桶川駅
桶川駅 | |
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東口(2012年6月) | |
おけがわ Okegawa | |
◄北上尾 (1.9 km) (4.6 km) 北本► | |
所在地 | 埼玉県桶川市南一丁目1-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■高崎線 |
キロ程 |
11.8 km(大宮起点) 東京から尾久経由で42.3 km |
電報略号 | オケ←ヲケ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
20,043人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1885年(明治18年)3月1日[1] |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有[1] |
桶川駅(おけがわえき)は、埼玉県桶川市南一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線の駅である。
歴史
- 1885年(明治18年)3月1日:日本鉄道の駅として開業[1]。
- 1906年(明治39年)11月1日:買収により国有化される。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称設定により、高崎線の駅となる。
- 1982年(昭和57年)11月:橋上駅舎が完成。
- 1985年(昭和60年)3月1日:開業100周年。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1999年(平成11年)10月26日:当駅西口周辺において桶川ストーカー殺人事件が発生。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2016年(平成28年)3月10日:早朝無人化[4]。
- 2021年(令和3年)3月1日:業務委託化。
駅構造
上下線の間に上下線共用の中線を配し、上りが単式ホーム1面1線(1番線)、中線と下りが島式ホーム1面2線(2・3番線)の計2面3線ホームと、下り線の西側に側線(主に下り貨物列車待避に使用)が1線ある地上駅で、橋上駅舎を有している。出入口は線路をはさんで一つずつ、東口と西口とがある。改札は東西口を結ぶ自由通路の間に1箇所ある。各ホームともエスカレーターとエレベーターが設置されている。2・3番線ホームには、帰宅ラッシュ時のホーム・階段の混雑を緩和するため、東京寄りに改札階につながるエレベーター・上りエスカレーター付きの廊下が設置されている。
JR東日本ステーションサービス受託の業務委託駅であり、指定席券売機・自動改札機が設置されている。2016年3月10日より、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働する[4]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■高崎線 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜方面[5] (湘南新宿ライン)(上野東京ライン) |
|
2 | 一部の列車 | |||
下り | 熊谷・高崎方面[5] | |||
3 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 2021年3月改正より特急「スワローあかぎ」1本と湘南新宿ラインの列車は新宿方面に向かい、湘南新宿ラインの列車は新宿駅を経由して大船駅から東海道線へ直通する。上野東京ラインの列車は上野駅を経由して東京駅から東海道線へ直通する。
- 上りの湘南新宿ライン特別快速は、土休日の朝3本を除き、当駅で普通列車(上野東京ライン)に接続するが、ホームが異なるため、普通列車の車内放送では手前の北本駅で乗り換えるよう案内する。
- 2019年3月現在当駅2番線発車の定期下り列車は設定されていなかったが、2020年3月改正で土休日にアーバン待避で1本追加された。
- 大幅な遅延が発生した場合、熊谷、吹上、鴻巣に次いで当駅で折り返す列車が設定される場合がある。
通勤快速廃止に従い、全快速列車が当駅停車となる
-
改札
-
奥が1番線、手前が2番線のホーム
-
古い規格の駅名標
発車メロディー
1 | ■ | JR-SH-8-1 |
---|---|---|
2 | ■ | JR-SH-8-1 |
3 | ■ | JR-SH-8-1 |
当駅の発車メロディーは東洋メディアリンクス製のJR-SH-8-1を使用している。
駅構内の施設
- ロッテリア(東口駅前・1番線ホーム)[注 1]
- 日高屋(東口駅前・1番線ホーム)[注 1]
- そば処 中山道(自由通路改札前)※2019年8月に閉店、新店は未定
- キヨスク(自由通路改札前)※2019年8月31日に閉店。そば処中山道共々撤去される
- NewDays(改札内コンコース)
- 非商業施設
- さいたま文学館の案内掲示
- 桶川市掲示板
- 過去にあった非商業施設
- 見る観るコーナー(展示コーナー)
利用状況
2020年度(令和2年度)の1日平均乗車人員は20,043人である[利用客数 1]。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)28,920 | |
1991年(平成 | 3年)29,773 | |
1992年(平成 | 4年)30,505 | |
1993年(平成 | 5年)30,772 | |
1994年(平成 | 6年)30,893 | |
1995年(平成 | 7年)30,842 | |
1996年(平成 | 8年)30,909 | |
1997年(平成 | 9年)30,315 | |
1998年(平成10年) | 29,705 | |
1999年(平成11年) | 29,200 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]28,798 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]28,550 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]28,179 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]27,855 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]27,508 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]27,501 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]28,147 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]28,314 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]27,953 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]27,459 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]27,055 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]26,753 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]26,784 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]26,951 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]26,161 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]26,225 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]26,177 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]26,312 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]26,484 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]26,296 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]20,043 |
駅周辺
東口
駅前から中山道に向かう道が延びており、商店街を形成している。中山道まで足を運べば、宿場町の面影を残す旅籠や蔵造りの建物が散在している。 駅前はロータリーが設置できない狭い空間に、帯状のタクシー乗り場と路線バス乗り場が連なるが、大型路線バスは転回できる空間がなく、専用の転車台が備わっている。市内循環バスなどコミュニティバスは、専用に整備された小さなロータリーを使用している。 駅前商店街は再開発計画があり[6]、一部用地が一般車両向けの暫定ロータリーとなっている。
市営駐輪施設が整備されているが、手狭なうえに駅から距離が離れているため、一般住戸が早朝から深夜にかけて提供している駐輪スペースの利用者が多数を占めている。
-
東口ロータリー
西口
西口側は三井精機工業の工場跡地を利用して区画整理が行われた。比較的広いロータリーがあり、ロータリーと線路の間の花壇は、ボランティアによって定期的に手入れされている。ロータリーには比較的広い空間に路線バス・タクシー等の乗り場が配置されている。また、改札階レベルのペデストリアンデッキにより、人車分離がなされており、西口から直接ショッピングセンター(パトリア・桶川マイン)にアクセスできる。都市公団による大規模な団地やタワーマンションが建設され、市営自転車駐輪施設も整備されており、多く利用されている。
-
西口ロータリー
周辺施設
- 西口
- 桶川市役所
- パトリア桶川店/おけがわマイン - ペデストリアンデッキで駅と直結
- ベニバナウォーク桶川/アピタ桶川店
- 駅西口公園
- 桶川市民ホール
- さいたま文学館 埼玉県立の施設で桶川市民ホールの建物の一部を占める。
- 桶川変電所 若宮一丁目には電車用の変電所があり、施設から線路まで道路や駐輪場の上を電線が張られている。
- 桶川郵便局(ゆうちょ銀行桶川店併設)
- 川口信用金庫桶川支店
- 三井住友銀行桶川支店
- 大光銀行桶川支店
- 武蔵野銀行桶川支店
- 足利銀行桶川支店
- 城山公園
- 荒川
- 東口
バス路線
朝日自動車・丸建つばさ交通・東武バスウエスト・川越観光自動車の各社と、桶川市内循環バスであるべにばなGO、上尾市内循環バスであるぐるっとくんが桶川駅より発着している。東口の朝日バス発着場は構内が狭いため、転車台がある。
なお、東武バス・川越観光バス・朝日バスの路線はPASMO・Suicaが利用可能である。(モラージュ菖蒲急行バスを除く)
東口発着
- 朝日バス 菖蒲営業所
- 菖蒲車庫行
- 細谷経由
- 西窪台経由
- 菖蒲総合支所経由
- 加納循環
- (急行)モラージュ菖蒲(滝のコート南入口)行
- 丸建つばさ交通・けんちゃんバス
- 伊奈学園行
- 桶川市内循環バス・べにばなGO
- 東循環(協同バス担当)
- 東西循環(協同バス担当)
西口発着
- 川越観光バス 森林公園営業所
- けやき団地行
- 北里大学メディカルセンター行
- 東武バスウエスト 川越営業事務所
- 空港リムジンバス 羽田空港 行
- 桶川市内循環バス・べにばなGO
- 西循環(川越観光バス森林公園営業所担当)
- 東西循環(協同バス担当)
- 上尾市内循環バス・ぐるっとくん
- 大石桶川線(東武バスウエスト上尾営業所担当)
その他
東洋経済新報社が2005年から2014年の10年間で集計した鉄道自殺(未遂を含む)、いわゆる人身事故において、当駅およびその両駅間(北上尾 - 桶川、桶川 - 北本)で発生した件数は34件で、全国で2番目に多い[7]。隣接する北本駅も24件で全国で8番目と多い。
当駅構内のホームの北端先あたりを北緯36度線が通る。埼玉県内においてほぼ同緯度にある駅としては、高坂駅(東武東上線)、伊奈中央駅(ニューシャトル)、明覚駅(JR八高線)、秩父駅(秩父鉄道秩父本線)がある。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■高崎線
- 特急「あかぎ」「スワローあかぎ」停車駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ a b ロッテリアと日高屋は店内が2分割されており、駅前とホームのどちら側からも入店することができる。なお、日高屋の入居以前はBECK'S COFFEE SHOPだった。
出典
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、19頁。
- ^ 『目で見る上尾・桶川・北本・鴻巣の100年』郷土出版社、2002年12月16日、15頁。ISBN 978-4-876635955。
- ^ 『目で見る上尾・桶川・北本・鴻巣の100年』郷土出版社、2002年12月16日、33頁。ISBN 978-4-876635955。
- ^ a b “一部時間帯のインターホン対応についてのお知らせ” (PDF). 東日本旅客鉄道高崎支社. 2020年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
- ^ a b “駅構内図(桶川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年11月21日閲覧。
- ^ 一般質問(平成24年3月定例会) (PDF) 2P - 桶川市
- ^ 佐藤裕一 (2016年6月22日). “全国521駅「10年累計鉄道自殺数」ランキング”. 東洋経済ONLINE (東洋経済新聞社) 2020年10月5日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- JRの統計データ
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 埼玉県道134号桶川停車場線 - 駅前通り
- 桶川ストーカー殺人事件 - 当駅近くの駐輪場で発生した殺人事件。
外部リンク
- 駅の情報(桶川駅):JR東日本