ベニバシガモ
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ベニバシガモ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Netta peposaca (Vieillot, 1816) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ベニバシガモ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Rosy-billed Pochard |
ベニバシガモ (紅嘴鴨、学名:Netta peposaca)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。
分布
南アメリカ(チリ中部からアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジル南部)に分布する。
形態
雄の嘴は鮮やかなピンク色で、これが和名の由来になっている。嘴の基部にはこぶがある。頭、頸、前胸部は紫色の光沢のある黒色で、背中はやや緑色がかった光沢のある黒色である。脇から下腹部にかけては灰色で、下尾筒は白色である。雌は嘴は青灰色で、基部にこぶはない。体色は全体が褐色である。
生態
主に湖沼や池などに生息する。非繁殖期は群れで生活する。潜水ガモに分類されるが、採食は主に水面で行い潜水はあまり行わない。
岸辺の茂みの中に営巣する。しばしば、他の水鳥の巣に卵を産みこむことがある。1腹8-12個(平均10個)の卵を産み、抱卵期間は25-28日である。
繁殖期前に雄は、嘴を上に向け頸を高く伸ばすディスプレイ行為を行う。
参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 ガンカモ目』、財団法人東京動物園協会、1980年、70-71頁