九州国際大学付属中学校・高等学校
九州国際大学付属中学校・高等学校 | |
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ファイル:P1000004.JPG | |
過去の名称 | 八幡大学附属高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人九州国際大学 |
設立年月日 | 1958年2月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
高校コード | 40513C |
所在地 | 〒805-0002 |
福岡県北九州市八幡東区枝光五丁目9番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
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九州国際大学付属中学校・高等学校(きゅうしゅうこくさいだいがくふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、福岡県北九州市八幡東区枝光五丁目にある私立中学校・高等学校。全日制普通科。創立以来男女併学だったが、2010年度より男女共学となった。学校法人九州国際大学が運営。
概要
北九州地区のPTAの要望で設立された。設立当初は男子部と女子部が設置されており、それぞれ別のカリキュラムで授業が行われる男女併学校だったが、2010年から完全な共学となった。北九州地区の代表的な私立進学校で、福岡県内で最多の受験生を集めていることでも知られる。
男子部はスポーツ、女子部は国際交流でも有名である。また男子部は学力別のクラス編成、女子部は特進ハイレベルクラスを設けることで東京大学や九州大学、早慶、関関同立といった難関大学の合格者を輩出している。
また、2000年度より設立された中学校が高校の一貫部(共学)と連結して、6年間の中高一貫教育を高校の男子部・女子部とは別に行ってきたが、中・高の再編に伴い、併設型中高一貫校(中学卒業時に外部高校への進学が可能)に改められた。なお、前年度以前の入学者に対しては全員が卒業するまで旧カリキュラムによる学習が継続される。
地元では一般的に「九国大付属(高校)」(きゅうこくだいふぞく)、「九国」(きゅうこく)または単に「付属」と省略して呼ばれることが多い。ただ、「九国」の呼び方は大学(九州国際大学)と重なるため、高校野球の試合等では応援団を中心に自校のことを「付高」(ふこう)と呼んでいる。この「付高」の文字は校章にも見られる。かつて八幡大学付属高校だった当時は「八大付属」(はちだいふぞく)、「八大」(はちだい)などと呼ばれていた。
中学校校歌は八幡大学附属高等学校(当時)出身の大内義昭によって制作された
沿革
- 1958年2月1日 - 設立認可、八幡大学附属高等学校と称する。この時点では現在の男子部のみの設置であった。
- 1958年4月7日 - 開校式を挙行する。
- 1963年4月1日 - 女子部を設置する。
- 1979年8月 - 第61回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に初出場。横浜商(神奈川)に1-6で1回戦敗退。
- 1982年3月 - 第54回選抜高等学校野球大会(センバツ)に初出場。横浜商に1-2で1回戦敗退。
- 1982年8月 - 第64回全国高等学校野球選手権大会に3年ぶり2回目の出場、春夏連続出場を果たす。1回戦で6回途中まで4-2日大二(西東京)とリードしていたものの降雨によりノーゲーム、3日後の再試合では日大二に6-9で初戦敗退。
- 1984年12月 - 第35回全国高等学校駅伝競走大会(都大路)に初出場ながら7位入賞。
- 1985年12月 - 第36回全国高等学校駅伝競走大会に連続出場。三連覇した報徳学園とのトラック勝負となったデッドヒートの末、大会新記録(当時)で準優勝。後日、現代社会の教科書の表紙にその時のゴールシーンが掲載される。
- 1989年4月1日 - 八幡大学が九州国際大学に改名したことに伴い、九州国際大学付属高等学校に校名を変更。
- 1993年12月 - 女子第5回全国高等学校駅伝競走大会に北部九州地区代表として初出場。
- 1994年12月 - 男子第45回全国高等学校駅伝競走大会に北部九州地区代表として出場。女子第6回全国高等学校駅伝競走大会に福岡県代表として連続出場し、筑紫女学園高等学校を破り7位入賞(男女アベック出場)。
- 1998年12月 - 女子第10回全国高等学校駅伝競走大会に北部九州地区代表として出場。九州大会は2位。本大会では18位で終わる。
- 2000年4月 - 九州国際大学付属中学校が開校。
- 2001年4月 - 移転(八幡東区平野)した大学の跡地に男子部の新校舎が竣工し、移転する。
- 2004年12月 - 男子第55回全国高等学校駅伝競走大会に北部九州地区代表として出場。
- 2005年9月 - 女子部の新校舎が竣工し、移転する。
- 2006年11月 - 中高一貫部の第1期生が卒業(東京大学やお茶の水女子大学への現役合格者が輩出)。
- 2006年12月 - 第85回全国高等学校サッカー選手権大会に福岡県代表として初出場。1回戦で富山一を5-0の大差で退けるが、2回戦では桐光学園に0-1で惜敗。
- 2009年8月 - 第91回全国高等学校野球選手権大会に27年ぶり3回目の出場。開幕戦で常総学院(茨城)に8-4で春夏通じて初の勝利。2回戦も樟南(鹿児島)に3-1で勝利したが、3回戦は帝京(東東京)に3-4でサヨナラ敗退。
- 2009年12月 - 男子第60回全国高等学校駅伝競走大会に北部九州地区代表として出場。
- 2010年4月 - これまでの男子部と女子部で共学化がスタート。共学の併設型中高一貫校となる。
- 2010年12月 - 第89回全国高等学校サッカー選手権大会に福岡県代表として4年ぶり2回目の出場。1回戦で秋田商業高等学校を4-0の大差で退けるが、2回戦では西武台高等学校に1-2で惜敗。
- 2011年3月 - 第83回選抜高等学校野球大会に29年ぶり2回目の出場。同大会としては1954年の小倉高校以来福岡県勢57年ぶりとなる決勝進出を果たすが、東海大相模に敗れ準優勝。
部活動
- 男子部
など
など
主なコース
- 難関クラス
- S特進クラス
- 特進クラス
- 準特進クラス
- 進学クラス
特殊なコース
- 国際コミュニケーションクラス
- トップアスリートクラス
アクセス
男女共に、生徒には枝光駅から学校までの送迎バスが用意される。
出身者
- 男子部
- 池田信太郎 - バドミントン選手、日本ユニシス所属
- 榎本葵-プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス選手(外野手)
- 大内義昭 - 歌手、作曲家
- 加藤聡弘 - お笑いコンビ「プリンプリン」のうな加藤
- 加藤大輔 - プロ野球オリックス・バファローズ(投手)
- 河野元貴- プロ野球読売ジャイアンツ(捕手・育成選手)
- 城戸けんじろ - 元ジャパハリネットボーカル
- 金哲彦 - ニッポンランナーズ理事長、元マラソン選手、解説者
- せきやてつじ - 漫画家(『バンビ~ノ!』など)
- 只隈伸也 - 大東文化大学陸上部元監督
- 土居壮 - アナウンサー
- 永井謙佑 - サッカー選手。名古屋グランパスエイト所属。U-20サッカー日本代表。。
- 西田たかのり - 福岡県を中心に活動しているローカルタレント
- 二保旭 - プロ野球選手福岡ソフトバンクホークス(投手・育成選手)
- 原満幸 - テレビ西日本記者(元アナウンサー)
- 東順治 - 公明党衆議院議員
- 日高剛 - プロ野球オリックス・バファローズ捕手
- 渕正信 - プロレスラー
- 松尾スズキ - 演出家。大人計画主宰
- 小川英文 - 文化人類学者。東京外国語大学教授。
- 堤隆 - 土木工学専攻。鹿児島工業高等専門学校准教授。熊本大学大学院修士課程出身。工学博士(長岡技術科学大学)
- 桑原司 - 社会学者。鹿児島大学准教授。文学博士(東北大学)
- 女子部
関連校
関連項目
外部リンク
- 九州国際大学付属 中学校・高等学校 総合サイト
- 九州国際大学付属高等学校(男子部) - 旧・男子部
- 九州国際大学付属高等学校女子部 - 旧・女子部
- 九州国際大学付属中高等学校 - 旧・中高一貫部
- 九州国際大学付属高等学校同窓会(男子部)