竺仙梵僊
表示
竺仙梵僊 | |
---|---|
1292年 - 1348年 | |
生地 | 明州 |
宗派 | 臨済宗(楊岐派) |
寺院 | 浄妙寺、浄智寺、南禅寺、建長寺 |
師 | 古林清茂 |
竺仙梵僊(じくせん ぼんせん、至元29年11月15日(1292年12月24日)- 貞和4年/正平3年7月16日(1348年8月11日))は、鎌倉時代末期に中国の元から来日した臨済宗(楊岐派)の高僧。俗姓は徐氏。梵僊が法諱。竺仙は字。号は来来禅子。出身は明州。
古林清茂の法を継いだ。1329年(元徳元年)6月九州豊後の守護大名大友貞宗の要請を受け、明極楚俊に従って日本へ渡来した。
1330年(元徳2年)鎌倉にくだり足利尊氏・直義の帰依を受けた。
その後浄妙寺・浄智寺を経て、京都南禅寺・鎌倉建長寺の住持となった。学識は一山一寧の次位とされ、各寺において多くの弟子を養成した。公武の帰依を受け、五山文学発展の基礎を築いた。