伊勢佐木町
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伊勢佐木町(いせざきちょう)は横浜市中心部にある商店街(横浜市中区伊勢佐木町一~七丁目)。伊勢佐木町通りに沿って北東-南西方向に約1.2km続く。北東端の関内駅近くで馬車道につながり、南西端は南区に接する。現在一・二丁目はイセザキモール(全面歩行者天国)、三~七丁目は伊勢佐木町商店街と呼ばれる。明治から昭和40年代にかけて横浜随一の繁華街だった。
読みは「いせざきちょう」である。「いせさき」は群馬県伊勢崎市を参照。
古くは「いせさぎちょう」と呼ばれ、開発者の名(伊勢と佐々木)から命名された。明治時代から商店などが集中した。代表的なものでは明治初頭に横浜で初めて牛鍋を出した「太田なわのれん」、野沢屋百貨店(横浜松坂屋の前身)、日本最初の洋画封切映画館「オデヲン座」(現在は閉館)などがある。関東大震災で大被害を受けたが復興し、昭和に入ると盛り場として大いに栄え「ザキブラ」なる言葉も生まれた。太平洋戦争でも戦災を受け、戦後一部が占領軍に接収されたが再度復興し、横浜随一の繁華街の地位を保った。
近年は横浜駅周辺や元町商店街に客を奪われているが、依然として横浜の代表的商店街である。
2001年には、丸井跡に横濱カレーミュージアムが出店し人気を呼んでいる。
おもな店舗
- 横濱カレーミュージアム
- 横浜松坂屋
- 有隣堂書店本店
- 不二家(元町で創業しここに2番店を出した)