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深夜食堂

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深夜食堂
ジャンル 人情漫画、料理・グルメ漫画
漫画
作者 安倍夜郎
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックオリジナル増刊
ビッグコミックオリジナル
レーベル ビッグコミックススペシャル
発表号 2006年11月号 -
発表期間 2006年10月 -
巻数 既刊26巻(2023年2月28日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

深夜食堂』(しんやしょくどう)は、安倍夜郎の原作・作画による漫画である[1]。これを原作として、テレビドラマ、ミュージカル、舞台、映画も製作された[2][3]

概要

東京の繁華街の片隅に小さな”めしや”がある[1]。人は『深夜食堂』と呼ぶ。営業時間は深夜0時から朝7時ごろまで、メニューは豚汁定食にビール・焼酎・酒だけ[4][5]。あとは注文があれば、できるものなら作る[4]。その街で生きる人、遊びに来る人、いろんな人がこの店に集い、腹と心を満たしていく物語[1]

『ビッグコミックオリジナル』の編集者から、同誌には売れ筋となる医療と食を主題とする連載が無いため、そのいずれかを描かないか薦められ、食を選んだという[6][7]。2006年10月に発売された『ビッグコミックオリジナル増刊』11月号に読切一挙3話掲載で初登場[8]。それ以降、1回に2話掲載、出張宣伝漫画などを経て、2007年8月からは『ビッグコミックオリジナル』で連載している[注 1]。安部夜郎の出身地である高知県の食材が、度々登場する[12][13][14]。単行本は、朝鮮語、中国語のほかフランス語などにも翻訳された[15][16]マンガ大賞2009で第4位になったのに続き、第55回小学館漫画賞一般向け部門、第39回日本漫画家協会賞大賞及び第9回富川漫画大賞海外作家賞(: 부천만화대상해외작가상[注 2]を受賞した[17][19][20][21]

日本、韓国及び中国・台湾でテレビドラマが、韓国でミュージカルが、台湾で舞台が、日本及び中国で映画が制作された[2][3][22]。韓国には、本作に影響を受け深夜食堂の看板を上げる実店舗が複数営業している[23][24][25]

副題一覧

副題一覧
  • 第1夜 赤いウインナー[注 3][5]
  • 第2夜 きのうのカレー[注 4]
  • 第3夜 猫まんま[注 5]
  • 第4夜 しょうゆとソース[注 6]
  • 第5夜 牛すじ大根玉子入り[注 7]
  • 第6夜 納豆[注 8]
  • 第7夜 焼き海苔[注 9]
  • 第8夜 たらこ[注 10]
  • 第9夜 カツ丼[注 11]
  • 第10夜 ナポリタン[注 12]
  • 第11夜 ポテトサラダ[注 13]
  • 第12夜 キューリのぬか漬け[注 14]
  • 第13夜 スイカ[注 15]
  • 第14夜 ラーメン[注 16]
  • 箸休め カツカレー[注 17]
  • 第15夜 刺身のつま[注 18]
  • 第16夜 冷や汁[注 19]
  • 第17夜 タマゴサンド[注 20]
  • 第18夜 秋刀魚の塩焼き[注 21]
  • 第19夜 お茶漬け[注 22]
  • 第20夜 トイレの客[注 23]
  • 第21夜 オニオンリング[注 24]
  • 第22夜 カリカリベーコン[注 25]
  • 第23夜 カキフライ[注 26]
  • 第24夜 肉じゃが[注 27]
  • 第25夜 ソース焼きそば[注 28]
  • 第26夜 割り箸[注 29]
  • 第27夜 カニ[注 30]
  • 第28夜 いただきます[注 31]
  • 第29夜 プリン[注 32]
  • 第30夜 鍋焼きうどん[注 33]
  • 第31夜 再び赤いウインナー[注 34]
  • 第32夜 ゆでたまご
  • 第33夜 半分こ
  • 第34夜 バターライス
  • 第35夜 唐揚げ
  • 第36夜 たけのこ
  • 第37夜 魚肉ソーセージ
  • 第38夜 春雨サラダ
  • 第39夜 あさりの酒蒸し
  • 第40夜 ビーフストロガノフ
  • 第41夜 ふりかけ3色パック
  • 第42夜 らっきょうの甘酢漬け
  • 第43夜 ちくわ
  • 箸休め みょうが[注 35]
  • 第44夜 うなぎのタレ[注 36]
  • 第45夜 豚足[注 37]
  • 第46夜 冷やしトマト
  • 第47夜 小指
  • 第48夜 やっこ
  • 第49夜 串かつ
  • 第50夜 秋なす
  • 第51夜 きんぴらごぼう
  • 第52夜 いなりずし
  • 第53夜 肉と野菜
  • 第54夜 あたりめ
  • 第55夜 コロッケ
  • 第56夜 銀杏
  • 第57夜 冬至のカボチャ
  • 箸休め トイレ[注 38]
  • 第58夜 麻婆豆腐[注 39]
  • 第59夜 数の子[注 40]
  • 第60夜 ミートソース
  • 第61夜 クリームシチュー
  • 第62夜 缶詰
  • 第63夜 豚キムチ
  • 第64夜 早めし
  • 第65夜 カレーうどん
  • 第66夜 ホーレン草のゴマ和え
  • 第67夜 春キャベツ
  • 第68夜 アジの開き
  • 第69夜 ギョーザ
  • 第70夜 ハンバーグ
  • 第71夜 オムライス
  • 箸休め グチ[注 41]
  • 第72夜 豚バラトマト巻き[注 42]
  • 第73夜 麦茶[注 43]
  • 第74夜 キューリ
  • 第75夜 生姜焼き定食
  • 第76夜 ガリガリ君
  • 第77夜 コンソメスープ
  • 第78夜 新米
  • 第79夜 松茸
  • 第80夜 サバのみそ煮
  • 第81夜 ゲソ揚げ
  • 第82夜 焼きおにぎり
  • 第83夜 冷やし中華
  • 第84夜 ちくわの磯辺揚げ
  • 第85夜 再びお茶漬け
  • 箸休め ビンゴ[注 44]
  • 第86夜 甘い玉子焼き[注 45]
  • 第87夜 もち[注 46]
  • 第88夜 ハムカツ
  • 第89夜 煮こごり
  • 第90夜 鶏そぼろ重
  • 第91夜 グリーンアスパラ
  • 第92夜 にんじん
  • 第93夜 レバにらorにらレバ
  • 第94夜 カツ煮
  • 第95夜 炒めごはん
  • 第96夜 ジンジャーエールとお子様ランチ
  • 第97夜 揚げもの
  • 第98夜 朝カレー
  • 第99夜 酢豚
  • 箸休め お湯[注 47]
  • 第100夜 ゴーヤー[注 48]
  • 第101夜 タコぶつ
  • 第102夜 食後の一服
  • 第103夜 豚の角煮
  • 第104夜 ピーナツと柿の種
  • 第105夜 塩鮭
  • 第106夜 おから
  • 第107夜 湯豆腐
  • 第108夜 リンゴ
  • 第109夜 オイルサーディン
  • 第110夜 目玉焼き
  • 第111夜 桜でんぶ
  • 第112夜 中濃ソース
  • 第113夜 油揚げ
  • 箸休め タコウインナー[注 49]
  • 第114夜 もう半分[注 50]
  • 第115夜 肉野菜炒めライス[注 51]
  • 第116夜 白菜漬け
  • 第117夜 きびなごのフライ
  • 第118夜 オニオンスライス
  • 第119夜 サイコロステーキ
  • 第120夜 ピーマンの肉詰め
  • 第121夜 マカロニサラダ
  • 第122夜 梅干しと梅酒
  • 第123夜 枝豆
  • 第124夜 しょうが湯
  • 第125夜 卵きくらげ炒め
  • 第126夜 焼きうどん
  • 第127夜 まいたけの天ぷら
  • 第128夜 野菜スティック[注 52]
  • 第129夜 きぬかつぎ[注 53]
  • 第130夜 肉豆腐
  • 第131夜 年越しそば
  • 第132夜 ロールキャベツ
  • 第133夜 ブリの照り焼き
  • 第134夜 ワンタン
  • 第135夜 チンジャオロースー
  • 第136夜 菜の花のからし和え[43]
  • 第137夜 ぜんざい
  • 第138夜 納豆の油揚げ包み
  • 第139夜 コロッケそば
  • 第140夜 ジャガバター
  • 第141夜 白身魚フライ
  • 第142夜 レタスチャーハン[注 54]
  • 第143夜 紅しょうがの天ぷら[注 55]
  • 第144夜 わかめとキュウリの酢の物
  • 第145夜 ピータン豆腐
  • 第146夜 鶏モモ焼きとチューリップ
  • 第147夜 かき氷
  • 第148夜 豆腐キムチチゲ
  • 第149夜 フライドポテト
  • 第150夜 カニクリームコロッケ
  • 第151夜 長いものソテー
  • 第152夜 里いもとイカの煮もの
  • 第153夜 たこ焼き
  • 第154夜 豚汁
  • 第155夜 コーンバター
  • 第156夜 トマトと卵の炒めもの[注 56]
  • 第157夜 焼肉定食[注 57]
  • 第158夜 ニンニクのホイル焼き
  • 第159夜 鳥団子入りにゅうめん
  • 第160夜 春巻き
  • 第161夜 メンチカツ
  • 第162夜 ブロッコリー
  • 第163夜 野菜のかき揚げ
  • 第164夜 にんじん入りハンバーグ
  • 第165夜 アボカド
  • 第166夜 チャーシュー・メンマ・味付け玉子
  • 第167夜 ニシンの山椒漬け
  • 第168夜 とろろごはん
  • 第169夜 セロリ
  • 箸休め ポテサラハム巻き
  • 第170夜 ホーレン草のソティ[注 58]
  • 第171夜 みょうがの甘酢漬け[注 59]
  • 第172夜 サバの塩焼き
  • 第173夜 しじみ汁
  • 第174夜 ライスカレーと生玉子
  • 第175夜 トンテキ
  • 第176夜 しいたけ
  • 第177夜 タルタルソース
  • 第178夜 ししゃも
  • 第179夜 肉まん
  • 第180夜 力うどん
  • 第181夜 みそおでん
  • 第182夜 マカロニグラタン
  • 第183夜 白菜と豚バラの一人鍋
  • 第184夜 そら豆
  • 第185夜 鰆の西京焼き
  • 第186夜 ニラ玉定食
  • 第187夜 アメリカンドッグ
  • 第188夜 ナポリうどん
  • 第189夜 ネバネバ
  • 第190夜 チキン南蛮
  • 第191夜 アサリとキャベツの酒蒸し
  • 第192夜 豚小間もやし炒め
  • 第193夜 たまご豆腐
  • 第194夜 もろきゅうと梅きゅう
  • 第195夜 タバスコ
  • 第196夜 カニカマサラダ
  • 第197夜 おにぎり
  • 第198夜 エビフライ
  • 第199夜 唐揚げ親子丼
  • 第200夜 べったら漬け
  • 第201夜 オムそば
  • 第202夜 れんこんのきんぴら
  • 第203夜 えのきのベーコン巻き
  • 第204夜 クリームシチューと焼き魚
  • 第205夜 ちくわぶ
  • 第206夜 厚切りはハムステーキ
  • 第207夜 かんぴょう巻き
  • 第208夜 タンメン
  • 第209夜 赤飯
  • 第210夜 葉とうがらしの佃
  • 第211夜 ロコモコ
  • 箸休め 弘兼憲史登場
  • 第212夜 焼きとうもろこし
  • 第213夜 カレイの煮付け
  • 第214夜 小梅
  • 第215夜 タコの唐揚げ
  • 第216夜 谷中しょうが
  • 第217夜 アジフライ
  • 第218夜 カップ焼きそば
  • 第219夜 スタミナ丼
  • 第220夜 冷凍みかん
  • 第221夜 ピリ辛こんにゃく
  • 第222夜 紙かつ
  • 第223夜 なすの田楽
  • 第224夜 とん平焼き
  • 第225夜 大学芋
  • 箸休め ご対面
  • 第226夜 天津チャーハン
  • 第227夜 肉うどん
  • 第228夜 あったかポテサラ
  • 第229夜 高野豆腐
  • 第230夜 ブリ大根
  • 第231夜 うずらの卵入り肉団子
  • 第232夜 白菜とサバの水煮缶鍋
  • 第233夜 ささみチーズかつ
  • 第234夜 新玉ねぎのホイル焼き
  • 第235夜 きゃらぶき
  • 第236夜 ビスマルク風
  • 第237夜 カツオのタタキ
  • 第238夜 ガリ 新生姜の甘酢漬け
  • 第239夜 A定食
  • 第240夜 筑前煮
  • 第241夜 ゴマだれざるうどん
  • 第242夜 生卵オクラ丼
  • 第243夜 チキンカツカレー
  • 第244夜 激辛麻婆茄子
  • 第245夜 冷しゃぶサラダ
  • 第246夜 ツナクラッカー
  • 第247夜 酒盗
  • 第248夜 芋煮
  • 第249夜 鮭のバターしょうゆ焼き
  • 第250夜 揚げ出し豆腐
  • 第251夜 他人丼
  • 第252夜 ローストチキン
  • 第253夜 おでんの巾着
  • 箸休め ワールドワイドになったもんだ
  • 第254夜 卵かけごはん
  • 第255夜 芽キャベツの素揚げ
  • 第256夜 みそバターラーメン
  • 第257夜 小松菜と油揚げの炒め煮
  • 第258夜 焼きそばパン
  • 第259夜 納豆入り玉子焼き
  • 第260夜 タコキムチ
  • 第261夜 ねぎ塩ポークソテー
  • 第262夜 ポテトチップス
  • 第263夜 バンバンジー
  • 第264夜 ミックスフライ
  • 第265夜 パクチー
  • 第266夜 肉巻き谷中しょうが
  • 第267夜 冷やし茶漬け
  • 箸休め 中高野球部の話
  • 第268夜 ししとう
  • 第269夜 イカ焼き
  • 第270夜 ビフカツ
  • 第271夜 ニラチヂミ
  • 第272夜 ホルモンとキャベツのみそ炒め
  • 第273夜 明太子入り玉子焼き
  • 第274夜 はんぺん
  • 第275夜 鮭ときのこのホイル焼き
  • 第276夜 きつねうどん
  • 第277夜 白子ポン酢[47]
  • 第278夜 いぶりがっことマスカルポーネチーズ
  • 第279夜 バニラアイス
  • 第280夜 長ネギのチーズ焼き
  • 第281夜 トリュフ塩
  • 箸休め 深夜食堂チェーン!?
  • 第282夜 チキンライス
  • 第283夜 タラの芽の天ぷら
  • 第284夜 春キャベツ炒め ペペロンチーノ風
  • 第285夜 手羽先の唐揚げ
  • 第286夜 カレーラーメン
  • 第287夜 大根おろし
  • 第288夜 とうもろこしのかき揚げ
  • 第289夜 わさび漬け
  • 第290夜 なすときゅうり
  • 第291夜 塩焼きそば
  • 第292夜 ネギトン
  • 第293夜 レモンサワー
  • 第294夜 ひじきの煮物
  • 第265夜 カキのホイル焼き
  • 箸休め 節目だねぇ。
  • 第296夜 ドライカレーと福神漬け
  • 第297夜 煮込みハンバーグ
  • 第298夜 おでんのじゃがいも
  • 第299夜 白菜とホタテのクリーム煮
  • 第300夜 イチゴと練乳
  • 第301夜 かき餅
  • 第302夜 親子丼のあたま
  • 第303夜 カツサンド
  • 第304夜 ホーレン草とツナの和え物
  • 第305夜 ゆかり
  • 第306夜 さば缶
  • 第307夜 鯛づくし
  • 第308夜 深川めし
  • 第309夜 豚バラ串と柚子こしょう
  • 第310夜 タコさんウィンナー
  • 第311夜 刺身こんにゃく
  • 第312夜 八宝菜
  • 第313夜 ザーサイとメンマ
  • 第314夜 そうめん
  • 第315夜 油淋鶏
  • 第316夜 ラーやっこ
  • 第317夜 青唐辛子のみそ漬け
  • 第318夜 えのきのステーキ
  • 第319夜 里芋の鶏そぼろあんかけ
  • 第320夜 しょうゆマヨスパデッティ
  • 第321夜 とろろ昆布かけ湯豆腐
  • 第322夜 板わさ
  • 第323夜 七草がゆ
  • 第324夜 ホッケの開き
  • 第325夜 あん肝
  • 第326夜 エイヒレ
  • 第327夜 うす味
  • 第328夜 桜の花の塩漬け
  • 第329夜 半熟味玉
  • 第330夜 オロナミンミルク
  • 第331夜 お待たせ!
  • 第332夜 味噌カツ
  • 第333夜 かぼちゃの天ぷら
  • 第334夜 豆もやしのナムル
  • 第335夜 ミートソースうどん
  • 第336夜 マグロの山かけ丼
  • 第337夜 くさや
  • 第338夜 冷やしたぬきそば
  • 第339夜 ポテサラコロッケ
  • 第340夜 鯨ベーコン
  • 第341夜 梅しそ肉巻き
  • 第342夜 無限ピーマン
  • 第343夜 とり皮ポン酢
  • 第344夜 奈良漬け
  • 第345夜 かぼちゃのスープ
  • 第346夜 卵味噌
  • 第347夜 ポップコーンカレー味
  • 第348夜 おでんのがんもどき
  • 第349夜 黒豆
  • 第350夜 焼酎お湯割り梅干し入り
  • 第351夜 マヨラー
  • 第352夜 カレーそぼろレタス包み
  • 第353夜 大根と豚バラのひとり鍋
  • 第354夜 土佐文旦
  • 第355夜 アボカド料理
  • 第356夜 ガーリックライス
  • 第357夜 アジのみりん干し
  • 第358夜 ハムカツチーズ
  • 第359夜 タコときゅうりの酢の物
  • 第360夜 豆苗
  • 第361夜 納豆400回
  • 第362夜 モダン焼き
  • 第363夜 すだちそうめん
  • 第364夜 梅水晶
  • 第365夜 エビマヨ
  • 第366夜
  • 第367夜
  • 第368夜
  • 第369夜
  • 第370夜 よだれ鶏[注 60]

主な登場人物

マスター
物語の舞台となる「めしや」のマスター[49][50]。20数年前に店を風間譲吉から譲り受けた[51]
剣崎竜
暴力団今城会系鬼島組の幹部[4][52]。元高校球児[52]。いつもタコの形で炒めた赤いウインナーを注文する[4][52][53]
小寿々
ゲイ歴50余年のベテランで、二丁目でゲイバーを営んでいる[4][53]>。本名は小村徹五郎[54]。愛猫の名前は「メルル」[55][56]。いつも甘い玉子焼きを注文する[4][54]
関野まゆみ
人気イラストコラムニスト[57]。大食いで、かなり太っている[58][59]。きよみという容姿がそっくりの姉がいる[60]
ジュン
見た目はかなりの美女だが、実は二丁目のゲイバー「紫の上」に勤めるニューハーフで、本名は準之助[49][61][62]。同じく「めしや」常連の吉田と交際している[49][63]
吉田
ジュンを男性とは知らずに一目惚れし付き合いだしたが、毎晩のように求められて窶れてしまった[49][61][64]
宮本
たいてい鶴田と共に来店する[65]。いつも焼き海苔と丼めしを注文する[65]
鶴田
たいてい宮本と共に来店する[65]。絶対に「ツルちゃん」とは呼べない髪型をしている[65]
マリリン松嶋
ストリップ劇場「花園ミュージック」の人気ストリッパー [50][66][67]。本名はまり子[68]
「花園ミュージック」の常連[50][66][67]。この街に50年いる[69]
大抵一杯ひっかけてから「めしや」を訪れる[70][71][72]。酔うと誰とでも友達になる特技がある[70]
三逍亭円昼
噺家[70][71][73]。他の客の求めに応じて芸を披露することもある[74][75]
エレクト大木
カリスマAV男優[76][77][78]
ユキ
花園のマドンナと呼ばれている評判の占い師[79][80][81]。本名は幸子[79]
ミキ
店で「お茶漬けシスターズ」と呼ばれる三十女三人組の一人[82][83][84]。カナとルミは大学の同級生[83]うめのお茶漬けを注文している[82]
カナ
店で「お茶漬けシスターズ」と呼ばれる三十女三人組の一人[82][83][84]。ミキとルミは大学の同級生[83]しゃけのお茶漬けを注文している[82]
ルミ
店で「お茶漬けシスターズ」と呼ばれる三十女三人組の一人[82][83][84]。ミキとカナは大学の同級生[83]たらこのお茶漬けを注文している[82]
元船乗りで、常に横縞のシャツを着ている[85]。涙もろい[85][86][87]。いつもうるめいわしを注文する[85]
肉屋を営んでいる中年の男[86]
風見倫子
高知出身の元アイドル歌手で、現在は女優[63][12][88]。いつもソース焼そば目玉焼きのせを注文する[12][63]
大楠加代子
クラブ「オークス」のママ[73][89][90]
ボッキー田中
エレクト大木に「めしや」で出会い、土下座をして弟子入りを志願した[77]。その後、AV男優デビューを果たしている[77][91]
ひとみ
寒がりのホステス[92][93]

[94]。いつも鍋焼きうどんを注文する[92]

永井
東日スポーツの記者[52][54][95]
戸山正夫
料理評論家[53][80][96]
笹原
開業医[71][90][97]。高校生のころ竹の子族で“狂喜乱舞”のマサシと呼ばれていた[90][97]
空手道場の師範をしている[98][99][100]。レンの息子[98][101]。永井の幼馴染[98]
レン
丈の母[98][101][100]。アルコール依存症を一度は克服した[98][101][100]
林ゲン
剣崎竜の舎弟[102]。いつも豚汁定食ときんぴらごぼうを注文する[102]。下戸[102]
喬二
四谷のライブハウスのオーナで、ロックンローラー[103][104][105]
若宮
刑事[106][107][108]。オタクで、アニメやヒーロー物が好き[106][109][110]
月森ほたる
少女漫画家[111][112][113]。関野まゆみの美大の後輩[111]
出前専門の中華料理人[109][114][115]。「めしや」からギョーザや肉まんの注文を受けている[109][114][115]
八郎
いつもネクタイをしている[116][117][118]

書誌情報

コミックス

日本語

小学館は、特装版(ビッグコミックススペシャル)とは別に、廉価版(マイファーストビッグ)も刊行している[119]

  • 安倍夜郎『深夜食堂』 小学館〈ビッグコミックススペシャル〉、既刊26巻(2023年3月29日現在)[120]
ビッグコミックススペシャル既刊一覧
  1. 2007年12月31日初版発行(12月26日発売[121])、ISBN 978-4-09-181707-5
  2. 2008年8月4日初版発行(7月30日発売[122])、ISBN 978-4-09-182160-7
  3. 2009年2月4日初版発行(1月30日発売[123])、ISBN 978-4-09-182447-9
  4. 2009年9月2日初版発行(8月28日発売[124][125])、ISBN 978-4-09-182686-2
  5. 2009年12月5日初版発行(11月30日発売[126])、ISBN 978-4-09-182800-2
  6. 2010年10月5日初版発行(9月30日発売[127])、ISBN 978-4-09-183470-6
  7. 2011年3月3日初版発行(2月26日発売[128])、ISBN 978-4-09-183750-9
  8. 2011年11月2日初版発行(10月28日発売[129])、ISBN 978-4-09-184211-4
  9. 2012年5月2日初版発行(4月27日発売[130])、ISBN 978-4-09-184429-3
  10. 2012年12月5日初版発行(11月30日発売[131])、ISBN 978-4-09-184825-3
  11. 2013年8月4日初版発行(7月30日発売[132])、ISBN 978-4-09-185468-1
  12. 2014年3月5日初版発行(2月28日発売[133])、ISBN 978-4-09-186085-9
  13. 2014年10月5日初版発行(9月30日発売[134])、ISBN 978-4-09-186506-9
  14. 2015年5月5日初版発行(4月30日発売[135])、ISBN 978-4-09-187082-7
  15. 2015年10月5日初版発行(9月30日発売[136])、ISBN 978-4-09-187296-8
  16. 2016年6月4日初版発行(5月30日発売[137])、ISBN 978-4-09-187697-3
  17. 2016年10月5日初版発行(9月30日発売[138])、ISBN 978-4-09-187847-2
  18. 2017年6月4日初版発行(5月30日発売[139])、ISBN 978-4-09-189577-6
  19. 2017年12月5日初版発行(11月30日発売[140])、ISBN 978-4-09-189747-3
  20. 2018年7月4日初版発行(6月29日発売[141])、ISBN 978-4-09-860018-2
  21. 2019年3月5日初版発行(2月28日発売[142])、ISBN 978-4-09-860237-7
  22. 2019年10月5日初版発行(9月30日発売[143])、ISBN 978-4-09-860434-0
  23. 2021年3月3日初版発行(2月26日発売[144])、ISBN 978-4-09-860666-5
  24. 2022年1月2日初版発行(2021年12月28日発売[145])、ISBN 978-4-09-861219-2
  25. 2022年9月4日初版発行(8月30日発売[146])、ISBN 978-4-09-861430-1
  26. 2023年3月5日初版発行(2月28日発売[147])、ISBN 978-4-09-861634-3

朝鮮語

累計販売部数は、2014年12月の時点でおよそ45万部の販売部数に達している[148][149]。第9巻から日本とほぼ同時に刊行されている[148][150][151]

  • 심야식당(1 - 26)(朝鮮語版,訳:조은정,大元C.I.(ソウル))

中国語

深夜食堂(中国語版)

累計販売部数は、2014年12月の時点で、台湾・香港で75万部、大陸で80万部に達している[148][150]。台湾では、第10巻から日本とほぼ同時に刊行されている[148][150][151]。2013年度新浪中国好書榜、2013年度中国書業年度評選生活類圖書及び2014年第十三届引進版優秀圖書に選出されている[152][153][154]

  • 深夜食堂(1 - 26)(中国語版(繁体字),訳:丁世佳[155],新経典文化(台北))
  • 深夜食堂(1 - 23)(中国語版(簡体字),訳:陳穎[注 61]ほか,浦睿文化(上海))

フランス語

日本語版2巻を1冊に合冊して出版している。2017年には第11回ACBDアジア批評家賞を受賞した[158]

  • La Cantine de Minuit. 1-12. Miyako Slocombe. Roubaix: Le Lézard Noir 

スペイン語

2019年から、日本語版2巻を1冊に合冊して出版している[159]

  • La cantina de medianoche Tokyo Stories. 1-6. Alberto Sakai Fonseca. Bilbao: Astiberri Ediciones 

イタリア語

2020年7月から、日本語版2巻を1冊に合冊し、概ね半年毎に続巻を刊行している[160][161]

  • La taverna di mezzanotte – Tokyo Stories. AIKEN - MANGA. 1-7. Prisco Oliva. Milano: BAO Publishing 

小説

日本語

二度の映画化に際し、その都度ノベライズとして出版された[162][163]。『続・深夜食堂』の巻末には、映画でフードスタイリストを務めた飯島奈美による、劇中で登場した料理のレシピが収録されている[164]

その他

関連するレシピ本やグルメ本が出版されている。

日本語

  • 『深夜食堂の勝手口』堀井憲一郎、小学館、東京〈Big comics special〉、2009年10月30日。ISBN 978-4-09-182796-8 
  • 『深夜食堂×dancyu 真夜中のいけないレシピ』小学館、東京、2011年11月30日。ISBN 978-4-09-184220-6 書き下ろし漫画1篇を収録している[165]
  • 『深夜食堂の料理帖』飯島奈美、小学館、東京、2015年1月16日。ISBN 978-4-09-186829-9 
  • 『おうちで深夜食堂』料理:小堀紀代美、坂田阿希子、重信初江、ツレヅレハナコ、小学館、東京〈Big comics special〉、2019年11月12日。ISBN 978-4-09-860511-8 
  • 『スタミナ深夜食堂』左古文男、小学館、東京、2021年3月3日。ISBN 978-4-09-179334-8 書き下ろし漫画1篇を収録している[166]

朝鮮語

  • 『심야식당 : 부엌 이야기』대원씨아이、서울、2010年8月15日。ISBN 978-89-2526508-7 『深夜食堂の勝手口』の朝鮮語版。

中国語

  • 『深夜食堂料理特輯』丁世佳、新經典文化、臺北、2012年8月8日。ISBN 978-9-86-882676-2 『深夜食堂×dancyu 真夜中のいけないレシピ』の中国語版。
  • 『深夜食堂之勝手口』丁世佳、新經典文化、臺北、2013年1月4日。ISBN 978-9-86-888542-4 『深夜食堂の勝手口』の中国語版。
  • 『深夜食堂美食特辑』陈颖、湖南文艺出版社、长沙、2014年8月。ISBN 978-7-5404-6785-2 『深夜食堂×dancyu 真夜中のいけないレシピ』の中国語簡体版。
  • 『深夜食堂 私享料理』吕凌燕、湖南文艺出版社、长沙、2016年7月1日。ISBN 978-7-5404-7482-9 『深夜食堂の勝手口』の中国語簡体版。
  • 『深夜食堂 严选之味』吴迪、湖南文艺出版社、长沙、2016年8月1日。ISBN 978-7-5404-7703-5 『深夜食堂の料理帖』の中国語簡体版。
  • 『深夜食堂料理帖』丁世佳、新經典文化、臺北、2016年12月21日。ISBN 978-9-86-582471-6 『深夜食堂の料理帖』の中国語版。
  • 『我家就是深夜食堂』丁世佳、新經典文化、臺北、2020年12月9日。ISBN 978-9-86-991799-5 『おうちで深夜食堂』の中国語版。

フランス語

  • La Cantine de Minuit : Le livre de cuisine. Miyako Slocombe. Roubaix: Le Lézard Noir. (6 juin 2019). ISBN 978-2-35348-144-6 『深夜食堂の料理帖』のフランス語版。
  • La cuisine japonaise à la maison. Claude Michel-Lesne. Roubaix: Le Lézard Noir. (28 octobre 2021). ISBN 978-2-35348-228-3 『おうちで深夜食堂』のフランス語版。

テレビドラマ

日本語

深夜食堂
ジャンル テレビドラマ
原作 安倍夜郎
脚本 真辺克彦
向井康介
及川拓郎(第1部)
和田清人(第1部)
荒井晴彦(第2部)
荒井美早(第2・3部)
小嶋健作(第3部)
監督 松岡錠司
山下敦弘
及川拓郎(第1部)
登坂琢磨(第1部)
小林聖太郎(第2部)
野本史生(第2・3部)
熊切和嘉(第3部)
出演者 小林薫
シリーズ数 5
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
公式ウェブサイト
深夜食堂(第1部) / 第1話 - 第10話
プロデューサー森谷雄
登坂琢磨
オープニング鈴木常吉「思ひ出」
エンディングMAGIC PARTY「Believe in Paradise」
放送期間2009年10月10日 - 12月12日(MBS)
2009年10月15日 - 12月17日(TBS)
放送時間毎週土曜0:29 - 0:59
(金曜深夜)(MBS)
毎週木曜0:34 - 1:04
(水曜深夜)(TBS
放送分30分
回数10
公式サイト(第1・2部共通)
深夜食堂2(第2部) / 第11話 - 第20話
プロデューサー盛夏子
小佐野保
竹園元
オープニング鈴木常吉「思ひで」
エンディングLOVE LOVE LOVE「嘘のつき方」
放送期間2011年10月14日 - 12月16日(MBS)
2011年10月19日 - 12月21日(TBS)
放送時間毎週金曜0:55 - 1:25
(木曜深夜)(MBS)
毎週水曜0:55 - 1:25
(火曜深夜)(TBS)
放送分30分
回数10
深夜食堂3(第3部) / 第21話 - 第30話
プロデューサー筒井竜平
小佐野保
石塚正悟
竹園元
オープニング鈴木常吉「思ひで」
エンディング高橋優「ヤキモチ」
放送期間2014年10月20日 - 12月22日(MBS)
2014年10月22日 - 12月24日(TBS)
放送時間毎週月曜0:50 - 1:20
(日曜深夜)(MBS)
毎週水曜1:11 - 1:41
(火曜深夜)(TBS)
放送分30分
回数10
公式サイト(第3部)
深夜食堂 -Tokyo Stories-(第4部) / 第31話 - 第40話
オープニング鈴木常吉「思ひで」
配信サイトNetflix
配信期間2016年10月21日 - 12月23日 (Netflix)
放送分30分
回数10
公式サイト(第4部)
深夜食堂 -Tokyo Stories-(第5部) / 第41話 - 第50話
オープニング鈴木常吉「思ひで」
配信サイトNetflix
配信期間2019年10月31日 - (Netflix)
放送分30分
回数10
公式サイト(第5部)
テンプレートを表示

アミューズほかの製作による連続テレビドラマシリーズ。第一部(第1シリーズ)から第三部までTBS系で、加えて日本国外21か国でも放送された[164][167]。第四部及び第五部は、Netflixのオリジナル・シリーズとなり「全世界」に配信されている[168]

第一部

第一部は『深夜食堂』の番組名(作品名)で2009年10月期に放送された[169]。放送開始前にTBSテレビなどが、「ナビ番組」として『ドラマ「深夜食堂」いよいよ開店!営業直前スペシャル』を放送した[170]。毎回人気を呼び、深夜帯ながら2%台後半の視聴率を獲得する回もあった[171]。2009年10月度の月間ギャラクシー賞及び第47回ギャラクシー賞テレビ部門選奨を受賞した[172][173][174][175]。ファミリーマートでは、テレビドラマ化記念と銘打ち、2009年11月10日から日本国内店舗で「コラボ商品」として惣菜3品を販売した[176][177]。最終回放送直前の2009年12月12日に全話収録の日本国内向け「DVD-BOX」発売を発表、2010年4月23日に発売した[178]。「DVD-BOX」は「ディレクターズカット版」とされ、前述の『ドラマ「深夜食堂」いよいよ開店!営業直前スペシャル』など特典映像も収録されている[179][180]。台湾では、公共電視文化事業基金會が2013年1月9日より放送した[171]。小林薫を主役とする遠藤日登思の企画に安倍夜郎が賛同し映像化が決まったが、小林薫は出演にあたり演出に拘り映画監督松岡錠司の起用を希望した[181][182][183][184]。松岡錠司は映画のスタッフを集めた[181][184][185][186]。このようにして制作された第一部だったが、投じられた資金が回収できず商業的には失敗に終わった[182]。製作局の毎日放送では2010年5月、第二部放送開始直前の2011年10月及び2020年に再放送した[171][187][188]

スタッフ
テーマ曲
キャスト
キャスト詳細
ここではドラマに登場した登場人物、およびそのキャストならびに役柄の概要を記す。原作には見られない、当ドラマオリジナルのキャラクターも散見される。
主人公
マスター / 語り手
演 - 小林薫
「めしや」のマスター。本名・経歴不明。飄々とした人柄で、左顔面にワケありの傷跡をもつ。その傷跡が常連客片桐との因縁に関するものと窺わせる。
レギュラー
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
忠さん(ちゅうさん)
演 - 不破万作(第1・2・6 - 16・18 - 24・26・28・30 - 33・35 - 50話)
地場の遊び人のおじさんで、「めしや」の常連。常にデニム地のキャップをかぶっている。
小寿々(こすず)
演 - 綾田俊樹(第1・8 - 12・17・20・24・28・30・31・35・36・40・43・45・49・50話)
地場の新宿2丁目でゲイバーを経営するゲイ歴48年のママで、「めしや」の常連。密かに竜を慕っている。甘い味付けの卵焼きを好む。
マリリン松嶋(マリリンまつしま)
演 - 安藤玉恵(第1・9・10・19・20・26・30・32・40・43・47・49・50話)
地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」の看板ストリッパーで、「めしや」の常連。惚れやすく男の好みに染まりやすく、かつ別れやすいタイプ。「めしや」の常連客にもダンサーとしての彼女に対するファンが多い。福島県の山間部出身。
林 ゲン(はやし ゲン)
演 - 山中崇(第1 - 12・20・24・28・30・35・40・41・49・50話)
健太の実父で竜の手下。竜を襲撃した敵対するヤクザ組織の若頭を刺し、行方をくらましていた。第一話での囮の襲撃により右の掌に刃物傷の跡がある。
小道(こみち)[注 63]
演 - 宇野祥平(第1・2・5 - 6・9 - 11・13 - 14・17 - 21・23 - 28・30 - 32・34 - 36・39・40・42 - 44・46・50話)
フリーカメラマンで、「めしや」の常連。原作とは異なりレギュラーとして登場。
足立(あだち)
演 - 足立智充(第1・5・10 - 12・18話)
野口の部下。サヤの兄。母子家庭で歳の離れた妹の面倒を見ていたが、高校卒業と同時に別れて暮らすようになる。「めしや」の常連となり、いつも豚の生姜焼き定食を注文する。
ミキ
演 - 須藤理彩(第2・3・5・7・8・10・11・16・21・24・30・32・34・37・39・40・42・44・45・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「梅」。
ルミ
演 - 小林麻子(第2・3・5・7・8・10 - 12・14・16・19 - 21・24・25・27・30 - 34・36 - 42・44 - 46・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「たらこ」。
カナ
演 - 吉本菜穂子(第2・3・5・7・8・10・11・20・24・25・30・32・36 - 38・40・42・44・45・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「鮭」。
金本(かなもと)
演 - 金子清文(第2・6・7・10・12・14・17・19・20・22・23・25・30・31・33・40・42・46 - 50話)
「めしや」の常連客。大学に通いながら、新聞配達をしていたが、酒を覚えてから両方ともドロップアウトした過去があると独白。
八郎(はちろう)
演 - 中山祐一朗(第4・7・10・19・21・26・27・30・32・34・40・44・47・50話)
地方労働者で「めしや」の常連。エレクト大木のAVのDVDを自らのバイブルとして、常に持ち歩いている。
安西(あんざい)
演 - 剣持直明(第4・8・14・15・20話)
地方労働者で「めしや」の常連で、いつも学生時代からの友人で同僚の諏訪と来店する。風見倫子のファンクラブの元会員で会員番号は44番と自称。
剣崎 竜(けんざき りゅう)
演 - 松重豊(第1 - 11・20・28・30・40・45・49・50話)
地周りのヤクザ・鬼島組の幹部で、「めしや」の常連。過去の想い出から、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好む。
第11話では高校時代、交際していたマネージャーを守るため、絡んできたチンピラに暴力を行使して野球部を出場停止に追い込んでしまい、高校を中退したという原作を加味したエピソードが追加されている。
片桐(かたぎり)
演 - オダギリジョー(第1・2・6・7・9・10・13・16・19・20・34・49話[注 64]
「めしや」の常連客。オリジナルキャラクター。いつも和装で来店し、カウンターにピーナッツを並べ、客たちの会話を聞きながら酒を嗜む。素性など謎に包まれているが、マスターの左目に傷を負わせた張本人で、過去に因縁がある。ユキに占ってもらったのを機に、自分の心を探しに旅立った。口癖は「人生なめんなよ」。第34話で再登場し、ユナの実家のオムライス屋の常連客になっている。
ゲスト
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
第1話
千鳥 みゆき(ちどり みゆき)
演 - 田畑智子(第2話)
売れない演歌歌手だったが、「めしや」に通う内に作詞家と出会い大スターの道を歩み始めるも、病に倒れ早逝する。温かいご飯に醤油と鰹節をのせた「猫まんま」が好物である。
ホスト
演 - 松本寛也
鬼島組の息がかかったホストクラブのホスト。「めしや」で夕食を摂っていた際、竜と来店したゲンに追い出される。
竜を襲撃した男
演 - 井上幸太郎
ホスト風の若者。囮となってゲンに斬りつけて竜に隙を与えた。
竜を襲撃したホームレス
演 - 中川智明
ガード下のホームレスを装って剣崎竜を襲撃したヒットマン。囮の襲撃で油断した竜に深傷を負わせた。
カップル
演 - 菅原由理子、飯田隆裕(第6話)
第2話
千鳥 みゆき(ちどり みゆき)
演 - 田畑智子(第1話)
売れない演歌歌手だったが、「めしや」に通う内に作詞家と出会い大スターの道を歩み始めるも、病に倒れ早逝する。温かいご飯に醤油と鰹節をのせた「猫まんま」が好物である。
千鳥みゆきのマネージャー
演 - 本井博之(第11話)
作詞家
演 - 田口トモロヲ
「めしや」の常連客。みゆきに「まよい猫」の詞を提供し売れっ子への転機を与える。
第3話
ジュン
演 - 玄覺悠子(第8話)
地場のゲイバー「紫の上」に勤めるニューハーフ。高校時代は陸上競技の経験がある。「めしや」においては、人目を気にせず交際相手の吉田と、納豆の口移しなどをして楽しんでいる。
吉田(よしだ)
演 - 岩瀬亮(第8話)
ジュンの交際相手。ジュンの強精力をもてあましている。
ルミの見合い相手
演 - 二階堂栄
ルミが、男縁の無い現状を打破しようと、実母の世話を口実に九州へ帰郷し見合いを行った相手。結果は不調に終わる。
サラリーマン
演 - 山中雄輔
第4話
エレクト大木(エレクトおおき)
演 - 風間トオル (第38話)
カリスマAV男優。注文はいつも決まってポテトサラダ。職業柄、実家に疎まれ足が遠のいていたが、母親の体調悪化の知らせを受け、意を決して20年振りに帰省。しかし、母は認知症で息子を認知出来なくなっていながらも、息子を気にかけ続けているという思いを知り、無沙汰をしてきたことに後悔の念にかられる。
田中 雄一(たなか ゆういち)
演 - 田中聡元
「めしや」で偶然居合わせたエレクト大木に弟子入りを志願し、本人の熱意と常連客たちの後押しもあって認められる。デビューの前日に母親が軽い脳梗塞で入院した知らせを聞くも帰郷を拒む。大木の強い勧めで帰省し、病床の母と面会を果たす。
諏訪(すわ)
演 - 川島潤哉(第8話)
「めしや」の常連で、いつも安西と来店する。エレクト大木を、風見倫子を女神と崇めている。倫子のファンクラブの元会員で会員番号は45番と自称。
大木 弥生(おおき やよい)
演 - 阿部ユキ
郷里に暮らす大木の妹。
AVスタッフ
演 - 栗原寛孝
大木の母
演 - 佐々木すみ江
郷里に暮らす大木の母親。妹の婚礼を機に帰省した息子の職業を忌み嫌い、追い返す。20年振りに帰省した大木と再会するが、認知症が進み大木の顔すら分からなくなっていた。
第5話
戸山 正夫(とやま まさお)
演 - 岩松了(第21話)(青年期:永本佳以
著名な料理評論家。ゴローとの再会を切っ掛けに、函館にいる姉・律子との復縁を取り持つ。特に思い入れのある「バターライス」など、本来は料理評論家にあるまじきB級グルメを好み「めしや」の常連となる。
ゴロー
演 - あがた森魚(青年期:松尾英太郎
地場の工員、毎週木曜日の夜にギター流しを行う、「めしや」の常連。木曜の夜にふらっと現れ、1曲披露するかわりにマスターから食事を無料でサービスしてもらっている。十八番は「函館の女」。工場の作業中の事故で左手指に障碍が残り、ギター演奏が出来なくなる。遠い過去に戸山の姉・律子と交際していたが、経済状況などから自ら結婚せず身を引いた過去をもつ。戸山の取り持ちによって、函館に帰省し律子の店の手伝いを始める。
戸山のマネージャー
演 - 柿丸美智恵
「めしや」のファンとなった戸山に連れられて、バターライスを食べに行く。当初は嫌がっていたが、その美味しさに驚きを見せる。
フランス料理店のマネージャー
演 - 澤田育子
戸山の高評価が得たくて戦々恐々としている。
フランス料理店のシェフ
演 - 岡野真那美
戸山の高評価が得たくて戦々恐々としている。
工場長
演 - 竹田君
ゴローが昼間勤めている工場の工場長。人手不足から残業を依頼したことが、ゴローの事故につながる。
戸山 律子(とやま りつこ)
演 - ともさと衣
戸山の姉。ゴローと付き合っていたが、親が決めた許婚の元に行く。しかし、やはりゴローを慕う念を断ち切れず戻ってきたが、すでにゴローは旅立った後であった。その後、独り身で函館市内でスナックを経営していたが、戸山の取り持ちで帰省したゴローと復縁する。
お客
演 - ゆかわたかし
第6話
川田 勝利(かわだ しょうり)
演 - 音尾琢真
プロボクサーで、「めしや」の常連たちにもファンが多い。試合に勝利した日には、「めしや」に寄ってカツ丼を注文するのが習慣となっている。低位ランカーの常で、本業だけでは食っていけず、働きながらトレーニングを積んでいるが、先行きに漠然とした不安感を抱いている。「めしや」の常連客でもあるホステスのアケミに好意を持つ。そんな折、伸び盛りの高位ランカーとの試合が組まれる。先方は噛ませ犬として川田を選んだに過ぎなかったが、川田はこの試合に勝って高位ランカー入りし、安定した収入を得る道を掴んでアケミにプロポーズしようと決心し、仕事を辞めて試合準備に精進するが、結果は惨敗する。
アケミ
演 - 霧島れいか
死別母子家庭のホステス。長女マユと2人暮らしで、時折マユを連れて「めしや」へ食事に訪れる。川田とは「めしや」で顔を合わせる度に親近感を持つようになる。川田から、上位ランカーとの試合への観戦チケットを添えて招待される。
マユ
演 - 桑島真里乃
アケミの長女。川田にカツ丼をふるまわれるなどして、川田を慕っている。
スナックの客
演 - 有川マコト、浦井大輔、夏目慎也
カップル
演 - 菅原由理子、飯田隆裕(第1話)
第7話
中島(なかじま)
演 - 田中圭
新聞奨学生食パンを持ち込み、タマゴサンドを注文する。「めしや」で出会ったリサに想いを寄せていくが、自分との境遇の違いを感じたことから発した一言で、リサを失うことになる。
藍川 リサ(あいかわ リサ)
演 - 村川絵梨
駆け出しのタレント。「めしや」で偶然出会った中島にタマゴサンドをもらったことで親しくなるが、仕事が忙しくなるにつれ互いの気持ちがすれ違う。中島から言われたある一言に傷つき、同時期に交際を始めた実業家との結婚を決意する。
大学生
演 - 和田成正
藍川リサのマネージャー
演 - 吉永秀平
プロデューサー
演 - 山本剛史
第8話
風見 倫子(かざみ りんこ)
演 - YOU(幼少期:上田祝華)
高知県出身の往年のアイドル。アイドル当時青少年だったファンが多い。ファンの間では、彼女の「目玉焼きのせソース焼そば」好きは有名だったが、このメニューには彼女の切ない過去への思い出があった。主演映画「川歌」の撮影でNGを連発して落ち込むなか、めしやで四万十川の青ノリをまぶした目玉焼きのせソース焼きそばを食べて幼いころを思い出し、スランプを克服。その年の映画賞で主演女優賞を受賞する。
茂樹(しげき)
演 - でんでん
ホームレス。マスターの落とした財布を届けに「めしや」を訪れ、お礼に食事をサービスしてもらった際、風見と「目玉焼きのせソース焼そば」の話題になり、四万十川の青ノリを加えるとおいしくなると助言する。ホームレス仲間の髪を切るなど、器用な一面を持つ。風見の映画を観に行き号泣したり彼女の新聞記事を切り抜くなど、失踪した風見の父親と示唆するシーンがある。
映画「川歌」の共演者
演 - 小倉馨
映画「川歌」の監督
演 - 土井よしお
アイドル出身の風見の演技に納得がいかず、本人や周囲に八つ当たりする。
映画「川歌」の助監督
演 - 今西健太
ジュン
演 - 玄覺悠子(第3話)
地場のゲイバー「紫の上」に勤めるニューハーフ。高校時代は陸上競技の経験がある。「めしや」においては、人目を気にせず交際相手の吉田と、納豆の口移しなどをして楽しんでいる。
吉田(よしだ)
演 - 岩瀬亮(第3話)
ジュンの交際相手。ジュンの強精力をもてあましている。
諏訪(すわ)
演 - 川島潤哉(第4話)
「めしや」の常連で、いつも安西と来店する。エレクト大木を、風見倫子を女神と崇めている。倫子のファンクラブの元会員で会員番号は45番と自称。
第9話
八千代 / ローズ美千代(やちよ / ローズみちよ)
演 - りりィ(少女期:TAMAYO)
往年に一世を風靡した大ストリッパー。気まぐれで新宿付近に投宿している。「めしや」で顔を合わせた縁からマリリンに慕われ、ストリッパーの大先輩として、マリリンに大きな感傷を残しつつ去って行く。
風間 ミッチェル(かざま ミッチェル)
演 - 米村亮太朗
ミュージカルに出演する若手俳優。過去、マリリンと同じ俳優養成所で汗を流していた。
第10話
健太(けんた)
演 - 中村咲哉
ゲンの息子。母親、義理の父親とドイツ・デュッセルブルグ市へ移住することになる。日本を離れる前、実の父親・ゲンに会いたいと思い、毎年届いていたバースデーカードの住所を頼りに「めしや」を訪れる。
ユキ
演 - 石川真希
「めしや」の常連の占い師。カタギリとゲンを占い、ふたりの進む道を導き出した。
刑事
演 - 光石研
対立組織の幹部を刺して[注 65]逃亡しているゲンを(「匿っているなら」もしくは「組織の伝手で連絡ができるなら」)、警察の手を煩わせずに出頭させろと竜に申し入れる。演じた俳優はもとより、職業や外見的には第二部以降セミレギュラーとなる野口だが、この話の時点では竜との間に、刑事とヤクザ以外の関係を想起させるやり取りはない[注 66]

第二部

第二部は『深夜食堂 2』の番組名(作品名)で2011年10月期に放送された[194]。話数は第一部に続く第11話からの放送となる[195]。初回は第66回文化庁芸術祭参加作品として放送された[195]。放送開始前に毎日放送、RKB毎日放送、及びTBSテレビが、「ナビ番組」として『第二部放送直前!深夜食堂スペシャル』を放送した[196][197][198]。全10話の平均視聴率は、関東地区で2.07%と、第一部を上回った[171]。第十回は、ワールドメディアフェスティバル2012の娯楽・家族向け番組部門で銀賞を受賞した[169]。第一部終了の1年後に制作が決まり、セットはより広い場所に作りたいという美術監督の要望で、相模原市に300坪の倉庫を借りて設営した[注 67][201][202]。第一部が商業的に失敗し、第二部では収益構造の改善策としてタイアップによる協賛金を利用することとなった[182]。その結果、ハイボールのエピソードを加えるなどされた[182]

スタッフ
  • 監督 - 松岡錠司、山下敦弘、小林聖太郎、野本史生[203]
  • 脚本 - 真辺克彦、向井康介、荒井晴彦[203]、荒井美早[204]
  • 企画 - 遠藤日登思(アミューズ)、日高英雄(MBS)[203]
  • プロデューサー - 盛夏子、小佐野保、竹園元(MBS)[203]
  • ラインプロデューサー - 橋本竜太[204]
  • 撮影 - 大塚 亮、近藤龍人[204]
  • 照明 - 木村明生、藤井 勇[204]
  • 美術 - 原田満生[204]
  • 装飾 - 高畠一郎[204]
  • 衣裳 - 宮本まさ江[204]
  • ヘアメイク - 豊川京子[203]
  • フードスタイリスト - 飯島奈美[203]
  • 編集 - 普嶋信一、早野 亮[204]
  • サウンドスーパーバイザー - 浅梨なおこ[204]
  • 助監督 - 野本史生[204]
  • 制作担当 - 高橋 潤[204]
  • アシスタントプロデューサー - 石塚正悟[204]
  • 音楽 - 鈴木常吉[204]、福原希己江[204]、佐藤公彦[204]
  • 企画 - アミューズ、MBS[203]
  • 制作 - アミューズ映像製作部、ギークサイト[204]
  • 製作 - 「深夜食堂 2」製作委員会(アミューズ、MBS、小学館、RKB、ファミマ・ドット・コム)[203]
テーマ曲
  • 主題歌 - LOVE LOVE LOVE「嘘のつき方」(SPEEDSTAR RECORDS[203]
  • オープニング曲 - 鈴木常吉「思ひ出」(アルバム「ぜいご」「望郷」より)
  • 挿入歌 - 福原希己江「できること」「唐揚げ」「あさりの酒蒸し」「なかないで」 「クリームシチュー」「はねだ」
  • 挿入歌 - 沢中健三「ムードテナー」
  • 挿入歌 - 大久保治信「D.スカルラッティ / ソナタ イ長調 K.208」
キャスト
キャスト詳細
ここではドラマに登場した登場人物、およびそのキャストならびに役柄の概要を記す。原作には見られない、当ドラマオリジナルのキャラクターも散見される。
主人公
マスター / 語り手
演 - 小林薫
「めしや」のマスター。本名・経歴不明。飄々とした人柄で、左顔面にワケありの傷跡をもつ。その傷跡が常連客片桐との因縁に関するものと窺わせる。
レギュラー
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
忠さん(ちゅうさん)
演 -不破万作(第1・2・6 - 16・18 - 24・26・28・30 - 33・35 - 50話)
地場の遊び人のおじさんで、「めしや」の常連。常にデニム地のキャップをかぶっている。
小寿々(こすず)
演 -綾田俊樹(第1・8 - 12・17・20・24・28・30・31・35・36・40・43・45・49・50話)
地場の新宿2丁目でゲイバーを経営するゲイ歴48年のママで、「めしや」の常連。密かに竜を慕っている。甘い味付けの卵焼きを好む。
マリリン松嶋(マリリンまつしま)
演 -安藤玉恵(第1・9・10・19・20・26・30・32・40・43・47・49・50話)
地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」の看板ストリッパーで、「めしや」の常連。惚れやすく男の好みに染まりやすく、かつ別れやすいタイプ。「めしや」の常連客にもダンサーとしての彼女に対するファンが多い。福島県の山間部出身。
林 ゲン(はやし ゲン)
演 -山中崇(第1 - 12・20・24・28・30・35・40・41・49・50話)
健太の実父で竜の手下。竜を襲撃した敵対するヤクザ組織の若頭を刺し、行方をくらましていた。第一話での囮の襲撃により右の掌に刃物傷の跡がある。
小道(こみち)
演 -宇野祥平(第1・2・5 - 6・9 - 11・13 - 14・17 - 21・23 - 28・30 - 32・34 - 36・39・40・42 - 44・46・50話)
フリーカメラマンで、「めしや」の常連。原作とは異なりレギュラーとして登場。
足立(あだち)
演 - 足立智充(第1・5・10 - 12・18話)
野口の部下。サヤの兄。母子家庭で歳の離れた妹の面倒を見ていたが、高校卒業と同時に別れて暮らすようになる。「めしや」の常連となり、いつも豚の生姜焼き定食を注文する。
ミキ
演 - 須藤理彩(第2・3・5・7・8・10・11・16・21・24・30・32・34・37・39・40・42・44・45・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「梅」。
ルミ
演 - 小林麻子(第2・3・5・7・8・10 - 12・14・16・19 - 21・24・25・27・30 - 34・36 - 42・44 - 46・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「たらこ」。
カナ
演 -吉本菜穂子(第2・3・5・7・8・10・11・20・24・25・30・32・36 - 38・40・42・44・45・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「鮭」。
金本(かなもと)
演 - 金子清文(第2・6・7・10・12・14・17・19・20・22・23・25・30・31・33・40・42・46 - 50話)
「めしや」の常連客。大学に通いながら、新聞配達をしていたが、酒を覚えてから両方ともドロップアウトした過去があると独白。
八郎(はちろう)
演 - 中山祐一朗(第4・7・10・19・21・26・27・30・32・34・40・44・47・50話)
地方労働者で「めしや」の常連。エレクト大木のAVのDVDを自らのバイブルとして、常に持ち歩いている。
安西(あんざい)
演 - 剣持直明(第4・8・14・15・20話)
地方労働者で「めしや」の常連で、いつも学生時代からの友人で同僚の諏訪と来店する。風見倫子のファンクラブの元会員で会員番号は44番と自称。
コウ
演 - 吉見幸洋(第11・19・20・30・31・40・45・49・50話)
小寿々の店で働くゲイで、時々一緒に「めしや」を訪れる。大阪生まれであまり裕福な家庭ではなかったとのこと。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、第31話では、踏襲する原作のエピソードにまつわる過去が明かされる。
金魚(きんぎょ)
演 - 辰巳智秋(第11・17・20話)
小寿々がママをしているゲイバーで働いている。小道を気に入り暑苦しいまでのアプローチをする。
足立 サヤ(あだち サヤ)
演 - 平田薫(第12・14・17・20・27・28・32 - 34・40・49・50話)
パチンコ店勤務。お店に来ていつもカウンターで寝てしまい、その表情が幸せそうで常連にうけている。ビールは苦手でマスターは気遣ってメニューにないハイボールを出す。夢の中で兄に唐揚げを取られてしまうのが悔しいから唐揚げを注文するとサヤは話す。
「お茶漬けシスターズ」とは海外旅行に行くほど仲良くなった。映画ではバスガイドになっている。
五郎(ごろう)
演 - 松尾諭(第12・13・16・18 - 20話)
サラリーマン。サヤの寝顔を見ているとお酒がすすむとマスターに話す。
剣崎 竜(けんざき りゅう)
演 - 松重豊(第1 - 11・20・28・30・40・45・49・50話)
地周りのヤクザ・鬼島組の幹部で、「めしや」の常連。過去の想い出から、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好む。
第11話では高校時代、交際していたマネージャーを守るため、絡んできたチンピラに暴力を行使して野球部を出場停止に追い込んでしまい、高校を中退したという原作を加味したエピソードが追加されている。
野口(のぐち)
演 - 光石研(第10・11・12・19・29・30・36・40 - 42話)
刑事。剣崎とは同じ福岡県出身者で学生野球部時代のチームメイト。事件で夫を失った未亡人・佐代子に特別な感情を持ってしまう。気が動転したりすると博多弁でしゃべる。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、原作由来のいくつかのエピソードで、ゲストまたはレギュラーのキャラクターが担った役回りを肩代わりしている[注 68]
片桐(かたぎり)
演 -オダギリジョー(第1・2・6・7・9・10・13・16・19・20・34・49話[注 64]
「めしや」の常連客。オリジナルキャラクター。いつも和装で来店し、カウンターにピーナッツを並べ、客たちの会話を聞きながら酒を嗜む。素性など謎に包まれているが、マスターの左目に傷を負わせた張本人で、過去に因縁がある。ユキに占ってもらったのを機に、自分の心を探しに旅立った。口癖は「人生なめんなよ」。第34話で再登場し、ユナの実家のオムライス屋の常連客になっている。
ゲスト
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
第11話
クミ
演 - 安田成美[注 69]
野口刑事と剣崎竜の同級生で、野球部元マネージャー。乳がんの再発によって余命宣告され、あと僅かしか生きられない身となった。 過去の事件は自身が竜をデートに誘ったことが原因だと悔やんでおり、高校卒業後は竜を探しに一時期上京した経緯がある。今まで竜に面会を拒まれていたが、マスターの言葉に背中を押された竜との再会を果たし、一緒に「めしや」を訪れた後に息を引き取った。
クミの子供
演 - 室井響
千鳥みゆきのマネージャー
演 - 本井博之(第2話)
第12話
近藤 章介(こんどう しょうすけ)
演 - 永岡佑
サヤの彼氏で売れないお笑い芸人。サヤにお金を貢いで貰っている。
章介の相方
演 - 辻本耕志
章介と漫才をしているつっこみ担当。
章介の浮気相手
演 - 橘美緒
福原 希己江(ふくはら きみえ)
演 - 福原希己江(第16・24話)
「めしや」の通りで「唐揚げ」「クリームシチュー」の唄を弾き語る。
第13話
おレンさん
演 - 馬渕晴子(少女期:武藤令子)
酒に酔った状態でお店にくる。マスターは飲み過ぎを心配し、薄めた酒を提供する。
丈(じょう)
演 - 宇梶剛士(少年期:上河倖一郎)
おレンの息子、独身。極真空手の道場を経営し子供たちに教えている。いつもお酒を飲み過ぎる母親を心配する。
永井(ながい)
演 - 甲本雅裕
スポーツ用品店を営んでいる。悩みは嫁姑問題。幼いとき丈をいじめていたが今は仲直りして親友になった。
キラリちゃん
演 - 山本ひかる
地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」新人ダンサー。
外科医
演 - 管勇毅
交通事故に遭った丈を手術する。息子を殺すなとおレンに脅される。
第14話
イクミ
演 - 伊藤歩
歌舞伎町「シルキー」のソープ嬢。源氏名はミク。親の借金を返すため風俗で働いている。
将司(まさし)
演 - 清水優
弁当屋従業員。「めしや」でイクミと知り合い、1人で弁当屋を切り盛りし困っているときに助けてもらう。
第15話
菊乃(きくの)
演 - 早織
パイナップルの入った酢豚が好きと話す女子大生。教師との不倫を清算し旅に出る。
ゲンキ
演 - 森岡龍
大学の映画サークルのカメラマン。菊乃を自主映画のヒロインとしてスカウトする。ロケハンの時に木の根元に積んであったパイナップルの缶詰を持ち帰る。
ユウキ
演 - 前野朋哉
大学の映画サークルの脚本・監督。ゲンキ同様、菊乃を自主映画のヒロインとしてスカウトする。
柚木(ゆずき)
演 - 史朗
「ヤリミズ」女子大生殺害事件の話をゲンキたちに聞かせる。殺された女の子は同じ大学に通う同級生で当時、想いを寄せていた。
美大生
演 - 大津尋葵
第16話
鈴木(すずき)
演 - 吹越満
小説家。家に帰らない日数が増えていき、最終的には家へ帰れなくなり家族を捨てる。
鈴木 すみれ(すずき すみれ)
演 - 朝倉あき(第20話)
鈴木の娘。生活のためキャバクラで働きながら大学に通っている。キャバクラでの源氏名は「花」。就職先が決まっていたが副業が明るみになり内定を取り消され「ミルキークラブ」でデリヘル嬢として働き始める。
鉾田(ほこた)
演 - 徳井優(第20話)
キャバクラに勤める花の指名客。花からは「ポコちゃん」というあだ名で呼ばれている。
中田(なかた)
演 - 町田水城(第20話)
鈴木の担当編集者。鈴木の小説を見て時代遅れな箇所が幾つかあるので直して欲しいと依頼する。
鈴木 晴子(すずき はるこ)
演 - 宮田早苗
鈴木の妻。家を飛び出した夫を今でも愛している。母が作る「クリームシチュー」はルーから手作りで、よく小麦粉がダマになっていたとすみれは思い出を語る。
第17話
前岡 月子(まえおか つきこ)
演 - 市川実和子(第20話)
「ブライダルパラダイス」「なつ恋」「生きていれば」などの代表作がある売れっ子シナリオライター。小寿々が可愛がってる猫メルルンが産んだ子猫メルボウと一緒に暮らしている。
野瀬 信二(のせ しんじ)
演 - 田中哲司
TV局ドラマプロデューサー。月子とは不倫の仲だが本気で愛し溺れていく。
武(たけし)
演 - 螢雪次朗(第20話)
宮城県出身のタクシー運転手。月子と出会い、マスターの白菜漬けを貰い故郷を懐かしむ。
藤村 夏樹(ふじむら なつき)
演 - 吉本千紗
月子が脚本を担当した「生きていれば」の主演女優。
第18話
ひとみ
演 - 酒井若菜
寒がりで年下の男とばかり付き合ってきた女性。ペットショップで出会った橋本は初の年上の恋人となる。
橋本(はしもと)
演 - 芦川誠
妻の浮気相手を衝動的に殺害し指名手配されている暑がりな男。冷やし中華が好物。橋本は偽名で本名は猿橋。
犬塚(いぬづか)
演 - 塩見三省
定年間近の刑事。冷やし中華好きの殺人犯を追っている。
かすみ
演 - 梶原阿貴
ひとみの友人。お金を貢がせるダメ男ではなく、堅実に働いてお金を稼ぐ男性と付き合ったほうが幸せになれるとひとみにアドバイスする。
花巻(はなまき)[注 70]
演 - 川島潤哉
記者。若者にはない刑事魂を持っている退官間近の犬塚を取材する。
第19話
ノリ子
演 - 前田亜季
バースデーケーキを配達する女の子。配達先を間違えて「めしや」に来る。それからたまにケーキを持って顔を見せるようになる。
千秋(ちあき)
演 - 東風万智子
金本の彼女。五郎が2年前に付き合っていた「あきこ」と同一人物。本名はサチ子。
沢中 健三(さわなか けんぞう)
演 - 沢中健三
「めしや」の通りでサックスを吹く。
第20話
村田 桃子(むらた ももこ)
演 - 黒谷友香
カタギリの元彼女。お見合いで現在の夫と知り合い結婚。ギョーザ専門店を夫婦で営んでいる。
村田(むらた)
演 - リリー・フランキー
「めしや」のマスターが唯一手作りせず出前を取るギョーザ専門店の店主。羽田近くの中華料理屋で修行していたので味は本物で敵わないとマスターは言う。
村田 あすか(むらた あすか)
演 - 池田心雪
村田の連れ子。実の母親のように桃子を慕っている。
鈴木 すみれ(すずき すみれ)
演 - 朝倉あき(第16話)
鈴木の娘。生活のためキャバクラで働きながら大学に通っている。キャバクラでの源氏名は「花」。就職先が決まっていたが副業が明るみになり内定を取り消され「ミルキークラブ」でデリヘル嬢として働き始める。
鉾田(ほこた)
演 - 徳井優(第16話)
キャバクラに勤める花の指名客。花からは「ポコちゃん」というあだ名で呼ばれている。
中田(なかた)
演 - 町田水城(第16話)
鈴木の担当編集者。鈴木の小説を見て時代遅れな箇所が幾つかあるので直して欲しいと依頼する。
前岡 月子(まえおか つきこ)
演 - 市川実和子(第17話)
「ブライダルパラダイス」「なつ恋」「生きていれば」などの代表作がある売れっ子シナリオライター。小寿々が可愛がってる猫メルルンが産んだ子猫メルボウと一緒に暮らしている。
武(たけし)
演 - 螢雪次朗(第17話)
宮城県出身のタクシー運転手。月子と出会い、マスターの白菜漬けを貰い故郷を懐かしむ。

第三部

第三部は、映画『深夜食堂』公開決定と同時に放送決定が発表され、『深夜食堂 3』の番組名(作品名)で2014年10月期に放送した[206][207]。放送開始前にTBSテレビなどが、「ナビ番組」として『みたび開店します。「深夜食堂3」放送直前SP』を放送している[208]。最終的にネット局はシリーズ最多の28局となった[209]。韓国でも同時放送され、2015年のソウル・ドラマ・アウォード(: 서울 드라마 어워즈)の国際招待賞(: 국제초청상)を受賞した[210][211]。撮影は、第二部より広い場所を求め、埼玉県の入間にある倉庫で行われた[181][199]。最終回放送直前の2014年12月19日に全話収録の日本国内向け「DVD-BOX」及び「Blu-ray BOX」の発売を発表、2015年2月26日に発売した[212]。「ディレクターズカット版」とされ、「Blu-ray BOX」には前述の『みたび開店します。「深夜食堂 3」放送直前スペシャル』など特典映像も収録されている[212]。第三部は、映画化に伴う資金不足を補うため、セットを映画と共有した[182][213]。また、第三部を韓国、台湾及び中国に、日本での放送と同時に放送できる権利を売るなどし、より収益構造の改善を図った[182][214]。2016年11月5日の映画『続・深夜食堂』公開にあわせ、同年秋に毎日放送、東京メトロポリタンテレビジョンほか17局で再放送された[215]

スタッフ
  • 企画 - 遠藤日登思、芝野昌之[216]
  • 企画協力 - 岡本順哉
  • 原案協力 - 由田和人、廣岡伸隆
  • 編成 - 高橋俊博
  • プロデューサー - 筒井竜平、小佐野保、石塚正悟、竹園元[216]
  • ラインプロデューサー - 高橋潤[217]
  • 監督 - 松岡錠司、山下敦弘、熊切和嘉 、野本史生[216]
  • 助監督 - 野本史生[217]、芦澤潤
  • 脚本 - 真辺克彦、向井康介、荒井美早、小嶋健作[216]
  • キャスティング - 盛夏子[217]
  • 撮影 - 大塚亮、近藤龍人[217]
  • 照明 - 木村明生、藤井勇[217]
  • 録音 - 池田雅樹[217]
  • 美術 - 原田満生[216]
  • セットデザイナー - 堀明元紀[217]
  • 装飾 - 栗山愛[217]
  • 衣裳 - 宮本まさ江[217]
  • ヘアメイク - 豊川京子[217]
  • 編集 - 普嶋信一[217]
  • 音楽 - 鈴木常吉、福原希己江、日南京佐[217]、スーマー
  • フードスタイリスト - 飯島奈美[216]
  • タイトルロゴデザイン - ベイブリッジ・スタジオ
  • サウンドスーパーバイザー / MA - 浅梨なおこ [217]
  • 制作担当 - 小坂正人[217]
  • 振付 - 牧瀬茜(第26話)
  • ナレーション - 馬場典子(第29話)
  • 企画制作 - アミューズ、MBS[216]
  • 制作プロダクション - アミューズ映像製作部、ギークサイト[216]
  • 製作 - 「深夜食堂 3」製作委員会(アミューズ/ 小学館/ 東映 / 木下グループ / ギークピクチュアズ / MBS / RKB)
テーマ曲
キャスト
キャスト詳細
ここではドラマに登場した登場人物、およびそのキャストならびに役柄の概要を記す。原作には見られない、当ドラマオリジナルのキャラクターも散見される。
主人公
マスター / 語り手
演 - 小林薫
「めしや」のマスター。本名・経歴不明。飄々とした人柄で、左顔面にワケありの傷跡をもつ。その傷跡が常連客片桐との因縁に関するものと窺わせる。
レギュラー
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
忠さん(ちゅうさん)
演 -不破万作(第1・2・6 - 16・18 - 24・26・28・30 - 33・35 - 50話)
地場の遊び人のおじさんで、「めしや」の常連。常にデニム地のキャップをかぶっている。
小寿々(こすず)
演 -綾田俊樹(第1・8 - 12・17・20・24・28・30・31・35・36・40・43・45・49・50話)
地場の新宿2丁目でゲイバーを経営するゲイ歴48年のママで、「めしや」の常連。密かに竜を慕っている。甘い味付けの卵焼きを好む。
マリリン松嶋(マリリンまつしま)
演 -安藤玉恵(第1・9・10・19・20・26・30・32・40・43・47・49・50話)
地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」の看板ストリッパーで、「めしや」の常連。惚れやすく男の好みに染まりやすく、かつ別れやすいタイプ。「めしや」の常連客にもダンサーとしての彼女に対するファンが多い。福島県の山間部出身。
林 ゲン(はやし ゲン)
演 -山中崇(第1 - 12・20・24・28・30・35・40・41・49・50話)
健太の実父で竜の手下。竜を襲撃した敵対するヤクザ組織の若頭を刺し、行方をくらましていた。第一話での囮の襲撃により右の掌に刃物傷の跡がある。
小道(こみち)
演 -宇野祥平(第1・2・5 - 6・9 - 11・13 - 14・17 - 21・23 - 28・30 - 32・34 - 36・39・40・42 - 44・46・50話)
フリーカメラマンで、「めしや」の常連。原作とは異なりレギュラーとして登場。
ミキ
演 - 須藤理彩(第2・3・5・7・8・10・11・16・21・24・30・32・34・37・39・40・42・44・45・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「梅」。
ルミ
演 - 小林麻子(第2・3・5・7・8・10 - 12・14・16・19 - 21・24・25・27・30 - 34・36 - 42・44 - 46・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「たらこ」。
カナ
演 -吉本菜穂子(第2・3・5・7・8・10・11・20・24・25・30・32・36 - 38・40・42・44・45・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「鮭」。
金本(かなもと)
演 - 金子清文(第2・6・7・10・12・14・17・19・20・22・23・25・30・31・33・40・42・46 - 50話)
「めしや」の常連客。大学に通いながら、新聞配達をしていたが、酒を覚えてから両方ともドロップアウトした過去があると独白。
八郎(はちろう)
演 - 中山祐一朗(第4・7・10・19・21・26・27・30・32・34・40・44・47・50話)
地方労働者で「めしや」の常連。エレクト大木のAVのDVDを自らのバイブルとして、常に持ち歩いている。
コウ
演 - 吉見幸洋(第11・19・20・30・31・40・45・49・50話)
小寿々の店で働くゲイで、時々一緒に「めしや」を訪れる。大阪生まれであまり裕福な家庭ではなかったとのこと。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、第31話では、踏襲する原作のエピソードにまつわる過去が明かされる。
足立 サヤ(あだち サヤ)
演 - 平田薫(第12・14・17・20・27・28・32 - 34・40・49・50話)
パチンコ店勤務。お店に来ていつもカウンターで寝てしまい、その表情が幸せそうで常連にうけている。ビールは苦手でマスターは気遣ってメニューにないハイボールを出す。夢の中で兄に唐揚げを取られてしまうのが悔しいから唐揚げを注文するとサヤは話す。
「お茶漬けシスターズ」とは海外旅行に行くほど仲良くなった。映画ではバスガイドになっている。
夏木 いずみ
演 - 篠原ゆき子(第29・30・40 - 42・50話)
刑事。野口の相棒。相性が合わないからと何度も相棒を変えてきた。
剣崎 竜(けんざき りゅう)
演 - 松重豊(第1 - 11・20・28・30・40・45・49・50話)
地周りのヤクザ・鬼島組の幹部で、「めしや」の常連。過去の想い出から、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好む。
第11話では高校時代、交際していたマネージャーを守るため、絡んできたチンピラに暴力を行使して野球部を出場停止に追い込んでしまい、高校を中退したという原作を加味したエピソードが追加されている。
野口(のぐち)
演 - 光石研(第10・11・12・19・29・30・36・40 - 42話)
刑事。剣崎とは同じ福岡県出身者で学生野球部時代のチームメイト。事件で夫を失った未亡人・佐代子に特別な感情を持ってしまう。気が動転したりすると博多弁でしゃべる。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、原作由来のいくつかのエピソードで、ゲストまたはレギュラーのキャラクターが担った役回りを肩代わりしている[注 68]
小暮
演 - オダギリジョー(第29・30・34[注 71]・35・40・42・43・49・50話)
警視庁新宿警察署よもぎ町交番警察官。マスターから変わり者と評される。
ゲスト
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
第21話
かしま みさお
演 - 美保純
歌手。夫は作曲家の橘泰三。
戸山 清子
演 - 渡辺真起子
戸山の妻。
第22話
橋本 ワタル
演 - 石田法嗣
『疾風メビウス』という作品で新人賞を獲得した新人漫画家。
宇野
演 - ダンカン
漫画編集者。過去に手塚を担当していた。
山田 のりこ
演 - 椎名琴音
橋本の同棲相手。
手塚 オサミ
演 - 山本浩司
漫画家として大成できずに故郷へ帰る。
弥生
演 - 山田キヌヲ
田舎で知り合った手塚と漫画を共同執筆するようになる。
若宮
演 - 渋谷麻美
橋本の担当編集者。
第23話
里見 けい
演 - 石橋けい
興信所調査員。
佐々木 守
演 - 淵上泰史
中途入社の興信所新人研修生。
吉野 純一郎
演 - 古舘寛治
里見の元婚約者。浮気調査の対象者。
島田
演 - 野中隆光
里見の同僚調査員。
第24話
かすみ
演 - 谷村美月(第30・36・40・42・48・50話)
小道が恋に落ちる大阪出身の女性で、竹を割った性格の浪花っ子。喫煙者で手巻きたばこで喫煙する。母子家庭で育ち、思い出の料理である紅天(紅生姜天ぷら)を食べるために食材の紅生姜を持参する。
井手
演 - 荒谷清水
大阪から東京に進出してきたドラッグストアチェーン社長。かすみを気に入り愛人にしようとする。
井手 織江
演 - 鴨鈴女
井手の妻。怒らせるとかなり怖い。
第25話
小松 サユリ
演 - 粟田麗
小学校教師。小学校時代に想いを寄せていた志賀と25年ぶりに再会する。
田島 ミホ
演 - 辻香緒里
サユリの小学校時代からの親友。シングルマザー。
志賀
演 - 眞島秀和
サユリ・ミホの小学校時代の同級生。当時のあだ名は「志賀っち」。25年ぶりに同窓会で2人に再会する。
田島 タイチ
演 - 橋爪龍
ミホの息子。
第26話
エリ
演 - 柴田理恵[注 72]
福島に暮らすマリリンの母。気が多い性格で、これまで多くの男性と関係を持ってきた経緯から娘を悩ませている。
キミトシ
演 - 高橋周平(第30・35・40・43・50話)
マリリンの彼氏。マッサージ師。
祐一
演 - 邱太郎
エリの婚約者。
第27話
平賀 良男
演 - ベンガル
妻・みずえと結婚したきっかけは中学校の同窓会。初婚。
平賀 みずえ
演 - 永島暎子
良男の妻。バツ2で息子と娘がいる。結婚を機に住み慣れた広島から東京へ移る。
川守
演 - 小宮孝泰
良男・みずえの同級生。
晃一
演 - 加納竜
みずえの元彼氏。
勅使河原 真梨子
演 - 作間ゆい
囲碁アマチュア棋士。アルバイトで棋戦の記録係をしている。
演 - 奥山雄太
合コンで知合った女性と一晩を共にしてしまい、彼女にばれそうになり、アリバイ作りの協力をマスターに依頼する。
由香
演 - 本山歩
峯の彼女。
第28話
市川 千鶴
演 - つみきみほ
ゲンの高校時代の恩師。現在は英語通訳の仕事をしており、10年振りにニューヨークから日本へ帰国したときにゲンと再会する。
篠崎
演 - 芹澤名人
市川の高校時代の恩師。
第29話
三上 佐代子
演 - 阿部朋子
野口が担当していた事件被害者。
三上 花
演 - 池田心雪
佐代子の娘。
下着泥棒の被害者
演 - 於保佐代子
第30話
駐車違反で切符を切られる男
演 - 川瀬陽太
会津から上京。よもぎ町交番警察官の小暮に駐車違反で切符を切られる。
かすみ
演 - 谷村美月(第24・36・40・42・48・50話)
小道が恋に落ちる大阪出身の女性で、竹を割った性格の浪花っ子。喫煙者で手巻きたばこで喫煙する。母子家庭で育ち、思い出の料理である紅天(紅生姜天ぷら)を食べるために食材の紅生姜を持参する。
キミトシ
演 - 高橋周平(第26・35・40・43・50話)
マリリンの彼氏。マッサージ師。

第四部

第四部は、2016年10月21日からNetflixオリジナル・シリーズとして、『深夜食堂 -Tokyo Stories-』のタイトルで全10話が「全世界190か国」に配信された[219]。撮影用のセットは、都内近郊の倉庫に約1か月半をかけて設営した[220]。7年ぶりに31話、40話を除き、ゲスト・キャラクターによるワン・ポイント・アドバイスが復活している。『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』の配信開始にあわせ、2019年10月期に毎日放送、RKB毎日放送(RKB)及び東京メトロポリタンテレビジョン(MX)で、 出演者の不祥事により未放映とした第32話を除く残り9話が放送された[注 73][221]。また、中国大陸で配信するbilibiliが主催した行事では、「めしや」のセットが再現され展示された[169][222][223]。その後、日本で販売したDXDではタイトルを『深夜食堂 第四部』に変更している[224]。第四部では、これまでの放送権やDVDの販売では、収益構造の抜本的な改善が望めない状況から、既作がアジアで好評を得ていることもあり、Netflixによる世界配信に舵が切られた[182]。そのNetflixから外国人俳優の起用の要望があり、高我星の出演が決まった[3][225]

スタッフ
  • プロデューサー - 遠藤日登思、小佐野保、高橋潤、坂本和隆[226]
  • プロデューサー補 - 盛夏子、石塚正悟[226]
  • 監督 - 松岡錠司、山下敦弘、大森立嗣、小林聖太郎、野本史生、吉田康弘[227]
  • 脚本 - 真辺克彦、向井康介、小嶋健作、大島まり菜、ねじめ彩木、黒沢久子、武隈風人[227]
  • 撮影 - 大塚亮、槇憲治[226]
  • 照明 - 原由巳[226]
  • 録音 - 阿部茂[226]
  • 美術 - 原田満生[227]
  • 装飾 - 原島徳寿[226]
  • 衣裳 - 宮本まさ江[226]
  • ヘアメイク - 豊川京子[226]
  • フードスタイリスト - 飯島奈美[226]
  • 編集 - 普嶋信一[226]
  • サウンドスーパーバイザー - 浅梨なおこ[226]
  • 助監督 - 野本史生[226]
  • 制作担当 - 片山大介[226]
  • アシスタントプロデューサー - 諸田創[226]
  • 音楽 - 鈴木常吉、スーマー、福原希己江、日南京佐[226]
  • 企画 - アミューズ[226]
  • 制作 - アミューズ映像製作部、ギークサイト[226]
  • 製作 - 「深夜食堂 -Tokyo Stories-」製作委員会
テーマ曲
  • 主題歌 - SUEMARR 「人生いきあたりばったり」「道路」「ちょいと寂しい夜のうた」「New Moon」、福原希己江 「ホットケーキミックスのうた」「トンテキのうた」「Nucadoco」「ハムカツのうた」「想い想われ」「できること」「Berceuse de Mozart」
  • 挿入歌 - 福原希己江「雨の想い出」
キャスト
キャスト詳細
ここではドラマに登場した登場人物、およびそのキャストならびに役柄の概要を記す。原作には見られない、当ドラマオリジナルのキャラクターも散見される。
主人公
マスター / 語り手
演 - 小林薫
「めしや」のマスター。本名・経歴不明。飄々とした人柄で、左顔面にワケありの傷跡をもつ。その傷跡が常連客片桐との因縁に関するものと窺わせる。
レギュラー
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
忠さん(ちゅうさん)
演 -不破万作(第1・2・6 - 16・18 - 24・26・28・30 - 33・35 - 50話)
地場の遊び人のおじさんで、「めしや」の常連。常にデニム地のキャップをかぶっている。
小寿々(こすず)
演 -綾田俊樹(第1・8 - 12・17・20・24・28・30・31・35・36・40・43・45・49・50話)
地場の新宿2丁目でゲイバーを経営するゲイ歴48年のママで、「めしや」の常連。密かに竜を慕っている。甘い味付けの卵焼きを好む。
マリリン松嶋(マリリンまつしま)
演 -安藤玉恵(第1・9・10・19・20・26・30・32・40・43・47・49・50話)
地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」の看板ストリッパーで、「めしや」の常連。惚れやすく男の好みに染まりやすく、かつ別れやすいタイプ。「めしや」の常連客にもダンサーとしての彼女に対するファンが多い。福島県の山間部出身。
林 ゲン(はやし ゲン)
演 -山中崇(第1 - 12・20・24・28・30・35・40・41・49・50話)
健太の実父で竜の手下。竜を襲撃した敵対するヤクザ組織の若頭を刺し、行方をくらましていた。第一話での囮の襲撃により右の掌に刃物傷の跡がある。
小道(こみち)
演 -宇野祥平(第1・2・5 - 6・9 - 11・13 - 14・17 - 21・23 - 28・30 - 32・34 - 36・39・40・42 - 44・46・50話)
フリーカメラマンで、「めしや」の常連。原作とは異なりレギュラーとして登場。
ミキ
演 - 須藤理彩(第2・3・5・7・8・10・11・16・21・24・30・32・34・37・39・40・42・44・45・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「梅」。
ルミ
演 - 小林麻子(第2・3・5・7・8・10 - 12・14・16・19 - 21・24・25・27・30 - 34・36 - 42・44 - 46・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「たらこ」。
カナ
演 -吉本菜穂子(第2・3・5・7・8・10・11・20・24・25・30・32・36 - 38・40・42・44・45・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「鮭」。
金本(かなもと)
演 - 金子清文(第2・6・7・10・12・14・17・19・20・22・23・25・30・31・33・40・42・46 - 50話)
「めしや」の常連客。大学に通いながら、新聞配達をしていたが、酒を覚えてから両方ともドロップアウトした過去があると独白。
八郎(はちろう)
演 - 中山祐一朗(第4・7・10・19・21・26・27・30・32・34・40・44・47・50話)
地方労働者で「めしや」の常連。エレクト大木のAVのDVDを自らのバイブルとして、常に持ち歩いている。
コウ
演 - 吉見幸洋(第11・19・20・30・31・40・45・49・50話)
小寿々の店で働くゲイで、時々一緒に「めしや」を訪れる。大阪生まれであまり裕福な家庭ではなかったとのこと。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、第31話では、踏襲する原作のエピソードにまつわる過去が明かされる。
足立 サヤ(あだち サヤ)
演 - 平田薫(第12・14・17・20・27・28・32 - 34・40・49・50話)
パチンコ店勤務。お店に来ていつもカウンターで寝てしまい、その表情が幸せそうで常連にうけている。ビールは苦手でマスターは気遣ってメニューにないハイボールを出す。夢の中で兄に唐揚げを取られてしまうのが悔しいから唐揚げを注文するとサヤは話す。
「お茶漬けシスターズ」とは海外旅行に行くほど仲良くなった。映画ではバスガイドになっている。
かすみ
演 - 谷村美月(第24・30・36・40・42・48・50話)
小道が恋に落ちる大阪出身の女性で、竹を割った性格の浪花っ子。喫煙者で手巻きたばこで喫煙する。母子家庭で育ち、思い出の料理である紅天(紅生姜の天ぷら)を食べるために食材の紅生姜を持参する。
キミトシ
演 - 高橋周平(第26・30・35・40・43・50話)
マリリンの彼氏。マッサージ師。
夏木 いずみ
演 - 篠原ゆき子(第29・30・40 - 42・50話)
刑事。野口の相棒。相性が合わないからと何度も相棒を変えてきた。
屋台のおじさん
演 - 中沢青六
夏は風鈴屋。肌寒くなるとラーメンも出す。
洲崎つたえ
演 - 野嵜好美
中華料理屋・洲崎飯店の店員。小暮のことが、好き。
剣崎 竜(けんざき りゅう)
演 - 松重豊(第1 - 11・20・28・30・40・45・49・50話)
地周りのヤクザ・鬼島組の幹部で、「めしや」の常連。過去の想い出から、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好む。
第11話では高校時代、交際していたマネージャーを守るため、絡んできたチンピラに暴力を行使して野球部を出場停止に追い込んでしまい、高校を中退したという原作を加味したエピソードが追加されている。
野口(のぐち)
演 - 光石研(第10・11・12・19・29・30・36・40 - 42話)
刑事。剣崎とは同じ福岡県出身者で学生野球部時代のチームメイト。事件で夫を失った未亡人・佐代子に特別な感情を持ってしまう。気が動転したりすると博多弁でしゃべる。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、原作由来のいくつかのエピソードで、ゲストまたはレギュラーのキャラクターが担った役回りを肩代わりしている[注 68]
みちる
演 - 多部未華子
割烹料理店で調理師として修行中。以前、めしやで無銭飲食をしたことがきっかけで、マスターと縁ができる。
千恵子
演 - 余貴美子
みちるが働く料理店の女将。めしやの常連でめしやのぬか床は千恵子自慢のぬかを足したもの。マスターに、ほの字。
小暮
演 - オダギリジョー(第29・30・34[注 71]・35・40・42・43・49・50話)
警視庁新宿警察署よもぎ町交番警察官。マスターから変わり者と評される。
片桐(かたぎり)
演 - オダギリジョー(第1・2・6・7・9・10・13・16・19・20・34・49話[注 64]
「めしや」の常連客。オリジナルキャラクター。いつも和装で来店し、カウンターにピーナッツを並べ、客たちの会話を聞きながら酒を嗜む。素性など謎に包まれているが、マスターの左目に傷を負わせた張本人で、過去に因縁がある。ユキに占ってもらったのを機に、自分の心を探しに旅立った。口癖は「人生なめんなよ」。第34話で再登場し、ユナの実家のオムライス屋の常連客になっている。
ゲスト
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
第31話
木内 晴美
演 - 片岡礼子
タクシー運転手。若い頃は特撮テレビドラマ『忍者戦隊甲賀』で「紅の楓」を演じていた。タンメンの麺抜きを好む。
島田
演 - 近藤公園
ラジオ局のアナウンサー。冠番組『ミッドナイト島ちゃん』を担当。初恋の相手は「紅の楓」。
第32話
ケセラ 世良夫
演 - 佐藤B作
浅草最後の喜劇人と言われている。
森脇 ハジメ
演 - 新井浩文
ケセラ世良夫の付き人。師匠を凌ぐほど、テレビで売れ始めている。
みよ子
演 - 大家由祐子
スナックのママでケセラ世良夫の情婦[注 74]。原作では師弟のやり取りに名前のみ登場し「ケセラが一方的に言い寄っているがモノにできていない女」的な説明(マスターの語り)が入る。
第33話
鈴木 重美
演 - 伊藤麻実子
不動産会社に勤める独身OL。好きな男が出来ると相手の気持ちを確かめずプレゼント用にセーターを編み、いつも玉砕している。
白野 徹
演 - 矢本悠馬
鈴木の後輩社員。鈴木に片思いしている。
栗原
演 - 水間ロン
鈴木の後輩社員。鈴木から想いを寄せられてセーターを受け取るも、既に彼女がいることもあり、鈴木を鬱陶しく感じている。
第34話
雨宮
演 - 岡田義徳
若手物理学者。
ユナ
演 - コ・アソン
韓国人。実家の借金返済のために来日し、源氏名「レイ」でホステスとして働く。
第35話
大神
演 - 豊原功補
賭け麻雀を生業とする雀士(ドラマの語りでは“雀ゴロ”)。“子連れ大神”の通り名で呼ばれることもある。おっぱい好き。大三との父子家庭。児童福祉法により大三が児童養護施設に保護された後は堅気の仕事に就いた。
大三
演 - 岩田龍門
大神の息子。6歳。父親譲りのおっぱい好き。自身に対して優しいミドリを慕う。児童養護施設入所後は 父譲りの麻雀の才能が覚醒する。
ミドリ
演 - 松本まりか
キャバクラ嬢。大三好みのおっぱいの持ち主。カズマに惚れ込み、彼に貢ぐ生活をしている。後にカズマに捨てられた真相を知り、大神に怒りをぶつける。
その後の動向は不明だが、番組ラストのワンポイントアドバイスに大神と共に参加している。
カズマ
演 - 高橋諒
雀士気取りの元・ホスト。ミドリについては程の良い金づると考えている。後に大神相手の麻雀の勝負に惨敗し、大神の要求に従ってミドリの前から姿を消す。(ドラマでは、ヤクザ代打ち同士の勝負として描かれており、大神の要求に関わらず、負ければただでは済まされない状況をうかがわせている)
第36話
星野洋一
演 - 森下能幸(第48話)
マスターの仕入先である近所の八百屋の大将。3年ほど前に母を亡くしたが、母が漬けた梅干しを忘れられない。糖尿病での入院経験を持つ。独身でアダルトDVDのコレクションを所有するが、公に見つかることを恥じて、マスターに自身の死後にはアダルトDVDの処分をして欲しいと頼む。
大久保美代
演 - 高尾祥子(第48話)
星野が入院した病院の看護師
星野の母
演 - 戸村美智子
生前は梅干と梅酒を作っていた。星野の夢枕に幽霊姿となり現れて忘れ物があることを訴える。
女性
演 - 福島マリコ
星野洋一の八百屋の客。ダイコンを購入する。
ナレーション
馬場典子
第37話
カエ
演 - 宮下順子
忠さんの幼馴染で同級生。30数年ぶりに忠さんと再会する。生まれも育ちも新宿区履物屋の娘で、若いころに映画監督にスカウトされて女優になるも芽が出なかった。ラブホテルの清掃の仕事をしている。甥の哲平を受け入れ面倒を見ているが、忠さんに過保護を指摘されて喧嘩となる。
哲平
演 - 戌井昭人
カエの弟の一人息子。父親の葬式でカエと10数年ぶりに再会。父親譲りのろくでなしで女房に逃げられ、40歳過ぎでプータロー。カエに面倒を見てもらい一緒に暮らすも、カエの貴重品を盗み姿を消す。
翔平
演 - 前田一誠
哲平の息子。哲平の元妻が再婚するにあたり、カエが引き取る。
若いころのカエ
田森美咲
第38話
久松富士子
演 - 緒川たまき
久松の後妻。23年前、ウェディングドレスの仮縫い後に処女結婚するのが嫌で、夫に内緒で「布田麻里子」として一度だけアダルトビデオ「お嬢様の秘密」に出演。雑誌を見て一目惚れしたエレクト大木を相手役に指名した。ルミに連れられ夫と共に来店した「めしや」でエレクト大木と23年ぶりに再会。
エレクト大木(エレクトおおき)
演 - 風間トオル (第4話)
カリスマAV男優。注文はいつも決まってポテトサラダ。職業柄、実家に疎まれ足が遠のいていたが、母親の体調悪化の知らせを受け、意を決して20年振りに帰省。しかし、母は認知症で息子を認知出来なくなっていながらも、息子を気にかけ続けているという思いを知り、無沙汰をしてきたことに後悔の念にかられる。
塚田
演 - 斉藤陽一郎
小谷
演 - 北上史欧
松木
演 - 野中隆光
上記3人はバンド仲間で、元ヴォーカルの同級生の女性が、アダルトビデオに出演しているのではないか、と疑う。
久松
演 - 小倉一郎
ルミの勤務先の取引会社である久松印刷の社長。早くに妻を癌で亡くし、学生だった富士子を見初めて再婚。以後23年4か月、富士子を大事にしている。長芋のソテーが好物。
アダルトビデオ女優
演 - 葵紫穂
上記バンド仲間3人が話題にする、アダルトビデオパッケージ等
第39話
中塚由木男
演 - 志賀廣太郎
中塚法律事務所弁護士。事務所を閉業する矢先、TVニュースで何十年も所在が分からなかった義弟・ケンタの所在を知り再会する。
石橋ケンタ
演 - 平田満
中塚の父親の再婚相手の連れ子。両親が離婚したため4年間だけ義兄だった中塚によれば、喧嘩っ早いけれど人懐っこいかわいいやつ。東京都営住宅の立ち退き命令に ただひとり反対し抵抗するなか、TVニュースを見て訪ねてきた中塚と再会する。
楠木
演 - 吉村元希
中塚法律事務所職員。
中塚由木男(幼少期)
演 - 山本楽
石橋ケンタ(幼少期)
演 - 鈴木翼
ナレーション
演 - 馬場典子
TVニュースのアナウンサー
第40話
劇場版を含め、過去に出演した人々。

第五部

第五部は、2019年10月31日からNetflixオリジナル・シリーズとして、『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』のタイトルで全10話が「全世界」に配信された[202]。舞台となる「よもぎ町」には、外国人観光客が闊歩するなど世相を反映する演出も含まれている[168]。その後、日本で販売したDVDではタイトルを『深夜食堂 第五部』に変更している。

スタッフ
  • 監督 - 松岡錠司、山下敦弘、小林聖太郎
  • 脚本 - 真辺克彦、向井康介、小嶋健作、大島まり菜
  • フードスタイリスト - 飯島奈美
  • 制作 - 「深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-」製作委員会
テーマ曲
キャスト
キャスト詳細
ここではドラマに登場した登場人物、およびそのキャストならびに役柄の概要を記す。原作には見られない、当ドラマオリジナルのキャラクターも散見される。
主人公
マスター / 語り手
演 - 小林薫
「めしや」のマスター。本名・経歴不明。飄々とした人柄で、左顔面にワケありの傷跡をもつ。その傷跡が常連客片桐との因縁に関するものと窺わせる。
レギュラー
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
忠さん(ちゅうさん)
演 -不破万作(第1・2・6 - 16・18 - 24・26・28・30 - 33・35 - 50話)
地場の遊び人のおじさんで、「めしや」の常連。常にデニム地のキャップをかぶっている。
小寿々(こすず)
演 -綾田俊樹(第1・8 - 12・17・20・24・28・30・31・35・36・40・43・45・49・50話)
地場の新宿2丁目でゲイバーを経営するゲイ歴48年のママで、「めしや」の常連。密かに竜を慕っている。甘い味付けの卵焼きを好む。
マリリン松嶋(マリリンまつしま)
演 -安藤玉恵(第1・9・10・19・20・26・30・32・40・43・47・49・50話)
地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」の看板ストリッパーで、「めしや」の常連。惚れやすく男の好みに染まりやすく、かつ別れやすいタイプ。「めしや」の常連客にもダンサーとしての彼女に対するファンが多い。福島県の山間部出身。
林 ゲン(はやし ゲン)
演 -山中崇(第1 - 12・20・24・28・30・35・40・41・49・50話)
健太の実父で竜の手下。竜を襲撃した敵対するヤクザ組織の若頭を刺し、行方をくらましていた。第一話での囮の襲撃により右の掌に刃物傷の跡がある。
小道(こみち)
演 -宇野祥平(第1・2・5 - 6・9 - 11・13 - 14・17 - 21・23 - 28・30 - 32・34 - 36・39・40・42 - 44・46・50話)
フリーカメラマンで、「めしや」の常連。原作とは異なりレギュラーとして登場。
ミキ
演 - 須藤理彩(第2・3・5・7・8・10・11・16・21・24・30・32・34・37・39・40・42・44・45・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「梅」。
ルミ
演 - 小林麻子(第2・3・5・7・8・10 - 12・14・16・19 - 21・24・25・27・30 - 34・36 - 42・44 - 46・49・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「たらこ」。
カナ
演 -吉本菜穂子(第2・3・5・7・8・10・11・20・24・25・30・32・36 - 38・40・42・44・45・50話)
30歳代のOLで、「めしや」常連。マスターの言ういわゆる「お茶漬けシスターズ」の「鮭」。
金本(かなもと)
演 - 金子清文(第2・6・7・10・12・14・17・19・20・22・23・25・30・31・33・40・42・46 - 50話)
「めしや」の常連客。大学に通いながら、新聞配達をしていたが、酒を覚えてから両方ともドロップアウトした過去があると独白。
八郎(はちろう)
演 - 中山祐一朗(第4・7・10・19・21・26・27・30・32・34・40・44・47・50話)
地方労働者で「めしや」の常連。エレクト大木のAVのDVDを自らのバイブルとして、常に持ち歩いている。
コウ
演 - 吉見幸洋(第11・19・20・30・31・40・45・49・50話)
小寿々の店で働くゲイで、時々一緒に「めしや」を訪れる。大阪生まれであまり裕福な家庭ではなかったとのこと。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、第31話では、踏襲する原作のエピソードにまつわる過去が明かされる。
足立 サヤ(あだち サヤ)
演 - 平田薫(第12・14・17・20・27・28・32 - 34・40・49・50話)
パチンコ店勤務。お店に来ていつもカウンターで寝てしまい、その表情が幸せそうで常連にうけている。ビールは苦手でマスターは気遣ってメニューにないハイボールを出す。夢の中で兄に唐揚げを取られてしまうのが悔しいから唐揚げを注文するとサヤは話す。
「お茶漬けシスターズ」とは海外旅行に行くほど仲良くなった。映画ではバスガイドになっている。
かすみ
演 - 谷村美月(第24・30・36・40・42・48・50話)
小道が恋に落ちる大阪出身の女性で、竹を割った性格の浪花っ子。喫煙者で手巻きたばこで喫煙する。母子家庭で育ち、思い出の料理である紅天(紅生姜の天ぷら)を食べるために食材の紅生姜を持参する。
キミトシ
演 - 高橋周平(第26・30・35・40・43・50話)
マリリンの彼氏。マッサージ師。
夏木 いずみ
演 - 篠原ゆき子(第29・30・40 - 42・50話)
刑事。野口の相棒。相性が合わないからと何度も相棒を変えてきた。
屋台のおじさん
演 - 中沢青六
夏は風鈴屋。肌寒くなるとラーメンも出す。
洲崎つたえ
演 - 野嵜好美
中華料理屋・洲崎飯店の店員。小暮のことが、好き。
剣崎 竜(けんざき りゅう)
演 - 松重豊(第1 - 11・20・28・30・40・45・49・50話)
地周りのヤクザ・鬼島組の幹部で、「めしや」の常連。過去の想い出から、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好む。
第11話では高校時代、交際していたマネージャーを守るため、絡んできたチンピラに暴力を行使して野球部を出場停止に追い込んでしまい、高校を中退したという原作を加味したエピソードが追加されている。
野口(のぐち)
演 - 光石研(第10・11・12・19・29・30・36・40 - 42話)
刑事。剣崎とは同じ福岡県出身者で学生野球部時代のチームメイト。事件で夫を失った未亡人・佐代子に特別な感情を持ってしまう。気が動転したりすると博多弁でしゃべる。ドラマ版のオリジナルキャラクターだが、原作由来のいくつかのエピソードで、ゲストまたはレギュラーのキャラクターが担った役回りを肩代わりしている[注 68]
千恵子
演 - 余貴美子
みちるが働く料理店の女将。めしやの常連でめしやのぬか床は千恵子自慢のぬかを足したもの。マスターに、ほの字。
小暮
演 - オダギリジョー(第29・30・34[注 71]・35・40・42・43・49・50話)
警視庁新宿警察署よもぎ町交番警察官。マスターから変わり者と評される。
片桐(かたぎり)
演 - オダギリジョー(第1・2・6・7・9・10・13・16・19・20・34・49話[注 64]
「めしや」の常連客。オリジナルキャラクター。いつも和装で来店し、カウンターにピーナッツを並べ、客たちの会話を聞きながら酒を嗜む。素性など謎に包まれているが、マスターの左目に傷を負わせた張本人で、過去に因縁がある。ユキに占ってもらったのを機に、自分の心を探しに旅立った。口癖は「人生なめんなよ」。第34話で再登場し、ユナの実家のオムライス屋の常連客になっている。
ゲスト
キャスト名横の表記は出演回。第一部 - 第五部は共通話数表示。
第41話
赤井
演 - 仲村トオル
カリスマゲームクリエイター、全身赤色で統一している。
バーのママ
演 - 山口美也子
第42話
矢田
演 - 村杉蝉之介
雑誌の編集者兼ライター。自分と同じ「ささみチーズかつ」を注文したひかるに一目惚れする。独身。水瓶座。
ひかる
演 - 綾乃彩
昼間はデザイン会社のOL、奨学金返済のため、夜はキャバクラでバイトしている。雑誌の占いに一喜一憂している。水瓶座。
第43話
梅宮先生
演 - 坂本長利
元高校教師。ストリッパーになった教え子のマリリンを応援している。ステージ見学に訪れ、再会を果たす。
みどり
演 - 松永玲子
梅宮先生が入所する施設の介護士。マリリンの高校の同級生。マリリンとは犬猿の仲。
第44話
森野チズル
演 - 大塚千弘
グラビアアイドル、副業でキャバクラで働いている。年齢とともにグラビアの仕事が減ってきている。
神崎
演 - 柄本佑
若手IT社長。プライベートジェットを所有するほどの金持ち。パーティーで高校時代の憧れの森野チズルと出会う。
チズルの後輩
演 - 樋井明日香
チズルと神崎が出会うきっかけとなるパーティーにチズルを誘う。
第45話
小谷
演 - 高橋和也、青年時代 - 岡山天音
高知県出身。大学で上京。現在は猫カフェなどを経営する経営者。元高校球児。母校が40年ぶりのセンバツ甲子園出場を決めた事で大はしゃぎする。マスターの提案で母校に寄付金を送る。
横川
演 - 池田成志、青年時代 - 伊島空
小谷の高校の同級生で現在は母校の野球部監督。小谷が寄付金を送った事で連絡を寄こし、めしやで大学以来の再会を果たす。
第46話
上原
演 - 池田鉄洋
理容師。夫婦2人でバーバー上原を経営している。顔剃りが上手いと評判。長野県の木曽出身。秋になるときのこソテーを好んで頼む。
上原キミエ
演 - 平岩紙
理容師。上原の妻。北海道出身で秋になると秋鮭を好んで頼む。友人たちと5泊6日上海ガニ食べまくりツアーに出かける。
小夜子
演 - 筒井真理子
着付けの先生。塙千恵子の幼馴染。昨年まで結婚して関西にいたが、夫と死別して戻ってきた。めしやで上原の顔剃りの評判を聞き、バーバー上原を訪問する。
第47話
ハルナ
演 - 藤野涼子
声優。副業でテレホンオペレーターをしている。めしやで「きつねうどん」を食べると御利益があるとの噂を聞いて、アキナと共に訪問する。
アキナ
演 - 堀田真由
声優。めしやで「きつねうどん」を食べると御利益があるとの噂を聞いて、ハルナと共に訪問する。
信田ユキオ
演 - 小松和重
かつて一世を風靡したが、現在はスランプ気味の漫画家。めしやに来るときは泥酔している時が多い様子。
第48話
樺山
演 - 勝地涼
パチンコ屋の店員。客として訪れた同じ中学校出身の橘に声を掛ける。
演 - 永山絢斗
中学時代は生徒会長、私立高校に進学してサッカーで県ベスト4、一橋大学に進学した。現在は無職で消費者金融から借金をしている。パチンコ屋で声を掛けてきた樺山からも金を借りる。ひなののヒモ状態。
ひなの
演 - 片山友希
橘の彼女でガールズバーで働いている。橘に依存している。
第49話
リー
演 - ジョセフ・チャン
台湾の映画監督。父親も映画監督で、かつて父の映画で主演を務めた俳優を探しに来日。
第50話
ノリ子
演 - 前田亜季
日払いバイトで一生懸命仕事をするノリ子をゲンが「めしや」に誘う。
高木清太
演 - 池松壮亮
「そば清」の若旦那。続劇場版のその後が描かれている。
高木さおり
演 - 小島聖
清太の妻。続劇場版のその後が描かれている。
札束男
演 - 川瀬陽太
バイト終わりのノリ子に「グラビアアイドルやりませんか」と声を掛け、懐から札束を取り出し、契約金として見せつける。

放送一覧

放送一覧
話数 放送局 放送日 サブタイトル サブタイトルのメニュー以外の出てきた料理
(豚汁定食は除く)
脚本 監督
深夜食堂(第一部)
01 第一話 MBS 2009年
10月10日
赤いウインナーと卵焼き 焼きたらこ、豚肉の生姜焼き、アジフライ[注 75]、ピーナッツ 真辺克彦 松岡錠司
TBS 2009年
10月15日
02 第二話 MBS 10月17日 猫まんま お茶漬け、卵焼き、おにぎり[注 76]、ピーナッツ 向井康介
TBS 10月22日
03 第三話 MBS 10月24日 お茶漬け 納豆 及川拓郎 及川拓郎
TBS 10月29日
04 第四話 MBS 10月31日 ポテトサラダ 特製スタミナ定食
TBS 11月05日
05 第五話 MBS 11月07日 バターライス お茶漬け、豚肉の生姜焼き、厚揚げ、小豚汁、
和牛のポアレ赤ワインソース クネル添え[注 77]
和田清人 登坂琢磨
TBS 11月12日
06 第六話 MBS 11月14日 カツ丼 卵焼き、ホッケ、親子丼、ピーナッツ 真辺克彦 松岡錠司
TBS 11月19日
07 第七話 MBS 11月21日 タマゴサンド ハムサンド、マカロニサラダ、お茶漬け、ピーナッツ 山下敦弘
TBS 11月26日
08 第八話 MBS 11月28日 ソース焼そば 卵焼き、お茶漬け、納豆 及川拓郎 及川拓郎
TBS 12月03日
09 第九話 MBS 12月05日 アジの開き ピーナッツ 向井康介 山下敦弘
TBS 12月10日
10 第十話 MBS 12月12日 ラーメン 卵焼き、豚肉の生姜焼き、お茶漬け、
オレンジジュース、ピーナッツ、焼きガニ
真辺克彦 松岡錠司
TBS 12月17日
深夜食堂 2(第二部)
01 第十一話 MBS 2011年
10月14日
再び赤いウインナー
真辺克彦 松岡錠司
TBS 2011年
10月19日
02 第十二話 MBS 10月21日 唐揚げとハイボール
向井康介 山下敦弘
TBS 10月26日
03 第十三話 MBS 10月28日 あさりの酒蒸し カレーライス
真辺克彦 小林聖太郎
TBS 11月02日
04 第十四話 MBS 11月04日 煮こごり
向井康介 野本史生
TBS 11月09日
05 第十五話 MBS 11月11日 缶詰 秋刀魚の蒲焼丼、オイルサーディン和風焼き、
鯖缶ゴーヤチャンプル、
パイナップル入り酢豚、ツナマヨ丼
荒井晴彦
荒井美早
山下敦弘
TBS 11月16日
06 第十六話 MBS 11月18日 クリームシチュー
松岡錠司
TBS 11月23日
07 第十七話 MBS 11月25日 白菜漬け
向井康介 小林聖太郎
TBS 11月30日
08 第十八話 MBS 12月02日 冷やし中華 鍋焼きうどん
TBS 12月07日
09 第十九話 MBS 12月09日 肉じゃが (ケーキ) 真辺克彦 松岡錠司
TBS 12月14日
10 第二十話 MBS 12月16日 ギョーザ 焼きガニ
TBS 12月21日
深夜食堂 3(第三部)
01 第二十一話 MBS 2014年
10月20日
メンチカツ バターライス 他
荒井美早 松岡錠司
TBS 2014年
10月22日
02 第二十二話 MBS 10月27日 豚バラトマト巻き
小嶋健作 熊切和嘉
TBS 10月29日
03 第二十三話 MBS 11月03日 里いもとイカの煮もの
向井康介 山下敦弘
TBS 11月05日
04 第二十四話 MBS 11月10日 紅しょうがの天ぷら 冷奴、枝豆、揚げナス、たこ焼き、串かつ
真辺克彦 松岡錠司
TBS 11月12日
05 第二十五話 MBS 11月17日 春雨サラダ お子様ランチ 他
小嶋健作 野本史生
TBS 11月19日
06 第二十六話 MBS 11月24日 ロールキャベツ 焼きサンマ、焼きタラコ 他
向井康介 松岡錠司
TBS 11月26日
07 第二十七話 MBS 12月01日 しじみ汁
TBS 12月03日
08 第二十八話 MBS 12月08日 きんぴらごぼう
真辺克彦 山下敦弘
TBS 12月10日
09 第二十九話 MBS 12月08日 レバにらとにらレバ
松岡錠司
TBS 12月17日
10 第三十話 MBS 12月22日 年越しそば 雑煮
TBS 12月24日
深夜食堂 Tokyo Stories(第四部)
01 第三十一話 Netflix 2016年
10月21日
タンメン ジャンボ豚汁定食 真辺克彦 松岡錠司
02 第三十二話 Netflix 10月21日 アメリカンドッグ ホットケーキ、ちくわの磯辺揚げ 向井康介 山下敦弘
03 第三十三話 Netflix 10月21日 トンテキ
小嶋健作
04 第三十四話 Netflix 10月21日 オムライス なすの漬物 大島まり菜 松岡錠司
05 第三十五話 Netflix 10月21日 たまご豆腐 たまご豆腐丼 真辺克彦 大森立嗣
06 第三十六話 Netflix 10月21日 梅干しと梅酒 ところてん 小嶋健作 松岡錠司
07 第三十七話 Netflix 10月21日 白菜と豚バラの一人鍋
ねじめ彩木 小林聖太郎
08 第三十八話 Netflix 10月21日 長芋のソテー
黒沢久子 野本史生
09 第三十九話 Netflix 10月21日 ハムカツ
武隈風人 吉田康弘
10 第四十話 Netflix 10月21日 年越しそば、再び 雑煮 向井康介 松岡錠司
深夜食堂 Tokyo Stories Season2(第五部)
01 第四十一話 Netflix 2019年
10月31日
チキンライス
02 第四十二話 Netflix 10月31日 ささみチーズかつ
03 第四十三話 Netflix 10月31日 小梅のおにぎり
04 第四十四話 Netflix 10月31日 手羽先の唐揚げ
05 第四十五話 Netflix 10月31日 焼きそばパン
06 第四十六話 Netflix 10月31日 秋鮭ときのこ
07 第四十七話 Netflix 10月31日 きつねうどん
08 第四十八話 Netflix 10月31日 カレーラーメン
09 第四十九話 Netflix 10月31日 甘い卵焼き
10 第五十話 Netflix 10月31日 蟹と年越しそば

ネット局

ネット局
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
第1シリーズ
近畿広域圏 毎日放送(MBS) 2009年10月10日 - 12月12日(本放送)
2010年5月10日 - 6月21日(再放送)
土曜 0時29分 - 0時59分(金曜深夜)(本放送)[注 78]
5月10日 0時50分 - 1時50分(9日深夜)(第一話・第二話)
5月24日 1時50分 - 2時20分(23日深夜)(第三話)
5月31日 0時50分 - 1時20分(30日深夜)(第四話)
6月7日 0時50分 - 1時50分(6日深夜)(第五話・第六話)
6月14日 1時50分 - 2時50分(13日深夜)(第七話・第八話)
6月21日 1時50分 - 2時50分(20日深夜)(第九話・最終話)
製作局
関東広域圏 TBSテレビ(TBS) 2009年10月15日 - 12月17日 木曜 0時34分 - 1時04分(水曜深夜)[注 79]
岡山県・香川県 山陽放送(RSK) 2009年10月15日 - 12月17日 木曜 23時59分 - 翌0時29分
青森県 青森テレビ(ATV) 2009年10月20日 - 12月22日 火曜 0時00分 - 0時30分(月曜深夜)
長崎県 長崎放送(NBC) 2009年10月28日 - 2010年1月13日 水曜 0時50分 - 1時20分(火曜深夜)
福岡県 RKB毎日放送(RKB) 2009年11月4日 - 2010年1月20日 水曜 0時59分 - 1時29分(火曜深夜) 製作委員会参加
北海道 北海道放送(HBC) 2009年11月13日 - 2010年2月12日 金曜 1時26分 - 1時56分(木曜深夜)
熊本県 熊本放送(RKK) 2009年12月19日 - 12月24日 12月19日 0時09分 - 1時09分(18日深夜)(第一・二話)
12月21日 23時44分 - 翌0時44分(第三・四話)
12月23日 0時04分 - 1時04分(22日深夜)(第五・六話)
12月24日 0時04分 - 1時04分(23日深夜)(第七・八話)
12月24日 23時44分 - 翌0時44分(第九・最終話)
2話ずつ放送
鹿児島県 南日本放送(MBC) 2009年12月22日 - 2010年1月8日 12月22日 0時30分 - 1時00分(21日深夜)(第一話)
12月23日 0時20分 - 0時50分(22日深夜)(第二話)
12月24日 0時20分 - 0時50分(23日深夜)(第三話)
12月25日 1時05分 - 1時35分(24日深夜)(第五話)
1月5日 0時20分 - 1時20分(4日深夜)(第六・七話)
1月6日 1時23分 - 1時53分(5日深夜)(第八話)
1月7日 0時20分 - 0時50分(6日深夜)(第九話)
1月8日 0時50分 - 1時20分(7日深夜)(最終話)
第四話のみ未放送
高知県 テレビ高知(KUTV) 2009年12月27日 - 2010年1月6日 12月27日 0時58分 - 1時28分(26日深夜)(第一話)
12月28日 1時20分 - 1時50分(27日深夜)(第二話)
12月29日 0時30分 - 1時00分(28日深夜)(第三話)
12月30日 1時00分 - 1時30分(29日深夜)(第四話)
12月31日 0時30分 - 1時00分(30日深夜)(第五話)
1月2日 0時15分 - 0時45分(1日深夜)(第六話)
1月3日 0時15分 - 0時45分(2日深夜)(第七話)
1月4日 0時15分 - 0時45分(3日深夜)(第八話)
1月4日 23時59分 - 翌0時29分(第九話)
1月6日 1時23分 - 1時53分(5日深夜)(最終話)
石川県 北陸放送(MRO) 2010年1月7日 - 3月11日 木曜 23時59分 - 翌0時30分
鳥取県島根県 山陰放送(BSS) 2010年1月9日 - 3月13日 土曜 0時55分 - 1時25分(金曜深夜)
宮城県 東北放送(TBC) 土曜 2時00分 - 2時30分(金曜深夜)
山梨県 テレビ山梨(UTY) 2010年1月9日 - 3月20日 土曜 1時45分 - 2時15分(金曜深夜)
山形県 テレビユー山形(TUY) 2010年4月7日 - 6月9日 水曜 0時20分 - 0時50分(火曜深夜)
福島県 テレビユー福島(TUF) 2010年4月8日 - 6月10日 木曜 1時50分 - 2時20分(水曜深夜)
沖縄県 琉球放送(RBC) 2010年5月7日 - 7月9日 金曜 15時20分 - 15時50分
日本全域 TBSチャンネル 2010年5月30日 - 6月28日 日曜 3時00分 - 4時00分(土曜深夜) CSチャンネル
2話連続放送
岩手県 IBC岩手放送(IBC) 2010年9月30日 - 12月2日 木曜 1時00分 - 1時30分(水曜深夜)
静岡県 静岡放送(SBS) 2011年2月18日 - 3月8日 2月18日 1:55 - 2:25(17日深夜)(第一話)
2月22日 2:10 - 2:40(21日深夜)(第二話)
2月23日 2:05 - 2:35(22日深夜)(第三話)
2月24日 1:55 - 2:25(23日深夜)(第四話)
2月25日 2:05 - 2:35(24日深夜)(第五話)
3月1日 1:55 - 2:25(2月28日深夜)(第六話)
3月2日 2:05 - 2:35(1日深夜)(第七話)
3月3日 1:55 - 2:25(2日深夜)(第八話)
3月4日 2:05 - 2:35(3日深夜)(第九話)
3月8日 1:55 - 2:25(7日深夜)(最終話)
富山県 チューリップテレビ(TUT) 2011年6月28日 - 8月30日 火曜 0時00分 - 0時30分(月曜深夜)
長野県 信越放送(SBC) 2012年2月9日 - 4月12日 木曜 23時50分 - 翌0時20分
中京広域圏 CBCテレビ(CBC) 2014年12月23日 - 12月28日 2014年12月23日(22日深夜) - 2015年1月28日(27日深夜)
第1シリーズから第3シリーズまで集中放送
新潟県 新潟放送 (BSN) 2015年1月9日 - 3月13日 金曜 1時28分 - 1時58分(木曜深夜) 第3、第1、第2シリーズの順で、毎週放送。
第2シリーズ
近畿広域圏 毎日放送 (MBS) 2011年10月14日 - 12月16日 金曜 0時55分 - 1時25分(木曜深夜) 製作局
福岡県 RKB毎日放送 (RKB) 2011年10月16日 - 12月18日 日曜 2時45分 - 3時15分(土曜深夜) 製作委員会参加
青森県 青森テレビ (ATV) 2011年10月18日 - 12月20日 火曜 0時25分 - 0時55分(月曜深夜)
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) 2011年10月19日 - 12月21日 水曜 0時55分 - 1時25分(火曜深夜)
熊本県 熊本放送 (RKK) 2011年10月20日 - 12月22日 木曜 0時25分 - 0時55分(水曜深夜)
岡山県・香川県 山陽放送 (RSK) 2011年10月21日 - 12月23日 金曜 0時55分 - 1時25分(木曜深夜)
静岡県 静岡放送 (SBS) 金曜 1時35分 - 2時05分(木曜深夜)
石川県 北陸放送 (MRO) 2011年10月25日 - 12月27日 火曜 0時55分 - 1時25分(月曜深夜)
岩手県 IBC岩手放送 (IBC) 2011年11月3日 - 2012年1月5日 木曜 1時00分 - 1時30分(水曜深夜)
北海道 北海道放送 (HBC) 2011年11月9日 - 2012年1月25日 水曜 0時20分 - 0時51分(火曜深夜)
鹿児島県 南日本放送 (MBC) 2011年12月7日 - 2012年2月22日 水曜 0時10分 - 0時40分(火曜深夜)
高知県 テレビ高知 (KUTV) 2012年1月10日 - 3月13日 火曜 23時50分 - 翌0時20分
山形県 テレビユー山形 (TUY) 2012年1月11日 - 3月14日 水曜 0時20分 - 0時50分(火曜深夜)
宮城県 東北放送 (TBC) 2012年1月12日 - 3月15日 木曜 0時20分 - 0時50分(水曜深夜) 3月8日休止、翌週に2話連続放送
山梨県 テレビ山梨 (UTY) 2012年1月14日 - 3月17日 土曜 1時55分 - 2時25分(金曜深夜)
福島県 テレビユー福島 (TUF) 2012年1月31日 - 4月3日 火曜 0時50分 - 1時20分(月曜深夜)
長崎県 長崎放送 (NBC) 2012年2月22日 - 4月25日 水曜 0時20分 - 0時50分(火曜深夜)
沖縄県 琉球放送 (RBC) 2012年3月22日 - 4月6日 3月22日 2時00分 - 2時30分(21日深夜)(第一話)
3月23日 2時00分 - 2時30分(22日深夜)(第二話)
3月27日 1時55分 - 2時25分(26日深夜)(第三話)
3月28日 1時45分 - 2時15分(27日深夜)(第四話)
3月29日 1時45分 - 2時15分(28日深夜)(第五話)
3月30日 2時35分 - 3時05分(29日深夜)(第六話)
4月3日 1時20分 - 1時50分(2日深夜)(第七話)
4月4日 1時20分 - 1時50分(3日深夜)(第八話)
4月5日 1時20分 - 1時50分(4日深夜)(第九話)
4月6日 1時40分 - 2時10分(5日深夜)(最終話)
長野県 信越放送 (SBC) 2012年7月5日 - 9月20日 木曜 23時50分 - 翌0時20分
鳥取県・島根県 山陰放送 (BSS) 2012年11月11日 - 2013年1月20日 日曜 2時20分 - 2時50分(土曜深夜)
中京広域圏 CBCテレビ (CBC) 2014年12月28日 - 2015年1月2日 2014年12月23日(22日深夜) - 2015年1月28日(27日深夜)
第1シリーズから第3シリーズまで集中放送
新潟県 新潟放送(BSN) 2015年3月20日 - 5月22日 金曜1、2時台(木曜深夜、時間不特定、第一話 - 第三話)
金曜 1時43分 - 2時13分(木曜深夜)(第四話 - 最終話)
第3、第1、第2シリーズの順で、毎週放送。
富山県 チューリップテレビ (TUT) 2016年10月24日 - 12月26日 月曜 1時05分 - 1時35分(日曜深夜)
第3シリーズ
近畿広域圏 毎日放送 (MBS) 2014年10月20日 - 12月22日 月曜 0時50分 - 1時20分(日曜深夜) 製作局
富山県 チューリップテレビ (TUT) 同時ネット
北海道 北海道放送 (HBC) 2014年10月21日 - 12月23日 火曜 1時10分 - 1時40分(月曜深夜)
福岡県 RKB毎日放送 (RKB) 2014年10月22日 - 12月24日 水曜 1時08分 - 1時38分(火曜深夜) 製作委員会参加
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) 水曜 1時11分 - 1時41分(火曜深夜)
高知県 テレビ高知 (KUTV) 水曜 23時58分 - 翌0時28分
岩手県 IBC岩手放送 (IBC) 2014年10月23日 - 12月25日 木曜 0時41分 - 1時11分(水曜深夜)
愛媛県 あいテレビ (ITV) 2014年10月23日 - 12月24日 木曜 23時58分 - 翌0時28分
新潟県 新潟放送 (BSN) 2014年10月24日 - 12月26日 金曜 1時28分 - 1時58分(木曜深夜) 第3、第1、第2シリーズの順で、毎週放送。
福島県 テレビユー福島 (TUF) 2014年10月25日 - 12月27日 土曜 1時25分 - 1時55分(金曜深夜)
山梨県 テレビ山梨 (UTY) 土曜 1時55分 - 2時25分(金曜深夜)
静岡県 静岡放送 (SBS) 2014年10月28日 - 12月30日 火曜 0時41分 - 1時11分(月曜深夜)
岡山県・香川県 山陽放送 (RSK) 2014年10月28日 - 2015年1月6日 火曜 1時08分 - 1時38分(月曜深夜)
長崎県 長崎放送 (NBC) 2014年10月31日 - 2015年1月9日 金曜 0時43分 - 1時13分(木曜深夜)
福井県 福井放送 (FBC) 2014年11月3日 - 2015年1月5日 月曜 1時20分 - 1時50分(日曜深夜) 日本テレビ系列テレビ朝日系列
石川県 北陸放送 (MRO) 2014年11月4日 - 2015年1月20日 火曜 1時13分 - 1時43分(月曜深夜)
山形県 テレビユー山形 (TUY) 2014年11月5日 - 2015年1月7日 水曜 1時08分 - 1時38分(火曜深夜)
鳥取県・島根県 山陰放送 (BSS) 2014年11月8日 - 2015年1月17日 土曜 1時25分 - 1時55分(金曜深夜)
大分県 大分放送 (OBS) 2014年11月17日 - 2015年1月26日 月曜 0時50分 - 1時20分(日曜深夜) MBS・TUTと同時刻放送であるも、遅れネット。
山口県 テレビ山口 (TYS) 2014年11月21日 - 2015年1月30日 金曜 1時28分 - 1時58分(木曜深夜)
広島県 中国放送 (RCC) 2014年11月28日 - 2015年2月6日 金曜 1時38分 - 2時08分(木曜深夜)
青森県 青森テレビ (ATV) 2014年12月5日 - 2015年2月13日 金曜 1時43分 - 2時13分(木曜深夜)
鹿児島県 南日本放送 (MBC) 2014年12月19日 - 12月25日 集中放送
中京広域圏 CBCテレビ (CBC) 2015年1月3日 - 1月28日 2014年12月23日 - 2015年1月28日(27日深夜)
第1シリーズから第3シリーズまで集中放送
熊本県 熊本放送 (RKK) 2014年12月31日 水曜 12時00分 - 17時00分 全話集中放送
宮城県 東北放送 (TBC) 2015年1月7日 - 3月11日 水曜 1時13分 - 1時43分(火曜深夜)
宮崎県 宮崎放送 (MRT) 2015年1月13日 - 3月17日 火曜 1時05分 - 1時35分(月曜深夜)
長野県 信越放送 (SBC) 2015年1月14日 - 3月18日 水曜 1時13分 - 1時43分(火曜深夜)
沖縄県 琉球放送 (RBC) 2015年1月20日 - 1月31日 火 - 土曜未明(月 - 金曜深夜)

その他

  • 香港(TVBNV)や、台湾(公視)でも、両シリーズが2011 - 2013年に放送されている。
MBS 金曜ナイト劇場(土曜0:29 - 0:59(金曜深夜))
前番組 番組名 次番組
深夜食堂
TBS 木曜0:34 - 1:04(水曜深夜)
帝王
深夜食堂
新撰組PEACE MAKER
MBS 金曜未明(木曜深夜)放送の自社制作ドラマ
カルテット
【ここまで第一期】
深夜食堂2
【ここから第二期】
MBS 金曜0:55 - 1:25(木曜深夜)
やかせて!ソーセージ
※0:55 - 1:40
【この番組までバラエティ番組枠】
深夜食堂2
家族八景
Nanase,Telepathy Girl's Ballad
TBS 水曜0:55 - 1:25(火曜深夜)
深夜食堂2
家族八景
Nanase,Telepathy Girl's Ballad
MBS 月曜0:50 - 1:20(日曜深夜)
深夜食堂3
TBS 水曜1:11 - 1:41(火曜深夜)
アゲイン!!
深夜食堂3
女くどき飯

朝鮮語

심야식당
(『深夜食堂』)
ジャンル テレビドラマ
原作 安倍夜郎
脚本 チェ・デーウン、ホン・ユンヒー
監督 ファン・インレ
出演者 キム・スンウ[228]
製作
制作 SBS
放送
放送国・地域大韓民国の旗 韓国
放送期間2015年7月4日 - 9月5日
放送時間毎週日曜0:00 - 1:00(2話)
放送分30分
回数20
SBS深夜食堂
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深夜食堂
各種表記
ハングル 심야식당
漢字 深夜食堂
発音 シミャシクタン
日本語読み: しんやしょくどう
ローマ字 Simyasigdang
題: Late Night Restaurant
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SBSが2015年に設定を現地に置き換えリメイクした連続テレビドラマ[229]。「韓国情緒」を理由に、ゲイとストリッパーは出演しない[214][230][231]鐘路の高層ビル群の間にある伝統家屋に位置する「めしや」を舞台としている。日本では、日本語字幕付きのDVDが『深夜食堂 from ソウル』の邦題で、2016年10月からTSUTAYAが先行レンタル、同年11月にDVDボックスが発売された[232]。また、BS-TBSが2017年7月21日から全20話が日本語字幕付きで放映した[233]

キャスト

ここではドラマに登場した登場人物、およびそのキャストならびに役柄の概要を記す。原作には見られない、当ドラマオリジナルのキャラクターも散見される。

主要なキャスト
マスター
演 - キム・スンウ
リュ(剣崎 竜)
演 - チェ・ジェソン
ミヌ
演 - ナム・テヒョン
金さん
演 - ジョン・ハンホン
ドルパイ(笹原 正男)
演 - ジュ・ウォンソン
太った女(月森 蛍)
演 - バク・ジュンミョン
麺シスターズ(お茶漬けシスターズ)
ごちそう麺(ミキ)
演 - バン・ミンジョン
ビビン麺(カナ)
演 - ジャン・ヒジョン
ヨルム麺(ルミ)
演 - ソン・ファリョン
その他人物
チェリー
演 - ガン・ソヨン
ドンチ(北賢)
演 - ソン・サンギョン

放送一覧

放送日 副題(原題) 副題(邦題)
2015年7月4日 第1話 가래떡 구이와 김 焼いた餅と海苔
第2話 메밀전 ソバ粉焼き
2015年7月11日 第3話 비빔, 열무, 잔치국수 ビビン、ヨルム、ジャンチ麺朝鮮語版
第4話 모시조개탕 オキシジミ汁
2015年7月18日 第5話 햄버그 스테이크 정식 ハンバーグ定食
第6話 돼지갈비 김치찜 豚カルビのキムチ煮
2015年7月25日 第7話 삼계탕 参鶏湯(サムゲタン
第8話 버터라이스 バターライス
2015年8月1日 第9話 떡갈비 韓国風ハンバーグ
第10話 보리굴비 麦クルビ
2015年8月8日 第11話 양념치킨 볶음밥 甘辛チキンチャーハン
第12話 피자두 紅スモモ
2015年8月15日 第13話 골뱅이 통조림 ツブ貝の缶詰
第14話 감자맛탕과 통오징어 떡볶이 ジャガイモの大学芋と丸ごとイカのトッポッキ
2015年8月22日 第15話 감자옹심이 미역국 ジャガイモ団子入りワカメスープ
第16話 굴소스 마요라면 オイスターソース マヨラーメン
2015年8月29日 第17話 토르티야 반달피자 トルティーヤの半月ピザ
第18話 가자미 구이 焼きカレイ
2015年9月5日 第19話 장조림 돌솥비빔밥 肉の煮つけと石焼きビビンバ
第20話 가을전어파티 コノシロのパーティー

中国語

深夜食堂 中国版
ジャンル テレビドラマ
原作 安倍夜郎
監督 蔡岳勲、于小惠、胡涵清
出演者 黄磊
製作
制作 北京衛視
放送
放送国・地域中華人民共和国の旗 中国中華民国の旗 台湾
放送期間2017年6月12日 - 6月30日
放送時間日 - 金曜日 19:30 - 21:15、土曜日 19:30 - 20:15
放送分60分
回数36
新浪 深夜食堂
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深夜食堂 中国版
各種表記
繁体字 深夜食堂
簡体字 深夜食堂
拼音 Shēnyè shítáng
注音符号 ㄕㄣ ㄧㄝˋ ㄕˊ ㄊㄤˊ
ラテン字 Shen1 ye4 shih2 t'ang2
発音: ションイェーシータン
英文 Midnight Diner
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中台合作により、設定を現地に置き換え2017年にリメイクされた連続テレビドラマ[234]。亞洲華語版とされ、初回放送日となる2017年6月12日に、中国、台湾及びマレーシアで同日公開した。日本では、日本語字幕付きのDVDが『深夜食堂 中国版』の邦題で、2018年4月に発売された[235][236]

キャスト

主人公
マスター
演 - 黄磊[237] (ホァン・レイ)
深夜食堂の主人。顔に傷があり無口。一見コワモテだが、常連客からは信頼が厚い。材料次第で、できる物なら何でも作ってくれる。
常連客
蕓(ユン)
演 - 謝承穎(シエ・チョンイン)
大学院の博士研究員。いつも即席麺を頼む、通称「即席麺三姉妹」のひとり。
エルメス
演 - 李佳桐(リー・ジアトン)
ブランド好きのキャリアウーマン。「即席麺三姉妹」のひとり。
エリザベス
演 - 呉昕(ウー・シン)
ロリータファッション好きの天然系OL。「即席麺三姉妹」のひとり。
姚小寿(ヤオ・シャオショウ)
演 - 姚安濂(ヤオ・アンリエン)
夏日クラブのオーナー。“街一番の洒落者”と呼ばれる。定番は、卵焼き。
龍(ロン)/趙銘龍(ジャオ・ミンロン)
演 - 宋洋(ソン・ヤン)
港湾運送業者。“その道の人”に勘違いされることが多い。定番は、たこさんウィンナー。
賢(シェン)
演 - 蒋雪鳴(ジアン・シュエミン)
港湾運送業者。龍の弟分。ガラは悪いが気のいい男。
馬玲玲(マー・リンリン)/馬玉玲(マー・ユーリン)
演 - 楊壹童(ヤン・イートン)
深夜食堂の近所にあるMハウスの人気No.1ストリッパー。惚れっぽく、男によって食べ物の好みも変わる。
郝用(ハオ・ヨン)
演 - 黄浩詠(ホァン・ハオヨン)
不動産会社勤務の多忙なサラリーマン。定番は、から揚げとビール。
孫健(スン・ジェン)
演 - 孫陽(スン・ヤン)
真ん中分けのサラサラヘアがトレードマークの保険会社外交員。定番は、から揚げとビール。
忠(ジョン)
演 - 単承矩(シャン・チョンジュー)
毎日一番乗りの客。クラブ通いをこよなく愛する男。玲玲のファン。
島(ダオ)
演 - 謝海東(シエ・ハイドン)
しましまTシャツに、くたくたハットがトレードマーク。玲玲のファン。
李(リー)/李嘉成(リー・ジアチョン)
演 - 周帥(ジョウ・シュワイ)
刑事。龍の大学時代の同級生。とある事件がきっかけで、深夜食堂の常連に。

エピソード(日本での放送回)

各話詳細
高菜漬け入り牛肉麺・高菜と蟹の麺(第1話・第2話)
  • 日本版第3話「お茶漬け」が基となっている。
張軒(チャン・シュエン)
演 - 陳柏融(チェン・ボーロン)
エリザベスの恋の相手。エリザベスが深夜食堂に連れてきたことがきっかけで、蕓とも深い仲になり、エルメスにも言い寄る軽い男。
田麩(でんぶ)ご飯(第2-4話)
  • 日本版第2話「猫まんま」が基となっている。
奇奇(キキ)
演 - 徐嬌(シュー・チャオ)
田舎から出てきた歌手志望の少女。行き倒れているところをマスターに見つけられ、深夜食堂の2階に居候することになる。
楊(ヤン)
演 - 劉昊然(リウ・ハオラン)
有名な音楽プロデューサー。奇奇をプロデュースすることになる。
揚げパン包み(第4話・第5話)
  • 本作の監督である蔡岳勲の代表作『流星花園』のパロディ回ともなっている。
駱佳佳(ルー・ジアジア)
演 - 陳彦妃(エッダ・チェン)
陳たちの高校時代のマドンナ。結婚を控えており、陳たちに「花の4人組」を再結成して結婚式で歌ってほしいとお願いする。
陳霆(チェン・ティン)
演 - 蔡鷺(ツァイ・ルー)
佳佳の同級生で、今はサラリーマン。子持ちの既婚者。高校時代には、人気アイドル・F4をマネて「花の4人組」というグループを組んでいた。好きだった佳佳のために、しばらく会っていない蔡と袁の捜索を李刑事に依頼する。
方小円(ファン・シャオユエン)
演 - 方家翊(ファン・ジアイー)
佳佳の同級生で、今は冴えない太った銀行員。「花の4人組」では自称・周渝民(ヴィック・チョウ=花澤類)担当。
蔡有方(ツァイ・ヨウファン)
演 - 張瑞涵(チャン・ルイハン)
佳佳の同級生で、今はスポーツジムの器具メンテナンス担当。陳と同じく、佳佳のことが好きだった。
袁遅(ユエン・チー)
演 - 遅嘉(チー・ジア)
佳佳の同級生で、今は母校の教師。
タコさんウィンナーと卵焼き(第6話)
  • 日本版第1話「赤いウインナーと卵焼き」が基となっている。
義(イー)
演 - 陳為民(チェン・ウェイミン)
龍の兄貴分。
ボス
演 - 傅雷(フー・レイ)
龍の会社のボス。義が何者かと商談するとの情報から、探るよう龍に命ずる。
トニー
演 - 張翰(チャン・ハン)
義に商談を持ちかけた男。埠頭への貨物の搬入に手を貸すよう、龍に依頼する。
天使のハンバーガー(第7-9話)
  • 天使のハンバーガーとは、野菜を細かく刻み練り込んだ特製のハンバーガー。
マーク
演 - 趙又廷(マーク・チャオ)
耳が不自由で、字も読み書きができない船乗り。ある日、赤ん坊が捨てられているのを見つけ、育てるために船を降り、船の修理工として働く。
楽楽(ルル)
演 - 馬千壱(マー・チエンイー)
マークに拾われた少女。野菜嫌い。
厳(イェン)
演 - 趙自強(チャオ・ズーチアン)
龍の紹介でついた、マークの担当弁護士。
艾真(アイ・チェン)
演 - 戚薇(チー・ウェイ)
楽楽の実の母。大企業の経営者で、楽楽を誘拐された。
蛤の酒蒸し(第9話・第10話)
  • 日本版第13話「あさりの酒蒸し」が基となっている。
蓮(リエン)
演 - 恬妞(ティエン・ニウ)
深夜食堂でベロベロになるまで酔い、周りに迷惑をかける女性客。手に負えなくなると、マスターが丈に電話をする。
丈(ジャン)
演 - 銭泳辰(チエン・ヨンチェン)
酔った蓮を迎えにいく孝行息子。恋人の小柔と同じ学校で体育教師をしており、彼女が次に赴任する新設校で体育主任をする話が出ている。
苑小柔(ユエン・シャオルオ)
演 - 許薇(シュー・ウェイ)
丈の恋人。新設校の副校長になることが決まっている。
スノーダンス(第11話・第12話)
  • スノーダンスとは、パチパチ飴をふりかけた特製のコーラフロート。
胡西西(フー・シーシー)
演 - 胡冰卿(フー・ビンチン)
先天性の心疾患を抱えた女の子。
任里昂(レン・リアン)
演 - 蕭敬騰(ジャム・シャオ)
脳に膠芽腫を抱えたバイカーの青年。
醤油やきそば(第12-14話)
  • 日本版第8話「ソースやきそば」が基となっている。
孫可唯(スン・コーウェイ)
演 - 張鈞甯(チャン・チュンニン)
ガールズユニット出身の人気女優。自らの生い立ちに酷似した映画のオファーが来て、仕事を受けるのをためらっている。「卵サンド」の回(第19話)にもカメオ出演している。
孫尚(スン・シャン)
演 - 隋詠良(スイ・ヨンリャン)
マスターの落とした財布を拾ったホームレス。
傷心涼粉(第14話・第15話)
  • 涼粉(りゃんふん)とは、緑豆などを原料にしたトコロテンに似た食べ物。傷心涼粉は成都郊外にある洛帯の名物料理で、激辛なのが特徴。
小泉(シャオチュエン)
演 - 應采兒(チェリー・イン)
恋多き美人客室乗務員。失恋をするたびに深夜食堂を訪れ、傷心涼粉を食べながら泣いた後、酔っぱらって傷を癒やす。
高松(ガオ・ソン)
演 - 郭林(グオ・リン)
ハイヤーの運転手。深夜食堂帰りの小泉を送り、彼女に恋をする。
運転代行の青年
演 – 瞿澳暉(チュー・アオフイ)
酔った高の代行に呼ばれ、彼と仲良くなる。
紅焼肉(第16-18話)
  • 紅焼肉(ホンジャオロウ)とは、豚の角煮に似た中華料理。
蘇哲明(スー・ジョーミン)
演 - 金士傑(ジン・シージエ)
大学の医学部で学部長まで務めた元名医。脳卒中の後遺症で体が不自由になってしまった。口が悪いため介護人が次々と辞めていってしまう。
孫翠芳(スン・ツイファン)
演 - 梁静(リャン・ジン)
哲明の介護を担当する女性。故郷に息子を残して出稼ぎのためやってきた。ひどく訛っているため、哲明らに馬鹿にされる。
卵サンド(第19話・第20話)
  • 日本版第7話「タマゴサンド」が基となっている。「醤油やきそば」の回(第12話 - 第14話) に登場した孫可唯(張鈞甯)が、第19話で1シーンのみ出演する。
林小桑(リン・シャオサン)
演 - 洪晨穎(ホン・チェンイン)
女優志望の女の子。エキストラとして撮影中に足をひねり、夜道をとぼとぼ歩いているところに蔡が通りがかり、深夜食堂に連れてこられる。
蔡智勇(ツァイ・ジーヨン)
演 - 徐開騁(シュー・カイチョン)
新聞配達をする勤労学生。大学でジャーナリズムを専攻する記者志望。
再びタコさんウィンナー(第20話・第21話)
  • 日本版第11話「再び赤いウインナー」が基となっている。
李牧美(リー・ムーメイ)
演 - 盧茜(ルー・シー)
龍と李刑事の大学時代の同級生。龍が道を外れる原因となった出来事にも関わっていた。病を患い入院中で、先が短い。
東北ちまき(第21話・第22話)
  • 原作第2巻「トイレの客」が基となっている。東北ちまきとは、東北地方で食される棗(なつめ)を使用したちまき
タテジマ/梁浩実(リャン・ハオシー)
演 - 修杰楷(シウ・ジエカイ)
深夜食堂に駆け込むなり、毎回トイレを借りる客。島と仲が良く、ストライプのシャツをいつも着ていることから、店では“タテジマ”というあだ名をつけられる。自転車で地図サイトの画像撮影をする仕事をしており、以前は東北地方にいた。
暁蓉(シャオ・ロン)
演 - 張雯(ジャン・ウェン)
タテジマが代筆したラブレターを受け取っていた女性。
回鍋肉(第22-25話)
  • 日本版第6話「カツ丼」が基となっている。
勝(ション)/文中勝(ウェン・ジョンション)
演 - 江奇霖(アジョー・ジャン)
ボクサー。試合に勝った日は必ず深夜食堂で回鍋肉を注文する。主催者の意向に背き八百長をしなかったため、干される。その後は、地下格闘技に転向。深夜食堂にいた明美に一目惚れする。
明美(ミンメイ)
演 - 于小恵(ユー・シャオホイ)
クーコーの母親。夫を事故で亡くしており、レストランやバーで働きながら息子を養っている。
クーコー
演 - 蔡豊澤(ツァイ・フォンゾー)
明美の息子。勝に懐いており、勝にもかわいがられている。本当の名前は酷哥(クーゴー)だが、うまく言えない。
ジョー
演 - 湯志偉(タン・ジーウェイ)
勝の所属する高弟ボクシングジムのマネージャー。
娟(ジュエン)
演 - 丁寧(ディン・ニン)
明美と同じバーで働く女性。明美の恋を応援している。
カストロ・オズ
ボクシングの王者。試合相手を殴り殺し、資格停止処分を受けた。
醤油(第25話・第26話)
  • 醤油炒飯、醤油かけご飯、豚足の醤油煮が登場する。
姜志忠(ジアン・ジージョン)
演 - 張衛(ジャン・ウェイ)
醤油職人。病で倒れ、入院中。大山が家業の醤油工場を継ぐことを望んでいる。
姜大山(ジアン・ダーシャン)
演 - 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
志忠の息子。ジョセフ・ワンダーという名で、ファッションデザイナーとしてパリで成功し、ラガーフェルドも認める才能をもつ。家業を継ぐのが嫌で、夢を叶えるべく家を出たが、マスターから志忠が倒れたとの連絡を受け、帰ってくる。
伊佛(イブ)
演 - 楊謹華(シェリル・ヤン)
大山の公私に渡るパートナー。
蟹入り小籠包(第26話・第27話)
胡安琪(フー・アンチー)
演 - 馮若綺(フォン・ルオチー)
賢の幼なじみで、賢の祖母のもとでピアノを習っていた女性。ピアニストとして活躍。
賢の祖母
演 - 唐嘉群(タン・ジアチュン)
両親に捨てられた賢の育ての親。ピアノ教室を営んでいた。蟹入り小籠包が得意だった。
缶詰(第27話 - 第29話)
  • “桃の食べ頃”という、桃の缶詰を使用したマスター特製料理が登場する。
明明(ミンミン)
演 - 葉青(イエ・チン)
玲玲のいる“Mハウス”で働くダンサー。深夜食堂に缶詰をストックして、節約している。絵を描くのが趣味。
莫華(モー・ホア)
演 - 張国柱(チャン・グオジュー)
世界的建築家。明明に恋をすることで、仲間たちから非難を受ける。
魚香肉絲(第29-31話)
  • 日本版第5話「バターライス」が基となっている。魚香肉絲(ユーシャンロースー)とは、細切り肉を甘辛く炒めた中国ではポピュラーな料理。名前に入っているが、魚は使われていない。
高遠(ガオ・ユエン)
演 - 任賢齊(リッチー・レン)
流しのギター弾き。魏とは幼なじみで、自分で調理した魚香肉絲を分けて食べていた。よく出入りする“ヒマワリ食堂”の客入りが悪く困っている。
魏然(ウェイ・ラン)
演 - 賈景暉(ジア・ジンフイ)
「悪魔厨房(デビルキッチン)」という料理競技番組に出演する著名な料理評論家。通称、必殺料理人。料理する高に憧れ、料理人を目指していた。
楊穎(ヤン・イン)
演 - 任容萱(キミ・レン)
“ダイニング カローナ”のオーナーシェフで、「悪魔厨房」の出場者。魏然を脅し、上位入賞を諮る。
カレーライス(第31話・第32話)
  • 日本版第30話「年越しそば」でも描かれた年越しが舞台となっている。
小艾(シャオアイ)
演 - 建澤正(ジエン・ゾージョン)
深夜に配達を行う“深夜便”で働く青年。忠の所有するアパートに下宿しており、歳の離れたエルメスから好意を寄せられる。いつも料理を2人前注文する。醤油やきそばの回(第14話)で孫可唯(張鈞甯)からの鍵をマスターに届けている。
生姜炒飯(第32-34話)
王海芬(ワン・ハイフェン)
演 - 海青(ハイ・チン)
深夜食堂の常連で、玲玲や賢と仲が良い。19歳で莉莉を妊娠し、李凱と結婚するものの、李凱の浮気で離婚。アルツハイマー病を患っている。
李凱(リー・カイ)
演 - 李洺中(フレデリック・リー)
海芬の元夫。
王莉莉(ワン・リーリー)
演 - 朱顔曼滋(ジューイエン・マンズ)
海芬の娘。現在は海外で暮らしており、ジャックとの挙式を控え、帰国した。
ジャック
演 - 周厚安(アンドリュー・チャウ)
莉莉の恋人。アメリカ人
莎莎(シャーシャー)
演 - 曾珮瑜(ペギー・ツェン)
李凱の内縁の妻。海芬と李凱の別れる原因となったが、いまだ籍は入れていない。病気になった海芬の代わりに莉莉の面倒を見ていた時期があり、自分も母親のようなものだと主張する。
魚汁蒸蛋(第34-36話)
  • 日本版第14話「にこごり」が基となっている。魚汁蒸蛋とは、魚の出汁を使った茶碗蒸しのような料理。
蒋明(ジアン・ミン)
演 - 鄒承恩(ジェイソン・ツォウ)
マスターに弟子入り志願をする青年。丸焼き家鴨の専門店の跡取り息子だが、分子美食学を取り入れた新時代の料理を追究し、故郷を離れ有名料理店で修行するも、自信家な性格が揉め事を引き起こし、クビになる。一目惚れした郁美を尾行し、深夜食堂にやってくる。
郁美(ユーメイ)
演 - 施詩(シー・シー)
昔食べた魚汁蒸蛋を求めて、マスターに試作をしてもらう常連客。失語症のため就職が困難で、ヌードモデルとして働いている。人気女優・孫可唯のダブルボディをするほど売れっ子。
揚げ白玉(第36話・第37話)
  • 紅白の揚げ白玉は、夫婦円満の象徴として中国では正月によく食べられていた。白は素材のまま、赤はドラゴンフルーツの果汁が練り込まれている。
小梅(シャオメイ)
演 - 陳意涵(アイビー・チェン)
揚げ白玉を求めて深夜食堂にやってくる客。自由奔放で、「即席麺三姉妹」をパシリに使う。元夫・マイクとの間の子を妊娠中。
小月(シャオユエ)
演 - 馬蘇(マー・スー)
小梅の姉。一流大学卒で、広告代理店の経営者。仕事も家庭もうまくこなしている。
李維(リー・ウェイ)
演 - 郭鑫(グオ・シン)
小月の夫。エリートサラリーマン。浮気癖がある。
喜相逢・鶏蛋餅(第37-39話)
  • 喜相逢(シーシャンフォン)は、子持ちししゃものフライ。鶏蛋餅は、卵と小麦粉を溶き薄く焼いたもの。その他に、玲玲の元カレの好物として、イカ墨炒飯、スペアリブの蒸し物、チンゲン菜とキノコのつまみ、オクラのつまみが登場する。
面條
演 - 白恩(バイ・エン)
ストリートダンサー。玲玲に踊りを教える。妻と娘がいる。
高拔(ガオ・バー)
演 - 白一翔(バイ・イーシアン)
玲玲の働く“Mハウス”の客。玲玲のファンで、プロポーズをする。

ミュージカル

韓国

先ず、3日間のショーケース公演が2012年1月にソウルの斗山アートセンター(: 두산아트센터)で、本格公演は同年12月から翌年2月までソウルの東崇アートセンター(: 동숭아트센터)で行われた[238][239][240]。2013年ソウルミュージカルフェスティバルでイェグリーン・アワード革新賞を受賞した[241]。2014年11月にも再演している[241][242]。内容は原作に忠実で、店は新宿にあり、出てくる料理も原作と同じである[243][244]

スタッフ
キャスト(2012年)
  • マスター:ソン・ヨンチャン[246]、パク・ジイル[246]
  • タダシ:
  • 千鳥みゆき:
  • 小寿々:イム・ギホン[246]
  • 剣崎竜:
  • ゲン:パク・ジョンピョ[246]、チェ・ホジュン[246]
  • マリリン松嶋:
  • 千鳥みゆき:
  • お茶漬けシスターズ・明太子:
  • お茶漬けシスターズ・梅:
  • お茶漬けシスターズ・鮭:
キャスト(2014年)
  • マスター:
  • タダシ:
  • 千鳥みゆき:
  • 小寿々:
  • 剣崎竜:
  • ゲン:
  • マリリン松嶋:
  • 千鳥みゆき:
  • お茶漬けシスターズ・明太子:
  • お茶漬けシスターズ・梅:
  • お茶漬けシスターズ・鮭:

日本

韓国での脚本と曲を用い、2018年10月26日から11月11日まで、 シアターサンモールにて日本語で上演された[247][248]。平成30年度(第73回)文化庁芸術祭参加公演[249]。2019年2月10日に衛星劇場で録画が放送された[244]

スタッフ
  • 原作:安倍夜郎[247]
  • 脚本:ジョン・ヨン[250]
  • 音楽:キム・ヘソン[250]
  • 演出:荻田浩一[251]
  • 日本語上演台本・訳詞:高橋亜子[252]
  • 音楽監督・編曲・歌唱指導:福井小百合[247]
  • 振付:木下菜津子[253]
  • 美術:角田知穂[249]
  • 照明:鶴田美鈴[249]
  • 音響:戸田雄樹[249]
  • 衣裳:堀口健一[249]
  • ヘアメイク:福島久美子[249]
  • 演出助手:守屋由貴[249]
  • 稽古ピアノ:熊谷絵梨[249]
  • 舞台監督:櫻岡史行[249]
  • 翻訳:宋元燮[249]
  • 宣伝:大林里枝[249]
  • 制作:たけだのりこ[249]
  • 制作助手:谷香菜[249]
  • プロデューサー:宋元燮[252]、杉本宏[249]、坂紀史[252]
  • 演奏:熊谷絵梨(Pf)[253]、相川瞳(Perc.)[253]、中村康彦(Gt.)[253]、中村潤(Vc.)[253]
  • 撮影協力:居酒屋いち[249]
  • 制作協力:小学館[254]:*企画・製作・主催:conSept[254]、ショウビズ[254]
キャスト

舞台

台湾

國立臺灣戲曲學院が舞台化の権利を得て、2012年12月に上演した[258][259][260]

スタッフ
プロデューサー:劉培能[259]
脚本:蔡依雲[259]
出演:單承矩[259]、黃昶然[261]ほか

映画

日本

深夜食堂

深夜食堂
監督 松岡錠司
配給 東映
公開 2015年1月31日
上映時間 119分
言語 日本語
興行収入 2.5億円[262]
次作 続・深夜食堂
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映画化は、テレビドラマ第三部放送決定と同時に発表され、日本では2015年1月31日に公開した[206][207][263]。構成は短編連作。映画化の構想はテレビドラマ第一部制作直後からあったが、資金が調達できず完成までに6年間かかったという[264][265]。そこで、テレビドラマ第三部の撮影後に、同じセットで引き続き映画を撮影することで、足りない資金を補った[182][213][266]。全国80館という小規模な上映にも関わらず、興行収入2.5億円、動員20万1千人を記録した[267][268]。また、20か国以上での上映が決まり、台湾では初登場第4位を、香港では初日から四日間のシアター・アベレージで首位を記録した[269][270][271]

スタッフ
  • 原作 - 安倍夜郎[272]
  • 監督 - 松岡錠司[272]
  • 脚本 - 真辺克彦、小嶋健作、松岡錠司[272]
  • 製作 - 原田知明、都築伸一郎、木下直哉、遠藤茂行、小佐野保、本田正男、岩熊正道
  • 企画 - 遠藤日登思、小佐野保
  • プロデューサー - 筒井竜平、石塚正悟
  • ラインプロデューサー - 高橋潤
  • 撮影 - 大塚亮[272]
  • 照明 - 木村明生[272]
  • 美術 - 原田満生[272]
  • 衣装 - 宮本まさ江
  • ヘアメイク - 豊川京子
  • フードスタイリスト - 飯島奈美[272]
  • 装飾 - 栗山愛
  • サウンドデザイン - 浅梨なおこ
  • 音楽 - 鈴木常吉、福原希己江、日南京佐、スーマー
  • 録音 - 池田雅樹
  • 編集 - 普嶋信一
  • 助監督 - 野本史生
  • 制作担当 - 小坂正人
  • 製作 - 映画「深夜食堂」製作委員会(アミューズ、小学館、木下グループ、東映、ギークピクチュアズ、MBSRKB
  • 制作プロダクション - アミューズ映像製作部、ギークサイト
  • 配給 - 東映
  • 助成 - 文化庁文化芸術振興費補助金
キャスト
テレビ・シリーズのレギュラー陣に加え、オムニバス三篇のそれぞれにゲストが出演している[273]。「ナポリタン」篇には川島たまこ役で高岡早紀、西田はじめ役で柄本時生が、「とろろご飯」篇には栗山みちる役で多部未華子、塙千恵子役で余貴美子、長谷川タダオ役で渋川清彦、ラーメン店の出前持ち役で野嵜好美、八百屋役で森下能幸が、「カレーライス」篇には大石謙三役で筒井道隆[注 81]、杉田あけみ役で菊池亜希子、塚口街子役で田中裕子、サラリーマン客役で向井理[注 82]が出演した[273]。以下、出典:[273]
  • 小林薫[273]
  • 高岡早紀
  • 柄本時生
  • 多部未華子
  • 余貴美子
  • 筒井道隆
  • 菊池亜希子
  • 不破万作
  • 綾田俊樹
  • 松重豊
  • 光石研
  • 安藤玉恵
  • 須藤理彩
  • 小林麻子
  • 吉本菜穂子
  • 中山祐一朗
  • 山中崇
  • 宇野祥平
  • 金子清文
  • 平田薫
  • 篠原ゆき子
  • 渋川清彦
  • 谷村美月
  • 田中裕子
  • オダギリジョー
受賞
マスター役で出演した小林薫が本作で第26回日本映画批評家大賞主演男優賞を受賞、栗山みちる役で出演した多部未華子が本作ほかで第25回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞した[275][276][277]
映画宣伝
日本
  • 撮影で使われた衣装や小道具を、日本国内の映画館10館で展示した[278]
  • ファミリー劇場で、映画公開にあわせテレビドラマ第一部から第三部を集中放送するとともに、2015年1月4日にオリジナル番組『映画「深夜食堂」開店直前ナビ』4篇を放送した[215][279][280]
  • 公開に先駆けて、ノベライズ(小説)を2014年12月5日に出版した[281]
  • 東京メトロポリタンテレビジョンは、公開を記念してテレビドラマ第一部全話を放送した[282]
  • ワタミフードサービスは、映画とタイアップして、日本国内で運営する和民、坐・和民及びわたみん家の全522店舗で、2015年1月20日から同年2月16日の間、和民及び坐・和民では「深夜食堂コラボナポリタン」、「手づくりの出汁巻き玉子」及び「味立て鰹だしのお茶漬〈鮭・南高梅・めんたい〉」を、わたみん家では「鶏和だしのお茶漬〈梅・鮭・めんたい〉」を提供した[283][284][285]
  • huluで、映画セット探訪や、小林薫のインタビュー、メイキングなど、特別映像を配信した[286]
  • 毎日放送ほか地上波19局で、映画公開を記念して、下記局にて「特番」を放送した[287]
  • 映画で音楽を担当した福原希己江のアルバム『よりそうものたち』を、2015年1月14日に発売された。収録された12曲のうち10曲が、テレビドラマ『深夜食堂』第3部もしくは映画『深夜食堂』の挿入歌である[288][289][290]
  • 福原希己江『よりそうものたち』TT-014、コンパクト・ディスク、TownTone、三鷹、2015年1月14日。 
  • 映画で音楽を担当した鈴木常吉による主題歌「思ひで」生ライブ付き特別上映会を、2015年2月19日に新宿バルト9にて開催した[291]
香港
  • ワタミは、香港で運営する和民で、2015年5月27日午後9時以降に300HKD以上の飲食をした顧客に、映画『深夜食堂』の鑑賞券引換券を2枚贈呈するタイアップ・キャンペーンを行った[292]

続・深夜食堂

続・深夜食堂
監督 松岡錠司
配給 東映
公開 2016年11月5日
言語 日本語
興行収入 1億6000万円[293]
前作 深夜食堂
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日本では2016年11月5日に公開された。副題の「焼肉定食」は単行本第12集に、「焼きうどん」は単行本第9集に原作が収録されているが、「豚汁定食」は映画オリジナル脚本である[294][295]。制作発表は、Netflixのオリジナル・シリーズ(第四部)制作発表とあわせて行われた[219]。この続編も本編と同じように、テレビドラマ第四部の撮影後に、同じセットで引き続き映画を撮影した[296]。日本国内では小規模な上映にも関わらず、興行収入2億円を記録した[297]。また、20か国以上での上映が決まり、韓国では2017年6月8日から、中国本土では同年7月18日から公開された[注 83][299][300][301]。中国では、公開に先駆けて上海国際映画祭で上映された際には、千枚余りの鑑賞券が1分で売り切れた[302]

スタッフ
  • 原作 - 安倍夜郎[303]
  • 監督 - 松岡錠司[303]
  • 脚本 - 真辺克彦[303]、小嶋健作[303]、松岡錠司
  • プロデューサー - 遠藤日登思、小佐野保、高橋潤
  • プロデューサー補 - 盛夏子、石塚正悟
  • 撮影 - 槇憲治
  • 照明 - 水野研一
  • 録音 - 阿部茂
  • 美術 - 原田満生[303]
  • 装飾 - 原島徳寿
  • 衣装 - 宮本まさ江
  • ヘアメイク - 豊川京子
  • フードスタイリスト - 飯島奈美[303]
  • サウンドスーパーバイザー - 浅梨なおこ
  • 音楽 - 鈴木常吉、福原希己江、日南京佐、スーマー[303]
  • 助監督 - 野本史生
  • アシスタントプロデューサー - 諸田創
  • 制作プロダクション - アミューズ映像製作部、ギークサイト
  • 配給 - 東映
  • 製作 - 「続・深夜食堂」製作委員会(アミューズ、小学館、木下グループ、東映、MBS、ギークピクチュアズ、RKB、ジェイアール東日本企画、GYAO)
キャスト
テレビ・シリーズのレギュラー陣に加え、オムニバス三篇のそれぞれにゲストが出演している[304]。「焼肉定食」篇には赤塚範子役で河井青葉、石田役で佐藤浩市が、「焼うどん」篇には高木清太役で池松壮亮、木村さおり役で小島聖、高木聖子役でキムラ緑子が、「豚汁定食」篇には小川夕起子役で渡辺美佐子、小川哲郎役で井川比佐志が出演した[304]。以下、出典:[304]
  • 小林 薫
  • 河井青葉
  • 池松壮亮
  • 小島聖
  • キムラ緑子
  • 渡辺美佐子
  • 井川比佐志
  • 不破万作
  • 綾田俊樹
  • 山中 崇
  • 安藤玉恵
  • 宇野祥平
  • 金子清文
  • 中山祐一朗
  • 須藤理彩
  • 小林麻子
  • 吉本菜穂子
  • 平田薫
  • 谷村美月
  • 篠原ゆき子
  • 片岡礼子
  • 松重豊
  • 光石研
  • 多部未華子
  • 余貴美子
  • 佐藤浩市
  • オダギリジョー
映画宣伝
日本
  • 公開にあわせて、毎日放送ほか地上波17局で、テレビドラマ第三部を再放送した[305]
  • ファミリー劇場が、公開を記念してテレビドラマ全三部及び映画『深夜食堂』並びに特別番組『映画『続・深夜食堂』ナビ』(全4回)を放送した[306]
  • 2016年10月15日から開催のRKBラジオ祭りで、劇中に登場する焼きうどんを再現販売した[307]
  • 映画館T・ジョイリバーウォーク北九州と小倉焼うどん研究所関係飲食店とで「相互半券キャンペーン」を2016年11月5日からの開催を企画した。T・ジョイリバーウォーク北九州の『続・深夜食堂』鑑賞者は小倉焼うどん研究所関係飲食店で、小倉焼うどん研究所関係飲食店利用者はT・ジョイリバーウォーク北九州で特典を受ける[308]
  • 東京メトロポリタンテレビジョンは、公開を記念してテレビドラマ第三部全話並びに映画『深夜食堂』を放送した[309]
  • アミューズは、コンピレーションアルバム『深夜食堂のうた』を2016年11月2日に発売した。テレビドラマ並びに映画本編で用いられた7曲に加え、映画続編のために作られた新曲も収録された[310]
  • 『深夜食堂のうた』ASCU-6104、コンパクト・ディスク、アミューズ、東京、2016年11月2日。全国書誌番号:23702003 

中国

深夜食堂
監督 レオン・カーフェイ
出演者 レオン・カーフェイ
ビジョン・ウェイ
ダン・チャオ
エディ・ポン
公開 中華人民共和国の旗 2019年8月30日
製作国 中華人民共和国の旗 中国
言語 中国語
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2017年2月13日、梁家輝が監督・主演する映画版「深夜食堂」が上海でクランクインし[311]、2019年8月30日に中国で公開された[312]。日本未公開。

スタッフ
キャスト

関連項目

  • ワカコ酒 - 新連載の構想が練る際、編集者の勧めで『深夜食堂』を参考にした[6]。第525話「深夜食堂のカツカレー」は『深夜食堂』とコラボするエピソードとなっている[6]

脚注

注釈

  1. ^ 作者の体調不良を理由に、「ビックコミックオリジナル」2020年第10号(5月5日号)に316夜を掲載した後、同誌2021年6号(3月20日号)の317夜で連載を再開するまで、約10か月の長期休載があった[9][10][11]
  2. ^ 富川漫画大賞海外作家賞(: 부천만화대상해외작가상)は作家個人に対する授賞だが、表彰翌年に開催された富川国際漫画祭(: 부천국제만화축제)では授賞記念に『深夜食堂』の特別展示が行われた[17][18]
  3. ^ 「赤いウインナー」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2006年11月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  4. ^ 「きのうのカレー」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2006年11月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  5. ^ 「猫まんま」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2006年11月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  6. ^ 「しょうゆとソース」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年1号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  7. ^ 「牛すじ大根玉子入り」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年1月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  8. ^ 「納豆」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年6号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  9. ^ 「焼き海苔」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年5月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  10. ^ 「たらこ」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年5月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  11. ^ 「カツ丼」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年5月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  12. ^ 「ナポリタン」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年7月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  13. ^ 「ポテトサラダ」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年7月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  14. ^ 「キューリのぬか漬け」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年7月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  15. ^ 「スイカ」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年9月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  16. ^ 「スイカ」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年9月増刊号で、単行本では第1集に収録されている[26]
  17. ^ 「カツカレー」は単行本第1集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[27]
  18. ^ 「刺身のつま」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年17号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  19. ^ 「冷や汁」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年17号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  20. ^ 「タマゴサンド」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年18号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  21. ^ 「秋刀魚の塩焼き」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年19号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  22. ^ 「お茶漬け」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年20号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  23. ^ 「トイレの客」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年11月増刊号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  24. ^ 「オニオンリング」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2007年11月増刊号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  25. ^ 「カリカリベーコン」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年21号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  26. ^ 「カキフライ」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年22号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  27. ^ 「肉じゃが」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年24号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  28. ^ 「ソース焼きそば」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2007年23号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  29. ^ 「割り箸」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2008年1月増刊号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  30. ^ 「カニ」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2008年1号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  31. ^ 「いただきます」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2008年2号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  32. ^ 「プリン」の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」2008年5月増刊号で、単行本では第2集に収録されている[28]
  33. ^ 「いただきます」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2008年3号で、単行本では第3集に収録されている[29]
  34. ^ 「再び赤いウインナー」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2008年4号で、単行本では第3集に収録されている[29]
  35. ^ 「みょうが」は単行本第3集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[30]
  36. ^ 「いただきます」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2008年15号で、単行本では第4集に収録されている[31]
  37. ^ 「豚足」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2008年16号で、単行本では第4集に収録されている[31]
  38. ^ 「トイレ」は単行本第4集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[32]
  39. ^ 「麻婆豆腐」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2009年3号で、単行本では第5集に収録されている[33]
  40. ^ 「数の子」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2009年2号で、単行本では第5集に収録されている[33]
  41. ^ 「グチ」は単行本第5集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[34]
  42. ^ 「豚バラトマト巻き」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2009年15号で、単行本では第6集に収録されている[35]
  43. ^ 「麦茶」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2009年14号で、単行本では第6集に収録されている[35]
  44. ^ 「ビンゴ」は単行本第6集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[36]
  45. ^ 「甘い玉子焼き」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2010年5号で、単行本では第7集に収録されている[37]
  46. ^ 「もち」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2010年4号で、単行本では第7集に収録されている[37]
  47. ^ 「お湯」は単行本第7集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[38]
  48. ^ 「ゴーヤー」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2010年17号で、単行本では第8集に収録されている[39]
  49. ^ 「お湯」は単行本第8集のために書き下ろしたもので、同書に収録されている[40]
  50. ^ 「もう半分」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2011年8号で、単行本では第9集に収録されている[41]
  51. ^ 「肉野菜炒めライス」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2011年6号で、単行本では第9集に収録されている[41]
  52. ^ 「野菜スティック」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2011年19号で、単行本では第10集に収録されている[42]
  53. ^ 「きぬかつぎ」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2011年23号で、単行本では第10集に収録されている[42]
  54. ^ 「レタスチャーハン」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2012年9号で、単行本では第11集に収録されている[44]
  55. ^ 「紅しょうがの天ぷら」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2012年13号で、単行本では第11集に収録されている[44]
  56. ^ 「トマトと卵の炒めもの」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2012年23号で、単行本では第12集に収録されている[45]
  57. ^ 「焼肉定食」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2013年3号で、単行本では第12集に収録されている[45]
  58. ^ 「ホーレン草のソティ」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2013年19号で、単行本では第13集に収録されている[46]
  59. ^ 「みょうがの甘酢漬け」の初出は「ビッグコミックオリジナル」2013年15号で、単行本では第13集に収録されている[46]
  60. ^ 「よだれ鶏」の初出は「ビッグコミックオリジナル」第50巻21号(2023年17号)である[48]
  61. ^ 陳穎は、南京大学で日本文学を学び、卒後の大学院受験準備中に『深夜食堂』の翻訳者公募に応募し採用された[156][157]
  62. ^ 鈴木常吉は、1991年ごろ解散したロック・バンド「セメントミキサーズ」のボーカルで、1990年に『三宅裕司のいかすバンド天国』で7代目イカ天キングの栄冠に輝く[191][192]。『三宅裕司のいかすバンド天国』は、『深夜食堂』の製作幹事社であるアミューズが深く関わった番組である[174][193]
  63. ^ 第一部終了後に原作の第93夜に登場。
  64. ^ a b c d 小暮と一人二役。
  65. ^ ことにおよぶ前のゲンがユキに、手相見のために差し出した手のひらの傷のアップ(第1話で襲撃を受けたの際の失態の象徴)と、犯行後行方不明のゲンの噂話をする「めしや」の常連のやり取りで、襲撃犯の黒幕への報復であることが示唆されている。
  66. ^ オープニング・エンディングともクレジットは俳優名のみの表記であり、劇中でも名前が出なかったため、役名についても、野口であるかどうかも含めて不明。字幕では刑事表記。
  67. ^ 第一部は、スタジオを借りる予算がないという理由から、川崎市内にある製鉄所の組合の集会場を借りてセットが組まれたが、狭い故にセットは「めしや」と入口周辺の道しかなかった[181][199][200][201]。第一部と同じ理由から第二部で借用した相模原市の倉庫について小林薫は、予算がないため「不便な場所」へ通ったと語っている[173]
  68. ^ a b c d 『原作3巻「再び赤いウインナー」竜と高校野球部のチームメイトで、メジャーリーグで17勝をあげた投手の加藤将太』『原作7巻「レバにらorにらレバ」“レバにら”派の小道(小道自体はドラマ版のフィートバックキャラクター)』『原作9巻「梅干しと梅酒」捜索の専門家である刑事の若宮』
  69. ^ 安田成美は、松岡錠司監督作品『歓喜の歌』で小林薫と共演している[205]
  70. ^ 第4話・第8話に別役で登場。
  71. ^ a b c 片桐と一人二役。
  72. ^ 柴田理恵は自ら出演を志願したという[218]
  73. ^ MX自作公式サイトでは「トンテキ」が第32話になっており、以降ずれが生じている。
  74. ^ ケセラとの浅からぬ腐れ縁を匂わす演出があり、その後の展開でも師匠本人の口から「自分の女」を意味する言葉が出る。
  75. ^ 若い男にマスターが試食として作っていたが、竜と一緒にやってきたゲンに店を追い出されたため、完成品は出なかった。
  76. ^ 「めしや」でのみゆきのコンサートの後、マスターが作っていた。その後、誰に提供されたかは不明。
  77. ^ 戸山がフランス料理店で食べた料理。
  78. ^ ごぶごぶ』の放送がある週は、0時59分 - 1時29分の放送となる。第二話は0時15分スタート。
  79. ^ 2009年10月から『ビジネス・クリック』が0時29分 - 0時34分に移されたため、従来のドラマ枠から5分遅れの放送開始となった。第一話は1時04分スタート、最終話は0時49分スタート。
  80. ^ a b 壮一帆と愛加あゆは、2012年12月25日から2014年8月31日のまで宝塚歌劇団星組で、壮一帆がトップ、愛加あゆがトップ娘役として共演していた[257]
  81. ^ 筒井道隆は、松岡錠司監督作品でデビューしている[274]
  82. ^ 向井理は自ら出演を志願したという[218]
  83. ^ 中国本土公開用に字幕翻訳を担当したのは許思源である[298]

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参考文献

外部リンク