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湖南市コミュニティバス

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めぐるくんから転送)
「めぐるくん」

湖南市コミュニティバス(こなんしコミュニティバス)は、滋賀県湖南市で運行しているコミュニティバスの総称。滋賀バスに運行を委託している。

概要

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1990年平成2年)に当時の甲西町が「ふれあい号」の運行を開始し、1996年(平成8年)に当時の石部町が「めぐるくん」の運行を開始したのが誕生のきっかけとなった。甲西町石部町が合併して湖南市となり、湖南市コミュニティバスが誕生した。なお、2022年令和4年)4月1日からはデマンドタクシーの実証運行を開始している[1]

歴史

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  • 1990年平成2年) - 当時の甲西町が「ふれあい号」の運行を開始(甲西町域と石部町域の双方を走る)。
  • 1996年(平成8年) - 当時の石部町が「めぐるくん」の運行を開始(石部町域南部を環状運転)。
  • 2004年(平成16年) - 甲西町と石部町が合併し、湖南市となる。
  • 2011年(平成23年) - 湖南市のコミュニティバスの愛称を「めぐるくん」に統一。なお、甲西南線の「美松台ルート」はこの改正から運行を開始した。
  • 2013年(平成25年) - 「こにゃんバス」を1台導入し、同年3月から運行を開始した。
  • 2022年令和4年)4月1日 - ダイヤ改正を実施。甲西南線(「三雲小学校ルート」を除く)と医療センター線の運行を休止し、両路線の運行を予約制小型乗合タクシーの「あいのりこなん」(エリアタクシー。ともに実証運行路線扱い)に切換えた[1]
  • 2024年(令和6年)4月1日 - ダイヤ改正を実施[2]。路線再編に伴い、「あいのりこなん」の実証運行を中止する[3]

運賃制度

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バス・タクシーとも、均一運賃となっている。なお、タクシーは実証運行を中止したため、2024年4月1日のダイヤ改正で全路線が廃止となったが、ここでは運行当時の情報を記載する。

バス
  • 1乗車:大人250円、小人130円(障がい者(要手帳呈示)は半額)[4]
回数券や通勤・通学用の定期券の販売がある。
乗継乗車券は「甲西駅北口・石部駅・三雲駅の各停留所で降車する時」に乗務員へ申し出ると発行してくれるが、利用は「発行日当日の片道1回(1乗車)限り」となっている。
土曜・日曜・祝日・お盆8月13日 - 16日)・年末年始12月29日 - 31日1月2日 - 4日)は休日ダイヤで運行するが、1月1日は全便運休する。なお、系統・路線によっては他の日も運休する。
タクシー
  • 1乗車:大人250円、小人130円(障がい者(要手帳呈示)は半額)[4]
利用する場合は、各路線の運行事業者(運行委託先)に乗車時刻の1時間前までに電話予約をしなければならない(初発便は前日18時までに電話予約)。
土曜・日曜・祝日・お盆(8月13日 - 16日)・年末年始(12月29日 - 31日、1月2日 - 4日)は休日ダイヤで運行するが、1月1日は全便運休する。

バス

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現行路線

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菩提寺線・石部駅ルート

菩提寺線・甲西駅ルート
  • 甲西駅北口 → 甲西大橋北 → 北中学校 → 生田病院 → 北山台南口 → 北山台西口 → ハイウェイサイドタウン → イワタニランド → 近江台 → 北山台西口 → 生田病院 → 北中学校 → 甲西大橋北 → 甲西駅北口
下田線・甲西駅ルート
  • 甲西駅北口 → 甲西高校 → 岩根西口 → にごり池 → サンヒルズ甲西 → 下田小学校 → 下田 - 中山団地 - 松風苑 - 桐山 - 日の出ハウス → 蛭子町 → 下田 → 下田小学校 → サンヒルズ甲西 → にごり池 → 岩根西口 → 甲西高校 → 甲西駅北口
下田線・三雲駅ルート
  • 1~7便(1便は下田発)
    • 三雲駅東陶前 → 朝国 → 岩根東口 → にごり池 → 団地中央 → 高松町 → 下田口 → 中山口 → 竜王ダイハツ → 下田北 → 蛭子町 → 下田 → 下田小学校 → 高松町 → 団地中央 → にごり池 → 岩根東口 → 朝国 → 東陶前 → 三雲駅
  • 8~16便(16便は下田終着)
    • 三雲駅東陶前 → 朝国 → 岩根東口 → にごり池 → 団地中央 → 高松町 → 下田小学校 → 下田 → 蛭子町 → 下田北 → 竜王ダイハツ → 中山口 → 下田口 → 高松町 → 団地中央 → にごり池 → 岩根東口 → 朝国 → 東陶前 → 三雲駅
備考 「竜王ダイハツ」を経由する便は同停留所で時間調整を行う。
ひばりが丘線
  • 三雲駅東陶前 → 朝国 → 岩根東口 → にごり池 → サンヒルズ甲西 → 若竹町 → ひばりが丘 → 若竹町 → サンヒルズ甲西 → にごり池 → 岩根東口 → 朝国 → 東陶前 → 三雲駅
甲西南線・三雲小学校ルート
  • 往路(朝) 東柑子袋 → 仲町大池町三雲小学校 → 甲西駅北口
  • 復路(昼) 甲西駅北口 → 三雲小学校 → 針 → 大池町 → 仲町 → 東柑子袋

備考 学休日は運休、学校行事により運航時刻が変動。

石部循環線
  • 1、3便
    • 石部駅 → 文化総合センター → 石部交番前 → 医療センター → 石部南口 → 丸山 → 西寺口 → 西寺 → じゅらくの里 → 近江学園 → 石部南まちづくりセンター → 阿星保育所 → 石部南 → 石部南口 → 医療センター → 石部交番前 → 文化総合センター → 石部駅
  • 2、4、5、7、15、19便(4、5便は、石部駅→石部中学校への直行便、15便は逆回り便)
    • 石部駅 → 文化総合センター → 市役所西庁舎 → 岡出口 → 石部中学校 → ケアセンター前 → 石部高校 → 西寺口 → 丸山 → 南幼稚園 → 岡出口 → 市役所西庁舎 → 文化総合センター → 石部駅
  • 8、9、10、17、18便(17、18便は逆回り便)
    • 石部駅 → 文化総合センター → 市役所西庁舎 → 岡出口 → 石部中学校 → ケアセンター前 → 石部高校 → 西寺口 → 西寺 → じゅらくの里 → 近江学園 → 石部南 → 石部南口 → 医療センター → 石部交番前 → 文化総合センター → 石部駅
  • 6、11、12、14、16、20便(6便は逆回り便、20便以外はケアセンターに停車)
    • 石部駅 → 文化総合センター → 石部交番前 → 石部南口 → 石部南 → 阿星保育所 → 石部南まちづくりセンター → 近江学園 → じゅらくの里 → 西寺 → 西寺口 → 石部高校 → ケアセンター → ケアセンター前 → 石部中学校 → 岡出口 → 市役所西庁舎 → 文化総合センター → 石部駅
  • 13便
    • 石部高校 → ケアセンター前 → 石部中学校 → 岡出口 → 市役所西庁舎 → 文化総合センター → 石部駅
妙感寺ルート
  • 三雲駅 → 三雲が丘 → 泉ヶ丘団地 → 泉ヶ丘公園 → 泉ヶ丘口 → 妙感寺 → 泉ヶ丘口 → 西山団地 → 勅使野橋 → 三雲コミュニティセンター → 瑞美ヶ丘 → 吉永 → 夏見 → 三雲駅
備考 瑞美ヶ丘~夏見は経由しない便がある。
医療センタールート
  • 甲西駅北口 → 市役所東庁舎 → 大池町 → 西柑子袋 → 上葦穂神社 → 石部南口 → 医療センター → 西柑子袋 → 農道柑子袋 → 市役所東庁舎 → 甲西駅北口
備考 市役所東庁舎は経由しない便がある。
美松台ルート
  • 1,2便
    • 市役所東庁舎(1) → 夏見新田 → 夏見診療所 → 赤松台 → 美松台 → 東山台 → 甲西駅南口 → 美松 → 市役所東庁舎(1)
  • 3,4便
    • 市役所東庁舎(2) → 美松 → 甲西駅南口 → 東山台 → 美松台 → 赤松台 → 夏見診療所 → 夏見新田 → 市役所東庁舎(2)
石部線・東庁舎ルート
  • 1,2便
    • 石部駅 → 西御旅 → 文化総合センター → 石部口 → 美松 → 市役所東庁舎(1)
  • 3,4便
    • 市役所東庁舎(2) → 美松 → 石部口 → 文化総合センター → 西御旅 → 石部駅
三雲線・東庁舎ルート
  • 午前便
    • 三雲駅 → イオンタウン湖南 → 保健センター → 夏見新田 → 市役所東庁舎(2)
  • 午後便
    • 市役所東庁舎(2) → 夏見新田 → 保健センター → イオンタウン湖南 → 三雲駅
備考 休日は、三雲駅~イオンタウン湖南で1往復便のみ。
イオンタウンルート
  • 1,2,4,5,6便
    • 甲西駅北口 → 甲西中学校 → 夏見新田 → 保健センター → イオンタウン湖南
  • 3,6,7,9,10,11便
    • イオンタウン湖南 → 保健センター → 夏見新田 → 甲西中学校 → 甲西駅北口

タクシー

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あいのりこなん」という名称で、2022年4月1日[1] - 2024年3月31日[3]まで下記の各路線の実証運行を行っていた。

実証運行路線

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甲西南線エリア

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  • 運行委託先:滋賀タクシー[5]
  • 停留所の例[5]
    • 三雲駅、イオンタウン湖南、妙感寺、泉ヶ丘団地、吉永、夏見、小学校前(三雲小学校)、針、赤松台、美松台、東山台
注記
  • 下記の各停留所間のみを乗車することはできない(「停留所の例」と記した各停留所の方とまたがって乗車することは可能)[5]
    • 美松、甲西駅(北口・南口)、市役所東庁舎、甲西リハビリ病院、保健センター

医療センターエリア

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  • 運行委託先:ビジネスサービス滋賀(BSSタクシー)[6]
  • 停留所の例[6]
    • 石部駅、郵便局(石部郵便局)、医療センター、上葦穂神社、石部南まちづくりセンター、東寺一丁目、柑子袋、大池町
注記
  • 下記の各停留所間のみを乗車することはできない(「停留所の例」と記した各停留所の方とまたがって乗車することは可能)[6]
    • 美松、甲西駅(北口・南口)、市役所東庁舎、甲西リハビリ病院、保健センター

車両

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「こにゃんバス」

当項ではバスに使用する車両のみを解説する。なお、タクシーは他の事業者に委託運行を行っていたため省略する。

備考

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三菱ふそう・エアロスター
  • 石部地区専属車[注 1]として運行したが、2015年に除籍された。
三菱・エアロミディME
  • 一般車(滋賀バス色)と「いしべえどん[7]」のイラストが描かれたラッピング車(石部地区専属車。1台のみ在籍)と「いしべえどん」と「こにゃん[8]」のイラストが描かれたラッピング車(各地区で運行。3台が在籍)が運行を担当するが、固定運用は存在しない。
日野・ポンチョ
  • こにゃんバス」という愛称を有する。1台のみ導入。固定運用は存在しないため、車両運用は一般車やラッピング車と共通化されている。
トヨタ・ハイエース
  • 「美松台ルート」は同車が運行を担当していた。

脚注

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注釈

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  1. ^ 同車は石部高校へ通学する生徒のバス輸送をメインとしていた。

出典

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  1. ^ a b c 予約制小型乗合タクシーの実証運行を開始しました!” (PDF). 広報こなん 2022年4月号. 湖南市. pp. 6-7 (2022年4月1日). 2022年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  2. ^ 令和6年度コミュニティバス「めぐるくん」時刻表”. 湖南市 (2024年3月11日). 2024年7月15日閲覧。
  3. ^ a b コミュニティバスの路線の再編などについて”. 湖南市 (2024年3月18日). 2024年7月15日閲覧。 “(この出典には廃止日は記されていないが、「実証運行を中止する」という旨の記述がある)”
  4. ^ a b 湖南市コミュニティバス運賃表(市内均一料金)”. 湖南市. 2022年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  5. ^ a b c 予約制小型乗合タクシー「あいのりこなん」 甲西南線エリア” (PDF). 湖南市 (2023年4月1日). 2023年4月30日閲覧。
  6. ^ a b c 予約制小型乗合タクシー「あいのりこなん」 医療センターエリア” (PDF). 湖南市 (2022年4月1日). 2022年8月28日閲覧。
  7. ^ いしべえどん(滋賀県)”. 日本ご当地キャラクター協会. 2023年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  8. ^ こにゃん(滋賀県)”. 日本ご当地キャラクター協会. 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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