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チニアトキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2016年5月21日 (土) 08:18; にょろん (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

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チニアトキシン
識別情報
CAS登録番号 58821-95-7
PubChem 442098
J-GLOBAL ID 200907021304183826
MeSH tinyatoxin
特性
化学式 C36H38O8
モル質量 598.68 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

チニアトキシン(tinyatoxin、TTXTTN)は、高い炎症性を示すレシニフェラトキシンおよびカプサイシンの構造類縁体である。チニアトキシンは神経毒であり、知覚神経バニロイド受容体を介して作用する[1]。チニアトキシンはカプサイシンと同様に薬剤としての利用の見込みがある。チニアトキシンはレシニフェラトキシンよりも約3倍活性が低い。

脚注

[編集]
  1. ^ Szallasi, A. and Blumberg, P.M. (1991). “Characterization of vanilloid receptors in the dorsal horn of pig spinal cord”. Brain Res. 547 (2): 335–338. doi:10.1016/0006-8993(91)90982-2. PMID 1884211.