あずきミュージアム
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(あずきさんから転送)
御座候あずきミュージアム | |
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施設情報 | |
建物設計 | KAJIMA DESIGN(建築)+大北美松園(造園) |
延床面積 | 2,315.24 m2 |
開館 | 2009年6月20日 |
所在地 |
〒670-8654 日本兵庫県姫路市阿保甲611番地の1 |
位置 | 北緯34度49分26.5秒 東経134度42分5.7秒 / 北緯34.824028度 東経134.701583度座標: 北緯34度49分26.5秒 東経134度42分5.7秒 / 北緯34.824028度 東経134.701583度 |
プロジェクト:GLAM |
あずきミュージアムは、 御座候が兵庫県姫路市の本社工場の隣地に庭園・レストランと一体化させ、2009年にオープンした、アズキをテーマとする世界初の博物館である[1][2]。正式名は、御座候あずきミュージアム。
概要
[編集]地元で「回転焼の老舗」として知られる和菓子メーカー御座候が、餡の主原料であるアズキの文化の伝承と創造活動の拠点とすべく2009年に開設した企業博物館施設である[1][3]。博物館は、「あずき文化」を伝えるため、アズキの原産地である照葉樹林帯をイメージした里山庭園と一体で設計されている[4]。外壁をアズキ色に施された博物館の内部は、各階に跨って展示室が配置され、吹き抜けの展示室に置かれた実物10倍大の模型「10倍アズキ」を中心に、同心円状の回遊動線が設けられている[4]。付属施設としては、アズキ料理を提供するレストラン、アズキの調理体験室等がある[4]。展示テーマであるアズキへの拘りとユニークな展示方法が評価され、2013年日本展示学会賞作品賞を受賞した[5]。設計と施工は、館建物については鹿島建設グループが、庭園については好古園(姫路城敷地内の日本庭園)を手掛けた大北美松園が担った[4][6][7]。
展示室
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施設
[編集]- シアター
- 調理体験室
- ミュージアムショップ
- ミュージアムレストラン
ミュージアムキャラクター
[編集]当館マスコットキャラクターの「あずきさん」は、「ミュージアムキャラクターアワード2012」で優勝した[8]。
- あずきさん
- 豆太郎
- 豆次郎
利用情報
[編集]- 開館時間:10:00 - 17:00(入館は16:00まで)
- 休館日:火曜日、年末年始(ほか臨時休館あり)
建築概要
[編集]- 設計:KAJIMA DESIGN(建築)+大北美松園(造園)
- 施工:鹿島建設+大北美松園
- 起工:2008年4月
- 竣工:2009年5月
- 構造規模:RC造 地上2階
- 敷地面積:8,419.75 m2
- 建築面積:1,177.51 m2
- 延床面積:2,315.24 m2
- 最高高:11.95 m
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 佐藤久泰「豆と生活 姫路に世界初「あずきミュージアム」完成」(PDF)『豆類時報』第56号、豆類協会、2009年、49-55頁、2014年5月3日閲覧。
- ^ 姫路に世界初「あずきミュージアム」-御座候、12億円かけ完成 姫路経済新聞、2009年6月19日、2022年1月1日閲覧
- ^ “姫路のものづくり まるごと体感 あずきミュージアム”. 姫路市観光交流推進室. 2014年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月3日閲覧。
- ^ a b c d “あずきミュージアム” (PDF). 日本建設業連合会. 2014年5月3日閲覧。
- ^ “日本展示学会第4期学会賞” (2013年5月31日). 2014年5月3日閲覧。
- ^ “好古園 株式会社大北美松園のホームページ”. 大北美松園. 2014年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月3日閲覧。
- ^ “御座候あずきミュージアム 株式会社大北美松園のホームページ”. 大北美松園. 2014年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月1日閲覧。
- ^ “ミュージアム キャラクター アワード 2012”. Internet Museum Office. 2014年5月3日閲覧。