佐々木田鶴子
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佐々木 田鶴子(ささき たづこ、1942年5月25日 - 2016年3月20日[1])は、日本の児童文学翻訳家、作家。
略歴
[編集]香川県生まれ。早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。ドイツに6年あまり滞在し、ミュンヘン国際児童図書館日本部門の設立に関わる。帰国後、ドイツ児童文学を多数翻訳した。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『ぼくのさんりんしゃ』(トラウテ=ジーモンス作、スージー=ボーダル絵、偕成社) 1982
- 『りんごどろぼうはだーれ?』(ジーグリット=ホイック作・絵、偕成社、絵もじなぞとき絵本) 1982
- 『ケルンのこびと』(アウグスト・コーピッシュ文、ゲアハルト・オーバーレンダー絵、ほるぷ出版) 1983
- 『ねことわたしのねずみさん』(スージー=ボーダル、偕成社) 1983
- 『あるきだしたゆきだるま』(ミラ=ローベ、偕成社) 1984
- 『もじゃもじゃペーター』(ハインリッヒ・ホフマン、ほるぷ出版) 1985
- 『マックスとモーリッツ』(ヴィルヘルム・ブッシ、ほるぷ出版) 1986
- 『おじいさんの小さな庭』(ゲルダ・マリー・シャイドル、西村書店) 1987
- 『花のメルヘン』(エルンスト・クライドルフ、ほるぷ出版) 1987
- 『きりのまちのステパン』(アルカディオ・ロバート、DEMPA/ペンタン) 1988
- 『リサの小さなともだち』(ジョック・カール文、バーナデット・ワッツ絵、西村書店) 1988
- 『かかしのペーター』(バーナデット・ワッツ文と絵、西村書店) 1989
- 『ぼくの庭ができたよ』(ゲルダ・ミューラー、文化出版局) 1989
- 『お月さまをめざして』(ゲルダ・ワーグナー文、リロ・フロム絵、ほるぷ出版) 1990
- 『しりたがりやの子ぶたのルルちゃん』(エベリーネ=ハースラー、講談社) 1990
- 『ちびのハイイロガン のろまなちびくんのお話』(ハンナ=ヨハンセン、講談社) 1990
- 『空からおちてきた王子 メルヘン・ロマン』(クリスティーネ・ネストリンガー、ほるぷ出版) 1991
- 『小さい人と大きい人ととても大きい人のゆかいなおはなし』(クラウス・コルドン文、マリー・ジョゼ・サクレ絵、ペンタン) 1991
- 『小さなまほうつかいと大きな木』(アルカディオ・ロバート、ペンタン) 1991
- 『あっ、ちぢんじゃった』(レナーテ=ヴェルシュ、講談社) 1992
- 『おひめさまのけっこん』(ラッセル・ジョンソン文、バーナデット・ワッツ絵、西村書店) 1992
- 『ぼくたちのかしの木』(ゲルダ・ミューラー、文化出版局) 1992
- 『リベックじいさんのなしの木』(テオドール・フォンターネ、ペンタン) 1992
- 『あかいボール』(マティアス・カール、DEMPA/ペンタン) 1993
- 『きいろい花見つけた』(レナーテ・シュップ、DEMPA/ペンタン) 1993
- 『ホッホーくんのおるすばん』(アンゲラ・ゾンマー=ボーデンブルク、偕成社) 1993
- 『クリスマスのぎんのすず』(ロルフ・クレンツァー文、マーヤ・デュシコーヴァ絵、DEMPA/ペンタン) 1994
- 『クララをいれてみんなで6人』(ペーター・ヘルトリング、偕成社) 1995
- 『南の国へおもちゃの旅』(ハンス・ウルリッヒ・シュテーガー、童話館出版) 1996
- 『ウーちゃんケロちゃんのじてんしゃっていいやつだ!』(マティアス・ゾトケ、偕成社) 1997
- 『ウーちゃんケロちゃんのにんじんたべてみる?』(マティアス・ゾトケ、偕成社) 1997
- 『テレビおじさん』(クリスティーネ・ネストリンガー、偕成社、チア・ブックス) 1997
- 『ねずみのヨーニーどんないろ?』(イングリート・オストヘーレン文、アニエス・マチウ絵、講談社) 1997
- 『マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね』(イングリート・オストヘーレン、あかね書房) 1999
- 『ラウラとふしぎなたまご』(ビネッテ・シュレーダー文・絵、岩波書店) 2000
- 『なまけものの王さまとかしこい王女のお話』(ミラ・ローベ、徳間書店) 2001
- 『お星さまをみつめて』(ジーグリット・ツェーフェルト、講談社) 2003
- 『すてられたいぬ』(カーチア・ゲーアマン、講談社、世界の絵本) 2003
- 『美女と野獣』(ボーモン夫人、岩波書店) 2004
- 『友だちになろうよ、バウマンおじさん』(ピート・スミス、あかね書房) 2005
- 『ちび魔女メルフィー ドジはせいこうのもと』(アンドレアス・シュリューター、旺文社) 2006
- 『忘れても好きだよおばあちゃん!』(ダグマー・H・ミュラー、あかね書房) 2006
- 『1+1=2 たんじょうびにともだちなんびきくるかな?』(リュボスラウ・パリョ、小学館) 2007
- 『グリム童話集』(岩波少年文庫) 2007
- 『はっぱをつかまえて!』(オーレ・クネッケ、ほるぷ出版) 2009
- 『おばあちゃんがいなくなっても…』(ルーシー・シャーレンベルク、あかね書房) 2010
- 『バッタさんのきせつ』(エルンスト・クライドルフ、ほるぷ出版) 2012
イワン・ガンチェフ
[編集]- 『あしたはわたしのたんじょうび』(イワン=ガンチェフ作・絵、偕成社) 1982
- 『こうのとりぼうやはじめてのたび』(イワン=ガンチェフ作・絵、偕成社) 1985
- 『おかのうえのおおきな木』(ディミター・インキオフ文、イワン・ガンチェフ絵、ペンタン) 1992
- 『お日さまとお月さまのじまんくらべ』(イワン・ガンチェフ、ペンタン) 1992
「ちびくまくん」シリーズ
[編集]- 『ちびくまくんの夜のぼうけん』(イングリート=ユーベ、偕成社) 1988
- 『ちびくまくんの森のぼうけん』(イングリート=ユーベ、偕成社) 1990
- 『かぜをひいたちびくまくん』(イングリート=ユーベ、偕成社) 1991
- 『ちびくまくん学校へいく』(イングリート=ユーベ、偕成社) 1992
- 『ちびくまくんのたんじょう日』(イングリート=ユーベ、偕成社) 1992
- 『ちびくまくんといもうとララ』(イングリート・ユーベ、偕成社、ドイツのどうぶつ幼年童話) 1997
「こちらB組探偵団」シリーズ
[編集]- 『サーカスの警報』(ステファン=ボルフ、偕成社、Kノベルス、こちらB組探偵団1) 1988
- 『赤ちゃんが消えた』(ステファン=ボルフ、偕成社、Kノベルス、こちらB組探偵団2) 1989
- 『SOS! こちら学校』(ステファン=ボルフ、偕成社、Kノベルス、こちらB組探偵団3) 1989
- 『深夜の幽霊ドライバー』(ステファン=ボルフ、偕成社、Kノベルス、こちらB組探偵団4) 1989
- 『悪魔のトンネル』(ステファン=ボルフ、偕成社、Kノベルス、こちらB組探偵団5) 1990
- 『エジプト秘宝をまもれ』(ステファン=ボルフ、偕成社、Kノベルス、こちらB組探偵団6) 1991
ミヒャエル・エンデ
[編集]- 『まほうのスープ』(ミヒャエル・エンデ、岩波書店) 1991
- 『サンタ・クルスへの長い旅』(ミヒャエル・エンデ、岩波書店) 1993
- 『テディベアとどうぶつたち』(ミヒャエル・エンデ、岩波書店) 1994
ゲルダ・ヴァーゲナー
[編集]- 『うさくんのともだち』(ゲルダ・ヴァーゲナー文、マリー・ジョゼ・サクレ絵、ペンタン) 1991
- 『おひめさまと小さいおとうと』(ゲルダ・ヴァーゲナー、DEMPA/ペンタン) 1993
- 『うさくんのあたらしいともだち』(ゲルダ・ヴァーゲナー文、マリー=ジョゼ・サクレ絵、DEMPA/ペンタン) 1994
エアハルト・ディートル
[編集]- 『ゴミおばけ町を大そうじ?』(エアハルト・ディートル作・絵、偕成社) 1994
- 『おおきくなったらね!』(エアハルト・ディートル、偕成社) 1995
- 『ゴミおばけ火をはくいすで学校へ』(エアハルト・ディートル作・絵、偕成社) 1995
- 『ゴミおばけのおひっこし』(エアハルト・ディートル作・絵、偕成社) 1996
「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」
[編集]- 『こねこのなまえは…?』(マックス・ボリガー文、ヴラスタ・バラーンコヴァー絵、講談社の翻訳絵本、「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」) 1997
- 『こまった!ちいさなおきゃくさん』(マックス・ボリガー文、ヴラスタ・バラーンコヴァー絵、講談社の翻訳絵本、「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」) 1997
- 『ひみつのかくしあじ』(マックス・ボリガー文、ヴラスタ・バラーンコヴァー絵、講談社の翻訳絵本、「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」) 1997
- 『ぶちじゃないもん』(マックス・ボリガー文、ヴラスタ・バラーンコヴァー絵、講談社の翻訳絵本、「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」) 1997
「フレディ」シリーズ
[編集]- 『フレディ 世界でいちばんかしこいハムスター』(ディートロフ・ライヒェ、旺文社) 2001
- 『フレディ 2 世界でいちばんねらわれたハムスター』(ディートロフ・ライヒェ、旺文社) 2001
- 『フレディ 3 ハムスター救出大作戦』(ディートロフ・ライヒェ、旺文社) 2002
- 『フレディ 4 ハムスターとゆうれいの大決戦』(ディートロフ・ライヒェ、旺文社) 2004
- 『フレディ 5 ハムスターのタイムトラベル大冒険』(ディートロフ・ライヒェ、旺文社) 2004
「プロイスラーの昔話」
[編集]- 『地獄の使いをよぶ呪文 悪魔と魔女の13の話』(オトフリート・プロイスラー、小峰書店、プロイスラーの昔話) 2003
- 『真夜中の鐘がなるとき 宝さがしの13の話』(オトフリート・プロイスラー、小峰書店、プロイスラーの昔話) 2003
- 『魂をはこぶ船 幽霊の13の話』(オトフリート・プロイスラー、小峰書店、プロイスラーの昔話) 2004
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク
[編集]- 『わたしの足は車いす』(フランツ=ヨーゼフ・ファイニク、あかね書房) 2004
- 『見えなくてもだいじょうぶ?』(フランツ=ヨーゼフ・ファイニク、あかね書房) 2005
- 『わたしたち手で話します』(フランツ=ヨーゼフ・ファイニク、あかね書房) 2006
「キッカーズ!」シリーズ
[編集]- 『モーリッツの大活躍』(フラウケ・ナールガング、小学館、キッカーズ! 1) 2006
- 『ニコの大ピンチ』(フラウケ・ナールガング、小学館、キッカーズ! 2) 2006
- 『小学校対抗サッカー大会』(フラウケ・ナールガング、小学館、キッカーズ! 3) 2006
- 『仲間われの危機』(フラウケ・ナールガング、小学館、キッカーズ! 4) 2007
- 『練習場が見つからない』(フラウケ・ナールガング、小学館、キッカーズ! 5) 2007
- 『めざせ、優勝だ!』(フラウケ・ナールガング、小学館、キッカーズ! 6) 2007
参考
[編集]脚注
[編集]- ^ 『文藝家協会ニュース』2016年4・5月合併号