デコイ
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(おとりから転送)
デコイ、ディコイ(英: decoy)は、
- 狩猟で囮に使う鳥の模型。これが元来の意味である。現在ではインテリアとしても用いる。
- 囮(おとり)。誘惑物。おびきよせる(場所)。サクラ。
- デコイ (兵器)
- スポーツ(サッカー・アメリカン・フットボールなど)で、ディフェンダーを引きつけるために行う囮としての動き。
- デコイ (アルバム) - マイルス・デイヴィスの1984年のアルバム。
- プロ野球選手 大谷翔平が飼っている犬(コーイケルホンディエ)の名前「デコピン」の英語名ディコイ[1]。
語源
[編集]de kooi(オランダ語で「囲い」の意。Deは定冠詞。英語として定着したのは17世紀頃)
集団生活をする鳥が仲間の姿に惹かれて寄ってくる習性を利用し、池に囮として浮かべておき、それを仲間と認識して集まってくる鳥類を待ち伏せして狙うための鴨の模型。集まったところを、犬をけしかけて捕まえる囲いに誘導し、水鳥を無傷で手に入れた。こうして手に入れた鳥は傷を負っていないため、通常の猟で獲得したものより高額で取引された。
デコイの転用
[編集]- 希少種(国内で地域絶滅の危機に瀕する種含む)の繁殖促進:集団繁殖をする鳥類が、やはり仲間の姿を目標に集まることから、繁殖場所に模型を置いて集める効果を高める。あるいは、既成の繁殖地が何らかの理由で危険になったなどの理由で、繁殖地を人為的に移動させる為に置かれる例もある。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “大谷翔平の愛犬は「デコピン」!米国では「発音が難しいので『Decoy(ディコイ)』と紹介」…即トレンド1位に”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年12月15日) 2024年1月2日閲覧。