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酒井ゆきえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゆきえお姐さんから転送)
さかい ゆきえ
酒井 ゆきえ
プロフィール
本名 酒井 幸江
愛称 あねちゃ、ゆきえおねえさん
出身地 日本の旗 日本 東京都世田谷区
生年月日 (1954-07-24) 1954年7月24日(70歳)
血液型 A型
最終学歴 山脇学園短期大学英文科
所属事務所 エフロード
職歴フジテレビアナウンサー
活動期間 1975年 -
ジャンル 情報・バラエティ
配偶者 なし(未婚)
公式サイト エフロード
出演番組・活動
出演経歴ママとあそぼう!ピンポンパン
ズバリ!当てましょう
クイズ地球まるかじり
ウェークアップ!』など

酒井 ゆきえ(さかい ゆきえ、本名:酒井 幸江〈読み同じ〉[1]1954年昭和29年〉7月24日 - )は、日本フリーアナウンサータレント女優一般社団法人日本国際文化協会理事。 血液型A型エフロードフルハウスグループ)所属。

来歴・人物

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東京都世田谷区梅丘出身。区立山崎小学校、山崎中学校、東京都立明正高校[1]山脇学園短期大学英文科卒業[1]

幼稚園の時、銀行員だった父親の転勤で3年ほど帯広で暮らした。高校卒業後は共学の4年制大学に行きたかったが、母親の希望で山脇短大へ進学。学校推薦で大正海上火災(のちの三井海上)に入社が内定していたが[1]、就職前にちゃんとした日本語を身につけたかったことと、東山千栄子にあこがれていたことから、きれいな日本語を話す仕事に就きたかった思いもあって[1]フジテレビのアナウンサー試験を受けたら、あっさり合格してしまった[2]

ママとあそぼう!ピンポンパン[3]の司会(3代目おねえさん、1975年 - 1979年)を4年間務めた。当時、フジテレビの女性アナウンサーは契約制であり、番組担当終了後に退社しフリーに転身する。

エピソード

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  • 酒井を『ママとあそぼう!ピンポンパン』の3代目おねえさんに抜擢したのは、当時同番組のプロデューサーだった横澤彪だという[4]
  • フジテレビ退社後は女優業に挑戦し、『銭形平次』などにも出演した。
  • 1982年3月31日放送のフジテレビ『ママとあそぼう!ピンポンパン』最終回に、『ママとあそぼう!ピンポンパン』の歴代のおねえさん(2代目:石毛恭子、3代目:酒井ゆきえ、4代目:大野かおり)として出演した(初代の渡辺直子は、VTR出演)。
  • 若い頃の大友克洋が酒井ゆきえの大ファンであり、1976年に『酒井さんちのユキエちゃん』(「別冊漫画アクション」7月16日)という題名の作品を発表している。

出演歴

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報道・情報・教育・教養番組(フリー転身後も含めて)

期間 番組名 役職 備考
1975年4月7日 1979年3月31日 ママとあそぼう!ピンポンパン(フジテレビ) 3代目おねえさん 同局アナウンサーとして入社6日目から出演、番組降板と同時に同局を退社
1976年10月5日 小川宏ショー(フジテレビ) ゲスト出演 『ママとあそぼう!ピンポンパン』放送10周年を記念して、3代おねえさん(渡辺直子石毛恭子・酒井ゆきえ)として出演、また、同局アナウンサーとして出演
1982年3月31日 ママとあそぼう!ピンポンパン(フジテレビ、最終回) 歴代のおねえさん(3代目おねえさん)としてゲスト出演 同局を退社しフリーとして出演
1994年2月16日 どうーなってるの?!(フジテレビ) 夕食ばんざい』ゲスト出演 『ヤマイモのすいとん鍋』を紹介、フリーとして出演
1995年1月7日 2005年3月26日 ウェークアップ!読売テレビ 司会 フリーとして出演
1997年4月 2000年3月 オモシロ学問人生NHK大阪放送局制作) キャスター

バラエティ・クイズ関連・トーク関連・特別番組(フリー転身後も含めて)

テレビドラマ

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ラジオ

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映画

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CM・広告

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著書

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単著

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  • 『大切な人とうまくいく63のレッスン ~人見知りの私がつかんだコミュニケーションの方法~』(大和出版、2001年)

共編

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ディスコグラフィー

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シングル

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  • チュンパラ・ブギ/ピンポンパンだよ!ピン(1975年5月25日、コロムビア SCS-259)
  • ピンポンパンだよ!ピン/チュンパラ・ブギ(1975年6月、キャニオン CX-29)
  • 海のだいかぞく/ピンポンパンおうえん歌(1975年8月25日、コロムビア SCS-266)
  • 海の大家族/ピンポンパンおうえん歌(1975年9月、キャニオン CX-32)
  • そばかすつけた女の子/パジャママンのうた(1975年12月25日、コロムビア SCS-280)
  • そばかすつけた女の子/パジャママンのうた(1975年12月、キャニオン CX-33)
  • たんぽぽの風船/へそくり音頭(1976年4月、キャニオン CX-34)
  • たんぽぽの風船/へそくり音頭(1976年4月28日、コロムビア SCS-299)
  • あたふたバンバン/風がふけば風がふく(1976年6月、キャニオン CX-35)
  • あたふたバンバン/風がふけば風がふく(1976年7月10日、コロムビア SCS-303)
  • ぼくとドラねこ/あの子の心はボクのもの(1976年8月、キャニオン CX-36)
  • ぼくとドラねこ/あの子の心はボクのもの(1976年8月1日、コロムビア SCS-310)
  • 火の玉ロック/あつまりましたよッ!ピンポンパン/シャンプーマン(1976年12月、キャニオン CX-37)
  • 火の玉ロック/あつまりましたよッ!ピンポンパン/シャンプーマン(1976年12月10日、コロムビア SCS-328)
  • レッツゴーともだち/イヤイヤマン(1977年4月、キャニオン CX-39)
  • レッツゴーともだち/イヤイヤマン(1977年4月25日、コロムビア SCS-352)
  • アメリカ生まれの日本の子/グッド・モーニング(1977年6月、キャニオン CX-40)
  • アメリカ生まれの日本の子/グッド・モーニング(1977年6月25日、コロムビア SCS-361)
  • おはようさんさんピンポンパン/ピッピ・ビューティ(1977年9月、キャニオン CX-42)
  • おはようさんさんピンポンパン/ピッピ・ビューティ(1977年9月25日、コロムビア SCS-386)
  • あの字/やっぱり僕は僕なんだ(1978年1月25日、キャニオン CX-44)
  • あの字/やっぱり僕は僕なんだ(1978年1月25日、コロムビア SCS-397)
  • キュルルピア/おやすみなさいはいちどだけ(1978年5月25日、キャニオン CX-47)
  • キュルルピア/おやすみなさいはいちどだけ(1978年5月25日、コロムビア SCS-420)
  • ジージョの夢うらら/ジージョのはつこい(1978年6月、キャニオン CX-48)
  • ジージョの夢うらら/ジージョのはつこい(1978年6月25日、コロムビア SCS-422)
  • すてきな感情/花火のうた(1978年7月、キャニオン CX-49)
  • 花火のうた/すてきな感情(1978年7月25日、コロムビア SCS-427)
  • ミクロの探検隊/屋根にのぼれば(1978年11月、キャニオン CX-50)
  • ミクロの探検隊/屋根にのぼれば(1978年11月1日、コロムビア SCS-443)

コンパクト盤

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  • ピンポンパンだよ!ピン/チュンパラ・ブギ/海のだいかぞく/ピンポンパンおうえん歌(1975年12月、コロムビア CH-19)
  • あたふたバンバン/風がふけば風がふく/たんぽぽの風船/へそくり音頭(1976年9月、コロムビア CH-31)
  • うちのお父さん/カータンのパックン・ソング1/ジャストンピン/帽子をかぶった男の子/あたふたバンバン(1977年2月、コロムビア CH-35)
  • あたふたバンバン/へそくり音頭/チュンパラ・ブギ/ピンポンパンおうえん歌(1977年4月、キャニオン DE-1)
  • レッツゴーともだち/そばかすつけた女の子/たんぽぽの風船/海の大家族(1977年5月、キャニオン DE-2)
  • イヤイヤマン/ぼくとドラねこ/こぐまのテディ/火の玉ロック(1977年6月、キャニオン DE-3)
  • アメリカ生まれの日本の子/GOOD MORNING/レッツゴーともだち/イヤイヤマン(1977年8月、コロムビア CH-54)
  • おはようさんさんピンポンパン/ピッピ・ビューティ/あの字/やっぱり僕は僕なんだ(1978年5月、コロムビア CH-65)
  • キュルルピア/ジージョの夢うらら/イエロー・サブマリン/黒猫のタンゴ(1978年7月、キャニオン DE-4)
  • キュルルピア/ジージョの夢うらら/イエロー・サブマリン/黒猫のタンゴ(1978年7月、コロムビア CH-72)

アルバム

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  • チュンパラ・ブギ そばかすつけた女の子(1975年12月、キャニオン E-1024)
  • チュンパラ・ブギ そばかすつけた女の子(1975年12月、コロムビア CW-7048)
  • あつまりましたよッ!ピンポンパン(1976年11月、キャニオン AT-4001)
  • あつまりましたよッ!ピンポンパン(1976年11月、コロムビア CW-7104)
  • みんなでうたおう!ピンポンパン童謡パレード(1977年4月、キャニオン AT-4005)
  • みんなでうたおう!ピンポンパン童謡パレード(1977年4月、コロムビア CW-7132)
  • ピンポンパンヒットアルバム(1977年10月、コロムビア CW-7164)
  • うたえばともだちピンポンパン!(1977年11月、キャニオン AT-4009)
  • うたえばともだちピンポンパン(1977年11月、コロムビア CW-7169)
  • ピンポンパンベストベストアルバム(1978年1月、キャニオン AZ-4001〜4002)
  • ピンポンパンベストベストアルバム16選(1978年4月、コロムビア CW-7179)
  • 歌声はずんでピンポンパン!(1978年11月、キャニオン C18G0001C)
  • 歌声はずんでピンポンパン(1978年11月、コロムビア CS-7081)
  • 酒井ゆきえベストアルバム(1979年1月、キャニオン C18G0005)
  • 酒井ゆきえベストヒット曲集(1979年3月、コロムビア CS-7092)

CD

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  • ママとあそぼう!ピンポンパン ベスト・コレクション(2008年12月17日、ポニーキャニオン PCCS.00060)
  • ママとあそぼう!ピンポンパン ビッグ・マンモス SONG COLLECTION(2019年6月19日、日本コロムビア COCX-40873)
  • ママとあそぼう!ピンポンパン SONG COLLECTION 酒井ゆきえ イヤーズ(1975~1978)(2019年9月18日、日本コロムビア COCX-40952)

DVD

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  • ママとあそぼう!ピンポンパン DVD-BOX(2013年5月5日、ポニーキャニオン PCBC-52188)

脚注

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  1. ^ a b c d e 河北新報 1982年7月21日夕刊 10面「登場」コーナー
  2. ^ 元アナウンス室長の堺正幸ニュースキャスター田丸美寿々、同局解説委員の和田圭が同期
  3. ^ 週刊TVガイド東京ニュース通信社。1975年3月29日~4月4日特大号 (レポート)新しい先生でーす p.34
  4. ^ 横澤彪「テレビの笑いを変えた男 横澤彪かく語りき」、扶桑社、2009年、102-103頁。
  5. ^ 順番は文珍(1991年2月22日)→酒井(1991年2月25日)→前田(1991年2月26日)となる。
  6. ^ 糸数は実在の人物であり、実際に引率教員として乗船し、生き残っている。2010年の時点で存命であり、インタビューで当時のことを証言している。なお、エンディングテロップでは「弘子」とあるが、実際の糸数の名前は「糸数子(みつこ)」が正しい。

外部リンク

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