープルサンガ
- 丸山良明:チョンブリーFC
- 星大輔:FC町田ゼルビア
- 福永泰:元ベガルタ仙台
- 飯島寿久:元アビスパ福岡
- 水谷雄一:京都サンガF.C.
- 竹中穣:元FC町田ゼルビア
- 酒井良:FC町田ゼルビア
- 津田和樹:FC町田ゼルビア
- 藤吉信次:元ニューウェーブ北九州
- 小野信義:元ニューウェーブ北九州
- 関光博:ギラヴァンツ北九州
- 権東勇介:元ツエーゲン金沢
- 阿部祐大朗:ガイナーレ鳥取
- 木村勝太:松本山雅FC
- 秋元陽太:横浜F・マリノス
- 田中裕介:横浜F・マリノス
- 太田宏介:清水エスパルス
- 大前元紀:清水エスパルス
- 小林悠:川崎フロンターレ
その他の有名人
ゆかりの有名人
- 遠藤周作:小説家
- 石川桂郎:俳人、随筆家、小説家
- 田河水泡:漫画家
- 白洲正子:随筆家
- 白洲次郎:実業家
- 櫻田常久:小説家
- 田尻智:ゲームクリエイター
- 佐藤琢磨:F1ドライバー
- U字工事:お笑いコンビ…大学生時代に暮らしていた。うち、益子卓郎だけが現在も暮らしている[4]。
町田を舞台とする作品
- 小説
- まほろ駅前多田便利軒 - 三浦しをんによる第135回直木賞受賞作となった小説。舞台となる架空の地「まほろ市」のモデル。実在する場所や店舗を名前を変えるかあるいは伏せた形で記されている。
- 殺人方程式 - 綾辻行人による推理小説。殺人事件の起こった場所は、町田市と相模原市の境界線に流れる境川と横浜線が交わる辺りと見られる。
- 映画
- ハラスのいた日々 - 桜美林大学(常盤町)でロケを行っている。また当時の学生がエキストラ出演している。
- うなぎ (映画) - 町田市小野路町周辺がロケ地。
- 恋愛寫眞 - 桜美林大学(常盤町)でロケを行っている。
- コミック・アニメ
- 神聖モテモテ王国 - 主人公が暮らすアパートが町田市内にあるとみられる。
- ロリコンフェニックス - ブラックロリータ団の本部は町田市にあり、町田駅付近の電化製品店では幹部が働いている。
- 課長王子 - 主人公が利用する駅など町田市内を描写しているシーンがあり、町田市に住んでいると思われる。また、田中王児の声を演じた石井康嗣は、アフレコ後のインタビューにおいて町田について語っていた[5]。
- TOKKO 特公 - ストーリーの重要な舞台である。
- 莫逆家族 - 街並などは町田がモデルになっている
- 監察医朝顔 - 背景に描かれる街並に町田市内の風景をアレンジしたらしいものが散見される。
- ゲーム
ナンバープレート
町田市は、多摩ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。
- 多摩ナンバー割り当て地域
- 立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・西東京市・東大和市・狛江市・東久留米市・清瀬市・武蔵村山市・多摩市・稲城市[2]。
参考
- ^ 町田市景観計画(2009年12月)
- ^ 東京都多摩市都市整備部『多摩市の町名』(1989年)
- ^ アエラ第2巻13号(1989年3月28日号)56ページ
- ^ TBSテレビのザ・イロモネアで司会のウッチャンナンチャンの内村光良が暴露した。
- ^ ザッツ・王子・ワールド PART2 アフレコ現場通信
関連項目
- 南多摩斎場 - 町田市など都内近隣5市で構成する南多摩斎場組合が運営する斎場。
外部リンク
- 行政
- 観光
- その他
- 市街地航空写真 - 国土交通省のサイト
- 右下から左中央へJR横浜線が、右上から左下へ小田急小田原線が走っている。交点やや右が横浜線町田駅、交点やや上が小田急線町田駅である。左中央から下中央に流れる川が境川で、おおむねこれより左下が神奈川県相模原市。撮影は10年以上前であると思われる。