富山第一高等学校
富山第一高等学校 | |
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富山第一高等学校 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人富山第一高等学校 |
校訓 | 剛健 |
設立年月日 | 1959年 |
創立者 | 河合陽徳 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 16504C |
所在地 | 〒930-0916 |
富山県富山市向新庄町5丁目1番54号 北緯36度42分23.2秒 東経137度15分53.8秒 / 北緯36.706444度 東経137.264944度座標: 北緯36度42分23.2秒 東経137度15分53.8秒 / 北緯36.706444度 東経137.264944度 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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富山第一高等学校(とやまだいいちこうとうがっこう、英: Toyama Daiichi High School)は、富山県富山市向新庄町に所在する私立高等学校である。通称は「富一(とみいち)」、もしくは「一高(いちこう)」。
概要
富山県で最大の私立高校であり、通学範囲は富山県内のほぼ全域に及ぶ。
男子サッカー部は全国高校サッカーの常連校で、全国でも有数の強豪校である。 毎年イングランドへ遠征を行っており、ウェストハム・ユナイテッドユース等と交流試合を行い強化を図っている。
1999年の第78回で石黒智久、西野泰正を擁して富山県史上初のベスト4に入り、国立の芝を踏んだ。翌年度の第79回もベスト4に入り、北陸勢初の2年連続国立進出の快挙を果たした。 2014年、第92回決勝で石川県の星稜高等学校を破り初優勝した[1]。 2015年の第94回ではベスト8に進出。2019年の高校総体では準優勝した。
元日本代表の柳沢敦をはじめ、多くのJリーガーを輩出している。
バレーボール部も男女とも強豪で、春の高校バレーにしばしばアベック出場を果たしている。野球部も県内の強豪ではありながら甲子園に出場することができない時期が続いたが、第95回全国高等学校野球選手権大会(2013年)に春夏通じて初めての甲子園出場を決め、ベスト8に進出した。第98回全国高等学校野球選手権大会(2016年)は3年ぶりに出場となり、初戦を突破した。その他、柔道部、ラグビー部も全国大会出場の経歴がある。
また進学にも力を入れており、s特別進学コースや特別進学コースでは難関国公立大学や難関私立大学に進学する生徒もいる。
沿革
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
年表
- 1959年(昭和34年)
- 4月25日 - 学校法人金沢高等学校富山第一高等学校の設置認可、理事長・初代校長に河合陽徳就任。
- 5月17日 - 富山市立総曲輪小学校において開校式及び入学式挙行。
- 9月1日 - 木造校舎第1期工事完成、新校舎に移転。
- 1962年(昭和37年)
- 1963年(昭和38年)12月1日 - 4号館完成(1,498m2)。
- 1964年(昭和39年)
- 1966年(昭和41年)11月15日 - 錬成館(剣道場)完成(330m2)。
- 1968年(昭和43年)7月31日 - 5号館完成(2,135m2)。
- 1969年(昭和44年)8月31日 - 6号館完成(1,597m2)。
- 1970年(昭和45年)7月31日 - 3号館完成(1,050m2)。
- 1972年(昭和47年)2月28日 - 2号館完成(1,315m2)。
- 1973年(昭和48年)
- 2月28日 - 講堂完成(2,013m2)。
- 9月1日 - 第3代校長塚田長夫就任。
- 1974年(昭和49年)11月16日 - 研修センター(8号館)完成(666m2)。
- 1975年(昭和50年)12月29日 - 1号館完成(1,245m2)。
- 1978年(昭和53年)
- 1983年(昭和58年)9月1日 - 第4代校長長真田正則就任。
- 1984年(昭和59年)10月31日 - 総合体育館完成(3,585m2)。
- 1986年(昭和61年)3月31日 - 7号館完成(1,290m2)。
- 1987年(昭和62年)
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)3月13日 - ハワイ島ワイアケア高校と姉妹校の調印。
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)7月27日 - 第1回オーストラリア研修実施。
- 1993年(平成5年)5月30日 - 一高体育館完成(1,494m2)。
- 1994年(平成6年)9月1日 - 第6代校長福田貞實就任。
- 1995年(平成7年)4月1日 - 第7代校長長野上正毅就任。
- 1996年(平成8年)3月31日 - 図書館・学習センター完成(995m2)、家庭科棟完成(984m2)。
- 1997年(平成9年)2月28日 - インターネットホームページ開設。
- 1999年(平成11年)3月31日 - 新5号館完成。
- 2000年(平成12年)3月31日 - 新4号館完成、創立40周年記念誌刊行。
- 2001年(平成13年)
- 3月31日 - 新6号館完成。
- 4月1日 - 第8代校長宮崎昭雄就任。
- 4月30日 - 中庭造成工事完成。
- 2002年(平成14年)9月30日 - 校内LAN完成、運用開始する。
- 2003年(平成15年)4月7日 - ワープロ室を第2情報処理室に改修。
- 2004年(平成16年)
- 3月31日 - 第3情報処理室完成。
- 4月30日 - 硬式テニスコート(5面)完成(4347m2)。
- 2005年(平成17年)
- 3月31日 - 第1情報実習室実習機器43台更新。
- 4月25日 - 吹奏楽部練習場完成竣工式(549.6m2)、北側自転車置き場改修(138.6m2)。
- 5月27日 - 第2代理事長河合敦夫就任。
- 9月16日 - 第2グラウンドを人工芝に改修(12240m2)。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 第9代校長本吉達也就任。
- 2018年(平成30年)4月1日 - 第10代校長中川恒夫就任。
- 2020年(令和2年)- 創立60周年記念 新3号館建設完了。
設置学科
- 普通科
- 特別進学コース
- 総合コース
- 美術コース
- S特進コース(2019年度から開設)
著名な出身者
芸能・文化
スポーツ
サッカー
- 大塚一朗(同学サッカー部監督)※1982年度卒
選手名 | 生 | 卒 | 出身 | Pos | 進路 | 主な所属 | 現在の所属 |
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荒谷弘樹 | 1975 | 1993 | 富山県高岡市 | GK | 浦和レッズ | 大宮アルディージャ | 現役引退 |
柳沢敦 | 1977 | 1995 | 富山県射水郡小杉町 | FW | 鹿島アントラーズ | 鹿島アントラーズ | 現役引退 |
小田切道治 | 1978 | 1996 | 富山県富山市 | DF | 京都サンガ | カターレ富山 | 現役引退 |
石黒智久 | 1981 | 1999 | 富山県射水市 | FW | 愛知学院大学 | カターレ富山 | 現役引退 |
西野泰正 | 1982 | 2000 | 富山県富山市 | FW | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | 現役引退 |
中島裕希 | 1984 | 2002 | 富山県高岡市 | FW | 鹿島アントラーズ | 鹿島アントラーズ | FC町田ゼルビア |
高橋駿太 | 1989 | 2007 | 富山県射水市 | FW | モンテディオ山形 | AC長野パルセイロ | カターレ富山 |
明堂和也 | 1986 | 2004 | 富山県富山市 | MF | JAPANサッカーカレッジ | アルビレックス新潟 | 現役引退 |
森泰次郎 | 1991 | 2009 | 富山県 | MF | カターレ富山 | カターレ富山 | 富山新庄クラブ |
中田大貴 | 1992 | 2010 | 富山県富山市 | FW | 新潟医療福祉大学 | カターレ富山 | 富山新庄クラブ |
西村拓真 | 1996 | 2014 | 愛知県名古屋市 | FW | ベガルタ仙台 | ベガルタ仙台 | 横浜F・マリノス |
大塚翔 | 1995 | 2013 | 富山県富山市 | FW | 関西学院大学 | FC琉球 | 東京ユナイテッド |
坪井清志郎 | 1999 | 2017 | 神奈川県川崎市 | FW | 徳島ヴォルティス | 徳島ヴォルティス | 徳島ヴォルティス |
格闘技
- 嶋田雄大(プロボクサー:ヨネクラボクシングジム所属)※1990年卒
- 村上和成(プロレスラー:ビッグマウス・ラウド代表取締役社長)※1992年卒
- 小路晃(総合格闘家)※1992年卒
野球
ラグビー
バスケットボール
バレーボール
競輪
- 伊藤公人(競輪選手40期生)
校歌
作詞:柚木武夫、作曲:佐藤進
アクセス
その他
日本の普通科高等学校としては数少ない、国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前科目免除制度の認定校となっている[2][3]。また、富山県内に存在する高等学校の中では、FEの午前免除制度を導入しているのは本校のみである。
脚注
- ^ “富山第一、奇跡の逆転初V/高校サッカー - 高校サッカー”. 日刊スポーツ. (2014年1月14日) 2018年7月31日閲覧。
- ^ IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:午前試験免除 基本情報技術者試験(FE)
- ^ “認定免除対象講座の一覧(PDF)”. 独立行政法人 情報処理推進機構. 2021年7月28日閲覧。