エメラルド・フロウジョン
エメラルド・フロウジョン(Emerald Flowsion)は、プロレス技の一種である。
概要
三沢光晴のオリジナル技であり、代名詞的フィニッシュ・ホールド。相手をオクラホマ・スタンピードの要領で右肩に担ぎ上げて相手の背中に右手を首の後ろに左手を、それぞれ回し、相手の体を抱えたまま右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
技名のエメラルドは三沢のイメージカラーであるエメラルド・グリーン、フロウジョンは「滝、流れ」を意味する。
初公開は1998年1月26日、全日本プロレスの大阪府立体育会館第1競技場大会で行われた秋山準との三冠ヘビー級王座の防衛戦。この時、公開されたエメラルド・フロウジョンは現在のエメラルド・フロウジョンとは腕の位置が異なり、相手をオクラホマ・スタンピードの要領で右肩に担ぎ上げて相手の喉元に右手を背中に左手を、それぞれ回し、相手を抱えたまま右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。最初に公開されたエメラルド・フロウジョンはオリジナル・エメラルド・フロウジョンと呼ばれている。
エメラルド・フロウジョンには相手の首などへの負担が大きく危険で、なおかつ技を決めるまでに時間がかかるという欠点があった。その後、相手の力量に応じ落とし方を調整できて、なおかつスムーズに技に移行できるように現在の型に改良された。
公開後は奥の手として限られた試合や対戦相手にしか使用する機会のない技であったが2000年8月5日、三沢が設立したプロレスリング・ノアの旗揚げ以降は角度の浅い型を対戦相手問わずに使用している。
2003年3月1日、プロレスリング・ノアの日本武道館大会で行われた小橋建太とのGHCヘビー級王座の防衛戦で小橋に初めて返されたことで絶対的なフィニッシュ・ホールドとはならなくなり、様々なバリエーションや後述の変型エメラルド・フロウジョン等の派生技の開発などに至っている。
主な使用者
バリエーション
- 雪崩式
- 相手をコーナー最上段に座らせて自身もコーナー最上段もしくはセカンドロープに登って仕掛ける。
- 断崖式
- エプロンサイドから場外に向けてジャンプして仕掛ける。
- 引き抜き式
- バックを取ったり、技をかける目的で自身の背後にいる相手の頭部を両手で掴み、上方へと持ち上げてから相手を肩の上に乗せてリング中央に移動して仕掛ける。
- パスキャッチ式
- タッグマッチで味方選手が相手の体を持ち上げて三沢の右肩の上に相手の体を乗せてもらってから仕掛ける。また、味方選手が相手をブレーンバスターの要領で垂直になるまで持ち上げてコーナー最上段に待機している三沢に相手の体を渡して雪崩式で仕掛ける型もある。
- ツープラトン式
- 三沢光晴とタッグパートナーの小川良成が使用する合体エメラルド・フロウジョン。相手の体を両サイドから、それぞれが相手を体を持ち上げて仕掛ける。
派生技
- エメラルド・フロウジョン改
- 変型エメラルド・フロウジョンとも呼ばれることもあるが後述の旋回式も同名称で呼ばれているため、「改」とも呼ばれている。三沢光晴のオリジナル技。相手をブレーンバスターの要領で垂直になるまで持ち上げて相手の体に右方向への捻りを加えて相手の顔を自身の方へと向かせて相手の背中に右手を添えて右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- 初公開は2003年12月6日、プロレスリング・ノアの横浜文化体育館大会で行われた三沢対越中詩郎戦。
- 旋回式エメラルド・フロウジョン
- 変型エメラルド・フロウジョンとも呼ばれることもあるが前述の「改」も同名称で呼ばれているため、旋回式とも呼ばれている。この技も三沢のオリジナル技であり、相手をファイヤーマンズキャリーの要領で両肩に担ぎ上げて自身の上半身を左方向へと軽く捻りながら相手の足を掴んでいた左手を離して、その勢いで右方向へと90度旋回させた相手の背中を左手に添えて右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態になった相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- 初公開は2007年4月28日、ノアの日本武道館大会で行われた三沢対佐野巧真戦。
- CCD(コジマ・クラッシュ・ダイナマイト)
- 小島聡が2004年7月18日、全日本プロレスの両国国技館大会で行われた三沢とのシングルマッチを経て三沢のエメラルド・フロウジョンを参考にして開発したオリジナル技。前屈みになった相手の首の後ろに正面から左腕を回し、右手で掴んで持ち上げた相手の左腕を自身の首の後ろに引っ掛けて、相手の右半身を右腕で抱え込み、上下逆さまにするような感じで相手の体を持ち上げて相手を抱えたまま左半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- Dフェニックス
- ハヤブサのオリジナル技。相手をオクラホマ・スタンピードの要領で右肩に担ぎ上げて相手の体に腕を絡めて自身の右足を前方へと振り上げて足の方から相手を落下させながら自身は尻餅をつく形で倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- Hサンダー
- ハヤブサがH(エイチ)のリングネームで活動していた時期に開発したオリジナル技。相手をボディ・スラムの要領で持ち上げて背中に左手を添えながら尻餅をつき、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- CK(カルヴァン・クライン)
- MEN'Sテイオーのオリジナル技。相手をアトミック・ドロップの要領で右肩に担ぎ上げて掴んでいた左腿を引っ張ることで相手の体を左方向へと180度水平旋回させて相手の胸板を左肘で押さえつけながら尻餅をつき、落下させた相手の背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- フジヤマ・ドライバー
- ディーロ・ブラウンのオリジナル技。相手をボディ・スラムの要領で持ち上げて相手の体を自身の胸の前で水平にして上半身を右方向へと軽く捻って上半身を左方向へと振ると同時に相手の股を抱えていた右腕を離して左腕で抱えた首を支点にして相手の体を振り子のように左方向へと旋回させながら尻餅をつき、落下させた相手の背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- ウイングロック・バスター
- ツバサのオリジナル技。前屈みになった相手の右腕を左手で掴んで腕を相手の背中の方へと折り曲げて相手の左肩の辺りを右手で掴んで相手の体だけを180度回転させて顔が上を向く格好になった相手の喉元にリバースDDTの形で右腕を巻き付けて相手の右腕を背中で固定したまま相手の体を上下逆さま抱え上げて自分の右肩の上に相手を、うつ伏せの状態で着地させて右半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- クラブチッタ
- 愚乱・浪花のオリジナル技。向かい合った相手の右脇に右腕を左脇に左腕を差し込んで相手の胴体を抱え込み、相手の体を上下逆さまにするように持ち上げて腰に回していた右手を相手の首の後ろに添え直して右半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- えべラルド・フロウジョン
- 菊タローが初代えべっさんの時代に開発したオリジナル技。相手を、えびす落としの要領で持ち上げて軽く宙に浮き上がった相手の体を自身の右肩の上に、うつ伏せの状態で着地させて相手の背中に左手を添えて右半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- Gドライバー
- 元気美佐恵のオリジナル技。前屈みになった相手の首の後ろに正面から左腕を回し、右手で掴んで持ち上げた相手の左腕を自身の首の後ろに引っ掛けて、右手を相手の右脇腹に回し、上下逆さまにするように相手の体を持ち上げて、うつ伏せの状態で相手の右肩に担ぎ上げて体を右方向へと軽く旋回させて相手の背中に左手を添えて右半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- 変形SOD
- 斗猛矢のオリジナル技。前屈みになった相手の首の後ろに正面から左腕を回し、右手で掴んで持ち上げた相手の左腕を自身の首の後ろに回し、相手の右足を右手で外側から抱えて上下逆さまにするような感じで相手の体を持ち上げて左半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- ワンセコンドEX
- 高橋奈七永のオリジナル技。向かい合った相手の左腕をチキンウィングアームロックに捕らえて相手の左手首を左手で掴みなおして自由になった右腕を相手の右半身へと巻きつけて左腕を極めたままボディ・スラムの要領で相手の体を上下逆さまに抱え上げて相手の体を右肩に担ぎ上げて相手の左手首を右手で掴み直したあと自由になった左手を相手の首の後ろに回し、相手の体を抱えたまま右半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへと叩きつける。
- エゴイスト・シュバイナー
- CIMAのオリジナル技。相手をパンプハンドル・スラムの要領で右肩に担ぎ上げて相手の首の後ろに左手を背中に右手を、それぞれ回し、右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- タイガー・フロウジョン
- 丸藤正道が三沢のオリジナル技であるタイガー・ドライバーとエメラルド・フロウジョンを掛け合わせて開発して対三沢光晴戦用に温存していたオリジナル技。相手の上半身をリバース・フルネルソンに捕らえて垂直になるまで持ち上げて相手の体に右方向へと軽く捻りを加えながら相手の両腕を抱えていた腕のクラッチを切って相手の足がある方に視線を向けるように自身の体を左方向へと軽く捻って相手の右脇から引き抜いた左手を相手の右腿の裏へと持っていって、落下する相手の胸のあたりに右手を添えて自身は右半身から倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- 初公開は2009年12月9日、ノアの日本武道館大会で行われた対青木篤志戦。
- ポールシフト式エメラルド・フロウジョン
- 変型エメラルド・フロウジョンとも呼ばれることもあるが前述の「改」と旋回式も同名称で呼ばれているため、ポールシフト式とも呼ばれている。丸藤正道のオリジナル技であるポールシフト(フィッシャーマンズ・ドライバー)とエメラルド・フロウジョンを掛け合わせて開発したオリジナル技。相手をフィッシャーマンズ・バスターの要領で垂直になるまで持ち上げて相手の左足を抱えていた右手を一旦離して右腕で相手の胴体を抱え直して右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の頭部を打ちつける。
- 初公開は2014年6月13日、ノアの後楽園ホール大会で行われた対齋藤彰俊戦。
- でらホフバスター
- 高井憲吾のオリジナル技。相手の首をリバースDDTの要領で左脇に抱え込み、タイツを右手で掴み、相手の体を垂直になるまで持ち上げて相手を持ち上げたまま右半身から倒れ込み、落下させた相手の背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- バベル
- HUBがゼロの時代に開発したオリジナル技。相手をクロスレッグ・フィッシャーマンズ・バスターの要領で垂直になるまで持ち上げて相手をファイヤーマンズキャリーの形で両肩の上に着地させて相手の上半身を下からプッシュアップして相手の体を軽く宙に浮き上がらせて右方向へと90度水平旋回させた相手の後頭部を左手で押さえつけながら尻餅をつき、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- クアッケン・ドライバーIV
- マイク・クアッケンブッシュのオリジナル技。雁之助クラッチの要領で相手の背中を右腕で抱え込み、相手の体を軽く宙に持ち上げながら自身の体を右方向へと180度捻って相手の体を抱えたまま尻餅をつくように倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- マハラジャ
- Hi69のオリジナル技。相手をファイヤーマンズキャリーの要領で両肩に担ぎ上げて相手の頭がある方向へと体を傾けながらジャンプして下半身を下から押し上げることで相手の体をマットに対して垂直にして尻餅をつくように着地すると同時に上下逆さまの状態になった相手の後頭部や背中を自身の左サイドへと叩きつける。
- 天ノ邪鬼
- "黒天使"沼澤邪鬼のオリジナル技。相手をボディ・スラムの要領で持ち上げて右方向へと体を傾けながら尻餅をつき、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- 橘式抱え込み落とし
- 橘隆志のオリジナル技。前屈みになった相手の首の後ろに正面から左腕を回し、左手で掴んで持ち上げた相手の左腕を自身の首の後ろに引っ掛けて、相手の両足の間に正面から右手を差し込み、相手の股を掬い上げて相手の体を上下逆さまにするような感じで持ち上げて左半身から倒れ込みながら相手に体を浴びせかけて落下させた相手の後頭部や背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- ジェノサイド
- MIYAWAKIのオリジナル技。前屈みになった相手の首の後ろに正面から左腕を回し、右手で掴んで持ち上げた相手の左腕を自身の首の後ろに引っ掛けて、外腿の方から相手の右腿の裏に右手を回し、足を抱えて相手の左膝の裏に外腿の方から右手を回すことで相手の両足を交差させて相手を上下逆さまにする感じで抱え上げて左半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- 鬼風車
- 小川内潤のオリジナル技。左手で掴んだ相手の左腕を相手の顎の下に巻きつけて相手をファイヤーマンズキャリーの要領で両肩に担ぎ上げて自身の上半身を左方向へと軽く捻って反動をつけて体を右方向へと振ると同時に相手の下半身を右手で下から押し上げて相手の体を仰向けにひっくり返しながら自身は尻餅をつくように倒れ込み、落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドもしくは両足の間へ叩きつける。
- ダイハード・フロウジョン
- エディ・エドワーズのオリジナル技。前屈みになった相手の首の後ろに正面から左腕を回し、右手で掴み、相手の体を上下逆さまに持ち上げて顔を向かい合わせる状態になった相手の右肩のあたりに左手を背中に右手を、それぞれ添え直して相手を抱えたまま右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- 初公開は2017年8月26日、ノアの後楽園ホール大会で行われた対中嶋勝彦戦。
- 鏡割
- 矢野通のオリジナル技。背中の方から左脇に左腕を差し込み、差し込んだ左腕を相手の首の後ろに持っていって、左脇腹の方から相手の腹部の下に右腕を潜り込ませて右手で相手の右腿を外側から抱え込み、相手の体を上下逆さまにするような感じで抱え上げて尻餅をつき、落下させた相手の後頭部や背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- 一騎当千
- Kagetoraのオリジナル技。相手をファイヤーマンズキャリーの要領で両肩に担ぎ上げて相手の上半身を下からプッシュアップして相手の体を軽く宙に浮き上がらせて右方向へと90度水平旋回させた相手の後頭部を左手で押さえつけながら尻餅をつき、上下逆さまの状態になった相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- リージョン・ボムII
- Ken45°のオリジナル技。相手をアトミック・ドロップの要領で右肩に担ぎ上げて上半身を左方向へと軽く捻って上半身を右方向へと軽く振ると同時に左手で掴んでいた相手の足を離して体を軽く捻った勢いで右方向へと180度水平旋回させた相手の胴体を右脇に抱え込み、尻餅をつき、落下させた相手の背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- FAT
- KAZMA SAKAMOTOのオリジナル技。相手の首をリバースDDTの要領で右脇に抱え込み、背中に左腕を回し、相手の体を垂直に抱え上げて相手の体を右肩に担ぎ上げて右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- F.T.X
- B×Bハルクのオリジナル技。向かい合った相手の左腕を右手で掴み、掴んだ腕を相手の股の前に持っていって、相手の股の間に腿の裏の方から差し込んだ左手で相手の左手首を掴み直して自由になった右手で相手の右脇に背中の方から差し込んで腕を相手の首の後ろに回し、相手の体を180度前方回転させながら抱え上げて左半身から倒れ込み、上下逆さまの状態になった相手の後頭部や背中を自身の左サイドへ叩きつける。
- R.E.V.O
- B×Bハルクのオリジナル技。リングに背を向ける格好で相手をコーナー最上段に座らせて自身は相手に背中を向けるように体を軽く捻って相手の右脇に左腕を左脇に右腕を、それぞれ差し込んでカナディアン・バックブリーカーの形で相手を右肩に担ぎ上げて抱えていた上半身を下方向へと引っ張ることで相手の体を180度後方回転を加えて相手の体が自身の正面に落下してきたところで自身は右半身から倒れ込み、うつ伏せになった相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- TIME BOMB
- 高橋ヒロムのオリジナル技。相手をファイヤーマンズキャリーの要領で両肩の上に担ぎ上げて自身の上半身を右方向へと軽く捻って反動をつけて上半身を元に戻しながら相手の上半身を抱えていた左手を離して右手で抱えた右足を支点にして相手の体を左方向へと270度水平旋回させて自身の正面にやってきた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。
- プリック・バスター
- トランザム★ヒロシのオリジナル技。相手の右脇を左手で左脇を右手で掴み、相手の体を空中に放り投げて軽く宙に浮き上がった相手の左脇に胸の方から右腕を差し込み、相手の右肩に左手を添えつつ自身の体を左方向へと180度捻って巻き上げながら尻餅をつき、落下させた相手の背中を自身の右サイドに叩きつける。
- グランド・スラム
- ライパチ磯部のオリジナル技。相手をオクラホマ・スタンピードの要領で右肩に担ぎ上げて相手の右脇を右手で左脇を左手掴み、自身の両腕を上方向へと伸ばすことで相手の体をリフトアップして自身の右肩の上に腹部を着地させるように相手を下ろして相手の背中を右手を首の後ろに左手を、それぞれ持っていって、相手の体を抱えたまま右半身から倒れ込み、上下逆さまの状態で落下させた相手の後頭部や背中を自身の右サイドへ叩きつける。