フジオフードグループ本社
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | フジオフード |
本店所在地 |
日本 〒530-0041 大阪市北区天神橋二丁目北2番6号 大和南森町ビル |
設立 | 1999年(平成11年)11月11日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2120001093715 |
事業内容 | 外食産業 |
代表者 | 代表取締役社長 藤尾政弘 |
資本金 | 1,200,559千円 |
発行済株式総数 | 45,909株 |
売上高 | 連結:228億46百万円 |
純利益 | 連結:7億9百万円 |
総資産 | 連結:142億27百万円 |
従業員数 | 452人(パート・アルバイト含まず) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
有限会社エフエム商業計画(15.54%) サッポロビール株式会社(13.62%) |
主要子会社 |
上海藤尾餐飲管理有限公司 86.9% 有限会社エフエム商業計画 15.5% |
外部リンク | フジオフードシステム 公式サイト |
特記事項:財務データは2012年12月期現在 |
株式会社フジオフードシステム(Fujio Food System Co., Ltd.)は、大衆外食チェーンの「まいどおおきに食堂」「串家物語」「つるまる」「手作り居酒屋かっぽうぎ」というブランドを中心に25業態の直営・FC事業の経営を行う企業である。
概要
社長である藤尾政弘は1979年12月に個人事業として藤尾実業を創業。その後、生まれ育った実家の食堂を思い、メインブランドである「まいどおおきに食堂」1号店を1988年7月にオープン。2006年6月には中国・上海にて出店。同年12月には47全都道府県に出店している。
高齢者採用を積極的に行っており、50-60歳代の女性を中心にキャスティングする[1]。そのため、40代以上の雇用占有率は4割を超えている。
沿革
- 1979年12月 - 藤尾政弘が藤尾実業を創業
- 1986年6月20日 - 株式会社フジセイ・コーポレーションを設立
- 1999年11月11日 - 株式会社フジオフードシステム設立
- 2001年12月28日 - 株式会社フジセイ・コーポレーションが株式会社フジオフードシステムを連結子会社化
- 2002年12月17日 - 大阪証券取引所「ヘラクレス」に上場
- 2005年1月1日 - 株式会社フジオフードシステムが株式会社フジセイ・コーポレーションを吸収合併
- 2006年6月 - 海外1号店を中国・上海に出店
- 2006年12月 - 全国47都道府県に出店達成
- 2007年4月 - グループ総店舗数が700店舗達成
- 2008年4月 - ハワイ1号店を出店
- 2010年9月 - 香港に子会社香港藤尾餐飲管理有限公司を設立
- 2011年10月 - シンガポールに子会社を設立
- 2012年2月 - 株式会社ホノルルコーヒージャパンを設立
- 2013年11月 - 台湾に合弁会社「美樂食餐飲管理有限公司」を設立
- 2013年12月 - タイに合弁会社「MBK Food system CO.,LTD」を設立
- 2016年2月 - シンガポールのサラダ専門店「SaladStop!」とマスターフランチャイズ契約を締結
- 2016年5月 - はらドーナッツを買収 [2]
- 2016年11月 - [株式会社梅の花]との資本業務提携
- 2016年12月 - [株式会社どん]を子会社化
経営店舗
メインブランド
- まいどおおきに食堂
- 串家物語
- つるまる(つるまる饂飩・鶴丸饂飩本舗)
- 手作り居酒屋かっぽうぎ
サブブランド
- さち福や
- タルト&カフェ デリス
- フジオ軒
- ハニーミツバチ珈琲
- じゅうじゅう屋
- すみび家 米牛
- 火の音水の音
- 鶴さん饂飩
- デリス・デュ・パレ
- 晴バレ米牛
- 浪花ご馳走ビュッフェ 芋と大根
- 印度のルー
- 天ぷらえびのや
- ホノルルコーヒー
- はらドーナッツ
- ザ・どん
- SALADSTOP!
まいどおおきに食堂
まいどおおきに食堂(まいどおおきにしょくどう)は、株式会社フジオフードシステムが展開するカフェテリア形式の一膳飯屋。
地名+食堂、いわゆる「○○食堂」という命名方式で、全国に展開している(店舗名の具体例は公式サイトの店舗検索ページを参照)。レシートでは、「日本一の食堂」の呼称も使用している。フジオフードの本社がある関西地区には直営店が多いが、それ以外の地区では主にフランチャイズ方式により店舗展開している[3]。
2006年に全国47都道府県に出店を達成し(但し、2015年現在では青森県と秋田県に店舗がない。沖縄県の店舗は一旦全て閉店したが、後に沖縄料理中心の定食屋として再開店している)、現地法人との合弁事業により中国の上海や台湾にも進出している。台湾では高速鉄道の改札内に駅弁店も出店した。郊外のロードサイド型店舗が中心だが、大阪市内を中心に都心のオフィス街にも店舗を有する。
お米と卵焼きにこだわっており、お米は毎日その日の分だけ精米している。また、カフェテリア形式(但し一部店舗は除く)であるが、卵焼きだけは必ず注文を受けてから調理する。おかず類は、2010年9月現在、安い物だと一品50円程度、高い物でも400円程度と、リーズナブルな価格の商品を揃える。
基本は作り置きであるが、一部店舗では出来たて商品の提供も行っており、焼き魚や揚げ物類は注文後に調理されたものを受け取ることが可能である。また、単品のおかず類の他に、カレー、ラーメン、うどん、焼きそば、オムライスなどの一品料理も置かれている。メニューは、全て合わせると、常時60種類前後は用意されている。これらのメニューは、店舗ごとに異なり、また季節ごとにも異なる(価格も統一されていない)。そのため、公式サイトのメニュー紹介でも、代表的なメニューの一部が価格表示無しで掲載されているだけである。全国で展開しているので、季節によっては、「北陸・新潟の味」など、地域ごとの日常メニューも取り入れている。
テイクアウト用容器の備え付けがあり、持ち帰りは自由。また、事前に電話で注文すれば、予算と好みに合わせて、弁当を作って貰うことも出来る。自店での精米により発生する米ぬかを無料配布している店舗もある。
串家物語
串家物語(くしやものがたり)は、株式会社フジオフードシステムが展開する串揚げをビュッフェスタイルで食することができる業態。約30種類の串ネタを選び、テーブル備え付けのフライヤーで客自身が自由に揚げて食べることができる。複数のソースがあるほか、サラダ、パスタ、惣菜、フルーツ、スイーツ、ヨーグルトも用意されている[4]。
つるまる
つるまるは、株式会社フジオフードシステムが展開するセルフ式うどん店のブランドである。「麺乃庄つるまる饂飩」または「鶴丸饂飩本舗」の店舗がある。日本国内に展開するほか、台湾や中国にも進出している。タイでも合弁会社を設立し、フランチャイズチェーン(FC)方式で展開を進めている[5]。
不祥事
違法残業
- 2014(平成26年)年1月から3月にかけて、フジオフードシステムが大阪・京都両府内の17店舗の従業員19人に、労使協定で定めた限度時間を超える月54-133時間の残業をさせ、うち社員2名については、労働時間の記録を改竄し割増賃金を払わなかったとして、大阪労働局過重労働撲滅特別対策班は、2015年(平成27年)8月27日に、同社と店長ら16人を労働基準法違反の疑いで書類送検した[6]。
脚注
- ^ 社長の風景 おばちゃんのように立場の弱い人が 働ける場所を作ろう。フジオフードシステム藤尾政弘
- ^ 外食産業のフジオフード はらドーナッツを買収
- ^ まいどおおきに食堂|フランチャイズ加盟店募集
- ^ 「串家物語 ヨドバシAkiba店」、10月上旬オープン! セルフ式の串揚げ食べ放題チェーンが秋葉原に進出
- ^ フジオフード、タイで合弁 うどん店FC30店めざす (2013/09/13)
- ^ 「まいどおおきに食堂」のフジオフードシステムと店長ら書類送検 長時間労働と賃金未払い容疑 - 産経WEST、2015年8月28日