和歌山市
わかやまし 和歌山市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 和歌山県 | ||||
市町村コード | 30201-5 | ||||
法人番号 | 6000020302015 | ||||
面積 |
208.85km2 | ||||
総人口 |
344,805人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 1,651人/km2 | ||||
隣接自治体 |
和歌山県:海南市、紀の川市、岩出市 大阪府:阪南市、泉南郡岬町 兵庫県:洲本市(紀淡海峡を挟んで) | ||||
市の木 | クスノキ | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
和歌山市役所 | |||||
市長 | 尾花正啓 | ||||
所在地 |
〒640-8511 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
和歌山市(わかやまし)は、和歌山県の北部に位置する都市。和歌山県の県庁所在地で、中核市に指定されている。
概要
県の面積の約4%ほどだが、県人口の約40%が暮らしているプライメイトシティである[要出典]。中世には海南市の一部とともに「雑賀の里」と称された[1]。江戸時代には御三家の一つである紀州徳川家が治める紀州藩の城下町として栄え、「若山」とも表記された。
地理
位置
地形
河川
- 主な川
気候
和歌山市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
- 気温 - 最高38.5℃(2013年(平成25年)8月11日)、最低-6.0℃(1945年(昭和20年)1月28日)
- 最大降水量 - 353.5ミリメートル(2000年(平成12年)9月11日)
- 最大瞬間風速 - 56.7メートル(1961年(昭和36年)9月16日)
- 最深積雪 - 40センチメートル(1883年(明治16年)2月8日)
- 夏日最多日数 - 159日(1998年(平成10年))
- 真夏日最多日数 - 87日(1961年(昭和36年))
- 猛暑日最多日数 - 22日(1967年(昭和42年))
- 熱帯夜最多日数 - 49日(2010年(平成22年))
- 冬日最多日数 - 51日(1945年(昭和20年))
和歌山市(和歌山地方気象台)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 21.2 (70.2) |
22.0 (71.6) |
24.5 (76.1) |
30.0 (86) |
32.4 (90.3) |
35.3 (95.5) |
37.8 (100) |
38.5 (101.3) |
35.8 (96.4) |
32.3 (90.1) |
27.7 (81.9) |
25.2 (77.4) |
38.5 (101.3) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.8 (49.6) |
10.7 (51.3) |
14.3 (57.7) |
19.7 (67.5) |
24.3 (75.7) |
27.1 (80.8) |
31.1 (88) |
32.6 (90.7) |
29.0 (84.2) |
23.4 (74.1) |
17.9 (64.2) |
12.5 (54.5) |
21.0 (69.8) |
日平均気温 °C (°F) | 6.2 (43.2) |
6.7 (44.1) |
9.9 (49.8) |
15.1 (59.2) |
19.7 (67.5) |
23.2 (73.8) |
27.2 (81) |
28.4 (83.1) |
24.9 (76.8) |
19.3 (66.7) |
13.8 (56.8) |
8.6 (47.5) |
16.9 (62.4) |
平均最低気温 °C (°F) | 2.9 (37.2) |
3.1 (37.6) |
5.8 (42.4) |
10.7 (51.3) |
15.6 (60.1) |
20.1 (68.2) |
24.3 (75.7) |
25.1 (77.2) |
21.5 (70.7) |
15.6 (60.1) |
9.9 (49.8) |
5.1 (41.2) |
13.3 (55.9) |
最低気温記録 °C (°F) | −6.0 (21.2) |
−5.4 (22.3) |
−4.0 (24.8) |
−1.4 (29.5) |
3.7 (38.7) |
9.0 (48.2) |
14.4 (57.9) |
13.5 (56.3) |
11.2 (52.2) |
4.3 (39.7) |
−0.6 (30.9) |
−3.0 (26.6) |
−6.0 (21.2) |
降水量 mm (inch) | 48.7 (1.917) |
62.0 (2.441) |
96.9 (3.815) |
98.4 (3.874) |
146.6 (5.772) |
183.5 (7.224) |
175.8 (6.921) |
101.8 (4.008) |
181.3 (7.138) |
160.8 (6.331) |
95.9 (3.776) |
62.7 (2.469) |
1,414.4 (55.685) |
降雪量 cm (inch) | 0 (0) |
1 (0.4) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
1 (0.4) |
平均降水日数 (≥0.5mm) | 7.2 | 7.9 | 10.3 | 10.0 | 10.4 | 12.5 | 10.6 | 7.2 | 10.2 | 9.6 | 7.3 | 7.7 | 111.1 |
平均降雪日数 (≥0cm) | 8.8 | 8.7 | 2.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5.7 | 25.4 |
% 湿度 | 61 | 61 | 60 | 61 | 64 | 72 | 73 | 70 | 69 | 67 | 66 | 63 | 66 |
平均月間日照時間 | 135.8 | 143.1 | 179.6 | 196.9 | 207.6 | 157.6 | 206.1 | 239.9 | 173.2 | 169.9 | 147.7 | 135.4 | 2,100.1 |
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、気温極値:1879年 - 現在)[3][4] |
地域
和歌山市の中心市街地には、城下町としての名残を留めた小さな町が点在し、町名に「○○丁」と「○○町」とが混在する[注釈 1]。丁は「ちょう」と読んでかつての武家町を、町は「まち」と読み同じく町人町を表す(一部「町」でも「ちょう」と読む例あり)。
人口
1985年の国勢調査で40万1352人を記録して以降は減少傾向となっている。2021年の人口は約35万5000人。
和歌山市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 和歌山市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 和歌山市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和歌山市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体
歴史
先史
- 5世紀-7世紀 - 岩橋千塚古墳群が築造される。
古代
近世
- 天正8年(1580年) - 本願寺顕如が石山本願寺から本願寺鷺森別院に本拠を移す[1]。
- 天正13年(1585年) - 豊臣秀吉の命を受けた豊臣秀長による和歌山城築城開始。古代からの名勝地「和歌浦」に対して、秀吉が「和歌山」と命名したことに由来する。「紀州征伐」も参照。
- 慶長5年(1600年) - 関ヶ原で徳川氏に味方した浅野幸長が紀伊国和歌山37万6,000石で和歌山城に入城。
- 元和5年7月19日(1619年8月28日) - 徳川頼宣が紀伊国和歌山55万5,000石で和歌山城に入城し、紀州徳川家を創設。
近代
- 明治
- 1909年(明治42年) - 市章制定。
- 昭和
現代
- 昭和
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 和歌山城天守再建。
- 1965年(昭和40年)9月14日 - 台風24号に刺激を受けた秋雨前線により集中豪雨。14日の時点で加太、和歌浦地区などで床上浸水413戸以上、床下浸水1820戸以上[5]。
- 1966年(昭和41年)11月3日 - 市民憲章制定。
- 平成
- 令和
行政区画の変遷
編入した町村の所属郡は、特記以外は全て海草郡。
- 1879年(明治12年)1月20日 - 郡区町村編制法の和歌山県での施行により、名草郡・海部郡和歌山城下の区域をもって和歌山区が発足。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市制の施行により、和歌山区の区域をもって和歌山市が発足。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 雑賀村を編入。
- 1927年(昭和2年)11月1日 - 宮村を編入。
- 1933年(昭和8年)6月1日 - 和歌浦町・鳴神村・中ノ島村・岡町村・四箇郷村・雑賀崎村・宮前村を編入。
- 1940年(昭和15年)2月1日 - 湊村・野崎村・三田村を編入。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 紀三井寺町を編入。
- 1942年(昭和17年)7月1日 - 松江村・木ノ本村・貴志村・楠見村を編入。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 西和佐村・岡崎村を編入。
- 1956年(昭和31年)9月1日 - 西脇町・和佐村・安原村・西山東村・東山東村を編入。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 有功村・直川村・川永村・那賀郡小倉村を編入。
- 1958年(昭和33年)7月1日 - 加太町を編入。
- 1959年(昭和34年)1月1日 - 山口村を編入。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 紀伊村を編入。
政治
行政
※ 行政組織については「和歌山市役所」も参照
市長
- 歴代市長
和歌山市官選市長 | |||||||
代 | 人 | 氏名 | 在職期間 | 期 | 出身地 | 学職歴 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 長屋喜弥太 ながや きやた |
1889年4月1日 - 1897年 |
紀州藩 | 和歌山区長 | ||
2 | 2 | 加藤杲 かとう あきら |
1897年 - 1915年 |
||||
3 | 3 | 遠藤慎司 えんどう しんじ |
1915年 - 1923年 |
||||
4 | 4 | 紀俊秀 きい としひで |
1923年 - 1931年 |
貴族院議員 | 旧紀伊国造家(旧男爵)出身 | ||
5 | 5 | 渡辺行太郎 わたなべ いくたろう |
1931年 - 1935年 |
||||
6 | 6 | 有川定一 ありかわ ていいち |
1935年 - 1936年 |
||||
7 | 7 | 田口易之 たぐち やすゆき |
1936年 - 1946年 |
||||
8 | 8 | 鈴木康四郎 すずき こうしろう |
1946年 - 1947年 |
1 | 和歌山県 | 和歌山県立田辺中学校卒 和歌山市助役 |
退任後、和歌山県議会議員 |
和歌山市公選市長 | |||||||
代 | 人 | 氏名 | 在職期間 | 期 | 出身地 | 学職歴 | 備考 |
9 | 9 | 高垣善一 たかがき ぜんいち |
1947年 - 1966年5月31日 |
5 | 和歌山県 | 関西大学法文学部・経商学部卒 和歌山市議会議長 |
任期途中で死去。 |
14 | 10 | 宇治田省三 うじた しょうぞう |
1966年 - 1986年 |
5 | 和歌山県 | 立命館大学法文学部卒 和歌山県議会議員 |
|
19 | 11 | 旅田卓宗 たびた たくそう |
1986年 - 1995年12月 |
3 | 和歌山県 | 和歌山県立和歌山工業高等学校卒 和歌山県議会議員 |
任期途中で辞職し、和歌山県知事選に立候補するも落選。 |
22 | 12 | 尾崎吉弘 おざき よしひろ |
1995年12月 - 1998年 |
1 | 和歌山県 | 和歌山県立桐蔭高等学校卒 和歌山県議会議員 |
収賄事件で逮捕・辞職 |
23 | 11 | 旅田卓宗 たびた たくそう |
1999年1月 - 2002年8月 |
1 | 和歌山県 | 和歌山工業高等学校卒 和歌山市議会議員 |
任期途中で辞職し、出直し市長選に立候補するも落選。 その後、市長在任中の収賄容疑で逮捕・起訴。 勾留中に市議選に立候補して当選 市議在任中に最高裁で刑が確定して失職。 |
24 | 13 | 大橋建一 おおはし けんいち |
2002年8月 - 2014年8月24日 |
3 | 和歌山県 | 東京大学文学部卒 毎日新聞記者 |
|
25 | 14 | 尾花正啓 おばな まさひろ |
2014年8月25日 - 現職 |
2 | 和歌山県 | 東京大学農学部・工学部卒 和歌山県庁 |
議会
市議会
- 定数 - 38人
- 任期 - 2019年5月2日から2023年5月1日まで
- 議長 - 井上直樹(2019年5月24日就任)
- 副議長 - 奥山昭博(2020年6月12日就任)
会派名 | 議員数 |
---|---|
公明党議員団 | 8 |
自由民主党市議団 | 7 |
政和クラブ | 6 |
日本共産党和歌山市会議員団 | 6 |
民主クラブ | 5 |
和歌山興志クラブ | 4 |
日本維新の会 | 2 |
県議会
- 和歌山県議会(和歌山市選挙区)
- 定数:15名
- 任期:2019年4月30日〜2023年4月29日
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
岩井弘次 | 公明党県議団 | |
森礼子 | 自由民主党県議団 | |
中拓哉 | 公明党県議団 | |
多田純一 | 公明党県議団 | |
長坂隆司 | 改新クラブ | 党籍は無所属 |
山下直也 | 自由民主党県議団 | |
井出益弘 | 自由民主党県議団 | |
尾崎太郎 | 自由民主党県議団 | |
藤本眞利子 | 改新クラブ | 党籍は無所属 |
林隆一 | 日本維新の会 | |
奥村規子 | 日本共産党県議団 | |
宇治田栄蔵 | 自由民主党県議団 | |
新島雄 | 自由民主党県議団 | |
片桐章浩 | 改新クラブ | 党籍は無所属 |
浦口高典 | 改新クラブ | 党籍は国民民主党 |
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
和歌山県第1区(和歌山市) | 岸本周平 | 国民民主党 | 4 | 選挙区 |
門博文 | 自由民主党 | 3 | 比例復活 |
施設
文化施設
- 和歌山県立紀伊風土記の丘 - 登録博物館
- 和歌山県立近代美術館
- 和歌山県立博物館
- 和歌山市立博物館
- 和歌山市立こども科学館
- 和歌山県書道資料館
- 和歌山ビッグホエール - 8500名収容の多目的アリーナ
- 和歌山ビッグ愛 - 大ホール・展示ホール・ホテル
- 万葉館
運動施設
- 和歌山ビッグウエーブ - 武道・体育センター
- 和歌山市民球場
- 紀三井寺公園
- 紀三井寺球場
- 紀三井寺陸上競技場
- 和歌山競輪場
- 和歌山市立松下体育館
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- ベーカーズフィールド(アメリカ合衆国 カリフォルニア州)
- 1961年(昭和36年)7月14日提携
- リッチモンド(カナダ ブリティッシュコロンビア州)
- 1973年(昭和48年)3月31日提携
- 済南市(中華人民共和国 山東省)
- 1983年(昭和58年)1月14日提携
- 済州市 (大韓民国 済州道)
- 1987年(昭和62年)11月12日提携
経済
第一次産業
農業、漁業といった第一次産業も盛んである。
農業
農業では稲作のほか、野菜栽培が行われている。全国屈指の生産量を誇る名産にショウガがある。中でも新生姜が有名で、河西地区、布引地区、小豆島地区で作られている。ハウス栽培が主流であり、産地ごとに出荷時期をずらし、出荷期間を長くする戦略をとっている。これらは大都市圏に出荷されているほか、近年はジンジャーエール、アイスクリーム、ジャムなどの特産品開発も進んでいる。そのほか、布引ダイコンとして知られるダイコン、ハクサイ、キャベツ、ピーマンなどの生産量も多い。
漁業
漁業は市北部の加太漁港と市南部の和歌浦、雑賀崎漁港が中心となっており、前者はタコやタイ、後者はシラスやハモ、クマエビ(アシアカエビ)などが水揚げされている。
第二次産業
南部の三葛と紀三井寺を中心とするニット産業は日本一で、丸編みニットは和歌山県が全国シェアの37%を占める[7]。
工業
- 主な工場
第三次産業
近年、郊外化など消費変化による経済力の衰えと、大阪都市圏への交通網の整備等によるストロー現象による人口減少が大きな問題となっている。平成23年度の市の事業として、道路網の充実の他、経済・雇用情勢への対応として企業や起業家の誘致(ふるさと起業)、廃校になった学校を利用するなどして医療系や教育・保育系の大学、短大を新たに4校誘致[8]。するなど、減少した人口の回帰や経済復興索を打ち出している。
商業
市内消費経済として、和歌山市中心部に位置し、かつて泉南地方からも購買層を持っていたぶらくり丁商店街は、地元老舗百貨店「丸正」が自己破産となり、大丸、ビブレなど集客力の高い店舗が相次いで閉店。さらに、大阪都市圏への交通網の整備等によるストロー現象に加え、市内においては郊外型大型ショッピングセンター(主にオークワ系)の相次ぐ出店により、郊外化など人の流れに大きな変化が起き、いわゆるシャッター通りと化している。ぶらくり丁には2005年10月、大手量販店ドン・キホーテを、2007年11月には旧丸正跡地に複合施設「フォルテワジマ」を開設するなど、市は構造改革特別区域法を利用して規制緩和、人の流れの回帰に努めている。
本社を置く企業
- 製造業
- 運輸・情報通信業
- 商業
- 金融機関
- 紀陽銀行 - 紀陽ホールディングス
- きのくに信用金庫
- 和歌山県医師信用組合
- 和歌山県信用農業協同組合連合会(JAバンク和歌山)
- わかやま農業協同組合(JAわかやま)
情報・通信
マスメディア
新聞社
- 和歌山新報
- ニュース和歌山
- 紀伊民報和歌山支局(本社は田辺市)
- 朝日新聞和歌山総局
- 毎日新聞和歌山支局
- 読売新聞和歌山支局
- 産経新聞和歌山支局
- 日本経済新聞和歌山支局
- ※かつては中日新聞も和歌山支局を置いていた。
放送局
- テレビ局
- この他に近畿広域圏のテレビ放送が受信できる。
- ラジオ局
教育
大学
- 国立
- 和歌山大学
- 東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室地域ラボ[9]
- 県立
- 私立
- 和歌山信愛大学
- 和歌山リハビリテーション専門職大学
- 東京医療保健大学(和歌山看護学部)
- 宝塚医療大学(和歌山保健医療学部)
短期大学
- 私立
高等学校
- 県立
- 和歌山県立星林高等学校
- 和歌山県立きのくに青雲高等学校(定時制、通信制)
- 和歌山県立桐蔭高等学校
- 和歌山県立和歌山北高等学校
- 和歌山県立和歌山東高等学校
- 和歌山県立和歌山西高等学校
- 和歌山県立和歌山高等学校
- 和歌山県立和歌山工業高等学校
- 和歌山県立和歌山商業高等学校
- 和歌山県立向陽高等学校
- 市立
- 私立
中学校
- 国立
- 県立
- 市立
- 和歌山市立有功中学校
- 和歌山市立河西中学校
- 和歌山市立加太中学校
- 和歌山市立河南中学校
- 和歌山市立河北中学校
- 和歌山市立紀伊中学校
- 和歌山市立貴志中学校
- 和歌山市立紀之川中学校
- 和歌山市立楠見中学校
- 和歌山市立城東中学校
- 和歌山市立西和中学校
- 和歌山市立高積中学校
- 和歌山市立東和中学校
- 和歌山市立西浜中学校
- 和歌山市立西脇中学校
- 和歌山市立日進中学校
- 和歌山市立東中学校
- 和歌山市立明和中学校
- 和歌山信愛中学校
- 私立
小学校
- 私立
- 市立
- 和歌山市立芦原小学校
- 和歌山市立有功東小学校
- 和歌山市立有功小学校
- 和歌山市立今福小学校
- 和歌山市立太田小学校
- 和歌山市立岡崎小学校
- 和歌山市立小倉小学校
- 和歌山市立加太小学校
- 和歌山市立川永小学校
- 和歌山市立紀伊小学校
- 和歌山市立紀伊小学校小豆島分校
- 和歌山市立貴志小学校
- 和歌山市立貴志南小学校
- 和歌山市立木本小学校
- 和歌山市立楠見小学校
- 和歌山市立楠見西小学校
- 和歌山市立楠見東小学校
- 和歌山市立雑賀小学校
- 和歌山市立雑賀崎小学校
- 和歌山市立三田小学校
- 和歌山市立山東小学校
- 和歌山市立四箇郷小学校
- 和歌山市立四箇郷北小学校
- 和歌山市立新南小学校
- 和歌山市立砂山小学校
- 和歌山市立高松小学校
- 和歌山市立中之島小学校
- 和歌山市立名草小学校
- 和歌山市立鳴滝小学校
- 和歌山市立西脇小学校
- 和歌山市立大新小学校
- 和歌山市立西和佐小学校
- 和歌山市立直川小学校
- 和歌山市立野崎小学校
- 和歌山市立野崎西小学校
- 和歌山市立八幡台小学校
- 和歌山市立浜宮小学校
- 和歌山市立東山東小学校
- 和歌山市立広瀬小学校
- 和歌山市立吹上小学校
- 和歌山市立福島小学校
- 和歌山市立藤戸台小学校
- 和歌山市立松江小学校
- 和歌山市立湊小学校
- 和歌山市立宮小学校
- 和歌山市立宮小学校虎伏分校
- 和歌山市立宮北小学校
- 和歌山市立宮前小学校
- 和歌山市立安原小学校
- 和歌山市立安原小学校吉原分校
- 和歌山市立山口小学校
- 和歌山市立和歌浦小学校
- 和歌山市立和佐小学校
- 和歌山大学教育学部附属小学校
義務教育学校
特別支援学校
- 国立
- 県立
インターナショナルスクール
交通
鉄道
市内のターミナル駅としてはJR西日本の和歌山駅と南海電鉄の和歌山市駅がある。しかし、行政機関や金融機関、商店等が集積する和歌山城や本町通りの周辺へは、いずれの駅からも徒歩10〜30分の距離があり、路線バスが補っている。かつては南海和歌山軌道線(路面電車)が和歌山駅(1968年までは東和歌山駅)・和歌山市駅から和歌山城付近を通り、国道42号を南下して和歌浦・海南駅まで伸びていたが、1971年(昭和46年)に廃止された。
鉄道路線
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 阪和線:(阪南市) - 紀伊駅 - 六十谷駅 - 紀伊中ノ島駅 - 和歌山駅
- 紀勢本線( きのくに線・和歌山市駅 - 和歌山駅間支線を除く):和歌山市駅 - 紀和駅 - 和歌山駅 - 宮前駅 - 紀三井寺駅 - (海南市)
- 和歌山線:和歌山駅 - 田井ノ瀬駅 - 千旦駅 - 布施屋駅 - 紀伊小倉駅 - (岩出市)
- 貴志川線(2006年4月1日に、南海電鉄貴志川線を引き継いだ路線):和歌山駅 - 田中口駅 - 日前宮駅 - 神前駅 - 竈山駅 - 交通センター前駅 - 岡崎前駅 - 吉礼駅 - 伊太祈曽駅 - 山東駅 - (紀の川市)
- 南海本線:(大阪府泉南郡岬町) - 和歌山大学前駅 - 紀ノ川駅 - 和歌山市駅
- 加太線:紀ノ川駅 - 東松江駅 - 中松江駅 - 八幡前駅 - 西ノ庄駅 - 二里ヶ浜駅 - 磯ノ浦駅 - 加太駅(全線市内)
- 和歌山港線:和歌山市駅 - 和歌山港駅(全線市内)
バス
かつては御坊南海バスや大十バスも南海和歌山市駅まで乗り入れていた。
路線バス
道路
高速道路
- 阪和自動車道 - (大阪(松原)方面) - (20-1) 和歌山JCT(大阪方面) - (SA) 紀ノ川SA - (20-1) 和歌山JCT(和歌山方面) - (20-2) 和歌山北IC(大阪方面のハーフ) - (21) 和歌山IC - 和歌山南SIC - (田辺方面)
- 京奈和自動車道 - (京都方面)- (20-1) 和歌山JCT ※京奈和は無料区間であるが、和歌山JCTを利用すると阪和道の通行料が必要。
- 紀淡連絡道路構想
国道
- 国道24号(指定区間)
- 国道26号(指定区間)
- 第二阪和国道 (バイパス区間) - (大阪方面) - 平井ランプ - 大谷ランプ - 粟ランプ - (紀の国大橋) - 元寺町五丁目交差点付近(国道24号に平面接続)
- 国道42号(指定区間)
県道
- 主要地方道
|
|
- 一般県道
主な通り
- 中心市街地(南北方向)
- 本町通り
- 築地通り
- 屋形通り
- 中央通り(国道42号の一部と国道24号の一部(国道26号の重複区間))
- 国体道路(県道135号和歌山海南線の一部を含む)
- 大新通り(県道153号紀和停車場線の一部)
- 大浦街道(県道15号新和歌浦梅原線の一部を含む)
- 塩屋街道
- 柳通り(国道24号の地蔵の辻交差点と県道135号及び県道138号の交差点との間を南北に伸びる通り)
- 中心市街地(東西方向)
- けやき大通り(県道17号和歌山停車場線と和歌山県道752号和歌山阪南線の一部)
- 三年坂通り(県道16号和歌山港線と県道138号和歌山野上線の一部)
- 北大通り(県道15号新和歌浦梅原線の一部と国道24号の一部を含む)
- 城北通り
- 寺町通り
- 堀端通り
- その他
航路
港湾
船舶
観光
主な観光地として和歌浦や徳川吉宗など紀州徳川家で知られる和歌山城がある。和歌山市の売り込みの強化・ゆるキャラといったキャラクター展開など、観光面は平成23年度の和歌山市の3大中心事業[要出典]として対外アピールを行っている。
名所・旧跡
史跡
寺院
神社
- 淡嶋神社 - 全国の淡嶋神社の総本社
- 紀州東照宮 - 楼門、拝殿、本殿など主要建造物7棟が国の重要文化財。
- 和歌浦天満宮 - 楼門、本殿等4棟が国の重要文化財。
- 玉津島神社
- 日前神宮・國懸神宮
- 竈山神社
- 伊太祁󠄀曽神社
- 塩竈神社
- 矢宮神社
- 加太春日神社 - 本殿が国の重要文化財。
- 府守神社 - 紀伊国総社
観光スポット
自然景勝地
レジャー
文化・名物
祭事・催事
- 雛流し神事(淡嶋神社)
- 毎年3月3日
- 和歌祭
- 和歌山港まつり花火大会
- 紀州おどり ぶんだら節
- おどるんや〜紀州よさこい祭り〜
スポーツ
野球
- 紀州レンジャーズ(関西独立リーグ (初代)) - 2013年限りで活動休止。紀三井寺球場を本拠地としていた。
- 住友金属野球団(日本野球連盟) - 社会人野球の企業チーム。1999年限りで解散。
サッカー
- アルテリーヴォ和歌山(関西サッカーリーグ) - Jリーグ加盟を目指すクラブの1つ。
出身関連著名人
出身著名人
- 芸能
- 大河内美紗 - SDN48メンバー
- 岡本玲 - 女優、タレント
- 桂枝曾丸 - 落語家
- 小西克幸[10] - 声優
- SABU - 映画監督、俳優
- 清水理子 - 虹のコンキスタドールメンバー
- 橘公子 - 女優
- 根岸可蓮 - たこやきレインボーメンバー
- HIRO(安田大サーカス) - お笑い芸人・元力士
- 山崎海童 - 俳優
- 山本瑠香 - AKB48のチーム8メンバー
- RIKIYA - 俳優
- ミュージシャン
- 田川寿美 - 演歌歌手
- 玉置成実 - 歌手
- 西司 - シンガーソングライター・作曲家・編曲家・ミュージシャン・音楽家
- hyde(L'Arc〜en〜Ciel) - 歌手
- 及川眠子 - 作詞家
- 澤和樹 - バイオリニスト
- 杉谷昭子 - ピアニスト
- 木乃下真市(木下伸市) - 津軽三味線奏者
- 作家・画家
- 東隆明 - 作家、俳優
- 有吉佐和子 - 小説家
- 飯沢匡 - 劇作家
- 逸見享 - 版画家、装幀家
- 榎本虎彦 - 劇作家
- 神坂次郎 - 小説家
- 川端龍子 - 日本画家
- 啄木鳥しんき - 漫画家
- 下村観山 - 日本画家
- 杉村楚人冠 - 文筆家
- 津本陽 - 小説家
- 前田朋子 - 小説家
- 道浦母都子 - 歌人
- 田村由美 - 漫画家
- 田中恭吉 - 版画家
- 三輪修平 - 漫画家
- さいとう・たかを - 漫画家
- スポーツ選手
- 相生枩五郎 - 元大相撲力士、関脇
- 高ノ山三郎 - 元大相撲力士
- 虎伏山義幸 - 元大相撲力士
- 小久保裕紀 - 元プロ野球選手
- 真田重蔵 - 元プロ野球選手
- 正田耕三 - 元プロ野球選手
- 嶋清一 - 元プロ野球選手
- 松井優典 - 元プロ野球選手
- 竹本雄利 - プロボクサー
- 玉置隆 - 社会人野球選手、元プロ野球選手、歌手・玉置成実の従兄
- 寺下太基 - プロバスケットボール選手(埼玉ブロンコス所属)
- 中谷仁 - 元プロ野球選手
- 西口文也 - 元プロ野球選手
- 西田真二 - 野球解説者
- 西本幸雄 - 元プロ野球監督
- 布居寛幸 - 競輪選手
- 藤田平 - 元プロ野球監督
- 前田忠節 -元プロ野球選手
- 横田久則-元プロ野球選手
- 吉見祐治 - 元プロ野球選手
- 渡辺健太 - プロサッカー選手(福島ユナイテッドFC所属)
- 政治家
- 中西啓介 - 保守新党元衆議院議員、元参議院議員、元防衛庁長官
- 陸奥宗光 - 外交官、政治家、元外務大臣
- 宮本岳志 - 日本共産党元衆議院議員、元参議院議員
- 関佳哉 - 政治家、元市議会議員
- 野村吉三郎 - 政治家、外交官、海軍軍人
- 実業家
- 奥田耕己 - トランスコスモス創業者
- 島正博 - 島精機製作所創業者
- 杉山金太郎 - 豊年製油(現在のJ-オイルミルズの前身の一つ)社長・会長
- 西本貫一 - ノーリツ鋼機創業者
- 松下幸之助 - パナソニック創業者
- 山葉寅楠 - ヤマハ株式会社創業者
- 放送
- 学者
- 医師
- 島薗順次郎 - 医師、東京帝国大学医学部附属医院長
- 法律家
- 映画評論家
- 森直人 - 映画評論家
- その他の文化人
- 歴史上の人物
和歌山市を舞台とした作品
- 『鉄道唱歌第五集 関西・参宮・南海篇』(1900年11月)
- 49.親のめぐみの粉河より 又乗る汽車は紀和の線 船戸田井の瀬うちすぎて 和歌山みえし嬉しさよ
- 50.紀の川口の和歌山は 南海一の都会にて 宮は日前国懸(ひのくまくにかかす) 旅の心の名草山
- 51.紀三井寺より見わたせば 和歌の浦波しづかにて こぎゆく海士(あま)の釣船は うかぶ木の葉か笹の葉か
- 52.芦辺のあしの夕風に 散り来る露の玉津島 苫が島には灯台の 光ぞ夜は美しき
- 53.蜜柑のいづる有田村 鐘の名ひびく道成寺 紀州名所は多けれど 道の遠きを如何(いか)にせん
- 54.みかへる跡に立ちのこる 城の天主の白壁は 茂れる松の木の間(このま)より いつまで吾を送るらん
- 55.北口いでて走りゆく 南海線の道すがら 窓に親しむ朝風の 深日はここよ夢のまに
- 大和田建樹は『鉄道唱歌』において歴史・地理的に重要な位置に多く歌詞を割り当てる傾向があり、第五集では伊勢と吉野山・高野山、そしてこの和歌山が該当する(奈良は、『鉄道唱歌』の付録である『奈良めぐり』において歌いこんだ)。なお、この当時は現在の和歌山駅と和歌山市駅は開業しておらず、南海本線の和歌山終点は紀ノ川の北部に設けられた和歌山北口駅(現在の紀ノ川駅)、紀和鉄道(和歌山線の前身)のターミナル駅は(旧)和歌山駅(1968年に紀和駅へ改称)であった。
- 『Dの複合』(1968年7月)
- 『サマータイムレンダ』(2018年)
脚注
注釈
出典
- ^ a b “孫一と雑賀鉄砲衆”. 和歌山市観光協会. 2020年7月30日閲覧。
- ^ 和歌山市のデータ - 和歌山市ホームページ
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “観測史上1 - 10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2018年12月5日閲覧。
- ^ 「近畿・四国の前触れ被害広がる 一万二千戸が浸水」『日本経済新聞』昭和40年9月15日.15面
- ^ “和歌山・水管橋崩落 給水に列「いつまで続くのか」 飲料売り切れも”. 毎日新聞. (2021年10月4日)
- ^ 平畑玄洋 (2016年1月9日). “よみがえる紀の国:8 「紀州肌着」で産地広くPR、「信和ニット」”. 『朝日新聞』朝刊和歌山版 (朝日新聞社)
- ^ 「大学誘致 若者残って/和歌山市に教育・医療など4校/求人にらみ専門性重視」『日経産業新聞』2019年10月1日(働き方面)
- ^ 東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室地域ラボ(2019年11月23日閲覧)
- ^ “小西克幸(こにしかつゆき)の解説”. goo人名事典. 2020年11月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 行政
- 和歌山市
- 和歌山市公式Youtubeチャンネル
- 和歌山市#インスタ部 (@teku_teku_wakayamashi) - Instagram
- 観光
- 和歌山市観光協会
- ウィキトラベルには、和歌山市に関する旅行ガイドがあります。
- 和歌山市に関連する地理データ - オープンストリートマップ