うさぎドロップ
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うさぎドロップ | |
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漫画 | |
作者 | 宇仁田ゆみ |
出版社 | 祥伝社 |
掲載誌 | FEEL YOUNG |
レーベル | FEELコミックス |
発表号 | 2005年10月号 - |
巻数 | 既刊9巻 |
アニメ | |
原作 | 宇仁田ゆみ |
監督 | 亀井幹太 |
シリーズ構成 | 岸本卓 |
脚本 | 岸本卓 |
キャラクターデザイン | 山下祐 |
音楽 | 松谷卓 |
アニメーション制作 | Production I.G |
放送局 | フジテレビほか |
放送期間 | 2011年7月7日 - |
映画 | |
監督 | SABU |
制作 | 「うさぎドロップ」製作委員会 |
封切日 | 2011年8月20日 |
上映時間 | 114分 |
テンプレート - ノート |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『うさぎドロップ』は宇仁田ゆみによる『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載されている日本の漫画作品、およびそれを原作とした実写映画、テレビアニメ作品。
概要
2005年10月号より連載が開始され、2008年4月号をもって第1部が終了、同年5月号より10年後を描く第2部が2011年5月号まで連載された。その後、同年7月号より番外編を連載開始している。
物語はりんが幼児期に大吉と出会って、家族としての関係を築く第1部と、りんが高校生となり"母親"という存在について多くの事を学び考える第2部に分けられている。
あらすじ
祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)は一人の少女と出会う。
その少女、鹿賀りんは祖父の隠し子であった。望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言った。こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
※声はテレビアニメ版のもの。
この節の加筆が望まれています。 |
- 河地大吉(かわち だいきち)
- 声 - 土田大
- 本作品の主人公。30歳で独身(第2部では40歳、やはり独身である)。衣料品メーカーに勤めている。
- りんのことを思って、彼女を引き取り育てることとなる。最初は育児という未知の世界に困惑するが、徐々に成長していく。りんが「鹿賀」の苗字にこだわった事から養子縁組はしておらず、りんが父親はあくまでも宋一だとしている事から、感情面でも自身を「りんの父親」とは思っておらず、家族として同居人として時に対等に接する。りんや家族からは「ダイキチ」と呼ばれる。
- 保育園の迎えに遅れないように残業のない課へ異動したり、りんが風邪を引くと会社を休み彼女に付きっ切りで看病したりするなど、りんのことを第一に考え行動している。部下からは慕われており、異動の際には部下から異動をしないよう懇願されていた。
- 若かりし日の宋一と瓜二つであるため、りんにはよく懐かれている。
- りんに対してはあくまで父性しか持ち合わせていなかった為に、高校生になったりんから愛の告白をされた際はハッキリと拒絶した。だが、血縁関係がない事を知ったりんの決意が定まった事から、2年間の猶予期間を提言する。その間に考えを切り替える約束をすると同時に、りんに他に好きな人が出来たらそちらへ行く事を薦め、そしてどのような結果になっても自分達は「家族」である事を伝えた。そして、りんの高校卒業後に彼女の気持ちに応える事を決めた。
- 鹿賀りん(かが りん)
- 声 - 松浦愛弓
- 平成17年8月10日生まれ。
- 宋一と正子の娘であり、大吉の血縁関係上の叔母。6歳(第2部では16歳)。
- 大吉と出会ったばかりの頃はほとんどものを言わずに一人きりでいるのを好んでいたが、その後大吉と共に暮らしていくうちに信頼できる人たちも増え、口数も多くなり明るい性格となる。大吉より早く起きて朝食の下準備をしたり、栄養を考えて食事をしたりするなど、大人に引けをとらないしっかり者。
- 鹿賀という祖父と同じ苗字を大事に思っており、大吉に養子縁組をするかと問われた際にはきっぱりと拒否している。また、大吉のことを父親とは思っておらず、あくまで大吉は大吉だと思っている。後に自分が宋一の子供ではないと知らされるが、それでも宋一を父と思う気持ちは変わらなかった。
- 「りん」という名前は宋一が、自分が好きだったリンドウの花の名からつけた。
- 高校生になってからは、成績優秀な優等生となる。コウキやクラスメイトの男子に思いを寄せられる事もあったが、大吉を異性として愛する気持ちに気づき、告白をするが一時保留される事となる。しかし、高校卒業後に大吉と結ばれる。
- 二谷コウキ(にたに - )
- 声 - 酒井乃碧
- りんの幼馴染の男の子。保育園からの付き合いであり、小学校もりんと同じところに通っている。やんちゃな性格で小学校では問題児扱いされているが、不審者(だとコウキが思い込んだ近所の人)に出会った時にりんのことを守ろうとするなど、男らしい一面もある。
- 中学時代はかなり荒んだ生活を送る。第2部で高校生になった時には容姿が大きく変わり、プレイボーイとなった。りんに恋していたものの失恋し、後にりんの大吉への恋心を知ってからは良きアドバイザーとなる。
- 二谷ゆかり(にたに - )
- 声 - 大原さやか
- コウキの母親。夫とは離婚しており、コウキのことは女手一つで育てている。子供思いで真面目な性格であるが、落ち着きのないコウキのことで頭を悩ますことが多い。大吉に結婚しようと言われたが、コウキがりんにふられた為結婚することはなかった。
- 前田春子(まえだ はるこ)
- 声 - 植田佳奈
- 大吉の従姉妹でりんと同じ学年の娘(麗奈)がいる。夫の家族との関係に悩んでおり、その後結局離婚する。
- 前田麗奈(まえだ れいな)
- 声 - 須藤菜々子
- 春子の娘。りんと同じ学年。成長したりん・コウキと同じ高校に通い、りんの良い話し相手になる。
- 吉井正子(よしい まさこ)
- 声 - 坂本真綾
- りんの実母。「西園寺まろん」というペンネームの漫画家。
- 過去に宋一のお手伝いをしており、その頃に宋一と関係を持ちりんを身篭った。りんのことを娘だと思うべきではないと言ったり、仕事を理由にりんを手放したりするなど自分勝手な性格をしているが、一応はりんのことを愛している。りんを思いやる大吉とは犬猿の仲で、大吉は彼女のこととなると非常に大人げない態度をとる。しかし、りん自身とは2度目の妊娠、出産を機に良好な関係を築いている(このことも大吉を苛立たせている)。
- 終盤に、実際には宋一との恋愛関係はなく、りんも他の男性との子供であったと判明する。
- 鹿賀宋一(かが そういち)
- 声 - 有川博
- 大吉の祖父であり、りんの父。故人。正子がりんを妊娠したとき戸惑う彼女を説得して出産に踏み切らせた(一時は彼女に恨まれた)。りんには父親ではなく「おじいちゃん」と呼ばせていた。
- 終盤に、実際には正子との恋愛関係はなく、りんも他の男性の子供であったと判明する。正子が精神的に幼い部分があったため、好意で引き取っていただけで、りんとは血のつながりはない。
- 後藤さん(ごとうさん)
- 声 - 鹿野優以
- 大吉と同じ会社に勤めているワーキングマザー。大吉の良き相談相手でもある。
- 河地健二(かわち けんじ)
- 声 - 伊藤昌一
- 大吉の父。
- 河地幸子
- 声 - 峰あつ子
- 大吉の母。若い頃は仕事に熱心な女性だったが、カズミの出産を機に会社を辞めざるを得なくなる。そのためか、りんを引き取ろうとはしなかったが、その後はよくりんを預かるようになる。りんの姉にあたるが、自分の事はおばちゃんと呼ばせている。
- 河地カズミ
- 声 - 内山夕実
- 大吉の妹。小さい頃は身体が弱く、甘やかされたためわがままに育った。
- マミ
- カズミの娘。りんが可愛がっている。
映画
この節には公開前の映画に関する記述があります。 |
2011年8月20日公開予定。
キャスト
- 河地大吉 - 松山ケンイチ
- 二谷ゆかり(コウキのママ) - 香里奈
- 鹿賀りん - 芦田愛菜
- 河地カズミ(ダイキチの妹) - 桐谷美玲
- 吉井正子(りんの実母) - キタキマユ
- 二谷コウキ - 佐藤瑠生亮
- キョウイチ(カズミの恋人) - 綾野剛
- 鈴木雄一 - 木村了
- 杉山由美子 - 高畑淳子
- 後藤由起 - 池脇千鶴
- 河地良恵(ダイキチの母親) - 風吹ジュン
- 河地実(ダイキチの父親) - 中村梅雀
スタッフ
- 監督 - SABU
- 脚本 - 林民夫、SABU
- 製作プロダクション - スモーク
- 制作協力 - ダブ
- 制作 - 「うさぎドロップ」製作委員会(博報堂DYメディアパートナーズ、ハピネット、関西テレビ放送、東海テレビ放送、パルコ、スモーク、朝日新聞社、第一製版、テレビ西日本、Yahoo!JAPAN、ショウゲート)
- 配給 - ショウゲート
主題歌
テレビアニメ
Template:継続中の作品 2011年7月より、フジテレビ「ノイタミナ」枠ほかにて放送中。幼児キャラクターの声優に、実際に幼児である子役声優たちを採用している。
スタッフ
- 監督 - 亀井幹太
- シリーズ構成・脚本 - 岸本卓
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 山下祐
- プロップデザイン - 秦綾子
- 美術監督・美術設定 - 立田一郎
- 色彩設計 - 田中美穂
- 特殊効果 - 村上正博
- 撮影監督 - 田中宏侍
- 編集 - 植松淳一
- 音響監督 - 若林和弘
- 音楽 - 松谷卓
- プロデューサー - 小中大典、尾崎紀子、中武哲也
- アニメーション制作 - プロダクション I.G
- 製作 - アニメ「うさぎドロップ」製作委員会(東宝、フジテレビジョン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、電通、プロダクション・アイジー、祥伝社)
主題歌
- オープニングテーマ「SWEET DROPS」
- 作詞・作曲 - 鈴木祥子 / 歌 - PUFFY
- エンディングテーマ「High High High」
- 作詞・作曲 - 村山辰海 / 編曲 - カサリンチュ&綿糸町昇 / 歌 - カサリンチュ
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1話 | りんどうの女の子 | 岸本卓 | 亀井幹太 | 山下祐 | |
第2話 | ゆび切りげんまん | 亀井幹太 | 京極義昭 | 海谷敏久 島村秀一 | |
第3話 | ダイキチの決めたこと | 森田宏幸 | 荻原露光 | 楠本祐子 | |
第4話 | てがみ | 満仲勧 | 高橋英樹 | ||
第5話 | ダイキチはダイキチでいい | 金子秀一 | 湖山禎崇 | 秦綾子 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
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関東広域圏 | フジテレビ | 2011年7月7日 - | 木曜 24時45分 - 25時15分[2] | 制作局 ノイタミナ枠第1部 |
近畿広域圏 | 関西テレビ | 2011年7月12日 - | 火曜 25時58分 - 26時28分[3] | アニメわ〜く!第1部 |
中京広域圏 | 東海テレビ | 2011年7月14日 - | 木曜 26時05分 - 26時35分 | |
福岡県 | テレビ西日本 | 2011年7月20日 - | 水曜 25時00分 - 26時00分 | 隔週で毎回2話連続放送 |
日本全域 | BSフジ | 2011年8月6日 - | 土曜 25時30分 - 26時00分[4] | BSデジタル放送 ノイタミナ枠第1部 |
書誌情報
宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』(全9巻)、祥伝社(FEELコミックス)
- 2006年5月19日発売 ISBN 978-4396763800
- 2007年2月8日発売 ISBN 978-4396764005
- 2007年10月6日発売 ISBN 978-4396764210
- 2008年5月17日発売 ISBN 978-4396764340
- 2009年1月22日発売 ISBN 978-4396764494
- 2009年8月8日発売 ISBN 978-4396764678
- 2010年2月8日発売 ISBN 978-4396764852
- 2010年10月8日発売 ISBN 978-4396765064
- 2011年7月8日発売 ISBN 978-4396765255
脚注
- ^ 「うさぎドロップ」主題歌はアニメ、映画ともにPUFFY新曲
- ^ 初回は25時00分 - 25時30分。
- ^ 初回は26時23分 - 26時53分。
- ^ 毎月最終週のみ26時00分 - 26時30分。
外部リンク
- ウニタコウボウ - 作者公式ホームページ
- 映画「うさぎドロップ」公式サイト
- アニメ「うさぎドロップ」公式サイト
フジテレビ ノイタミナ 第1部 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
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