多崎礼
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(“本の姫”は謳うから転送)
職業 | 小説家 |
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国籍 | 日本 |
活動期間 | 2006年 - |
代表作 | 『煌夜祭』『“本の姫”は謳う』『レーエンデ国物語』 |
主な受賞歴 | 第2回C★NOVELS大賞大賞[1] 第21回本屋大賞5位[2] |
デビュー作 | 『煌夜祭』 |
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多崎 礼(たさきれい、2月20日[1] - )は日本の小説家。2006年、中央公論新社主催の第2回C★NOVELS大賞に応募した『煌夜祭』が大賞を受賞しデビュー。
人物
[編集]ペンネームの「礼」はアメリカの作家であるレイ・ブラッドベリからとった[3]。
「工学部で画像工学を教えてくれる大学」を卒業後、広告代理店に入社したが1年半ほどで辞職[4]。その時初めて真剣に小説家になろうと決心する。以降アルバイトを続けながら17年間投稿生活を続ける。書店員を11年続けている間にデビューを果たした。
2020年12月よりTwitterにてバーチャル煌夜祭を主宰[5]。
2024年、『レーエンデ国物語」が第45回吉川英治文学新人賞、第21回本屋大賞にノミネートされた[6][7]。本屋大賞投票の結果5位を受賞した[2]。
作品リスト
[編集]- 煌夜祭
- ISBN 978-4-12-500948-3/2006年7月 (イラスト:山本ヤマト/地図:凪かすみ/C★NOVELSファンタジア)
- ISBN 978-4-12-205795-1/2013年5月 (地図:凪かすみ/文庫版・中公文庫)
- 煌夜祭前夜(分冊:C★NOVELS Mini(電子書籍))
- 夜半を過ぎて 『C★N25』初出
- #煌夜祭2020書き下ろし短篇『人であれ』[8] 2020年12月
- #煌夜祭2021書き下ろし短篇『言わぬが花』[8] 2021年12月
- #煌夜祭2022書き下ろし短篇『ありきたりな幸福を』[8] 2022年12月
- ISBN 978-4-12-005709-0/2023年11月 (表紙:六七質/デザイン:西村弘美/地図:凪かすみ/単行本・中央公論新社)
- 外伝短篇「夜半を過ぎて 煌夜祭前夜」「遍歴」収録
- フリーペーパー「ぼんくらな島主」一部の本に特典として封入
- #煌夜祭2023書き下ろし短篇『泣き男』[8] 2023年12月
- “本の姫”は謳う(イラスト:山本ヤマト/C★NOVELSファンタジア)
- ISBN 978-4-12-501006-9/2007年10月
- ISBN 978-4-12-501024-3/2008年3月
- ISBN 978-4-12-501037-3/2008年6月
- ISBN 978-4-12-501048-9/2008年9月
- 夢の上(イラスト:天野英/C★NOVELSファンタジア)
- 翠輝晶・蒼輝晶 ISBN 978-4-12-501123-3/2010年9月
- 紅輝晶・黄輝晶 ISBN 978-4-12-501138-7/2011年1月
- 光輝晶・闇輝晶 ISBN 978-4-12-501152-3/2011年5月
- サウガ城の六騎将 ISBN 978-4-12-501199-8/2012年4月 - 短編集。C★NOVELS Mini(電子書籍)にて分冊版あり
【改題】夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶(表紙:㋐㋷㋜㋣レーター/文庫版・中公文庫)
- ISBN 978-4-12-206836-0/2020年2月
- ISBN 978-4-12-206852-0/2020年3月
- ISBN 978-4-12-206871-1/2020年4月
【改題】夢の上 (装画:六七質/装幀:西村弘美/地図:平面惑星/単行本・中央公論新社)
- 翠輝晶・蒼輝晶 ISBN 978-4-12-005810-3/2024年8月
- 紅輝晶・黄輝晶 /2024年10月刊行予定
- 光輝晶・闇輝晶 /2024年12月刊行予定
- サウガ城の六騎将/2025年2月刊行予定
- 八百万の神に問う(イラスト:天野英/C★NOVELSファンタジア)
- 春 ISBN 978-4-12-501245-2/2013年4月
- 夏 ISBN 978-4-12-501260-5/2013年8月
- 秋 ISBN 978-4-12-501275-9/2013年12月
- 冬 ISBN 978-4-12-501294-0/2014年4月
- 番外編(分冊:C★NOVELS Mini(電子書籍)/合本:外伝集 C★NOVELS(電子書籍))
- 哭く骸骨 『飛翔 C★NOVELS大賞作家アンソロジー』初出
- 春宵桜 『Yorimoba』2013年4月25日~9月24日 初出
- 夏朝顔 『Yorimoba』2013年8月25日~2014年1月24日 初出
- 秋木犀 『読売プレミアム』2014年1月1日~3月31日 初出
- 冬雪椿 『読売プレミアム』2014年5月1日~7月31日 初出
- 神殺しの救世主(表紙:にしざかひろみ/角川書店単行本)
- ISBN 978-4-04-103217-6/2015年7月
- 血と霧(イラスト:中田春彌/ハヤカワ文庫JA)
- 常闇の王子 ISBN 978-4-15-031232-9/2016年5月
- 無名の英雄 ISBN 978-4-15-031237-4/2016年7月
- 叡智の図書館と十の謎
- ISBN 978-4-12-206698-4/2019年2月 (表紙:田中寬崇/中公文庫)
- ISBN 978-4-12-005789-2/2024年6月 (装画:六七質/装幀:西村弘美/挿絵:田中寬崇/単行本:中央公論新社)
- レーエンデ国物語 (表紙:よー清水/人物イラスト:孳々/講談社単行本)
- ISBN 978-4-06-531946-8/2023年6月
- 月と太陽 ISBN 978-4-06-532680-0/2023年8月
- 喝采か沈黙か ISBN 978-4-06-533583-3/2023年10月
- 夜明け前 ISBN 978-4-06-535198-7/2024年4月
- レーエンデ国物語公式ガイドブック レーエンデの歩き方 ISBN 978-4-06-5349595/2024年6月
脚注
[編集]- ^ a b 『このライトノベルがすごい!2007』宝島社、2006年12月6日第1刷発行、91頁、ISBN 4-7966-5559-X
- ^ a b “2024年 第21回本屋大賞”. 本屋大賞実行委員会 (2024年4月10日). 2024年4月16日閲覧。
- ^ “ペンネームのこと”. 多崎礼 公式blog 霧笛と灯台 (2018年10月5日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “作家の読書道 第259回: 多崎礼さん”. WEB本の雑誌 (2023年12月22日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “煌夜祭 15人の語り部と1人の楽師(再録)”. 多崎礼 公式blog 霧笛と灯台 (2020年12月28日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “吉川英治文学新人賞”. 講談社. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “異例のシリーズ作での選出!? 国産王道ファンタジーとして話題沸騰中の多崎礼『レーエンデ国物語』が2024年本屋大賞にノミネート!”. PRTIMES (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ a b c d “煌夜祭|特設ページ|中央公論新社”. 中央公論新社 (2020年12月21日). 2024年2月1日閲覧。