盛街道
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盛街道(さかりかいどう)は、岩手県奥州市水沢区(旧 水沢市)と同県大船渡市を結ぶ街道。
街道名は明治以降のものと考えられ[注 1]、道筋の部分(区間)ごとに気仙街道、江刺街道、遠野道などとも呼ばれた[2][1]。
概要
藩政時代、奥州街道水沢宿の不断橋を起点に奥州街道を北上、十字路で東に分岐する仙台藩領の脇往還である[1]。人首(ひとかべ)、世田米(せたまい)、盛を結ぶ[1]。住田町世田米から大船渡市盛町までの区間は現在の国道107号に相当する。
宿場
峠
- 白石峠(住田町 - 大船渡市) - 現在の国道107号にある。
脚注
注釈
出典
参考資料
- 岩手県教育委員会事務局文化課 編『盛街道 : 岩手県「歴史の道」調査報告』岩手県教育委員会〈岩手県文化財調査報告書 第63集〉、1981年3月 。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 3 岩手県』角川書店、1985年3月8日。ISBN 4040010302。
- (有)平凡社地方資料センター『日本歴史地名大系 第3巻 岩手県の地名』平凡社、1990年7月13日。ISBN 4-582-91022-X。
- 渡辺信夫『東北の街道 : 道の文化史いまむかし』無明舎出版、1998年7月15日。ISBN 4-89544-188-1。