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みよしのさっぽろ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
店舗例(すすきの店)

みよしのさっぽろとは、株式会社テンフードサービス北海道で展開している、餃子カレーライスを提供する外食チェーン店である。通称「みよしの」「みよしのぎょうざ」。

概要

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「みよしのチルド餃子」の販売もあいまって、長年に渡り北海道内での餃子の代表的な存在である。かつては道内各地に店舗があったが、現在の直営店舗の出店エリアは札幌都市圏に限られている。

他地域に存在する「みよしの」ブランドの店舗は全て、別企業がフランチャイズ契約のもと運営している。フランチャイズ店舗にはオリジナルメニューが存在する場合があり、旭川の店舗ではラーメンがある。

歴史

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創業は大正初期、狸小路で大衆食堂「美よし野」としてスタート。1945年(昭和20年)、狸小路二丁目で甘味処の営業を始める。

1967年(昭和42年)5月、北海道札幌市中央区に餃子専門店「みよしの」3条店を開業。公式サイト上では、この年を創業年としている。

餃子専門店・競合店が少なく安価だったことや、チェーン店を続々と増やしたことから、1970年代半ばにはサラリーマン・学生といった男性客、そして親子連れを中心に定着した。

安価で手早く美味な大衆食堂として、1990年代に吉野家などの牛丼チェーン店が道内に浸透するまでは、揺るぎない支持を得た。

1977年(昭和52年)10月、「みよしのカレー」を販売開始。出来立ての餃子とカレーライスを融合しヒット商品となった。「みよしのカレー」は2023年(令和5年)現在も名物メニューとして販売している。

1988年(昭和63年)6月、株式会社テンフードサービスから「みよしのチルド餃子」を販売開始。スーパー・小売店等で売られ、道内に広く定着した[1]

ちなみに1988年(昭和63年)春当時のメニューはぎょうざ定食(普通、大盛)、ぎょうざカレー、持ち帰り弁当のみだった。ぎょうざ定食は大型の緑色のプラスチック皿に盛られ、カレーの皿も現在のものとは異なっている。

1983年(昭和58年)1月2日放送の石原プロモーション製作のテレビドラマ『西部警察 PART-II』の札幌ロケ『燃える原野!オロフレ大戦争』に登場しており、すすきの店で餃子を食べるシーンが放映された。

特徴

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ぎょうざ

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テンフードサービスが自社工場で製造する、冷凍タイプの餃子を店舗で使用している。これを各店舗で調理し、提供する。

ぎょうざカレー

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カレーライスの上に餃子がトッピングされている。名物メニューのひとつ。

メニュー一例

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  • みよしのセット - カレーライスと餃子が別々に盛られる。
  • みよしのカレー - 甘口と辛口が選べる。
  • ぎょうざカレー
  • みよしの弁当 - 餃子とカレーライスがセットになった持ち帰り専用の弁当。
  • ぎょうざカレー弁当 ― 持ち帰り専用のぎょうざカレー。
  • おみやげぎょうざ - 持ち帰り専用の餃子。

店舗

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店舗により座席タイプが異なる。対面式のカウンター席・Uの字タイプのカウンター席・ファミリーレストランのような座席タイプなどがある。代金の支払いは現金のみである。

一部店舗はドライブスルーを設置している。

出店地域

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出店店舗の詳細情報は公式サイト[2]を参照。

2019年現在の店舗分布
過去に存在した店舗

脚注

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  1. ^ みよしの こだわり”. みよしのさっぽろ公式サイト. 2023年5月17日閲覧。
  2. ^ 店舗情報”. みよしのさっぽろ公式サイト. 2023年5月17日閲覧。

外部リンク

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