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クラモト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
めがねのクラモトから転送)
株式会社クラモト
種類 株式会社
略称 めがねのクラモト
本社所在地 751-0849
山口県下関市綾羅木本町7丁目7番11号[1]
本店所在地 751-0818
山口県下関市卸新町13番地1
設立 1994年5月18日
業種 小売業
法人番号 7250001005363 ウィキデータを編集
事業内容 眼鏡、補聴器、光学器の小売・卸販売
代表者 破産管財人 清水弘彦
資本金 9880万円
決算期 3月
関係する人物 倉本洋典(前代表取締役社長)
外部リンク なし(閉鎖)
特記事項:2012年3月27日破産手続開始決定。
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株式会社クラモトは、山口県下関市に本社を置いていた眼鏡販売会社である。「めがねのクラモト」の屋号で営業していた。

概要

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1949年に国鉄下関駅前で創業し、1952年に有限会社倉本時計店として法人化。1994年に株式会社に改組。

1970年に日本初の視力検査車を試作して以来、店頭販売から訪問販売へと軸足を移すようになった。実店舗は下関市内に2店舗(下関駅前本店と安岡店)あった。訪問販売の拠点となる支店(店頭販売は行っていなかった)は近畿以西の各県に40カ所以上を数えていた。また、学校生協やJAなどの指定店ともなっていた。

業務停止命令から終焉へ

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視力検査車を使った訪問販売では強引な販売が多発し、各地の消費相談センターへの相談が急増していた。これを受けて、2012年2月9日には四国経済産業局と愛媛県特定商取引法第8条第1項違反(勧誘目的不明示、再勧誘、公衆の出入りしない場所での勧誘、迷惑勧誘)があったとして翌2月10日から同年8月9日までの6ヶ月間にわたる業務停止命令を出した[2][3]

この措置により信用は失墜し、取引銀行から新規融資を断られたことなどから、同年3月25日付で全従業員を解雇し[4]同月27日山口地方裁判所下関支部に自己破産の申し立てを行い、同日破産手続開始決定となった[5]2014年12月18日付で破産手続が終結し、完全消滅した。

関連会社

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  • 株式会社ニッセツ - 視力検査車の製作・輸出を行っている。破産を免れ、現在も存続している。

脚注

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  1. ^ 以前は登記上本店も同所だったが、2009年6月8日付で移転している。
  2. ^ 特定商取引法違反の訪問販売業者に対する業務停止命令(6か月)について四国経済産業局プレスリリース2012年2月9日
  3. ^ 特定商取引に関する法律に基づく業務停止命令(6か月)について愛媛県県民生活課からのお知らせ2012年2月9日
  4. ^ クラモト:破産申請へ 負債5億〜6億円/山口毎日新聞2012年3月27日
  5. ^ めがねのクラモト、老舗メガネ店が突然の破綻NetIBニュース2012年3月28日

外部リンク

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公式サイトは業務停止命令の数日後に閉鎖された。