ハイキュー!!
ハイキュー!! | |
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ジャンル | スポーツ、バレーボール |
漫画 | |
作者 | 古舘春一 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表号 | 2012年12号 - 連載中 |
巻数 | 既刊11巻(2014年6月現在) |
ラジオドラマ:VOMIC | |
原作 | 古舘春一 |
放送局 | テレビ東京 |
番組 | サキよみジャンBANG! |
収録時間 | 3分 |
話数 | 全4話 |
アニメ | |
原作 | 古舘春一 |
監督 | 満仲勤 |
シリーズ構成 | 岸本卓 |
脚本 | 岸本卓、佐藤卓哉、竹内利光 |
キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
音楽 | 林ゆうき、橘麻美 |
アニメーション制作 | Production I.G |
製作 | 「ハイキュー!!」製作委員会 MBS |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2014年4月6日 - |
ゲーム:ハイキュー!! 繋げ!頂の景色!! | |
ゲームジャンル | 青春バレーボールアドベンチャー |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2014年9月25日 |
レイティング | 審査予定 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ・コンピュータゲーム |
ポータル | 漫画・アニメ・ゲーム |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『ハイキュー!!』は、古舘春一による高校バレーボールを題材にした漫画作品。
概要
『少年ジャンプNEXT!』(集英社)2011年WINTER号に掲載された後、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2011年20・21合併号に読み切りとして掲載、2012年12号から連載開始。話数カウントは「第○話」。2014年6月時点で、累計発行部数は700万部[1]。連載開始時のキャッチコピーは「劇的青春!」
もともと、作者の古舘はデビュー前からバレー漫画を描きたいと思っていたが、バレー漫画は実力がついてから連載するべきだという編集のアドバイスに従い、2作目の連載作品となった[2]。
現在に至るまで様々なバレーボール大会とのコラボレーションが行われている。
2014年4月6日よりテレビアニメが、『週刊少年ジャンプ』連載作品初のMBS・TBS系全国ネットの「日5枠」で放送中[3][4]。
あらすじ
宮城県立烏野高校排球部のエースであった「小さな巨人」に憧れ、バレーボールを始めた小柄な少年・日向翔陽は、類稀なる運動神経とバネを持っていたが、中学のバレー部には自分以外の部員がいなかった。中学3年、やっとのことでメンバーを集めて出場した最初で最後の公式戦で、日向は「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄に惨敗してしまう。影山にリベンジをするべく、憧れの烏野高校排球部に入部した日向。しかし烏野の体育館には、その影山の姿があった。初めは反発し合っていた二人だが、それぞれの持ち味を生かしたトスを見ないクイック攻撃、通称・変人速攻を編み出し、独りでは見ることのできない「頂の景色」を見るため、個性豊かな烏野高校の仲間たちと共に全国大会を目指していく。
- 序章(1巻)
- 中総体バレーボール競技宮城県予選一回戦、雪ヶ丘中学対北川第一中学の試合で、日向と影山は出会う。日向はこの試合で惨敗し、影山へのリベンジを誓うのだった。
- 3対3(1 - 2巻)
- 高校生となった日向と影山は、偶然にも同じ烏野高校へ進むが、指示を聞かずにいがみ合う様子に痺れを切らした主将・澤村は二人を体育館から追放。他の新入部員と3対3の試合をして勝てば入部を認めるという条件を出された二人は、先輩である田中や菅原の協力を得ながら、入部を目指し共に練習を開始する。
- VS大王様(2巻)
- 日向と影山が無事入部を果たすと、日向にとって最初の練習試合が舞い込んできた。相手は県ベスト4の青葉城西高校で、影山を正セッターとしてフルで出すことが条件。そして、青葉城西の主将は影山の中学時代の先輩である及川徹だった。
- リベロ・エース編(3巻)
- 青葉城西との練習試合後まもなく、部活禁止処分を受けていたリベロの西谷がバレー部に復帰する。しかし、エースである東峰は過去の試合のトラウマから未だ部活に戻れずにいた。一方、顧問の武田はある人物にバレー部のコーチを引き受けてもらうため奔走していた。
- 合宿・音駒襲来(4巻)
- リベロとエースが復帰し、ようやく全員でのスタートを切る烏野。因縁のライバルとされている音駒高校との練習試合を最終日に控えてゴールデンウィーク合宿が始まる。しかし、古豪音駒の「繋ぐ」バレーに烏野は苦戦を強いられる。
- インターハイ予選(5 - 8巻)
- 音駒との練習試合を有意義に終えた烏野は、ついに高総体、インターハイ宮城県予選へと出陣する。初戦の相手は、澤村の中学時代のチームメイト・池尻のいる常波高校だった。一方、烏野高校女子バレー部もまた、全力で試合に臨んでいた。
- 伊達工戦(5 - 6巻)
- 二回戦の相手は、3月の県民大会で東峰のスパイクを完全に封じた伊達工業。烏野はエースのリベンジをかけて戦う。
- 青城戦(6 - 8巻)
- 三回戦、烏野の前には及川率いる青葉城西が立ちはだかり、度々ピンチに見舞われつつもチーム一丸となって奮闘する。
- 東京遠征編(9 - 11巻)
- 春高に向けた練習が続く中、猫又監督の計らいで梟谷学園・森然・生川・音駒が所属する関東のバレー部で成り立つ「梟谷学園グループ」の合同合宿に参加できることになった烏野は、東京遠征を行うことに。新たなマネージャーも加わり、士気が上がる烏野。しかし遠征に行くためには、日向・影山・田中・西谷にとっては超難関のとある試練が待ち受けていた……。
- 春高予選編(11巻 - )
- 東京遠征で多くの刺激を受け、チームはさらに進化。そしてついに、3年生は最後となる春高予選が始まる。
登場人物
担当声優はVOMIC版 / テレビアニメ版の順。特に明記の無い場合はテレビアニメ版を指す。
主人公
- 日向 翔陽(ひなた しょうよう)
- 声 - KENN[5] / 村瀬歩[6]
- 本作の主人公。烏野高校1年1組。背番号10。ポジションはミドルブロッカー 。身長162.8cm、体重51.9kg(高校1年4月現在)。6/21生まれ。好物はたまごかけごはんで、最近の悩みは「ボールが片手で掴めない」
- 小学校時代に偶然テレビで観た、春の高校バレー全国大会の烏野高校の試合をきっかけに「烏野高校のエース・小さな巨人」を目指してバレーを始める。雪ヶ丘中学に入学後バレー部に入部するが、当初部員は自分1人だった。その後3年かけて、友達の助っ人2人と入部した1年生3人で初の公式戦に出場。しかし、1回戦目で優勝候補である北川第一中学にあたり、惨敗。試合後、影山にリベンジを誓うが、烏野高校でその影山とチームメイトとして再会する。
- 長い間練習相手がおらず、実戦経験もほとんどないため、バレーに関する技術は素人に毛が生えた程度。入部当初はサーブやレシーブもまともに出来ず、身長も小柄と不利な面が多いが、驚異的な反射神経と瞬発力を持ち、影山を始めとするチームメイトを驚かせた。高い身体能力を持ちながらも活かせていない選手としての今の技術力が、逆に影山のセッターとしての本来の能力を開花させるきっかけとなる。影山のトスを完全に信じ切って、ブロックのいない位置に瞬時に回り込んでトスを見ずに全力スイングをする「変人速攻(神業速攻とも)」は、その速さに慣れるまで防ぐことが難しい。日向がこの速攻を決めることで相手を警戒させ、相手ブロックを日向に集中させることで他の選手をフリーにすることができるため、現在試合での役目は「最強の囮」とされている。
- 性格は非常に素直で何事に対しても一生懸命であり、それゆえ空回りすることもしばしば。またプレッシャーに弱く、高校生初の練習試合では前日ろくに眠れず、緊張のあまりバスの中で吐いてしまったり、試合前に腹を下してトイレに駆け込んでいる。研磨や谷地と誰よりも早く友人になるなどコミュニケーション能力が高く、また会話には擬音が多い。勉強は苦手で、同じく成績の悪い影山と共に補習を命じられ、合宿に遅れたこともある。
- 影山 飛雄(かげやま とびお)
- 声 - 前野智昭[5] / 石川界人[6]
- 本作のもう一人の主人公。烏野高校1年3組。背番号9。ポジションはセッター。身長180.6cm、体重66.3kg(高校1年4月現在)。12/22生まれ。好物はポークカレー温卵のせで、最近の悩みは「動物に嫌われている様な気がする」
- 北川第一中学のバレー部に所属していた。白鳥沢学園への進学を希望していたが受験に合格できず、名将・烏養監督が復帰するという烏野高校へ進学。3年の時に日向と1回戦で対戦しており、その運動能力の高さを評価している。その後日向にリベンジを誓われるが、烏野高校で日向とチームメイトとして再会する。
- 全ポジションの中で最も多くボールに触れてゲームをコントロールする、セッターというポジションに対して強い誇りを持っている。その実力は高く、まだ全体的に未熟な烏野のレシーブのカバーをしながら正確なトスを上げるセッターとしてだけでなく、及川譲りの強力なジャンプサーブも武器としている。他にも身長を生かしたブロックや正確かつ強力なスパイクなど、多方面でスペックが高い。特に、日向との連携である「変人速攻」では、ボール目掛けて振り下ろされる日向の掌ピンポイントにボールを持っていくという神技トスを繰り出す。
- 中学時代は独善的で、勝利にこだわるあまり自分の能力と同じ水準の実力をチーム全体に求めていた。そのため金田一をはじめとするチームメイトに「(自己中の)王様」という皮肉を込めたあだ名で呼ばれていた。中学3年の中総体県予選準決勝で、ブロックを振り切らなければならない焦りからスパイカーの打ち易さを無視したトスを繰り返してしまい、トスを上げた先に誰も飛んでいない、という仲間からの拒絶を受ける。高校入学時もその性格は変わらなかったが、澤村の荒療治ともいえる指導の結果、日向とコンビを組んで戦うスタイルを確立していき、菅原などの助言もあって、徐々にチームメイトとコミュニケーションを取りながら協力し合う姿勢を見せるようになった。
烏野高校
バレー部員
- 澤村 大地(さわむら だいち)
- 声 - 柳田淳一[5] / 日野聡[6]
- 烏野高校3年4組。バレー部主将。背番号1。ポジションはウイングスパイカー。身長176.8cm、体重70.1kg。12/31生まれ。好物はしょうゆラーメンで、最近の悩みは「教頭のカツラが飛ぶ夢を頻繁に見る」
- 選手として突出した物はないが、経験に裏打ちされた確かな実力を持っている。安定感のあるレシーブが武器。目標は全国大会優勝。
- 実直で温和な性格だが、本気で怒ると非常に怖い。部のことをまず第一に考えており、そのためなら無茶ともとれる判断を遠慮なく下すが、本気で部や部員のことを考えていることが伝わっているため、周囲の信頼は厚い。基本的に誰に対しても優しいが、東峰のみは「へなちょこだから」という理由で対象外とし、容赦のない言葉を投げかける。
- 中学時代もバレー部の主将を務めていて、弱小校という自覚を持ちながらも「勝とうとしなきゃ勝てない」と勝利への貪欲さを見せていた。烏野高校へは、日向と同じく春の高校バレー全国大会に出場した姿に憧れて進学した。
- 菅原 孝支(すがわら こうし)
- 声 - 宮永恵太[5] / 入野自由[6]
- 烏野高校3年4組。バレー部副主将。背番号2。ポジションはセッター。身長174.3cm、体重63.5kg。6/13生まれ。好物は激辛麻婆豆腐で、最近の悩みは「後輩に自分よりデカい奴が多い」
- 部員からは「スガ」の愛称で親しまれている。チームメイトに対する思いやりがあり温和な性格だがノリもよく、たまに厳しい発言もある。
- 2年生時の伊達工業との試合で東峰にトスを集めすぎてしまい、彼を一人でブロックと戦わせてしまったことに責任を感じていた。天才セッターである影山の入部により、自分のトスでスパイカーがブロックに捕まる恐怖から逃れられると安心していたが、東峰の復帰によりその心は変わり、今では、たとえ正セッターやスタメンの座を外れたとしても、試合に出場することは絶対に諦めないと考えている。コーチである烏養が影山を正セッターにすることを躊躇っていた際にも、少しでも多く勝ち進んで試合に出られるチャンスを得たい、そのために影山を選ぶべきだと自ら進言するなど、強い意志を見せた。堅実なプレイスタイルや爽やかな人物像は影山とは対照的で、青葉城西の及川からは「爽やかクン」と呼ばれている。
- 東峰 旭(あずまね あさひ)
- 声 - 細谷佳正[7]
- 烏野高校3年3組。背番号3。ポジションはウイングスパイカー。身長184cm、体重75.2kg。1/1生まれ。好物はとんこつラーメンで、最近の悩みは「学生ですって言っても信じてもらえなかったり、1年生に恐がられたり、『見た目そんななのになんか弱い』って同級女子に勝手にガッカリされたり、あと進路どうしようとか、キャプテンが恐いとか(以下省略)」
- 烏野高校バレー部のエース。長身と3枚ブロックを打ち抜くパワーに加え、難しいボールでもスパイクを決める技術を持ち合わせ、チーム全体から頼りにされている。月島に次ぐ身長と長髪・顎髭で威圧的な外見であるが性格はいたって温厚であり、小心者で人一倍責任を感じ易く、傷つきやすいガラスのハートの持ち主。澤村からは「へなちょこ」や「ひげちょこ(ひげのへなちょこ)」呼ばわりされている。また、他校の生徒から「烏野のアズマネ」として、不良だ、5年留年している、と見た目を理由に勝手に恐れられている。本人は、自分の弱気な面を気にして外見からでもワイルドを目指そうと髭を生やし始めたらしい。
- 日向たちの入部当初は、2年生時に伊達工業との試合で自身のアタックを完封されたことが原因で、バレー部を離れていた。エースである自分が点を決められないのであればチームの勝利に貢献できないと考え、責任を感じていたが、日向・影山の熱意と菅原・西谷の東峰に対する絶対的な信頼に背中を押され、自分は独りで戦っているわけではないと気付き約1ヶ月のブランクを経てバレー部に復帰した。インターハイ予選後は、ヘアスタイルが変わっている。
- 西谷 夕(にしのや ゆう)
- 声 - 岡本信彦[7]
- 烏野高校2年3組。背番号4。ポジションはリベロ 。身長159cm、体重51.1kg。10/10生まれ。好物はガリガリ君(ソーダ)で、最近の悩みは「無し!!」
- バレー部でもっとも身長が低い。「ゲリラ豪雨」と例えられるほど騒がしく、感情の起伏が激しい性格。おだてられると調子に乗ってしまう。部員からは「ノヤ」の愛称で親しまれている。
- 強豪の千鳥山中学出身で、中総体でベストリベロ賞を獲得するほどの実力者であり、他校の選手からも名前を知られている。女子の制服が可愛い、男子の制服が黒の学ラン、家から近いなどの理由で烏野高校へと進学した。
- 試合の際は普段の喧騒とは裏腹に非常に静かなプレイを見せ、チーム全体に安心感をもたらす存在になっている。澤村からは「烏野の守護神」と呼ばれている。レシーブの技術が非常に高く、影山同様天才型のプレーヤーであるが、感覚で動いているので人に教えることは苦手。バレーボール、そしてリベロに対する情熱は非常に強い。東峰を慕っており、その実力を高く評価している。東峰が自信を失った伊達工業との試合後、部活を休んだ東峰と廊下で口論になり、注意しようとした教頭を振り払ったはずみで花瓶が割れる騒ぎを起こす。その処分として一週間の停学と一ヶ月の部活禁止が課せられたが、部活再開後も「旭さんがいなくても勝てるみたいになるのは嫌だ」と、東峰が復帰するまで試合に出ないと澤村に告げていた。四字熟語の書かれたTシャツを愛用しており、レパートリーは豊富である。田中とはよく煩い2年コンビとして扱われ、共にマネージャーの清水を崇拝している。
- 田中 龍之介(たなか りゅうのすけ)
- 声 - 本橋大輔[5] / 林勇[6]
- 烏野高校2年1組。背番号5。ポジションはウイングスパイカー。身長177.2cm、体重68.8kg。3/3生まれ。好物はメロンパンで、最近の悩みは「校内で迷ったらしき1年女子に教室を教えてあげようと声をかけたら泣かれた」
- 坊主刈りで口調は荒々しく、一見して不良のようだが、お調子者で後輩への面倒見は良い。特に義理人情には厚い性格で、先輩への尊敬は全面的に表現し、日向と影山のことも入部当時から気にかけている。一方、女子に人気のある男子や味方につっかかってくる選手、マネージャーの清水に近づこうとする男子に対しては敵意をむき出しにする。西谷と共に清水を崇めており、話しかけて無視されると興奮し、平手打ちをくらうと喜んでいる。
- 烏野高校バレー部のムードメーカー的存在で、切り込み隊長。相手チームへの威嚇が得意だが、度が過ぎて澤村に窘められることもしばしば。ブロックに狙われるなど追い込まれたときでも、普段通りのハイテンションを保つ精神力を持ちあわせており、次期エースとして期待がかかっている。姉は田中冴子。
- 月島 蛍(つきしま けい)
- 声 - 内山昂輝[7]
- 烏野高校1年4組。背番号11。ポジションはミドルブロッカー。身長188.3cm、体重68.4kg。9/27生まれ。好物はショートケーキで、最近の悩みは「高校に入ってまた下の名前の読み方を色んな人に聞かれること」
- 部内一の長身。毒舌家かつ皮肉屋であり、澤村からは「良い性格の悪さをしている」と言われる。プレイ中は非常に冷静であり、身長と相まって的確にブロックを決めることができるが、レシーブは苦手。
- 過去に烏野高校で「小さな巨人」のチームメイトであった兄・明光との出来事から、「たかが部活」と、部活に本気になる人間を嘲笑するような態度を取っていた。それゆえ特に影山に対して気に食わないようで、日向と影山の入部を賭けた3対3の試合では、日向の身長や影山の「王様」の由来など、対戦相手である二人のトラウマを抉るような発言をしていた。チームメイトとなってからも山口と共に彼らといがみ合うことが多いが、その度に澤村にたしなめられている。部活やバレーボールに対する冷めた姿勢は中々変わらなかったが、東京遠征で黒尾や木兎と練習したこと、山口の想いをぶつけられたことなどを機に徐々に変わっていく。
- 烏野高校バレー部のメンバーで唯一メガネをかけている。また登下校時は大型のヘッドフォンを身につけている。山口とは小学生のころからの付き合いで、自分のことをぺらぺらと喋る山口によく「山口うるさい」と返している。
- 山口 忠(やまぐち ただし)
- 声 - 斉藤壮馬[7]
- 烏野高校1年4組。背番号12。ポジションはミドルブロッカー。身長179.5cm、体重63kg。11/10生まれ。好物はふにゃふにゃになったフライドポテトで、最近の悩みは「カワイイ女の子が話しかけてきたと思ったらツッキーのことばっか聞かれる」
- 月島とは小学生時代からの付き合いで、彼のことをツッキーと呼び、共に行動している。月島とは対照的に明るく、よく喋る一面がある。その一方で日向や影山に対しては月島の陰に隠れながら挑発的な態度をとることも。やたらと月島のことを周囲に語っては怒られ、その際はよく「ごめんツッキー」と返している。
- 自分以外の1年生が試合に出場し活躍している姿を見て発奮し、OBの嶋田からジャンプフローターサーブを習っている。一度だけピンチサーバーとして公式試合のコートに立ち、その際は失敗したが、闘志を失わず練習に励んでいる。
- 縁下 力(えんのした ちから)
- 声 - 増田俊樹
- 烏野高校2年4組。背番号6。ポジションはウイングスパイカー。身長175.4cm、体重66.4kg。12/26生まれ。好物はホヤ酢で、最近の悩みは「気合い入ってる時でも眠そうって言われる」
- 名将・烏養監督が一時的に復帰していた時、練習の厳しさに耐えられずバレーから遠ざかってしまった過去がある。青葉城西高校との練習試合など、東峰が戻ってくるまでの間スタメンとして出場。基本的に大人しい性格で、相手チームの監督から一人だけ忘れられるほど影が薄い。一方で田中には冗談で毒舌を吐いたり、インターハイ予選の青葉城西戦で影山が焦りすぎた際には、周りをよく観察して彼にアドバイスをしたこともある。
- 木下 久志(きのした ひさし)
- 声 - 相楽信頼
- 烏野高校2年2組。背番号7。ポジションはウイングスパイカー。身長174.7cm、体重65.5kg。2/15生まれ。好物は紅しょうが。
- 名将・烏養監督が一時的に復帰していた時、練習の厳しさに耐えられずバレーから遠ざかってしまった過去がある。
- 成田 一仁(なりた かずひと)
- 声 - 西山宏太朗
- 烏野高校2年4組。背番号8。ポジションはミドルブロッカー。身長180.2cm、体重70.2kg。8/17生まれ。好物はすし(タマゴ)
- 名将・烏養監督が一時的に復帰していた時、練習の厳しさに耐えられずバレーから遠ざかってしまった過去がある。
バレー部関係者
- 清水 潔子(しみず きよこ)
- 声 - 内田真礼[5] / 名塚佳織
- 烏野高校3年2組。バレー部マネージャー。身長166.2㎝、体重51.4kg。1/6生まれ。好物は天むすで、最近の悩みは「おやつはじゃがりこにするかジャガビーにするか」
- 寡黙だが仕事は要領よくこなす有能なマネージャー。他校の選手も目を奪われるほどの整った顔立ちをしていて、田中や西谷のみならず音駒の山本など、虜となっている人物は多い。そのような人物に対しては、声をかけられても完全無視をしたり、飛びかかられると平手打ちをするなど辛辣な対応が多い。
- 当初は表情の変化に乏しくやや口下手な面があったが、バレー部を思う気持ちは熱く胸に秘められており、谷地の入部後は笑顔も見せるようになっている。
- 中学時代には別のスポーツをしていたようで、バレーボールもマネージャーも高校に入るまで未経験とのこと。
- 谷地 仁花(やち ひとか)
- 烏野高校1年5組。バレー部マネージャー。身長149.7㎝、体重42.5kg。9/4生まれ。インターハイ予選後に入部。好物はふ菓子で、最近の悩みは「死ぬ、もしくは死にそうになる場面に出くわしたらどうしよう」
- 母親が「谷地クリエイト」というデザイン会社を経営している。素直だが極度に心配性な性格で、マネージャー勧誘の際に母親の言葉に迷いながらも、日向や潔子の真っ直ぐな言葉に押されてマネージャーとなった。東京遠征の際には、日向のアタックの写真を素材としたポスターを作成し、遠征費の確保に貢献。また、頭の悪い日向と影山に勉強を教え、赤点科目を1教科のみに抑えた。バーベキューの時には背の高い選手が群がっているのを「巨人の密林」と称するなど、表現が独特。
- 武田 一鉄(たけだ いってつ)
- 声 - 神谷浩史
- 烏野高校現代文教師。バレー部顧問。29歳。身長166.5cm、体重59.4kg。1/10生まれ。好物は肉じゃがで、最近の悩みは「生徒に『先生メガネダサイ』と言われた」
- 今年から顧問に就任したばかりで、バレーボールは未経験である。当初はまだルールも理解していなかったが、澤村をはじめとする部員らやコーチの烏養に教えてもらうたびにメモを取るなど、熱心で真面目な性格。バレー部を強くするために烏養繋心にコーチを頼みに何度も通って説得したり、人脈のない状態で青葉城西や音駒高校との練習試合を取り付けたりと献身的で熱意溢れる人物。現代文教師であるからかポエミーな言葉選びをすることが多く、そのたびに周囲に引かれていないか心配している。また、土下座が得意らしい。
- 烏養 繋心(うかい けいしん)
- 声 - 田中一成
- 烏野高校バレー部OB。現在は坂ノ下商店の店番をしている。26歳。身長178cm、体重72.2kg。4/5生まれ。好物は玉こんにゃくで、最近の悩みは「まだ30にもなってないのに親に『早く結婚しろ』って言われる」
- かつて強豪と言われた烏野を率いた名将・烏養監督の孫。現在でも町内会でチームを作るほどバレー好きだが、コーチなど人に技術を教えることはあまり好まない。武田から度重なるスカウトを受けており、音駒高校と対戦することを知ってようやく重い腰を上げた。喫煙者。
- プレーヤーとしてのポジションはセッター。高校時代、試合に出場したのは後輩の正セッターが怪我をした際の一度きりで、その経験もあって菅原をスタメンから外すことに躊躇いを持っていたが、一試合でも多く勝ちコートに立つチャンスを増やしたいという菅原の言葉により、烏野が勝つために全力を尽くすと決心。当初は音駒との練習試合までという約束で引き受けていたが、試合後も継続してコーチを務めている。一見ずぼらな性格に見えるが、インターハイ予選の前には県内の強豪チームについて丹念に調べてきていた。
- 烏養 一繋(うかい いっけい)
- 声 - 中博史
- 烏野高校バレー部の元監督。烏養繋心の祖父。69歳。最近の悩みは「孫に腕相撲で負けるんじゃないかと心配」
- 「小さな巨人」がいた時代に烏野を春高まで導いた名将で、「烏野の烏養」として広く名が知られている。音駒高校の猫又監督とはライバル同士。
- 一度は監督業を引退するも後に復帰、しかし間もなく倒れてしまい入院することになった。現在は無事退院し、自宅の庭コートで近所の小・中学生などにバレーを教えているが、監督復帰は未定のまま。教え方はスパルタで、復帰時に指導を受けた現2,3年を震えあがらせた(縁下、木下、成田は逃げ出してしまったほどである)。
- 春高の予選前、日向と影山の「変人速攻」を進化させるため繋心が計らい、日向にクイックのテンポなどを直伝した。
女子バレー部
- 道宮 結(みちみや ゆい)
- 声 - 瀬戸麻沙美
- 烏野高校3年1組。バレー部主将。ポジションはウイングスパイカー。身長159.3㎝、体重51.0kg。8/1生まれ。好物はなっとうごはんで、最近の悩みは「太もも たくましいね って言われる」
- 澤村の中学の同級生で、中学時代も女子バレー部の主将を務めていた。試合前などは弱気になってしまうが、澤村の言葉も支えとなり部員の前では常に頼れる主将として努力し続けた。
- アヤ
- 声 - 金香里
バレー部OB
- 小さな巨人
- 本名不詳。烏野高校バレー部が一度だけ行った全国の舞台で、エースとして活躍した小柄な選手。日向がバレーを始めるきっかけになった人物。日向と同じ10番のユニフォームを背負っていた。烏養の話によると、当時の身長は170cmそこそこだったらしい。
- 滝ノ上 祐輔(たきのうえ ゆうすけ)
- 声 - 阪口周平
- 実家は滝ノ上電器店。ポジションはミドルブロッカー。26歳。身長185.6㎝。
- 町内会チームのメンバー。
- 嶋田 誠(しまだ まこと)
- 声 - 前野智昭
- 実家は嶋田マート。ポジションはウイングスパイカー。26歳。身長177.7㎝。
- 町内会チームのメンバー。東峰復帰の際の現バレー部との試合では、ジャンプフローターサーブで連続サービスエースを決めた。その姿を見て教えを請いに来た山口に無回転サーブの指導をしている。
- 内沢 英紀(うちざわ ひでのり)
- 声 - 倉富亮
- 実家は内沢クリーニング。ポジションはウイングスパイカー。28歳。身長176.3㎝。
- 町内会チームのメンバー。
- 月島 明光(つきしま あきてる)
- 月島蛍の兄。ポジションはウイングスパイカー。「小さな巨人」の一学年上。中学時代は主将でエーススパイカーだったが、高校ではベンチ入りすらかなわなかった。
- 現在は社会人であり、家を出て仙台で暮らしている。高校時代の悔しさから就職してもバレーを続け、バレーの"面白さ"を気が済むまで本気でやれる場所にいたいと考えている。
その他
- 田中 冴子(たなか さえこ)
- 烏野高校卒業生。現在は大学生。田中の姉。21歳。身長155.2㎝、体重48.8kg。5/5生まれ。
- 9巻から登場。弟と同じ面倒見がよく姐御肌な女性で、赤点を取ってしまい一緒に出発できなかった日向と影山を、弟の頼みで東京まで送り届けてくれた。西谷からは「姐さん」と呼び慕われる(冴子も彼を「夕」と名前で呼んで可愛がっている)。大学では和太鼓のチームに所属し、祭りなどで活躍しているらしい。
- 「小さな巨人」の同級生。ただしはっきりとした面識はない。酒に強いのか、遠征先で出会った猫又監督、武田顧問と一緒にかなりの量の酒を飲んだことが描写されている。
- 森 行成(もり ゆきなり)
- 声 - 櫻井トオル
- 東北商業大学3年。ポジションはミドルブロッカー。身長183.5㎝。
- 町内会チームのメンバー。
- 教頭
- 声 - 櫛田泰道
- 本名不詳。密かにかつらを被っている。田中曰く「何かと問題行動にしたがる教頭」。廊下で激高した西谷にどつかれる、日向が受け損なった影山からのバレーボールが頭に当たりかつらが取れるなど、バレー部とは浅からぬ因縁がある。
青葉城西高校
- 及川 徹(おいかわ とおる)
- 声 - 浪川大輔
- 青葉城西高校3年生。バレー部主将。背番号1。ポジションはセッター。身長184.3cm、体重72.2kg。7/20生まれ。好物は牛乳パンで、最近の悩みは「烏野のマネちゃんに声かけたらガン無視された(けどきっと照れてただけだし別に全然気にしてなんかない全然別に)」
- 影山の中学時代の先輩であり、超攻撃型セッターで、影山の手本となった強烈なジャンプサーブを武器としている。中学最後の大会でベストセッター賞を獲得している。烏野との練習試合では怪我のため終盤からピンチサーバーとして登場し、抜群のパワーとコントロールを見せつけた。またサーブだけではなく、チームメイトを信頼し、彼ら「スパイカーの力を100%引き出せるセッター」としての実力は相当なものである。総合力は県内トップと称されるが、現在の実力は及川自身の努力の結果得た力であり、そのため「天才」と呼ばれる選手(主に牛島や影山)に敵対心を持っている。普段の少々おちゃらけた性格とは裏腹に、試合では及川の一言でチームの雰囲気がからりと変わるほどのカリスマ性を見せている。
- 甘いマスクで女子からの人気が高く、女子に愛想を振りまいては岩泉にボールを投げつけられている。「王様」だった影山の同ポジションの先輩ということから、日向からは「大王様」と呼ばれる。座右の銘は「叩くなら折れるまで」。猛(たける)という甥がいる。
- 岩泉 一(いわいずみ はじめ)
- 声 - 吉野裕行
- 青葉城西高校3年5組。バレー部副主将。背番号4。ポジションはウイングスパイカー。身長179.3cm、体重70.2kg。6/10生まれ。好物は揚げ出し豆腐で、最近の悩みは「あと1cm・・・いや せめて7mm・・・!」
- 青葉城西のエース。パワー系スパイカーだが同時にテクニックも持ち合わせ、勝負所で決めるメンタルの強さも持っている。
- 小学生の頃からの仲である及川からは「岩ちゃん」と呼ばれている。及川とは、からかわれたり彼自身も及川に容赦がなかったりと良い関係を築いていて、影山から「阿吽の呼吸」と表現された。及川のことを信頼しており、中学時代に牛島への敗北や後輩・影山の登場で及川が荒れた際には、殴ってまで彼にチームプレーの大切さを説いた。
- 松川 一静(まつかわ いっせい)
- 声 - 祐仙勇
- 青葉城西高校3年1組。背番号2。ポジションはミドルブロッカー。身長187.9cm、体重73.8kg。3/1生まれ。好物はチーズINハンバーグで、最近の悩みは「制服が似合わないって言われる」
- 及川からは「松つん」と呼ばれている。
- 花巻 貴大(はなまき たかひろ)
- 声 - 櫻井トオル
- 青葉城西高校3年3組。背番号3。ポジションはウイングスパイカー。身長184.7cm、体重72.0kg。1/27生まれ。好物はシュークリームで、最近の悩みは「腕相撲でどうしても岩泉に勝てない」
- 及川からは「マッキー」と呼ばれている。
- 渡 親治(わたり しんじ)
- 声 - ランズベリー・アーサー
- 青葉城西高校2年6組。背番号7。ポジションはリベロ。身長171.2cm、体重62.5kg。4/3生まれ。好物はゆでたまご(カチカチ茹で)で、最近の悩みは「もっと筋肉つけたい」
- 及川からは「渡っち(わたっち)」と呼ばれている。セッター並のトス技術を持つが、守備力では西谷に敵わないと自覚している。しかしチームが勝つためにするべきことを咄嗟に行う選手である。
- 矢巾 秀(やはば しげる)
- 声 - 河西健吾
- 青葉城西高校2年5組。背番号6。ポジションはセッター。身長181.9cm、体重69.0kg。3/1生まれ。好物はいくら丼で、最近の悩みは「及川さんの後釜キツイ」
- 青葉城西の控えセッター。烏野との練習試合では故障中の及川に代わりスタメンとして出場していた。
- 金田一 勇太郎(きんだいち ゆうたろう)
- 声 - 古川慎
- 青葉城西高校1年生。背番号12。ポジションはミドルブロッカー。身長189.2cm、体重74.3kg。6/6生まれ。好物は焼きとうもろこしで、最近の悩みは「クラスの女子に『金田一君って“大きい”っていうより“長い”って感じだよね』と言われた」
- 影山の中学時代のチームメイト。中学時代は影山の横暴なプレーに反旗を翻した。
- 烏野との練習試合の後、影山の変化に悔しさを感じたり、日向の実力を認めていたりと負けず嫌いながら素直な一面を持っている。
- らっきょうにも似た特徴的な髪型から、烏野メンバーからは「らっきょう頭」「らっきょヘッド」などとで呼ばれているが、本人にその自覚はないようである。
- 国見 英(くにみ あきら)
- 声 - 田丸篤志
- 青葉城西高校1年6組。背番号13。ポジションはウイングスパイカー。身長182.8cm、体重66.1kg。3/25生まれ。好物は塩キャラメルで、最近の悩みは「授業中起きてるのツライ」
- 影山の中学時代のチームメイト。金田一と同じく、中学時代は影山の横暴なプレーに反旗を翻した。バレーにおいてはやや積極性にかけるプレイスタイルであり、練習中もコーチに度々注意されている。
- こうした彼のプレイスタイルは実は体力を温存するためであり、「効率よく・燃費よく・常に冷静」が裏の武器。烏野対青城の試合では、後半から体力の減った他メンバーに代わって活躍した。
- 入畑 伸照(いりはた のぶてる)
- 声 - 星野充昭
- 青葉城西高校バレー部監督。52歳。
- 溝口 貞幸(みぞぐち さだゆき)
- 声 - 荻野晴朗
- 青葉城西高校バレー部コーチ。31歳。
音駒高校
- 孤爪 研磨(こづめ けんま)
- 声 - 梶裕貴
- 音駒高校2年3組。背番号5。ポジションはセッター。身長169.2cm。体重58.3kg。10/16生まれ。好物はアップルパイで、最近の悩みは「夏は暑いし冬は寒いこと」
- バレーは幼馴染である黒尾がやっているから続けているという変わり者。マイペースな性格だが、鋭い観察眼と相手の動きを予測し的確な対処法を考える頭脳を備え、黒尾にチームの軸であり中心と言わしめる実力がある。昔から人と関わるのが苦手で、遊び相手は黒尾ぐらいしかいなかったという内向的な性格だが、日向とはすぐに打ち解けて話すようになる。バレーが特別好きということや運動が特別得意ということはなく、むしろ疲れるのは好きではないと公言している。ゲームが趣味。
- 黒尾 鉄朗(くろお てつろう)
- 声 - 中村悠一
- 音駒高校3年5組。バレー部主将。背番号1。ポジションはミドルブロッカー。身長187.7cm。体重75.3kg。11/17生まれ。好物はサンマの塩焼きで、最近の悩みは「寝癖がとれない」
- 研磨とは家が近く幼馴染みで、「クロ」と呼ばれている。ミドルブロッカーでありながら、レシーブもキレがある。チームメイトを律することができ、主将としての責任感と信頼感を持ち合わせている。
- 研磨をバレーに誘った人物であり、研磨の実力を高く評価している。澤村とは互いに「食えない奴」という認識。また、烏野の東京遠征の際には同じミドルブロッカーである月島に助言をする。日向から「トサカヘッド」と呼ばれる髪型は枕と枕を左右から頭に押さえつけながら寝てできた寝癖であり、寝癖が直らないのが悩みでありながら寝方を変える気はない模様。
- 海 信行(かい のぶゆき)
- 声 - 星野貴紀
- 音駒高校3年4組。バレー部副主将。背番号2。ポジションはウイングスパイカー。身長176.5cm。体重68.9kg。4/8生まれ。好物は海ぶどうで、最近の悩みは「些細な気掛かりはありますが、生きていれば何とかなると思っています」
- 日向からは「濃い坊主頭の人」と呼ばれている。
- 夜久 衛輔(やく もりすけ)
- 声 - 立花慎之介
- 音駒高校3年5組。背番号3。ポジションはリベロ。身長165.2cm。体重60.2kg。8/8生まれ。好物は野菜炒めで、最近の悩みは「後輩がなんか色々心配」
- 西谷も感心するほどの守備力の高さを烏野に見せつけた。苦労性で、よくツッコミを入れたり問題児の後輩のフォローをしているため、烏野のメンバーの中では似たような立場の菅原と共にいる描写が多い。ただし、身長の話は禁句。
- 山本 猛虎(やまもと たけとら)
- 声 - 横田成吾
- 音駒高校2年1組。背番号4。ポジションはウイングスパイカー。身長176.7cm。体重69.1kg。2/22生まれ。好物はヤキソバパンで、最近の悩みは「女性とはどう会話すれば良いのでしょうか」
- 音駒のエース。モヒカン頭が特徴的。感情が高ぶりやすく、気性が激しい。よく後先を考えずに人につっかかり、3年にフォローされている。
- 運動部の女子マネージャーの存在に憧れがあるという純情な側面も見せており、上記の性格も合わせて、特に烏野の田中・西谷とは気が合うようである。
- 福永 招平(ふくなが しょうへい)
- 声 - 長南翔太
- 音駒高校2年2組。背番号6。ポジションはウイングスパイカー。身長178.3cm。体重68.3kg。9/29生まれ。好物はあたりめで、最近の悩みは「山本が『もっとしゃべれ』っていう」
- バックアタックを打つことが出来る。
- 犬岡 走(いぬおか そう)
- 声 - 池田恭祐
- 音駒高校1年1組。背番号7。ポジションはミドルブロッカー。身長185.3cm。体重74.3kg。11/1生まれ。好物は鶏の唐揚げとご飯で、最近の悩みは「食べても食べてもお腹がすくこと!」
- 気取りがなく元気で、親しみやすい性格。音駒高校バレー部の中で最も動きが俊敏で、烏野との初練習試合の際は日向と影山の変人速攻に"慣れ"て、日向をブロックすることに成功していた。
- 芝山 優生(しばやま ゆうき)
- 声 - 渡辺拓海
- 音駒高校1年4組。背番号12。ポジションはリベロ。身長162.5cm。体重53.3kg。12/16生まれ。好物はオムライスで、最近の悩みは「皆レシーブが上手くて僕は全然かなう気がしないけれど練習を頑張りたいと思います」
- 灰羽 リエーフ(はいば リエーフ)
- 音駒高校1年3組。ポジションはミドルブロッカー。身長194.3cm。体重79.7kg。10/30生まれ。好物はおいなりさんで、最近の悩みは「先輩たちがヘンなアダ名つけようとしてくる」
- 日本人とロシア人のハーフ。日本生まれ日本育ちのためロシア語は話せない。研磨に「素直すぎる」と称される性格で、自信家。長身で身体能力も高いが、高校からバレーを始めた所謂初心者のため烏野との初練習試合の際は東京に居残っていた。レシーブを苦手としている。東京遠征では日向の前に、文字通りの大きな壁として立ち塞がるが、すぐに打ち解けて仲良くなる。
- 猫又 育史(ねこまた やすふみ)
- 声 - 福田信昭
- 音駒高校バレー部監督。68歳。優しい口調でありながら、負けず嫌いな性格。烏野の元監督である烏養一繋とはライバルであり、お互いに大舞台での「ゴミ捨て場の決戦」実現を夢見ていた。
- 直井 学(なおい まなぶ)
- 声 - 山本兼平
- 音駒高校バレー部コーチ。26歳。烏養繋心とは同級生でライバル同士。音駒のOBでもあり、学生時代は繋心と同じくセッターで万年ベンチ温め組だった。
- 酒に弱い。
常波高校
- 池尻 隼人(いけじり はやと)
- 声 - 宮崎寛務
- 常波高校3年1組。ポジションはウイングスパイカー。身長177.2cm、体重67.5kg。2/19生まれ。好物はオムそばで、最近の悩みは「進路とか…」
- 澤村とは中学からの同級生で、インターハイ予選で烏野に敗戦後、澤村にエールを送り引退した。
- 駒木(こまき)
- 声 - 武内健
- 常波高校3年。バレー部主将。ポジションはウイングスパイカー。身長176cm。
- 茶屋(ちゃや)
- 声 - 吉開清人
- 常波高校3年。ポジションはミドルブロッカー。身長180cm。
- 玉川(たまがわ)
- 声 - 大原崇
- 常波高校3年。ポジションはウイングスパイカー。身長175cm。
- 桜井(さくらい)
- 声 - ランズベリー・アーサー
- 常波高校3年。ポジションはリベロ。身長164cm。
- 芳賀(はが)
- 声 - 古島清孝
- 常波高校2年。ポジションはセッター。身長174cm。
- 渋谷(しぶや)
- 声 - 相楽信頼
- 常波高校2年。ポジションはミドルブロッカー。身長182cm。
伊達工業高校
- 茂庭 要(もにわ かなめ)
- 声 - 小野塚貴志
- 伊達工業高校3年C組。バレー部主将。背番号2。ポジションはセッター。身長176.3cm、体重67.5kg。9/6生まれ。好物は"ごはんですよ。"で、最近の悩みは「2年。」
- 後輩に振り回されるが、チームの雰囲気が暗くなる前に明るく声をかけ、チームが沈むことなく戦えるような気配りができる。不作と呼ばれた年代でプレイして来たが、後輩に慕われており、鉄壁の呼び名に負けないように努力していた。
- 青根 高伸(あおね たかのぶ)
- 声 - 松川央樹
- 伊達工業高校2年A組。背番号7。ポジションはミドルブロッカー。身長191.8cm、体重88.2kg。8/13生まれ。好物は栗きんとんで、最近の悩みは「電車に乗って座席に座る両サイドに誰も座ってくれないこと」。
- 他校のエースを見ると「ロックオン」をして指を差す癖があり、彼らの攻撃を封じて来た自信を持ち合わせている。無口かつ無表情で、眉毛がない。作中ではほとんど言葉を発していなかったが、インターハイ予選の烏野戦で日向を止めるため初めて台詞を叫んだ。見た目よりも感情は豊かで、先輩を思う気持ちもしばしば表に現れている。
- 二口 堅治(ふたくち けんじ)
- 声 - 中澤まさとも
- 伊達工業高校2年A組。背番号6→2。ポジションはウイングスパイカー。身長184.2cm、体重71.5kg。11/10生まれ。好物はすっぱいグミで、最近の悩みは「親知らずを抜きに行かないといけない」
- 普段は軽い態度や口調で、少々難のある性格だが、先輩を慕い、先輩のためにゲーム中は活躍していたいという思いを秘めている。
- 鎌先 靖志(かまさき やすし)
- 伊達工業高校3年A組。背番号1。ポジションはミドルブロッカー。身長186.8cm。体重82.2kg。11/8生まれ。好物はもなか(白あん)で、最近の悩みは「腹筋って何コまで割れんのかな!?」
- キレのある速攻と鉄壁の名に恥じないブロックが持ち味。男前な性格で烏野との試合に敗退した後も、青根や二口に先輩としての逞しさを見せた。
- 笹谷 武仁(ささや たけひと)
- 伊達工業高校3年C組。背番号3。ポジションはウイングスパイカー。身長174.3cm。体重68.1kg。2/10生まれ。
- 小原 豊(おばら ゆたか)
- 伊達工業高校2年B組。背番号12。ポジションはウイングスパイカー。身長186.2cm。体重83.1kg。12/15生まれ。
- 作並 浩輔(さくなみ こうすけ)
- 伊達工業高校1年A組。背番号13。ポジションはリベロ。身長164.1cm。体重59.5kg。8/30生まれ。
- 追分 拓朗(おいわけ たくろう)
- 伊達工バレー部監督。46歳。
白鳥沢学園高校
- 牛島 若利(うしじま わかとし)
- 白鳥沢学園高校3年。バレー部主将。ポジションはウイングスパイカー。身長189cm。
- 全国で3本の指に入るスパイカー。県内トップのエースとして圧倒的な強さを誇っている。19歳以下の日本代表である世界ユースに東北で唯一選ばれた。及川の実力を認めているが、及川からは「天才」の代表として敵視されている。
和久谷南高校
- 中島 猛(なかしま たける)
- 和久谷南高校3年。
- 作者である古館の別作品『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』にも登場している。
梟谷学園高校
- 木兎 光太郎(ぼくと こうたろう)
- 梟谷学園高校3年1組。バレー部主将。背番号4。ポジションはウイングスパイカー。身長185.3cm、体重78.3kg。9/20生まれ。
- 全国で5本の指に入るスパイカー。梟谷学園グループ主催で行われた合同合宿での練習試合では、全国区のエースとして烏野高校のブロックを吹き飛ばす程のスパイクを見せた。自主練習では音駒高校の黒尾と共にスパイク&ブロックの練習に励み、その中で月島が「バレーにハマる」きっかけを作る。常にテンションが高いが、試合でミスなどが続くと「しょぼくれモード」に突入する。ちょっとしたことですぐに調子が上がったり下がったりする性格を部員たちもよく理解しており、互いの信頼は厚い。
- 赤葦 京治(あかあし けいじ)
- 梟谷学園高校2年6組。バレー部副主将。背番号5。ポジションはセッター。身長182.3cm、体重70.7kg。12/5生まれ。
- クールな性格で、常にテンションの高い木兎に後輩ながらも鋭いツッコミを入れる。
- 木葉 秋紀(このは あきのり)
- 梟谷学園高校3年3組。背番号7。ポジションはウイングスパイカー。身長178.8cm、体重65.9kg。9/30生まれ。
- 猿杙 大和(さるくい やまと)
- 梟谷学園高校3年2組。背番号3。ポジションはウイングスパイカー。身長181.5cm、体重74.2kg。8/2生まれ。
- 小見 春樹(こみ はるき)
- 梟谷学園高校3年2組。背番号11。ポジションはリベロ。身長164.7cm、体重60.5kg。1/23生まれ。
- 鷲尾 辰生(わしお たつき)
- 梟谷学園高校3年5組。背番号2。ポジションはミドルブロッカー。身長187.8cm、体重80.5kg。8/29生まれ。
- 尾長 渉(おなが わたる)
- 梟谷学園高校1年4組。背番号12。ポジションはミドルブロッカー。身長191.3cm、体重81.1kg。4/14生まれ。
その他の登場人物
- 日向 夏(ひなた なつ)
- 声 - 山崎はるか
- 日向の妹。
用語
- 烏野高校(からすのこうこう)
- 宮城県にある県立高校[注 1]。バレー部は「小さな巨人」がいた頃が絶頂期で、彼がいた年の一度だけ全国を経験した。しかしそれ以降は低迷し、「落ちた強豪 飛べない烏」と呼ばれている。烏野高校とその周辺は、作者の地元岩手県の風景をモデルにして描かれている[8]。
- 青葉城西高校(あおばじょうさいこうこう)
- 宮城県にある私立高校。通称「青城(せいじょう)」。県ベスト4の実力を誇り、サーブの威力が高いと言われている。北川第一中学の卒業生らが主力を務めている。部員と監督の苗字は岩手県の温泉地から付けられている(一部を除く)[8]。
- 音駒高校(ねこまこうこう)
- 東京都にある都立高校。通称「ネコ」。梟谷学園グループの一つ。バレー部の強豪校であったが、最近は低迷している。一人一人のレシーブの高さが武器であり、繋ぐバレーを大切にしている。
- 常波高校(とこなみこうこう)
- 宮城県にある高校。インターハイ予選では一回戦で烏野に負け、敗退した。
- 伊達工業高校(だてこうぎょうこうこう)
- 宮城県にある工業高校。通称「伊達工(だてこう)」。バレー部の強豪で、「伊達の鉄壁」と呼ばれる高いブロックが持ち味。部員と監督の苗字は宮城県の温泉地から付けられている[8]。
- 白鳥沢学園高校(しらとりざわがくえんこうこう)
- 宮城県にある中高一貫校。県内トップのバレー部の強豪校で、他校から「王者」と呼ばれている。学園内のモデルは東北高等学校[9]。
- 和久谷南高校(わくたにみなみこうこう)
- 宮城県にある高校。通称「和久南(わくなん)」。高さはないが、守りと連携に優れた守備力の高いチーム。"家族応援団"が名物。
- 梟谷学園高校(ふくろうだにがくえんこうこう)
- 東京都にある高校。音駒高校を含む関東の高校数校で「梟谷学園グループ」と呼ばれるグループを作っており、普段から練習試合を行うなどの交流がある。
- 生川高校(うぶがわこうこう)
- 神奈川県にある高校。梟谷学園グループの一つ。「サーブこそが究極の"攻め"」を信条にサーブに力を入れている。
- 森然高校(しんぜんこうこう)
- 埼玉県にある高校。梟谷学園グループの一つ。様々なコンビネーション攻撃を得意とする。
- 雪ヶ丘中学校(ゆきがおかちゅうがっこう)
- 宮城県にある中学校。日向がかつて在籍していた。男子バレー部は人数が減り事実上廃部になっていたが、日向がたった一人の部員として活動を続けていた。やがてその努力が実り、日向が3年の時に1年の新入部員が3人あらわれる。
- 北川第一中学校(きたがわだいいちちゅうがっこう)
- 宮城県にある中学校。男子バレー強豪校で、かつて影山・及川・金田一らが在籍していた。選手の大半は同じく強豪校の青葉城西高校に進学する。
- 千鳥山中学校
- 宮城県にある中学校。影山が驚くほどのバレー強豪校で、かつて西谷が在籍していた。
- 坂ノ下商店(さかのしたしょうてん)
- 烏野高校の通学路にある商店。同校バレー部員が帰宅途中にしばしば立ち寄っている。
- 繋心の母の実家の店であり、主に繋心が店番をしている。
作品背景
本作品の舞台は宮城県である。これは前作の『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』も同じであり、古舘は仙台デザイン専門学校の出身で、担当編集者も宮城県に住んでいたことがあるという[10]。
烏野高校とその周辺は、作者の地元岩手県の風景をモデルにして描かれている[8]。登場する高校などは基本的に架空の名称が使われているが、実在の高校をモデルにした高校も登場する[11]。
また仙台駅や大会会場である仙台市体育館など、実在の地名・建物が登場することもある。
コラボ・タイアップ
- ニセコイ
- 『ニセキュー!!』というタイトルのコラボレーションが行われた。週刊少年ジャンプ2013年4・5号掲載。日向たちが楽たちとバレーボールの試合をするという内容。
- 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会
- 2014年(平成25年度)同大会のポスターに採用される[12]。
- 全日本バレーボール高等学校選手権大会
- 第66回大会でコラボレーションポスターを実施した。
- Vプレミアリーグ男子東京大会
- 2014年3月1日・2日開催の同大会で本作アニメとのコラボレーション企画が行われた[13][14][15]。
- 具体的には、テレビアニメの特別映像の上映に加え、そのテレビアニメ版に登場するキャラクターによる場内アナウンス、それに、コミックスのカバーの折り返し部分などに掲載されている、「ヒナガラス」をモチーフにしたマスコットキャラクターも登場した[13][14][15]。
- モルテン、ミカサ
- ボールメーカー。共にアニメで「協力」としてクレジットされている。
- 特にミカサは原作においても2013年10月にロゴの使用を許可し、実際に同年11月の連載分より描かれている[注 2][16]。2014年4月のテレビアニメ開始後にはコラボ商品としてレジャーバックとストラップが商品化され、同年5月における同社通販サイトの売り上げは同年4月の5倍以上となった[16]。
書誌情報
漫画本編
- 古舘春一 『ハイキュー!!』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊11巻(2014年6月4日現在)
- 「日向と影山」2012年6月9日第1刷発行(6月4日発売[集 1])、ISBN 978-4-08-870453-1
- 「頂の景色」2012年8月8日第1刷発行(8月3日発売[集 2])、ISBN 978-4-08-870482-1
- 「チーム烏野、始動」2012年10月9日第1刷発行(10月4日発売[集 3])、ISBN 978-4-08-870521-7
- 「ライバル」2013年1月9日第1刷発行(1月4日発売[集 4])、ISBN 978-4-08-870555-2
- 「IH突入!」2013年3月9日第1刷発行(3月4日発売[集 5])、ISBN 978-4-08-870631-3
- 「ザ・セッター対決」2013年5月7日第1刷発行(5月2日発売[集 6])、ISBN 978-4-08-870666-5
- 「進化」2013年8月7日第1刷発行(8月2日発売[集 7])、ISBN 978-4-08-870786-0
- 「脱・"孤独の王様"」2013年10月9日第1刷発行(10月4日発売[集 8])、ISBN 978-4-08-870820-1
- 「『欲』」2014年1月9日第1刷発行(1月4日発売[集 9])、ISBN 978-4-08-870852-2
- ドラマCD同梱版 ISBN 978-4-08-908202-7
- 「月の出」2014年4月9日第1刷発行(4月4日発売[集 10])、ISBN 978-4-08-880043-1
- 「"上"」2014年6月9日第1刷発行(6月4日発売[集 11])、ISBN 978-4-08-880071-4
小説
- 星希代子 著『ハイキュー!! ショーセツバン!!』 集英社〈ジャンプ ジェイ ブックス〉
- 2013年6月4日発売、ISBN 978-4-08-703291-8
- 2013年12月28日発売、ISBN 978-4-08-703301-4
読み切り
この節の加筆が望まれています。 |
- 少年ジャンプNEXT!
- 『少年ジャンプNEXT!』2011年WINTER号に掲載された。
- 週刊少年ジャンプ
- 『週刊少年ジャンプ』2011年20・21合併号に掲載された。
担当編集者
- 本田佑行[2] - デビュー前から古舘を担当している。
ラジオドラマ
ジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」にて、2012年11月に放送[5]。2012年12月から集英社ヴォイスコミックステーションサイト「VOMIC」で配信。
- 担当声優
- 主要担当声優は上述。ここではそれ以外のキャストについて記す。
- 泉行高 - 神原大地
テレビアニメ
2013年10月7日に発表[17]、2014年4月6日より毎週日曜17:00からMBS・TBS系列全国ネットにて放送中[4]。
キャラクターデザインは『魔法少女まどか☆マギカ』や『デュラララ!!』でキャラクターデザインを担当した岸田隆宏、シリーズ構成は『うさぎドロップ』や『銀の匙 Silver Spoon』でシリーズ構成・脚本を担当した岸本卓、アニメーション制作は『黒子のバスケ』や『PSYCHO-PASS』を担当したProduction I.Gが担当する[18][19]。
スタッフ
- 原作 - 古舘春一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
- 製作 - 大田圭二、渡辺直樹、遠藤正樹(第1話 - 第9話)→山西太平(第10話 - )、石川光久、北川直樹、太布尚弘
- シリーズ構成 - 岸本卓
- キャラクターデザイン - 岸田隆宏
- 総作画監督 - 千葉崇洋、海谷敏久
- 美術設定・美術監督 - 立田一郎
- 色彩設計 - 佐藤真由美
- アクション設定 - 甲斐泰之
- 撮影監督 - 中田祐美子
- CGディレクター - 田村和弘
- 編集 - 植松淳一
- 音響監督 - 菊田浩巳
- 音楽 - 林ゆうき、橘麻美
- 音楽制作 - 東宝
- 音楽プロデューサー - 三上政高
- 音楽ディレクター - 小林健樹
- チーフプロデューサー - 古澤佳寛、藤田雅規、足立聡史、丸山博雄、森下勝司
- プロデューサー - 岡村和佳菜、篠崎真哉、前田俊博、斎藤朋之、森廣扶美、外村敬一、金庭こず恵
- アソシエイトプロデューサー - 本田佑行
- アニメーションプロデューサー - 松下慶子
- アニメーション制作 - Production I.G
- 監督 - 満仲勧
- 製作 - 「ハイキュー!!」製作委員会、MBS
主題歌
- オープニング・テーマ
-
- 「イマジネーション」(第1話 - 第13話)
- 作詞 - MOMIKEN / 作曲・編曲 - UZ / 歌 - SPYAIR(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
- 「Ah Yeah!!」(第15話 - )
- 作詞・作曲・編曲 - 大橋卓弥、常田真太郎 / 歌 - スキマスイッチ(Ariora Japan / Augusta Records)
- 第14話ではエンディング・テーマとして使用。
- エンディング・テーマ
-
- 「天地ガエシ」(第1話 - 第13話)
- 作詞・作曲 - 光村龍哉 / 編曲 - NICO Touches the Walls & Takashi Asano / 歌 - NICO Touches the Walls(キューンミュージック)
- 「LEO」(第15話 - )
- 作詞・作曲 - 猪狩翔一 / 歌 - tacica(SMEレコーズ)
- 第14話では未使用。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | アクション 作画監督 |
総作画監督 | 原作話 (使用タイトル) |
放送日 |
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第1話 | 終わりと始まり | 岸本卓 | 満仲勧 | 千葉崇洋 | 甲斐泰之 | - | 第1話 (第1話) |
2014年 4月6日 | |
第2話 | 烏野高校排球部 | 菊田幸一 | 名倉智史 | 海谷敏久 | 第2話・第3話 (第2話) |
4月13日 | |||
第3話 | 最強の味方 | 満仲勧 | 平向智子 | 山口飛鳥、栗田聡美 伊藤秀樹 |
千葉崇洋 | 第4話・第5話 (第4話) |
4月20日 | ||
第4話 | 頂の景色 | いとがしんたろー | 草間英興 | 海谷敏久 | 第6話 - 第8話 (第8話) |
4月27日 | |||
第5話 | 小心者の緊張 | 平田智浩 | 江島泰男 | 谷拓也、黒岩裕美 | 千葉崇洋 | 第9話・第10話 (第10話) |
5月4日 | ||
第6話 | 面白いチーム | 満仲勧 | 平田智浩 | 入江健司、岡崎洋美 | 河島裕樹 甲斐泰之 |
海谷敏久 | 第11話 - 第13話 (第13話) |
5月11日 | |
第7話 | VS “大王様” | 平田智浩 | 荻原露光 | 名倉智史、森田史 小倉典子 |
甲斐泰之 | 千葉崇洋 | 第14話 - 第16話 (第14話) |
5月18日 | |
第8話 | “エース”と呼ばれる人 | 佐藤卓哉 | 菊田幸一 | 井端義秀 | 山口飛鳥、海谷敏久 本田敬子、高橋英樹 小倉典子 |
河島裕樹 | 海谷敏久 | 第17話・第18話 (第18話) |
5月25日 |
第9話 | エースへのトス | 岸本卓 | 石川真理子 | 草間英興、本田敬子 植田実、黒岩裕美 石川真理子 |
甲斐泰之 | 千葉崇洋 | 第19話 - 第21話 (第21話) |
6月1日 | |
第10話 | 憧れ | 大橋誉志光 | いとがしんたろー | 本田真之、LEE JEONJONG | 河島裕樹 | 海谷敏久 | 第22話 - 第24話 (第22話) |
6月8日 | |
第11話 | 決断 | 菊田幸一 | 遠藤広隆 | 高橋英樹、本田敬子 | 甲斐泰之 | 千葉崇洋 | 第25話 - 第27話 (第26話) |
6月15日 | |
第12話 | ネコとカラスの再会 | 竹内利光 | 宮尾佳和 | 江島泰男 | 名倉智史、草間英興 下妻日紗子 |
河島裕樹 満仲勧 |
海谷敏久 | 第27話 - 第30話 (第27話) |
6月22日 |
第13話 | 好敵手(ライバル) | 鎌倉由実 | 鈴木考聡 | 窪田康高、入江健司 | 甲斐泰之 | 千葉崇洋 | 第31話 - 第34話 (第31話) |
6月29日 | |
第14話 | 強敵たち | 岸本卓 | 佐藤雅子 | 平向智子 | 折井一雄、山口飛鳥 森田史 |
河島裕樹 | 海谷敏久 | 第35話 - 第37話 (第35話) |
7月6日 |
第15話 | 復活 | 湖山禎崇 | 村山靖 | 山本径子、一ノ瀬結梨 山崎愛 |
甲斐泰之 | 千葉崇洋 | 第37話 - 第39話 (第39話) |
7月13日 | |
第16話 | 勝者と敗者 | 宮地☆昌幸 | いとがしんたろー | 高橋英樹、本田真之 小泉初栄 |
河島裕樹 | 海谷敏久 | 第40話・第41話 (第40話) |
7月20日 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
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日本国内 | 毎日放送(製作局)・ TBS系列計28局 |
2014年4月6日 - | 日曜 17:00 - 17:30 | TBS系列 | 字幕放送 連動データ放送 |
日本全域 | バンダイチャンネル | 2014年4月20日 - | 日曜 12:00 更新 | ネット配信 | |
GyaO! | 日曜 0:00 更新 | ||||
アニマックス | 2014年5月26日 - | 月曜 19:00 - 19:30 | BS/CS放送 | リピート放送あり |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
1 | 2014年7月16日 | 第1話 - 第3話 | TBR-24351D | TDV-24361D |
2 | 2014年8月20日予定 | 第4話 - 第6話 | TBR-24352D | TDV-24362D |
3 | 2014年9月17日予定 | 第7話 - 第9話 | TBR-24353D | TDV-24363D |
4 | 2014年10月15日予定 | 第10話 - 第12話 | TBR-24354D | TDV-24364D |
5 | 2014年11月19日予定 | 第13話 - 第15話 | TBR-24355D | TDV-24365D |
6 | 2014年12月17日予定 | 第16話 - 第18話 | TBR-24356D | TDV-24366D |
7 | 2015年1月21日予定 | 第19話 - 第21話 | TBR-24357D | TDV-24367D |
8 | 2015年2月28日予定 | 第22話 - 第23話 | TBR-24358D | TDV-24368D |
9 | 2015年3月18日予定 | 第24話 - 第25話 | TBR-24359D | TDV-24369D |
WEBラジオ
- ハイキュー!! 烏野高校放送部!
- 2014年4月6日よりテレビアニメ公式HPにて配信中のWEBラジオ番組。隔週日曜日更新。本配信前週の3月31日に第0回がプレ配信された。
- ゲスト
トレーディングカードゲーム
- ハイキュー!!バボカ!!
- 2014年5月24日にタカラトミーから発売。
ゲーム
- ハイキュー!! 繋げ!頂の景色!!
- ニンテンドー3DS用ソフトとして、バンダイナムコゲームスより2014年9月25日に発売予定。ジャンルは青春バレーボールアドベンチャー。
関連項目
- バレーボール
- バレーボールの用語一覧
- 全日本中学校バレーボール選手権大会 - 日向と影山が中学時代に予選で試合を行った。
- 全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春の高校バレー) - "小さな巨人"が出場した大会。現在は全日本バレーボール高等学校選手権大会に移行している。
- 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ) - 日向達が出場を目指す大会。
脚注
注釈
出典
- ^ “スキマスイッチ 待望のNEWシングルが人気アニメ「ハイキュー!!」OPに”. Sony Music. (2014年6月3日) 2014年6月4日閲覧。
- ^ a b “マンガ質問状 : 「ハイキュー!!」 推敲1年、作者渾身のバレーマンガ”. MANTANWEB (2013年3月18日). 2013年12月3日閲覧。
- ^ “「ハイキュー!!」来春にTVアニメ化、制作はProduction I.G”. コミックナタリー. 2013年10月4日閲覧。
- ^ a b “アニメ「ハイキュー!!」は日曜17時からMBS・TBS系で放送”. コミックナタリー. 2014年1月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g “「ハイキュー!!」がVOMIC化、声優陣にKENN&前野智昭”. コミックナタリー. 2012年10月29日閲覧。
- ^ a b c d e “アニメ「ハイキュー!!」日向役は村瀬歩、影山役は石川界人”. コミックナタリー. 2013年10月20日閲覧。
- ^ a b c d 『週刊少年ジャンプ』2013年52号、集英社、2013年11月25日。
- ^ a b c d 日本文化出版『月刊バレーボール』2014年3月号
- ^ 『ハイキュー!!』9巻130頁
- ^ ハイキュー!!.com - 公式ツイッター
- ^ 『ハイキュー!!』9巻130頁
- ^ “「天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権」と「ハイキュー!!」がコラボレーション!!”. ハイキュー!!.com. 2013年12月3日閲覧。
- ^ a b “ハイキュー!!×Vリーグ、試合会場でキャラのアナウンスが”. コミックナタリー. (2014年1月27日) 2014年2月14日閲覧。
- ^ a b “バレーボールアニメ「ハイキュー!!」とVリーグとのコラボが開催決定”. おた☆スケ. (2014年1月27日) 2014年2月14日閲覧。
- ^ a b “「ハイキュー!!」がVリーグとコラボ 試合会場で映像上映やボイスアナウンス”. アニメ!アニメ!. (2014年1月28日) 2014年2月14日閲覧。
- ^ a b 「アニメと協力アタック ミカサ「ハイキュー!!」コラボ商品 反響上々 拡充も検討」『中国新聞』2014年6月27日夕刊3面
- ^ “「ハイキュー!!」2014年4月TVアニメ化決定!アニメーション制作はProduction I.Gが担当”. トーキョーアニメニュース. 2014年2月28日閲覧。
- ^ “「ハイキュー!!」が4月から日5に登場 MBS・TBS系28局ネットにバレーボールアニメ”. アニメ!アニメ!. 2014年2月28日閲覧。
- ^ “アニメ『ハイキュー!!』OPはSPYAIR EDはNICO Touches the Walls”. オリコンスタイル. 2014年2月28日閲覧。
集英社BOOK NAVI
以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
- ^ “ハイキュー!!/1|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2012年6月9日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/2|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2012年8月8日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/3|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2012年10月4日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/4|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2013年1月4日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/5|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2013年3月4日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/6|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2013年5月2日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/7|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2013年8月2日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/8|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2013年10月4日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/9|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2014年1月4日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/10|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2014年4月25日閲覧。
- ^ “ハイキュー!!/11|古舘 春一|ジャンプコミックス”. 2014年6月4日閲覧。
外部リンク
映像外部リンク | |
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『ハイキュー!!』少年ジャンプ公式PV YouTube:週刊少年ジャンプ公式が2014年4月3日にアップ |
- ハイキュー!!.com
- 週刊少年ジャンプ公式サイト
- 週刊少年ジャンプ『ハイキュー!!』特集ページ
- 『ハイキュー!!』集英社ヴォイスコミックステーション-VOMIC-
- ハイキュー!!.com (@haikyu_com) - X(旧Twitter)
- アニメ『ハイキュー』公式HP
- アニメ ハイキュー!! 番組サイト(MBS)
- TVアニメ「ハイキュー!!」 (@animehaikyu_com) - X(旧Twitter)
- ハイキュー!! | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ
- トップページ | 商品情報 | ハイキュー!!バボカ!! | タカラトミー
- ハイキュー!!バボカ!! (@haikyu_vobaca) - X(旧Twitter)
- ハイキュー!! 繋げ!頂の景色!! | バンダイナムコゲームス公式サイト
- ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) - X(旧Twitter)
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マギ The kingdom of magic
(2013年10月6日 - 2014年3月30日) |
ハイキュー!!
(2014年4月6日 - ) |
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