コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

エイケン (アニメ制作会社)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Konandoil (会話 | 投稿記録) による 2010年11月24日 (水) 16:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (歴史)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

株式会社エイケン
EIKEN Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
116-0003
東京都荒川区南千住六丁目56番7号
設立 1969年3月10日
業種 情報・通信業
法人番号 1011501005618 ウィキデータを編集
事業内容 アニメーション制作およびその関連事業
代表者 村田英憲(代表取締役会長)
毛内節夫(代表取締役社長)
資本金 10,000,000円
従業員数 50名
主要株主 株式会社アサツー ディ・ケイ(70%)
外部リンク www.eiken-anime.jp(公式サイト)
テンプレートを表示

株式会社エイケン (英語表記:EIKEN Co.,Ltd.)は、アニメーション制作およびその関連事業を主な事業内容とする日本の企業。日本動画協会正会員。代表作ともいえる長寿テレビシリーズ作品の『サザエさん』では、2000年前後に他社がアニメーション制作のデジタル化へと移行する中で、アナログ制作にこだわりセル画を一貫して使用している。

歴史

1963年に設立された日本テレビジョン株式会社[1](以下TCJ)の映画部がエイケンの前身である。テレビCM制作会社であるTCJは、アニメーションを使ったテレビCMの制作を得意としていたが、テレビCMはアニメから実写での制作が主体となり、アニメの制作スタッフ活用のために映画部を設立した。虫プロダクション制作の『鉄腕アトム』のヒットにあやかって、『鉄人28号』、『仙人部落』などのテレビシリーズの制作を開始した。1969年、「株式会社テイ・シー・ジェー動画センター」としてTCJから分離。この際、これまでアニメ製作の中心だった高橋茂人が独立し、瑞鷹(『ムーミン』や『ハイジ』の制作会社)を興す。

1973年に「株式会社エイケン」に商号を変更した。社名は代表取締役会長[2]である村田英憲の名前の音読みからとられたものである。

2002年7月、大手広告代理店のアサツー ディ・ケイ (ADK)がエイケンの発行済み株式の70%を取得。同時にフジテレビジョンが10%を取得してADKの関係会社となった。TCJはヤナセの完全子会社である為、エイケンとの関係は希薄となった。

2007年には、代表取締役社長だった村田英憲が代表取締役会長に就任し、副社長だった毛内節夫が代表取締役社長に就任した。

2008年東京国際アニメフェア2008にて、村田英憲が第4回功労賞表彰を受章。

作品履歴

TCJ時代より

エイケンから

その他

関連人物

脚注

  1. ^ 1969年に株式会社テイ・シー・ジェーに商号変更
  2. ^ 当時は代表取締役社長

参考文献

  • 『アニメーションノート No.04』(誠文堂新光社 2006年 ISBN 4-416-80678-7) 地上デジタル放送対応後の『サザエさん』制作体制と社名の由来について

関連項目