アルタード・ステーツ/未知への挑戦
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『アルタード・ステーツ 未知への挑戦』(あるたーど・すてーつ みちへのちょうせん、英: Altered states)は、1979年[1]、アメリカのSF映画。
ジョン・C・リリー博士による感覚遮断実験での変性意識状態(Altered_state_of_consciousness)をモデルとした映画である。
当初は、アーサー・ペンが監督に予定されていた。
また脚本家のチャイエフスキー(オスカー像獲得の常連である)は、ラッセル監督のケレン味たっぷりの演出に嫌気がさして、脚本のクレジットから名前を削ることを要請し、原作者扱いになった。
公開当時、『ロッキング・オン』誌と『宝島』誌の間で、この映画の解釈と評価をめぐる論争が起こった。
ストーリー
人間の身体には、魚類から両生類や爬虫類や鳥類などを経た哺乳類への進化のプロセス、あるいはそれ以前からの進化のプロセスが詰まっているといわれる。それを遡って生命の根源を探究したいと考えた科学者は、アイソレーション・タンクと幻覚剤を用いて、自らを実験台にした研究を開始する。しかしやがて彼の肉体に予期せぬ変化が訪れる。
スタッフ
- 監督:ケン・ラッセル
- 原作:パディ・チャイエフスキー
- 特殊効果:ディック・スミス
- 音楽:ジョン・コリリアーノ
キャスト
脚注
- ^ “映画 アルタード・ステーツ/未知への挑戦”. Allcinema. 2010年12月16日閲覧。