ナッシュビル・プレデターズ
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ナッシュビル・プレデターズ | |
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創設年 | {{{創設年度}}} |
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ホームアリーナ | ブリヂストン・アリーナ(Bridgestone Arena) |
ホームタウン | テネシー州ナッシュビル |
チームカラー | 青、金 |
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GM | {{{ゼネラルマネージャー}}} |
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ナッシュビル・プレデターズ(Nashville Predators)はアメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルを本拠としている北米プロアイスホッケーリーグ (National Hockey League 略 NHL)チームである。
歴史・チームについて
- チーム名は、ナッシュビルでアムサウス・センターの建設工事中、1万年前に絶滅したと言われるセイバーツースタイガーの牙(サーベルタイガー (Smilodon))と、脚の骨が発掘されたことにちなむ。
- 地元のファンは「Preds」(プレッズ)と呼んでいる。
- チームマスコットは「Gnash」「ナッシュ」。Gは発音されない。
- パワー・プレイになると場内アナウンスで「ザ、プレデターズ アー、オ~ン・ザ・パワープレー!」とコールされ、プレデターズファンも一緒に「オ~ン・ザ・パワープレー!」を合唱する。
- ナッシュビルは Music city と呼ばれているように、各ピリオド間にはバンドの生演奏も行われる。
- 初試合は1998年10月10日にホームで行われた対フロリダ・パンサーズ戦で0対1で敗れた。
- チーム発足時から在籍している選手は、デービッド・レグワンド(David Legwand, チーム史上初のドラフト指名選手)のみである。また、後述のように、GMとヘッドコーチは変わったことがない。
チームの歴史
歴代ヘッドコーチ
- 初代 バリー・トロッツ (Barry Trotz, 1998~)
歴代GM
- 初代 デービッド・ポイル (David Poile, 1998~)
歴代キャプテン
- 初代 トム・フィッツジェラルド (Tom Fitzgerald, 1998~2002)
- 2代目 グレッグ・ジョンソン(Greg Johnson, 2002~2006)
- 3代目 キーモー・ティモネン(Kimmo Timonen, 2006~2007)
- 4代目 ジェーソン・アーノット(Jason Arnott, 2007~2010)
- 5代目 シェー・ウェバー (Shea Weber, 2010~)
ウェバーが生え抜き選手では初となるキャプテンに就任した。 また、元ワシントン・キャピタルズのスコット・ウォーカー (Scott Walker)は2003年1月に数試合、ジョンソンの代理でキャプテンをつとめている。
プレデターズシーズンレキャップ
- 1998-99 参戦1年目。新チームの1年目の成績としてはNHL歴代3位に入る28勝をあげる(勝ち点63)。
- 1999-00 昨年度活躍したベテランらを放出して、若手主体のチームとして再び28勝をあげた(勝ち点70)。
- 2000-01 この年はさいたまスーパーアリーナで開幕。チームは34勝36敗と善戦、勝ち点80を獲得。最後の一週間までプレーオフ圏内にとどまるなど、三年目にして飛躍を見せた。
- 2001-02 シーズン中にオルターネート・ジャージー(3rd Jersey)をデビューさせる。一方のチームは全体的に振るわず、成績がまた28勝に戻る。シーズン終盤には、チーム創設時から貢献してきたベテラン選手の大量放出を行い、世代交代を押し進めた。
- 2002-03 開幕直後はつまずいたものの、中盤の快進撃でプレーオフ圏内へと浮上。しかし3月に、チーム得点王のレグワンドが骨折すると、それに影響されたのかチームも大失速。結局チーム史上ワーストとなる27勝に終わる。
- 2003-04 オフシーズンにはディフェンスマン6人中4人を放出する大規模な入れ替えを行い、当時チーム記録となる91ポイントを上げ第8シードでプレーオフ初参加。強敵デトロイト・レッドウィングス相手に第6戦まで粘ったものの2勝4敗で敗れ去った。
- 2004-05 ロックアウトにより全試合中止
- 2005-06 スピードを重視するナッシュビルに有利になるルール変更があっただけでなく、大スター・ポール・カリヤ(Paul Kariya)を獲得した。シーズンではまたしても当時チーム記録の106ポイントをあげ、ホームアドバンテージを持つ第4シードに食い込むが、プレーオフではサンノゼ・シャークス相手に1勝4敗で1回戦敗退。
- 2006-07 1ヶ月近い間、30チーム中1位の成績を維持し、プレジデンツトロフィー(会長賞)も視野に入っていたのだが、終盤に失速。それでもチーム記録の110ポイントをあげた。プレーオフでは前年に引き続き、シャークスと対戦することになったが、最終的に2年連続の1勝4敗、3年連続の1回戦敗退に終わる。
- 2007-08 オーナーの財政難、それに伴う移転問題(後述)もあり、主力を大量放出せざるを得なくなったプレデターズは、過去2年に比べ苦戦。最終的にカンファレンス8位ギリギリで、4年連続のプレーオフ進出を決めたものの、レッドウィングス相手に太刀打ちできるわけがなく、2勝4敗で4年連続プレーオフ1回戦敗退となった。
- 2008-09 アレキサンダー・ラデュロブ (Alexander Radulov) の二重契約問題でいきなりシーズンに暗雲が漂ったプレデターズは、序盤からカンファレンス最下位を争う低空飛行。その後チームは持ち直して、一時はプレーオフ圏内まで上るが、最終的にセントルイス・ブルースやアナハイム・ダックスに阻まれ、5年連続のプレーオフ進出はならなかった。
- 2009-10 攻撃力不足は解決しなかったものの、若手選手の台頭やチーム力で勝利を積み重ね、最終戦でチーム史上3度目となる100ポイントに到達した。が、カンファレンス7位で臨んだプレーオフでは、一回戦で後の覇者・ブラックホークスと激突。あえなく敗退する。一回戦で後の覇者と対戦するのは2回連続である。
- 2010-11 またしても攻撃力不足に悩まされるが、ペカ・リネー (Pekka Rinne) が最優秀ゴーリー (ヴェジナ・トロフィー) 投票で、キャプテンのウェバーが最優秀ディフェンスマン (ノリス・トロフィー) 投票で、ともに2位になるなどの活躍で、4度目の100ポイントこそ僅差で逃したものの、カンファレンス5位で、2年連続6度目のプレーオフ進出。1回戦ではアナハイム・ダックスと対戦し、4勝2敗で、6度目にして初めてプレーオフ2回戦進出を果たした。
- 2011-12 シーズン前に新しいロゴとユニフォームを導入。
2008年以降のプレデターズ移転説
- プレデターズの旧オーナーであるクレイグ・レポイド(Craig Lepoid)がカナダ人のビジネスマン(Research In Motion社の共同CEOジム・バルシリー)にチームを譲渡することが決定した。また、この新オーナーがカナダのオンタリオ州ハミルトン市への移転を考えている。しかし、本拠地である「ソメット・センター」との契約で、2009年まで本拠地移転はできないのだが、2007-2008年度の1試合平均入場者数が14000人を超えない場合、その契約を破棄することができ、その翌年以降にハミルトンへの移転の可能性が高いようだ。また、カンザスシティなどハミルトン以外への移転説も浮上している。これの対策として、ナッシュビル周辺の企業家たちが名乗りを上げてプレデターズ買収に乗り出している。また、7月20日には移転反対の「ファンラリー」が開かれた。しかし、8月に入り、レポイドはカナダ人ビジネスマンではなく、移転反対のため、チーム買収に名乗りを上げたナッシュビル周辺の企業家集団にチームを売却することを決定し、チームの移転説は否定された。
チーム記録
- 年間最多ゴール… ジェイソン・アーノット (Jason Arnott), 33 (2008-09)
- 年間最多アシスト… ポール・カリヤ (Paul Kariya), 54 (2005-06)
- 年間最多得点… ポール・カリヤ, 85 (2005-06)
- 年間最多ゴール(ディフェンスマン)… シェイ・ウェバー (Shea Weber), 23 (2008-09)
- 年間最多得点(ディフェンスマン)… キーモー・ティモネン (Kimmo Timonen), 55 (2006-07)
- 年間最多得点(新人)… アレキサンダー・ラデュロブ (Alexander Radulov), 37 (2006-07)
- 年間最多ペナルティー・ミニッツ(PIM)… パトリック・コーテー (Patrick Cote), 242 (1998-99)
- 年間最多勝…トーマス・ヴォークーン (Tomas Vokoun), 36 (2005-06)
- 年間最多完封…ペカ・リネー (Pekka Rinne), 7 (2008-09, 2009-10)
- 通算最多出場… デービッド・レグワンド (David Legwand), 768
- 通算最多ゴール… デービッド・レグワンド, 169
- 通算最多アシスト… デービッド・レグワンド, 279
- 通算最多得点… デービッド・レグワンド, 448
プレーオフ戦績
カンファレンス準々決勝(1回戦)敗退
- 2003-2004,2007-2008シーズン(2-4 Red Wings)
- 2005-2006,2006-2007シーズン(1-4 Sharks)
- 2009-2010シーズン(2-4 Blackhawks)
カンファレンス準決勝(2回戦)敗退
- 20010-11シーズン(4-2 Ducks, 2-4 Canucks)
戦績
注: GP = 試合数, W = 勝, L = 敗, T = 引き分け(2005-2006年以降廃止), OTL = 延長敗, Pts = ポイント, GF = 得点, GA = 失点, PIM = 反則時間(分)
シーズン | GP | W | L | T | OTL | Pts | GF | GA | PIM | 順位 | Playoffs |
1998-99 | 82 | 28 | 47 | 7 | — | 63 | 190 | 261 | 1420 | 4位, Central | |
1999-00 | 82 | 28 | 40 | 7 | 7 | 70 | 199 | 240 | 946 | 4位, Central | |
2000-01 | 82 | 34 | 36 | 9 | 3 | 80 | 186 | 200 | 944 | 3位, Central | |
2001-02 | 82 | 28 | 41 | 13 | 0 | 69 | 196 | 230 | 1071 | 4位, Central | |
2002-03 | 82 | 27 | 35 | 13 | 7 | 74 | 183 | 206 | 969 | 4位, Central | |
2003-04 | 82 | 38 | 29 | 11 | 4 | 91 | 216 | 217 | 1360 | 3位, Central | 1回戦敗退 |
2004-051 | — | — | — | — | — | — | — | — | — | — | — |
2005-062 | 82 | 49 | 25 | — | 8 | 106 | 259 | 227 | 1489 | 2位, Central | 1回戦敗退 |
2006-07 | 82 | 51 | 23 | — | 8 | 110 | 272 | 212 | 2位, Central | 1回戦敗退 | |
2007-08 | 82 | 41 | 32 | — | 9 | 91 | 183 | 175 | 2位, Central | 1回戦敗退 | |
2008-09 | 82 | 40 | 34 | — | 8 | 88 | 213 | 233 | 5位, Central | ||
2009-10 | 82 | 47 | 29 | — | 6 | 100 | 225 | 225 | 3位, Central | 1回戦敗退 | |
2010-11 | 82 | 44 | 27 | — | 11 | 99 | 219 | 194 | 2位, Central | 2回戦敗退 | |
Totals | 738 | 324 | 307 | 60 | 46 | 663 | 1884 | 1968 | 9346 | — | — |
- 1 ストにより全試合中止。
- 2 延長敗の勝ち点1を含む。