アワビタケ
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(あわび茸から転送)
アワビタケ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
P. eryngii var. tuoliensis CJ.Mou | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
アワビタケ |
アワビタケ(学名: P. eryngii var. tuoliensis CJ.Mou)は、ヒラタケ科、ヒラタケ属の菌類。ヒラタケの近縁種であるオオヒラタケの栽培種[1]。食用キノコの一種で、別名パイリング(白灵茹)[2]、和名ではハクレイタケ(白嶺茸[2]・白霊茸)やユキレイタケ(雪嶺茸)ともよばれる。強い香りとコリコリとした食感を持つ。アワビのもつ食感と似ているため、このように名付けられた。日本原産ではなく、中国新疆ウイグル自治区の天山山脈に自生する希少キノコで、日本には近年入ってきて長野県で僅かに栽培されている[2]。傘の直径は3 - 10センチメートル[1]。
過去には学名を Pleurotus nebrodensis としていた例があるが、Pleurotus nebrodensis はイタリアのシチリア島北部にのみ見られる絶滅危惧種である。本種と Pleurotus nebrodensis は交雑も可能な近い関係であるが、本種は中国発祥で別の変種とされる[3]。エリンギの変種である[4]。
中華料理、天ぷら、バター炒めなどにする[1]。ソテーなどして、コリコリした歯ごたえを楽しむ調理に向いている[2]。
参考文献
[編集]- ^ a b c 講談社 編『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』講談社、2013年5月13日、212頁。ISBN 978-4-06-218342-0。
- ^ a b c d 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、161頁。ISBN 978-4-415-30997-2。
- ^ “ヒラタケ属きのこ“バイリング” の分類学的位置を明らかに” (PDF). 森林総合研究所 (2008年). 2011年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月20日閲覧。
- ^ "第2期中期計画成果集" (PDF). 森林総合研究所. 2011年3月. ISBN 978-4-902606-91-1. 2011年9月20日閲覧。