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多崎礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
“本の姫”は謳うから転送)
多崎 礼たさきれい
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2006年 -
代表作 『煌夜祭』『“本の姫”は謳う』『レーエンデ国物語』
主な受賞歴 第2回C★NOVELS大賞大賞[1] 第21回本屋大賞5位[2]
デビュー作 『煌夜祭』
ウィキポータル 文学
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多崎 礼(たさきれい、2月20日[1] - )は日本小説家。2006年、中央公論新社主催の第2回C★NOVELS大賞に応募した『煌夜祭』が大賞を受賞しデビュー。

人物

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ペンネームの「礼」はアメリカの作家であるレイ・ブラッドベリからとった[3]

工学部画像工学を教えてくれる大学」を卒業後、広告代理店に入社したが1年半ほどで辞職[4]。その時初めて真剣に小説家になろうと決心する。以降アルバイトを続けながら17年間投稿生活を続ける。書店員を11年続けている間にデビューを果たした。

2020年12月よりTwitterにてバーチャル煌夜祭を主宰[5]

2024年、『レーエンデ国物語」が第45回吉川英治文学新人賞、第21回本屋大賞にノミネートされた[6][7]。本屋大賞投票の結果5位を受賞した[2]

作品リスト

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  • 煌夜祭
    • ISBN 978-4-12-500948-3/2006年7月 (イラスト:山本ヤマト/地図:凪かすみ/C★NOVELSファンタジア
    • ISBN 978-4-12-205795-1/2013年5月 (地図:凪かすみ/文庫版・中公文庫
    • 煌夜祭前夜(分冊:C★NOVELS Mini(電子書籍))
      • 夜半を過ぎて 『C★N25』初出
    • #煌夜祭2020書き下ろし短篇『人であれ』[8] 2020年12月
    • #煌夜祭2021書き下ろし短篇『言わぬが花』[8] 2021年12月
    • #煌夜祭2022書き下ろし短篇『ありきたりな幸福を』[8] 2022年12月
    • ISBN 978-4-12-005709-0/2023年11月 (表紙:六七質/デザイン:西村弘美/地図:凪かすみ/単行本・中央公論新社)
      • 外伝短篇「夜半を過ぎて 煌夜祭前夜」「遍歴」収録
      • フリーペーパー「ぼんくらな島主」一部の本に特典として封入
    • #煌夜祭2023書き下ろし短篇『泣き男』[8] 2023年12月
  • “本の姫”は謳う(イラスト:山本ヤマト/C★NOVELSファンタジア)
    1. ISBN 978-4-12-501006-9/2007年10月
    2. ISBN 978-4-12-501024-3/2008年3月
    3. ISBN 978-4-12-501037-3/2008年6月
    4. ISBN 978-4-12-501048-9/2008年9月
  • 夢の上(イラスト:天野英/C★NOVELSファンタジア)
    1. 翠輝晶・蒼輝晶 ISBN 978-4-12-501123-3/2010年9月
    2. 紅輝晶・黄輝晶 ISBN 978-4-12-501138-7/2011年1月
    3. 光輝晶・闇輝晶 ISBN 978-4-12-501152-3/2011年5月
    4. サウガ城の六騎将 ISBN 978-4-12-501199-8/2012年4月 - 短編集。C★NOVELS Mini(電子書籍)にて分冊版あり

【改題】夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶(表紙:㋐㋷㋜㋣レーター/文庫版・中公文庫)

  1. ISBN 978-4-12-206836-0/2020年2月
  2. ISBN 978-4-12-206852-0/2020年3月
  3. ISBN 978-4-12-206871-1/2020年4月

【改題】夢の上 (装画:六七質/装幀:西村弘美/地図:平面惑星/単行本・中央公論新社)

  1. 翠輝晶・蒼輝晶 ISBN 978-4-12-005810-3/2024年8月
  2. 紅輝晶・黄輝晶 ISBN 978-4-12-005834-9/2024年10月
  3. 光輝晶・闇輝晶 ISBN 978-4-12-005858-5/2024年12月
  4. サウガ城の六騎将/2025年2月刊行予定
  • 番外編(分冊:C★NOVELS Mini(電子書籍)/合本:外伝集 C★NOVELS(電子書籍))
    • 哭く骸骨 『飛翔 C★NOVELS大賞作家アンソロジー』初出
    • 春宵桜 『Yorimoba』2013年4月25日~9月24日 初出
    • 夏朝顔 『Yorimoba』2013年8月25日~2014年1月24日 初出
    • 秋木犀 『読売プレミアム』2014年1月1日~3月31日 初出
    • 冬雪椿 『読売プレミアム』2014年5月1日~7月31日 初出

脚注

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  1. ^ a b 『このライトノベルがすごい!2007』宝島社、2006年12月6日第1刷発行、91頁、ISBN 4-7966-5559-X
  2. ^ a b 2024年 第21回本屋大賞”. 本屋大賞実行委員会 (2024年4月10日). 2024年4月16日閲覧。
  3. ^ ペンネームのこと”. 多崎礼 公式blog 霧笛と灯台 (2018年10月5日). 2024年2月1日閲覧。
  4. ^ 作家の読書道 第259回: 多崎礼さん”. WEB本の雑誌 (2023年12月22日). 2024年2月1日閲覧。
  5. ^ 煌夜祭 15人の語り部と1人の楽師(再録)”. 多崎礼 公式blog 霧笛と灯台 (2020年12月28日). 2024年2月1日閲覧。
  6. ^ 吉川英治文学新人賞”. 講談社. 2024年2月21日閲覧。
  7. ^ 異例のシリーズ作での選出!? 国産王道ファンタジーとして話題沸騰中の多崎礼『レーエンデ国物語』が2024年本屋大賞にノミネート!”. PRTIMES (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。
  8. ^ a b c d 煌夜祭|特設ページ|中央公論新社”. 中央公論新社 (2020年12月21日). 2024年2月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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